JP3684287B2 - 配線、配管類の保持クリップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車等の配線、配管類を保持する保持クリップの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車等の配線、配管類の保持クリップの構造としては、例えば実公平3−49346号に開示されたもの(従来例1)がある。
本従来例では、基部と、蓋部とがヒンジにより結合されており、また、配線、配管類を保持した状態で、基部側の一対の爪を備えた係止部に蓋部側の係合部が係合して固定状態を保つようになっている。
しかし、本従来例では、ヒンジを薄肉にして可撓性を持たせて配線、配管類を保持しようとすると、このヒンジに外力が加わった際に破損して、配線、配管類の保持が不可能となる恐れがあった。
【0003】
そこで、図11に示すように、ヒンジ50とは反対側に形成された係合部51の他に、ヒンジ50側にも係合部52を設けるようにする構成(従来例2)が考えられる。
本構成では、係合部51及び係合部52ともに、相互に爪53、53が係合し合うことにより、配線、配管類54を保持した状態で固定がなされるように設定されている。
また、図中55は、配線、配管類54を保持した状態で保持クリップを車体等の被取付部材に係合、固定するための固定部である。
【0004】
しかしながら、この改良案でも、配線、配管類54を保持した組付固定状態において、図12に示すように、配線、配管類54の軸中心から見て、ヒンジ50側の係合部52の位置から約45度の方向に向けた外力Fが作用した場合を想定すると、当該外力Fが大きい場合には、配線、配管類54を上方から保持している保持部56に直接外力Fが作用する。
よって、この保持部56側の係合部52に撓み変形力が作用し、図12に矢線Aで示すように、係合部52の爪53が変形し、ヒンジ50が切断して、保持部57側の爪53と、保持部56側の爪53との係合が解除されて、配線、配管類54の保持が不可能となるおそれがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来の課題を解決し、組付後に特定方向の外力が作用しても、確実に安定した配線、配管類の保持力を保つことが可能な配線、配管類の保持クリップを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明においては、配線、配管類を保持して被取付部材の所定位置に固定される固定部を備えた保持クリップであって、前記固定部側に一体に形成された略半円形断面の第1保持部と、この第1保持部の一端にヒンジを介して一体に形成された略半円形断面の第2保持部とを有し、前記第1保持部の他端側は、前記第2保持部の先端と第1係合部により係合され、前記第1保持部のヒンジ側は、前記第2保持部のヒンジ側と第2係合部により抜け止め方向に係合されるとともに、第1保持部のヒンジ側の先端には、その外周側に配設される第2保持部に沿って第2係合部の位置から所定寸法だけ延設された延長部が形成され、前記第1保持部のヒンジ側と、これに対向する前記第2保持部のヒンジ側とには、配線、配管類の軸方向に向けて相互に逆位置で係合する2か所の段差部が各々形成されていることを特徴としており、延長部が形成されているため、この方向に外力が作用しても延長部に加わる回転モーメントで、第2係合部の係合が却って強固になり、第2保持部が外力により外れ方向に変形するのを確実に防止しうると共に、第1保持部のヒンジ側と、これに対向する第2保持部のヒンジ側とには、配線、配管類の軸方向に向けて相互に逆位置となるように係合する2か所の段差部を各々形成したため、保持クリップの保持位置からのズレを防止しうる。
【0007】
なお、前記第1保持部の延長部と、その外周側に配設される前記第2保持部との間に組付時に所定の間隙部が画成されるように位置設定した構成とすれば、外力が作用しても第2保持部に当該外力が伝達されず、延長部が確実に変形して第2係合部の係合を強固にする方向に働く。
【0008】
また、前記延長部は、その先端が前記配線、配管類の軸中心から見て、前記第2係合部から40度乃至90度の範囲内に位置するように設定されている構成とするのが、第2係合部の外れ止めの機能を高めるために望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を図面により説明する。
図1乃至図9は本発明の第1実施形態を示すものであり、図2は図1のD方向矢視図、図3は図1のE方向矢視図、図4は図1のG方向矢視図、図5は図1のB−B線断面図、図6は図1のC−C線断面図である。
【0011】
