JP3683349B2 - はさみ用切屑収納装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉させられて爪等のものを切断するはさみに設けられ切断された切屑を収納するはさみ用切屑収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のはさみ用切屑収納装置としては、例えば、実開昭60−109573号公報に掲載されたものが知られている。
このはさみ用切屑収納装置は、切断された切屑を収納する袋状のケースと、該ケースに設けられはさみの一対の刃体のうち下側に位置する刃体に磁着するマグネットとを備えて構成されている。
そして、例えば、人間の爪を切断する際で説明すると、使用時には、ケースの開口が一対の刃体のうち上側に位置する刃体の閉時の切断刃に沿って対峙するように、マグネットを下側に位置する刃体に磁着して、ケースを取付ける。この状態で、はさみを開閉させて爪を切断すると、切断された爪の切屑が上側に位置する刃体で押し込まれるようにしてケース内に収納されていく。
また、ケース内の切屑を捨てるときは、マグネットを下側に位置する刃体から外してケースを外し、ごみ箱等に捨てるようにする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来のはさみ用切屑収納装置にあっては、マグネットで取付け取外しを行なうようにしているので、ケース内の切屑を容易に捨てることができるというメリットはあるが、はさみの開閉動作中に手がケースに触れる等すると容易に動き易く、その場合には、ケースの開口位置がずれて、切屑がうまくケース内に入らずに周辺に飛び散ってしまうことがあるという問題があった。
また、マグネットで取付けているので、はさみが磁着性の金属でない場合には、ケースを取付けることができないという問題もある。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、はさみの開閉動作中にケースが位置ずれしないようにするとともに、ケース内の切屑を容易に捨てることができるようにしたはさみ用切屑収納装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明のはさみ用切屑収納装置は、一端側に切断刃を有し他端側に把持部を有した一対の刃体を上記切断刃を対向させて互いに開閉可能になるように該刃体を重ねかつ回動軸で軸支してなるはさみに設けられ、上記刃体の開閉によって切断された切屑を収納するはさみ用切屑収納装置において、上記一対の刃体のうち下側に位置する刃体に付帯されるとともに該付帯位置で上記一対の刃体のうち上側に位置する刃体の閉時の切断刃に沿って該切断刃に対峙する開口を有し該切断刃によって切断された切屑を収納する袋状のケースと、上記ケースの基端部に設けられ該ケースが上記下側に位置する刃体に付帯する付帯位置及び該付帯位置から離間した離間位置の二位置に移動可能になるように上記はさみの回動軸に回動可能に係合する係合部と、該ケースを上記付帯位置に解除可能に保持するストッパとを備えた構成としている。
【0005】
そして、上記ケースを、開口縁の下側縁が、上記下側に位置する刃体の切断刃と反対側の背部に当接するように形成し、
上記ケースを、該ケースの付帯位置における上記回動軸の軸線に直交する平面図上、上記ケースの開口縁の上側縁に対応する線(P)が、上記下側に位置する刃体の切断刃よりも該下側に位置する刃体の切断刃と反対側の背部側に位置するように形成している。
そしてまた、必要に応じ、上記ケースの下面を、上記下側に位置する刃体の上記背部に隣接する下側の外面に沿う面より下方に突出しないように形成した構成としている。
【0006】
また、必要に応じ、上記ストッパを、上記ケースの基端部に撓み可能に延設された舌片と、該舌片に突設され上記ケースの付帯位置における上記舌片の非撓み時にはさみに係止され撓み時に係止解除される突出部とを備えて構成している。
更に、必要に応じ、上記ストッパを、上記はさみの刃体の外側に撓み可能に設けられた舌片と、該舌片に突設され上記ケースの付帯位置における上記舌片の非撓み時にケース側に係止され撓み時に係止解除される突出部とを備えて構成している。
【0007】
更にまた、必要に応じ、上記ケースに、上記ケースの離間位置において、上記はさみの刃体が開いたとき、上記上側に位置する刃体によって押圧されて該ケースを付帯位置に位置させる当接部を設けた構成としている。
