JP2000153005A - スプリンクラヘッド取付具 - Google Patents

スプリンクラヘッド取付具

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JP2000153005A
JP2000153005A JP10329435A JP32943598A JP2000153005A JP 2000153005 A JP2000153005 A JP 2000153005A JP 10329435 A JP10329435 A JP 10329435A JP 32943598 A JP32943598 A JP 32943598A JP 2000153005 A JP2000153005 A JP 2000153005A
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Tomohiro Takahira
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Abstract

(57)【要約】 【課題】円滑に、かつ、確実に開弁できる様にする。 【解決手段】弁棒部3bの後端部3dと弁部3aとの間
に、該後端部3dより小径の細棒部3eを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、消火配管に連結
されるスプリンクラヘッド取付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】閉鎖型スプリンクラヘッドは、放水口を
閉鎖する弁体と、該弁体を押圧して常時閉弁状態に支持
し、火災発生時には感熱により押圧力を解除し開弁せし
める感熱部と、該放水口から供給される消火水を分散さ
せる散水部と、を備えている。このヘッドは、火災時に
発生する熱を感熱部が早期に感知できるようにするた
め、通常天井下面近傍の熱気流通路に配設される。
【0003】ところが、天井下面近傍にダクト等の障害
物がある場合には、熱気流通路に該ヘッドを配設する
と、散水時に障害物が邪魔となり、設計通りに散水する
ことができない。そこで、該ヘッドを該障害物よりも下
方に設置して散水障害の発生を防止するとともに、該ヘ
ッドの直近真上に集熱板を設け、集熱向上を図ってい
る。
【0004】従来例では、該ヘッドが天井下面近傍の熱
気流通路より下方に位置しているので、火災が発生した
場合には、熱気流は該ヘッドより上方に流れてしまう。
そのため、該ヘッド真下の火災の熱気流しか集めること
ができず、集熱板が付いていても、集熱向上を図ること
ができないので、該ヘッドの作動が大幅に遅れ、効果的
な消火は困難となる。又、集熱板が露出しているので、
目ざわりとなり美観上も好ましくない。
【0005】そこで、この問題を解決するために、一端
に配管連結口を有し、他端に感熱部の取付口を有し、該
両端間にヘッド連結口を形成した筒状の本体と,弁部と
弁棒部とを備え、該弁部が前記両連結口間を遮断する弁
体と,該他端側に挿着され、前記弁棒部の後端部が挿入
される貫通孔を有するガイドと、前記貫通孔に挿入さ
れ、前記弁棒部の後端部とグラスバルブ受とにより挟圧
されるボールと、該感熱部の取付口に設けられ、前記弁
棒部の移動方向に突設された支持フレームと,前記支持
フレームに保持され、前記弁体を押圧して常時閉弁状態
にし、火災発生時には感熱により押圧力を解除して開弁
せしめるグラスバルブと,を備えたスプリンクラヘッド
取付具、が開発されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例のスプリンクラ
ヘッド取付具では、組立荷重により弁棒部とグラスバル
ブ受とがボールに圧着されているので、火災発生時にグ
ラスバルブが破裂して弁体が異動する時に、それらが分
