JP3678373B2 - 消火装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は火災を消火する消火装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、消火装置として、特公昭52−1239号に記載されているようなコンシール型と呼ばれるスプリンクラヘッドがある。これは天井材に設けた天井孔内又はそれよりも上側にスプリンクラヘッド本体を設置して、その天井孔をカバーで覆うように構成したものである。カバーの上面は、スプリンクラヘッドの下端に取り付けられたクリップと低温半田で接着されており、火災時にはこの低温半田が溶けることで、カバーが落下する。その後、スプリンクラヘッドの熱分解部分が分解すると、デフレクタが天井面より下に降下して火災を消火する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このカバーは、スプリンクラヘッドとクリップを介して低温半田により取り付けられているため、一度半田が溶けてしまうと再利用することができなかった。また熱分解部分は天井材下面より露出していないため、外力によって壊れることがない反面、熱気流があたりにくいため、分解して放水するまでには時間がかかる。そこで天井孔を覆うカバーを再利用できるようにすると共に、熱分解部分を早く分解できるようにして感度の高いスプリンクラヘッドを得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上の課題を解決するためになされたもので、(1)上部が筒状に形成され、外周に給水本管に接続されるねじ部を、内部に放水口を有するヘッド本体を、天井材にあけられた天井孔より上側に設け、放水口から落下する消火水を周囲に散水するためのデフレクタを天井孔とほぼ同じ大きさに形成して、天井孔を覆える位置に設置し、ヘッド本体とデフレクタを、支持部材で取り付け、該支持部材を熱により延伸する形状記憶合金で形成したことを特徴とするものである。
またこの(1)の消火装置において、デフレクタの上面に、本体の中心方向へあがる傾斜面を備えた熱伝導部材を設け、ヘッド本体に、放水口を塞ぐ弁体と、弁体を支持し、かつ火災時の熱により分解する熱分解部分を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
(2)上部が筒状に形成され、外周に給水本管に接続されるねじ部を、内部に放水口を有するヘッド本体を、天井材にあけられた天井孔より上側に設け、前記天井孔とほぼ同じ大きさに形成したカバー部材を、天井孔を覆うように設置し、前記ヘッド本体と前記カバー部材を、前記天井孔を通して第1の支持部材で取り付け、該第1の支持部材を熱により伸縮する形状記憶合金で形成したことを特徴とするものである。
またこの(2)の消火装置において、カバー部材の上面に、前記ヘッド本体の中心方向へあがる傾斜面を備えた熱気流反射部材を設け、前記ヘッド本体に、前記放水口を塞ぐ弁体と、該弁体を支持し、かつ火災時の熱により分解する熱分解部分を設けたことを特徴とするものである。
また、カバー部材の上側に設けられ、前記放水口から落下する消火水を周囲に散水するためのデフレクタと、該デフレクタ上面に取り付けられた第2の支持部材と、前記ヘッド本体上部に形成されたフランジ部に設けられる、該第2の支持部材が挿通する挿通孔と、該第2の支持部材の上端に形成され、挿通孔よりも大径で支持部材の落下を防ぐストッパ部とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
参考例
図1は、本発明の参考例の消火装置1を示した断面図である。ヘッド本体2としてのスプリンクラヘッドは一般に馬蹄型スプリンクラヘッドといわれているもので、このヘッド本体上部は筒状に形成され、外周に給水本管3に接続されるねじ部4を、また内部には放水口6を有する。ねじ部4の下側には、後述する支持部材が挿通する挿通孔7が設けられたフランジ部8が形成される。このフランジ部8は例えば6角形などの角形に形成され、図示しない取り付け治具を使用してねじこむことで給水本管3に接続される。
【0013】
フランジ部8の下には下方で連結される2本のアーム9が設けられ、連結部11にはねじ孔12が設けられる。放水口6は弁体13により塞がれ、弁体13は、一端が連結部に置かれた、熱分解部分の一例としてのグラスバルブ14により支持されている。熱分解部分14とは火災時の熱により分解または破裂するものである。なお止めねじ15のねじこみ量を加減して、弁体上面にある程度の水圧がかかっても弁体13が外れないようにしてある。なおねじ部4、フランジ部8、及びアーム9を一体に形成してヘッド本体2を構成しているが、特にこれらは一体に構成しなくてもよい。またこのヘッド本体2は、天井材16にあけられた天井孔17を通して天井材の上面16Aより上側に設けられている。
