JP3680171B2 - セルフ−アライメント磁石コネクタ - Google Patents

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JP3680171B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁石の引力及び斥力によって第1コネクタと第2コネクタ(配線基板を含む。)との位置合わせ又は位置の補正が自動的に行われるセルフ−アライメント磁石コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
第1の従来の技術について図20を参照して説明する。
【0003】
コネクタは、雄型コネクタ71と雌型コネクタ74とから構成される。雄型コネクタ71は、断面T字型のインシュレータ72と、インシュレータ72の両側に一定のピッチでモールドインされて両外側に露出する多数の端子73とから構成される。雌型コネクタ74は、4角枠型のインシュレータ75と、インシュレータ75の両側に一定のピッチでモールドインされて、それぞれ内外両側に露出する多数の端子76とから構成される。雄型コネクタ71が雌型コネクタ74に嵌合すると、各端子73は各端子76と接続する。
【0004】
第2の従来の技術として特開2001−210933号公報に記載された導体パターンの形成方法について図21を参照して説明する。図21(a)の(1)〜(6)に示される各工程順に説明する。
【0005】
(1)金型81を用意する。金型81はその表面に形成すべき導体パターンと対応する凸部82を有し、凸部82は図21(b)に示されるように凸条であり、所定のピッチで複数本配列形成される。
【0006】
(2)金型81上に、まず、金型81に対して付着力(密着力)の弱い金属膜を蒸着やスパッタによって成膜し、下地層83を形成する。
【0007】
(3)下地層83上に導体パターンを構成するための主導体層84を所要の厚さ成膜する。成膜は蒸着やスパッタによって行われ、これにより下地層83と主導体層84との2層構造よりなる金属薄膜85が金型81上に構成される。
【0008】
(4)一面に粘着剤86を備えた基材87を用意し、この基材87の一面側を金型81側にし、その粘着剤86を凸部82上の金属薄膜85に密着させる。
【0009】
(5)基板87と共に粘着剤86を引き上げ、金型81から剥がす。粘着剤86に粘着されている凸部82上の金属薄膜85は、金型81との界面で金型81から剥離する。
【0010】
(6)凸部82上の金属薄膜85は粘着剤86上に粘着転写され、これにより粘着剤86上に導体パターン88が形成されてなる配線部材89が完成する。図21(c)は、この配線部材89の全体形成を示す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
第1の従来の技術においては、プレスによって端子を加工し、モールドによってインシュレータを成型する。そのため、プレス加工とモールドの精度により、ピッチの寸法が制限され、0.2mm以下の狭ピッチのコネクタの製作は困難である。また、プレスによって金属板から加工された端子は、0.2〜1N/芯程度の接点荷重を必要とし、端子にばね性を持たせるため、端子構造が複雑となる。したがって、狭ピッチ化は、困難である。
【0012】
そこで、本発明は、第1の従来のコネクタの欠点を改良し、狭ピッチ、小型及び低背で、しかも、構造が簡素なセルフ−アライメント磁石コネクタを提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、次の手段を採用する。
【0014】
(1)磁力によって第1コネクタと第2コネクタとが接続されるコネクタにおいて、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタは、それぞれ基材と、前記基材上に配設される弾性を有する粘着剤層と、前記粘着剤層上に配設される金属薄膜と、前記基材に固定される磁石とから構成され、前記磁石は、N極とS極とが交互に配設され、前記磁石の磁力により前記粘着剤層を押圧して前記粘着剤層同士を粘着させるセルフ−アライメント磁石コネクタ。
【0015】
(2)磁力によって第1コネクタと第2コネクタとが接続されるコネクタにおいて、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタは、それぞれ略筒形状の基材と、前記基材上に配設される弾性を有する粘着剤層と、前記粘着剤層上に配設される金属薄膜と、前記基材内に収納される磁石とから構成され、前記磁石は、N極とS極とが交互に配設されているセルフ−アライメント磁石コネクタ。