解せずにそのままくっついた状態で移動して支持フレー
ムにひっかかり弁体の移動を妨害することがある。その
ため、十分に開弁できず、必要量の消火水をヘッドに供
給することが困難となり、消火活動に支障をきたすこと
がある。
【0007】この発明は、上記事情に鑑み、円滑に、か
つ、確実に開弁できる様にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、一端に配管
連結口を有し、他端に感熱部の取付口を有し、該両端間
にヘッド連結口を形成した筒状の本体と,弁部と弁棒部
とを備え、該弁部が前記両連結口間を遮断する弁体と,
該他端側に挿着され、前記弁棒部の後端部が挿入される
貫通孔を有するガイドと、該感熱部の取付口に設けら
れ、前記弁棒部の移動方向に突設された支持フレーム
と,前記支持フレームに保持され、前記弁体を押圧して
常時閉弁状態にし、火災発生時には感熱により開弁せし
める感熱部と,を備えているスプリンクラヘッド取付具
であって;前記支持フレーム内の弁体移動障害物を脱落
させるための障害物落下補助手段を備えていることを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明者は、火災発生時に弁体の
弁棒部、ボール、グラスバルブ受が分解しにくい原因を
次の様に考えた。 (1)弁体が常に取付具の中心軸と同心状態であり、瞬
時に摺動すること、
【0010】(2)グラスバルブ受の内端面が支持フレ
ームのねじ穴部内端面に面接触し、落下しにくいこと、
(3)グラスバルブ受及び弁体の弁棒部がボールに面接
触していること。
【0011】そこで、本発明者は、開弁時に支持フレー
ム内における弁体移動障害物を脱落させる為の障害物落
下補助手段を設けた。
【0012】この障害物落下補助手段として、例えば、
次の様なものがある。 (1)ガイドの貫通孔に挿着されている弁棒部の後端部
と弁部との間を、該後端部より小径にして細棒部にし、
弁体が摺動して弁棒部の後端部が貫通孔から抜け出た時
に、該細棒部を貫通孔内面に接触させ芯ずれを起こさせ
る。
【0013】(2)グラスバルブ受の内端面、又は、支
持フレームのねじ穴部内端面を傾斜面にし、グラスバル
ブ受がねじ穴部に衝突する際、面接触しない様にし不安
定にする。 (3)ボールを挟圧している弁棒部の後端部及びグラス
バルブ受の内端部、又は、そのいずれか一方を球面状に
し、ボールと点接触させる。
【0014】なお、感熱部の感熱部材として、グラスバ
ルブを用いるが、必ずしもこれに限定されるものではな
く、例えば、可溶金属やバイメタルを用いてもよい。
【0015】
【実施例】この発明の実施例を添付図面により説明す
る。天井20の下面20a近傍に熱気流通路22が位置
している。この熱気流通路22は火災時に発生する熱気
流が通る通路であり、通常天井の下面20aより、例え
ば、10cm程度下方までに位置する。
【0016】この熱気流通路22に消火配管Kが配設さ
れており、この消火配管Kには、スプリンクラヘッド取
付具1及びヘッド連結管Eを介してスプリンクラヘッド
Fが連結されている。
【0017】スプリンクラヘッド取付具1は、筒状の本
体Hを備えている。この本体Hの先端には消火配管Kに
接続する配管連結口Aが形成され、後端には感熱部Dの
取付口Jが形成され、又、両端の中央部にはヘッド連結
口Bが突設され、該本体Hは全体としてT字形をなす。
【0018】本体H内には、弁体Cが配設されている。
この弁体Cは、弁部3aと、該弁部3aの裏面側の弁棒
部3bと、該弁部3aの表面側の円柱状小径突起部3c
と、からなるピストン型弁体である。
【0019】該突起部3cには、弁部3aより大径の皿
ばね8が設けられているが、この皿ばね8は、本体Hの
弁座25に圧接され、両連結口A、B間の連通を遮断す
る。又、皿ばね8にテフロンコーテングをすることで、
