JP3683704B2 - 写真プリント装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気記録層が設けられた写真フィルムに記録された画像を基に、デジタルに変換された画像データを印画紙にプリントする写真プリント装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
一般に、APS(アドバンスド・フォト・システム)では、撮影時にカメラの持つ磁気記録機能、或いは、カメラとの別個の編集装置等によって、撮影した画像にタイトルをつけることが可能である。
【0003】
すなわち、磁気記録層に記録された磁気情報を、ラボ側で読取り、例えば、プリンタにおいて、読み取ったタイトル情報に基づいて、印画紙の裏面に印字することができる。なお、同時プリント時に作成されるインデックスプリントの裏面側にも印字することは可能である。
【0004】
ここで、磁気情報としては、予め定められたメニューから選択するタイトル(以下、セレクトタイトルという)と、自由に文字等を入力して作成するタイトル(以下、フリー・タイトルという)とがある。また、これらのタイトルは、画像コマ(写真プリント)1枚毎に行う場合(以下、フレーム・タイトルという)と、写真フィルム(例えばネガフィルム)1本分毎に行う場合(以下、ロール・タイトルという)とがある。これを、表1に表すと以下のようになる。
【0005】
【表1】
Figure 0003683704
この表1に示すように、タイトル情報を記録するときに、印字パターンを▲1▼〜▲4▼から選択することにより、写真プリントへの印字方法が決定されることになる。
【0006】
上記、写真プリントの裏面への印字は、ドットプリンタやインクジェットプリンタで行われることが多く、画質的には、撮影画像に比べて解像度はかなり低いものとなっている。
しかしながら、撮影者がカメラ等で入力したタイトル情報が、写真プリント(インデックスプリントを含む)の裏面だけに印字されると、返却されてアルバム等に収納して整理したときに隠れてしまい、その情報を見るためには、その都度アルバム等から引き出さなければならず、煩雑となって使い道のない無駄な情報となる可能性がある。
【0007】
このため、タイトル情報を写真プリントの表面(画像記録面)に印字すればよいが、撮影画像との解像度等、品質の違いで撮影画像にマッチングしない場合がある。
【0008】
本発明は上記事実を考慮し、撮影時等に記録したタイトル情報を写真プリントの画像記録面に合成する場合に、撮影画像を含む画像記録面の品質を落とすことなく、かつ、撮影画像にマッチングした高品質の画像を得ることができる写真プリント装置を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、磁気記録層が設けられた写真フィルムに記録された画像を基に、デジタルに変換された画像データを印画紙にプリントする写真プリント装置であって、前記印画紙のプリント面を装飾する複数の画像枠を含む合成用の合成画像をデジタル画像情報として記憶する合成画像記憶手段と、前記磁気記録層に記録された磁気情報を読み取る磁気情報読取手段と、前記磁気情報読取手段で読み取った磁気情報に基づいて、前記合成画像記憶手段から所定の合成画像を読出す合成画像読出手段と、前記合成画像読出手段で読み出された合成画像と撮影された画像とを合成し、新たに1つのデジタル画像データを作成する合成手段と、を有することを特徴としている。
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、撮影者がカメラ等で撮影した後、この撮影画像に関連する画像枠等の合成画像に相当する情報(例えば、予め定められたパターン画像であれば、それを示す符号情報や、撮影者個人が考えた文字情報)を磁気記録層に記録する。
【0011】
ラボでは、当該撮影フィルム(写真フィルム)を受付けると、磁気情報読取手段で磁気記録された情報を読み取る。
【0012】
ラボには、予め前記符号に相当する画像枠等が合成画像記憶手段に記憶されており、合成画像読出手段では、磁気情報に基づいて合成画像を読み出してくる。
【0013】
この読み出された合成画像と撮影画像とを合成手段によって、新たな1つのデジタル画像データを作成し、例えば、次工程のプリンタへ送出する。
【0014】
これにより、プリンタでは、この新たに作成された画像をプリントすることになるが、撮影画像と共に合成画像も同一の条件でプリントされるため、解像度等の違いはなく、品質の低下につながることはない。
【0015】
また、選択された画像枠は、撮影者が選択したものであり、撮影画像にマッチングしているため(例えば、クリスマスパーティーの1シーンの場合には、サンタクロースや鈴等の画像を含む画像枠)、違和感を感じることはない。
