JP3682036B2 - ねじ無し丁番およびそれを備えた眼鏡 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ねじ無し丁番に関し、特に眼鏡用のねじ無し丁番およびこれを備えた眼鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる眼鏡用のねじ無し丁番としては、例えば、特開2001−75056号公報に記載のものが知られている。
【0003】
特開2001−75056号公報に記載のねじ無し丁番は、一端がレンズまたはリムに設置される線状材料から成る結合部材の他端にU字状の湾曲部を形成すると共に、テンプルの一端に、周方向に溝が形成された嵌合部材を設け、前記結合部材のU字状の湾曲部が前記嵌合部材の周方向溝と少なくとも2箇所で接触するように、前記U字状の湾曲部間に前記嵌合部材を回動可能に嵌合させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来のねじ無し丁番においては、周方向に溝が形成された嵌合部材をU字状の湾曲部で少なくとも2箇所で接触するように挟み込み、テンプルの回動を行わせるようにしているので、その構造上、挟持力が充分にとれず、テンプルが上下方向に振れ、掛け心地が悪いという問題があった。
【0005】
また、U字状の湾曲部に嵌合部材の曲率と一致する窪みを設け、嵌合部材の回動を案内するようにしているものの、嵌合部材の回動中心が一定せず、テンプルの開閉が安定しないという問題もあった。
【0006】
本発明の目的は、かかる従来の問題を解決し、簡単な構造で、テンプルの上下方向の振れがなく、開閉が安定したねじ無し丁番を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の一形態に係るねじ無し丁番は、レンズに取付られるヨロイ部材と、テンプル部材と、前記ヨロイ部材およびテンプル部材のいずれか一方に設けられた略円筒状部材と、前記ヨロイ部材およびテンプル部材のいずれか他方に形成されたJ字状曲折部とを有し、前記円筒状部材は、上部に鍔部が形成されると共に、この鍔部の直ぐ下方に、所定の曲率半径の円弧状窪みとこれに滑らかに連続する直線状の斜面とからなる凹部が形成された略鼓状であり、前記J字状曲折部は、前記円筒状部材の中心孔に挿通される第1脚部と、前記円筒状部材の外周部に接する第2脚部とを備え、このJ字状曲折部の第2脚部は前記凹部に倣うべく曲折されており、前記第1脚部が前記中心孔に挿通されたとき、これら第1脚部と第2脚部とで前記円筒状部材を弾性的に挟持するように構成されていることを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、テンプル部材の回動中心が円筒状部材の中心孔に挿通される第1脚部にて形成され、しかも、第1脚部と第2脚部とで円筒状部材が弾性的に挟持されるので、テンプルの上下方向の振れがなく、開閉が安定したねじ無し丁番を得ることができる。
【0009】
ここで、第1脚部を円筒状部材の中心孔に挿通すると、円筒状部材の凹部に倣うべく曲折されている第2脚部が必然的に所定位置に収まり、ズレが無くて連結されるので、さらにテンプルの上下方向の振れがなく、開閉が安定したねじ無し丁番を得ることができる。
【0010】
また、前記円筒状部材は、前記ヨロイ部材およびテンプル部材のいずれか一方の脚部が前記円弧状窪みに接合される形態で、一体に形成されていてもよい。この構成によると、ヨロイ部材およびテンプル部材の位置を一直線上に配置できるので、デザイン的にもすっきりとしたねじ無し丁番を得ることができる。
【0011】
さらに、前記第2脚部は、前記ヨロイ部材およびテンプル部材のいずれか他方の端部の直線状部に対し鋭角に曲折され、その折り曲げの外周部が前記円弧状窪みの曲率半径と等しい曲率半径を有するように形成されていることが好ましい。この構成によると、さらにズレが無くて連結されるので、テンプルの上下方向の振れがなく、開閉が安定したねじ無し丁番を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。なお、本明細書の記述において、「前後」、「左右」および「上下」等の方向を表す表現は、眼鏡が通常の状態で人に装着されているときの方向を表している。
【0013】
