JP3682322B2 - 床用目地カバー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排水機能を備え、かつカバー板を容易に着脱し得るようにした床用目地カバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
隣接する床間に生じる目地を被覆する床用目地カバー装置にあって、厚みのあるカバー板を使用し得るようにした床用目地カバー装置は、本願出願人によって先に考案され、実開平3−74704号公報に開示されている。
【0003】
この床用目地カバー装置を、図7について簡単に説明すると、
目地sを介して隣接する左右の床f,f上に夫々固定される固定枠a,aと、該固定枠a,aの外端部に回動機構j,jを介して開閉可能に連結されて上部を側部カバーb,bとする可動枠c,cとによって受枠体d,dを構成し、前記固定枠a,aにカバー板eの両端縁g,gを摺動可能に支持させ、かつ、その上面に前記側部カバーb,bを被着することにより両受枠体d,d間にカバー板eを差し渡し、該カバー板eにより目地sを覆うようにしている。
【0004】
ここで前記カバー板eの厚みは任意に設定可能であるので、浅底状箱枠h内に床仕上材iを充填し得る構成を備えた厚みのあるカバー板eが使用可能であり、該カバー板eは、可動枠c,cを回動機構j,jによって上方に回動させた状態で着脱可能となる。このため、可動枠c,cとその側部の床面との間に該可動枠c,cを回動させ得る操作空隙k,kが形成してあり、常時はシーリング材nを充填して該操作空隙k,kを遮蔽するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような構成からなる従来の床用目地カバー装置は、屋外の人工地盤での使用に適しているが、床面上から目地s内に雨水等を導いて排出する排水機能を備えておらず、従来は逆に目地s間に止水板pを張設して目地s内への水の流入を防止するようにしていた。
【0006】
また、保守点検や交換等でカバー板eを取り外す場合には、操作空隙k,kに充填されたシーリング材nを除去しなければ可動枠c,cを上方に回動させることができず、作業後に再びシーリング材nで操作空隙k,kを埋め戻しているため、保守点検時や交換時等におけるカバー板eの着脱作業が面倒であった。
【0007】
本発明は、従来の実状の改善を試みたものであり、排水機能を備え、カバー板の着脱を容易に行ない得る床用目地カバー装置の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、目地を介して隣接する左右の床の隅部に固定される受枠体と、
目地と連通する通水間隙を備え、前記受枠体に両側縁の下部が夫々摺動可能に支持され、両受枠体間に差し渡されて目地を覆うカバー板と、
前記カバー板の下方位置で、隣接する左右の床の一方に固定されて目地内に配設され、他方の床から延出されて、通水間隙から流下した水を案内する案内板の下端が内部に垂設された通水樋とを備えてなることを特徴とするものである。
【0009】
かかる手段にあって、前記カバー板の両側縁の上部から、床隅部上を覆う側部カバーを夫々外方突成している。
【0010】
さらに、この手段にあって、モルタル等の床仕上材が充填される浅底状箱枠の左右側面に、下端が前記受枠体に支持される複数の足板を適宜間隔で配設し、各足板の上端に適宜数の縁取り桟を浅底状箱枠の左右側面に沿って横架することにより通水間隙を形成し、該通水間隙の外方で縁取り桟の上端から、床隅部上を覆う側部カバーを外方突成することにより、前記カバー板を構成したり、或は、モルタル等の床仕上材が充填される左右に分割された浅底状箱枠を、所定間隔を置いて連結して分割箱枠対を構成し、該分割箱枠対の両浅底状箱枠間に生ずる間隙の上部に適宜数の縁取り桟を、両浅底状箱枠の対向側面に沿って横架することにより通水間隙を形成し、分割箱枠対の左右側縁の上部から、床隅部上を覆う側部カバーを外方突成することにより、前記カバー板を構成している。
【0011】
