JP6719223B2 - 交差連結具 - Google Patents
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第一棒状体と、前記第一棒状体に対して交差する少なくとも1本の第二棒状体と、前記第一棒状体及び前記第二棒状体を包含する基準平面に対して交差する第三棒状体とを連結する交差連結具であって、
前記基準平面に沿って配置されるベース部材と、
弾性変形可能なバネ板部材で構成され、弾性復元力によって前記第一棒状体に対して係合保持される第一係合部材と、
弾性変形可能なバネ板部材で構成され、弾性復元力によって前記第二棒状体に対して係合保持される前記第二棒状体と同数の第二係合部材と、
弾性変形可能なバネ板部材で構成され、弾性復元力によって前記第三棒状体に対して係合保持される第三係合部材と、を備え、
前記ベース部材が、前記基準平面に直交する軸心周りに前記第一係合部材と前記第二係合部材とを枢支連結する第一連結部と、前記第一連結部に対して当該ベース部材の長手方向の異なる位置において前記基準平面に平行な軸心周りに前記第三係合部材を枢支連結する第二連結部とを備えているとともに、当該ベース部材の撓み変形を抑制する補強部を備えている。
前記ベース部材が、前記第一棒状体に沿って配置される帯板状のベース本体部を備えているとともに、当該ベース本体部における一方側端部に前記第一連結部が設けられ、
前記補強部が、前記ベース本体部の長手方向における前記第一連結部よりも前記第二連結部側で、前記第一棒状体に対して前記ベース本体部とは反対側から係合作用する当接支持部で構成されていることが好ましい。
前記第一係合部材が、孔部を備えた中央板部と、前記中央板部の両端から傾斜状に延出される一対の傾斜板部とを含むとともに、一対の前記傾斜板部のそれぞれの側辺に形成された切欠状凹部によって前記第一棒状体に対して係合保持されるように構成され、
前記ベース部材が、前記当接支持部が前記第一棒状体に対して当接した状態で、前記第一棒状体に対して前記ベース本体部側から係合作用する第二当接支持部をさらに備えていることが好ましい。
前記当接支持部が、前記ベース本体部と一体のL字状の屈曲片で構成され、
前記第一係合部材が、前記バネ板部材の側辺に形成された一対の切欠状凹部によって前記第一棒状体に対して係合保持されるように構成されているとともに、前記ベース部材に対して相対回転が規制された状態で連結され、
前記ベース本体部と前記屈曲片とによって区画される空間が、一対の前記切欠状凹部と前記第一棒状体とが係合する際の前記ベース部材に対する前記第一棒状体の相対近接移動を迎え入れる向きに開口していることが好ましい。
前記ベース部材が、前記第一棒状体に沿って配置される帯板状のベース本体部を備えているとともに、当該ベース本体部に前記第一連結部が設けられ、
前記ベース本体部における前記第一連結部が設けられた部分に、前記ベース本体部から突出して前記第一係合部材の両側端面に係止される一対の突出片が設けられていることが好ましい。
前記ベース部材が、前記第一棒状体に沿って配置される帯板状のベース本体部と、前記ベース本体部から交差姿勢で延出し且つ当該ベース本体部と一体の延出板部とを備え、
前記ベース本体部に前記第一連結部が設けられているとともに、前記延出板部に前記第二連結部が設けられ、
前記第一連結部において、前記ベース本体部の両面側に分かれて前記第一係合部材と前記第二係合部材とが枢支連結され、
前記第二連結部において、前記延出板部の屈曲外面側に前記第三係合部材が枢支連結されていることが好ましい。
前記第一連結部において、前記第一係合部材と前記第二係合部材とが、前記基準平面に直交する単一の軸心周りに共通に枢支連結されていることが好ましい。
(1)上記の実施形態では、補強部26が、吊りボルト81に対してベース本体部21とは反対側から係合作用する第一当接支持部27で構成されている例について説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、ベース部材20の撓み変形を抑制する機能を果たし得るものであれば、いかなる構成を有するものが補強部26として備えられても良い。補強部26は、例えば図8に示すように、ベース本体部21の長手方向Lに沿って延びる突条部(いわゆるビード)28で構成されても良い。図示の例ではベース本体部21の幅方向Wの2箇所に分かれて互いに平行に延びる一対の突条部28が設けられる例を示しているが、突条部28の個数は任意に設定されて良い。また、補強部26は、例えばベース本体部21の長手方向Lに沿って延びるリブ部(図示せず)で構成されても良い。或いは、補強部26は、例えばベース本体部21自体の厚みを、通常用いられる板金の厚みに比べて厚くする(好適には1.5倍以上とする)ことによって実現されても良い。或いは、補強部26は、ベース本体部21に固定された、当該ベース本体部21とは別部材からなる補強部材で構成されても良い。さらに、これら各種態様の補強部26のうちの2種以上が、組み合わせて備えられても良い。
20 ベース部材
21 ベース本体部
22 第一連結部
23 突出片
24 延出板部
25 第二連結部
26 補強部
27 第一当接支持部(当接支持部)
27A 支持板部
27B 当接板部
29 第二当接支持部
30 第一係合部材
31 中央板部
31a 孔部
33 傾斜板部
34 切欠状凹部
81 吊りボルト(第一棒状体)
82A ブレースボルト(第二棒状体)
82B ブレースボルト(第三棒状体)
L 長手方向
W 幅方向
P 基準平面
X1 第一軸心(基準平面に直交する軸心)
X1a 軸心(基準平面に直交する軸心)