【0016】
さらに、文字等を単独、或いは画像枠と共に写真プリントの撮影画像面に記録することができ、アルバム等に整理してもその内容を簡単に把握することができる。
【0017】
請求項2に記載の発明には、前記請求項1記載の写真プリント装置において、写真フィルムの磁気記録層に記録された磁気情報から取得したタイトル又は撮影年月日を文字データとして、前記基の画像或いは合成画像と合成する磁気情報合成手段を、さらに有している。
【0018】
請求項2に記載の発明によれば、前記請求項1に記載の文字等の合成と関連するが、撮影者の意思に拘らず、磁気情報として記録される、予めイベント会場等での販売時に記録されたイベント内容を示すタイトルや、撮影年月日等を文字データとして、基の画像或いは合成画像にさらに合成することも可能である。
【0019】
請求項3に記載の発明は、前請求項1又は請求項2に記載の写真プリント装置において、写真フィルム上に記録された磁気情報から取得したタイトル又は撮影年月日を文字データとして、印画紙の裏面に印字する裏面印字手段をさらに有している。
【0020】
請求項3に記載の発明によれば、上記請求項2に記載の文字データを写真プリントの裏面側にも印字することにより、裏面に印字されたタイトル情報で整理を行ってきたユーザに違和感を与えることがない。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1には、本実施の形態に係るカメラ10が示されている。このカメラ10は、APS対応のカメラであり、図1の一点鎖線で示されるように、APSフィルム12(以下、ネガフィルム12という)が収容されたカートリッジ14が装填されている。
【0022】
ネガフィルム12の搬送路上には、磁気記録ヘッド16が配設されている。この磁気記録ヘッド16は、ヘッドドライバ18に接続されている。
【0023】
このヘッドドライバ18は、コントローラ20からの出力信号に基づいて、磁気ヘッド16を制御し、ネガフィルム12に設けられた磁気記録層22に情報を書き込むようになっている。
【0024】
コントローラ20には、入力パネル24が接続されている。この入力パネル24は、撮影者が自由に文字を選択できる機能と、予め定められた画像枠等の加工画像を選択する機能と、を有している。
【0025】
文字を選択する場合は、前記入力パネル24に設けられた複数のキー(図示省略)を操作して入力する(フリー・タイトル)。一方、加工画像は、メモリカード装填部26に装填されたメモリカード28に記憶された中から選択する(セレクト・タイトル)。なお、この選択は、実際に加工画像を表示してもよいし、画像枠毎に決められた符号を入力するようにしてしてもよい。
【0026】
メモリカード28は、複数用意されており、その撮影状況に適したメモリカード28を選択して前記メモリカード装填部26に装填する構成となっている。なお、代表的な画像枠等(クリスマス、正月に関する画像枠等)は、予めコントローラ20内のメモリ(図示省略)に記憶しておいてもよい。
【0027】
撮影者は、上記加工情報を、ネガフィルム12に記録された画像コマ30毎に記録してもよいし(フレーム・タイトル)、ネガフィルム1本分に共通な加工情報を記録してもよい(ロール・タイトル)。
【0028】
図2には、本実施の形態に係るラボでの処理手順を示すブロック図が示されている。
【0029】
ラボでは、まず受付部50において、撮影済のカートリッジ14を受付け、現像処理後に磁気情報読取部52において、磁気記録された情報を読み取る。この磁気情報は、上記撮影画像に加工情報を追加する情報はもちろん、従来通りの撮影年月日や撮影場所、撮影状態(ストロボ有無等)等のさまざまな情報が読み取られ、裏印字や露光時の補正情報として用いられる。
【0030】
磁気情報読取部52で磁気情報が読み取られると、加工画像情報選択読出部54において、この磁気情報に基づいて加工画像を選択し、読み出す。この場合、フリー・タイトルの場合には、磁気情報(文字)そのものが選択され、符号等でセレクト・タイトルが指定されている場合には、この符号に基づいて画像枠等を選択し、読出す。なお、文字のみの加工の場合には、必要に応じて文字専用の画像枠が選択されるようになっている。
【0031】
読み出された画像枠等の情報は、画像加工部56へ送られる。
【0032】
本実施の形態では、後述するプリンタプロセッサ100の露光部116(図3参照)がデジタルプリンタで構成されており、画像加工部56では、ネガフィルム12に記録されたコマ画像をCCD等の画像撮像素子によりデジタル的に読取り、必要に応じて加工画像との合成を行った後、そのデジタル画像データをプリンタプロセッサ100へと送るようになっている。
