JP3684122B2 - 電子内視鏡 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像素子を内蔵した電子内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、細長の挿入部を体腔内に挿入することによって体腔内の患部等を観察したり、必要に応じて処置具を内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通して治療処置のできる内視鏡が広く用いられている。前記内視鏡としては、例えば、挿入部の先端側にCCD等の撮像素子を内蔵し、この撮像素子で光電変換した信号を信号ケーブルで伝送し、信号処理手段であるビデオプロセッサで変換した映像信号をモニタ装置に表示するようにした電子内視鏡が使用されている。
【0003】
このような電子内視鏡は、例えば特公平8−22272号公報に記載されているように、内視鏡本体の操作部側部から延出して、ビデオプロセッサに接続するユニバーサルケーブルの端部に設けたコネクタ内部に記憶内容が書き換え可能な情報記憶部としてEEPROM等を含む電気回路を設け、この電気回路からの記憶内容を前記ビデオプロセッサに送信し、例えば機種名、修理回数、患者名、ホワイトバランス調整データ等の内視鏡関連データを得ることができるように構成されたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特公平8−22272号公報に記載の電子内視鏡は、前記情報記憶部の電気回路から発生したノイズが内視鏡から放射されるという問題がある。また、このノイズが撮像素子の駆動や信号授受を行うための画像信号線に影響を与え、画像信号が劣化したり、撮像素子が誤作動する虞れが生じる。更に、画像信号線から発生するノイズにより、情報記憶部が誤作動したり、情報記憶部とビデオプロセッサとの間で授受される信号に劣化が起こる虞れが生じる。
【0005】
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたものであり、画像劣化及び電気回路ユニットの誤動作がなく、外部に対して放射ノイズが少ないEMC性能の良い電子内視鏡を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明による電子内視鏡は、体腔内の像を内視鏡像として撮像するための撮像素子と、シールド部材によって仕切られることで形成され、互いに遮蔽された第1のシールド空間および第2のシールド空間と前記第1のシールド空間に配置され、電気素子を実装した基板によって構成された電気回路ユニットと、前記電気回路ユニットに一端を接続されるとともに、前記第1のシールド空間から前記第2のシールド空間に延出されたケーブルと前記第2のシールド空間に配置されるとともに、前記ケーブルおよび前記撮像素子から延出する撮像信号線に接続され、外部装置に接続可能な電気接点ユニットを具備することを特徴とし、また、前記撮像信号線および前記ケーブルの各々は、電気的なシールドを行うシールド部を備えており、前記電気回路ユニットは、情報を記憶する情報記憶部であることを特徴とする。
また、前記電気回路ユニットは、情報を記憶する記憶部を備えるとともに、前記情報を前記外部装置と送受信するための通信処理および前記記憶部への読み書きのための演算処理を行う処理部を備えており、前記シールド部材は、外部装置に接続するためのコネクタ部に配設され、前記第1のシールド空間および前記第2のシールド空間を前記コネクタ部に形成しており、前記ケーブルは、同軸ケーブルであることを特徴とする。
この構成により、画像劣化および電気回路ユニットの誤動作がなく、外部に対して放射ノイズが少ないEMC性能の良い電子内視鏡を実現する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の1実施の形態を説明する。
図1ないし図10は本発明の1実施の形態に係わり、図1は本発明の1実施の形態を備えた電子内視鏡装置の構成を示す構成図、図2は図1の電子内視鏡装置の電気系の構成を示す構成図、図3は図1の電気接点コネクタ部の構成を示す断面図、図4は図3の基板を矢印Aから見たA矢視図、図5は図3の基板を矢印Bから見たB矢視図、図6は図3のシールド部材を示す説明図、図7は図3のC−C断面図、図8は図3のD−D断面図、図9は図7のプログラム書き込み用コネクタを示す断面図、図10は図9の横断面図である。
【0008】
まず、図1及び図2を参照して本実施の形態の電子内視鏡装置について説明する。
