JP3677902B2 - 車両用ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声による経路案内や観光案内を行なう車両用ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
誘導交差点や観光地にさしかかると音声による経路案内や観光案内を行なう車両用ナビゲーション装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車両用ナビゲーション装置では、誘導交差点や観光地の手前の予め設定された地点で音声による経路案内や観光案内を開始するようになっているので、交通渋滞などにより低速走行を余儀なくされ、誘導交差点や観光地に到達するまでに時間がかかると、誘導交差点や観光地のかなり手前で音声による案内放送が終了してしまい、もう一度聞きたい場合は音声による案内放送の再生ボタンを操作して聞かなければならないという問題がある。
【0004】
本発明の目的は、車両の走行環境に応じて音声による案内放送の内容を変更するようにした車両用ナビゲーション装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1) 請求項1の発明は、複数の案内情報を記憶する記憶手段と、車両の走行環境を検出する検出手段と、記憶手段の複数の案内情報の中から前記検出手段により検出された走行環境に応じた案内情報を選択する選択手段と選択手段により選択された案内情報を放送する放送手段とを備えた車両用ナビゲーション装置に適用される。そして、案内情報は詳細な案内情報を含み、検出手段は車両の停車または徐行を検出し、選択手段は車両の停車または徐行が検出されると詳細な案内情報を選択する
(2) 請求項2の車両用ナビゲーション装置は、案内情報が案内対象が同一で放送時間が異なる複数の経路案内情報を含み、検出手段によって経路案内の開始点から終了点までの所要走行時間を検出し、選択手段によって検出所要走行時間内に放送可能で且つ最長放送時間の経路案内情報を選択するようにしたものである。
(3) 請求項3の車両用ナビゲーション装置は、案内情報が案内対象が同一で放送時間が異なる複数の観光案内情報を含み、検出手段によって観光案内の開始点から終了点までの所要走行時間を検出し、選択手段によって検出所要走行時間内に放送可能で且つ最長放送時間の観光案内情報を選択するようにしたものである。
(4) 請求項4の車両用ナビゲーション装置は、案内情報が夜間の案内情報を含み、検出手段によって夜間走行を検出し、選択手段によって夜間走行が検出されると夜間の案内情報を選択するようにしたものである。
(5) 請求項5の車両用ナビゲーション装置は、案内情報が雨天の案内情報を含み、検出手段によって雨天走行を検出し、選択手段によって雨天走行が検出されると雨天の案内情報を選択するようにしたものである。
(6) 請求項6の車両用ナビゲーション装置は、選択手段によって所定の操作部材が操作されると案内対象が同一の案内情報の内の最短の放送時間の案内情報を選択するようにしたものである。
(7) 請求項7の車両用ナビゲーション装置は、検出手段により車両の停車または徐行が検出されたときに、詳細な案内情報を放送手段により放送するとともに表示手段により表示するようにしたものである。
【0006】
【発明の効果】
(1) 請求項1の発明によれば、複数の案内情報の中から車両の走行環境に応じた案内情報を選択して放送する車両用ナビゲーション装置において、車両の停車または徐行が検出されると詳細な案内情報を選択して放送するようにしたので、車両の走行環境に応じた最適な内容の音声による案内放送を自動的に行なうことができることに加え、観光地や誘導経路の音声による詳細な案内放送を自動的に行なうことができる
(2) 請求項2の発明によれば、経路案内開始点から終了点までの所要走行時間を検出し、案内対象が同一で放送時間が異なる複数の経路案内情報の中から所要走行時間内に放送可能で且つ最長放送時間の経路案内情報を選択し、音声により放送するようにしたので、車両の走行環境に応じた最適な内容の音声による経路案内放送を自動的に行なうことができる。