【0016】
(3)前記第1コネクタは、前記磁石に隣接するストッパ部を有し、前記第1コネクタの磁石と前記第2コネクタの磁石との間に生じる斥力によって、前記第2コネクタの磁石が前記第1コネクタのストッパ部の突出片に突き当たり、前記第1コネクタと前記第2コネクタとがアライメントされる前記1又は2記載のセルフ−アライメント磁石コネクタ。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の8つの実施の形態例のセルフ−アライメント磁石コネクタについて説明する。
【0018】
まず、本発明の第1実施の形態例について図1と図2を参照して説明する。
【0019】
図1に示されるように、コネクタ1は、第1コネクタ2と第2コネクタ6とから直方体形状に構成される。1枚の磁性板3をその厚さ方向に垂直磁化することによって、7箇所に大小の磁石3A〜3Gを形成する。各磁石3A〜3Gの間には、中性領域3Hが形成される。各磁石3A〜3Gは、N極とS極とが上下互い違いになるように配列される。各磁石3A〜3Gと各中性領域3Hの全表面には、絶縁層4が形成又は貼付されている。絶縁層4には、ゲル、エラストマー又はゴム等の弾性体が採用される。絶縁層4の3表面には、パターン化したコ字形状の電極端子5が一定のピッチで形成されている。
【0020】
コネクタ1が嵌合するとき、図2(a)に示されるように、第1コネクタ2のN極及びS極と、第2コネクタ6のS極及びN極との間に生じる引力によって、第1コネクタ2には、矢印方向の力が働くので、図2(b)に示されるように、第1コネクタ2は、第2コネクタ6に密着する。したがって第1,第2の各コネクタ2,6の各電極端子5は、接触する。
【0021】
次に、本発明の第2実施の形態例について図3を参照して説明する。第2〜第4各実施の形態例については、第1実施の形態例と同様な点の説明を省略し、相違する点のみを説明する。
【0022】
第1,第2の各コネクタ2,6は、大小の4個の磁石3A〜3Dを1列に密接して備える。絶縁層4には、ゲル、エラストマー又はポリアミド繊維等の弾性体が採用される。
【0023】
続いて、本発明の第3実施の形態例について図4を参照して説明する。
【0024】
図4(a)に示されるように、第1,第2の各コネクタ2,6は、大小の6箇所の磁石3A〜3Fと各磁石3A〜3Fの間に位置する5箇所の中性領域3Hを有する。各磁石3A〜3Fと各中性領域3Hの上面には、ゲルの粘着剤層7が形成され、更に、粘着剤層7上には、6個の薄膜電極8が形成されている。なお、各磁石3A〜3Fと各中性領域3Hの下面には、絶縁層4が形成されている。
【0025】
図4(b)は、図4(a)の1つの設計変更例である。各磁石3A〜3Fと各中性領域3Hの上面に接着剤層9が形成され、接着剤層9の上面に粘着剤層7が粘着された基材10が配設される。基材10は、ポリイミド樹脂又は熱可塑性ポリエステル樹脂等の材料から製造される。
【0026】
図4(c)は、図4(b)の1つの設計変更例である。接着剤層9に代えて他の粘着剤層11を採用する。
【0027】
更に、本発明の第4実施の形態例について図5を参照して説明する。
【0028】
第2のコネクタ6は、FPC(Flexible Printed Circuit)又はボード等の配線基板12に設けられた長方形状の孔12Aにはめ込まれて固定されている。
【0029】
第1〜第4の実施の形態例によれば、電極端子を転写やフォトエッチングのようなパターンニングによって形成できるので、従来よりも電極端子を狭ピッチに構成できる。また、パターン化した磁石同士が接触するため、自動的にアライメントのずれを補正する方向に力が働く。したがって、コネクタの接続のために特別の手段を採用する必要がないので、コネクタの省スペース化を図れる。更に、絶縁層をゲル、エラストマー又はゴム等の弾性体から構成し、かつ、電極端子を金属薄膜で形成することによって、磁力のみの荷重で電極端子同士は安定した接続を行うことができる。従来の金属同士の接触では、0.2〜1N/芯の荷重を必要とするが、第1〜第4実施の形態例の接触では、0.002N/芯以下の加重しか必要としない。
【0030】
更に、本発明の第5実施の形態例について図6〜図9を参照して説明する。
【0031】
図6に示されるように、FPCコネクタ21は、第1コネクタ22と第2コネクタ26とから構成される。第1,第2の各コネクタ22,26は、可撓性を有する絶縁体23と、絶縁体23の表面に粘着剤によって貼付された3枚の薄膜電極24と、絶縁体23の一端に形成された円筒部23A内に収納された磁石25とから構成される。各磁石25は、N極とS極とが交互に4つ直列に配設された円柱状に構成される。