図1に示すように、本実施の形態の電子内視鏡装置1は、後述の電磁妨害対策手段を備えた電子内視鏡2と、この電子内視鏡2が接続されることにより照明光を供給する光源装置3と、電子内視鏡2にスコープケーブル4を介して接続され電子内視鏡2に内蔵された固体撮像素子(以下、SIDと略記)22(図2参照)に対する信号処理を行うビデオプロセッサ5と、このビデオプロセッサ5と接続されたモニタケーブルを介して入力される映像信号を表示するモニタ6とから構成される。
【0009】
前記電子内視鏡2は、体腔内等に挿入される細長の挿入部7と、この挿入部7の後端に形成された操作部8と、この操作部8から延出されたユニバーサルケーブル部9と、このユニバーサルケーブル部9の端部に設けられ、光源装置3に着脱自在で接続されるスコープコネクタ部10とを有する。このスコープコネクタ部10の側部には電気接点コネクタ部11が設けられ、この電気接点コネクタ部11に着脱自在の電気コネクタ4eを設けたスコープケーブル4の他端は電気コネクタ4fによりビデオプロセッサ5の電気接点コネクタ部4dに着脱自在で接続される。
【0010】
前記挿入部7は、前記SID22を内蔵した先端部12と、この先端部12の後端に形成された湾曲自在の湾曲部13と、この湾曲部13の後端から操作部8の前端に至る長尺の可撓管部14とからなる。
前記操作部8には湾曲操作ノブ15が設けられ、把持部16を把持してこの湾曲操作ノブ15を操作することにより湾曲部13を湾曲することができる。また、操作部8の側面には送気・送水制御を行う送気・送水制御部17と、吸引の制御を行う吸引制御部18とが設けてある。
【0011】
また、挿入部7内には図示しない送気・送水管路が挿通され、この送気・送水管路は操作部8で送気・送水制御部17に接続され、さらにユニバーサルケーブル部9内を挿通された送気・送水管路を介してその端部はスコープコネクタ部10に至り、光源装置3内の送気・送水機構と接続される。また、挿入部7内に挿通された図示しない吸引管路は、操作部8の前端付近で2つに分岐し一方は鉗子口20に連通し、他方は吸引制御部18を介してユニバーサルケーブル部9内の図示しない吸引管路と連通し、スコープコネクタ部10の図示しない吸引口金に至る。また、吸引管路は先端部12において開口し、鉗子口20から鉗子を挿入した場合には鉗子が突出される。
【0012】
挿入部7、操作部8、ユニバーサルケーブル部9内には、照明光を伝送する図示しないライトガイドが挿通され、このライトガイドの後端はスコープコネクタ部10に至り、光源装置3内部のランプから供給される照明光を伝送し、先端部12の照明窓(不図示)から前方に出射し、患部等の被写体を照明する。
照明された被写体は図2に示すように、前記照明窓に隣接して設けた観察窓(不図示)に取り付けた観察光学系21によりその結像位置に配置されたSID22に結像し、このSID22により光電変換される。このSID22にはSIDケーブル23が接続され、このSIDケーブル23はスコープコネクタ部10内に設けた電気接点コネクタ部11を介してスコープケーブル4と接続され、このスコープケーブル4はビデオプロセッサ5と接続される。
前記スコープコネクタ部10の内部には、情報記憶部ユニット24が設けられている。
【0013】
前記ビデオプロセッサ5には、SID22に電圧を供給するためのCCD駆動電源25及び前記情報記憶部ユニット24と通信して内視鏡関連データの書込みや読み出しを制御するデータ制御部26が設けられている。これらはスコープケーブル4を介して前記電気接点コネクタ部11に電気的に接続され、前記SID22と情報記憶部ユニット24に電気的に接続されている。
【0014】
前記情報記憶部ユニット24は、ガラスエポキシ基板等に種々の電気素子が実装された実装基盤から構成されていて、この情報記憶部ユニット24は前記ビデオプロセッサ5のCCD駆動電源25から供給されたCCD駆動電圧を所望の電圧に変換するレギュレータ31と、機種名、固体識別番号、修理回数、患者名、洗滌・消毒の有無、ホワイトバランス調整データ等の内視鏡関連データを記憶保持するEEPROM又はフラッシュROMなどの書き換え可能な不揮発性メモリ32と、内視鏡関連データを前記ビデオプロセッサ5にシリアルインターフェイスで送受信する通信処理と内視鏡関連データを不揮発性メモリ32に書き込みや読み出しなどを行う処理などの演算処理を行うワンチップマイコンで構成されたCPU33と、このCPU33を駆動するための発振器34と、内視鏡関連データの通信を1本のデータ信号線35で行うためのシリアルインターフェース手段を構成するセレクタ36とから主に構成されている。尚、前記情報記憶部ユニット24には、前記CPU33にプログラムを書き込むためのプログラム書込み用コネクタ37が設けられている。尚、符号23aは前記SID22に電源を供給するSIDケーブル23内部のビデオ電源線であり、符号23bは情報記憶部ユニット24に電力を供給するための電源線である。