(3) 請求項3の発明によれば、観光案内開始点から終了点までの所要走行時間を検出し、案内対象が同一で放送時間が異なる複数の観光案内情報の中から所要走行時間内に放送可能で且つ最長放送時間の観光案内情報を選択し、音声により放送するようにしたので、車両の走行環境に応じた最適な内容の音声による観光案内放送を自動的に行なうことができる。
(4) 請求項4の発明によれば、夜間走行を検出し、夜間走行時には夜間の案内情報を選択して音声により放送するようにしたので、夜間走行に最適な音声による案内放送を自動的に行なうことができる。
(5) 請求項5の発明によれば、雨天走行を検出し、雨天走行時には雨天の案内情報を選択して音声により放送するようにしたので、雨天走行に最適な音声による案内放送を自動的に行なうことができる。
(6) 請求項の発明によれば、所定の操作部材が操作されると案内対象が同一の案内情報の内の最短の放送時間の案内情報を選択し、音声により放送するようにしたので、走行環境に応じた音声による案内放送を任意に解除することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
−発明の第1の実施の形態−
図1は第1の実施の形態の構成を示す。
第1の実施の形態の車両用ナビゲーション装置はCPU1を中心に構成される。CPU1にはRAM2、ROM3、インタフェース4が接続される。CPU1はまたインタフェース4を介して外部記憶装置5、表示制御装置6、方位センサー7、距離センサー8、GPSセンサー9、入力装置10、増幅器11と接続される。外部記憶装置5には、道路地図情報5a、操作説明画面作成情報5b、操作説明用音声ガイド情報5c、経路誘導用音声ガイド情報5d、観光ガイド用音声ガイド情報5eが含まれる。表示制御装置6は、画像表示部12に道路地図を描画するとともに道路地図上に現在地と目的地までの誘導経路などを表示する。また、方位センサー7は車両の進行方位を検出し、距離センサー8は車両の走行距離を検出する。GPSセンサー9は、GPS衛星からの信号を受信して衛星航法により車両の現在地、進行方位などを検出する。入力装置10は、目的地などを入力するための装置である。さらに、増幅器11はスピーカー13を駆動して音声による経路案内や観光案内を放送する。
【0008】
まず、音声による経路案内放送について説明する。
図2は、目的地までの誘導経路上の誘導交差点で放送するための経路誘導情報を示す。この誘導交差点の経路誘導用音声ガイド情報5dは、誘導交差点までの距離ごとにブロック単位で外部記憶装置5に記憶されている。図2は誘導交差点の手前300mの音声ガイド情報を示し、最も短い再生時間T1から最も長い再生時間Tnまでのn種類の音声ガイド情報が用意されており、それぞれ外部記憶装置5のメモリアドレスA1〜Anに記録されている。例えば、最短の再生時間T1の音声ガイドは「300m先、左方向です。」という必要最小限の内容であるが、最長の再生時間Tnの音声ガイドは「300m先、○△交差点、左方向です。その後、しばらく道なりです。」と詳細な内容になる。
【0009】
なお、従来の車両用ナビゲーション装置では、同一の案内対象に対して再生時間により内容の異なる複数の経路誘導情報が用意されておらず、例えば図2に示す最短の再生時間T1の「300m先、左方向です。」という1種類の音声ガイド情報だけである。
【0010】
図3は、車両が誘導交差点に接近した時の経路誘導用音声ガイド情報の放送方法を説明する図である。
今、(a)に示すように、車両aが誘導経路(図中に太い線で示す)上の誘導交差点Bに接近した時、A点で音声ガイド情報の放送を開始するものとする。通常の車速で走行した場合には、(b)に示すように誘導交差点Bの直前のC点で放送を終了する。ところが、交通渋滞や交通規制などにより低速走行を余儀なくされると、(c)に示すように通常の車速の場合よりもかなり手前で音声ガイド情報の放送が終了してしまう。なお、通常の車速とはその経路の法定速度である。
【0011】
図4は、図3(b)と図3(c)の関係を時間軸上に示したものである。
通常車速の場合は、時刻TAにおいてA点から音声ガイド情報の放送を開始すると、時刻TbBにC点で音声ガイド情報の放送を終了し、時刻TbCに誘導交差点Bに到達する。案内放送終了点Cから誘導交差点Bまでの時間(TbC−TbB)は、経路案内放送を認識して誘導交差点Bで進路変更するまでの準備時間である。
