JP4457963B2 - バレルめっき装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被めっき物群をめっき液中で攪拌しながらめっき処理を行うバレルめっき装置に関する。
上述した分野に関連する技術として、例えば特許文献1に記載の電解バレルめっき装置がある。この従来の電解バレルめっき装置は、被めっき物である無数の電子部品とめっき液とを収容する回転自在なドラムを有し、このドラムの中心に配置されたセンタ棒には、当該センタ棒から斜め下方に延在するドロップ型のカソード電極が固定されている。
特開平9−137295号公報
しかしながら、上述したような従来の電解バレルめっき装置においては、以下の問題点が存在する。特許文献1に記載のバレルめっき装置では、ドラムが回転するのに対して、カソード電極は固定(静止)しているため、カソード電極自体によってドラム内の被めっき物群の流動が阻害され、カソード電極の表面付近に被めっき物の流動速度が低くなる領域が生じる。被めっき物の流動速度が低くなる領域では、被めっき物が滞留し易くなる。このため、流動速度が低く滞留している被めっき物がカソード電極の表面に接していると、当該カソード電極と被めっき物とにわたってめっきが形成され、被めっき物がカソード電極に付着してしまう。このような被めっき物の付着が生じると、カソード電極の表面付近での被めっき物の流動が一層阻害され、更なる被めっき物の付着が助長される。そして、かかる被めっき物の付着の進行により、ドラム内のめっき条件が変化してしまう結果、被めっき物個体間のめっき厚ばらつきが増大するおそれがある。
本発明は上記課題の解決のためになされたものであり、カソード電極表面への被めっき物の付着を低減させることができるバレルめっき装置を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係るバレルめっき装置は、被めっき物群をめっき液中で攪拌しながらめっき処理を行うバレルめっき装置であって、めっき液を貯留するめっき槽と、被めっき物群を収容すると共に、めっき槽内に回転自在に設けられるバレルと、めっき槽内に配置されたアノード電極と、バレルの回転軸線方向に突出するようにバレル内に配置された棒状のカソード電極とを備え、カソード電極は、該カソード電極の中心軸回りに回転自在に設けられていることを特徴としている。
このバレルめっき装置では、バレル内に配置されるカソード電極がバレルの回転軸線方向に棒状に突出すると共に、軸回りに回転自在に設けられている。つまり、このバレルめっき装置では、バレルの回転とは独立に、バレル内でカソード電極を回転させることができる。これにより、バレル内で攪拌される被めっき物群とカソード電極表面との相対的な速度が高められるので、カソード電極と被めっき物とにわたるめっき形成が抑えられ、カソード電極表面への被めっき物の付着を低減させることができる。この結果、バレル内のめっき条件を変化させてしまうことも殆どなく、被めっき物個体間のめっき厚ばらつきを低減できる。さらには、カソード電極自体の回転によって、めっき液からカソード電極表面に析出する金属膜の膜厚が均一化されるので、カソード電極の断面形状が変化しにくい。したがって、長時間にわたってめっき処理を行った場合でも、めっき条件の変化を極力抑えることができる。
また、カソード電極は、断面円形状をなしていることが好ましい。この場合、カソード電極表面に金属膜が析出しても、カソード電極の断面形状がより変化しにくくなり、めっき条件の変化をより抑えることができる。
また、カソード電極は、断面楕円形状をなしていることが好ましい。かかる形状により、バレル内での被めっき物群の攪拌効率の向上が図られる。この結果、被めっき物個体間のめっき厚ばらつきをより低減させることが可能となる。
また、カソード電極は、バレル内に複数配置され、複数のカソード電極のうち、少なくとも一つは軸回りに回転自在に設けられていることが好ましい。このように、カソード電極をバレル内に複数配置することで、被めっき物群の攪拌効率を一層向上させることができる。また、このカソード電極のうちの少なくとも一つを軸回りに回転自在とすることで、攪拌効率の向上に加えて、カソード電極表面への被めっき物の付着を低減させることができる。
以上説明したように、本発明に係るバレルめっき装置では、カソード電極表面への被めっき物の付着を低減させることができる。
以下図面を参照しながら、本発明に係るバレルめっき装置の好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明に係るバレルめっき装置の一実施形態を示す断面図である。図1に示すように、バレルめっき装置1は、めっき液2を貯留するめっき槽3と、被めっき物である電子部品群4を収容するバレル6と、アノード電極7及びカソード電極8とを備え、電子部品群4をめっき液2中で攪拌しながらめっき処理を行う装置として構成されている。