前記情報記憶部ユニット24に接続された電源線23bやデータ信号線35は、後述する複心で外側にシールドを有する同軸シールド線79にて構成されている。
【0015】
次に、図3ないし図10を用いて、前記電気接点コネクタ部11を備えたスコープコネクタ部10の構成を説明する。
図3に示すように前記スコープコネクタ部10は、樹脂等の非導電材料からなるコネクタケース40を備えていて、このコネクタケース40内部にはアルミダイキャストにより形成され、その表面にクロメート等の導電性の表面処理がなされている有底円筒状のシャーシ部材41が設けられている。尚、このシャーシ部材41には、図示しないライトガイドファイバ、前記SIDケーブル23等のケーブルを挿通する溝部42が形成されている。
【0016】
前記シャーシ部材41のコネクタケース40開口側には、前記シャーシ部材41と嵌合するベース本体43が設けられている。このベース本体43は、アルミ等の金属で形成されており、耐食性の良い蓚酸アルマイト等の表面処理がなされている。このベース本体43には、雌ねじ部44が形成されており、前記シャーシ部材41と前記ベース本体43とは複数のビス45にて接続固定されている。尚、前記ベース本体43の外周部と前記コネクタケース40内周部との間にはOリング46が設けられており、これらの間の水密が保たれている。
【0017】
前記ベース本体43には、前記したように前記スコープケーブル4を介して前記ビデオプロセッサ5に着脱自在に接続される電気接点コネクタ部11が嵌合している。
この電気接点コネクタ部11は、口金部材47に設けられたフランジ部48と前記ベース本体43とが複数の導電性のビス49にて固定され、前記シャーシ部材41に固定されている。また、前記ビス49を介して前記口金部材47が前記ベース本体43と導通するようになっている。尚、前記口金部材47と前記ベース本体43の内周との間には、Oリング100が設けられていて、これらの間を水密にシールしている。
【0018】
前記口金部材47には、前記スコープケーブル4の電気コネクタ4eを導くガイド部材51が内嵌しており、複数の導電性のビス52にてこれらガイド部材51及び口金部材47は固定されている。また、これらガイド部材51及び口金部材47は、ビス52を介して導通していると共に、当接部53で互いに当接して接触導通している。尚、前記ガイド部材51外周と前記口金部材47内周との間には、Oリング54が設けられており、これらの間を水密にシールしている。
【0019】
前記ガイド部材51には、インシュレータ部材55が内嵌しており、これらは接着にて固定されている。このインシュレータ部材55には、フランジ部56が設けられており、このフランジ部56に並列して前記ガイド部材51内周との間にOリング57が設けられており、これらの間を水密にシールしている。
前記インシュレータ部材55は、ポリフェニレンサルファイド等の絶縁性の樹脂からなる絶縁ベース部58と複数の接点ピン59からなる。また、前記絶縁ベース部58に形成された複数の穴部61には、複数の同軸接点ピン62が嵌入されている。
また、前記インシュレータ部材55は、前記接点ピン59をインサート物としたインサートモールド成形により前記絶縁ベース部58と前記接点ピン59とが絶縁ベース部58の成形時に一体に形成されている。
【0020】
前記接点ピン59は、先端形状、先端側長さ、基端側の長さ等の違いにより複数の種類があり、これらをインサート成形時、金型に各接点をセットする際に、ピンのセット位置を間違える虞れがある。この場合、不良品ができるだけでなく、成形工程でピンが金型と干渉して金型を破損するという不具合もある。これを防止するため、以下の構成となっている。
前記接点ピン59は、この基端側部分の径及び長さの形状が異なる組み合わせで構成され、この形状に対応した図示しない金型の形状略同一の形状のセット治具を用いて、成形前に接点ピン59の基端側をセット治具にセットする。このセット治具の間違った位置には、接点ピン59が組付けられないので、接点ピン59を正しく配列できる。次に接点ピン59の先端側を成形金型にセットし、セット治具を取り外した後に、この接点ピン59の基端側の金型の型締めを行うことで、金型に対して正しい位置に接点ピン59を配列できる。尚、接点ピン59の基端側を先に金型にセットし後から先端側の金型を型締めする構成としても良い。この場合、セット治具が不要となる。
【0021】
