JP3677062B2 - 動作モードまたはプログラム設定された事象の状態に関する英数字情報を提供できるアナログ表示の計時装置 - Google Patents
動作モードまたはプログラム設定された事象の状態に関する英数字情報を提供できるアナログ表示の計時装置 Download PDFInfo
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、計時装置或いは時計の動作モードの状態、または、この動作モードにリンクされていてプログラム設定された事象の状態、或いはその両方に関する、英数字情報を提供できるアナログ表示計時装置に関する。
特に、本発明は、本質的にアナログ式表示、すなわち、その表示手段は時間と分の針を各々具備する少なくとも2つの針から構成されていて、かつ、通常の動作モードに関連して、プログラム設定後に、計時装置はユーザに経過時間の終了を少なくとも1つの英数字メッセージの送信に依って知らせることができる、アラームモードと呼ばれる時間に関係する或いは時間に関係しない、動作モードを具備し得る計時装置に関する。
【0002】
以下に説明される適用に於いて、“アラーム”モードと呼ばれる動作モードは、指定された単位の時間、例えば会議の時刻、例えば誕生日に対応して忘れてはいけない月日、または、これらの2つの時間の目盛りの組み合わせに対応する時間の移り変わりを意味している。
正確な瞬間に予定される事象のプログラム設定は、時間における月日または時刻の任意の瞬間である可能性があり、なおかつ、その発生はその瞬間に明瞭なメッセージに依って、恐らく数回、この情報の有効な受取が認められるまで繰り返す状態で知らされることが望まれる。
【0003】
ここで、アラーム時間は、制限されることのない時間の単位を意味し、特殊な操作手順を介して、ユーザに依って好都合にプログラム設定されるものであることが理解されるであろう。
本発明は、事象に関する前述のディスプレイと共に、または別の其の動作モードの1つの状態に関連する情報、例えばオンまたはオフ・インジケータを表示できる計時装置にも関係している。
【0004】
【従来の技術】
前述のようなデータを表示できる通常の計時装置(時計)は液晶セルに依って与えられるデジタル表示装置を一般的に具備していて、その構造は、セルの内部に構成される或る数の電極を選択することに依って、英数字の形式のメッセージが与えられることを可能にしている。
【0005】
このタイプの液晶表示装置は、通常の時間情報のほかに、希望された英数字データを与えるアナログ式の針表示のディスプレイと共に組み合わされて用いられる場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この構成は、計時装置を複雑化することになって、それが装着されている計時装置の製作コストを上昇させるだけでなく、メッセージを作成してセルに保持するために要求される、使用可能な電力の更なる消費を招くと考えられる。
他の通常の計時装置も、前述のタイプの状態に関する情報が、電気制御回路の制御で移動されることができる1つまたは複数のディスクの介在に依って表示されることを可能にしている。
【0007】
この構成は、それが1つまたは複数のディスクの取り付けだけでなく文字板の特殊な切断を要求するのでコスト高にもなる。それは、駆動モータが位置する対応するパワー・ポイントをもつ更なるギア部品も要求する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明の目的は、前述の欠点を解決し、単純で高信頼性で廉価な構造であって、なおかつ、計時装置の1つまたは複数の動作モードまたは事象或いはその両方の状態をユーザに知らせる1つまたは複数の英数字メッセージをユーザに提供できる、アナログ式計時装置を与えることにある。
【0009】
発明の別の目的は、英数字メッセージ・ディスプレイが、少なくともメッセージが表示されるときに、このメッセージに関して比較的長い表示期間に於いても更なる電力消費が生じない前述のタイプの計時装置を提供することにある。
【0010】
【実施例】
本発明の他の特徴および長所は、例としてだけの添付の図面を参照した以下の詳細な説明をよむことにより明確になるであろう。
図1は、ブロック・ダイアグラムの形式で、計時装置、例えば、アラームモードと呼ばれる特定の動作モードを搭載して、本発明の実施例を構成する腕時計を示している。この計時装置(時計)は、この実施態様に於いて、事象が発生するときに関連するか或いはこの動作モードの動作そのものの状態に関する情報をユーザに与える。この情報は英数字メッセージの形式で与えられ、その構成は次に説明される針から理解できると思われる。
