JP3683193B2 - 携帯電話機の電話帳の一元管理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話機の電話帳の管理方法に関し、特に電話網にあって電話帳による接続サービスを提供するサーバにおける携帯電話機の電話帳の一元管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、我が国では便利さと有用性から携帯電話が世代を問わず爆発的に普及しており、個人一人が一台以上所有することも珍しくない。そして、この傾向は国際的なものになっており、今後経済のグローバル化に伴いますます増加に拍車がかかることは間違いない。
【0003】
この携帯電話の非常に便利な機能の一つとして電話帳機能があり、多数の通話相手の電話番号をいちいち覚えておく必要がなく、名前や絵文字から容易に電話できるようになっている。この電話帳は、一般的には手入力で作成しているが、人によっては膨大な量になるため、特開平4ー98955公報に見られるように、センターの電話番号データベースを利用して発信する方法も発案されている。
【0004】
一方、電話番号を用いた犯罪が増えており、電話帳の電話番号の秘匿性の要求が強まっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、携帯電話の電話帳の利便性は大きいものの、以下のような問題がある。
【0006】
(1)携帯電話番号は、日本では現在でも11桁であるが、今後、端末の増加に伴いさらに桁数が増える可能性があり、登録が面倒であるとともに、一時的な記憶や、口頭でのやり取りが一層困難になり、かつ間違いを生じる可能性も大きくなる。
【0007】
(2)盗難やのぞきにより、電話番号を第三者に容易に知られてしまう。
【0008】
(3)携帯電話の機能の進化が激しい時代にあわせて携帯端末を新しいものに変えていくことも珍しいことではないが、それに伴い電話番号が変わってしまい、相手への連絡が必要になる。
【0009】
(4)一つの端末で登録した電話帳は他の電話端末や公衆電話からではで使用することができない。
【0010】
本発明の目的は、以上の問題点を解決できる携帯電話端末の電話帳の一元管理方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願の第1の発明は、電話網にあって電話帳による接続サービスを提供するサーバにおける携帯電話機の電話帳の一元管理方法において、前記サーバは携帯電話機の電話番号とユーザIDを対応させて保持するデータベースとユーザ対応に接続相手の前記ユーザIDを保持する前記電話帳を備え、ユーザから端末を介して接続サービス要求を受けると、前記ユーザ対応の前記電話帳を前記端末に送付し、前記電話帳に基づき前記端末から指定された前記ユーザID対応の前記携帯電話機の電話番号を前記データベースから取り出し、取り出された前記携帯電話機の電話番号により前記携帯電話機に接続し、前記ユーザが前記電話帳に接続相手の前記ユーザIDを登録する場合、前記ユーザと接続相手のユーザとが互いの前記端末を介して送ってきた使い捨てパスワードを照合して、一致した場合に互いの前記電話帳に相手の前記ユーザIDの登録を行うことを特徴とする。
【0012】
本願の第2の発明は、第1の発明の前記端末が携帯電話機であることを特徴とする。
【0013】
本願の第3の発明は、第1の発明の前記端末が固定電話機であることを特徴とする。
【0014】
本願の第4の発明は、第1の発明の前記端末が公衆電話機であることを特徴とする。
【0016】
本願の第5の発明は、第1の発明の前記使い捨てパスワードは、前記ユーザと接続相手の前記ユーザとが各自の前記電話帳に相手の前記ユーザIDを登録する前に、互いに一つに取り決めているものとすることを特徴とする。
【0017】
「作用」
ユーザ毎に管理した電話帳をデータベースサーバに設けて、電話帳を一元的に管理を行う。各ユーザの電話帳には携帯電話の電話番号を登録せず、ユーザIDを登録し、サーバにおいてユーザIDと電話番号を結び付ける管理を行う。さらに互いのユーザIDの登録には使い捨てパスワード(One Time Password)を用いることで、第三者へ勝手に登録されてしまうということを回避する。これにより電話番号が分からなくても、お互いに電話をかけることができる。また、このユーザIDと個人情報を結び付けることで、名前などの登録をしなくてもよくなる。さらに、データベースに接続できる端末からならば、どこからでも接続できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
図1は本発明の一実施の形態を示す動作説明図である。
【0020】
図1から分かるように、本発明の一実施の形態は、電話網にあって各ユーザの電話帳管理のためのデータベースを備えたデータベースサーバ1およびサーバ1に接続することができる携帯電話2及び携帯電話3からなる。尚、携帯電話の端末数はこれに限られるものではない。
【0021】
次に、本発明の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。
【0022】
まず、前もって自分の携帯電話の電話番号と個人情報をデータベースサーバ1へ登録要求すると、各ユーザのIDの交付を受ける。データベースサーバ1では、携帯電話の電話番号、個人情報と交付したユーザのIDとを対にして登録する。登録要求は、携帯電話から行っても良いし、他の端末から行っても良い。又直接事務所に出向いて、手続きしても良い。本人の認証が得られ、必要な手続きが行えれば、ユーザのIDの交付が受けられる。
【0023】
このユーザIDの交付を受けたユーザAは、携帯仲間のユーザB、ユーザC、ユーザD…に自分のユーザIDを通知すると、通知された各ユーザB、ユーザC、ユーザD…は、データベースサーバ1における各個人の電話帳へ通知されたユーザIDを登録する。尚、個人の電話帳へのアクセスは、セキュリティの観点から、パスワードを必要とすることはいうまでもない。
【0024】
