JP3678901B2 - スイッチ式終端器を持った同軸コネクタ - Google Patents

スイッチ式終端器を持った同軸コネクタ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、F型同軸コネクタに係り、とくに内部に終端要素を有しかつ接栓抜脱時に終端要素を自動的に接続し、接栓の挿入時には終端要素を自動的に開放する構成を持つ同軸コネクタに関する
【0002】
【従来の技術】
CATVシステムにおけるTV信号は、周波数帯域が5MHzないし750MHzで双方向性のものが主流になっており、低域周波数は加入者からの上り信号として、また高域周波数は放送信号などの下り信号用に使用されている。そして、これらのシステムに使用される機器では、さらに高域が1000MHzにまで及ぶものもある。
【0003】
さらに、CS放送のコンバータの上限周波数はディレクTVで2150MHzに至っており、これを、FM放送およびVHF放送の信号と混合してアンテナから1本の同軸ケーブルで家庭内まで引いて来ることが多い。この場合、周波数帯域は2150MHzにまで及ぶ。
【0004】
これらの信号は同軸ケーブルで伝送され、途中に挿入される増幅器、分配器、保安器などの各機器への入出力端には、同軸コネクタが設けられる。例えば分配器では、現状では2分配で足りても将来的には4分配することを予定して4分配器を設置しておくことがある。この場合、当面は使用しない2端子が空き端子になる。
【0005】
このような空き端子は、電圧定在波比が無限大になるため、入力信号はこの空き端子で反射され、入力信号とは位相のずれた反射信号となる。そして、端子間結合損失の値(dB)だけ減衰して同軸ケーブルの接続された端子にも伝達される。このとき他の端子に接続されたTVには、ゴーストが発生することになる。また、信号位相のずれにより周波数特性が劣化したり様々な受信障害を引き起こす。
【0006】
また、CATVでは、PTV(ペイパービューTV)、インターネット,CATV電話など、双方向で使用することがある。このような場合、空き端子に載った雑音信号は、タップオフの加入者端子から減衰量の少ないインプット側へ伝達され、ヘッドエンドへと伝わっていく。このとき、各空き端子に載った雑音信号は合成され、ヘッドエンドでは大きな雑音信号となって、上り信号と判別できなくなる。
【0007】
図11は、2分配器において、(a)出力端子をオープンにしない場合、(b)出力端子を2つともオープンにした場合、(c)出力端子の1つをオープンにした場合、の入力端子の反射損失を示したものである。
【0008】
この図11に示すように、(a)の場合は15ないし23dBの反射損失があるが、(b)の場合は8ないし10dBの損失となり、(c)の場合には1dBないし5dBの反射損失しかない。
【0009】
また、図12は、1分岐器の反射特性を示したものである。この場合、(a)に示す分岐端子のダミー負荷を接続したときは、(b)に示すオープンにしたときより5ないし10dB以上改善されることが分かる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このように、空き端子は信号反射による不具合を惹き起すから、通常は別のダミー負荷を装着する。しかし、工事の不具合や一度ケーブルを取り外した後などは的確にダミー負荷が接続されないことがある。近時は、市販されている分配器を利用して家庭で同軸ケーブルの引き回し工事を行うこともあるが、ダミー負荷を接続することまでは行われないことが屡々ある。
【0011】
本発明は上述の点を考慮してなされたもので、同軸接線が差し込まれないときは端子を自動的に終端し、同軸接線が差し込まれたときは端子を自動的に開放する終端器を持った同軸コネクタを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本発明では、