また、上記ケースを、透明もしくは半透明の材料で形成した構成としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係るはさみ用切屑収納装置について詳細に説明する。尚、上記と同様のものには同一の符号を付して説明する。
図1乃至図6には、第一の実施の形態に係るはさみ用切屑収納装置Kを示している。この実施の形態に係るはさみ用切屑収納装置Kが適用されるはさみSは、乳幼児の爪切用であって右手用のはさみであり、図1乃至図6に示すように、一端側に金属製の切断刃2を有し他端側に把持部3を有した一対の刃体1を切断刃2を対向させて互いに開閉可能になるように、刃体1を重ねかつ回動軸4で軸支して構成されている。回動軸4は刃体1から僅かに突出している。刃体1は、先端側が上側に湾曲している。また、把持部3は、プラスチックで形成されており、指を通すことが可能なようにリング状に形成されている。また、把持部3の回動軸4側には、回動軸4側に開放する凹所5が設けられている。
【0009】
第一の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具Kは、全体が樹脂で形成されおり、ケース10と、係合部13と、ストッパ20とから構成されている。
ケース10は、透明もしくは半透明の樹脂材料で形成されており、はさみSの一対の刃体1のうち下側に位置する刃体1(A)に付帯されるとともに、この付帯位置Fで一対の刃体1のうち上側に位置する刃体1(B)の閉時の切断刃2に沿って対峙する開口11を有し、切断刃2によって切断された切屑を収納する袋状に形成されている。
【0010】
付帯位置Fにおいては、図4(b)及び図5(b)に示すように、ケース10の付帯位置Fにおける回動軸4の軸線に直交する平面図(図5(b))上、ケース10の開口11縁の上側縁11aに対応する線Pが下側に位置する刃体1の切断刃2よりも寸法eだけ該切断刃2の反対側の背部6がわに位置するように形成され、切断刃2よりも突出しないように形成されている。また、この上側縁11aは、図5(b)に示すように、一般部よりも開口11の内側に傾斜形成されており、開口11の幅Dが調節されている。即ち、開口11は、爪が入り得る最小限の幅Dに形成され、内部ができるだけ広くなるようにしている。開口11の幅Dは、重ね合わせられた一対の刃体1の厚さと同じもしくは、それよりも僅かに大きく設定されている。その間隔Cは、例えば、C=0〜0.5mm程度が望ましい。これ以上であると、刃体1が閉じているときに切屑が飛び出ることがある。
【0011】
また、付帯位置Fにおいては、図4(b)に示すように、ケース10の開口11縁の下側縁11bは、はさみSの下側に位置する刃体1(A)の切断刃2と反対側の背部6に当接するように形成されている。
更に、図4(b)に示すように、ケース10の下面12は、下側に位置する刃体1(A)の背部6に隣接する下側の外面1aに沿う面より下方に突出しないように形成されている。実施の形態においては、面一に形成されている。
【0012】
係合部13は、ケース10の基端部に刃体1を挟む一対の突片14を有し、この突片14に、はさみSの回動軸4の突出した部分に回動可能に係合する係合孔15を有している。そして、この回動によって、ケース10が下側に位置する刃体1(A)に付帯する付帯位置F(図3及び図5)及び付帯位置Fから離間した離間位置R(図6)の二位置に移動可能になるようにしている。
【0013】
ストッパ20は、ケース10を付帯位置Fに解除可能に保持するものである。このストッパ20は、ケース10の基端部に突設された係合部13の下側の突片14に撓み可能に延設された舌片21と、図4(c)に示すように、舌片21に突設されケース10の付帯位置Fにおける舌片21の非撓み時に、はさみSに形成された凹所5に嵌合して係止されるとともに、舌片21の外側への撓み時に、係止解除される突出部22とを備えて構成されている。舌片21の基端部は、樹脂ヒンジ23を構成し、撓み易いように薄肉に形成されている。突出部22には、凹所5に係合し易くするために、斜めに削ったコーナ部22aが設けられている。
また、ケース10の背部6の係合部13がわ端部は、図2(b),図5及び図6に示すように、ケース10の離間位置R(図5)において、はさみSの刃体1が開いたとき、上側に位置する刃体1(B)によって押圧されてケース10を付帯位置Fに位置させる当接部16として構成されている。
【0014】