図1ないし3において、本発明の一実施の形態に係るねじ無し丁番を備えたリムレス眼鏡100は、左右のレンズ110と、レンズ110に固設された、ヨロイ側樹脂パーツ120およびブリッジ側樹脂パーツ130と、テンプル170に本発明に係るねじ無し丁番160を介して連結されたヨロイ140およびブリッジ150とを備えている。
【0014】
ヨロイ側樹脂パーツ120は、図4に詳細に示すように、レンズ110の外側面にほぼ平行な面内に延在し、一部がレンズ110の側面に当接して位置されるほぼ長円形状の基部122と、該基部122から延出し、レンズ110の前面に位置される腕部124と、該腕部124から後方に、基部122とほぼ平行に突出する脚部126とを有し、基部122の外周部には取付溝128が形成されている。該取付溝128が形成された長円形状の基部122は、図4から明らかなように、二つの円弧部122fおよび122rを含んでおり、本実施の形態では、該二つの円弧部がレンズ110の光軸にほぼ平行する前後方向に配置されている。
【0015】
そして、取付溝128は、該外周部の少なくとも前側の円弧部122fを含む部分に形成されていればよいが、後述するヨロイの取付を確実にするために、図4に示すように、前側および後側の二つの円弧部122fおよび122rを含む長円状外周部の全周に亘り形成されている。その結果、取付溝128のその底部は、側方から見たとき、前側の円弧部128fおよび後側の円弧部128rとこれらの間の平行部128pとを有する形状となる。
【0016】
同じく、ブリッジ側樹脂パーツ130は、図5に詳細に示すように、レンズ110の内側面にほぼ平行な面内に延在し、一部がレンズ110の側面に当接して位置されるほぼ長円形状の基部132と、該基部132から延出しレンズ110の前面に位置される腕部134と、該腕部134から後方に、基部132とほぼ平行に突出する脚部136とを有し、基部132の外周部には取付溝138が形成されている。該取付溝138が形成された長円形状の基部132は、図5から明らかなように、二つの円弧部132tおよび132bを含んでおり、本実施の形態では、該二つの円弧部がレンズ110の光軸にほぼ直交する上下方向に配置されている。
【0017】
そして、取付溝138は、該外周部の少なくとも上側の円弧部132tを含む部分に形成されていればよいが、後述するブリッジ150との取付を確実にするために、図5に示すように、二つの円弧部132tおよび132bを含む長円状外周部の全周に亘り形成されている。その結果、取付溝138のその底部は、側方から見たとき、上側の円弧部138tおよび下側の円弧部138bとこれらの間の平行部138pとを有する形状となる。
【0018】
なお、本実施の形態では、レンズ110には、図1および2から明らかなように、その内外側縁部近傍にレンズ孔112がそれぞれ穿設されている。
【0019】
ヨロイ140は、本実施の形態では一本の金属線材(例えば、チタン合金、ニッケル・クロム合金、ニッケル・チタン合金等の弾性材)から形成され、その一端部には後述するねじ無し丁番160が設けられている。そして、該ねじ無し丁番160を介してテンプル170が連結されている。
【0020】
ここで、ヨロイ140には、ねじ無し丁番160と逆側の端部に、ヨロイ側樹脂パーツ120に一方向から導入され、その取付溝128に弾性的に係合する略U字状の屈曲部142が形成されている。略U字状の屈曲部142は、詳しくは、ねじ無し丁番160に連なる第1脚部143と第2脚部144とに連続し、第1脚部143と第2脚部144とが取付溝128の平行部128pを挟む形態で弾性的に係合する。さらに、第2脚部144の先端部には、図6に示すように、取付溝128の後側の円弧部128rに沿って係合すべく、第1脚部143側に僅かに凸状に湾曲された湾曲部145が設けられている。
【0021】
次に、ブリッジ150は、同じく、金属線材(例えば、チタン合金、ニッケル・クロム合金、ニッケル・チタン合金等の弾性材)から第1のU字状屈曲部152とこれに連なる第2のU字状屈曲部155とを備えて形成され、本実施の形態では、該第1のU字状屈曲部152の第1脚部153同士が連結部151で連結されている。なお、図7に詳細に示すように、第1のU字状屈曲部152の第2脚部154は第2のU字状屈曲部155の第1脚部156と直線的に連続し、第1のU字状屈曲部152の第1脚部153と第2脚部154との両脚部がブリッジ側樹脂パーツ130の取付溝138に係合し、第2のU字状屈曲部155の第2脚部157の先端には鼻当てパッド158が取り付けられている。