シール性を高めることができる。
【0020】弁棒部3bは、弁部3aより小径な円柱体
であり、その長さはL0である。弁棒部3bの後端部3
dは、ガイド4の貫通孔26に摺動自在に嵌入されてい
る。該後端部3dの後端面3fは、ボール9と点接触す
る様に半球状にされている。この様に半球状に形成する
と、ボール9と弁棒部の後端部3dとの分離が容易にな
る。前記後端部3dの長さL1は、貫通孔26の長さL2
より短く形成されている。該後端部3dと弁棒部3bと
の間は、該後端部3dより小径の断面円形状の細棒部3
eが形成されている。この細棒部3eの径及び形状は必
要に応じて適宜選択され、例えば、円状或いは三角形、
四角形等の多角形状が選択される。弁棒部3bの長さL
0は、摺動時に弁棒部3bの後端部3dが支持フレーム
2のねじ穴部2Aに当接しない長さが選ばれる。
【0021】より具体的に言えば、開弁時に弁棒部3b
の後端部3dは止めねじ6から間隔dだけ離間し、弁部
3aの裏面がガイド弁4の弁座面4aに当接するよう
に、弁棒部3bの長さが決定され、こうすることで、開
弁して放水する時、弁体Cによりその放水が損なわれる
ことがない。
【0022】尚、本体H及び弁体Cの長さによってはボ
ール9が不要になることもある。ボール9はスペーサと
しての役割を果たし、これにより弁棒部3bのストロー
クをかせいでいる。
【0023】弁体Cのガイド4の貫通孔26には、有底
円筒状のグラスバルブ受5が挿着されている。このグラ
スバルブ受5の内端面5bは前記ボール9と点接触する
様に半球状に形成され、又、その外端部5aには、グラ
スバルブ7の挿着孔27が設けられている。この外端部
5aの端面は垂直状に形成されている。このグラスバル
ブ受5は弁棒部3bを長くして、更にその後端部3dに
グラスバルブ7の挿着孔を設けることにより省略するこ
ともできる。なお、グラスバルブ受5及びボール9が弁
体移動障害物の一例である。
【0024】感熱部Dの感熱部材として、グラスバルブ
7が用いられる。このグラスバルブ7は、ガラス管と、
該ガラス管内に封入されたアルコールと、から構成され
ている。該グラスバルブ7の先端は、グラスバルブ受5
の挿着孔27に挿入され、その後端は、支持フレーム2
のねじ穴部2Aに螺着された止めねじ6により押圧され
ている。ねじ穴部2Aの内端は、傾斜面2tであり、こ
の傾斜面2tは、障害物落下補助手段となる。即ち、火
災の際にグラスバルブ受5が該傾斜面2tに衝突した
時、該バルブ受5を不安定にし弁体移動障害物を落下し
易すくする。なお、感熱部Dにグラスバルブ7を使用す
ることで、耐蝕性を向上させることができる。
【0025】このフレーム2は、本体Hの他端の取出口
Jに螺着され、かつ、円周方向に120゜づつ間隔をお
いて配設された、例えば、3本の支持部2aを備えてい
る。この様に、取出口Jにいわゆるフレーム型スプリン
クラヘッドの形状を有する感熱部を配設するのは、支持
部2a間の開口が大きく、火災時にボール9やグラスバ
ルブ受5が貫通穴26から落下し易いからである。
【0026】ヘッド連結口Bは、本体Hの両端の中央部
に形成されているが、その位置は必要に応じて適宜選択
することができる。このヘッド連結口Bには、ヘッド連
結管Eが接続されるが、この管Eの長さはこのヘッド連
結管Eに設けたレジューサRの先端eがスプリンクラヘ
ッドFの設計配置位置になる様に決められる。この設計
配置位置はダクトG等による散水障害が発生せず、か
つ、効率よく散水できる位置である。
【0027】レジューサRの先端には、開放型スプリン
クラヘッドFが設けられている。このヘッドFはとし
て、例えば、過去において閉鎖型スプリンクラヘッドと
して設置され、火災により開弁して開放型スプリンクラ
ヘッドと同様な状態になったヘッドが用いられ、いわゆ
る使用済みの閉鎖型スプリンクラヘッドを開放型スプリ