【0012】
ところが、従来の車両用ナビゲーション装置では、誘導交差点での音声ガイド情報を1種類しか用意していないので、交通渋滞などにより低車速で走行する場合には、時刻TAにおいてA点から案内放送を開始すると、時刻TbBにおいて放送が終了する。その後も低車速で走行し、時刻TcBにおいてC点に到達し、時刻TcCにおいて誘導交差点Bに到達する。したがって、低車速で走行した場合には、案内放送が終了してから誘導交差点Bに到達するまでに(TcC−TbB)時間もかかり、通常車速と比べると準備時間が(TcC−TbC)時間だけ長いことになる。
【0013】
図5は、ROM3に記憶されている経路誘導用音声ガイド情報の放送プログラムを示す。このフローチャートにより、図3と図4に示す状況と図2に示す経路誘導用音声ガイド情報を例に上げて第1の実施の形態の経路案内動作を説明する。
CPU1は、入力装置10で音声による経路案内モードが設定された場合に、誘導交差点から予め設定された距離だけ手前のA点に達すると図5に示す制御プログラムの実行を開始する。ステップ1において、経路案内開始点Aに到達する直前の車両の平均車速を求める。続くステップ2で、演算結果の平均車速と開始点Aから誘導交差点Bまでの距離とに基づいて、誘導交差点Bに到達するまでの所要時間TABを予測する。
【0014】
ステップ3では、外部記憶装置5の経路誘導用音声ガイド情報5dから誘導交差点に対応する情報ブロックを検索する。例えば誘導交差点手前300mの場合は、図2に示す経路誘導用音声ガイド情報ブロックをRAM2に読み出す。ステップ4で変数iに上記情報ブロックのガイド情報数nを設定し、続くステップ5で誘導交差点Bまでの所要時間TABが再生時間Tiよりの長いかどうかを確認する。再生時間Tiが所要時間TABより長い場合は、誘導交差点Bに到達するまでの間に再生時間Tiのガイドコメントを放送することができないのでステップ7へ進み、変数iをデクリメントしてより再生時間の短いガイドコメントについてステップ5の判定を繰り返す。
【0015】
再生時間Tiが所要時間TABより短い場合は、誘導交差点Bに到達するまでの間に再生時間Tiのガイドコメントを放送することができるから、ステップ6でスピーカー13によりアドレスAiのガイドコメントを放送する。
【0016】
なお、入力装置10の特定キーを操作することによって、再生時間の長い詳細な経路案内放送を解除でき、通常の概要案内放送に切り換えることができる。
【0017】
このように、車両が誘導交差点に到達するまでの時間を予測し、予測時間内に放送可能な最長の音声ガイドコメントを選定して経路案内放送を行なうようにしたので、車両の走行環境に応じた最適な内容の音声による経路案内放送を自動的に行なうことができる。
【0018】
次に、音声による観光案内放送について説明する。
図6は観光地で放送するための観光案内情報を示す。この観光案内用音声ガイド情報5eは、観光案内の放送開始点座標ごとにブロック単位で外部記憶装置5に記憶されている。図6は観光案内開始点座標(FsX,FsY)の観光案内用音声ガイド情報を示し、最も短い再生時間TSG1の概要案内から最も長い再生時間TSGnの詳細案内までのn種類の音声ガイドが用意されており、それぞれ外部記憶装置5のメモリアドレスB1〜Bnに記録されている。
【0019】
なお、従来の車両用ナビゲーション装置では、再生時間により内容の異なる複数の観光案内情報が用意されておらず、例えば図6に示す最短の再生時間TSG1の概要説明の1種類だけである。
【0020】
図7は、車両が観光地に接近した時の観光案内情報の放送方法を説明する図でる。
今、(a)に示すように、車両aが観光地に接近し、Fs点で観光案内を開始し、Fe点で観光案内を終了するものとする。通常の車速で走行した場合には、(b)に示すようにFe点で観光案内を終了する。ところが、交通渋滞や交通規制などにより低速走行を余儀なくされると、(c)に示すように通常の車速の場合よりもかなり手前で観光案内が終了してしまう。なお、通常の車速とはその経路の法定速度である。
【0021】
図8は、ROM3に記憶されている観光案内用音声ガイド情報の放送プログラムを示す。このフローチャートにより、図7に示す状況と図6に示す観光案内用音声ガイド情報を例に上げて第1の実施の形態の観光案内動作を説明する。