従って、この実施の形態に係るはさみ用切屑収納具KをはさみSに装着するときは、先ず、図6に示すように、係合部13の突片14の係合孔15を回動軸4の突出した部位に係合する。次に、図5に示すように、はさみSの刃体1同士を開く。これにより、上側に位置する刃体1(B)がケース10の当接部16に当接して、ケース10を押圧し、離間位置Rから付帯位置Fに位置させる。この場合、ストッパ20の舌片21が撓むので、突出部22がはさみSの凹所5を形成する部分を乗り越えて、はさみSの凹所5に嵌合し、付帯位置Fに位置決め保持される。そのため、ケース10が付帯位置Fに容易に位置させられ取付け作業性が極めて良くなる。
【0015】
次に、このこの状態で、切屑収納具Kを装着したはさみSを使用して爪を切るときは、図5に示すように、はさみSの刃体1同士を開閉して行なう。これにより、切断された爪の切屑が上側に位置する刃体1(B)で押し込まれるようにして開口11からケース10内に収納されていく。
この場合、ケース10は、ストッパ20によって付帯位置Fに保持されているので、即ち、ストッパ20の舌片21に突設された突出部22がはさみSに形成された凹所5に嵌合して係止されているので、はさみSの開閉動作中に手がケース10に触れる等しても、容易に動くことがなく、そのため、ケース10の開口11位置がずれて、切屑がうまくケース10内に入らずに周辺に飛び散ってしまう事態が防止され、切屑が確実に受けられてケース10内に収納される。
また、ケース10の下面12は、下側に位置する刃体1(A)の外面に沿う面より突出しないように形成されているので、開閉動作によって爪の周囲の指に引っ掛かることがなく、円滑に開閉動作が行なわれる。
【0016】
更に、ケース10の付帯位置Fにおける回動軸4の軸線に直交する平面図(図5(b))上、ケース10の開口11縁の上側縁11aに対応する線Pが下側に位置する刃体1の切断刃2よりも突出しないように形成されているので、切断された切屑が切断刃2と開口11縁との間に挟まりにくく、そのため、切屑が確実に受けられてケース10内に収納される。尚、ケース10の付帯位置Fにおける回動軸4の軸線に直交する平面図(図5(b))上、ケース10の開口11縁の上側縁11aに対応する線Pが下側に位置する刃体1の切断刃2よりも出っ張る場合には、切屑が挟まることがしばしば生じる。
【0017】
ケース10内に切屑が溜ったならば、適時にこれをごみ箱等に捨てれば良い、この場合、ケース10は、透明もしくは半透明に形成されているので、切屑の収納量を目視で知ることができ、容易に、捨てる時期を知ることができる。また、汚れの程度を知って、拭き取る等の掃除を行なうことができるので、清潔に保持することができる。
切屑をケース10から捨てるときは、以下のようにする、先ず、図4(c)に示すように、ストッパ20の舌片21を外側に撓ませ、この状態で、図6に示すように、舌片21を介してケース10を回動させる。これにより、ケース10が離間位置Rに位置させられて開口11が大きく開くことになるとともに、刃体1から離間して開口11の前に邪魔になるものがないので、切屑が容易に捨てられる。この場合、ストッパ20を解除してケース10を回動させるだけで、切屑を捨てることができるので、操作が極めて簡単に行なわれ、作業性が良くなる。
また、ケース10を離間位置Rにすれば、刃体1が露出するので、拭き取る等の掃除がし易くなり、清潔を保持させ易くなる。
尚、ケース10を付帯位置Fに位置させたまま、刃体1を開けば、開口11が上側に位置する刃体1(B)の厚さの分だけ開くことになるので、この状態でも、ケース10内の切屑を捨てることが可能である。
そしてまた、ケース10の離間位置Rで、上記のように、はさみSの刃体1同士を開けば、図5に示すように、上側に位置する刃体1(B)がケース10の当接部16に当接して、ケース10を押圧し、離間位置Rから付帯位置Fに位置させる。これにより、再び、使用の用に供せられる。
【0018】
図7には、第二の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具Kを示している。この実施の形態に係るはさみ用切屑収納具Kが適用されるはさみSは、上記と略同様であるが、上記と異なって、把持部3の回動軸4側には、凹所5が設けられていない。
第二の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具Kは、上記第一の実施の形態と略同様に形成されているが、第一の実施の形態と異なる点は、ストッパ20の構造である。
ストッパ20は、ケース10の基端部に突設された係合部13の下側の突片14に撓み可能に延設された舌片21と、舌片21に突設されケース10の付帯位置Fにおける舌片21の非撓み時に、はさみSの側端に係止されるとともに、舌片21の外側への撓み時に、係止解除される突出部22とを備えて構成されている。