めっき槽3は、例えば絶縁樹脂によって直方体形状に形成され、上部が開口した有底容器である。このめっき槽3の内部は、めっき液2で満たされている。また、めっき槽3の外側には、バレル6に回転力を付与するための駆動部9が設置されている。この駆動部9の駆動軸10は、めっき槽3の側壁3aの下部を貫通してめっき槽3内に突出し、駆動軸10の先端には駆動スプロケット11が装着されている。
さらに、めっき槽3の底部には、直方体形状の基台12が設けられており、めっき槽3の内側部には、左右一対の台座13a,13bが基台12よりも上側でそれぞれ固定されている。基台12の上面には、板状のアノード電極7が配置されている。このアノード電極7の端部から延びるリード線14は、台座13aの内部を通ってめっき槽3の上方に引き出され、めっき槽3の外部に配置された整流器16に接続されている。また、台座13a,13bには、めっき槽3内でバレル6を支持するための支持枠体17が組み上げられている。この支持枠体17は、台座13a,13bにそれぞれ立設される絶縁性の側板18a,18bと、めっき液2の液面から突出する側板18a,18bの上部間を連結する連結棒19とによって構成されている。この側板18bの略中央には、めっき槽3の内側に向かって水平に延在する固定軸20の基端が固定されている。そして、固定軸20の先端には、絶縁被覆が施された肉厚の固定円盤21が鉛直に固定されている。
一方、バレル6は、絶縁樹脂によって形成され、側板18a,18bの間で水平に配置されている。このバレル6は、図1及び図2に示すように、有底の略円筒形状に形成されたバレル基部22と、有底の六角柱状に形成された攪拌部23とによって構成され、バレル基部22の開口端部22aに攪拌部23の開口端部23aが着脱自在に嵌め込まれている。また、バレル基部22の底部22bには、駆動スプロケット11と噛合して固定軸20の周りに回転する従動スプロケット24が固定され、攪拌部23の底部23bの中央には、固定軸20と同軸をなして側板18aに取り付けられた回転軸26の先端が固定されている。したがって、バレル6は、駆動部9の駆動に伴う駆動スプロケット11と従動スプロケット24との協働により、固定軸20及び回転軸26に沿う回転軸線Lを中心として固定円盤21の周りに回転可能となっている。
また、バレル基部22の底部22bの中央には固定軸20が貫通しており、固定軸20の先端に固定された固定円盤21は、バレル基部22の開口端部22aを液密に塞いでいる。これにより、バレル6の内部は固定円盤21によって2つの空間に仕切られている。すなわち、バレル基部22の内側には、後述するカソード電極駆動機構30を収容する収容空間S1が形成され、攪拌部23の内側には、電子部品群4を収容する収容空間S2が形成されている。さらに、攪拌部23の各側面部23cの中央には、絶縁樹脂によってメッシュ状に形成された窓部27がそれぞれ形成されている(図4参照)。各窓部27は、収容空間S2内の電子部品群4を外部に通さないようにブロックする一方、めっき槽3から収容空間S2内にめっき液2を流入させるようになっている。
また、バレル6の内部には、断面円形の棒状に形成されたカソード電極8が水平に配置されている。このカソード電極8は、固定円盤21の下部に設けられた挿入孔21aに通されており、カソード電極8の基端側は収容空間S1内に位置し、カソード電極8の先端側は収容空間S2内に突出して攪拌部23の底部23bの近傍まで延在している。そして、カソード電極8の基端側から延びるリード線28は、固定軸20及び側板18bの内部を通ってめっき槽3の上方に引き出され、めっき槽3の外部で整流器16に接続されている。
さらに、カソード電極8の基端側には、図1に示すように、カソード電極駆動機構30が設けられている。このカソード電極駆動機構30は、収容空間S1内に収容された第1のスプロケット31及び第2のスプロケット32によって構成されている。第1のスプロケット31は、バレル基部22の底部22bの中央に設けられ、バレル基部22と一体的に固定軸20の周りに回転する。また、第2のスプロケット32は、カソード電極8の基端に同心に設けられ、第1のスプロケット31に噛合している。そして、このカソード電極駆動機構30は、駆動部9によってバレル基部22が回転すると、第1のスプロケット31及び第2のスプロケット32の協働により、バレル6の回転方向と反対の方向にカソード電極8を回転させる。
なお、バレル6の収容空間S2に収容される電子部品群4の個体について、図3に例示する。図3に示す電子部品33は、導電パターンが形成されたセラミック層を積層してなる本体部33aと、この本体部33aの両端にそれぞれ形成された外部電極33b,33bとからなる、いわゆる積層型電子部品である。かかる電子部品33としては、チップコンデンサ、チップバリスタ、チップインダクタ、チップビーズなどが挙げられる。