【0032】
第1コネクタ22のN極及びS極と、第2コネクタ26のS極及びN極とのアライメントが正しい場合には、図7に示されるように、第1,第2の両コネクタ22,26の磁石25の異極の間に引力が働く。したがって、第1コネクタ22の各薄膜電極24は、第2コネクタ26の各薄膜電極24と接触するから、FPCコネクタ21は、接続する。
【0033】
第1コネクタ22のN極及びS極と、第2コネクタ26のS極及びN極とのアライメントがずれている場合には、図8に示されるように、第1,第2の両コネクタ22,26の磁石25の同極の間に斥力が働く。したがって、第1コネクタ22は、第2コネクタ26から離隔するので、FPCコネクタ21は、接続しない。ただし、アライメントのずれが僅小であるときには、補正されるので、FPCコネクタ21は、接続する。
【0034】
FPCコネクタ21の接続角度は、自在に変化することができる。図9(a)に示されるように、第1コネクタ22を水平方向に、第2コネクタ26を垂直上方向に配置する。また、図9(b)に示されるように、第1,第2の両コネクタ22,26を水平方向に配置する。更に、図9(c)に示されるように、第1コネクタ22を水平方向に、第2コネクタ26を垂直下方向に配置する。
【0035】
第5実施の形態例によれば、磁力のみの荷重で薄膜電極同士は安定した接続を行うことができる。したがって、FPCコネクタの接続ために特別の手段を採用する必要がないので、FPCコネクタの省スペース化を図れる。また、第1,第2の両コネクタのアライメントがずれている場合には、FPCコネクタは、誤った接続をしない。
【0036】
更に、本発明の第6実施の形態例について図10〜図14を参照して説明する。このコネクタ31については、要点の磁石の部分のみを説明する。
【0037】
図10に示されるように、1枚の磁性板33をその厚さ方向に垂直磁化することによって、2箇所に磁石33A,33Bを形成する。両磁石33A,33Bの間には、中性領域33Cが形成される。両磁石33A,33Bは、N極とS極とが上下互い違いになるように配列される。
【0038】
図11に示されるように、上側の第1コネクタ32が下側の第2コネクタ36と接続するとき、第1コネクタ32の磁石33A,33BのN極及びS極と第2コネクタ36の磁石33A,33BのS極及びN極との間に、ずれCが生じることがある。ずれCが大きい程、コネクタ31の接続の精度は、低下する。
【0039】
そこで、図12に示されるように、第2コネクタ36の磁石33Bの左端面に隣接して、L字形状の中性領域のストッパ部33Dを形成する。
【0040】
第1コネクタ32を第2コネクタ36に接続するとき、図13に示されるように、第1コネクタ32の磁石33Aの左端面を第2コネクタ36のストッパ部33Dの突出片33D1に突き当てる。すると、図14における拡大図に示されるように、第1コネクタ32の磁石33AのN極と第2コネクタ36の磁石33BのN極との間に、矢印方向の斥力が働く。したがって、第1,第2の両コネクタ32,36のアライメントが正しい状態に維持されるため、コネクタ31は、高い精度で接続する。
【0041】
更に、本発明の第7実施の形態例について図15〜図17を参照して説明する。
【0042】
コネクタ41は、図15(a)に示されるように、前半部41Aと後半部41Bとから構成される。図15(b)は、後半部41Bに更に後半部41Bが連続した状態を示す。
【0043】
コネクタ41の前半部41Aは、金属薄膜製の3本の中心電極42と、各中心電極42を保持する半円柱形状の3本の粘着剤43と、各粘着剤43を収納する半円筒形状の溝44Aを3箇所に形成された金属薄膜製の外周電極44と、各溝44Aの両側に固定された4個の磁石45とから構成される。
【0044】
コネクタ41の後半部41Bは、2つの前半部41Aが重ね合わされて各中心電極42が中央に位置するように構成される。ただし、後半部41Bには、磁石45は、設置されていない。
【0045】
コネクタ41を配線基板46に接続する場合には、図15(b)の矢印方向に両者を相対的に接近させて、前半部41Aの各中心電極42と配線基板46の各電極47とを接触させる。この際、前半部41Aの各磁石45と、配線基板46の下面に設置された磁石(図示せず)との間に、引力が働く。
【0046】
コネクタ41の製造方法について図16と図17を参照して説明する。工程は、以下の▲1▼〜▲7▼の順序である。