前記インシュレータ部材55には、基板63が当接していて、この基板63の前記接点ピン59と相対する位置に形成した接点ピン用スルーホール64に前記接点ピン59を挿通して、この接点ピン59の全周を前記接点ピン用スルーホール64の周囲のランドに半田にて固定している。これにより、前記基板63は、前記インシュレータ部材55に当接した状態で固定されている。尚、前記インシュレータ部材55の前記基板63との当接面には、Oリング溝65が形成されており、Oリング溝65にはOリング66が設けられている。尚、前記基板63のOリング66に相対する部分は、図4に示すように基板63のパターンや、レジスト等の設けられていないエポキシ樹脂の平滑な素材面からなるシール面部67が形成されている。
【0022】
前記インシュレータ部材55に形成されている穴部68には、通気口金69が嵌入しており、これら穴部68と通気口金69との間は全周に接着剤が塗布されて、固定されている。また、前記基板63の通気口金69と相対する位置に形成した通気口金用スルーホール71に前記通気口金69を挿通して、この通気口金69の全周を通気口金用スルーホール71の周囲のランドに半田にて固定している。更に、前記基板63の同軸接点ピン62と相対する位置に形成した同軸接点用スルーホール72に前記同軸接点ピン62を挿通して、この同軸接点ピン62の外周部の一部を同軸接点用スルーホール72の周囲のランドにハンダにて固定している。ここで、同軸接点ピン62を外周部の一部のみしかハンダを行わないのは、同軸接点ピン62のリペアの際に同軸接点ピン62の取り外し性を良くするためである。
【0023】
この同軸接点ピン62の外周部と前記同軸接点用スルーホール72との隙間には、液状シリコン等のシール剤73が充填されていて、電気接点コネクタ部11に水や薬液がかかって、前記複数の穴部61と前記同軸接点ピン62の隙間から前記絶縁ベース部58と前記基板63との間の空間に水分が浸入した場合でも、前記Oリング66と各接点ピン59及び前記通気口金69と基板63との半田部と、前記同軸接点ピン62の外周のシール剤73により基板63から内側へ水分が浸入することがなく、前記絶縁ベース部58と前記基板63との間の空間内の水分を乾燥させれば、修理することなく使用可能である。
【0024】
前記通気口金69には、通気性で防水性を有する例えばPTFEを多孔質化した通気シート部材74を先端に接着固定したシート押さえ部材75を設けている。
前記通気口金69と前記シート押さえ部材75との間には、Oリング76が設けられており、これら通気口金69及びシート押さえ部材75との間を水密にシールしている。
【0025】
前記シート押さえ部材75には、ドライバを差し込むための溝部77が形成されていると共に、雄ねじ部78aが形成され、前記通気口金69に形成された雌ねじ部78bに螺合している。これらシート押さえ部材75の雄ねじ部78aと通気口金69の雌ねじ部78bとの間には、シリコン系の接着剤やシール剤等の容易に破壊可能な接着剤にて固定されており、前記シート押さえ部材75及び通気シート部材74は、外側から前記インシュレータ部材55に着脱自在である。この通気シート部材74が目詰まりした場合には、内視鏡を分解せずにインシュレータ部材55の外側からドライバを用いて前記通気シート部材74及び前記シート押さえ部材75を容易に交換可能である。
【0026】
前記接点ピン59及び同軸接点ピン62の基端側には、それぞれ前記SIDケーブル23や同軸シールド線79内の前記データ信号線35や前記電源線23b等の各電線や他の電線が結線されている。
これらが結線されている部分の周囲には、導電性の筒状シールド部材80が設けられている。この筒状シールド部材80には、雄ねじ部81aが形成されており、前記ガイド部材51に形成された雌ねじ部81bと螺合して、前記筒状シールド部材80の先端が前記基板63に当接する位置まで締め込まれて固定されている。
【0027】
前記基板63の筒状シールド部材80との当接面には、図5に示すように前記基板63のグランドに導通したグランドパターン82が形成されており、筒状シールド部材80と基板63のグランドとが導通して等電位となっている。
前記筒状シールド部材80には、この筒状シールド部材80の開口部を塞ぐように導電性の円盤状シールド部材83が設けられており、前記筒状シールド部材80に複数の導電性のビス84にて固定されると共に、このビス84を介して導通している。
【0028】
以上により、電気接点コネクタ部11の外装金属及びシールド部材はそれぞれが導通すると共に、これらはシャーシ部材41に導通している。また、これらと基板63のグランドが導通して等電位となっている。
【0029】
本実施の形態では、電磁的にシールドされた空間として電磁的シールド空間を形成し、この電磁的シールド空間内に前記情報記憶部ユニット24を収容すると共に、他の電磁的シールド空間内に前記SIDケーブル23等のケーブル及び前記電気接点コネクタ部11の何れか一方を収容するように構成する。
【0030】
