JP3678492B2 - 医療画像情報伝送方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療情報の活用に際し、個別に活用されていた画像、文字、音声等の情報を統合することによって、医療情報の有効活用を図る医療画像情報伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報のデジタル化により、画像情報を劣化させることなく保存し、転送することが可能となった。特に医療に関しては、病院内の医療機器、及び関連機器を病院内部でLAN(Local Area Network)で結び、LANが比較的近距離でのネットワーク接続であるのに対し、施設間等広域をネットワークで接続するWAN(Wide Area Network)を使用して病院間を結ぶネットワークシステムが構築されている。
このネットワークシステムにより、デジタル化された医療画像情報を機器間、及び病院間で転送し、活用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術においては、映像(画像)、音声、文字等のデータを統合し、情報の有効活用を図るものは、医療分野においては存在しなかった。
【0004】
本発明の目的は、従来技術における必要な医療情報が個別で統合されていないという問題点を解消するため、画像、音声、文字等のデータを統合し、医療情報を有効活用する医療画像情報伝送方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の医療画像情報伝送システムは、医療画像と、該医療画像に関連する音声情報および該医療画像に関連する文字情報のうちの少なくともいずれかの医療情報とを関連付けて記録可能な記録手段と、前記記録手段を有する施設とは異なる第1の外部医療関連施設に設けられ、医療関連施設間で医療情報の伝達を行うために、伝送先となる第2の外部医療関連施設とこの第2の外部医療関連施設に伝送する医療情報とを選択する選択手段と、前記医療関連施設間で情報の伝達が可能な通信網を介して、前記選択手段により選択された前記医療情報を前記選択手段により選択された前記第2の外部医療関連施設に転送する医療情報として前記記録手段に伝送する伝送手段と、前記第2の外部医療関連施設に設けられ、前記通信網を介して、前記記録手段に記録された前記医療情報の中からこの第2の外部医療関連施設が取り込み可能な医療情報として告知された医療情報の中から所望の医療情報を指定して取り込む取り込み手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の医療画像情報伝送方法は、医療関連施設間で医療情報の伝達を行うために、伝送先外部医療関連施設と伝送する医療情報とを選択する選択ステップと、前記医療関連施設間で情報の伝達が可能な通信網を介して、前記選択ステップで選択された前記医療情報を前記伝送先外部医療関連施設に転送する医療情報として伝送する伝送ステップと、前記伝送ステップで伝送されてきた前記医療情報のうち、医療画像と、該医療画像に関連する音声情報および該医療画像に関連する文字情報のうちの少なくともいずれかの医療情報とを前記医療画像に関連付けて前記伝送先外部医療関連施設が閲覧可能な医療情報として記録手段に記録する記録ステップと、前記伝送先外部医療関連施設において、前記通信網を介して、前記記録手段に記録された医療情報の中からこの伝送先外部医療関連施設が閲覧可能な医療情報として前記記録ステップで前記記録手段に記録された前記医療情報を指定して取り込む取り込みステップとを備えたことを特徴とする。
【0006】
請求項3に記載の医療画像情報伝送方法は、外部医療関連施設よりの医療情報を、医療関連施設間で情報の伝達が可能な通信網を介して取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得された医療情報のうち、医療画像と、該医療画像に関連する音声情報および該医療画像に関連する文字情報のうちの少なくともいずれかの医療情報とを関連付けた医療情報として記録手段に記録する記録ステップと、前記記録ステップで前記記録手段に記録された医療データのうち特定の外部医療関連施設が閲覧可能な医療情報を、前記通信網を介し、該特定の外部医療関連施設の要求に応じて告知するとともに、該特定の外部医療関連施設よりの指示に応じて転送する転送ステップとを備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の医療画像情報伝送方法は、前記請求項3に記載の医療画像情報伝送方法における転送ステップにおいて、更に、
前記指示に応じて該当する医療情報を前記特定の外部医療関連施設に転送する際に、この医療情報として関連付けられている医療情報が、医療画像であるか、音声情報であるか文字情報であるかを示す情報を伝送し、該特定の外部医療関連施設よりの、前記医療情報のうちのいずれかを特定する指示に応じ、指示された医療情報を前記特定の外部医療関連施設に転送することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の医療画像情報伝送方法の1実施の形態を具体的に説明する。
図1は本発明の1実施の形態に係る医療画像情報伝送システム1の構成例を示す。WANを形成するこの医療画像情報伝送システム1は、それぞれ異なる病院等の施設に設けられ、それぞれ医療画像情報のファイリング機能を有する画像ファイルシステム2、画像ファイルシステム3、画像ファイルシステム4、画像ファイルシステム5と、異なるネットワーク間の相互接続を行うルータ6、画像再生装置7、ルータ8、サーバ9、ネットワーク10、画像再生装置11、パーソナルコンピュータ12、オンラインシミュレーションの画像処理を行う画像処理装置13、電子スチルカメラ110、マイク111、キーボード112より構成されている。
【0008】
画像ファイルシステム2、画像ファイルシステム3、画像ファイルシステム4、画像ファイルシステム5、及びルータ6、ルータ8はそれぞれWANを形成する公衆回線の1形態のISDN(総合サービスディジタル網)14に接続されて、施設間で高速に医療情報等の伝送(送受)を行うことができるようにしている。一方のルータ6には、医療画像を再生する機能を備えた画像再生装置7が接続され、他方のルータ8には、このWANでの情報サービスを提供するサーバ9が接続されている。このサーバ9は画像ファイルシステム2等が設けられた施設とは別の施設に設けられている。
【0009】
サーバ9は施設間での医療情報等の提供を行えるように、全ての施設にまたがって共有される医療情報等のリソース(資源)を統合して蓄積(記録)する大容量の記録装置を有する。そして、例えばある施設の画像ファイルシステム2の医療情報を、他の任意の施設の画像ファイルシステム3に転送する場合には、その医療情報は一旦、サーバ9に転送されてその記録装置に記録され、そのサーバ9からさらに他の施設の画像ファイルシステム3に医療情報を転送する。
【0010】
また、全ての施設が統合的に利用すべき医療情報は、どの施設からもサーバ9に転送されて、内部の記録装置にどの施設からも自由に読み出し可能な状態で記録され、全ての施設から自由に読み出してその医療情報を利用することができる。