【0033】
ここで、露光部116(図3参照)で露光される画像は、図5乃至図10に示される如く、撮影画像と加工画像とが合成された画像となって、写真プリント190が作成されるようになっている。
【0034】
図5及び図6は、何らかの記念日に撮影されたものであり、図5は家族を対象とした図柄62が選択され、図6は恋人等を対象とした図柄64が選択されている。
【0035】
また、図7及び図8は、明らかに撮影内容を特定できるものであり、図7及び図8共にクリスマスをイメージした図柄66、68が選択されている。
【0036】
さらに、図9及び図10は、文字70、72が撮影内容を明確としているため、この文字を強調すべく、画像枠はシンプルな図柄74、76が選択されている。
【0037】
このような加工画像(文字を含む)は、撮影画像と共にデジタル化され、露光部116において同時に記録されるため、違和感がなく、画質の差もない。
【0038】
なお、本実施の形態では、上記撮影画像と合成する加工画像の他、必要に応じて、印画紙表面に撮影年月日や撮影場所をさらに合成することも可能となっている。
【0039】
図3には、本実施の形態に係るプリンタプロセッサ100が示されている。
【0040】
プリンタプロセッサ100には、印画紙102が収容されたマガジン104が装填されている。
【0041】
印画紙102は、ロール状に回転軸106に巻き取られており、その最外層の印画紙102が、マガジン104の引出口108から引き出されマガジン系搬送ローラ対110に挟持されている。このマガジン系搬送ローラ対110が図示しない駆動手段の駆動力で回転駆動することにより、印画紙102は、マガジン104から順次引き出されるようになっている。
【0042】
前記マガジン系搬送ローラ対110の下流側には、複数の露光系搬送ローラ対112が配設されている。マガジン104に最も近い露光系搬送ローラ対112と次の露光系搬送ローラ対112とは、バッファ部114を構成しており、この2組の搬送ローラ対112間において、印画紙102には、略U字型に弛みが形成されている。この弛みは、マガジン104からの印画紙102の引出し速度と、後述する露光部116における露光処理時の搬送速度との速度差を吸収する役目を有している。
【0043】
バッファ部114の下流側には、さらに2組の露光系搬送ローラ対112が配設されている。これらの間には、露光部116から出力されるレーザビームの走査領域とされている。
【0044】
すなわち、本実施の形態の露光部116は、レーザビームを主走査方向に振りながら、印画紙を副走査方向に搬送することにより画像を形成する、走査露光型の露光部116が適用されている。
【0045】
図4に示される如く、露光部116は、そのケーシング118内に複数の光学部材が収容されている。前記レーザビームは、レーザユニット120から出力されるようになっている。なお、レーザユニット120内には、CMYに発光する3個のレーザ(図示省略)が配設され、例えばダイクロイックミラー等で合波され、1本の光束として出力されている。
【0046】
レーザユニット120から出力された光は、コリメータレンズ122、反射ミラー124等の光学系を介して、ポリゴンミラー126の多面鏡へ入射されるようになっている。
【0047】
ポリゴンミラー126は、モータ128の駆動力で高速で回転しており、この回転によって、入射された光がそれぞれの多面鏡で主走査方向に振られることになる。主走査方向に振られた光は、fθレンズ130や反射ミラー132等の光学系を介して、ケーシング118に形成された出力口134から出力され、前記印画紙102の乳剤面へ照射されるようになっている。ここで、露光部116では、図示しないコントローラのフレームメモリに記憶された画像データを読出し、レーザから出力強度を制御(電流制御でもよいし、パルス幅制御でもよい)して出力すると共に印画紙102を定速搬送させることにより、画像が記録(潜像)されるようになっている。
【0048】
ここで、露光部116での印画紙102の搬送は定速搬送であるため、予めバッファ部114に必要な長さ分をストックしておくことにより、精度良く定速搬送が行え、走査記録が確実となる。
【0049】
最下流側の露光系搬送ローラ対112のさらに下流側は、現像ユニット154の挿入口に対応している。
【0050】
図3に示される如く、現像部168は、図示しない現像槽、定着槽、水洗槽等の処理液槽が設けられ、それぞれ複数の現像系搬送ローラ対174によって、印画紙102が浸漬されながら最下流側の乾燥部176へと送られるようになっている。
【0051】