即ち、前記シャーシ部材41の内径側には、前記溝部42に配設されたSIDケーブル23等のケーブルが挿通される部分以外の開口を塞ぐための薄板を略円筒状にプレス成形された導電性のシールド部材85がシャーシ部材41の内周面に密着して設けられていて、これらシャーシ部材41とシールド部材85とは導通している。また、前記シャーシ部材41には、薄板状の導電性のシールド部材86がシャーシ部材41のシールド部材受け面87に密着して設けられており、これらシャーシ部材41とシールド部材86とは導通している。
これらシールド部材85、86により、シャーシ部材41の底部とシールド部材86に囲まれた電磁的にシールドされた空間として第一シールド空間部88を形成すると共に、シャーシ部材41及びシールド部材85とシールド部材86に囲まれた空間として第二シールド空間部89を形成している。これによりスコープコネクタ部10には、電磁的にシールドされた2つの空間である第一、第二シールド空間部88、89が形成されるようになる。
【0031】
前記ユニバーサルケーブル9側から延出したSIDケーブル23等や光源装置3側から延出したケーブル3a等の各ケーブルは、前記シャーシ部材41に形成された溝部42を通り、シャーシ部材41内部に配設され、固定板91と固定ゴム部材92によってシールド部材86に形成された貫通穴93(図6参照)に挿通されたビス94により前記シャーシ部材41に形成された雌ねじ部95に締め込まれることで、挟み込まれて固定される。同時に、前記シールド部材86がシャーシ部材41のシールド部材受け面87に密着して固定されている。尚、これらのケーブル固定手段がシールド部材86の固定部材を兼ねているので、部品費が安価であり、これらが同時に組み立てられるので、組立費が削減できるため安価である。
【0032】
各ケーブルは固定された後、円盤状シールド部材83の開口部96から筒状シールド部材80の内部に挿通され、前記接点ピン59及び同軸接点ピン62に結線される。尚、これらのケーブルの内、前記SIDケーブル23は非常に長いため、筒状シールド部材80の外周部に巻かれて第二シールド空間部89に収納された後に前記開口部96から筒状シールド部材80内に挿通されている。
【0033】
尚、挿入部7、操作部8、ユニバーサルケーブル9、スコープコネクタ部10等を形成する金属はそれぞれ、電気的に導通するように形成されて、等電位に形成されている。また、前記シャーシ部材41は、図示しないビス等によりこれらと接続され、導通がとられていて電気的に等電位となっており、各シールド部材はスコープのその他の外装金属と等電位にしているので、EMC性能が良い。
【0034】
前記第二シールド空間部88の内部には、略円盤形状の実装基盤である前記情報記憶部ユニット24が配置されている。この情報記憶部ユニット24の基板部97には、三つのビス穴98が形成されており、シャーシ部材41に設けられた雌ねじ部99にビス101によって固定されていて、情報記憶部ユニット24にはその両面に前記CPU33、発振器34、プログラム書込み用コネクタ37等の素子が実装されている。
【0035】
次に、図6ないし図8を用いて前記情報記憶部ユニット24が収納配置される第一シールド空間部88の詳細な構成を説明する。
前記シールド部材86には、前記同軸シールド線79を第一シールド空間部88から第二シールド空間部89に挿通するための切り欠き部102が形成されている。この切り欠き部102は、スコープコネクタ部10内に配設された電気接点コネクタ部11に接続される他のケーブル3aと、同軸シールド線79とが同時に挿通可能な大きさに形成されている。このため、ケーブル3aと同軸シールド線79の結線を外すことなく、これらを切り欠き部102に挿通させながら、シールド部材86をシャーシ部材41から取り外すことができ、情報記憶部ユニット24の取り外し、取付けが容易にできる。尚、この際シールド部材86によってケーブル3aや同軸シールド線79に傷を付けることがない。このことにより、情報記憶部ユニット24の修理性が良い。
【0036】
また、図7に示すように前記情報記憶部ユニット24の基板部97のシールド部材86側の面には、前記発信器34やプログラム書き込み用コネクタ37等の高さの高い部品が前記固定ゴム部材92及びビス94の位置を避けて、図3で説明した円盤状シールド部材83とシールド部材86との間の空間が略均一になるように設けられている。
【0037】