【0011】
このサーバ9には内視鏡画像等の医療画像情報(単に画像情報とも記す)がその画像情報に関連する文字情報及び音声情報が関連付けられて記録されるようになっている。このように画像情報、この画像情報に関連する(テキスト情報を含む)文字情報、音声情報を関連付けて記録することにより、画像情報のみの場合よりもより多くの情報を提供、或いは参照できるようにして、ドクタ等の利用者に診断等する場合により有益な診断の資料を提供し、より適切な診断を行える環境を実現している。
【0012】
例えば、画像情報のインデックス番号(便宜的にGnと記す)と共に、そのインデックス番号Gnに関連する文字情報のインデックス番号Mnと、そのインデックス番号Gnに関連する音声情報のインデックス番号Onとが関連付けられて(例えば、1塊の総合インデックスデータとして)サーバ9の記録装置に記録される。
この場合、画像情報、文字情報、音声情報は全てが同じ記録領域に記録しても良いが、インデックス番号Gn,Mn,Onで相互に関連付けられているので、別の記録領域等に記録するようにしても構わない。
【0013】
このサーバ9はネットワーク10が接続され、ネットワーク10を介してサーバ9はパーソナルコンピュータ12と画像再生装置11に接続される。このパーソナルコンピュータ12には、画像の取り込みに使用される電子スチルカメラ110、音声情報の入力に使用されるマイク111、文字情報の入力に使用されるキーボード112が接続されている。画像再生装置11には画像処理装置13が接続されている。
【0014】
次に図1の1つの画像ファイルシステムとして、例えば画像ファイルシステム2の構成を図2に示す。ある病院内でLANを形成する画像ファイルシステム2は、画像入力装置21、画像入力装置26、画像入力装置27、LANでの情報サービスを提供するサーバ28、画像再生装置29、ルータ33、画像再生装置34、パーソナルコンピュータ35、大容量の記録装置としての大容量光ディスク装置36で構成されている。
【0015】
医療画像を入力する機能を備えた画像入力装置21、画像入力装置26、画像入力装置27、サーバ28、画像再生装置29、画像再生装置34、パーソナルコンピュータ35は、LANを形成するネットワーク37で接続されており、その病院内でデータ等の医療情報の入出力等を行うことができる。画像入力装置21は、内視鏡を用いて内視鏡画像の観測、記録等を行う内視鏡観測装置22、超音波内視鏡を用いて超音波内視鏡画像の観測、記録等を行う超音波内視鏡観測装置23を有している。
【0016】
これら内視鏡観測装置22及び超音波内視鏡観測装置23は、画像の圧縮及び伸張を行う画像圧縮伸張装置24に接続される。この画像圧縮伸張装置24にはパーソナルコンピュータ25が接続され、パーソナルコンピュータ25はネットワーク37に接続されている。画像入力装置26、画像入力装置27は、それぞれ画像入力装置21とほぼ同等の構成であり、その説明を省略する。
【0017】
サーバ28はかなり大容量の記録装置を内蔵し、サーバ9の場合と同様にこのサーバ28には画像情報がその画像情報に関連する文字情報及び音声情報が関連付けられて記録されるようになっている。
【0018】
つまり、画像情報のインデックス番号(便宜的にGnと記す)と共に、そのインデックス番号Gnに関連する文字情報のインデックス番号Mnと、そのインデックス番号Gnに関連する音声情報のインデックス番号Onとが関連付けられて(1塊の総合インデックスデータとして)サーバ28の記録装置に記録されようにしている。
【0019】
この場合、画像情報、文字情報、音声情報は全てが同じ記録領域に記録しても良いが、総合インデックスデータGn,Mn,Onで関連付けられているので、別の記録領域、パーティション等に記録するようにしても構わない。
【0020】
また、他の画像ファイルシステム3、4、5もこの画像ファイルシステム2とほぼ同等の構成であり、その説明を省略する。
本実施の形態では、WANにおける医療情報サービスの提供手段となるサーバ9及び各施設におけるLAN内に設けられたサーバ28は画像情報、文字情報、音声情報の各インデックス情報を同じフォーマット、或いは形式で関連付けるようにしている。また、後述する各施設内に設けた医療情報の記録装置(例えば、図5のハードディスク83)等に記録する場合も同じであり、WANにより接続された各施設間にまたがる共有可能な医療情報をサーバ9で統合して、この統合された医療情報等の資源を各施設の端末から利用できるようにすると共に、共通のフォーマット、或いは形式とすることによりフォーマットの変換等を必要としないで、迅速に利用できるようにしている。
【0021】
画像再生装置29は、パーソナルコンピュータ30、画像圧縮伸張装置31、TVモニタ32で構成される。パーソナルコンピュータ30には画像圧縮伸張装置31が接続されている。また、このパーソナルコンピュータ30はネットワーク37が接続され、このネットワーク37を介してその病院内の他の端末としての各装置と接続され、LANを形成している。
【0022】
画像圧縮伸張装置31には、さらにTVモニタ32が接続され、伸張した画像をTVモニタ32に表示できるようにしている。パーソナルコンピュータ30にはルータ33が接続されており、ルータ33にはさらにISDN14が接続されている。
【0023】
従って、ある病院内のLANで接続された端末としての例えばパーソナルコンピュータ30はルータ33、ISDN14等を介して他の病院のパーソナルコンピュータ30ともWANで接続されており、施設間で内視鏡画像等の画像情報、その画像情報のカルテ等のテキスト情報(或いは文字情報)、さらに音声によるコメントとか説明等音声情報等の医療情報を双方向で送受することができるようにしている。つまり、各施設でLANで接続された複数の端末の少なくとも1つがWANと接続され、任意の施設の端末からWANを介して他の任意の施設に医療情報等を送信(転送)したり、受信(取り込んだり)したりすることができる。
【0024】
従って、例えばある施設のある端末(例えばパーソナルコンピュータ30)から他の施設のある端末(例えばパーソナルコンピュータ30)に医療情報(医療データとも記す)を伝送する場合には、ISDN14を介してある施設からサーバ9の施設に医療情報を伝送し、サーバ9に伝送された医療情報を内部の記録装置に記録するステップと、このサーバ9に記録された医療情報を他の施設の端末内に伝送するステップとが行われることになる。そして、上述のように医療情報を形成する医療画像は、文字情報、音声情報と関連付けられて記録装置に記録されると共に、他の施設に転送される際にもそれらの情報も転送される。
【0025】
ネットワーク37には、画像再生装置34が接続されている。この画像再生装置34は画像再生装置29と同様の構成であり、その説明を省略する。
ネットワーク37には、さらにパーソナルコンピュータ35が接続されている。パーソナルコンピュータ35には大容量光ディスク装置36が接続されており、画像データ、テキストデータ、音声データ等を記録が出来るようになっている。
【0026】