この第二の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具Kにおいても、第一の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具Kと同様の作用,効果を奏する。
【0019】
図8には、第三の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具Kを示している。第三の実施の形態に係るはさみ用切屑装置は、上記第一の実施の形態と略同様に形成されているが、第一の実施の形態と異なる点は、ストッパ20の構造である。
ストッパ20は、はさみSの下側に位置する刃体1(A)に外側に撓み可能に固定された舌片21と、舌片21に突設されケース10の付帯位置Fにおける舌片21の非撓み時にケース10の突片14に延設した延設部17に係止されるとともに、舌片21の外側への撓み時に係止解除される突出部22とを備えて構成されている。
この第三の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具Kにおいても、第一の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具Kと同様の作用,効果を奏する。
【0020】
尚、上記実施の形態では、乳幼児の爪切用のはさみSに用いる場合で説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、種々のはさみに適用して良いことは勿論である、
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のはさみ用切屑収納具によれば、ケースをはさみに付帯させる付帯位置及び離間位置の二位置に移動可能になるように回動軸に回動可能に係合させるようにしたので、係合部をはさみの回動軸に係合させるだけで装着できることから、容易にはさみに装着することができる。特に、はさみの材質が磁着性でなくても容易に装着することができる。
そして、ストッパによってケースを付帯位置に解除可能に保持するようにしたので、はさみの開閉動作中に手がケースに触れる等しても、容易に動くことがなく、そのため、ケースの開口位置がずれて、切屑がうまくケース内に入らずに周辺に飛び散ってしまう事態を防止することができ、切屑を確実に受けてケース内に収納させることができる。
【0022】
また、ケースの付帯位置における回動軸の軸線に直交する平面図上、ケースの開口縁の上側縁に対応する線(P)が、下側に位置する刃体の切断刃よりも該下側に位置する刃体の切断刃と反対側の背部側に位置するように形成したので、切断された切屑が切断刃と開口縁との間に挟まりにくく、そのため、切屑を確実に受けてケース内に収納させることができる。
更に、ケースの下面を、下側に位置する刃体の背部に隣接する下側の外面に沿う面より下方に突出しないように形成した場合には、はさみの開閉動作によって爪の周囲の指に引っ掛かることがなく、円滑に開閉動作を行なわせることができる。
【0023】
更にまた、ストッパを、ケースに撓み可能に延設された舌片と、舌片に突設され上記ケースの付帯位置において舌片の非撓み時にはさみに係止され撓み時に係止解除される突出部とを備えて構成した場合には、簡易な構造でケースを押えることができる。
また、上記ストッパを、はさみに撓み可能に設けられた舌片と、舌片に突設されケースの付帯位置において舌片の非撓み時にケース側に係止され撓み時に係止解除される突出部とを備えて構成した場合には、簡易な構造でケースを押えることができる。
【0024】
更に、ケースに、ケースの離間位置において、はさみの刃体が開いたとき、上側に位置する刃体によって押圧されて、ケースが付帯位置に位置させられる当接部を設けた場合には、はさみを開くだけでケースを付帯位置に容易に位置させることができ、取付け作業を極めて容易に行なうことができる。