【0011】
この時計は、一揃いの水晶発振器2、1Hzの信号を送る分割チェーン4,6の参照数字が付けられている秒針位置カウンタ、8の参照数字が付けられている分針位置カウンタを備えている。
この時計は、信号を秒針位置・カウンタ6から受信する12分割器10、および、その入力が分割器10の出力に接続されている時針位置カウンタ12も備えている。カウンタ6,8および12は、その動作モードが図2に概略的に図示されている60分割のカウンタである。
【0012】
図2から分かるように、カウントされるパルスはカウンタに与えられる(図面の右端の矢印)。これらの連続するパルスは、該パルスをインクリメントする少なくとも6ビットのバイナリ・レジスタに依ってカウントされる。
このレジスタの状態は任意のときに読み取られることができる(図面の最下部に向かう矢印)。各インクリメント時に、レジスタは、その数が60に等しいかどうかを確かめるために調べられる。これが文字の場合、パルスがテスト回路に依って生成され、このパルスはレジスタをゼロにリセットさせる。従って、テスト回路がカウンタ6および8の場合は、その信号が別のカウンタ(図面の右側の矢印)に送られることができる60分割器から構成される。カウンタ12も、日または月の他のカウンタがそれと共に用いられる場合、この信号を与えることができる。
【0013】
カウンタ8,12(図1)は、通常の動作モードに於いて、すなわち標準時間表示モードに於いて、時計時間サークルに関連する分と時間の針に関して、60のステップで構成される位置を定める。ここで説明される腕時計は秒針を搭載していないので、秒針位置カウンタは、その周波数が他のカウンタ8,12を適切な状態で増加させることができる信号を生成するためにだけ用いられる。
【0014】
時計には、各々分針MNと時間針(時針)Hを駆動するために駆動回路14,16に依って独自に制御されることができる2つのモータ18,20も与えられている(図4〜10)。回路14,16は、各々標準時間モードに於いて、分針位置カウンタ8と時針位置カウンタ12の入力に各々印加されるパルスを受信する。
【0015】
この時計のモータとギアの構成について、ここでは説明しない。針を個々に作動する幾つかのモータを具備して時計式作動機構は既に周知の技術である。ヨーロッパ特許第0393606号は、分針と時針を独自に駆動できる2つのモータを具備する時計式作動機構を特に開示している。
上述したように、図1のブロック図に示されたアラーム腕時計部材は、標準時間表示に対して、この時計の基本アナログ動作を説明している。しかしながら、本発明に依れば、ここで説明されるアナログ腕時計は、時間の単位の期間への到達に関連して、英数字メッセージの形式で情報を表示することもできる。
【0016】
ここで説明される図1のエレメントは、一方で、別の状態の英数字情報の表示を実現し、なおかつ他方で、必要に応じて針を正確な時間表示位置にリセットできる。
図1に見られるように、時計は、種々の表示機能と“アラーム”機能と呼ばれる機能を実施する電子制御手段22を具備している。電子制御手段22は、分針位置カウンタ8および時針位置カウンタ12の内容と、2つの作動入力ANおよびENと、各々前方および後方の針の変位データに関する2つの入力D+ およびD- を受信する入力MNおよびHと、を具備している。
【0017】
入力AN,EN,D+ ,D- に印加される信号は、制御ステム(竜頭心棒)の位置と変位を分析する回路24から与えられる。制御ステムと分析回路24の動作はここで詳細に説明されない、何故ならば、当業者はこの形式の装置を既に知っていると思われるからである。ヨーロッパ特許第0175961号は、特に、いま説明されている時計を用いて容易に適応できると思われる分析回路に関連する制御ステムを開示している。
【0018】
電子制御手段22は、パルスをモータ18,20に与える2つの出力Mmn,Mh、および、ドライプ回路14,16の入力部でパルスを伝えるように配置された2つのスイッチ26,28の状態を制御する制御出力Cを備える。制御端子Cは、スイッチ26,28が、参照符号aが付された第1の位置のとき、分針位置カウンタ8および時間針位置カウンタ12の入力にパルスを印加するか、或いは、スイッチ26,28が、参照符号bが付された第2の位置のとき、電子制御手段22に依って与えられるパルスを供給するように制御する。
【0019】