F型接栓座本体の中心位置に、絶縁体により芯線コンタクトピンを保持してなる同軸コネクタにおいて、ほぼ円筒状をなし、円端中央に同軸接栓の中心導体が挿入される穴を有し、かつ基端に前記F型接栓座本体の基部に係合するための爪付きの分岐部を有し、前記F型接線座本体内を軸方向に所定長移動しうるように支持された先端側ブッシュと、中心部に終端要素を収容し、前記先端側ブッシュと係合して前記F型接栓座本体の基部に収容される基端側ブッシュと、ほぼリング状に形成され、かつこのリング状部から突出した弾性片を有し、前記先端側ブッシュと前記基端側ブッシュとの間に配されて前記弾性片の伸長力により前記先端側ブッシュを前記基端側ブッシュから離間させる中間ブッシュと、前記先端側ブッシュの中心位置に配され、前記基端側ブッシュ内で前記終端要素に接触した上で該基端側ブッシュを貫通しかつ係止される端部を有する芯線コンタクトピンと、弾性素材により構成され、常時は前記終端要素と前記F型接線座との間を接続しており、前記先端側ブッシュが前記基端側ブッシュに向けて押し込まれたとき前記先端側ブッシュにより前記F型接栓座本体から離間するように変形する接点バネと、を有するスイッチ式終端器を持った同軸コネクタ、
を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例を示す縦断面図である。この図1において、10はF型接栓座であり、機器ケースと一体的に金属ダイキャスト成形される構成を採ると製造が容易である。
【0014】
このF型接栓座10には、その内部に先端側に向かって内径が大きくなるように形成されたほぼ円筒状の穴が形成されており、その内部に、何れも絶縁体としての樹脂製の先端側ブッシュ11、基端側ブッシュ12および中間ブッシュ13が相互に組み合わされた状態で挿入され、先端側ブッシュ11の基部に伸び出すように設けられた係止片11cがF型接栓座10の基部端面に係合して、3つのブッシュ11、12および13がともに係止される。
【0015】
先端側ブッシュ11と基端側ブッシュ12との間に配された中間ブッシュ13は、リング状部13aと、このリング状部13aから斜めに立ち上がる弾性片であるアーム部13bとを有し、このアーム部13bが先端側ブッシュ11と基端側ブッシュ12との間の弾性緩衝部材として機能する。このため、先端側ブッシュ11は、中間ブッシュ13のアーム部13bの屈曲可能範囲で、軸方向に移動可能となっている。
【0016】
先端側ブッシュ11、基端側ブッシュ12および中間ブッシュ13により、それらの内部に形成される空間には、芯線コンタクトピン40が挿入される。この空間は、先端寄りが大径で基端に行くに連れて小径になるように形成すると、ブッシュの挿入に好都合である。そして、芯線コンタクトピン40は、先端側に芯線受入部40aを有し、この芯線受入部40aで同軸接栓の芯線を受け入れて接触し、基端40bに機器内部の回路要素が接続される。この芯線コンタクトピン40は、その基端側部分が、先端側ブッシュ11、中間ブッシュ13および基端側ブッシュ12を貫通して、F型接線座10の基端側に突出し、基端40bよりも若干先端寄りに設けられた切り起こし片40cが基端側ブッシュ12の図示左側の端面に係止する。これにより、ブッシュ11、12および13が多少の遊びを伴って芯線コンタクトピン40により結合された状態となる。切り起こし片40cを押さえ込めば、芯線コンタクトピン40を抜いて各ブッシュ11、12、13をばらばらにすることができる。
【0017】
また、芯線コンタクトピン40の芯線受入部40aよりも基端寄りの部分には、終端要素を収容したチップケース14が支持され、このチップケース14内に直列状に収容されたチップ抵抗21、チップコンデンサ22の、この場合でいえばチップコンデンサ22に接触する。そして、チップ抵抗21の他端には、接点バネ30が接触し、終端要素をF型接線座10にアース接続する。
【0018】