【0014】
18は放水口6から落下する消火水を消火装置1の周囲に散水するためのデフレクタで、ほぼ薄板状もしくは皿状に形成される。また19はデフレクタ18を支持するための支持部材で、細長い棒状に形成され、その上部はフランジ部8の挿通孔7に挿通されており、上端19Aは挿通孔7よりも大径に形成することで、支持部材19の落下を防ぐストッパ部となる。支持部材19は挿通孔7に挿通した後、その下端をデフレクタ18に溶接あるいはねじ込みなどで取り付ける。この支持部材19によりある程度の長さをもたせて、天井孔17を通してヘッド本体2にデフレクタ18が、天井材の下面16Bより下側に位置するように取り付けられる。またデフレクタ18の上面には、ヘッド本体2の中心方向へあがる傾斜面21を備えた截頭円錐状の熱気流反射部材22が設けられる。
【0015】
次にこの参考例の作用について説明する。火災が発生すると矢印で示す熱気流が天井材の下面16Bに沿って流れる。熱気流は熱気流反射部材22にあたると、その一部は、上り傾斜面21にそってヘッド本体2の中心方向へと流れる。よってヘッド本体2の中心に設けた熱分解部分としてのグラスバルブ14に熱気流があたりやすく、その結果グラスバルブ14は早期に分解、詳しくいえば破裂させることができる。グラスバルブ14が破裂すると弁体13が落下し、放水口6から消火水が落下し、デフレクタ18により消火装置1の周囲に散水される。なおこの際、熱気流反射部材22は放水口6から落下する消火水をデフレクタ18の周縁へと導く整流作用を併せ持つ。
【0016】
なおこの消火装置1においては、熱分解部分14を天井材の上面側16Aに設けることで、天井材16により熱分解部分14を保護するようにしているので、長い棒などがあたって、熱分解部分が破損して誤放水を起こすということがない。またデフレクタ18だけは天井材の下面16Bより下側に設けてあるので、天井材16により散水が妨げられることもない。またこのデフレクタ18に長い棒があたったとしても、デフレクタ18は支持部材19が挿通孔7を通して上方へ動くことにより、外力を直接うけずに逃がすことができるため、折れ曲がったりすることはない。
【0017】
実施形態1
図2は本発明の実施形態1を示す断面図で、参考例と同じ部分には同じ符号を用いて説明を省略する。28は放水口6から落下する消火水を周囲に散水するための金属製のデフレクタで、ほぼ薄板状もしくは皿状に形成され、その大きさ(形状)は天井孔17とほぼ同じである。また28Aはデフレクタ28の周縁部に等間隔で設けた溝である。このデフレクタ28は天井孔17を覆える位置、例えば天井孔17内に設置される。ここでいう天井孔17を覆える位置とは、天井孔17とデフレクタ28の間に隙間が生じない位置関係であり、美観上、外から天井孔内を見ることができないようにしてある。
【0018】
29はデフレクタ28を支持するための支持部材で、細長い棒状に形成され、その両端はそれぞれデフレクタ28及びフランジ部8に溶接等により接続されている。この支持部材29は熱により延伸する形状記憶合金で、コイルバネ状に形成される。具体的にはこの延伸する温度は、ヘッド本体2の作動温度、つまりグラスバルブ14の作動温度よりも低温であり、またこの温度になると徐々に延伸し、天井材16が散水の障害にならない位置までデフレクタ28を降下させる。
【0019】
次にこの実施形態1の作用について説明する。火災が発生すると矢印で示す熱気流が天井材の下面16Bに沿って流れる。デフレクタ28の溝28Aを通った熱気流が、支持部材29にあたると、及び熱気流により暖められたデフレクタ28から伝熱し、支持部材29は徐々に延伸し、デフレクタ28は図の一点鎖線で示すように天井材の下面16Bより下方に位置する。その後グラスバルブ14が破裂すると、参考例と同様に放水口6から落下した消火水はデフレクタ28により消火装置1Aの周囲に散水されることになる。
【0020】
この消火装置1Aにおいては、デフレクタ28により天井孔17を覆うようにしているので、特に天井孔17を覆うためのカバーを設ける必要がない。またデフレクタ28の周縁部には溝が形成されているので、熱気流がヘッド本体側へ流入しやすい。更に散水時には、デフレクタ28は天井材の下面16Bに位置しているので、天井材16により散水が妨げられることはない。また支持部材29はコイルバネ状に形成されているため、デフレクタ28に長い棒があたったとしても、デフレクタ28はわずかに上方へ移動することにより外力を直接うけずに逃がすことができるため、折れ曲がったりすることがない。
【0021】