【0047】
▲1▼図16(a)に示されるように治具48上に半円筒形状の3本の溝48Aを形成する。
【0048】
▲2▼図16(b)に示されるように、治具48上に金属薄膜(外周電極44)をスパッタ又はめっき等で成膜する。
【0049】
▲3▼図16(c)に示されるように、金属薄膜を形成した後、各溝48A内に粘着剤43を塗布する。
【0050】
▲4▼図16(d)に示されるように、第2の従来の技術に引用された特開2001−210933号公報記載の製造方法を採用することにより、金型49上の3本の金属薄膜(中心電極42)を各粘着剤43の中心部に合致するように、それぞれ転写する。
【0051】
▲5▼図17(a)に示されるように、転写後に前半部41Aが構成される。ただし、磁石45は、まだ設置されていない。
【0052】
▲6▼図17(b)に示されるように、前半部41Aを更に2個製造する。
【0053】
(7)最後に、前半部41Aを治具48から離型した後に、図17(c)に示されるように、各溝44Aの両側に磁石45を固定する。また、2つの前半部41Aを重ね合わせて各中心電極42を中央に位置させると、同軸型の後半部41Bが構成される。前半部41Aと後半部41Bとを連結すると、コネクタ41が完成する。
【0054】
更に、本発明の第8実施の形態例について図18と図19を参照して説明する。
【0055】
コネクタ51は、図18に示されるように、円柱形状の磁石52と、磁石52を包囲する円筒形状の基材53と、基材53の表面に塗布された粘着剤54と、粘着剤54の周囲に転写された帯形状の3本の金属薄膜55とから構成される。
【0056】
コネクタ51によって2枚の配線基板56,57を接続する操作は、次のように行われる。まず、一方の配線基板56の表面に形成された各電極(図示せず)にコネクタ51の各金属薄膜55を接触させる。次に、他方の配線基板57を一方の配線基板56に対して平行に接近させ、他方の配線基板57の表面に形成された各電極(図示せず)をコネクタ51の各金属薄膜55に接触させる。すると、コネクタ51は、2枚の配線基板56,57によって挟圧された状態に至る。両配線基板56,57内には、それぞれ磁石(図示せず)が設置されている。この状態では、各金属薄膜55は接着剤54内に押し込まれ、各金属薄膜55と粘着剤54とは面一となり、両配線基板56,57は、それぞれの磁石とコネクタ51の磁石52との間に働く引力によって接近を維持され、また、粘着剤54によって粘着される。
【0057】
図19を参照してコネクタ51の製造方法を説明する。図19(a)に示されるように、長方形状の基材53の表面に粘着剤54が塗布され、粘着剤54の表面に電極パターンとなる3本の金属薄膜55が転写されている。転写手段としては、前述した第2の従来の技術を採用する。
【0058】
基材53、粘着剤54及び各金属薄膜55の柔軟性を利用して、巻回加工によって図19(b)に示される丸型のコネクタ51を形成するか、又は図19(c)に示される四角型のコネクタ51を形成する。
【0059】
コネクタ51の直径は約0.9mmに構成可能であるので、配線基板同士を電気的及び機械的に接続する場合、コネクタの狭ピッチ、小型化及び低背化が促進される。
【0060】
以上に説明した各実施の形態例においては、粘着剤同士を磁力により押圧して、粘着させるので、電気的接続ができ、かつ、機械的接続を行うことができる。
【0061】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次の効果が奏される。
【0062】
1.このセルフ−アライメント磁石コネクタは、従来のコネクタよりも狭ピッチ、小型及び低背に構成され、また、構造が簡素である。
【0063】
2.本コネクタは、磁石同士の引力と斥力の作用により第1コネクタと第2コネクタとのアライメントのずれを自動的に補正するので、確実に接続される。
【0064】
3.本コネクタでは、電極端子が、金属薄膜で形成され、しかも、金属薄膜が弾性を有する粘着剤層上に配設されるので、磁力のみによって電極端子同士は安定した接続を行うことができる。
【0065】
4.第1コネクタの磁石と第2コネクタの磁石との間に生じる斥力によって、第2コネクタの磁石が第1コネクタのストッパ部の突出片に突き当たるので、第1,第2両コネクタは的確にアライメントされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態例のセルフ−アライメント磁石コネクタの嵌合前の斜視図であり、(a)は同コネクタ、垂直磁化された磁性板及び1つの磁石、(b)は同コネクタとその要部の拡大図を、それぞれ示す。