ここで、接点バネ30は、図示上部が斜めに形成されており、この斜めの部分は、F型接栓座10にF型接線(図示せず)が差し込まれたとき、先端側ブッシュ11が軸方向における図示左向きに移動すると、先端側ブッシュ11の一部による押圧力を受けて屈曲し、F型接栓座10から離間する。つまり、接点バネ30は、終端要素であるチップ抵抗21およびチップコンデンサ22の直列体を、F型接栓座10に接続したり、切り離したりするためのスイッチ要素として機能する。
【0019】
図2および図3(a)、図3(b)は、F型接栓座10に対するブッシュ11、12および13の関係、ならびにブッシュ11ないし13に対する芯線コンタクトピン40、チップケース14などの関係を示したものである。そして、図3(a)および図3(b)は、図2における断面−Aおよび断面−Bをそれぞれ示している。
【0020】
これら図3(a)および図3(b)に示すように、先端側ブッシュ11は、先端が閉じられたほぼ円筒状をなした部分から伸び出しF型接栓座10の基端側まで貫通する長さの部分を持っており、この伸び出した部分の端部に設けられた複数の係止爪11cにより、機器ケースに設けられたF型接栓座用の穴の縁に係止する。そして、基端側ブッシュ12および中間ブッシュ13は、先端側ブッシュ11の基端側に向かって伸び出した部分の係止作用により、F型接栓座10内の円筒状穴から抜け出さないように支持される。
【0021】
そして、芯線コンタクトピン40は、図3(a)に示すように、図示しない同軸接栓が図示右側から差し込まれると、図示右側の芯線受入部が開いて芯線に押圧接触する。芯線コンタクトピン40の図示左端である基端には、機器ケース内に収容された図示しない回路要素が接続される。
【0022】
図4は、F型接線座10内に収容される、先端側ブッシュ11、基端側ブッシュ12および中間ブッシュ13と芯線コンタクトピン40、チップケース14、接点バネ30との関係を示したものである。
【0023】
先端側ブッシュ11は、先端に接栓の芯線が挿入されるガイド穴11aを有し、全体形状がほぼ円筒状をなし、長さ方向のほぼ中間部までは円筒形状の胴部11bで、その先基端までは先端外周面に突縁として形成された係止爪11cを有する。そして、ガイド穴11aに中心位置が合うように、芯線受入部40aが先端側ブッシュ11の中心位置に配される。この芯線受入部40aは、横断面形状が矩形であり、この矩形部基端に終端要素C,Rを収容するための、方形筒状穴を持ったチップケース14が格納される。
【0024】
このチップケース14には、接点バネ30が組み合わされている。つまり、チップケース14の図示下端面には、条片を折り曲げて形成された接点バネ30の幅と同寸の溝が設けられており、この溝に接点バネ30が嵌合するとともに平面部30bがチップ抵抗Rの一端に接触し、かつ接点バネ30の一端折り曲げ部30aがチップケース14の側壁に当接することによりチップケース14に対して接点バネ30が位置決めされる。そして、接点バネ30の他端つまり図示下端にある屈曲部30cは、図示しないF型接線座の穴内壁に接触するか、図示しない先端側ブッシュ11の胴部11bから突出した突出片11dにより押されてF型接線座10の穴内壁から離間する。
【0025】
矩形部基端よりもさらに基端側には、平板状の基端40bとその平板状の部分を切り起こしてなる係止爪40cとが形成されている。この切り起こし片40cが、基端側ブッシュ12の端面に係止して芯線コンタクトピン40の抜け止め機能を果たす。
【0026】
この図4では、チップケース14は図示の都合から芯線コンタクトピン40とは離れた位置に示されている。芯線受入部40aの矩形基端の外周に、中間ブッシュ13および基端側ブッシュ12が嵌め込まれる。そして、中間ブッシュ13および基端側ブッシュ12の外周面には、先端側ブッシュ11の係止爪11cが差し込まれる溝が設けられており、この溝に係止爪11cを挿通することにより3つのブッシュ11、12および13、ならびに芯線コンタクトピン40が同軸配置される。
【0027】