【0022】
ここで、第1のU字状屈曲部152は眼鏡の下方向に凸で、その第1脚部153と第2脚部154とは互いに平行であり、一方、第1のU字状屈曲部152の第2脚部154と直線的に連続する第1脚部156を有する第2のU字状屈曲部155は眼鏡の上方向に凸で、その第1脚部156と第2脚部157とも互いにほぼ平行である。但し、第1のU字状屈曲部152の第1脚部153とその第2脚部154(および第2のU字状屈曲部155の第1脚部156)と第2のU字状屈曲部155の第2脚部157とは、図1から明らかなように、眼鏡の前方から見てほぼ重なるよう形成されている。
【0023】
なお、158は鼻当てパッドであり、本実施の形態では、ブリッジ150を構成している第2のU字状屈曲部155の第2脚部157の先端部に取付けられているが、他のパッドアームに設けられてもよい。
【0024】
さらに、ねじ無し丁番160とテンプル170につき、図8を主に参照して説明する。本実施の形態においては、ねじ無し丁番160が略鼓状のソケット部材162とテンプル170の端部に形成されたJ字状曲折部172との組合せにより構成されている。より詳しくは、ソケット部材162には中心に貫通孔164、上部に鍔部166が形成されると共に、鍔部166の直ぐ下方には、所定の曲率半径の円弧状窪み167とこれに滑らかに連続する直線状の斜面168とからなる凹部169が形成されている。そして、このソケット部材162は、本実施の形態においては、上述したヨロイ140の第1脚部143が円弧状窪み167に接合される形態で、ヨロイ140と一体に形成されている(図6(A)、図8(C)参照)。
【0025】
金属線材(例えば、チタン合金、ニッケル・クロム合金、ニッケル・チタン合金等の弾性材)からなるテンプル170の端部に形成されたJ字状曲折部172は、ソケット部材162の貫通孔164に挿通される第1脚部174とこれに連なる第2脚部176とを備え、第1脚部174が貫通孔164に挿通されたとき、第1脚部174と第2脚部176とでソケット部材162を弾性的に挟持するようにされている。さらに、該第2脚部176は、テンプル170の端部の直線状部に対し鋭角に曲折され、その折り曲げの外周部178は、上述のソケット部材162における円弧状窪み167の曲率半径と等しい曲率半径を有するように形成されている。
【0026】
上記本発明の一実施の形態にあっては、次の手順によりリムレス眼鏡100が組立られ完成されることになる。まず、レンズ110の内外側縁部近傍のレンズ孔112にヨロイ側樹脂パーツ120の脚部126およびブリッジ側樹脂パーツ130の脚部136を挿入することにより、ヨロイ側樹脂パーツ120およびブリッジ側樹脂パーツ130を、それぞれ、レンズ110に固着する。そして、ブリッジ側樹脂パーツ130に対し、ブリッジ150を取付けることにより、左右のレンズ110を連結する。この取付けは、ブリッジ150の第1のU字状屈曲部152を下向きにして、その第1脚部153とその第2脚部154(および第2のU字状屈曲部155の第1脚部156)とをブリッジ側樹脂パーツ130の取付溝138に下方向から導入することにより行われる。導入完了時には、第1のU字状屈曲部152が取付溝138の下側の円弧部138bに係合し、その第1脚部153とその第2脚部154とが取付溝138の平行部138pを挟持し、左右のレンズ110を確実に連結することになる。
【0027】
かかる状態において、次に、ヨロイ側樹脂パーツ120に対し、ヨロイ140を取付ける。この取付けも、ブリッジ150の場合と同様に、ヨロイ140のU字状屈曲部142を前向きにして、その第1脚部143とその第2脚部144とをヨロイ側樹脂パーツ120の取付溝128に前方向から導入することにより行われる。導入完了時には、第1のU字状屈曲部142が取付溝128の前側の円弧部128fに係合し、その第1脚部143とその第2脚部144とが取付溝128の平行部128pを弾性的に挟持し、さらに、第2脚部144の湾曲部145が取付溝128の後側の円弧部128rに回り込んで係合する。この結果、ヨロイ140はヨロイ側樹脂パーツ120にガタツキ等が防止されて、確実に連結される。