続いて、上述した構成を有するバレルめっき装置1の動作について説明する。
バレルめっき装置1を用いてめっき処理を行う場合、まず、バレル6の収容空間S2内に被めっき物である電子部品群4を収容し、このバレル6をめっき槽3内にセットする。このとき、めっき槽3に貯留されためっき液は、メッシュ状の窓部27を通して収容空間S2内に流入し、電子部品群4がめっき液2に浸される。この状態で、アノード電極7及びカソード電極8に給電を行うと、めっき液2中の金属イオンがアノード電極7側からカソード電極8側に引き寄せられ、カソード電極8の表面にめっき金属が析出する。そして、このカソード電極8の表面と電子部品33の外部電極33b,33bとが接触して導通することにより、めっき金属が外部電極33b,33bの表面を被膜する。また、アノード電極7及びカソード電極8への給電と共に駆動部9を駆動させると、図4に示すように、駆動スプロケット11及び従動スプロケット24の協働によってバレル6が軸回りに回転する。このバレル6の回転により、電子部品群4は、メッシュ状の窓部27の内面に当たって掻き上げられながら収容空間S2内で攪拌される。
ここで、バレルめっき装置1では、バレル6内にカソード電極8が配置されているため、従来のバレルめっき装置のようにカソード電極8がバレル6内で固定されていると、カソード電極8自体によって電子部品群4の流動速度が低くなる領域が生じる場合がある。そうすると、カソード電極8の表面付近で電子部品群4の滞留が発生し易くなり、めっき液2中のめっき金属がカソード電極8表面及び電子部品33の全体を覆うように析出し、カソード電極8表面に電子部品33が付着する。かかる付着が進行すれば、バレル6内のめっき条件が変化し、電子部品群4の個体間のめっき厚ばらつきが増大してしまうおそれがある。
これに対して、バレルめっき装置1では、収容空間S1に収容されたカソード電極駆動機構30によって、バレル6の回転とは独立に、バレル6内でカソード電極8を軸回りに回転させることができる。すなわち、バレル6が回転する際、バレル基部22の底部22bに設けられた第1のスプロケット31によってカソード電極8の基端に設けられた第2のスプロケット32が回転し、カソード電極8がバレル6の回転方向と反対方向に軸周りに回転するようになっている。
このようなカソード電極8の回転により、バレルめっき装置1では、バレル6内で攪拌される電子部品群4とカソード電極8表面との相対的な速度が高められるので、カソード電極8と電子部品33とにわたるめっき形成が抑えられ、カソード電極8表面への電子部品33の付着を低減させることができる。この結果、バレル6内のめっき条件を変化させてしまうことも殆どなく、電子部品群4における個体間のめっき厚ばらつきを低減できる。
さらに、バレルめっき装置1では、カソード電極8自体が回転することによって、めっき液2からカソード電極8表面に析出する金属膜の膜厚が均一化される。しかも、カソード電極8は断面円形の棒状に形成されているので、カソード電極8表面に金属膜が析出しても、カソード電極8の断面形状の変化を抑えることができる。したがって、長時間にわたってめっき処理を行った場合でも、めっき条件の変化を極力抑えることができ、電子部品群4における個体間のめっき厚ばらつきを好適に低減することができる。
続いて、上述したバレルめっき装置1におけるカソード電極8表面への電子部品33の付着の低減効果を実証するために行った実験について説明する。
本実験は、バレルめっき装置1において、実際にカソード電極8を回転させながらめっき処理を所定時間行った場合のカソード電極8表面への電子部品33の付着の様子を調べたものである。実験条件として、カソード電極8の直径は約7mmとし、カソード電極8からバレル6の内側面までの距離は約7mmとした。また、バレル6に収容する電子部品群4の個数は約35万個とした。そして、めっき処理時間は60分間とし、この間カソード電極8を約20rpmで軸回りに回転させた。図5(a)は、その実験結果を示す図である。図5(a)に示すように、実験終了後、カソード電極8には電子部品33の付着は見られず、この結果から付着の低減効果が十分に得られていることが確認された。
また、比較例として、カソード電極8の近傍に固定式のカソード電極36を設け、カソード電極を回転させた場合と固定した場合とで電子部品33の付着の様子にどの程度差異が生じるかについて検証した。実験条件は、上述の実験と同様とし、めっき処理の時間は30分間とした。図5(b)は、その実験結果を示す図である。図5(b)に示すように、実験終了後、軸回りに回転させたカソード電極8には電子部品33の付着が見られないのに対し、固定式のカソード電極36には多数の電子部品33が付着し、先端を除くほとんどの部分が電子部品33で厚く覆われてしまっていることが確認された。
