JP3679581B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に係り、さらに詳しくは、給電手段から供給される電力を整流回路を介して蓄電手段に蓄電され、給電手段および蓄電手段の少なくとも一方から電力が供給される負荷回路を備えた電子機器であって、例えば、熱電変換素子等から電力が供給される携帯電子機器などに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子機器では、電子機器の駆動回路の動作が継続的に行えるようにするため、給電装置から供給される電力の電圧が駆動回路の最低駆動電圧を下回らないように、給電装置の電力供給能力が設定されていた。
【0003】
しかし、小型の携帯電子機器に用いられている、太陽電池、コイル発電機、あるいは熱電変換器のような給電装置には、発電量が微弱であったり、時間により電圧が変動するものがあり、そのまま駆動回路(負荷回路)に接続しても最低駆動電圧を得ることができなかった。例えば、上記熱電変換器は、P型とN型の半導体を用いてPN接合を行い、温度差により起電力を生じさせて発電を行うものであるため、温度差が時間とともに変化すると、それに応じて起電力(電圧)も変化し、また、周囲の温度の影響も受け易かった。
【0004】
このため、例えば、図6に示されるように、従来の電子機器60では、給電装置62から供給される電力を昇圧回路64で昇圧し、その昇圧電力を逆流防止の整流回路66を介して蓄電器68に充電し続けることにより、蓄電器68に蓄電された蓄電電力が一定量以上となり、負荷回路70を駆動するのに必要な最低駆動電圧を越える電力が供給可能となって、初めて負荷回路70を駆動することができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の電子機器にあっては、給電装置62からの供給電力が変化して昇圧回路64における昇圧電力が途絶えても、負荷回路70を長時間にわたって動作させる必要があるため、蓄電器68を大容量化する傾向にあった。このような場合には、負荷回路の動作電圧まで蓄電器68に蓄電電力が溜まるまでの時間がこれまで以上に長くなっていた。
【0006】
つまり、負荷回路68には、給電装置62からの供給電力が供給されていても、なかなか駆動をスタートすることができないという不都合があった。
【0007】
本発明は、かかる従来技術の有する不都合に鑑みてなされたもので、容量の大きな充電器を備えていても負荷回路の駆動開始が短時間で行うことができる電子機器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明による電子機器は、電力を供給する給電手段と、給電手段からの供給電力を蓄電する蓄電手段と、給電手段と蓄電手段との間に設けられ、蓄電手段から給電手段に電流が逆流するのを防止する第1の整流手段と、第1の整流手段と蓄電手段との間に設けられ、給電手段および蓄電手段の少なくとも一方から電力が供給される負荷回路とを備えた電子機器であって、整流手段と蓄電手段との間に設けられ、負荷回路に供給される電力の電圧が所定電圧値以下の場合は、第1の整流手段と蓄電手段との間を遮断し、負荷回路に供給される電力の電圧が所定電圧値を越えた場合は、給電手段から供給される電力を通して蓄電手段に充電するように制御する充電制御手段と、充電制御手段と蓄電手段との間から負荷回路の入力端子に至る間に設けられ、負荷回路側の電流が逆流するのを防止する第2の整流手段と、第2の整流手段と負荷回路との間と、第1の整流手段と充電制御手段との間とを接続する途中に設けられ、負荷回路に供給される電力の電圧を平滑にする平滑回路とを備えたものである。
【0009】
これによれば、給電手段から供給される電力を充電制御手段を介して蓄電手段に蓄電させるルートと、充電制御手段の手前で直接負荷回路に電力を供給されるルートとに分岐されていて、負荷回路に供給される電圧(充電制御手段の入力側の電圧で判断することができる)が所定電圧値(例えば、負荷回路の動作電圧値)以下であれば、蓄電手段へのルートを遮断し、負荷回路側にのみ電力を供給して、所定電圧値(負荷回路の動作電圧値)以上になるようにする。その際、平滑回路によって、供給電力が変動していても平滑化することができるとともに、一定量の電力がここに蓄電されて負荷回路に供給されるため、所定電圧値(動作電圧値)以上の電力を安定して供給することができる。
【0010】
また、負荷回路に供給される電圧が所定電圧値(負荷回路の動作電圧値)を越える場合は、充電制御回路を通って蓄電手段に電力が供給され、蓄電手段に対する充電動作も並行して行うことができる。さらに、給電手段からの電力供給が途絶えた場合は、蓄電手段に蓄電された蓄電電力が第2の整流手段を通って負荷回路に供給されるため、駆動を継続して行うことができる。
【0011】
さらに、給電手段と第1の整流手段との間に給電手段から供給される電圧を昇圧する昇圧回路を備えることとした。
【0012】