【0028】
そして、最後に、ヨロイ140に一体に形成されている略鼓状のソケット部材162にテンプル170を連結する。詳しくは、ソケット部材162の貫通孔164にテンプル170の端部に形成されたJ字状曲折部172の第1脚部174を挿通すると共に、第2脚部176を凹部169に係合させ、第1脚部174と第2脚部176とでソケット部材162を弾性的に挟持させる。かくて、リムレス眼鏡100は、ねじ等を一切用いることなく、各部品が連結されることにより完成されることになる。
【0029】
上述のような連結構造を用いて構成されているリムレス眼鏡100において、テンプル170等を介して、眼鏡に過剰な外力が作用した場合には、第一の部材としてのヨロイ側樹脂パーツ120またはブリッジ側樹脂パーツ130と、第二の部材としてのヨロイ140またはブリッジ150とは、ヨロイ側樹脂パーツ120の取付溝128およびブリッジ側樹脂パーツ130の取付溝138にそれぞれ弾性的に係合している略U字状の屈曲部142および152のいずれか、または両者が弾性的に変形し外れることになる。その結果、そのヨロイ140、ブリッジ150およびテンプル170等の部品の変形やレンズ110の割れが防止される。
【0030】
次に、図9を参照して本発明の他の実施の形態につき説明する。なお、他の実施の形態が上述の一実施の形態と異なる点は、鼓状のソケット部材の取付とJ字状曲折部の形成箇所を変更したことである。すなわち、他の実施の形態においては、鼓状のソケット部材162がテンプル170に接合されて連結され、ヨロイ140の第1脚部143の端部にJ字状曲折部172が形成されている。ソケット部材162には中心に貫通孔164、上部に鍔部166が形成されると共に、鍔部166の直ぐ下方には、所定の曲率半径の円弧状窪み167とこれに滑らかに連続する直線状の斜面168とからなる凹部169が形成されていること、前実施の形態と同じであり、そして、このソケット部材162は、テンプル170の端部が円弧状窪み167に接合される形態で、テンプル170と一体にされている。また、ヨロイ140の第1脚部143の端部とJ字状曲折部172の第2脚部176とは、第1脚部143の端部の直線状部に対し鋭角に曲折され、その折り曲げの外周部178が、上述のソケット部材162における円弧状窪み167の曲率半径と等しい曲率半径を有するように形成されていることも、前実施の形態と同じである。
【0031】
なお、ヨロイ側樹脂パーツ120およびブリッジ側樹脂パーツ130のいずれか、または両者の脚部126および脚部136を省略すると共に、その省略に対応させて、レンズ110に穿孔されるレンズ孔112を省略することができる。
【0032】
このように、脚部が省略されたヨロイ側樹脂パーツ120およびブリッジ側樹脂パーツ130は、レンズ110の表面に直接にその腕部124および134が接着剤等によって固着される。このようにすると、レンズへの穿孔作業も不要となり、また位置合せの調整作業も不要となって、作業工数を著しく低減することができる。
【0033】
さらに、ヨロイ側樹脂パーツ120およびブリッジ側樹脂パーツ130は、特別の色に着色されていてもよく、このようにすると、ファッション性が向上する。また、前記樹脂パーツは、透明であってもよい。特に、脚部が省略されたヨロイ側樹脂パーツ120およびブリッジ側樹脂パーツ130の場合には、視野が制限されず明るくなり、また、見た目にもレンズ部への異物感が薄れすっきりとしたデザインの眼鏡が得られる。
【0034】
なお、ヨロイ側樹脂パーツ120およびブリッジ側樹脂パーツ130の取付溝128および138は、前方から見たとき、垂直方向または水平方向に配置されていることが好ましい。前方から見たときすっきりとし、ファッション性が向上するからである。
【0035】
ヨロイ側樹脂パーツ120およびブリッジ側樹脂パーツ130の取付溝128および取付溝138へのヨロイ140およびブリッジ150の導入方向、換言すると、差し込み方向は、上述の実施の形態では、ヨロイ140については前方向から、ブリッジ150については下方向からそれぞれ差し込む例を示したが、これは、所定の一方向である限り、いずれの方向であってもよい。
【0036】