電子制御手段22は、プログラム設定されたマイクロコントローラを搭載する集積回路の形態で効果的に製作される。当業者は、ここで与えられる情報から、マイクロコントローラのプラグラミングを実行する方法を理解して、ここで説明される機能を実行することができるであろう。
標準時間表示モードに於いて、電子制御手段は非動作状態になり、モータ18,20は分針と時針の針位置カウンタ8,12の入力に印加されるパルスを受信する。
【0020】
図10の表または流れ図は9つの図面またはステップ(A〜Hの参照数字が付けられている)を備えていて、各々が本発明に従って腕時計の針に依って実行されることができる異なる表示機能を示している。異なるステップA〜Hと情報に関して幾つか関係するピースを連結する矢印は、制御ステムが異なる表示機能の1つを説明された異なる動作モードに於いて選択するように作動される様子を理解し易くしている。
【0021】
時間設定
前述のエレメントは、針に依って表示される時間を補正できる(図10のテーブルのステップBに対応している)。
腕時計が標準時間表示モード(ステップAに依って図示されている)のとき、時間補正機能はステムを引き出すと作動される。外側に向かうステムの変位は、分析回路24(図1)に信号を電子制御手段22の入力ENに送らせる。この信号を電子制御手段22が受信すると、スイッチ26,28が状態bに駆動される。同時に、電子制御手段22は、ハイ信号(高レベル信号)を秒針位置カウンタ6のリセット・ラインに設定して、秒針位置カウンタ6をゼロに保持するので、該秒針位置カウンタ6は増加信号を各々の分と時間の針位置カウンタ8,12に与えない。
【0022】
分析回路24は、針を移動するために、分と時間の針位置カウンタ8,12を増減し且つ同時にモータ18,20を制御する制御パルスを順に送る、電子制御手段22の入力D+ ,D- に向けて、ユーザに依ってステムに加えられた異なる回転運動に対応するパルスを送る。時間の設定後にステムが押し戻されると、分析回路24は、順に信号を其の出力Cを経由して与え、スイッチ26,28を状態aに移動して、電子制御手段22に動作解除信号を与える。同時に、リセット・ラインの信号はゼロに戻って、秒針位置カウンタ6が再びスタートする。
【0023】
アラームモード
前述のように、ここで説明される時計は、アラーム機能と呼ばれる補助機能を搭載するように意図されている。
そのために、時計は、アラーム時間と特にアラームの時刻を表示するために要求されるときに分針の位置と時間針の位置に各々対応する、各々2つ(第1実施態様)の1〜60回の範囲で数値TAmn,TAhを記憶する、2つのカウンタ27a,29a(図1)を搭載している。時間を基準として変換されると、この位置は、アラーム時間、ここでは例えば、次に説明される特殊な手順で、ユーザに依ってプログラム設定される時間(事象の時間)に対応することになる。
【0024】
従って明らかに、カウンタ27a,29aは、図示されていない代替実施態様に従って、時間に関連しない時刻目盛りを示す数値、例えば、日、月、または両方の組み合わせを、日または月或いは他に時間と関連する値を測定する1つまたは複数のカウンタと共に図示される計時装置を用いて記録することができる。
本発明に係る時計は、各々2つの数値PMmn,PMhが記憶されることを可能にし、1〜60回の範囲で、英数字メッセージの表示時に2つの針の位置に各々対応する、2つのカウンタまたはレジスタ31a,33aも搭載している。詳細に次に説明されるように、それらが1つまたは複数のメッセージの其れらの表示機能に於いて調整されるときに、針は好都合に重ねられるので、カウンタ31a,33aは同じ値のPMmn,PMhをもつ。次に説明される或る例の場合、この重ね合わせ位置は9時で選択されるので、2つの値PMmn,PMhは同じ45になる。
【0025】
図3を見ると、本発明に係る時計は、1つまたは複数のメッセージの異なる表示位置を、針に複数のアラーム時間の機能として指定するために、複数のデータを記憶できるカウンタまたはレジスタも搭載できることが、ここで注目されるべきである。複数のメッセージを針の異なる角度の位置で其れらの重ね合わされた構成で表示できる表示手段の実施態様が図9に示されている。
【0026】
図1と3に図示されている例に於いて、本発明に係る時計は参照数字30が付けられている音声信号合成回路も搭載していて、その回路は電子制御手段22に接続されていて、なおかつ、この回路は英数字メッセージがユーザに与えられるときに選択された時刻に作動される。