これによれば、給電手段の出力電力が微弱であっても、昇圧回路で昇圧された電力を利用することができるため、負荷回路の駆動や蓄電手段への充電を効率良く行うことができる。
【0013】
さらに、充電制御回路は、しきい値電圧の絶対が所定電圧値に設定された一導電型のMOSトランジスタにより構成され、該MOSトランジスタのソースおよびドレインが充電制御回路の入力端子と出力端子にそれぞれ接続されているものである。
【0014】
これによれば、充電制御回路は、しきい値電圧の絶対値が所定電圧値に設定された一導電型のMOSトランジスタにより構成されているため、充電制御回路の入力端子側の電位が上昇し、MOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値(所定電圧値)とゲートの電位で決まる電位を越える場合に、当該MOSトランジスタがオンして充電制御回路の出力端子側に電力を送ることができる。
【0015】
また、充電制御回路の入力端子側の電位が下がって、しきい値電圧の絶対値(所定電圧値)とゲートの電位で決まる電位以下になると、MOSトランジスタがオフするため、再び充電制御回路の入力端子側の電位を上昇させることができる。このように、充電制御回路を構成するMOSトランジスタは、入力端子側の電位を所定電圧値以上に保ちつつ、出力端子を介して蓄電手段に電力を送って充電することができる。
【0016】
さらに、充電制御回路は、所定の基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、基準電圧と当該充電制御回路の入力電圧とを比較する比較回路と、当該充電制御回路の入力端子と出力端子にそれぞれソースおよびドレインが接続され、比較回路で比較した結果の出力をゲートに印加してスイッチングを行う一導電型のMOSトランジスタとを備えているものである。
【0017】
これによれば、充電制御回路は、基準電圧発生回路と比較回路とMOSトランジスタとで構成されているため、基準電圧発生回路で発生させる基準電圧を変えることにより、任意の所定電圧でMOSトランジスタをスイッチングさせることができ、充電制御回路の入力端子側の電位を所定電圧値以上に保ちつつ、出力端子を介して充電手段に電力を送って充電することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る電子機器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。本実施の形態の電子機器は、携帯電子機器である腕時計のムーブメント等の電子機器駆動回路を駆動するための電力を、熱電変換素子を用いた給電装置から供給して駆動するようにしたものである。
【0019】
図1には、本実施の形態に係る電子機器10の概略構成を示すブロック図が示されている。図1において、電子機器10は、給電手段としての給電装置12、昇圧回路14、第1の整流手段としてのショットキーダイオード16、充電制御回路18、蓄電手段としての二次電池20、第2の整流手段としてのショットキーダイオード22、平滑手段としての平滑コンデンサ24および負荷回路26などにより構成されている。
【0020】
給電装置12は、ここでは熱電変換素子を用いている。熱電変換素子は、例えば、P型熱電材料エレメントとN型熱電材料エレメントとが2枚の基板に挟まれ、基板上でP型熱電材料エレメントとN型熱電材料エレメントが金属等の導電性物質を介してPN接合されていて、複数個直列に、P、N、P、N、というように接続されている。
【0021】
この熱電変換素子は、PN接合部とPN接合部の間に温度差を与えると、温度差に応じた電位差(起電力)を生じるとともに、PN接合を増やすことにより高い発生電圧を得ることができる。そこで、上記2枚の基板間に温度差が与えられた場合の起電圧の時間変化は、熱電変換素子の基板間に温度差が与えられた直後は、急激に電圧が上昇するが、あるピークを過ぎると電圧が下がっていって、ある値で飽和する。
【0022】
これは、基板間に温度差が与えられた直後は、与えられた温度差が熱電変換素子にかかるため、大きな電圧を発生させることができるが、時間が経過するにつれて2つの基板間の温度差がP、N型熱電材料エレメントを通して熱伝導により温度差が小さくなって、発生する電圧が小さくなるからである。
【0023】
そのため、熱変換素子の出力電圧が飽和した状態でも常に必要な電圧値よりも大きな電圧が得られるように、熱電材料エレメントを直列に接続する必要があり、さらに、熱変換素子は周囲の温度に影響され易いため、より多くの熱電材料エレメントを直列に接続する必要があった。給電装置12から出力される電力は、つぎの昇圧回路14に供給される。なお、給電装置12は、上記した熱伝変換素子に限られるものではなく、ソーラーパネル(太陽電池板)やコイル発電器などであっても良い。
【0024】
昇圧回路14は、給電装置12から供給される電力の電圧を昇圧するものである。
【0025】