図6に示すように前記シールド部材86は、前記情報記憶部ユニット24の上に実装された各電気素子の高さ及び大きさに合わせた形状に凹凸が設けられており、第二シールド空間部89の空間が無駄にならぬように形成されている。このことにより、この空間に収納されるSIDケーブル23やケーブル3a等のケーブルが各部品の隙間に挟まれることがなく、この空間の高さすなわちスコープコネクタ部10をコンパクトに形成できる。一方、図3に示すように基板部97のシャーシ部材41底側の面には、比較的高さの低く略同一の高さの部品が集められて実装されており、他の高さの部品は反対側の面に実装されている。このことにより、シャーシ部材41の底側の面側の空間に無駄がなく、第一シールド空間部88すなわちスコープコネクタ部10をコンパクトに形成できるようになっている。
【0038】
図7及び図8に示すように前記シャーシ部材41には、前記シールド部材86の切り欠き部102に沿って壁部103が設けられており、シャーシ部材41とシールド部材86によって同軸シールド線79を第一シールド空間部88から第二シールド空間部89に挿通するために必要十分で小さい挿通穴104のみが形成される構成となっている。このようにして、第一シールド空間部88と第二シールド空間部89との相互のノイズの通過がないように、極力第一シールド空間部88と第二シールド空間部89との間には連通した空間がないように形成されている。
【0039】
前記情報記憶部ユニット24には、前記データ信号線35と電源線23b及びグランド線23cが接続されていて、これらは1つに束ねられて外部に電気的シールド部79aを有する同軸シールド線79から形成されている。このため、これら電源線23b、グランド線23c、データ信号線35から外部に放射するノイズを前記シールド部79aによりカットし、SIDケーブル23へのノイズの影響や、外部へのノイズの影響をなくしている。また、データ信号線35に対して外部やSIDケーブル23等の他のケーブルからのノイズの影響をなくしている。
【0040】
前記同軸シールド線79は、前記光源側から延出した各ケーブル3aと同様に、筒状シールド部材80内に導入されて接点ピン59に結線されている。この同軸シールド線79は、第一シールド空間部88内で前記情報記憶部ユニット24上に配設されており、情報記憶部ユニット24上に実装された最もノイズを発生しやすいCPU33を駆動する発振器34の近傍を通らないように配設されており、極力発振器34のノイズが同軸シールド線79に影響を与えることを防止している。
【0041】
図3に示すように前記シールド部79aは電気接点コネクタ部11側において、前記SIDケーブル23に設けられたSIDケーブル23内の複数の電線を覆う外部シールドと共にグランド端子105に結線されている。前記グランド端子105は、円盤状シールド部材83にビス106により固定されて、円盤状シールド部材83と導通しており、SIDケーブル23の外部シールドと同軸シールド線79のシールドと、電気接点コネクタ部11全体が等電位になっている。
【0042】
尚、前記電源線23bは、前記SIDケーブル23内部のビデオ電源線23aが接続された図示しない電源ピンに接続され、グランド線23cは、前記SIDケーブル23内部の図示しないビデオグランド線が接続されたグランドピンに接続されている。また、前記データ信号線35は、前記インシュレータ部材55に設けられた図示しないデータ通信接点ピンに接続されて、前記スコープケーブル4を介してビデオプロセッサ5のデータ制御部26と接続されている。
【0043】
以上のように情報記憶部ユニット24への電源供給回路は、前記SID22への電源回路と兼ねられており、電源回路が単一であるので構造が簡略化でき、安価であるとともに回路から発生される不要なノイズを低減できる。
【0044】
また、前記情報記憶部ユニット24に設けられたプログラム書込み用コネクタ37には、図9に示すようにプログラム書込みの際に基板部97に電源を供給する電源端子やプログラムを書き込むための書込み端子等の複数の端子111が設けられていると共に、この端子111を塞ぐ形で非導電性の樹脂からなるコネクタカバー112が外嵌している。
【0045】
また、前記基板部97の両面の表面には、各電気素子のショートの恐れがある接点を隠すように液状シリコン等のシール剤113が塗布されている。また、前記コネクタカバー112とプログラム書込み用コネクタ37の境界部にも同様にシール剤113が塗布されており、各接点や端子に外部からの水分が付着しないようになっている。このため、結露や内視鏡の水漏れによって水が浸入した場合でもショートがなく、これらが錆びて劣化することを防止している。そして、CPU33のプログラムを変更する場合には、前記コネクタカバー112とプログラム書込み用コネクタ37の境界部のシール剤のみを除去して、コネクタカバー112を取り外しプログラム書込み用コネクタ37からプログラムを書き込んだ後、再度コネクタカバー112をプログラム書込み用コネクタ37に嵌めて境界部のみにシール剤を補修塗りすればよい。コネクタカバー112を着脱自在に設けたことにより、プログラム書き換えの際に作業が容易である。