この構成により、雨水や床掃除の汚水等をカバー板の通水間隙から目地内に流入させ、該目地内に配設された通水樋によって排水することができる。また、カバー板は、左右の受枠体に上方から被着されるものであるため、上方にそのまま引き上げるだけで開放でき、その着脱を容易に行なうことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施形態を図1〜図3について説明する。
図面において、f,fは人工地盤を構成する左右の床であって、目地sを介して隣接している。そしてこの目地sには本発明に係る床用目地カバー装置1が付装され、該目地sを遮蔽している。この目地カバー装置1の構成について詳細に説明する。
【0013】
床f,fの隅部B,Bには受枠体2,2が前記目地sの長手方向に沿って左右一対に配設される。この受枠体2,2は、断面クランク形に形成され、夫々アンカー3,3により固定される垂直縁2a,2aの下端に内方突成された下部受縁2b,2bと、前記垂直縁2a,2aの上端に外方突成された上部受縁2c,2cとを備え、該上部受縁2c,2cの外端に、上端が床f,fの上面と同一高さとなる仕切板2d,2dが固着されている。尚、この受枠体2,2は、垂直縁2a,2aと下部受縁2b,2bとによってL字形に形成することも可能である。
【0014】
目地s内には、該目地sの長手方向に沿って通水樋4が配設される。該通水樋4は、長尺な筺体状に形成され、一方の床fに支持金具5を介して固定されており、その底板4cに配水管11が接続されている。該通水樋4の固定側の側縁4aは上方に延成されて上端にクランク形の取付け部6が形成され、該取付け部6は、一方の受枠体2の下部受縁2bの下面に基部を固着して垂設したモルタル止めプレート7aに固定される。また、取付け部6と下部受縁2bとの間に生ずる隙間には止水用のシーリング材8が充填される。
【0015】
前記通水樋4の幅寸法は目地sの間隔よりも狭く設定されており、非固定側の側縁4bと他方の床fとの間に適宜の隙間を生じさせ、床f,fが左右方向(床の離近方向)に相対変位した場合にこれに追従し得るようにしている。
【0016】
通水樋4の内部には他方の床fから延出された案内板9の下端が垂設される。該案内板9は、上端に略クランク形の取付け部10が形成された傾斜縁9aと,該傾斜縁9aの下端に連成された垂下縁9bとを備え、前記取付け部10を、他方の受枠体2の下部受縁2bの下面に基部を固着して垂設したモルタル止めプレート7bに固定することにより、垂下縁9bを通水樋4の内部に垂下させている。この垂下縁9bは、通水樋4の側縁4bに対して適宜の隙間が生じるように垂下され、床f,fが左右方向に相対変位した場合にこれに追従し得るようにしている。また前記取付け部10と下部受縁2bとの間に生ずる隙間には止水用のシーリング材8が充填される。
【0017】
一方、12は、前記受枠体2,2間に差し渡されて目地sを覆うカバー板であって、該カバー板12は、浅底状箱枠13を基体として構成され、該箱枠13は、底板14上に左右の側板15、15と前後の側板16、16とを矩形状に組み付けて固定し、内部にモルタルm等の床仕上材26が充填される凹部17を生ずるようにして形成される。また、前記底板14の左右の端縁は前記側板15、15から若干突出させ、これを箱枠13の突出端縁18,18としている。
【0018】
尚、前記凹部17に通水性を持たせるために、前記底板14に通水孔を適宜に形成し、かつ凹部17内に透水性モルタルを充填するようにしてもよい。
【0019】
前記浅底状箱枠13の左右側面には適宜間隔で複数の足板19が配設される。この足板19は、図3に示すように、内側縁の中段位置に形成された嵌合溝20に前記箱枠13の突出端縁18,18を嵌合した状態で、その嵌合位置及び側板15、15と当接する内側縁の適宜位置を溶接することにより、下端を底板14の下方に突出した状態で浅底状箱枠13の左右側面に適宜間隔で固着される。
【0020】
ここで前記足板19を、その嵌合溝20に箱枠13の突出端縁18,18を嵌入して接合するようにしたから、上下方向の荷重に対して所定の強度を備えた接合状態が得られる。