ンクラヘッドとして再利用することが可能である。この
ヘッドFは、消火剤を分散せしめる散水部28を備えて
いる。この散水部28は、デフレクタ29と、該デフレ
クタの上面中央に設けられたコーン30と、から構成さ
れている。尚、使用済みのスプリンクラヘッドではな
く、最初から開放型スプリンクラヘッドを設けても良
い。
【0028】次に、この実施例の作動について説明す
る。常時、即ち、火災監視時には、図1に示す様に、弁
体Cは感熱部Dのグラスバルブ7により押圧され閉弁状
態を維持するので、消火配管K内の消火水Wはスプリン
クラヘッド取付具1内へ流入しない。
【0029】火災が発生すると、熱気流が天井下面20
a近傍の熱気流通路22を通り、グラスバルブ7を加熱
する。そうすると、グラスバルブ7のアルコールが膨張
してガラス管を破壊させるので、弁体Cは消火水Wによ
り押圧され、ガイド4に規制されながら矢印A1方向に
摺動して開弁するとともに、ボール9及びグラスバルブ
受5は弁体Cに押され一体となって貫通孔26から押し
出され、グラスバルブ受5はねじ穴部内端の傾斜面2t
に衝突し、図2の状態となる。即ち、グラスバルブ受5
はねじ穴部2A内端の傾斜面2tに衝突し線接触するた
め、不安定な状態となるので分離しやすくなる。
【0030】この時、ボール9は球形なので円滑に貫通
孔26内を移動し、又、弁棒部3bの後端部3dが貫通
孔26から突出する。グラスバルブ受5はねじ穴部2A
内端の傾斜面2tに衝突すると、その瞬間、弁棒部3b
には軸芯方向以外にも力が加わる。この弁棒部3bは傾
き、細棒部3eが貫通孔26の内面に接触する。その結
果、弁体Cの中心軸が取付具の中心軸1Cからずれる。
そして、弁棒部3bが傾くことにより、ボール9の位置
も中心軸1C上からずれ、分離しやすくなる。更に、弁
体Cが矢印A1方向に押圧されると、ボール9のグラス
バルブ受5が落下すると共に、弁体Cの弁部3aの裏面
は、ガイド4の弁座面4aに当接し、後端部3dは止め
ねじ6から間隔dだけ離れた位置で停止し、図3の状態
となる。
【0031】配管連結口Aから流入した消火水Wは、弁
体Cによりヘッド連結口B方向に流れ方向を変えられな
がら流下し、ヘッド連結管Eを通り開放型スプリンクラ
ヘッドFのコーン30、デフレクタ29に衝突し分散さ
れながら図示しない消火領域に散水される。なお、この
時、弁体Cにより取付口J側には水が流れないので、散
水部28に十分に消火水Wを供給できる。
【0032】この時、開放型スプリンクラヘッドFはダ
クトGの下方の設計配置位置にあるので、散水障害が発
生することはない。
【0033】この発明の第2実施例を図6、図7により
説明する。図6は、スプリンクラヘッド取付具1を使用
した消火設備の一例である。スプリンクラヘッド取付具
1はその感熱部Dが天井材51から露出するように、配
管連結口Aをスプリンクラ配管52の分岐部53に接続
される。ヘッド連結口Bには管状のヘッダ54が接続さ
れ、ヘッダ54の側部に形成された取付口55には可撓
管としての樹脂管56を介してスプリンクラヘッドFが
接続されている。
【0034】ヘッダ54には複数、例えば、4個の取付
口55が設けられ、スプリンクラヘッドFは、図7に示
すように、感熱部Dの周囲に、感熱部Dから均等の間隔
をおいて配置される。 なお、感熱部Dの作動温度は、
スプリンクラヘッドFの作動温度よりも低目、例えば、
68゜に設定され、スプリンクラヘッドFの作動温度は
72゜に設定される。
【0035】このような消火設備に置いて、火災が発生
すると、まず作動温度の低い感熱部Dが動作して弁体C
が移動しスプリンクラヘッドFに水が供給される。そし
て、スプリンクラヘッドFの図示しない半田が溶融する
と、当該スプリンクラヘッドFから放水され、火災を消
火する。
【0036】このように本実施例においては、天井に配