【0046】
このように情報記憶部ユニット24を外部装置との接続部であるスコープコネクタ部10に設けているため、情報記憶部ユニット24と電気接点コネクタ部11との間に配設されるノイズの発生源やノイズのアンテナとなる可能性がある電源線23b、グランド線23c、データ信号線35を短くすることができる。これにより、これら電源線23b、グランド線23c、データ信号線35等から放射されるノイズを軽減できると共に、外部から受けるノイズの影響を軽減できる。また、コネクタ部以外の部分が大型化したり重くなったりしないので操作性が良好である。
【0047】
上述したように外部に対して及び相互に電磁的にシールドされた空間として第一シールド空間部88と第二シールド空間部89とを設け、前記第一シールド空間部88内に情報記憶部ユニット24を配置すると共に、前記第二シールド空間部89内に電気接点コネクタ部11及びSIDケーブル23を配置し、ノイズの発生源及びノイズのアンテナとなるこれらを分離して設けたことで、これらのシールドにより相互にノイズの影響がなくなると共に、発生したノイズを増幅することなく、更に、スコープ外部に対するノイズの発生や外部からのノイズの影響がない。
【0048】
この結果、SIDケーブル23にて伝送される撮像信号に劣化がないので画像の劣化がなく、情報記憶部ユニット24の動作不良や情報記憶部ユニット24の記憶データの劣化がなく、内視鏡外部の機器に対して不具合を与えない、EMC性能の良い内視鏡を提供できる。
【0049】
尚、本実施の形態では、挿入部先端側に内蔵したSID22により被写体像を撮像し、ビデオプロセッサ5で信号処理する電子内視鏡2に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、挿入部7に挿通したイメージガイドに被写体像を取り込み、操作部8に内蔵したSID22により被写体像を撮像する電子内視鏡に本発明を適用しても構わない。
【0050】
また、本実施の形態では、情報記憶部ユニット24を有する電子内視鏡2に本発明を適用したが、第二シールド空間89に収納される電気回路ユニットはこれに限らず、他の用途の基板でも、電気部品でも良く、電気的な回路を有する電気回路ユニットならば良い。更に、シールドされた空間を構成する部材は金属に限らず、樹脂にアルミ等の金属をコーティングした部材や導電性樹脂等により構成しても良い。
【0051】
[付記]
(付記項1) 内視鏡像を撮像する撮像素子と、この撮像素子に接続した撮像信号線と、少なくとも一つの電気回路ユニットと、この電気回路ユニット及び前記撮像素子に対して信号の授受を行う外部装置に接続可能な電気接点ユニットとを備えた電子内視鏡において、
複数の電磁的シールド空間を形成し、この内の1つの電磁的シールド空間内に前記電気回路ユニットを収容すると共に、他の電磁的シールド空間内に前記撮像信号線及び前記電気接点ユニットの何れか一方を収容したことを特徴とする電子内視鏡。
【0052】
(付記項2) 前記電気回路ユニットは、情報を記憶するための少なくとも一つの情報記憶部ユニットであることを特徴とする付記項1に記載の電子内視鏡。
【0053】
(付記項3) 前記複数の電磁的シールド空間を前記外部装置とのコネクタ部に設け、前記電気回路ユニットを前記電気接点ユニットの近傍に設けたことを特徴とする付記項1または2に記載の電子内視鏡。
【0054】
(付記項4) 前記電磁的シールド空間は、前記電気接点ユニットを保持するシャーシ部材とこのシャーシ部材の内部空間を分割するシールド部材とから形成していることを特徴とする付記項1〜3に記載の電子内視鏡。
【0055】
(付記項5) 前記電磁的シールド空間内に前記撮像信号線及び前記電気接点ユニットを収容したことを特徴とする付記項1〜3に記載の電子内視鏡。
【0056】
(付記項6) 前記内視鏡の外装金属部材を互いに電気的に導通して設け、この外装金属部材と前記電磁的シールド空間を形成するシールド体を電気的に導通して設けたことを特徴とする付記項1〜3に記載の電子内視鏡。
【0057】
[付記の目的]
(付記項1)
画像劣化及び電気回路ユニットの誤動作がなく、外部に対して放射ノイズが少ないEMC性能の良い電子内視鏡を提供することを目的とする。
【0058】
(付記項2)
画像劣化と、情報記憶部の誤動作及び情報記憶部の記憶データの劣化がなく、外部に対して放射ノイズが少ないEMC性能の良い電子内視鏡を提供することを目的とする。
【0059】
(付記項3〜6)
上記付記項1の目的に加え、コンパクトな電子内視鏡を提供することを目的とする。
【0060】
[付記の作用]
(付記項1)