以上、本発明の好ましい実施の形態につき説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。すなわち、一および他の実施の形態にそれぞれ示された特徴を相互に入れ換えて採用することも可能である。例えば、ソケット部材と略J字状曲折部との上下方向を入れ替えてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るねじ無し丁番を備えた眼鏡を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るねじ無し丁番を備えた眼鏡を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るねじ無し丁番を備えた眼鏡を示す側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る眼鏡のヨロイ側樹脂パーツを示す、(A)正面図、(B)平面図および(C)側面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る眼鏡のブリッジ側樹脂パーツを示す、(A)正面図、(B)平面図および(C)側面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る眼鏡のヨロイの一例を示す、(A)斜視図および(B)ヨロイ側樹脂パーツとヨロイとの連結状態を示す側面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る眼鏡のブリッジの一例を示す斜視図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係るねじ無し丁番のソケット部材を示す、(A)側面図および(B)平面図、および(C)ねじ無し丁番構造を示す側面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態に係るねじ無し丁番の構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
100 リムレス眼鏡
110 レンズ
112 レンズ孔
120 ヨロイ側樹脂パーツ
122 基部
124 腕部
126 脚部
128 取付溝
130 ブリッジ側樹脂パーツ
132 基部
134 腕部
136 脚部
138 取付溝
140 ヨロイ
142 略U字状の屈曲部
150 ブリッジ
152 略U字状の屈曲部
160 ねじ無し丁番
162 ソケット部材
164 貫通孔
166 鍔部
167 円弧状窪み
168 直線状斜面
169 凹部
170 テンプル
172 J字状曲折部
174 第1脚部
176 第2脚部
178 折り曲げ外周部

Claims (4)

  1. レンズに取付られるヨロイ部材と、
    テンプル部材と、
    前記ヨロイ部材およびテンプル部材のいずれか一方に設けられた略円筒状部材と、
    前記ヨロイ部材およびテンプル部材のいずれか他方に形成されたJ字状曲折部
    を有し、前記円筒状部材は、上部に鍔部が形成されると共に、この鍔部の直ぐ下方に、所定の曲率半径の円弧状窪みとこれに滑らかに連続する直線状の斜面とからなる凹部が形成された略鼓状であり、
    前記J字状曲折部は、前記円筒状部材の中心孔に挿通される第1脚部と、前記円筒状部材の外周部に接する第2脚部とを備え、このJ字状曲折部の第2脚部は前記凹部に倣うべく曲折されており、前記第1脚部が前記中心孔に挿通されたとき、これら第1脚部と第2脚部とで前記円筒状部材を弾性的に挟持するように構成されていることを特徴とするねじ無し丁番。
  2. 前記円筒状部材は、前記ヨロイ部材およびテンプル部材のいずれか一方の脚部が前記円弧状窪みに接合される形態で、一体に形成されていることを特徴とする請求項に記載のねじ無し丁番。
  3. 前記第2脚部は、前記ヨロイ部材およびテンプル部材のいずれか他方の端部の直線状部に対し鋭角に曲折され、その折り曲げの外周部が前記円弧状窪みの曲率半径と等しい曲率半径を有するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載のねじ無し丁番。
  4. 請求項1から請求項のいずれかに記載のねじ無し丁番を備えることを特徴とする眼鏡。
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