以上の実験結果から、バレル6の回転とは独立にバレル6内でカソード電極8を回転させることが、カソード電極8表面への電子部品33の付着の低減に寄与していることが実証された。そして、このような付着の低減は、バレル6内のめっき条件の変化を抑制し、電子部品群4における個体間のめっき厚ばらつき低減を実現する。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、種々の変形を適用できる。例えば、上述した実施形態では、カソード電極8の回転方向はバレル6の回転方向と反対となっているが、スプロケットの設置数を変えたり、カソード電極8用の独立した駆動部を設けたりすることにより、バレル6の回転方向と同方向としてもよい。さらに、カソード電極8は断面円形の棒状としたが、この形状は、断面楕円形状の棒状としてもよい。なお、ここでいう断面楕円形状とは、長軸及び短軸を有している形状であればよく、図6に示すカソード電極37のような、いわゆるトラック型形状を含む。かかる構成とすることにより、バレル6内での電子部品群4の攪拌効率の向上が図られ、この結果として、電子部品33の個体間のめっき厚ばらつきをより低減させることが可能となる。
また、カソード電極8の設置本数は1本に限られず、図7に示すように、複数本(ここでは3本)としてもよい。このように、カソード電極8をバレル6内に複数配置することで、電子部品群4の攪拌効率を一層向上させることができると共に、電子部品群4とカソード電極8との接触面積が大きくなることにより、電子部品群4への通電効率を向上させることができる。このとき、複数のカソード電極8のうちの少なくとも一つに上述したカソード電極駆動機構30を設けて軸回りに回転自在とすることで、攪拌効率及び通電効率の向上に加えて、カソード電極8表面への電子部品33の付着を低減させることができる。
本発明に係るバレルめっき装置の一実施形態を示す断面図である。 バレル筒体を示す斜視図である。 バレル筒体に収容される電子部品の一例を示す斜視図である。 図2におけるIV−IV線断面図である。 カソード電極表面への電子部品の付着の低減効果を検証する実験の結果を示した図である。 カソード電極の変形例を示す斜視図である。 カソード電極のさらに別の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1…バレルめっき装置、2…めっき液、3…めっき槽、4…電子部品群(被めっき物群)、6…バレル、7…アノード電極、8,37…カソード電極、L…回転軸線。

Claims (7)

  1. 被めっき物群をめっき液中で攪拌しながらめっき処理を行うバレルめっき装置であって、
    前記めっき液を貯留するめっき槽と、
    前記被めっき物群を収容すると共に、前記めっき槽内に回転自在に設けられるバレルと、
    前記めっき槽内に配置されたアノード電極と、
    前記バレルの回転軸線方向に突出するように前記バレル内に配置された棒状のカソード電極とを備え
    前記カソード電極は、前記バレル内に複数配置され、
    前記複数のカソード電極のうち少なくとも一つは、該カソード電極の中心軸回りに回転自在に設けられていることを特徴とするバレルめっき装置。
  2. 前記カソード電極は、断面円形状をなしていることを特徴とする請求項1記載のバレルめっき装置。
  3. 前記カソード電極は、断面楕円形状をなしていることを特徴とする請求項2記載のバレルめっき装置。
  4. 被めっき物群をめっき液中で攪拌しながらめっき処理を行うバレルめっき装置であって、
    前記めっき液を貯留するめっき槽と、
    前記被めっき物群を収容すると共に、前記めっき槽内に回転自在に設けられるバレルと、
    前記めっき槽内に配置されたアノード電極と、
    前記バレルの回転軸線方向に突出するように前記バレル内に配置された棒状のカソード電極とを備え、
    前記カソード電極は、前記バレルの回転方向と反対の向きに該カソード電極の中心軸回りに回転自在に設けられていることを特徴とするバレルめっき装置。
  5. 前記カソード電極は、断面円形状をなしていることを特徴とする請求項4記載のバレルめっき装置。
  6. 前記カソード電極は、断面楕円形状をなしていることを特徴とする請求項5記載のバレルめっき装置。
  7. 前記カソード電極は、前記バレル内に複数配置され、
    前記複数のカソード電極のうち少なくとも一つは、前記バレルの回転方向と反対の向きに前記中心軸回りに回転自在に設けられていることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項記載のバレルめっき装置。
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