図5は、先端側ブッシュ11、基端側ブッシュ12および中間ブッシュ13ならびに関連する要素をF型接線座10に組み付ける際の、各要素の相対的な位置関係を示したものである。この図5に示すように、同軸接線座の先端側から基端側に向かって、先端側ブッシュ11と基端側ブッシュ12との間に配された、中間ブッシュ13の内外に、芯線コンタクトピン40、チップケース14が配され、チップケース14にはチップコンデンサ22、チップ抵抗21が挿入され、接点バネ30が組み合わされる。
【0028】
図6および図7(a)、図7(b)は、接線座に図示しない同軸接栓を挿入した際の、先端側ブッシュ11の軸方向移動の様子を示したものである。この軸方向移動は、中間ブッシュ13のアーム部13bの弾性変形によって行われるもので、図示白抜き矢印で示すような作用力が図における右側から先端側ブッシュ11の図示右端面に与えられると、アーム部13bを圧縮し切った状態になる。このとき、先端側ブッシュ11の係止爪11cが機器ケースの内壁面から浮いた状態になる。これにより、図7には示されていないが、図8により後述する終端要素の切り離しが行われる。
【0029】
図8は、この終端要素が切り離された状態を示したものである。この図8は、図7(a)の状態を拡大して示したものであり、チップケース14に収容されたチップ抵抗21およびチップコンデンサ22が接点バネ30に接触しているが、接点バネ30は先端側ブッシュ11の円筒状部の端部により押圧されてF型接栓座10から離間している。
【0030】
すなわち、終端要素としてのチップ抵抗21およびチップコンデンサ22は、チップケース14内に直列体として配置され、この直列体の図示下端は芯線コンタクトピン40の矩形断面部に接触しており、他方図示上端は接点バネ30に接触している。したがって、接点バネ30の図示上端がF型接栓座10に接触しているときは、チップ抵抗21とチップコンデンサ22との直列体により終端が行われている。これに対して図8に示すように、先端側ブッシュ11が押し込まれた状態では、接点バネ30の図示上端が押圧されてF型接栓座10から離間しており、終端は行われない。つまり、接点バネ30が終端要素を入り切りするスイッチとして機能する。
【0031】
図9は、ブッシュ11、12および13を組み立てた後、F型接線座10に組み込む直前の状態における、接点バネ30が先端側ブッシュ11の突出片11dにより内側に向けて押圧される様子を示したものである。先端側ブッシュ11は、基端側ブッシュ12に対して軸方向に相対的に移動するものであり、それに伴って突出片11dが軸方向に移動すると、接点バネ30が押し込まれたり、開放されたりする。
【0032】
図10は、ブッシュ11、12および13を組み立てた後、F型接線座10に組み込む直前の状態における、図9とはほぼ反対に右側から見た状態を示したもので、先端側ブッシュ11と基端側ブッシュ12とが中間ブッシュ13のアーム部13bによって約1mm程度相互に離間された状態を示している。アーム部13bは、弾性を有するから先端側ブッシュ11と基端側ブッシュ12とは図示の相互に離間した状態を採りうるし、アーム部13bを圧縮し切るまで接近する状態も採りうる。
【0033】
【発明の効果】
本発明は上述のように、F型接栓座内部に、終端要素と、この終端要素を芯線と接線座との間で接、離する接点バネとを設け、接栓の挿脱により接点バネを挙動させて終端要素の自動接、離を行うようにしたため、複数端子を有する分配器などに空き端子があってもオープン状態になることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図。
【図2】F型接栓座10に対する先端側ブッシュ11、12および13などの関係を示すための説明用断面を示す図。
【図3】図3(a)、(b)は、図2に示した断面における、F型接栓座10に対するブッシュ11、12および13の関係、ならびにブッシュ11ないし13に対する芯線コンタクトピン40、チップケース14などの関係を示した説明図。