また、ケースを、透明もしくは半透明の材料で形成した場合には、切屑の収納量を目視で知ることができ、容易に、捨てる時期を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具をこれが適用されるはさみとともに示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具を示す図であり、(a)は正面図、(b)は背面図,(c)は底面図,(d)は平面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具の装着状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は背面図,(c)は底面図,(d)は平面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具の装着状態を示す図であり、(a)は図3(d)中A−A線断面図、(b)は図3(d)中B−B線断面図,(c)は図3(d)中C−C線断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具の作用を示す図であり、(a)は付帯位置におけるはさみを開いたときの底面図,(b)は付帯位置におけるはさみを開いたときの平面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具の作用を示す図であり、(a)は離間位置における底面図,(b)は離間位置における平面図である。
【図7】本発明の第二の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具をこれが適用されるはさみとともに示す斜視図である。
【図8】本発明の第三の実施の形態に係るはさみ用切屑収納具をこれが適用されるはさみとともに示す斜視図である。
【符号の説明】
K はさみ用切屑収納装置
S はさみ
1 刃体
1(A) 下側に位置する刃体
1(B) 上側に位置する刃体
1a 外面
2 切断刃
3 把持部
4 回動軸
5 凹所
6 背部
10 ケース
11 開口
11a 上側縁
11b 下側縁
12 下面
13 係合部
14 突片
15 係合孔
16 当接部
F 付帯位置
R 離間位置
20 ストッパ
21 舌片
22 突出部
23 樹脂ヒンジ

Claims (6)

  1. 一端側に切断刃を有し他端側に把持部を有した一対の刃体を上記切断刃を対向させて互いに開閉可能になるように該刃体を重ねかつ回動軸で軸支してなるはさみに設けられ、上記刃体の開閉によって切断された切屑を収納するはさみ用切屑収納装置において、
    上記一対の刃体のうち下側に位置する刃体に付帯されるとともに該付帯位置で上記一対の刃体のうち上側に位置する刃体の閉時の切断刃に沿って該切断刃に対峙する開口を有し該切断刃によって切断された切屑を収納する袋状のケースと、上記ケースの基端部に設けられ該ケースが上記下側に位置する刃体に付帯する付帯位置及び該付帯位置から離間した離間位置の二位置に移動可能になるように上記はさみの回動軸に回動可能に係合する係合部と、該ケースを上記付帯位置に解除可能に保持するストッパとを備え、
    上記ケースを、開口縁の下側縁が、上記下側に位置する刃体の切断刃と反対側の背部に当接するように形成し、
    上記ケースを、該ケースの付帯位置における上記回動軸の軸線に直交する平面図上、上記ケースの開口縁の上側縁に対応する線(P)が、上記下側に位置する刃体の切断刃よりも該下側に位置する刃体の切断刃と反対側の背部側に位置するように形成したことを特徴とするはさみ用切屑収納装置。
  2. 上記ケースの下面を、上記下側に位置する刃体の上記背部に隣接する下側の外面に沿う面より下方に突出しないように形成したことを特徴とする請求項1記載のはさみ用切屑収納装置。
  3. 上記ストッパを、上記ケースの基端部に撓み可能に延設された舌片と、該舌片に突設され上記ケースの付帯位置における上記舌片の非撓み時にはさみに係止され撓み時に係止解除される突出部とを備えて構成したことを特徴とする請求項1または2記載のはさみ用切屑収納装置。
  4. 上記ストッパを、上記はさみの刃体の外側に撓み可能に設けられた舌片と、該舌片に突設され上記ケースの付帯位置における上記舌片の非撓み時にケース側に係止され撓み時に係止解除される突出部とを備えて構成したことを特徴とする請求項1または2記載のはさみ用切屑収納装置。
  5. 上記ケースに、上記ケースの離間位置において、上記はさみの刃体が開いたとき、上記上側に位置する刃体によって押圧されて該ケースを付帯位置に位置させる当接部を設けたことを特徴とする請求項1,2,3または4記載のはさみ用切屑収納装置。
  6. 上記ケースを、透明もしくは半透明の材料で形成したことを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載のはさみ用切屑収納装置。
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