CPU1は入力装置10で音声による観光案内モードが設定された場合に、観光案内開始点Fsに達すると図8に示す制御プログラムの実行を開始する。ステップ11において、観光案内放送の開始点Fsに到達する直前の平均車速を求める。続くステップ12で、演算結果の平均車速と観光案内終了点Feまでの距離とに基づいて、終了点Feまでの所要時間TSGを予測する。
【0022】
ステップ13では、外部記憶装置5の観光案内用音声ガイド情報5eから観光案内開始点座標に対応する情報ブロックを検索する。例えば観光案内開始点座標(FsX,FsY)の場合は、図6に示す観光案内用音声ガイド情報ブロックをRAM2に読み出す。ステップ14で変数iに上記情報ブロックのガイド情報数nを設定し、続くステップ15で観光案内終了点Feまでの所要時間TSGが再生時間TSGiより長いか否かを確認する。再生時間TSGiが所要時間TSGより長い場合は、観光案内終了点Feに到達するまでの間に再生時間TSGiのガイドコメントを放送することができないのでステップ17へ進み、変数iをデクリメントしてより再生時間の短いガイドコメントについてステップ15の判定を繰り返す。
【0023】
再生時間TSGiが所要時間TSGより短い場合は、観光案内終了点Feに到達するまでの間に再生時間TSGiのガイドコメントを放送することができるから、ステップ16でスピーカー13によりアドレスBiのガイドコメントを放送する。
【0024】
なお、入力装置10の特定キーを操作することによって、詳細な観光案内放送を解除でき、通常の概要案内放送に切り換えることができる。
【0025】
このように、車両が観光案内終了点に到達するまでの時間を予測し、予測時間内に放送可能な最長の音声ガイドコメントを選定して観光案内放送を行なうようにしたので、観光案内対象区間の走行環境に応じた最適な内容の音声による観光案内放送を自動的に行なうことができる。
【0026】
−発明の第2の実施の形態−
夜間走行、雨天走行、停車中など詳細な走行環境に応じた観光案内放送を行なう第2の実施の形態を説明する。
図9は第2の実施の形態の構成を示す図である。なお、図1に示す機器と同様な機器に対しては同一の符号を付して相違点を中心に説明する。
第2の実施の形態の車両用ナビゲーション装置にはインタフェース4を介してライトスイッチ14、ワイパースイッチ15、ハザードスイッチ16が接続される。CPU1は、ライトスイッチ14が投入されたら夜間走行であると判断し、案内対象観光地の夜に関する話題が盛り込まれた観光案内放送を行なう。また、ワイパースイッチ15が投入されたら雨天走行であると判断し、案内対象観光地の雨天に関する話題が盛り込まれた観光案内放送を行なう。さらに、ハザードスイッチ16が投入されたら停車または徐行して見物していると判断し、その観光地の詳細な観光案内放送を行なうとともに、画像表示部12に観光案内を表示する。
【0027】
図10は、観光地で放送するための観光案内情報を示す。この観光案内用音声ガイド情報5e’は、観光案内の放送開始点座標ごとにブロック単位で外部記憶装置5に記憶されている。図10は観光案内開始点座標(FsX,FsY)の観光案内用音声ガイド情報を示し、最も短い再生時間TSG1の概要案内から最も長い再生時間TSGnの詳細案内までのn種類の音声ガイドと、夜間走行時の観光案内と、雨天走行時の観光案内と、夜間の雨天走行時の観光案内と、停車または徐行時の観光案内が用意されており、それぞれ外部記憶装置5のメモリアドレスC1〜Cn、CL0、C0W、CLW、CHに記録されている。
【0028】
図11は、ROM3に記憶されている観光案内用音声ガイド情報の放送プログラムを示す。このフローチャートにより、図10に示す観光案内用音声ガイド情報を例に上げて第2の実施の形態の観光案内動作を説明する。なお、図8に示すフローチャートと同様な処理を行なうステップに対しては同一のステップ番号を付して相違点を中心に説明する。
観光案内開始点Fs直前の平均車速と観光案内終了点Feまでの距離とに基づいて終了点Feまでの所要時間TSGを予測し、外部記憶装置5の観光案内用音声ガイド情報5e’から観光案内開始点座標に対応する情報ブロックをRAM2に読み出した後、ステップ21でハザードスイッチ16の投入割り込みを許可する。