【0021】
各足板19の上端には、本実施形態にあっては、略中央位置に二つの配列溝21,21が形成され、該配列溝21,21に縁取り桟22,22を嵌合して溶接することにより、該縁取り桟22,22が浅底状箱枠13の左右側面に沿って横架される。これにより、両縁取り桟22,22の間、及び側板15と内方に位置する縁取り桟22との間に通水間隙23,23が形成される。
【0022】
また、浅底状箱枠13の左右両側には通水間隙23,23を介して側部カバー24,24が夫々配設される。該側部カバー24,24は、外方に位置する各縁取り桟22,22の上端に一端が固着され、他端を外方に突成して前記上部受縁2c,2c上に延出される。また、該側部カバー24,24の底面には、適宜間隔で複数のスぺーサ25が固着され、被着状態で上部受縁2c,2cとの間に通水用の間隙29が生ずるようにしている。尚、側部カバー24,24は、受枠体2,2がL字形に形成されている場合には、床f,fを構成するモルタルや床仕上材の上面に延出されることとなる。
【0023】
また、浅底状箱枠13の前記凹部17には、周囲の床f,fに敷設される床仕上材26と同一のモルタルm及びタイルt等からなる床仕上材26が充填される。
【0024】
而して、これによりカバー板12が構成される。そして、このカバー板12を、左右の受枠体2,2に上方から被着し、該受枠体2,2の下部受縁2b,2bに前記足板19を支持させて、両受枠体2,2間に差し渡すことにより目地sを覆うようにしている。またこの状態において、側部カバー24,24は受枠体2,2の上部受縁2c,2c上に延出し、その下方のカバー板12と受枠体2,2との間に生ずるカバー板12の作動空隙28.28を遮蔽することとなる。
【0025】
尚、カバー板12は、所定の長さ寸法に形成されており、これを目地sに沿って複数枚連続して配設するようにしている。また、カバー板12と左右の受枠体2,2との間には、一端がカバー板12の側縁に固定された発条27,27が介装され、その弾発力によってカバー板12を目地sの中央位置に保持させるようにしている。
【0026】
この被着状態にあって、前記通水間隙23,23と、足板19によってカバー板12と受枠体2,2の下部受縁2b,2bとの間に生じる間隙とにより、通水間隙23,23から目地s内の通水樋4に至る通水路が形成され、周囲の床f,f上及びカバー板12上の雨水等は、該通水路を介して通水樋4に流入し、配水管11から排水される。また、一部の雨水等は、側部カバー24,24の底面と上部受縁2c,2cとの間に生ずる間隙29から流入し、前記通水路の雨水等と合流して排水される。
【0027】
また、保守点検や交換時、或は通水樋4の清掃時等において、カバー板12を着脱する場合には、該カバー板12が左右の受枠体2,2に上方から被着してあるだけなので、上方にそのまま引き上げるだけで開放でき、その着脱を容易に行なうことができる。
【0028】
一方、左右の床f,fの相対変位に対する目地カバー装置としての追従機能としては、床f,fが左右方向もしくは前後方向(目地sに沿う方向)に相対変位した場合には、カバー板12が足板19を介して受枠体2,2の下部受縁2b,2b上を摺動し、該カバー板12と受枠体2,2とが相対的に左右移動もしくは前後移動することにより、前記床f,fの相対変位に追従する。また、床f,fが上下方向に相対変位した場合には、受枠体2,2の高低差によりカバー板12が傾斜して、その相対変位に追従する。従って、カバー板12は床f,fの前後左右及び上下方向の各相対変位に追従し、目地sを支障なく覆うことができる。
【0029】
図4は、カバー板12の位置決め手段の一例を示すものであって、カバー板12の左右両側で、外方に位置する各縁取り桟22,22の一端を、浅底状箱枠13を構成する前後の側板16,16の、その一方の側板16から若干突出させて係合突起30,30とし、他端を逆に窪ませておく。また、前記側板16,16の左右両端は、前記縁取り桟22,22の内側縁に対応する位置まで延成されている。