本実施形態に係る保持クリップ1は、保持すべき配線、配管類30の軸方向に所定幅を有して形成されており、上記従来例2と同様に配線、配管類30を保持して車体パネル等の被取付部材40の所定位置に固定される固定部2を備えている。
本実施形態では、固定部2は、弾性変形可能な錨足形状の固定部材3と、円形状の薄肉フランジ4からなり、固定部材3の一対の脚部5が弾性変形して被取付部材40の所定位置に形成された取付孔41に嵌合されるとともに、固定部材3の一対の脚部5が弾性復帰して、固定部材3とフランジ4との間に被取付部材40が挟持されて固定されるようになっている。
【0012】
また、図1において6は、フランジ4と被取付部材40との間の緩衝材であり、固定後に保持クリップ1側からの振動などを被取付部材40側に伝達しないように配設されたものである。
なお、固定部2の形状については、本実施形態に限定されず、保持クリップ1を被取付部材40に確実に固定しうるものであれば、他の公知の各種形状のものを採用しうる。
【0013】
本実施形態に係る保持クリップ1は、薄肉状のヒンジ7により分割形成されており、固定部2側に一体に形成された略半円形断面の第1保持部10と、この第1保持部10の一端にヒンジ7を介して一体に形成された略半円形断面の第2保持部20とから構成されている。
【0014】
第1保持部10の他端側(ヒンジ7とは反対側)は、第2保持部20の先端(ヒンジ7とは反対側)と第1係合部11により係合されるように構成されている。
即ち、第1保持部10側には、所定立設寸法の第1爪12が設けられており、一方、これに対応する位置の第2保持部20の先端側には、この第1爪12に係合可能な第2爪21が形成されており、配線、配管類30の組付時に、第1爪12と第2爪21とが抜け止め方向に係合可能となっている。
【0015】
また、第1保持部10のヒンジ7側は、第2保持部20のヒンジ7側と第2係合部14により抜け止め方向に係合されるように構成されている。
即ち、第1保持部10のヒンジ7側には、所定立設寸法の第3爪15が設けられており、一方、第2保持部20のヒンジ7側には、この第3爪15に係合可能な第4爪22が形成されており、配線、配管類30の組付時に、第3爪15と第4爪22とが抜け止め方向に係合可能となっている。
【0016】
そして、本実施形態では、第1保持部10のヒンジ7側の先端に、配線、配管類30の組付時にその外周側に配設される第2保持部20に沿って第2係合部の14位置から所定寸法だけ延設された延長部16が形成されていることを特徴としている。
なお、本実施形態では、延長部16は図7に示すように、その先端が配線、配管類30の軸中心から見て、第2係合部14の中心位置からの中心角度Kが40度乃至90度の範囲内に位置するように設定されている。
【0017】
また、図6に示すように第1保持部10のヒンジ7側の第3爪15の一端は、凹部状に欠き込まれて第1段差部17が形成され、これに対向する第2保持部20のヒンジ側7には、図6に示すように凸部状の第2段差部23が形成されており、組付状態では相互に係合しうるようになっている。
さらに、図6に示すように第1保持部10のヒンジ7側が延長された延長部16の先端部の一端は、凹部状に欠き込まれて第3段差部18が形成され、これに対向する第2保持部20のヒンジ側7には、図5に示すように凸部状の第4段差部24が形成されており、組付状態では相互に係合しうるようになっている。
そして、第1段差部17及び第2段差部23の各々の形成位置と、第3段差部18及び第4段差部24の各々の形成位置とは、配線、配管類30の軸方向に向けて相互に逆位置で係合するように構成されている。
【0018】
また、本実施形態では、図1に示すように第1保持部10の半円形断面の内周側に沿って複数個の第1突起部19が突出形成されており、第2保持部20の半円形断面の内周側に沿っても複数個の第2突起部25が突出形成されているが、これは、本実施形態に係る配線、配管類30が、金属管の周囲にゴム材を被覆したもの(図示せず)を使用した例を示しており、このゴム材との挟持力を高めるために形成したものであり、配線、配管類30が、単なる金属管の場合には、この第1突起部19及び第2突起部25は省略しうる。
【0019】
本実施形態では、組付けに際しては、まず第1保持部10上に配線、配管類30を載置する。
この際に、第1保持部10には、延長部16が形成されているため、配線、配管類30を大きな面積で受容でき、配線、配管類30嵌合作業を容易に行うことができる。
次に、ヒンジ7を回転中心として、第2保持部20を折り曲げ、配線、配管類30を上方から保持する態様で第1係合部11の第1爪12とこれに対応する位置の第2保持部20の先端側の第2爪21とを抜け止め方向に係合させるとともに、第1保持部10のヒンジ7側の第3爪15と、第2保持部20のヒンジ7側の第4爪22とを抜け止め方向に係合させて、配線、配管類30を第1保持部10と第2保持部20とにより挟持させる。