図3により、画像入力装置21の画像圧縮伸張装置24の内部構成を説明する。画像圧縮伸張装置24には、内視鏡観測装置22と超音波内視鏡観測装置23が接続されている。これら内視鏡観測装置22、超音波内視鏡観測装置23より出力される内視鏡画像或いは超音波内視鏡画像に対応する映像信号はケーブル38を介してスイッチ40に入力される。
【0027】
スイッチ40にはA/D変換を行うA/D変換回路41が接続される。一方、内視鏡観測装置22と超音波内視鏡観測装置23にはケーブル38を介してD/A変換を行うD/A変換回路42が接続されている。
【0028】
D/A変換回路42には1フィールド分の表示情報を記憶するフィールドメモリ43が接続されている。内視鏡観測装置22、及び超音波内視鏡観測装置23には、ケーブル39を介してそれぞれ通信インタフェースとしての通信I/F49、通信I/F50が接続され、医療画像としての内視鏡画像、超音波内視鏡画像に対する患者カルテ等の文字データ等の通信を行えるようになっている。A/D変換回路41、フィールドメモリ43には、ビデオRAM或いはV−RAM47が接続されている。V−RAM47にはバス56が接続されている。
【0029】
バス56にはCPU44、RAM46、オーバレイ用のV−RAMとなるオーバレイV−RAM48、通信I/F49、通信I/F50、高速通信I/F51、ダイレクトメモリアクセスの制御を行うDMAC45、FPGA回路(フィールドプログラマブルゲートアレイ回路)52、圧縮伸張回路53、Vpp発生回路54、フラッシュメモリ55が接続されている。Vpp発生回路54にはフラッシュメモリ55が接続されている。
【0030】
Vpp発生回路54から定電圧を供給することによりフラッシュメモリ55を駆動出来るようになっている。また高速通信I/F51よりケーブル57を介して外部の装置(ここではパーソナルコンピュータ25)と高速の通信を行えるようになっている。
【0031】
例えば1つの画像入力装置21内のパーソナルコンピュータ25の内部構成を図4に示す。パーソナルコンピュータ25はバス36を有する。バス36には、ROM58、RAM59、V−RAM60、CPU61、ネットワークI/F62、ディスプレイ制御回路63、SCSII/F(スカジインタフェース)65、キーボードI/F67、高速通信I/F69が接続されている。
【0032】
ネットワークI/F62にはネットワーク37が接続されている。ディスプレイ制御回路63にはディスプレイ64が接続されており、データを表示できるようになっている。SCSII/F65にはハードディスク66が接続されており、医療データ(医療画像データ、音声データ、文字データ)及びそれらを関連付けるインデックスデータ等のデータの記録や駆動プログラムの管理が行われるようになってる。キーボードI/F67にはキーボード68が接続されており、文字データの入力が行われるようになっている。高速通信I/F69にはケーブル57が接続されており、画像圧縮伸張装置24と医療データの送受信が行われるようになっている。
【0033】
図5により画像再生装置29内のパーソナルコンピュータ30の内部構成を説明する。パーソナルコンピュータ30はバス87を有する。バス87は、ROM71、RAM72、V−RAM73、CPU74、音声入出力I/F75、ネットワークI/F78、ネットワークI/F79、ディスプレイ制御回路80、SCSII/F82、キーボードI/F84、高速通信I/F88が接続されている。
【0034】
ネットワークI/F78には、ルータ33が接続される。ネットワークI/F79には、ネットワーク37が接続されている。ディスプレイ制御回路80には、ディスプレイ81が接続されており、画像データ及び文字データの表示が行えるようになっている。SCSII/F82には記録手段としてハードディスク83が接続されており、医療データ及びそれらを関連付けるインデックスデータ等のデータの記録や駆動プログラムの管理が行われるようになっている。
【0035】
キーボードI/F84には、キーボード85が接続されており、文字データの入力が行えるようになっている。高速通信I/F88にはケーブル86が接続されており、画像圧縮伸張装置31と医療データの送受信が行えるようになっている。音声入出力I/F75には、マイク76及びスピーカ77が接続されており、音声データの入出力が可能になっている。また、パーソナルコンピュータ12はパーソナルコンピュータ30と同様の構成となっている。
【0036】
図6により画像再生装置29内の画像圧縮伸張装置31の内部構成を説明する。画像圧縮伸張装置31は、バス102を有する。バス102には、CPU91、RAM92、V−RAM93、オーバレイV−RAM94、圧縮伸長回路98、FPGA回路97、DMAC96、高速通信I/F95が接続されている。高速通信I/F95にはケーブル86が接続されており、パーソナルコンピュータ30と医療データの送受信が行われる。
【0037】
V−RAM93には、フィールドメモリ99が接続されている。フィールドメモリ99及びオーバーレイVRAM94には、D/A変換回路100が接続されている。D/A変換回路100には、さらにTVモニタ32が接続されており、D/A変換回路100を経た出力映像(つまり、内視鏡画像等の医療画像とその画像に関するカルテ等の文字情報)を表示出来るようになっている。
【0038】
本実施の形態に係る医療画像情報伝送システム1では施設間をWANで接続し、施設間で医療画像情報、音声情報、文字情報を双方向で伝送可能にすると共に、WANで接続された施設のサーバ9内に大容量の記録装置を設け、医療画像情報、音声情報、文字情報を関連付けて記録することにより、各施設から医療情報を広域的に有効活用できる構成にしていることが特徴となっている。以下、本実施の形態の医療画像情報伝送方法の作用を説明する。
【0039】
まず、図2に示す画像再生装置29のプログラムを起動させた場合の作用について説明する。この画像再生装置29内のパーソナルコンピュータ30に接続されたディスプレイ81に表示される画面の一例を図7に示す。プログラムの構成は以下の様になっている。病院間の情報の双方向伝送を行うものとして画像伝送、画像再生、電子会議室、電子メール、会員名簿がある。情報の検索として、学会月刊誌検索、医学用語集がある。またその他の情報提供として画像症例集、VTR内容紹介、製品情報、Q&Aがある。
【0040】
画像転送時のデータの流れを説明する。まず、画像再生時は、図5に示すパーソナルコンピュータ30のキーボード85より再生画像を特定するデータを入力し、再生画像を指示する。すると、パーソナルコンピュータ30とネットワーク37で接続されたサーバ28より圧縮された画像データがRAM72に転送される。RAM72に転送された圧縮画像データは高速通信I/F88から画像圧縮伸張装置31に送られる。図6に示す画像圧縮伸張装置31では、送られた圧縮画像データを圧縮伸張回路98に転送し、画像の伸張を行う。
【0041】