現像部168の乾燥工程を終了した印画紙102は、裏印字・カッタ部188へ送られる。
【0052】
この裏印字・カッタ部188には、サーマルプリンタやドットプリンタ等の裏印字装置188Aと、カットマークセンサ及びカッタ188Bとが配設されており画像毎に切断される印画紙(写真プリント)の裏面側に撮影年月日等を印字すると共に、画像領域単位でその境目を切断する役目を有しており、排出される印画紙102は、1枚毎の写真プリント190として仕上がった状態となる。
【0053】
以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0054】
カメラ10での撮影時、撮影者は撮影内容に適合した加工情報を選択することができる。この場合、まず、入力パネル24を操作して、文字を入力したり、メモリカード28から画像枠等を選択したり、パネル24に表示される予め決められた複数のタイトルから選び出したりする。
【0055】
この選択された加工情報は、磁気記録ヘッド16によって、ネガフィルム12の磁気記録層22へ磁気記録される。磁気記録は、フレーム・タイトルであれば画像コマ30毎に対応した磁気記録層領域に記録され、ロールタイトルであれば磁気記録層22の最初や最後の共通情報領域に記録される。
【0056】
撮影が終了すると、撮影者は、カートリッジ14をカメラ10から取り出して、ラボへ持ち込む。
【0057】
ラボでは、受付部50においてこのカートリッジ14を受付け、現像処理後、磁気情報読取部52で磁気記録層22に記録された情報(加工情報はもちろん、撮影年月日、撮影場所、撮影条件等を含む)を読み取る。
【0058】
磁気情報読取部52で読み取った加工情報に基づいて、加工画像情報選択読出部54では、必要な画像枠等を読出し、画像加工部56へ送る。なお、文字の場合には、磁気記録層22から読み取った情報がそのまま画像加工部56へ送られる。
【0059】
画像加工部56では、ネガフィルム12に記録されたコマ画像をCCD等の画像撮像素子によってデジタル的に読取り、加工情報と合成し、デジタル画像データを作成する。
【0060】
作成されたデジタル画像データは、プリンタプロセッサ100へ送られる。
【0061】
以下、プリンタプロセッサ100での処理手順を説明する。
【0062】
マガジン104がプリンタプロセッサ100の所定位置に装填されると、マガジン系搬送ローラ対110が駆動を開始し、マガジン104内から印画紙を引き出し、搬送する。
【0063】
この搬送方向下流側には、露光系搬送ローラ対112が設けられており、印画紙102は、まずバッファ部114で所定の弛みが形成される。露光部116部で印画紙102に弛みを持たせることによりは、走査露光中に印画紙102が定速搬送(副走査移動)される際に、マガジン104からの引き出し量が足りず、印画紙102に無用な緊張力が発生して、搬送速度にむらを生じさせることを防止することができる。
【0064】
印画紙102が露光部116の走査露光位置に至ると、露光部116では、画像データを読み取る。レーザユニット120からは、この読み取った画像データに基づいて出力強度が制御されたレーザビームが出力され、コリメータレンズ122、ポリゴンミラー126、fθレンズ130等の光学系を介して、印画紙102の乳剤面上に案内される。このとき、ポリゴンミラー126によってレーザビームは、主走査方向に往復移動しており、これに対応して印画紙102が定速搬送しているため、印画紙102上に画像を記録することができる。
【0065】
印画紙102は、現像部168へ入り込み、現像系搬送ローラ対174(及び図示しないガイド板)に案内されて、現像、定着、水洗、乾燥の各処理が実行される。
【0066】
その後、裏印字・カッタ部188では、撮影年月日等を印画紙裏面に印字した後、カットマークを検出し、全てのカットマークの位置で切断することによって、写真プリント190が完成する。
【0067】
ここで、完成した写真プリント190は、図5乃至図10のような形態となる。
【0068】
図5は、家族で何らかの記念に撮影したものであり、ファミリーに相応しい図柄62によって撮影画像を強調している。図6は、男性が女性にプレゼントを送っているときの写真であり、恋人同士に相応しい図柄64によって撮影画像を強調している。
【0069】
次に、図7及び図8は、家族又は恋人同士でクリスマスパーティーを開いたときの写真であり、明らかにクリスマスである季節感が織り込まれた図柄66、68によって撮影画像を強調している。
【0070】
図9及び図10は、文字70、72によって撮影内容を明らかしている写真であり、この文字70、72がある場合には、画像枠で撮影画像を強調する必要がなく、特に指定がない場合には、文字の周囲のみの比較的地味な図柄74、76が選択される。