置された感熱体(スプリンクラヘッドF、感熱部D)の
うち、最も近隣にあるもの同士、即ち、感熱部D及びス
プリンクラヘッドFの両方が作動したときに、初めて放
水されるので、スプリンクラヘッドの暴発による放水を
嫌う住宅などにおいて好まれる消火設備となる。
【0037】特に水は、常時ヘッド連結口Bにまで充水
されているので、乾式の予作動式の消火設備のように放
水遅れを生じることもない。また、ヘッダを設け、複数
のスプリンクラヘッドの中心に取付具1の感熱部Dを配
置するようにしたので、スプリンクラヘッドの数を増や
すことなく、大きな範囲を防護することができる。
【0038】この発明の実施例は、上記に限定されるも
のではなく、例えば、次の様に構成してもよい。 (1)障害物落下補助手段として、支持フレームのねじ穴
部2Aの内端を傾斜面2tにする代わりに、グラスバル
ブ受5の外端面を傾斜面にしてもよい。なお、前記両者
を傾斜面とすることも可能である。
【0039】(2)弁棒部3bの後端部3dの後端面3f
及びグラスバルブ受5の内端面を半球状にする代わり
に、いずれか一方のを半球面状にしてもよい。
【0040】(3)感熱部Dの感熱部材としてグラスバル
ブ7を用いる代わりに、可溶金属やバイメタル等を用い
る。
【0041】(4)ヘッド連結管Eを用いる代わりに、ヘ
ッド連結口Bを伸ばしてその先端をスプリンクラヘッド
Fの設計配置位置にする。
【0042】(5)ヘッド連結口にフレーム型のスプリン
クラヘッドの形状を有する感熱部を取り付ける代わり
に、フラッシュ型のスプリンクラヘッドの形状を有する
感熱部を取り付けても良い。 (6)スプリンクラヘッド取付具1の取付状態は限定され
るものではなく、例えば、図1の状態を左に90度回転
してグラスバルブ7だけを天上付近に設け、開弁時は弁
体Cを横ではなく、上方向に動かすようにしても良い。
このように設置すると、グラスバルブがどの方向からの
熱気流も受け易くなるので、感度が高まる。
【0043】
【発明の効果】この発明は、以上の様に構成したので、
火災感知時に弁体移動障害物は全て脱落するので、弁体
の摺動通路を確保できる。そのため、円滑に、かつ、確
実に開弁することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図で、閉弁状態を
示す図である。
【図2】図1の他の状態を示す図で、半開弁状態を示す
縦断面図である。
【図3】図1の他の状態を示す図で、開弁状態を示す縦
断面図である。
【図4】スプリンクラヘッド取付具を介してスプリンク
ラヘッドを消火配管に取り付けた状態を示す正面図であ
り。
【図5】消火装置の配設状態を示す正面図である。
【図6】本発明の第2実施例の正面図である。
【図7】本発明の第2実施例の底面図である。
【符号の説明】
1 スプリンクラヘッド取付具 2A ねじ穴部 2t 傾斜面 3a 弁部 3b 弁棒部 3d 後端部 5 グラスバルブ受 7 グラスバルブ A 配管連結口 B ヘッド連結口 C 弁体 D 感熱部 E ヘッド連結管 F 開放型スプリンクラヘッド

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に配管連結口を有し、他端に感熱部の
    取付口を有し、該両端間にヘッド連結口を形成した筒状
    の本体と,該他端側に挿着され、弁体の移動を規制する
    ガイドと,該本体内に設けられ、前記両連結口間を遮断
    する弁体と,該感熱部の取付口に設けられ、前記弁体を
    常時閉弁状態に支持し、火災発生時には感熱により開弁
    せしめる感熱部と,を備えているスプリンクラヘッド取
    付具であって;該感熱部を支持するために、前記感熱部
    の取付口に設けられ、斜めに傾斜して形成された感熱部
    支持部を備えていることを特徴とするスプリンクラヘッ