なおここで説明した形状記憶合金29は一方向性のものである。一方向性とは、ある高温になると形状が変化するが、低温になっても形状が元に戻らないものである。これに対して低温になると形状が元に戻るものを双方向性という。この実施形態1においては、双方向性の形状記憶合金を用いても構わない。ただしこの場合には散水時に、形状記憶合金に水があたらないようにするために、形状記憶合金を筒体で覆う必要がある。
【0022】
実施形態2
図3は本発明の実施形態2を示す断面図で、参考例又は実施形態1と同じ部分には同じ符号を用いて説明を省略する。31は天井孔17とほぼ同じ大きさのカバー部材で、天井孔17を覆うように天井材の下面16B側に設けられる。このカバー部材31の上面には、細長い棒状の第1の支持部材32の下端が接続されており、第1の支持部材32の上端は天井孔17を通してヘッド本体2のフランジ部8に取り付けられている。この取り付けは、第1の支持部材32の上端に形成された、ストッパ部としての鉤状の係止部32Aを、フランジ部8の両端部に設けた段部33に係止させることで行われる。この係止部32Aの段部33への係止力はヘッド本体2の放水時における水圧により外れる程度である。またカバー部材31は受熱効果を高めるために金属で形成され、また天井材の下面16Bと同じ色に塗られ美観を損なわないようにしてある。なお第1の支持部材32は熱により伸縮する(先に説明した双方向性の)形状記憶合金で、ほぼコイルバネ状に形成される。具体的にはこの伸縮する温度は、実施形態1と同様にヘッド本体2の熱分解部分であるグラスバルブ14の作動温度よりも低温であり、この温度になると徐々に延伸する。
【0023】
カバー部材31の上面には複数、例えば4枚の板バネからなる熱気流反射部材34が、ヘッド本体2の中心方向へのぼり傾斜面34Aが形成されるように取り付けられている。この板バネ34とヘッド本体2の連結部11との間には、参考例で示した、第2の支持部材19により摺動するデフレクタ18が設けられる。板バネ34のバネ力はデフレクタ18及び第2の支持部材19の重さがかかっても変形することはないが、図3に示す通常時の状態では形状記憶合金32の復元力によりわずかに押し下げられている。
【0024】
次にこの実施形態2の作用について説明する。火災が発生すると熱気流によりカバー部材31があたためられ、それにより第1の支持部材32は延伸する。その時の天井材16より下方の状態を図4に示す。この時、デフレクタ18の位置は図3の通常時と変わらないが、板バネ34は、その傾斜面34Aが急勾配になるようにわずかに押し上げられる。第1の支持部材32が延伸することで、天井材16とカバー部材31との間に隙間が生じると、天井材の下面16Bを流れる熱気流は矢印で示すように、その一部は熱気流反射部材である板バネ34にあたり、傾斜面34Aにそってヘッド本体2の中央にあるグラスバルブ14へと導かれる。その後、グラスバルブ14が破裂すると、放水口6から落下する消火水の水圧により第1の支持部材32の係止部32Aの段部33への係止が解除され、カバー部材31は落下する。そうするとデフレクタ18は自重及び水圧により摺動落下し、図5に示すように、天井材の下面16Bに位置し、天井材16に邪魔されることなく、消火装置1Bの周囲に散水して火災を消火する。
【0025】
なお火災ではなく一時的に消火装置1Bの周辺が暖かくなった場合は、第1の支持部材32によりカバー部材31は下方へ動いて図4の状態になるが、その後第1の支持部材32が元の状態に縮んで、再び図3の状態にもどる。
【0026】
この消火装置1Bにおいては、天井孔17を覆うカバー部材31は伸縮する形状記憶合金32で取り付けられているので、一過性の温度上昇では下方にわずかに移動した後、再び元の状態にもどる。またヘッド本体2のフランジ部8の段部33へ係止部32Aを係止させて、水圧によりこの係止が解除されるようにしてあるので、カバー部材32を何度でもそのまま再使用することができると共に取付が簡単である。またカバー部材32をすぐには落下させずに天井材の下面16Bの下方に位置させ、熱気流反射部材34により熱気流を熱分解部分14にあてやすくしているので、天井材の上面16Aより上方に熱分解部分14があっても感度が損なわれることはない。
【0027】
なお参考例及び実施形態において、熱分解部分としてグラスバルブを使用して説明したが半田を使用したヒュージブルリンクを使用してもよい。また支持部材をヘッド本体のフランジ部に取り付けるようにしてあるが、ヘッド本体のアームなどに取り付けるようにしても構わない。またスプリンクラヘッドのような閉鎖型のヘッドを使用して説明したが、弁体や熱分解部分を備えていない開放型のヘッドにおいても本発明を適用することができ、この場合には熱気流反射部材は不要となる。また熱気流反射部材の傾斜面に、傾斜面に対して垂直にたつ薄板を取り付けるようにしてもよい。または傾斜面をわずかに湾曲させてもよい。このようにすると熱気流が熱気流反射部材にあたった際に、熱気流が側方へ回りこむのを防ぐことができ、よって熱分解部分へ向かう熱気流の量を増やすことができる。なお熱気流反射部材は、例えばアルミ箔などを用いてその上部をヘッド本体の下部、またその下部をデフレクタ上面にのぼり傾斜面が形成されるように取り付けてもよい。