さらにこのデータをV−RAM93、フィールドメモリ99に転送し、TVモニタ32に表示出来るようになっている。V−RAM93に送られた画像は、画像転送の指示を受けると、高速通信I/F95からパーソナルコンピュータ30に送られる。さらにパーソナルコンピュータ30から、ネットワークI/F78を介してルータ33に送られる。さらにルータ33からISDN14上に転送され、サーバ9に記録される。この場合、その画像に関連する文字情報、音声情報もサーバ9に記録され、それらはインデックス情報で互いに関連付けられてサーバ9内部の記録装置に記録される。
【0042】
次に画像を送信する作用について説明する。画像ファイルシステム2、画像ファイルシステム3、画像ファイルシステム4、画像ファイルシステム5はそれぞれ異なる病院を示す。ここでは画像ファイルシステム3から画像ファイルシステム2へ医療情報を伝送する作用について説明する。
【0043】
画像ファイルシステム3の病院の画像再生装置29で、図7の表示において画像伝送のアイコンをクリックすると、ディスプレイ81は図8に示すようにインデックスボタンが表示された画面になる。1ないし20のインデックスは、TVモニタ32に表示された医療画像のインデックス画像にそれぞれ対応している。
【0044】
このインデックス画像の中から、他の病院へ伝送する画像を選択し、対応するインデックスボタンをクリックする。そして、画像伝送のボタンをクリックすることにより、画像伝送の処理が行われ、サーバ9に転送される。この時、画像情報に、ハードディスク83等に記録されたその画像の患者に関する紹介状等のテキストデータ(文字データ)を添付することが出来る。
【0045】
また同様にマイク76からその画像に関する音声データを入力し、画像情報に添付することができる。これらの画像情報、テキストデータ、音声データは、サーバ9の記録装置に記録され、それらはインデックス情報で関連付けられて記録される。この場合、ある画像情報に関連する音声データがない場合には、音声データなしの情報が付加される。インデックス情報に音声情報のインデックスを付加しないことにより、音声データなしとしても良い。そして、選択された他の病院の端末がサーバ9にアクセスした場合には、その病院が閲覧できる資源となる。
【0046】
次に着信した画像を再生する作用について説明する。画像ファイルシステム2の病院で、図7の表示において画像伝送のアイコンをクリックするとディスプレイ81は図9のような画面になる。
【0047】
図9において一つひとつのアイコンは、それぞれ他の病院から医療情報が着信したことを示す。それぞれのアイコンには、着信した年月日及び転送元の病院名が示されている。これらは医療情報の検索にも利用できる。
【0048】
アイコン中の画像のマークは画像情報を着信したことを示す。文書のマークは紹介状等のテキストデータを着信したことを示す。マイクのマークは音声情報が着信したことを示す。一つのアイコンをクリックして選択すると、ディスプレイ81には図10に示すように選択された画像情報の1つが表示される。
【0049】
ここで、紹介状のボタンをクリックすると図11に示すように、表示された画像の患者の紹介状が表示される。この紹介状は、ある病院の患者を他の病院に紹介する場合に、その患者の情報を記入したものである。また音声のボタンをクリックすると、その画像情報に関する音声データがスピーカ77から再生される。
ここで必要に応じ、取り込みのボタンをクリックすることにより、サーバ9に記録された画像情報、テキストデータ、音声情報は、着信先の病院内のハードディスク83にダウンロードされる。これは医療情報を検索する場合にも利用でき、サーバ9に記録された画像情報、テキストデータ、音声情報は検索を行っている病院に転送されるようにダウンロードすることもできる。
【0050】
また、図9における一覧表のボタンをクリックすることにより、図12に示すようにサーバ9或いは(ダウンロードした場合には)ハードディスク83に記録された情報を一覧表示することができ、必要に応じ必要な情報をサーバ9及びハードディスク83から再生することが出来る。
【0051】
次に電子会議室の作用について説明する。図7において、電子会議室のボタンをクリックすると、ディスプレイ81は図13のような表示になる。ここで、電子会議室には、項目毎に複数の会議室が用意されており、利用者は必要に応じ会議室を特定し、選択する。ここで一つの会議室を選択し、該当する会議室のボタンをクリックすると、ディスプレイ81は図14のような表示になる。
【0052】
ここでまず、議題提案の作用について説明する。議題提案のボタンをクリックすると、ディスプレイ81は図15のような表示になる。ここで議題提案者は、図15のテキストデータ入力画面において議題内容をテキストデータとして入力する。
【0053】
また必要に応じ、資料を付けるボタンをクリックすることにより、サーバ28に記録された議題に関連する、圧縮された画像データ等を添付することができる。またマイク76から議題に関連する情報を音声データとして添付することができる。これらのテキストデータ、画像データ、音声データは、提案実行ボタンをクリックすると一括してサーバ9に記録される。
【0054】
次に、会議録参照の作用について説明する。利用者は、図14に示された議案の中から一つの議案を選択し、会議録参照のボタンをクリックする。するとディスプレイ81に議題内容が表示される(サーバ9から利用者の端末側にディスプレイ81に表示される議題内容等のデータが転送されて、ディスプレイ81に表示される)。ここで画像データが添付されている場合、画像データを示すボタンが表示される。
【0055】
このボタンをクリックすることにより、図16に示すように添付された画像を参照することができる。また音声データが添付されている場合、画像の参照と同様の方法でスピーカ77から音声を再生することが出来る。換言すると、会議録を検索し、検索された議題内容、画像、音声データからなる医療情報を(検索を行っている施設に転送して)表示、再生等することができる。この場合には、主に文字情報を検索した場合に対応し、その文字情報に関連する画像データ、音声データが必要に応じて再生される。
【0056】
次に議題に対する発言の作用について説明する。図16において発言のボタンをクリックすると、ディスプレイ81は図15と同様の表示になる。ここで発言者は、図15のテキストデータ入力画面において発言内容をテキストデータとして入力する。
【0057】
また必要に応じ、資料をつけるボタンをクリックすることにより、サーバ28に記録された発言に関連する、圧縮された画像データ等を添付することができる。またマイク76から発言に関連する情報を音声データとして添付することができる。これらのテキストデータ、画像データ、音声データは、一括してサーバ9に記録される。換言すると、サーバ9の記録装置から検索を行い、その検索を行った医療情報に対し、さらに新たな医療情報をサーバ9の記録装置に転送し、先の検索を行った医療情報に関連付けて記録するとも言える。
【0058】
次に発言内容参照の作用について説明する。使用者はまず図14に示す状態から議題を選択する。次に選択した議題に対する発言のリストの中から参照したい発言を選択する。発言を選択すると、ディスプレイ81に、その発言内容のテキストデータが表示される。
【0059】
このテキストデータに画像データ、音声データが添付されている場合は、会議録参照の作用と同様に画像データ、音声データを参照することができる。