    ド取付具。
  2. 【請求項2】一端に配管連結口を有し、他端に感熱部の
    取付口を有し、該両端間にヘッド連結口を形成した筒状
    の本体と,該他端側に挿着され、弁体の移動を規制する
    ガイドと,該本体内に設けられ、前記両連結口間を遮断
    する弁体と,該感熱部の取付口に設けられ、前記弁体を
    常時閉弁状態に支持し、火災発生時には感熱により開弁
    せしめる感熱部と,を備えているスプリンクラヘッド取
    付具であって;前記弁体を、前記配管連結口を閉止する
    弁部と前記ガイドに形成された貫通孔に挿入される弁棒
    部とによって形成し、 該弁棒部の外径を前記ガイドの貫通孔の内径よりも細く
    したことを特徴とするスプリンクラヘッド取付具。
  3. 【請求項3】一端に配管連結口を有し、他端に感熱部の
    取付口を有し、該両端間にヘッド連結口を形成した筒状
    の本体と,弁部と弁棒部とを備え、該弁部が前記両連結
    口間を遮断する弁体と,該他端側に挿着され、前記弁棒
    部の後端部が挿入される貫通孔を有するガイドと、該感
    熱部の取付口に設けられ、前記弁棒部の移動方向に突設
    された支持フレームと,前記支持フレームに保持され、
    前記弁体を押圧して常時閉弁状態にし、火災発生時には
    感熱により開弁せしめる感熱部と,を備えているスプリ
    ンクラヘッド取付具であって;前記支持フレーム内の弁
    体移動障害物を脱落させるための障害物落下補助手段を
    備えていることを特徴とするスプリンクラヘッド取付
    具。
  4. 【請求項4】感熱部が、両端を支持手段に挟持されてい
    るグラスバルブを備えており、該両支持手段のいずれか
    一方に障害物落下補助手段を備えていることを特徴とす
    る請求項3記載のスプリンクラヘッド取付具。
  5. 【請求項5】一方の支持手段が、押圧ねじを螺着した支
    持フレームのねじ穴部であり、他方の支持手段がガイド
    の貫通孔に挿入したグラスバルブ受であり、前記障害物
    落下補助手段が、支持フレームのねじ穴部内端の傾斜面
    又はグラスバルブ受外端の傾斜面であることを特徴とす
    る請求項4記載のスプリンクラヘッド取付具。
  6. 【請求項6】障害物落下補助手段が、弁棒部の後端部と
    弁部との間に形成され、かつ、該後端部より小径の細棒
    部であることを特徴とする請求項3記載のスプリンクラ
    ヘッド取付具。
  7. 【請求項7】弁棒部の後端部の長さが、ガイドの貫通孔
    の長さより短いことを特徴とする請求項6記載のスプリ
    ンクラヘッド取付具。
  8. 【請求項8】弁棒部の後端面又はグラスバルブ受の内端
    面の少なくともいずれか一方が半球面であることを特徴
    とする請求項5記載のスプリンクラヘッド取付具。
  9. 【請求項9】一端に配管連結口を有し、他端に感熱部の
    取付口を有し、該両端間にヘッド連結口を形成した筒状
    の本体と,該他端側に挿着され、弁体の移動を規制する
    ガイドと,該本体内に設けられ、前記両連結口間を遮断
    する弁体と,該感熱部の取付口に設けられ、前記弁体を
    常時閉弁状態に支持し、火災発生時には感熱により開弁
    せしめる感熱部と,を備えているスプリンクラヘッド取
    付具であって;前記ヘッド連結口にヘッダを接続し、該
    ヘッダの取付口に可撓管を介して複数のスプリンクラを
    接続し、前記感熱部の周囲に複数のスプリンクラヘッド
    を等間隔に配置したことを特徴とするスプリンクラヘッ
    ド取付具。
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