【図2】同コネクタの嵌合前後の斜視図であり、(a)は嵌合前、(b)は嵌合後を、それぞれ示す。
【図3】本発明の第2実施の形態例の嵌合前の斜視図であり、(a)は複数の磁石とそれらの接続状態、(b)は全体図を、それぞれ示す。
【図4】本発明の第3実施の形態例とその設計変更例の断面図であり、(a)は同形態例、(b)は一設計変更例、(c)は他の一設計変更例を、それぞれ示す。
【図5】本発明の第4実施の形態例の斜視図である。
【図6】本発明の第5実施の形態例の斜視図である。
【図7】同形態例におけるアライメントが正しいときの磁石の斜視図である。
【図8】同形態例におけるアライメントがずれているときの磁石の斜視図である。
【図9】同形態例の諸接続角度の状態を(a)〜(c)に斜視図でそれぞれ示す。
【図10】本発明の第6実施の形態例における第1コネクタの磁石の斜視図である。
【図11】同形態例における第1コネクタと第2コネクタとのアライメントのずれを示す斜視図である。
【図12】同形態例における第1コネクタの磁石と第2コネクタの磁石及びストッパ部との嵌合前の状態の斜視図である。
【図13】同形態例における第1コネクタの磁石と第2コネクタの磁石及びストッパ部との嵌合後の状態の斜視図である。
【図14】図13に示される状態の斜視図とその要部の拡大図である。
【図15】本発明の第7実施の形態例であり、(a)はコネクタの斜視図、(b)は同コネクタと配線基板との接続前の側面図を、それぞれ示す。
【図16】同コネクタの製造工程を順次(a)〜(d)に示す。
【図17】同コネクタの更なる製造工程を順次(a)〜(c)に示す。
【図18】本発明の第8実施の形態例の斜視図である。
【図19】同形態例の製造工程の斜視図であり、(a)は最初の状態、(b)は丸型のコネクタの完了状態、(c)は四角型のコネクタの完了状態を、それぞれ示す。
【図20】第1の従来の技術であるコネクタの斜視図である。
【図21】第2の従来の技術である導体パターンの形成方法の諸図であり、(a)は製造工程の断面図、(b)は金型の斜視図、(c)は配線部材の斜視図を、それぞれ示す。
【符号の説明】
1 コネクタ
2 第1コネクタ
3 磁性板
3A〜3G 磁石
3H 中性領域
4 絶縁層
5 電極端子
6 第2コネクタ
7 粘着剤層
8 薄膜電極
9 接着剤層
10 基材
11 粘着剤層
12 配線基板
12A 孔
21 FPCコネクタ
22 第1コネクタ
23 絶縁体
23A 円筒部
24 薄膜電極
25 磁石
26 第2コネクタ
31 コネクタ
32 第1コネクタ
33 磁性板
33A,33B 磁石
33C 中性領域
33D ストッパ部
33D1 突出片
36 第2コネクタ
41 コネクタ
41A 前半部
41B 後半部
42 中心電極
43 粘着剤
44 外周電極
44A 溝
45 磁石
46 配線基板
47 電極
48 治具
48A 溝
49 金型
51 コネクタ
52 磁石
53 基材
54 粘着剤
55 金属薄膜
56,57 配線基板

Claims (3)

  1. 磁力によって第1コネクタと第2コネクタとが接続されるコネクタにおいて、
    前記第1コネクタ及び前記第2コネクタは、それぞれ基材と、前記基材上に配設される弾性を有する粘着剤層と、前記粘着剤層上に配設される金属薄膜と、前記基材に固定される磁石とから構成され、
    前記磁石は、N極とS極とが交互に配設され
    前記磁石の磁力により前記粘着剤層を押圧して前記粘着剤層同士を粘着させることを特徴とするセルフ−アライメント磁石コネクタ。
  2. 磁力によって第1コネクタと第2コネクタとが接続されるコネクタにおいて、
    前記第1コネクタ及び前記第2コネクタは、それぞれ略筒形状の基材と、前記基材上に配設される弾性を有する粘着剤層と、前記粘着剤層上に配設される金属薄膜と、前記基材内に収納される磁石とから構成され、
    前記磁石は、N極とS極とが交互に配設されていることを特徴とするセルフ−アライメント磁石コネクタ。
  3. 前記第1コネクタは、前記磁石に隣接するストッパ部を有し、
    前記第1コネクタの磁石と前記第2コネクタの磁石との間に生じる斥力によって、前記第2コネクタの磁石が前記第1コネクタのストッパ部の突出片に突き当たり、前記第1コネクタと前記第2コネクタとがアライメントされることを特徴とする請求項1又は2記載のセルフ−アライメント磁石コネクタ。
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