【0060】
次に電子メールの作用について説明する。画像ファイルシステム2から画像ファイルシステム3へ電子メールを送る作用を一例として、その作用を説明する。画像ファイシステム2のキーボード85からデータを入力する。このデータは、ISDN14を介し、サーバ9に記録される。
【0061】
画像ファイルシステム3でメールを参照する場合、まず、サーバ9に記録された画像ファイルシステム2から着信したデータを読みとる。ここで必要に応じ、サーバ9に記録されたデータを、画像ファイルシステム3のハードディスク83へダウンロードすることができる。
【0062】
次に会員名簿の作用について説明する。この会員名簿は、例えばネットワークに接続された病院の関係者等が対象となる。この会員名簿のデータはサーバ9に記録されている。まず会員名簿を入力する作用を説明する。
【0063】
会員はパーソナルコンピュータ12のキーボード112から在籍する病院のデータ、一例として病院名、病院の所在地や規模などを、テキストデータとして入力する。また自分のデータ、一例として担当する診療科目や病院での役職、研究テーマ等の情報を同様にテキストデータとして入力する。
【0064】
また自分に関する画像データ、一例として電子スチルカメラ110から入力した自分の顔写真等のデータを入力する。また、自分に関する音声データ、一例としてマイク111から入力したデータなどを入力する。
【0065】
次に名簿の検索方法の作用について説明する。名簿の検索方法として、所属する病院の所在地から検索する地域別検索、病院での役職などの個人データから検索する人物検索、所属する病院の種類、例えば国立病院や大学病院等の分類から検索する在籍先検索等があり、これらの検索方法を必要に応じて組み合わせて、入力された会員のデータをキーワードとして検索することができる。地域別検索の画面の一例を図17に示す。
【0066】
これらの検索方法を組み合わせ、対象となる会員を絞り込むと、その条件に合った会員のリストがディスプレイ81に表示される。利用者は、対象とする会員を選択すると、ディスプレイ81は、図18に示す様な表示になる。この表示には、在籍先等のテキストデータの他、顔写真などの画像データ、及び自己紹介等の音声データを再生することができる。
【0067】
次に学会月刊誌入力及び検索の作用について説明する。まず、データの入力方法について説明する。まず学会月刊誌の誌面を、パーソナルコンピュータ12に接続された図示しないスキャナで取り込む。取り込まれた画像(文字による画像)をパーソナルコンピュータ12にプログラムされた文字認識のプログラムによりテキストデータに変換する。変換されたテキストデータをサーバ9に記録する。
【0068】
また、学会月刊誌はCD−ROM等の媒体にテキストデータとして入力された状態で提供されている場合が多い。この場合、パーソナルコンピュータ12のSCSII/F82に接続された図示しないCD−ROMドライブにこのCD−ROMを挿入し、テキストデータを取り込む。取り込んだテキストデータをサーバ9に記録する。
【0069】
次に学会月刊誌を検索する作用について説明する。図7において、学会月刊誌検索のボタンをクリックすると、ディスプレイ81は図19に示す様な表示となる。ここで、検索のキーワードとなる単語を検索単語の欄に入力し検索ボタンをクリックすると、図20に示す様に、キーワードが該当する論文の一覧が表示される。
【0070】
ここで利用者は、必要に応じリストの中から一つの論文を選択する。すると、ディスプレイ81は図21に示す様な表示となり、先に選択したキーワードは反転表示等により表示される。
【0071】
次に医学用語集の作用について説明する。まず、データの入力方法について説明する。まず医学用語集の誌面を、パーソナルコンピュータ12に接続された図示しないスキャナで取り込む。取り込まれた画像をパーソナルコンピュータ12にプログラムされた文字認識のプログラムによりテキストデータに変換する。変換されたテキストデータをサーバ9に記録する。
【0072】
次に医学用語を検索する作用を説明する。図7において、医学用語集のボタンをクリックすると、ディスプレイ81は図22に示す様な表示となる。ここで、検索の対象となる用語のキーワードを検索キーワードの欄に入力し、検索実行ボタンをクリックすると、ディスプレイ81は図23の様な表示になる。
【0073】
選択したキーワードは、反転表示等により表示される。ここで、図23のように示された単語の中から必要な単語をピックアップし、マウス操作等により選択すると、同じパーソナルコンピュータ30の上で起動されているワードプロセッサ等のアプリケーションソフトへその単語を転送することができる。
【0074】
次に画像症例集の作用について説明する。図7において、ある施設の端末から画像症例集のボタンをクリックすると、ディスプレイ81は図24の様な表示になる。ここで、サーバ9に画像症例集用に記録された症例画像の一覧が表示される。
【0075】
まず、症例画像の登録の作用について説明する。登録者は図24に示す状態の画面において画像登録のボタンをクリックする。ここで、画像伝送において画像を送信する作用と同様の作用により、医療画像の原画像と、その原画像に画像処理を施した処理画像をサーバ9に転送する。この時も画像伝送の作用と同様に、必要に応じてテキストデータと音声データ、例えば画像処理に関する情報を添付することができる。
【0076】
次に症例画像の画像表示の作用について説明する。参照しようとするデータを選択し画像表示のボタンをクリックすると、ディスプレイ81は図25の様な表示になり、サーバ9の記録装置に記録された症例画像を原画像と画像処理をした処理画像を並べて表示することができる。
【0077】
ここで、症例画像に音声データが添付されている場合、図25に示す状態の画面において、音声のボタンをクリックすることにより、音声をスピーカ77から再生することができる。
【0078】
次に症例画像のオンラインシミュレーションの作用について説明する。図24において、症例画像を選択し、オンラインシミュレーションのボタンをクリックすると、ディスプレイ81には図26に示すように症例画像と、IHBなどの画像処理のパラメータが表示される。
【0079】
ここで画像処理のパラメータを設定すると、サーバ9に記録された症例画像は、画像処理装置13により適切な処理が行われる。処理された症例画像はISDN14を通して、図26に示すようにディスプレイ81に表示される。
【0080】
このようにサーバ9の設けられた施設内にオンラインシミュレーション用の画像処理装置13を設けることにより、サーバ9の記録装置に記録された症例画像に対して、所定の画像処理を施し、その症例画像と関連付けて画像処理された処理画像をアクセスした施設の端末に送信できるようにして、1つの画像処理装置13を各施設で共有して利用できるようにしている。
【0081】
また、画像処理の程度等のパラメータを指定できるようにして、このパラメータの情報をサーバ9側に転送して、そのパラメータで指定される任意の画像処理を行えるようにして、使用者の希望する任意の画像処理を可能にしている。
【0082】