【0020】
また、これに伴い、第1保持部10側の第1段差部17及び第3段差部18が、各々これに対向する第2保持部20側の第2段差部23及び第4段差部24に係合して、配線、配管類30の軸方向に向けて相互に逆位置で、しかも最もたわみ易い位置で係合しているため、組付け後の配線、配管類30のずれや回転モーメントに対しての軸方向への外れ止め機能を果たす。
【0021】
次に、配線、配管類30を保持した状態の保持クリップ1の固定部2の、錨足形状の固定部材3を被取付部材40の所定位置に形成された取付孔41に嵌合されると、図7に示すように固定部材3の一対の脚部5が弾性復帰して、固定部材3とフランジ4との間に被取付部材40が挟持されて固定されて、組付け作業が完了する。
【0022】
なお、この手順とは逆に、最初に保持クリップ1の固定部2を被取付部材40に固定しておいて、次に、保持クリップ1の第1保持部10上に配線、配管類30を載置し、ヒンジ7を回転中心として、第2保持部20を折り曲げ、配線、配管類30を上方から保持する態様で第1係合部11と、第2係合部14を抜け止め方向に係合させるようにしてもよい。
【0023】
上述した如く構成された本実施形態においては、図7に示すように、保持クリップ1により配線、配管類30を挟持して被取付部材40に固定した後に、図8に示すように、配線、配管類30の軸中心から見て、ヒンジ7側の第2係合部14の位置から約45度の中心角K方向に向けた外力Fが作用した場合を想定すると、延長部16の先端が配線、配管類30の軸中心から見て、第2係合部14の中心位置からの中心角度Kが40度乃至90度の範囲内に位置するように設定されているため、この外力Fは、上記従来例2のように直接第2係合部14には作用せず、まず、延長部16の先端側に作用する。
【0024】
このため、延長部16の先端側に作用した外力Fは延長部16内を伝達されて、第2係合部14に対して第1保持部側の第3爪15が、第2保持部20側の第4爪22との係合をさらに強固にするような分力Hが作用するように働く。
よって、例え、ヒンジ7が切断されたとしても、配線、配管類30を上下から保持する第1保持部10と第2保持部20との係合がさらに強固になるだけで、配線、配管類30が保持クリップ1から外れる恐れは全くなくなる。
【0025】
図9は、横軸に外力Fが作用する作用線の第2係合部14の中心位置からの中心角Kの位置を示し、縦軸に保持クリップ1による配線、配管類30の保持力を示した線図であるが、この図から明らかなように、上記従来例2では曲線Iに示すように中心角度Kが45度付近で上記の如く保持力が最も弱くなるのに対して、本実施形態に係る保持クリップ1では、直線Jで示すように、中心角度Kが0度から90度に至る範囲内で常に略同一の保持力を維持しているものである。
【0026】
次に、図10は本発明の第2実施形態を示すものであり、上記第1実施形態と同一構成には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の特徴は、第1保持部10の延長部16と、その外周側に配設される第2保持部20との間に組付時に所定の間隙部26が画成されるように位置設定された構成にある。
【0027】
即ち、本実施形態では、組付時に第1保持部10の延長部16と、その外周側に配設される第2保持部20との間に所定の間隙部26が画成されているため、組付後に保持クリップ1に上記第1実施形態と同様の外力Fが作業した場合に、延長部16のみがこの外力Fの作用を受け、当該延長部16が間隙部26の範囲内で撓んで、第2保持部20には外力Fを一切伝達しない。
そして当該外力Fは延長部16内を伝達されて、第2係合部14に対して第1保持部側の第3爪15が、第2保持部20側の第4爪22との係合をさらに強固にするような分力Hが作用するように働くだけであるため、保持クリップ1による配線、配管類30の保持力がさらに強固なものになる。
【0028】
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形例が可能なことは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】
本発明は上述した如く構成されており、請求項1記載の発明では以下の効果を奏し得る。
(1)組付けに際して第1保持部10には、延長部16が形成されているため、配線、配管類30との係合面積が大きくなり、配線、配管類30の嵌合作業を容易に行うことができる。