【0028】
【発明の効果】
本発明の請求項1の構成によれば、デフレクタにより天井孔を覆うようにしているので、特に天井孔を覆うためのカバーを設ける必要がない。またデフレクタの周縁部には溝が形成されているので、熱気流がヘッド本体側へ流入しやすい。更に火災時にはデフレクタを天井材の下面よりも下方に降下させるようにしてあるので、天井材が散水障害物となることはない。また請求項2の構成によれば、デフレクタの上面に、本体の中心方向へあがる傾斜面を備えた熱気流反射部材を設けてあるので、天井材上面より上方にある熱分解部分に熱気流を導くことができるので、感度が向上する。
【0029】
また請求項3の構成によれば、火災時のみカバー部材は床に落下し、一過性の温度上昇では下方にわずかに移動した後、再び元の状態にもどるのでカバー部材の交換取り付けの手間が省ける。また請求項4の構成によれば、カバー部材の上面に、本体の中心方向へあがる傾斜面を備えた熱気流反射部材を設けてあるので、天井材上面より上方にある熱分解部分に熱気流を導くことができるので、感度が向上する。また請求項5の構成によれば、熱分解部分が分解した後は、デフレクタを天井材の下面の下方に摺動落下させることができるので、天井材が散水障害物となることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の消火装置を示す断面図である。
【図2】本発明の実施形態2の消火装置を示す断面図である。
【図3】本発明の実施形態3の消火装置を示す断面図である。
【図4】本発明の実施形態3の作動時の消火装置の一部を示す断面図である。
【図5】本発明の実施形態3の作動時の消火装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 消火装置、 2 ヘッド本体、 3 給水本管、
4 ねじ部、 6 放水口、 7 挿通孔、 8 フランジ部、
9 アーム、 11 連結部、 12 ねじ孔、 13 弁体、
14 熱分解部分(グラスバルブ)、 15 止めねじ、 16 天井材、
16A 天井材の上面、 16B 天井材の下面、 17 天井孔、
18,28 デフレクタ、 19,29 支持部材、 19A 上端、
21 傾斜面、 22 熱気流反射部材、 28A 溝、31 カバー部材、
32 第1の支持部材、 32A 係止部、 33 段部、
34 熱気流反射部材、 34A 傾斜面、
Claims (5)
- 上部が筒状に形成され、外周に給水本管に接続されるねじ部を、内部に放水口を有するヘッド本体を、天井材にあけられた天井孔より上側に設け、前記放水口から落下する消火水を周囲に散水するためのデフレクタを前記天井孔とほぼ同じ大きさに形成して、該天井孔を覆える位置に設置し、前記ヘッド本体と前記デフレクタを、支持部材で取り付け、該支持部材を熱により延伸する形状記憶合金で形成したことを特徴とする消火装置。
- 前記デフレクタの上面に、前記ヘッド本体の中心方向へあがる傾斜面を備えた熱気流反射部材を設け、前記ヘッド本体に、前記放水口を塞ぐ弁体と、該弁体を支持し、かつ火災時の熱により分解する熱分解部分を設けたことを特徴とする請求項1記載の消火装置。
- 上部が筒状に形成され、外周に給水本管に接続されるねじ部を、内部に放水口を有するヘッド本体を、天井材にあけられた天井孔より上側に設け、前記天井孔とほぼ同じ大きさに形成したカバー部材を、天井孔を覆うように設置し、前記ヘッド本体と前記カバー部材を、前記天井孔を通して第1の支持部材で取り付け、該第1の支持部材を熱により伸縮する形状記憶合金で形成したことを特徴とする消火装置。
- 請求項3において、前記カバー部材の上面に、前記ヘッド本体の中心方向へあがる傾斜面を備えた熱気流反射部材を設け、前記ヘッド本体に、前記放水口を塞ぐ弁体と、該弁体を支持し、かつ火災時の熱により分解する熱分解部分を設けたことを特徴とする消火装置。
- 前記カバー部材の上側に設けられ、前記放水口から落下する消火水を周囲に散水するためのデフレクタと、該デフレクタ上面に取り付けられた第2の支持部材と、前記ヘッド本体上部に形成されたフランジ部に設けられる、該第2の支持部材が挿通する挿通孔と、該第2の支持部材の上端に形成され、挿通孔よりも大径で支持部材の落下を防ぐストッパ部とを備えたことを特徴とする請求項3又は請求項4いずれかに記載の消火装置。
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