【0030】
そして、複数のカバー板12を目地sに沿って連続状に配設する場合において、前記係合突起30,30を、隣接するカバー板12の側板16の左右両端縁に係合させることにより、各カバー板12の左右方向のずれが防止され、各カバー板12を一列状に整然と連設することができる。
【0031】
次に、本発明の第2の実施形態を図5,図6について説明する。
この実施形態は、前記第1の実施形態におけるカバー板12の構成を変更したものであり、その他の同一の構成には同一符合を付してその説明を省略する。
【0032】
このカバー板12は、左右に分割された浅底状箱枠31,31を、所定間隔を置いて連結してなる分割箱枠対32として構成される。両浅底状箱枠31,31は、前後の側板33、33を共通にして組み付けられ、また、底板34、34間に差し渡された複数の連結部材35によって連結される。
【0033】
両浅底状箱枠31,31間に生ずる間隙の上部には、その対向する内壁36a,36aに複数の担持板37の両端が固定され、該担持板37上に適宜数の縁取り桟22を等間隔で固定して、該縁取り桟22を前記内壁36a,36aの側面に沿って横架し、各縁取り桟22の間に複数の通水間隙38を形成するようにしている。
【0034】
また、分割箱枠対32の左右側縁となる両浅底状箱枠31,31の外壁36b,36bは、その上部が外方に突成され、この突成部を受枠体2,2の上部受縁2c,2c上に延出する側部カバー39,39としている。また、該側部カバー39,39の底面には、適宜間隔で複数のスぺーサ25が固着され、被着状態で上部受縁2c,2cとの間に通水用の間隙29,29が生ずるようにしている。
【0035】
さらに、両浅底状箱枠31,31の底板34、34には、分割箱枠対32の底面の四隅となる位置に、受枠体2,2の下部受縁2b,2bに摺動可能に支持される足杆40が夫々固着される。また、各足杆40によって、被着状態で下部受縁2b,2bとの間に通水用の間隙が生ずるようにしている。
【0036】
また、両浅底状箱枠31,31内には、周囲の床f,fに敷設される床仕上材26と同一のモルタルm及びタイルt等からなる床仕上材26が充填される。
【0037】
而して、これによりカバー板12が構成される。そして、このカバー板12を、左右の受枠体2,2に上方から被着し、該受枠体2,2の下部受縁2b,2bに前記足杆40,40を支持させて、両受枠体2,2間に差し渡すことにより目地sを覆うようにしている。またこの状態において、側部カバー39,39は受枠体2,2の上部受縁2c,2c上に延出し、その下方のカバー板12と受枠体2,2との間に生ずるカバー板12の作動空隙28.28を遮蔽することとなる。
【0038】
尚、カバー板12は、所定の長さ寸法に形成されており、これを目地sに沿って複数枚連続して配設するようにしている。また、カバー板12と左右の受枠体2,2との間には、一端が受枠体2,2の垂直縁2a,2aに固定された発条41,41が介装され、その弾発力によってカバー板12を目地sの中央位置に保持させるようにしている。
【0039】
この被着状態にあって、周囲の床f,f上及びカバー板12上の雨水等は、前記通水間隙38から目地s内の通水樋4に流入し、配水管11から排水される。また、側部カバー39,39の底面に生ずる間隙29,29と、足杆40によってカバー板12と受枠体2,2の下部受縁2b,2bとの間に生じる間隙とにより、前記間隙29,29から目地s内の通水樋4に至る通水路が形成され、該通水路を介して一部の雨水等を排水させることができる。
【0040】
また、カバー板12は、左右の受枠体2,2に上方から被着してあるだけなので、上方にそのまま引き上げるだけで開放でき、その着脱を容易に行なうことができる。
【0041】
また、左右の床f,fの相対変位に対する目地カバー装置としての追従機能は、前記第1の実施形態のものと同様の追従機能が得られる。
【0042】