充電制御回路18は、ショットキーダイオード16と二次電池20との間に配置されていて、昇圧回路14からの出力電圧が所定電圧値としての障壁電圧値Va(ここでは、負荷回路の動作電圧値)以下であれば、二次電池20に電力を送らないように遮断して、負荷回路26に供給される電力の電位が障壁電圧値Va以上となるようにし、障壁電圧値Vaを越えた場合は、昇圧回路14の昇圧電力を二次電池20に送って充電することにより、効率の良い充電を行うことができる。
【0026】
二次電池20は、昇圧回路14で昇圧された電力がショットキーダイオード16、充電制御回路18を介して入力されると、充電されて蓄電される。この二次電池20に蓄電された電力は、給電装置12からの電力供給が途絶えたり、電力供給量が足りなくなると、ショットキーダイオード22を介して負荷回路(腕時計のムーブメント)26に供給することにより、負荷回路を駆動させることができる。
【0027】
ショットキーダイオード16、22は、昇圧回路14と充電制御回路18との間と、二次電池20(充電制御回路18)と負荷回路26との間にそれぞれ設けられており、供給電力が逆流して、電力ロスが生じるのを防止するものである。
【0028】
平滑コンデンサ24は、負荷回路26に供給される電源電圧を平滑するのに必要な容量を越えたコンデンサで構成されている。しかし、上記した二次電池20の容量と比べると容量的には遙かに小さいものである。
【0029】
負荷回路26は、ここでは腕時計のムーブメントである。
【0030】
つぎに、本実施の形態の特徴的な構成である充電制御回路18について詳細に説明する。この充電制御回路18は、昇圧回路14の出力電圧が負荷回路26の動作電圧(障壁電圧値ともいう)Va以下の場合であれば二次電池20に電力を送らないように遮断し、充電制御回路18の入力端子(図2、図3の30)の電圧、つまり、昇圧回路14の出力電圧が障壁電圧値Va以上の電位に保たれるようにする。また、昇圧回路14の出力電圧が障壁電圧値Vaを越えた場合は、昇圧回路14の出力電圧を二次電池20に送って充電が行われる。
【0031】
充電制御回路18の構成としては、種々のものが考えられるが、本実施の形態では、図2および図3にその具体例が示されている。
【0032】
図2に示される充電制御回路18では、PMOSトランジスタ34を使い、トランジスタの特性を利用することによって、障壁電圧値Vaにおけるスイッチング動作を実現している。
【0033】
図2に示されるように、充電制御回路18は、PMOSトランジスタ34のソース(S)を入力端子30と接続し、ドレイン(D)を出力端子32と接続し、ゲート(G)をグラウンド(以下、GND)電位とする。そして、そのPMOSトランジスタ34を製造する際は、当該トランジスタのしきい値電圧の絶対値が障壁電圧値Vaとなるようにチャネルドープにより設定する。
【0034】
PMOSトランジスタの場合は、ソースよりもゲート電圧がしきい値分高くなるとチャネルが形成されソースとドレインが通電する。つまり、ソースの電圧がゲートよりもしきい値分低くなるとオンする。そして、通常は、このしきい値は、マイナスなのでソースの電圧がしきい値の極性を反転させた値分高くなれば、オンし、それ以下ならオフする。例えば、しきい値がマイナス0.7Vであると、ゲート電圧は、GND電位なので0.7V以上のソース電圧でオンすることになる。
【0035】
このような特性を利用して、PMOSトランジスタ34のしきい値を負荷回路26の動作電圧以上の値の極性を反転させた値とすることにより、負荷回路26の動作電圧以上のVaになるまでは、二次電池20に充電電力を供給せず、さらに、負荷回路26の動作電圧以上のVaを保ちつつ、二次電池20に充電電流を供給することができる。
【0036】
また、上記の他、ゲート電圧にGND以外の固定電圧を与えることによっても、このVaを調節することができる。例えば、しきい値の極性を反転した値をVtとし、固定電圧をVlとすると、Vaは次式のようになる。
【0037】
Va=Vt+Vl
【0038】
つぎに、図3に示される充電制御回路18について説明する。
【0039】
図3に示されるように、充電制御回路18は、基準電圧発生回路42、比較回路としてのコンパレータ回路40およびPMOSトランジスタ44などで構成されており、PMOSトランジスタ44のソース(S)を充電制御回路18の入力端子30と接続し、ドレイン(D)が出力端子32と接続されている。
【0040】
昇圧回路14から入力端子30を介して供給される電圧が基準電圧発生回路42が発生する基準電圧未満のときは、コンパレータ回路40は、「H(ハイ)」の信号をPMOSトランジスタ44のゲートに与えるので、PMOSトランジスタ44はオフとなる。また、昇圧回路14から入力端子30を介して供給される電圧が基準電圧以上のときは、コンパレータ回路40は、「L(ロー)」の信号がPMOSトランジスタ44のゲートに与えられるので、PMOSトランジスタ44はオンする。
【0041】
つまり、昇圧電力の電圧が基準電圧発生回路42の電圧以上になるまでは、昇圧電力を充電せず、さらに基準電圧発生回路42の基準電圧以上に保った状態で、昇圧電力を二次電池20に充電することができる。