この場合、サーバ9の記録装置に記録された症例画像に限らず、アクセスした施設から画像をサーバ9の記録装置に転送し、その画像に対して画像処理装置13でオンラインシミュレーションを施し、その処理画像をアクセスした施設に転送することもできる。
【0083】
次にVTR内容紹介の作用について説明する。まず、VTRを登録する作用について説明する。登録者はパーソナルコンピュータ12のSCSII/F82に図示しないCDーROMドライブ、或いは図示しない光磁気ドライブ(MOドライブと略記)等の装置を接続する。
【0084】
これらの装置に学会等で発表されたVTRの内容が記録されているCD−ROM或いはMO等の媒体を挿入し、映像情報及び音声情報を取り込む。また、これらのVTRの内容を説明する内容の文字情報をキーボード112から入力する。これらの映像情報、音声情報、文字情報をサーバ9に転送する。
【0085】
次にVTRを検索する作用について説明する。図7において、VTR内容紹介のボタンをクリックすると、ディスプレイ81は図27に示す様な画面になり、サーバ9に記録されたVTRの一覧が表示される。
【0086】
ここで、一覧の中から一つのVTRを選択すると、図27に示す様に、選択したVTRが動画像として再生される。また同時に、音声データが添付されている場合は、音声データがスピーカ77より再生される。
【0087】
次に製品情報の作用について説明する。まず、製品情報を登録する作用について説明する。登録者は製品カタログ等にある製品の画像をパーソナルコンピュータ12に接続された図示しないスキャナで取り込む。或いは製品の画像を電子スチルカメラ110で取り込む。
【0088】
また、製品に関する動画の映像情報及び音声情報を、VTR内容紹介のVTRの登録の作用と同様の作用により取り込む。また、製品を説明する内容の文字情報をキーボード112から入力する。これらの画像情報、音声情報、文字情報をサーバ9に転送する。
【0089】
次に製品情報を参照する作用について説明する。図7において製品情報のボタンをクリックすると、ディスプレイ81は、図28に示す様な表示となる。一つのボタンは一つの製品に対応している。ここで、参照したい製品のボタンをクリックすると、ディスプレイ81は図29に示す様な表示となる。
【0090】
図29に示す様に、製品情報は製品の説明をするテキストデータ、及び製品の外観や使用例を示す画像データとして表示される。また、映像紹介ボタンをクリックすることにより、製品に関連する動画像を再生することができる。例えば、内視鏡製品、特にスコープの製品情報を参照した場合、そのスコープに関する症例画像を動画として再生することが出来る。また音声データが添付されている場合は、音声データをスピーカ77より再生することができる。
【0091】
つまり、サーバ9の記録装置には医療器具を撮像した医療器具画像が、この医療器具画像に関連する医療画像、音声、文字情報からなる製品情報として記録されており、任意の施設から検索を行うと、検索に対応した医療画像、音声、文字情報が医療器具画像と関連付けられて検索した施設に転送され、これらが組み合わされて表示、再生することができる。
【0092】
製品情報の一例として、内視鏡の処置具の情報を図30に示す。図30に示す様に、内視鏡処置具の形状、及び対応するスコープから処置具の型番がマトリック状に表示されている。このマトリクスから処置具の形状及び使用するスコープからその処置具の型番を特定することができる。
【0093】
また、サーバ9の記録装置には複数の医療器具の画像、音声、文字情報を関連付けて記録し、かつ組み合わせ可能な医療器具同士の組み合わせ情報を記録し、WANに接続された任意の施設の端末から上記記録装置に記録された医療器具の画像、音声、文字情報を上記医療器具同士の組み合わせに基づき検索し、検索を行った施設に対して画像、音声、文字情報を転送し、転送された施設でその画像、音声、文字情報を再生できるようにしている。
【0094】
また、処置具の型番のボタンをクリックすることによって、その処置具の詳細な情報を表示することができる。処置具の詳細な製品情報の一例を図31に示す。
【0095】
次にQ&Aの作用について説明する。まず質問者が質問する作用から説明する。質問者は、画像ファイルシステムのキーボード85から質問内容を入力する。この時、質問内容に関連する音声データをマイク76より入力することができる。また、質問内容に関連する画像データをハードディスク83等から読み込み、添付することもできる。質問内容は、サーバ9に記録される。
【0096】
次に、回答者が、質問内容に対して回答する作用について説明する。回答者は、サーバ9に記録された質問内容をパーソナルコンピュータ12より読み取る。そして、パーソナルコンピュータ12あるいは画像再生装置11から参照する。ここで回答者は、質問に対する回答を、画像再生装置11のキーボード85からテキストデータの形で入力する。
【0097】
また、マイク111から回答に関連する音声データを入力することができる。また、回答に関連する画像データを製品情報で製品の画像を取り込む作用と同様の作用により取り込み、添付することもできる。回答内容はサーバ9に記録される。この質問内容及び回答内容は、画像ファイルシステムのディスプレイ81に表示される。また、必要により、音声データをスピーカ77より再生することができる。
【0098】
次に、質問者が回答内容を参照する作用について説明する。質問者は質問内容のリストから自分の質問を選択する。すると回答欄に、その質問に対する回答が表示される。このとき、画像データや音声データが添付されている場合、それらのデータを参照することが出来る。質問、及び回答の一例を図32に示す。
【0099】
これらの質問、及び回答はサーバ9に記録されているため、他の人が発信した質問、およびその回答を見ることが出来る。
【0100】
以上の1実施の形態の医療画像情報伝送方法は、まとめると以下の効果がある。
a.画像伝送の効果
医療画像情報に、関連する文字情報及び音声情報を添付し、同時に伝送することにより、画像情報だけでは伝達出来ない情報を伝えることができる。これにより診断能の向上を図ることができる。
【0101】
b.画像再生の効果
従来のように、医療画像情報を単独で記録し、活用するのみでなく、その医療画像情報に関連する音声情報、文字情報を添付することにより、受け取る側で得られる情報量は増加する。
【0102】
c.電子会議室の効果
議題提案、及び発言の文字情報に加え、それに関連する医療画像情報及び音声情報を添付し広域ネットワークのサーバに記録することにより、多くの利用者による有効な情報の共有化が図れる。また、議題を項目別に分類することにより、効果的に情報を得ることができる。
【0103】
d.会員名簿の効果
複数の検索方法の組み合わせによる検索、及び文字情報に画像情報、音声情報を添付することにより、自分が知りたい医療分野において特化した人物を、効果的に検索することができる。
【0104】
e.学会月刊誌検索の効果
フリーキーワード検索を用いることにより、大量の情報の中から必要な情報を素早く取り寄せることができる。
【0105】
f.医学用語集の効果