【0071】
以上、本実施の形態によれば、撮影画像に画像枠等の加工画像を合成したい場合に、撮影画像の品位が落ちることがない、撮影画像に適合した加工情報を撮影者の意思により選択できるため、撮影画像とマッチングした写真プリント190を得ることができる。
【0072】
また、撮影画像と加工画像とをデジタル化して、同一の露光部116で露光しているため、両者に画質の差がなく、違和感を感じさせることがない。
【0073】
さらに、必要に応じて印画紙表面に磁気情報として読み取った撮影年月日や撮影場所等をさらに合成して記録することができるため、写真プリント190をアルバム等に収納した後でも、見えなくなることはなく、確実にその情報を利用することができる。
【0074】
また、本実施の形態では、印画紙裏面にも撮影年月日や撮影場所等を印字したため、従来までの写真プリント(裏印字のみのもの)との間に違和感を感じさせることもない。
【0075】
【発明の効果】
以上説明した如く請求項1に記載の発明では、撮影時等に記録したタイトル情報を写真プリントの画像記録面に合成する場合に、撮影画像を含む画像記録面の品質を落とすことなく、かつ、撮影画像にマッチングした高品質の画像を得ることができるという優れた効果を有する。
【0076】
請求項2に記載の発明では、文字データ等も合わせて合成することができ、画像枠等との組み合わせにより、撮影画像とのマッチングを向上することができる。
【0077】
請求項3に記載の発明では、文字データ等は写真プリントの裏面にも印字されるため、従来この裏面に印字されたタイトル情報で整理を行ってきたユーザに違和感を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るカメラの加工情報を登録するための機能を示す制御ブロック図である。
【図2】本実施の形態に係るラボでの処理手順を示す作業フロー図である。
【図3】本実施の形態に係るプリンタプロセッサの概略構成を示す斜視図である。
【図4】露光部の詳細を示す側面図である。
【図5】本実施の形態に係る加工情報が合成された写真プリントの一例を示す正面図である(ファミリー一般)。
【図6】本実施の形態に係る加工情報が合成された写真プリントの一例を示す正面図である(恋人一般)。
【図7】本実施の形態に係る加工情報が合成された写真プリントの一例を示す正面図である(ファアミリークリスマス)。
【図8】本実施の形態に係る加工情報が合成された写真プリントの一例を示す正面図である(恋人クリスマス)。
【図9】本実施の形態に係る加工情報が合成された写真プリントの一例を示す正面図である(文字「メリークリスマス」)。
【図10】本実施の形態に係る加工情報が合成された写真プリントの一例を示す正面図である(文字「HAPPY BIRTHDAY」)。
【符号の説明】
10 カメラ
12 ネガフィルム(写真フィルム)
14 カートリッジ
16 磁気記録ヘッド
20 コントローラ
22 磁気記録層
24 入力パネル
28 メモリカード
30 画像コマ
52 磁気情報読取部
54 加工画像情報選択読出部
56 画像加工部
100 プリンタプロセッサ
102 印画紙
116 露光部
188 裏印字・カッタ部

Claims (3)

  1. 磁気記録層が設けられた写真フィルムに記録された画像を基に、デジタルに変換された画像データを印画紙にプリントする写真プリント装置であって、
    前記印画紙のプリント面を装飾する複数の画像枠を含む合成用の合成画像をデジタル画像情報として記憶する合成画像記憶手段と、
    前記磁気記録層に記録された磁気情報を読み取る磁気情報読取手段と、
    前記磁気情報読取手段で読み取った磁気情報に基づいて、前記合成画像記憶手段から所定の合成画像を読出す合成画像読出手段と、
    前記合成画像読出手段で読み出された合成画像と撮影された画像とを合成し、新たに1つのデジタル画像データを作成する合成手段と、
    を有することを特徴とする写真プリント装置。
  2. 前記請求項1記載の写真プリント装置において、写真フィルムの磁気記録層に記録された磁気情報から取得したタイトル又は撮影年月日を文字データとして、前記基の画像或いは合成画像と合成する磁気情報合成手段を、さらに有する写真プリント装置。
  3. 前請求項1又は請求項2に記載の写真プリント装置において、写真フィルム上に記録された磁気情報から取得したタイトル又は撮影年月日を文字データとして、印画紙の裏面に印字する裏面印字手段をさらに有する写真プリント装置。
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