JP6146623B2 - 鞘管サポート具 - Google Patents

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Description

本発明は、流体管が挿通される鞘管を、例えば水平位置から垂直状態に立ち上げるために用いられる鞘管サポート具に関する。
特許文献1の鞘管立ち上がり保持具は、保持具本体と挟持片とを備えている。鞘管が挿通される保持具本体は、湾曲形状でかつ横断面が半円筒形状をなして、鞘管の方向転換部分を押さえている。挟持片は、第一端が保持具本体に軸支されているとともに、第二端がボルトを介して保持具本体に係合されることで、鞘管が保持具本体から離脱することを当接規制している。
このような鞘管立ち上がり保持具にあっては、軸支部分の部品点数が多くなる問題があるため、当該軸支部分をフィルムヒンジに代替することが提案されている。
特開平11−201328号公報
ところが、鞘管立ち上がり保持具において方向転換された鞘管及びパイプには、強い弾性力が蓄積されている。したがって、鞘管立ち上がり保持具には、鞘管及びパイプを直線状に復元しようとする大きな力が作用している。このため、鞘管立ち上がり保持具の挟持片には、常に開放方向への力が作用し、特にフィルムヒンジの耐久性が厳しくなる問題があった。
本発明の目的は、フィルムヒンジの応力負担を軽減することが可能な鞘管サポート具を提供すること。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、鞘管を湾曲させて延在方向を転換するために用いられる鞘管サポート具であって、湾曲して形成されかつ当該湾曲の外周側が離間した半円筒状のサポート本体と、当該サポート本体の離間部分に架橋され、第一端部がフィルムヒンジを介して前記サポート本体に連結されているとともに、第二端部が係合部を介して前記サポート本体に係合可能なゲートとを備えた鞘管サポート具において、前記サポート本体において前記フィルムヒンジ付近の部分には、閉鎖状態にある前記ゲートに対峙する係止壁が設けられているとともに、前記ゲートにおいて前記第一端部付近の部分には、当該ゲートの閉鎖状態にて前記係止壁の背後に回り込んで当該係止壁に当接することで、前記鞘管が直線状に復元しようとする力を分担して受け止めて前記フィルムヒンジの耐久性を向上させる当接壁が設けられている。
本発明によれば、鞘管が直線状に復元しようとする大きな力は、フィルムヒンジ付近においては当接壁が係止壁に当接して分担して受け止められるため、フィルムヒンジの耐久性が向上される。
一実施形態の鞘管サポート具を示す正面図。 鞘管サポート具の側面図。 鞘管サポート具の平面図。 (a)は図1のA−A線断面図、(b)は(a)においてゲートを開いた状態を示す図。
以下、本発明を具体化した一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の鞘管サポート具は、合成樹脂製の一体成型品である。鞘管サポート具は、例えば建物の床下に設けられたコンクリートスラブ上で水平方向(図面の左右方向)に敷設された鞘管100を、図示しない床にまで垂直状態に立ち上げるために用いられる。鞘管100は高密度ポリエチレン製で、例えば蛇腹状をなしている。鞘管100には、例えばポリブテン製又は架橋ポリエチレン製の給水パイプが挿通されている(図示しない)。
図1〜図3に示すように、前記鞘管サポート具は、サポート本体11及び脚部12並びにゲート13を備えている。サポート本体11は、水平状態から垂直状態に所定の曲率で湾曲して形成されかつ、当該湾曲の外周側が離間した半円筒状をなしている。脚部12は、サポート本体11において、水平状態側つまりコンクリートスラブ側に位置する第一端部11a付近に短い二つが形成され、また当該第一端部11aと、垂直状態側つまり床側に位置する第二端部11bとの間に長い二つが形成されている。各脚部12は平板部12aを備え、当該平板部12aにはビス孔12bが貫通形成されている。
図4(a)及び図4(b)に示すように、前記サポート本体11の第二端部11bには、当該サポート本体11の離間部分11cに前記ゲート13が架橋されている。ゲート13は、水平方向(図面の上下方向)の第一端部13aがサポート本体11にフィルムヒンジ(薄肉ヒンジ)14を介して連結されて、当該サポート本体11の離間部分11cを開閉可能となっている。
前記ゲート13において、フィルムヒンジ14とは反対側に位置する第二端部13bには、サポート本体11に向かってフック13cが突設されている。ゲート13においてサポート本体11側の面には、フック13cと第一端部13aとの間に、鞘管100を受ける凹曲面13dが形成されている。当該凹曲面13dにおいてフック13c側の縁部には、舌状部13eが当該凹曲面13dを延長するようにして突設されている。サポート本体11において第二端部11b付近の側縁部には、ゲート13のフック13cに対峙してフック11dが突設されている。