フリーキーワード検索を用いることにより、大量の情報の中から自分の知りたい情報を素早く入手することができる。またフリーキーワード検索を用いることにより、例えばキーワードを日本語にしたり、英語にしたり出来るように、一つの用語に対して様々な方向からアプローチすることが出来る。それにより得られた情報を他のアプリケーションで活用することもできる。
【0106】
g.画像症例集の効果
医療画像の原画像と、処理された画像の例を同時に見ることができる。またユーザーが画像処理装置等を持っていない場合でも、画像処理の擬似体験をすることができる。
【0107】
h.VTR内容紹介の効果
大量のVTR情報の中から、必要なVTR情報を選択し、参照することができる。また、動画像に音声データを添付して記録することにより、得られる情報量が増大する。
【0108】
i.製品情報の効果
カタログ等の紹介では得られないような、動画像や音声データをそれぞれの製品に関連づけて添付することにより、ユーザの得られる情報量が増大する。また、オンラインで情報提供することにより、常に最新の情報を入手することができる。また、一つの製品が、多種多様に分類されている場合でも、必要な情報を素早く特定し、入手することができる。
【0109】
j.Q&Aの効果
従来では、学会等に参加しなければ得られなかったような情報でも、多数の人間が同じ情報を共有化することができる。これにより病院にいながらにして、自分が抱いている疑問と同様な疑問や、その他様々な質問、及びその質問に対する回答を得ることができる。また、オンラインであるため、質問に対する内容を素早く確認することができる。また、多数の者が同じ情報を共有化することができる。
【0110】
なお、上述した実施の形態においては、広域ネットワークのサーバ9を介して各施設間は医療情報を送受などしているが、施設間でサーバ9を介することなく、医療情報の転送等を行うことも選択利用できるようにしても良い(この場合には各施設の例えばサーバ28の記録装置を医療情報の記録手段として利用する)。また、上述した各機能を組み合わせる等した場合も本発明に属する。
【0111】
[付記]
1.施設間をWANで接続することにより、施設間で医療画像、音声、文字情報を伝送するステップと、
WANに接続される施設内に記録装置を設け、医療画像、音声、文字情報を関連付けて記録するステップと、
を有することを特徴とする医療画像情報伝送方法。
【0112】
2.施設内の端末をLANで接続し、LANをWANで接続することを特徴とする付記1記載の医療画像情報伝送方法。
【0113】
3.施設内の端末をWANに接続することを特徴とする付記1記載の医療画像情報伝送方法。
【0114】
4.任意の施設の端末からWANを介して医療画像を他施設に転送するステップと、
転送先施設内の端末で転送された画像に所定の画像処理を施すステップと、
上記医療画像とその処理画像を関連付けて処理画像を送信元の施設に送信するステップと、
を有することを特徴とする付記1記載の医療画像情報伝送方法。
【0115】
5.任意の施設の端末からWANを介して医療画像を他施設に転送するステップと、
上記端末よりWANを介して医療画像に施す画像処理を指定するパラメータを転送するステップと、
転送先施設内の端末で転送された画像に上記パラメータで指定される画像処理を施すステップと、
を有することを特徴とする付記4記載の医療画像情報伝送方法。
【0116】
6.施設間をWANで接続することにより、施設間で医療画像、音声、文字情報を伝送するステップと、
WANに接続される施設内に記録装置を設け、医療画像、音声、文字情報を関連付けて記録するステップと、
WANに接続される任意の施設の端末より上記記録装置に記録された医療画像、音声、文字情報を検索し、検索を行った施設に対して医療画像、音声、文字情報を転送するステップと、
転送された医療画像、音声、文字情報を再生するステップと
新たな医療画像、音声、文字情報を上記検索を行った施設より上記記録装置を有する施設へ転送するステップと、
転送された医療画像、音声、文字情報を先に検索された医療画像、音声、テキスト情報と関連づけて記録するステップと、
を有することを特徴とする医療画像情報伝送方法。
【0117】
7.施設間をWANで接続することにより、施設間で医療画像、音声、文字情報を伝送するステップと、
WANに接続される施設内に記録装置を設け、文字情報を記録するステップと、
WANに接続される任意の施設の端末より上記記録装置に記録された文字情報を検索し、検索を行った施設に対して文字情報を転送するステップと、
転送された文字情報を再生するステップと
新たな医療画像、音声、文字情報を上記検索を行った施設より上記記録装置を有する施設へ転送するステップと、
転送された医療画像、音声、文字情報を先に検索された文字情報と関連づけて記録するステップと、
を有することを特徴とする医療画像情報伝送方法。
【0118】
8.医療画像は動画像であることを特徴とする付記1記載の医療画像情報伝送方法。
【0119】
9.施設間をWANで接続することにより、施設間で医療画像、音声、文字情報を伝送するステップと、
WANに接続される施設内に記録装置を設け、医療画像、音声、文字情報と医療器具を撮像した画像を関連付けて記録するステップと、
WANに接続される任意の施設の端末より上記記録装置に記録された医療画像、音声、文字情報と画像医療器具を撮像した画像を検索し、検索を行った施設に対して医療画像、音声、文字情報と画像医療器具を撮像した画像を転送するステップと、
転送された医療画像、音声、文字情報と医療器具を撮像した画像を組み合わせ再生するステップと、
を有することを特徴とする医療画像情報伝送方法。
【0120】
10.医療画像は上記医療器具を使用し撮像された動画像であることを特徴とする付記9記載の医療画像情報伝送方法。
【0121】
11.WANに接続される施設内に記録装置を設け、複数の医療器具の画像、音声、文字情報を関連づけて記録するステップと、
医療器具同士の組み合わせを上記記録装置に記録するステップと
WANに接続される任意の施設の端末より上記記録装置に記録された医療機器の画像、音声、文字情報を上記医療器具同士の組み合わせに基づき検索し、検索を行った施設に対して画像、音声、文字情報を転送するステップと、
転送された画像、音声、文字情報を組み合わせ再生するステップと
を有することを特徴とする付記1記載の医療画像情報伝送方法。
【0122】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、診断する上で重要な役割を果たす医療画像情報と、これに密接に関連したカルテ情報等の文字情報、さらに音声による説明等の音声情報を統合して情報の提供及び共有ができるようになるので、ユーザであるドクタにとって診断等を行う上で非常に有効な情報が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における画像伝送システムの構成を示すブロック図。
【図2】画像ファイルシステムの構成を示すブロック図。
【図3】画像入力装置内の画像圧縮伸長装置の構成を示すブロック図。
【図4】画像入力装置内のパーソナルコンピュータの内部構成を示すブロック図。