X1b 軸心(基準平面に直交する軸心)
X2 第二軸心(基準平面に平行な軸心)
S 空間
Claims (7)
- 第一棒状体と、前記第一棒状体に対して交差する少なくとも1本の第二棒状体と、前記第一棒状体及び前記第二棒状体を包含する基準平面に対して交差する第三棒状体とを連結する交差連結具であって、
前記基準平面に沿って配置されるベース部材と、
弾性変形可能なバネ板部材で構成され、弾性復元力によって前記第一棒状体に対して係合保持される第一係合部材と、
弾性変形可能なバネ板部材で構成され、弾性復元力によって前記第二棒状体に対して係合保持される前記第二棒状体と同数の第二係合部材と、
弾性変形可能なバネ板部材で構成され、弾性復元力によって前記第三棒状体に対して係合保持される第三係合部材と、を備え、
前記ベース部材が、前記第一棒状体に沿って配置される帯板状のベース本体部と、前記基準平面に直交する軸心周りに前記第一係合部材と前記第二係合部材とを枢支連結する第一連結部と、前記第一連結部に対して当該ベース部材の長手方向の異なる位置において前記基準平面に平行な軸心周りに前記第三係合部材を枢支連結する第二連結部とを備えているとともに、前記ベース本体部における一方側端部に前記第一連結部が設けられ、
前記ベース部材の撓み変形を抑制する補強部を備え、
前記補強部が、前記ベース本体部の長手方向における前記第一連結部よりも前記第二連結部側で、前記第一棒状体に対して前記ベース本体部とは反対側から係合作用する当接支持部で構成されている交差連結具。 - 前記第一係合部材が、孔部を備えた中央板部と、前記中央板部の両端から傾斜状に延出される一対の傾斜板部とを含むとともに、一対の前記傾斜板部のそれぞれの側辺に形成された切欠状凹部によって前記第一棒状体に対して係合保持されるように構成され、
前記ベース部材が、前記当接支持部が前記第一棒状体に対して当接した状態で、前記第一棒状体に対して前記ベース本体部側から係合作用する第二当接支持部をさらに備えている請求項1に記載の交差連結具。 - 前記当接支持部が、前記ベース本体部と一体のL字状の屈曲片で構成され、
前記第一係合部材が、前記バネ板部材の側辺に形成された一対の切欠状凹部によって前記第一棒状体に対して係合保持されるように構成されているとともに、前記ベース部材に対して相対回転が規制された状態で連結され、
前記ベース本体部と前記屈曲片とによって区画される空間が、一対の前記切欠状凹部と前記第一棒状体とが係合する際の前記ベース部材に対する前記第一棒状体の相対近接移動を迎え入れる向きに開口している請求項1又は2に記載の交差連結具。 - 前記ベース本体部における前記第一連結部が設けられた部分に、前記ベース本体部から突出して前記第一係合部材の両側端面に係止される一対の突出片が設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の交差連結具。
- 第一棒状体と、前記第一棒状体に対して交差する少なくとも1本の第二棒状体と、前記第一棒状体及び前記第二棒状体を包含する基準平面に対して交差する第三棒状体とを連結する交差連結具であって、
前記基準平面に沿って配置されるベース部材と、
弾性変形可能なバネ板部材で構成され、弾性復元力によって前記第一棒状体に対して係合保持される第一係合部材と、
弾性変形可能なバネ板部材で構成され、弾性復元力によって前記第二棒状体に対して係合保持される前記第二棒状体と同数の第二係合部材と、
弾性変形可能なバネ板部材で構成され、弾性復元力によって前記第三棒状体に対して係合保持される第三係合部材と、を備え、
前記ベース部材が、前記第一棒状体に沿って配置される帯板状のベース本体部と、前記基準平面に直交する軸心周りに前記第一係合部材と前記第二係合部材とを枢支連結する第一連結部と、前記第一連結部に対して当該ベース部材の長手方向の異なる位置において前記基準平面に平行な軸心周りに前記第三係合部材を枢支連結する第二連結部とを備えているとともに、前記ベース本体部における一方側端部に前記第一連結部が設けられ、
前記ベース部材の撓み変形を抑制する補強部を備え、
前記ベース本体部における前記第一連結部が設けられた部分に、前記ベース本体部から突出して前記第一係合部材の両側端面に係止される一対の突出片が設けられている交差連結具。 - 前記ベース部材が、前記ベース本体部から交差姿勢で延出し且つ当該ベース本体部と一体の延出板部を備えているとともに、前記延出板部に前記第二連結部が設けられ、
前記第一連結部において、前記ベース本体部の両面側に分かれて前記第一係合部材と前記第二係合部材とが枢支連結され、
前記第二連結部において、前記延出板部の屈曲外面側に前記第三係合部材が枢支連結されている請求項1から5のいずれか一項に記載の交差連結具。 - 前記第一連結部において、前記第一係合部材と前記第二係合部材とが、前記基準平面に直交する単一の軸心周りに共通に枢支連結されている請求項1から6のいずれか一項に記載の交差連結具。
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JP2016020988A JP6719223B2 (ja) | 2016-02-05 | 2016-02-05 | 交差連結具 |
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JP2016020988A Active JP6719223B2 (ja) | 2016-02-05 | 2016-02-05 | 交差連結具 |
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