(2)組付後に配線、配管類の軸中心から見て、延長部の方向に向けた外力が作用しても、この外力は、まず、延長部16の先端側に作用し、当該外力は延長部内を伝達されて、第1保持部と第2保持部との間の第2係合部の係合をさらに強固にするような分力が作用するようになるので、配線、配管類が保持クリップから外れる恐れは全くなくなる。
(3)第1保持部のヒンジ側と、これに対向する第2保持部のヒンジ側とには、配線、配管類の軸方向に向けて相互に逆位置で係合する2か所の段差部が各々形成されており、保持クリップの最もたわみ易い位置で係合しているため、組付け後の配線、配管類のずれや回転モーメントに対しての軸方向への保持クリップの外れ止め機能を確実に果たすことができる。
【0030】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明の効果に加えてさらに次の効果を奏し得る。
(4)第1保持部の延長部と、その外周側に配設される第2保持部との間に所定の間隙部が画成されているため、組付後に延長部の方向に向けた外力が作用しても、延長部のみがこの外力の作用を受け、当該延長部が間隙部の範囲内で撓んで、第2保持部には外力を一切伝達せず、外力は延長部内を伝達されて、第1保持部と第2保持部との間の第2係合部の係合をさらに強固にするような分力が作用するように働くだけであるため、保持クリップによる配線、配管類の保持力がさらに強固なものになる。
【0031】
請求項3記載の発明では、請求項1及び請求項2に記載の発明の効果に加えてさらに次に効果を奏し得る。
(5)延長部は、その先端が前記配線、配管類の軸中心から見て、第2係合部から40度乃至90度の範囲内に位置するように設定されているため、従来外力の作用に対して第1係合部と第2係合部との係合が最も外れ易い角度範囲を、延長部が補強し、外力に対して第1保持部と第2保持部との間の第2係合部の係合をさらに強固にするように働くため、保持クリップによる配線、配管類の保持力をより安全とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る保持クリップの説明図である。
【図2】図1のD方向矢視図である。
【図3】図1のE方向矢視図である。
【図4】図1のE方向矢視図である。
【図5】図1のB−B線断面図である。
【図6】図1のC−C線断面図である。
【図7】第1実施形態に係る保持クリップの組付後の説明図である。
【図8】組付後の保持クリップに外力が作用した場合の説明図である。
【図9】横軸に外力が作用する作用線の第2係合部の中心位置からの中心角度の位置を示し、縦軸に保持クリップによる配線、配管類の保持力を示した線図である。
【図10】本発明の第2実施形態に係る保持クリップの要部説明図である。
【図11】従来の保持クリップの組付後の説明図である。
【図12】従来の組付後の保持クリップに外力が作用した場合の説明図である。
【符号の説明】
1 保持クリップ
2 固定部
3 固定部材
4 フランジ
5 脚部
6 緩衝材
7 ヒンジ
10 第1保持部
11 第1係合部
12 第1爪
14 第2係合部
15 第3爪
16 延長部
17 第1段差部
18 第3段差部
19 第1突起部
20 第2保持部
21 第2爪
22 第4爪
23 第2段差部
24 第4段差部
25 第2突起部
26 間隙部
30 配線、配管類
40 被取付部材
41 取付孔

Claims (3)

  1. 配線、配管類を保持して被取付部材の所定位置に固定される固定部を備えた保持クリップであって、
    前記固定部側に一体に形成された略半円形断面の第1保持部と、この第1保持部の一端にヒンジを介して一体に形成された略半円形断面の第2保持部とを有し、
    前記第1保持部の他端側は、前記第2保持部の先端と第1係合部により係合され、
    前記第1保持部のヒンジ側は、前記第2保持部のヒンジ側と第2係合部により抜け止め方向に係合されるとともに、第1保持部のヒンジ側の先端には、その外周側に配設される第2保持部に沿って第2係合部の位置から所定寸法だけ延設された延長部が形成され、
    前記第1保持部のヒンジ側と、これに対向する前記第2保持部のヒンジ側とには、配線、配管類の軸方向に向けて相互に逆位置で係合する2か所の段差部が各々形成されていることを特徴とする配線、配管類の保持クリップ。
  2. 前記第1保持部の延長部と、その外周側に配設される前記第2保持部との間に組付時に所定の間隙部が画成されるように位置設定された請求項1記載の配線、配管類の保持クリップ。
  3. 前記延長部は、その先端が前記配線、配管類の軸中心から見て、前記第2係合部から40度乃至90度の範囲内に位置するように設定されている請求項1もしくは請求項2記載の配線、配管類の保持クリップ。
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