【図5】画像再生装置内のパーソナルコンピュータの内部構成を示すブロック図。
【図6】画像圧縮伸長装置の内部構成を示すブロック図。
【図7】パーソナルコンピュータのディスプレイに表示される画面を示す図。
【図8】図7において、画像伝送のアイコンをクリックした場合にディスプレイに表示される画面を示す図。
【図9】図7において、画像再生のアイコンをクリックした場合にディスプレイに表示される画面を示す図。
【図10】図9において1つのアイコンをクリックした場合に表示される画像情報を示す図。
【図11】図10において、紹介状のボタンをクリックした場合に表示される内容を示す図。
【図12】図9において一覧表のボタンをクリックした場合に画像伝送された情報のリストが表示されることを示す図。
【図13】図7において電子会議室のアイコンをクリックした場合にディスプレイに表示される図。
【図14】図13において内科の会議室のボタンをクリックした場合にディスプレイに表示される図。
【図15】図14において議題提案のボタンをクリックした場合にディスプレイに表示される図。
【図16】図14において1つの議題を指定して会議録参照のボタンをクリックした場合にディスプレイに表示される図。
【図17】名簿の検索方法の1つである地域別検索の画面を示す図。
【図18】対象となる会員を検索した場合にディスプレイに表示される内容を示す図。
【図19】図7において学会月刊誌検索のアイコンをクリックした場合にディスプレイに表示される内容を示す図。
【図20】図19において、キーワードとなる単語を入力して検索ボタンをクリックした場合にその単語に該当する論文のリストが表示されることを示す図。
【図21】図20において1つの論文を選択した場合にディスプレイに表示される内容を示す図。
【図22】図7において、医学用語集のアイコンをクリックした場合にディスプレイに表示される内容を示す図。
【図23】図22において、検索対象となる用語のキーワードを入力し、検索実行ボタンをクリックした場合にディスプレイに表示される内容を示す図。
【図24】図7において、画像症例集のアイコンをクリックした場合にディスプレイに症例のリストが表示されることを示す図。
【図25】図24において、1つの症例を選択して画像表示のボタンをクリックした場合にディスプレイに表示される症例画像を示す図。
【図26】図24において、症例画像を選択し、オンラインシミュレーションのボタンをクリックした場合にディスプレイに表示される内容を示す図。
【図27】図7において、VTR内容紹介のアイコンをクリックした場合にディスプレイに表示される内容を示す図。
【図28】図7において、製品情報のアイコンをクリックした場合にディスプレイに製品の一覧が表示されることを示す図。
【図29】図27において、1つの製品のアイコンをクリックした場合にディスプレイに表示される内容を示す図。
【図30】図27において、処置具のアイコンをクリックした場合にディスプレイに表示される内容を示す図。
【図31】図30において、処置具の型番のボタンをクリックした場合にディスプレイに表示される内容を示す図。
【図32】図7において、Q&Aのアイコンをクリックして、質問及び回答した場合の1例を示す図。
【符号の説明】
1…医療画像情報伝送システム
2、3、4、5…画像ファイルシステム
6、8、33…ルータ
7、11、29、34…画像再生装置
9、28…サーバ
10、37…ネットワーク
12、25、30、35…パーソナルコンピュータ
13…画像処理装置
14…ISDN
21、26、27…画像入力装置
22…内視鏡観測装置
23…超音波内視鏡観測装置
24、31…画像圧縮伸長装置
32…TVモニタ
36…大容量光ディスク装置
37…ネットワーク
76…マイク
77…スピーカ
81…ディスプレイ
83…ハードディスク
85…キーボード
Claims (4)
- 医療画像と、該医療画像に関連する音声情報および該医療画像に関連する文字情報のうちの少なくともいずれかの医療情報とを関連付けて記録可能な記録手段と、
前記記録手段を有する施設とは異なる第1の外部医療関連施設に設けられ、医療関連施設間で医療情報の伝達を行うために、伝送先となる第2の外部医療関連施設とこの第2の外部医療関連施設に伝送する医療情報とを選択する選択手段と、
前記医療関連施設間で情報の伝達が可能な通信網を介して、前記選択手段により選択された前記医療情報を前記選択手段により選択された前記第2の外部医療関連施設に転送する医療情報として前記記録手段に伝送する伝送手段と、
前記第2の外部医療関連施設に設けられ、前記通信網を介して、前記記録手段に記録された前記医療情報の中からこの第2の外部医療関連施設が取り込み可能な医療情報として告知された医療情報の中から所望の医療情報を指定して取り込む取り込み手段と、
を備えたことを特徴とする医療画像情報伝送システム。 - 医療関連施設間で医療情報の伝達を行うために、伝送先外部医療関連施設と伝送する医療情報とを選択する選択ステップと、
前記医療関連施設間で情報の伝達が可能な通信網を介して、前記選択ステップで選択された前記医療情報を前記伝送先外部医療関連施設に転送する医療情報として伝送する伝送ステップと、
前記伝送ステップで伝送されてきた前記医療情報のうち、医療画像と、該医療画像に関連する音声情報および該医療画像に関連する文字情報のうちの少なくともいずれかの医療情報とを前記医療画像に関連付けて前記伝送先外部医療関連施設が閲覧可能な医療情報として記録手段に記録する記録ステップと、
前記伝送先外部医療関連施設において、前記通信網を介して、前記記録手段に記録された医療情報の中からこの伝送先外部医療関連施設が閲覧可能な医療情報として前記記録ステップで前記記録手段に記録された前記医療情報を指定して取り込む取り込みステップと、
を備えたことを特徴とする医療画像情報伝送方法。 - 外部医療関連施設よりの医療情報を、医療関連施設間で情報の伝達が可能な通信網を介して取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得された医療情報のうち、医療画像と、該医療画像に関連する音声情報および該医療画像に関連する文字情報のうちの少なくともいずれかの医療情報とを関連付けた医療情報として記録手段に記録する記録ステップと、
前記記録ステップで前記記録手段に記録された医療データのうち特定の外部医療関連施設が閲覧可能な医療情報を、前記通信網を介し、該特定の外部医療関連施設の要求に応じて告知するとともに、該特定の外部医療関連施設よりの指示に応じて転送する転送ステップと、
を備えたことを特徴とする医療画像情報伝送方法。 - 前記転送ステップにおいて、更に、
前記指示に応じて該当する医療情報を前記特定の外部医療関連施設に転送する際に、この医療情報として関連付けられている医療情報が、医療画像であるか、音声情報であるか文字情報であるかを示す情報を伝送し、該特定の外部医療関連施設よりの、前記医療情報のうちのいずれかを特定する指示に応じ、指示された医療情報を前記特定の外部医療関連施設に転送することを特徴とする請求項3記載の医療画像情報伝送方法。
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