前記ゲート13が、図4(b)に示す開放状態から図4(a)に示す閉塞状態に回動されると、サポート本体11のフック11dが、ゲート13のフック13cと舌状部13eとの間に入り込もうとし、フック11dとフック13cとが弾性変形して互いを乗り越える。この状態では、ゲート13が開放状態へ回動しようとしても、フック11dとフック13cとが互いに引っ掛かるため、ゲート13が閉塞状態から離脱することが防止される。本実施形態においては、サポート本体11のフック11dとゲート13のフック13cとで、スナップ係合が可能な係合部が構成されている。
図1〜図3に示すように、前記鞘管サポート具は、脚部12のビス孔12bを介してコンクリートスラブにビス止めで固定されている。この固定状態(ゲート13は図4(b)の開放状態にあるものとする)にて、コンクリートスラブ上で水平方向に敷設された鞘管100を、サポート本体11に挿通しかつ当該サポート本体11の湾曲に沿わせて方向転換することで、垂直状態に立ち上げる。鞘管100が垂直状態に立ち上がった状態にて、ゲート13を開放状態から閉塞状態に回動し、当該ゲート13の凹曲面13dとサポート本体11の内面との間において鞘管100を挟持して、当該鞘管100が立上った状態を保持するようになっている。そして、当該鞘管100にパイプを挿通することで、当該パイプが水平方向から垂直状態に立ち上げられて、例えば床から室内へと引き出される。
この鞘管100の保持状態では、方向転換された鞘管100及びパイプに強い弾性力が蓄積されることになるため、鞘管サポート具には鞘管100及びパイプが直線状に復元しようとする大きな力が作用されている。このため、特に鞘管サポート具のゲート13には、常に開放方向への力が作用されている。
さて、図4(a)及び図4(b)に示すように、前記サポート本体11においてフィルムヒンジ14付近の部分には、閉鎖状態にあるゲート13に第一端面15aで対峙する係止壁15が突設されている。当該係止壁15は、垂直方向に延在するリブ状をなしている。ゲート13の凹曲面13dにおいて、第一端部13a側の縁部には、当該凹曲面13dを延長するようにして当接壁16が突設されている。当該当接壁16の先端縁は、ゲート13の閉鎖状態にて、係止壁15の背後である第二端面15b側に回り込むように、外側へ曲折されている。したがって、鞘管100及びパイプが直線状に復元しようとする大きな力は、フィルムヒンジ14付近においては当接壁16が係止壁15の第二端面15bに当接して分担して受け止められるため、フィルムヒンジ14の耐久性が向上される。
本発明は次のように具体化してもよい。
○流体管が挿通される鞘管を、水平状態から同じ水平状態へ方向転換するために用いられる鞘管サポート具において具体化すること。
○ガス管やエア管等の通気管が挿通される鞘管に用いられる鞘管サポート具に具体化すること。
○サポート本体11及びゲート13のうちの一方に、凹部又は透孔からなる凹状部を形成して、当該凹状部を構成する肉部を係止壁及び当接壁のうちの一方とし、サポート本体11及びゲート13のうちの他方に、ゲート13の閉鎖状態にて前記凹状部に入り込む凸状部を設けて、当該凸状部を係止壁及び当接壁のうちの他方とすること。
○係合部をネジ止めに具体化すること。
11…サポート本体、11c…離間部分、11d…係合部としてのフック、13…ゲート、13a…第一端部、13b…第二端部、13c…係合部としてのフック、14…フィルムヒンジ、15…係止壁、16…当接壁。

Claims (1)

  1. 鞘管を湾曲させて延在方向を転換するために用いられる鞘管サポート具であって、湾曲して形成されかつ当該湾曲の外周側が離間した半円筒状のサポート本体と、当該サポート本体の離間部分に架橋され、第一端部がフィルムヒンジを介して前記サポート本体に連結されているとともに、第二端部が係合部を介して前記サポート本体に係合可能なゲートとを備えた鞘管サポート具において、
    前記サポート本体において前記フィルムヒンジ付近の部分には、閉鎖状態にある前記ゲートに対峙する係止壁が設けられているとともに、前記ゲートにおいて前記第一端部付近の部分には、当該ゲートの閉鎖状態にて前記係止壁の背後に回り込んで当該係止壁に当接することで、前記鞘管が直線状に復元しようとする力を分担して受け止めて前記フィルムヒンジの耐久性を向上させる当接壁が設けられていることを特徴とする鞘管サポート具。
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