【0042】
なお、上記図2および図3の充電制御回路18は、何れもPMOSトランジスタを用いた例で説明したが、逆の導電型であるNMOSトランジスタを用いて、上記と同様に構成するものであっても勿論良い。
【0043】
図4には、図1の負荷回路26に入力される電圧と時間との関係を、本発明の場合(図4のA)と、従来例の場合(図4のB)とで比較した線図である。図4中のVaは、基準電圧あるいはPMOSトランジスタのしきい値の極性を反転した値であり、Vbは、負荷回路26の動作電圧であり、TA は、本発明における負荷回路の動作開始時間であり、TB は、従来の負荷回路の動作開始時間を示している。
【0044】
この図4からもわかるように、本発明の場合は、充電制御回路18により、最初から二次電池20側に充電を行うのではなく、負荷回路26に電力を供給しつつ、充電も行うため、直ちに負荷回路26を駆動をさせることが可能となる。特に、最近のように二次電池20の容量が増大化している場合は、その差が顕著に表れる。
【0045】
特に、平滑コンデンサ24は、二次電池20と容量を比較すると遙かに少ないため、負荷回路26の動作電圧以上となるように、早く充電することができるため、負荷回路26を早く動作させることができる。
【0046】
また、上記実施の形態の課題は、携帯電子機器において、小型化され、電力供給能力が小さくなった給電装置12を使い、昇圧回路14で昇圧することから生ずるものであったが、従来の負荷回路の起動のもたつきを確実に解消するすることができる。
【0047】
さらに、本実施の形態では、給電装置12に腕の体温と外気の温度差を利用して発電する熱電変換素子を用い、負荷回路26を時計システムとして、熱電変換素子の少ない起電力で動作する腕時計に適用したことにより、例えば、腕に装着してから時計が動き始めるまでの時間を短縮することができるという利点がある。
【0048】
また、平滑手段にコンデンサを用いているため、短時間に必要な電力を素早く充電することが可能となり、腕から時計を外して時間を合わせる間も時計を動作させ、その後、腕につけて正常に時計を動作させることがことができる。
【0049】
なお、上記実施の形態では、微弱な給電装置を用いた場合を例にあげたため、昇圧回路14を給電装置12の後に配置したが、本発明ではこの昇圧回路は必ずしも必須な要件ではなく、図5に示すように、昇圧回路の無い電子機器50を構成しても勿論良い。この場合も上記と同様に好適な効果が得られる。図5に示される各部の構成は、図1と同一もしくは相当なものであるため、同一符号を付して、構成説明を省略する。
【0050】
【発明の効果】
以上、説明したとおり、本発明の電子機器によれば、負荷回路の駆動開始を短時間で行うことができる。
【0051】
さらに、給電手段の出力電力が微弱であっても、昇圧回路で昇圧された電力を利用することができるため、負荷回路の駆動や蓄電手段への充電を効率良く行うことができる。
【0052】
また、負荷回路の駆動開始を短時間で行うことができるとともに、効率良く充電することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した充電制御回路の回路構成例を示す図である。
【図3】図1に示した充電制御回路の他の回路構成例を示す図である。
【図4】本発明と従来例において負荷回路に入力される電圧と時間との関係を比較した線図である。
【図5】昇圧回路の無い電子機器の概略構成図である。
【図6】従来における電子機器の概略構成図である。
【符号の説明】
10 電子機器
12 給電装置
14 昇圧回路
16 ショットキーダイオード
18 充電制御回路
20 二次電池
22 ショットキーダイオード
24 平滑コンデンサ
26 負荷回路
Claims (1)
- 電力を供給する給電手段と、前記給電手段に電流が逆流しないように設けた第1の整流手段と、前記第1の整流手段に接続された充電制御手段と、前記充電制御手段を介して前記給電手段の電力を蓄電する蓄電手段と、前記蓄電手段に電流が逆流しないように設けた第2の整流手段と、前記第1の整流手段と前記第2の整流手段に接続され前記給電手段および前記蓄電手段の少なくとも一方から電力が供給される負荷回路とを備えた電子機器において、
前記充電制御手段は、ソースが前記負荷回路に接続され、ドレインが前記蓄電手段に接続され、かつ前記ソースの電圧が前記負荷回路の動作電圧以上になるようにゲートに所定の電圧に固定されたMOSトランジスタで構成され、
前記所定の電圧と前記MOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値の合計が前記負荷回路の動作電圧以上であり、
前記蓄電手段に蓄電された電力の電圧が前記負荷回路の動作電圧未満の場合でも、前記給電手段が供給する電力の電圧が前記負荷回路の動作電圧以上の電圧であれば、前記負荷回路を駆動しながら前記蓄電手段に充電することが可能な電子機器。
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