電気回路ユニットと撮像信号線または電気接点ユニットとの間に相互のノイズの影響がない。また、電気回路ユニットと撮像信号線または電気接点ユニットに内視鏡外部からのノイズの影響がない。更に、電気回路ユニットと撮像信号線または電気接点ユニットから内視鏡外部へのノイズの影響がない。
【0061】
(付記項2)
情報記憶部ユニットと撮像信号線または電気接点ユニットとの間に相互のノイズの影響がない。また、情報記憶部ユニットと撮像信号線または電気接点ユニットに内視鏡外部からのノイズの影響がない。更に、情報記憶部ユニットと撮像信号線または電気接点ユニットから内視鏡外部へのノイズの影響がない。
【0062】
(付記項3、4)
上記付記項1の作用に加え、電気回路ユニットと電気接点ユニットの間を接続するノイズの発生源となる信号線を短くして電子内視鏡がコンパクトになる。
【0063】
(付記項5)
上記付記項1の作用に加え、電磁的シールド空間の数を少なくして電子内視鏡がコンパクトになる。
【0064】
(付記項6)
上記付記項1の作用に加え、電子内視鏡全体のシールド体が導通して同電位となりインピーダンスが低くなり、ノイズの影響を受け難くなる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、撮像信号ケーブル(撮像信号線)にて伝送される撮像信号に劣化がないので画像の劣化がなく、また、情報記憶部ユニット(電気回路ユニット)の動作不良や記憶データの劣化がなく、内視鏡外部の機器に対して不具合を与えない、EMC性能の良い電子内視鏡を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた電子内視鏡装置の構成を示す構成図
【図2】図1の電子内視鏡装置の電気系の構成を示す構成図
【図3】図1の電気接点コネクタ部の構成を示す断面図
【図4】図3の基板を矢印Aから見たA矢視図
【図5】図3の基板を矢印Bから見たB矢視図
【図6】図3のシールド部材を示す説明図
【図7】図3のC−C断面図
【図8】図3のD−D断面図
【図9】図7のプログラム書き込み用コネクタを示す断面図
【図10】図9の横断面図
【符号の説明】
1 …電子内視鏡装置
2 …電子内視鏡
3 …光源装置
4 …スコープケーブル
4e,4f…電気コネクタ
5 …ビデオプロセッサ
9 …ユニバーサルケーブル
10 …スコープコネクタ部
11 …電気接点コネクタ部(電気接点ユニット)
22 …SID(固体撮像素子)
23 …SIDケーブル(撮像信号線)
23b …ビデオ電源線
23c …電源線
24 …情報記憶部ユニット(電気回路ユニット)
35 …データ信号線
40 …コネクタケース
41 …シャーシ部材
43 …ベース本体
47 …口金部材
51 …ガイド部材
55 …インシュレータ部材
56 …フランジ部
58 …絶縁ベース部
59 …接点ピン
62 …同軸接点ピン
63 …基板
80 …筒状シールド部材
83 …円盤状シールド部材
85,86…シールド部材
91 …基板部

Claims (6)

  1. 体腔内の像を内視鏡像として撮像するための撮像素子と、
    シールド部材によって仕切られることで形成され、互いに遮蔽された第1のシールド空間および第2のシールド空間と
    前記第1のシールド空間に配置され、電気素子を実装した基板によって構成された電気回路ユニットと、
    前記電気回路ユニットに一端を接続されるとともに、前記第1のシールド空間から前記第2のシールド空間に延出されたケーブルと
    前記第2のシールド空間に配置されるとともに、前記ケーブルおよび前記撮像素子から延出する撮像信号線に接続され、外部装置に接続可能な電気接点ユニット
    を具備することを特徴とする電子内視鏡。
  2. 各々には、電気的なシールドを行うシールド部を備えてなる前記撮像信号線および前記ケーブルを具備することを特徴とする請求項1記載の電子内視鏡。
  3. 前記電気回路ユニットは、情報を記憶する情報記憶部であることを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡。
  4. 情報を記憶する記憶部を備えるとともに、前記情報を前記外部装置と送受信するための通信処理および前記記憶部への読み書きのための演算処理を行う処理部を備えた電気回路ユニットであることを特徴とする請求項1記載の電子内視鏡
  5. 前記シールド部材は、外部装置に接続するためのコネクタ部に配設され、前記第1のシールド空間および前記第2のシールド空間を前記コネクタ部に形成してなることを特徴とする請求項1記載の電子内視鏡
  6. 前記ケーブルは、同軸ケーブルであることを特徴とする請求項2記載の電子内視鏡
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