尚、前記第1,第2の実施形態においては、内部に床仕上材26を充填することができるように浅底状箱枠13,31を用いてカバー板12を構成するようにしているが、該カバー板12は、天板の周側部に側板を配設して構成したり、或は、平板状に形成することも可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明は、上述のように、目地の両側の床に固定した受枠体に、目地と連通する通水間隙を備えたカバー板を差し渡して目地を覆うとともに、カバー板の下方位置で、通水樋を一方の床に固定して目地内に配設し、他方の床から延出させた案内板の下端を前記通水樋の内部に垂設させるようにしたから、カバー板の通水間隙から目地内に流入する雨水や床掃除の汚水等を、該目地内に配設された通水樋によって排水することができる。
【0044】
また、カバー板を、左右の受枠体に上方から被着し、そのまま上方に引き上げるだけで開放できるようにしたから、保守点検や交換時、或は通水樋の清掃時等において、その着脱を容易に行ない得る等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る目地カバー装置の第1実施形態を表わす縦断側面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の要部の縦断側面図である。
【図4】第1実施形態におけるカバー板の位置決め手段の斜視図である。
【図5】本発明に係る目地カバー装置の第2実施形態を表わす縦断側面図である。
【図6】同上の平面図である。
【図7】従来の目地カバー装置を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 床用目地カバー装置
2 受枠体
4 通水樋
9 案内板
12 カバー板
13 浅底状箱枠
19 足板
22 縁取り桟
23 通水間隙
24 側部カバー
26 床仕上材
30 係合突起
31 浅底状箱枠
32 分割箱枠対
38 通水間隙
39 側部カバー
B 隅部
f 床
s 目地
m モルタル

Claims (2)

  1. 目地を介して隣接する左右の床の隅部に固定される受枠体と、
    目地と連通する通水間隙を備え、前記受枠体に両側縁の下部が夫々摺動可能に支持され、両受枠体間に差し渡されて目地を覆うものであり、両側縁の上部から、床隅部上を覆う側部カバーが夫々外方突成されたカバー板と、
    前記カバー板の下方位置で、隣接する左右の床の一方に固定されて目地内に配設され、他方の床から延出されて、通水間隙から流下した水を案内する案内板の下端が内部に垂設された通水樋とを備えてなるものであって、
    前記カバー板は、モルタル等の床仕上材が充填される浅底状箱枠の左右側面に、下端が前記受枠体に支持される複数の足板を適宜間隔で配設し、各足板の上端に適宜数の縁取り桟を浅底状箱枠の左右側面に沿って横架することにより通水間隙を形成し、該通水間隙の外方で縁取り桟の上端から、床隅部上を覆う側部カバーを外方突成することにより構成されていることを特徴とする床用目地カバー装置。
  2. 目地を介して隣接する左右の床の隅部に固定される受枠体と、
    目地と連通する通水間隙を備え、前記受枠体に両側縁の下部が夫々摺動可能に支持され、両受枠体間に差し渡されて目地を覆うものであり、両側縁の上部から、床隅部上を覆う側部カバーが夫々外方突成されたカバー板と、
    前記カバー板の下方位置で、隣接する左右の床の一方に固定されて目地内に配設され、他方の床から延出されて、通水間隙から流下した雨水を案内する案内板の下端が内部に垂設された通水樋とを備えてなるものであり、
    前記カバー板は、モルタル等の床仕上材が充填される左右に分割された浅底状箱枠を、所定間隔を置いて連結して分割箱枠対を構成し、該分割箱枠対の両浅底状箱枠間に生ずる間隙の上部に適宜数の縁取り桟を、両浅底状箱枠の対向側面に沿って横架することにより通水間隙を形成し、分割箱枠対の左右側縁の上部から、床隅部上を覆う側部カバーを外方突成することにより構成されていることを特徴とする床用目地カバー装置。
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