【0029】
ステップ22、23、26において、ライトスイッチ14とワイパースイッチ15の投入を確認する。ライトスイッチ14とワイパースイッチ15がともに投入されている場合は夜間の雨天走行であると判断し、ステップ24で観光案内終了点Feまでの所要時間TSGが夜間雨天時の観光案内の再生時間TSGLWよりも長いかどうかを確認する。所要時間TSGが再生時間TSGLWよりも長い場合はステップ25へ進み、スピーカー13によりアドレスCLWの夜間雨天時のガイドコメントを放送する。一方、再生時間TSGLWが所要時間TSGよりも長い場合は、夜間雨天時の観光案内をあきらめてステップ14へ進み、上述した通常の観光案内放送を行なう。
【0030】
ワイパースイッチ15だけが投入されている場合は昼間の雨天走行であると判断し、ステップ27で観光案内終了点Feまでの所要時間TSGが雨天時の観光案内の再生時間TSGOWよりも長いかどうかを確認する。所要時間TSGが再生時間TSG0Wよりも長い場合はステップ28へ進み、スピーカー13によりアドレスCOWの雨天時のガイドコメントを放送する。一方、再生時間TSG0Wが所要時間TSGよりも長い場合は、雨天時の観光案内をあきらめてステップ14へ進み、上述した通常の観光案内放送を行なう。
【0031】
ライトスイッチ14だけが投入されている場合は夜間走行であると判断し、ステップ29で観光案内終了点Feまでの所要時間TSGが夜間の観光案内の再生時間TSGLOよりも長いかどうかを確認する。所要時間TSGが再生時間TSGL0よりも長い場合はステップ30へ進み、スピーカー13によりアドレスCL0の夜間のガイドコメントを放送する。一方、再生時間TSGL0が所要時間TSGよりも長い場合は、夜間の観光案内をあきらめてステップ14へ進み、上述した通常の観光案内放送を行なう。
【0032】
ハザードスイッチ16が投入されるとステップ31でCPU1に割り込みが発生し、ステップ32へ進んでスピーカー13によりアドレスCHの停車または徐行時のガイドコメントを放送する。
【0033】
観光案内終了点Feまでの所要時間TSGよりも観光案内の再生時間が長いために夜間や雨天の観光案内放送ができなかった場合は、ステップ14〜17において上述したようにアドレスC1〜Cnに記憶されている通常のガイドコメントの中から、所要時間TSGの範囲内で最長の再生時間のガイドコメントを選択して放送する。
【0034】
なお、入力装置10の特定キーを操作することによって、詳細な観光案内放送や雨天および夜間の観光案内放送を解除でき、通常の概要案内放送に切り換えることができる。
【0035】
このように、夜間走行、雨天走行、停車または徐行などの走行環境を検出し、走行環境に応じた観光案内を選択して放送するようにしたので、走行環境に応じた最適な音声による観光案内を提供することができる。
【0036】
以上の一実施形態の構成において、CPU1、増幅器11およびスピーカー13が放送手段を、外部記憶装置5が記憶手段を、方位センサー7、距離センサー8、GPSセンサー9、CPU1、ライトスイッチ14、ワイパースイッチ15およびハザードスイッチ16が検出手段を、CPU1が選択手段を、入力装置10が操作部材をそれぞれ構成する。
【0037】
なお、上述した実施の形態では経路誘導用音声ガイド情報を再生時間に応じたガイドコメントとしたが、短文のガイドコメントを各種用意しておき、再生時間に応じて複数のガイドコメントを組合せて長文のガイドコメントを構成するようにしてもよい。
また、音声による案内情報の種類は上述した実施の形態に限定されず、例えば夜間走行時、雨天走行時あるいは停車時、徐行時の経路案内情報を用意して音声により放送するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 目的地までの誘導経路上の誘導交差点で放送するための経路誘導情報を示す図である。
【図3】 車両が誘導交差点に接近した時の経路誘導用音声ガイド情報の放送方法を説明する図である。
【図4】 図3(b)と図3(c)の関係を時間軸上に示した図である。
【図5】 経路誘導用音声ガイド情報の放送プログラムを示すフローチャートである。
【図6】 観光地で放送するための観光案内情報を示す図である。