【図4】F型接線座内に収容される、各ブッシュと芯線コンタクトピン40、チップケース14、接点バネ30との関係を示すための分解斜視図。
【図5】図4に示した断面における、先端側ブッシュ11、基端側ブッシュ12および中間ブッシュ13、ならびに関連する要素をF型接線座10に組み付ける際の、各要素の相対的な位置関係を示した説明図。
【図6】図示しない同軸コネクタ接栓を挿入した際の、先端側ブッシュ11の軸方向移動の様子を示すための説明用断面を示した図。
【図7】図7(a)、(b)は、図6における図示しない同軸コネクタ接栓を挿入した際の、先端側ブッシュ11の軸方向移動の様子を示した説明図。
【図8】図7(a)に対応する、終端要素が切り離された状態を示した拡大説明図。
【図9】ブッシュ11、12および13を組み立てた後、F型接線座10に組み込む直前の状態における、接点バネ30が先端側ブッシュ11の突出片11dにより押圧される様子を示した説明図。
【図10】ブッシュ11、12および13を組み立てた後、F型接線座10に組み込む直前の状態における、先端側ブッシュ11と基端側ブッシュ12とが中間ブッシュ13のアーム部13bによって約1mm程度相互に離間された状態を示した説明図。
【図11】2分配器において、(a)出力端子をオープンにしないとき、(b)出力端子を2つともオープンにしたとき、(c)出力端子の1つをオープンにしたとき、の入力端子の反射損失を示した特性図。
【図12】1分岐器の反射特性を示した特性図。
【符号の説明】
10 F型接栓座
11 先端側ブッシュ
11a ガイド穴
11b 胴部
11c 係止爪
11d 突出片
12 基端側ブッシュ
13 中間ブッシュ
13a リング状部
13b アーム
14 チップケース
21 チップ抵抗
22 チップコンデンサ
30 接点バネ
30a 折り曲げ部
30b 平面部
30c 屈曲部
40 芯線コンタクトピン
40a 芯線受入部
40b 基端
40c 切り起こし片

Claims (4)

  1. F型接栓座本体の中心位置に、絶縁体のブッシュにより芯線コンタクトピンを保持してなる同軸コネクタにおいて、
    ほぼ円筒状をなし、円端中央に同軸接栓の中心導体が挿入されるガイド穴を有し、かつ基端に前記F型接栓座本体の基部に係合するための爪付きの分岐部を有し、前記F型接線座本体内を軸方向に所定長移動しうるように支持された先端側ブッシュと、
    中心部に終端要素を収容し、前記先端側ブッシュと係合して前記F型接栓座本体の基部に収容される基端側ブッシュと、
    ほぼリング状に形成され、かつこのリング状部から突出した弾性片を有し、前記先端側ブッシュと前記基端側ブッシュとの間に配されて前記弾性片の伸長力により前記先端側ブッシュを前記基端側ブッシュから離間させる中間ブッシュと、前記先端側ブッシュの中心位置に配され、前記基端側ブッシュ内で前記終端要素に接触した上で該基端側ブッシュを貫通しかつ係止される端部を有する芯線コンタクトピンと、
    弾性素材により構成され、常時は前記終端要素と前記F型接線座との間を接続しており、前記先端側ブッシュが前記基端側ブッシュに向けて押し込まれたとき前記先端側ブッシュにより前記F型接栓座本体から離間するように変形する接点バネと、
    を有するスイッチ式終端器を持った同軸コネクタ。
  2. 請求項1記載の同軸コネクタにおいて、
    前記F型座は、その内部に前記先端側ブッシュ、前記基端側ブッシュおよび前記中間ブッシュを収容するための、先端側に向かって内径が大きくなる円筒状穴を有する同軸コネクタ。
  3. 請求項1記載の同軸コネクタにおいて、
    前記接点バネは、フレキシブル基板により構成された同軸コネクタ。
  4. 請求項1記載の同軸コネクタにおいて、
    前記終端要素は、チップ型の抵抗およびコンデンサにより構成された同軸コネクタ。
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