次に実際に電話をかける時には(図2を参照)、電話をかけるユーザはデータベースサーバ1に接続を行い(ステップ1)、個人の電話帳データベースから相手のユーザIDを選択し(ステップ2)、データベースサーバ1に返信する(ステップ3)。すると、データベースサーバ1において相手のユーザIDで登録されている電話番号を検索し、検索した結果の電話番号を交換機(交換機は図示していないが、データベースサーバ1と一体であってもよく、別なノードであっても良い)へ送信する(ステップ4)。その後、交換機では電話を相手に対してかけて(ステップ5)、つながった場合、互いを接続する(ステップ6)。
【0025】
このようにして、相手の電話番号に電話をかけることができる。
【0026】
また、この電話帳へは携帯電話端末からしか接続できないわけではない。必要であれば携帯電話以外でも、パスワードさえ入力すれば、固定電話、また公衆電話からでもデータベースに接続し、電話帳を利用することができる。
【0027】
さらに、上述した実施の形態では、携帯電話の電話番号をデータベースサーバ1へ登録するようにしているが、これを固定電話機の電話番号に拡張しても良い。
【0028】
このような構成にすることにより、図3からも分かるように、ユーザBが携帯電話3を新しい携帯電話4に変えたとしても、データベースサーバ1へ登録してある携帯電話3の電話番号を新しい携帯電話4の電話番号に変更しさえすれば、ユーザAはユーザBが携帯電話3を新しい携帯電話4に変えたことを知らなくても、今までと同様にユーザBに電話をかけることができる。
【0029】
上述した実施の形態では、ユーザAは、携帯仲間のユーザB、ユーザC、ユーザD…に自分のユーザIDを通知すると、通知された各ユーザB、ユーザC、ユーザD…は、各個人のデータベースへ自由に通知されたユーザIDを登録すればよかったが、この方法であれば、パスワードを盗聴したものが、ユーザB、ユーザC、ユーザD…になりすまして、ユーザAのユーザIDを知ることが出来、その結果を、自分の電話帳に登録することが出来る。
【0030】
これを防止する方法を、図4、図5に示す。
【0031】
ユーザIDの交付を受けたユーザA、ユーザBが互いの電話帳に連絡先を登録して、電話をかけるようにしたい時、二人のユーザはお互いのユーザIDを教えて、互いに登録する際に使用する使い捨てパスワード(ワン・タイム・パスワード)を決める。
【0032】
そこで、互いのユーザはデータベースサーバ1に接続を行い(各個人のデータベースへの接続のためのパスワード必須)、相手のユーザIDと使い捨てパスワードを入力して送信する(ステップ1)。データベースサーバ1では二人から送られてきた使い捨てパスワードを照合して(ステップ2)、一致した場合に互いの個人電話帳データベースに相手のユーザIDの登録を行う(ステップ3)。ここでの登録ではユーザIDだけではなく、相手の名前、などの個人情報も相手の開示条件により、登録することが出来る。最後に、サーバから、互いのユーザに登録完了メッセージが送られる(ステップ4)。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明により、自分の電話番号を相手に教えなくても、ユーザIDにより、相互に電話することが出来、まったく知らない第三者に自分の電話番号が知られる心配がない。また、お互いが相手の電話番号を意識しなくてよいので、電話番号が今後長い桁数になったとしても電話帳への登録に手間取らない。また使い捨てパスワードを利用することで、まったく知らない第三者の電話帳へユーザIDが勝手に登録できることを防ぐことができる。さらに、自分が連絡先を変えてしまったとしても、データベースサーバの電話番号を新しい電話番号に変更するだけで、相手は電話番号が変わったことを意識する必要がない、等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す動作説明図である。
【図2】図1の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の他の動作説明図である。
【図4】本発明の他の動作説明図である。
【図5】図5の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 データベースサーバ
2 携帯電話
3 携帯電話
Claims (5)
- 電話網にあって電話帳による接続サービスを提供するサーバにおける携帯電話機の電話帳の一元管理方法において、前記サーバは、携帯電話機の電話番号とユーザIDを対応させて保持するデータベースとユーザ対応に接続相手の前記ユーザIDを保持する前記電話帳を備え、ユーザから端末を介して接続サービス要求を受けると、前記ユーザ対応の前記電話帳を前記端末に送付し、前記電話帳に基づき前記端末から指定された前記ユーザID対応の前記携帯電話機の電話番号を前記データベースから取り出し、取り出された前記携帯電話機の電話番号により前記携帯電話機に接続し、前記ユーザが前記電話帳に接続相手の前記ユーザIDを登録する場合、前記ユーザと接続相手のユーザとが互いの前記端末を介して送ってきた使い捨てパスワードを照合して、一致した場合に互いの前記電話帳に相手の前記ユーザIDの登録を行うことを特徴とする携帯電話機の電話帳の一元管理方法。
- 前記端末が携帯電話機であることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機の電話帳の一元管理方法。
- 前記端末が固定電話機であることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機の電話帳の一元管理方法。
- 前記端末が公衆電話機であることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機の電話帳の一元管理方法。
- 前記使い捨てパスワードは、前記ユーザと接続相手の前記ユーザとが各自の前記電話帳に相手の前記ユーザIDを登録する前に、互いに一つに取り決めているものとすることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機の電話帳の一元管理方法。
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