【図7】 車両が観光地に接近した時の観光案内情報の放送方法を説明する図である。
【図8】 観光案内音声ガイド情報の放送プログラムを示すフローチャートである。
【図9】 第2の実施の形態の構成を示す図である。
【図10】 第2の実施の形態の観光地で放送するための観光案内情報を示す図である。
【図11】 第2の実施の形態の観光案内用音声ガイド情報の放送プログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU
2 RAM
3 ROM
4 インタフェース
5 外部記憶装置
5a 道路地図情報
5b 操作説明画面作成情報
5c 操作説明用音声ガイド情報
5d 経路誘導用音声ガイド情報
5e,5e’ 観光案内用音声ガイド情報
6 表示制御装置
7 方位センサー
8 距離センサー
9 GPSセンサー
10 入力装置
11 増幅器
12 画像表示部
13 スピーカー
14 ライトスイッチ
15 ワイパースイッチ
16 ハザードスイッチ

Claims (7)

  1. 数の案内情報を記憶する記憶手段と、
    車両の走行環境を検出する検出手段と、
    前記記憶手段の複数の案内情報の中から前記検出手段により検出された走行環境に応じた案内情報を選択する選択手段と
    前記選択手段により選択された案内情報を放送する放送手段とを備えた車両用ナビゲーション装置において、
    前記案内情報は詳細な案内情報を含み、
    前記検出手段は車両の停車または徐行を検出し、前記選択手段は車両の停車または徐行が検出されると前記詳細な案内情報を選択することを特徴とする車両用ナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ナビゲーション装置において、
    前記案内情報は案内対象が同一で放送時間が異なる複数の経路案内情報を含み、
    前記検出手段は経路案内の開始点から終了点までの所要走行時間を検出し、
    前記選択手段は前記検出所要走行時間内に放送可能で且つ最長放送時間の経路案内情報を選択することを特徴とする車両用ナビゲーション装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用ナビゲーション装置において、
    前記案内情報は案内対象が同一で放送時間が異なる複数の観光案内情報を含み、
    前記検出手段は観光案内の開始点から終了点までの所要走行時間を検出し、
    前記選択手段は前記検出所要走行時間内に放送可能で且つ最長放送時間の観光案内情報を選択することを特徴とする車両用ナビゲーション装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかの項に記載の車両用ナビゲーション装置において、
    前記案内情報は夜間の案内情報を含み、
    前記検出手段は夜間走行を検出し、前記選択手段は夜間走行が検出されると前記夜間の案内情報を選択することを特徴とする車両用ナビゲーション装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかの項に記載の車両用ナビゲーション装置において、
    前記案内情報は雨天の案内情報を含み、
    前記検出手段は雨天走行を検出し、前記選択手段は雨天走行が検出されると前記雨天の案内情報を選択することを特徴とする車両用ナビゲーション装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかの項に記載の車両用ナビゲーション装置において、
    前記選択手段は所定の操作部材が操作されると案内対象が同一の案内情報の内の最短の放送時間の案内情報を選択することを特徴とする車両用ナビゲーション装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかの項に記載の車両用ナビゲーション装置において、
    前記検出手段により車両の停車または徐行が検出されたときに、前記詳細な案内情報を前記放送手段により放送するとともに表示手段により表示することを特徴とする車両用ナビゲーション装置。
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