ここで図4〜8を見ると、状態表示手段と呼ばれ、情報を前述の英数字メッセージの形式で与えることができる、表示手段が説明されている。ここで、上記の情報は、この時計の“アラーム”動作モード、またはアラーム動作モードにリンクされている、プログラム設定された事象の状態、或いはその両方にここで関連している。
【0027】
図4から明らかなように、最も長い分針MNは、その自由端の近くで、メッセージの最初の部分、ここではヘッディング“TEXT”の最初の2つの文字T,Eを保持していて、これに対して、最も短い時間針Hは、このメッセージの第2の部分、最後の2つの文字X,Tを保持している。
ステップAに図示されている其れらの位置に於いて、2つの時間針H,MNは、通常の時間情報の場合、アナログのように、例えば10時間と42分、すなわち、ここでプログラム設定されたアラーム時間になると思われる時刻(42に等しい値TAmnと48に等しい値TAh)を表示する。
【0028】
ステップBに図示されている其れらの位置に於いて、2つの針は独立するモータ18,20の動作に依って重ね合わされる位置に導かれ、モータは電子制御手段22に依って駆動され、電子制御手段は針上に表記されるメッセージ“TEXT”をこの位置で再び作成し且つメッセージをユーザが判読できる状態で与える。従って、ユーザは、明瞭な英数字メッセージに依って事象の発生を視覚的に促される。
【0029】
図5に図示されている別の実施態様に於いて、分針MNは、第1のメッセージ、例えば“OFF”を保持しているので、これは、時間針Hに依ってカバーされないならば、前述の分針MNの任意の位置で読み取られることができる。図5のステップAに図示されている2つの針の角度位置は、モータ手段18,20に依っても駆動され、後で説明される位置の全てに於いて、ヘッディング“OFF”を可視状態に保持する。分針MNは、従って、時間針Hを引用して定めれらた、これと同じ相対角度位置に、時計上に表記されたマークまたはインジケータ(図示されていない)の前に導かれる。カウンタ31a(図1)の値PMmnは45に等しく、値PMhは48に等しいことに、ここで注目されるべきである。
【0030】
時間針Hは、その自由端で文字Nを保持している。時間針Hが制御装置に依って分針MNに関して重ね合わされる位置に導かれて其れと重なる、すなわち後者の上に位置するとき、短い針Hは、文字FFをマスクして、新しい明瞭なテキスト、例えばヘッディング“ON”を生成する。もちろん、2つの針の各々の長さと後者に表記される文字の軸方向の位置は、ちょうど表記されたばかりのテキスト構成効果または任意の他のテキストを与え且つ構成されるメッセージのタイプの機能としてテキストを変更するようにデザインされることもできる。
【0031】
図6に図示されている第3の実施態様に於いて、メッセージ“TEXT”は2つの部分に区分けされる、すなわち、第1の部分は分針MN(グループT,E)と時間針H(グループX,T)上に各々表記されている2つのグループT,EおよびX,Tに分割された4つの文字の底部に依って構成され、これに対して、第2の部分(文字T,E,X,Tの全ての最上部)は時計の固定された部分、例えば文字版(図示されていない)に依って保持されている。
【0032】
図7に図示されている第4の実施態様に於いて、英数字メッセージ“TEXT”も垂直に切られていて、2つの部分各々全体のメッセージ(文字T,E,X,T)の上部と下部は文字版上にマークされているが、このメッセージの補助部分(中間)は2つの針に依って保持されていて、その上に各々2つのグループの文字が表記されていて、各々このメッセージの2つの文字に依って構成されている。
【0033】
針上の文字のこの区分けは図形で(従って一般的な感覚の文字で)行われ、その組み合わせは、針の選択された読取位置で、再構成に依って、ユーザにとって、理解しやすいメッセージの作成を導くと思われることに、ここで注目されるべきである。
これらの実施態様に於いて最長の針(分針MN)は最小の針(時間針H)の下に組み込まれていることも理解されるであろう。
【0034】
図8に示されている実施態様に於いて、2つの針は、何れか1つが其れらの案内パイプ上に互いに上下に組み込まれている(図示されていない)。
ステップAの位置(時間表示)に於いて、情報は、文字板上に表示されている2つのメッセージ“ON”,“OFF”から、針に依って保持されている文字からも導かれることができない。
【0035】
この図に於いて、分針MNは、その自由端で2つの文字A,Lを、時計針Hの自由端の前に透明部分Tを搭載していることが分かる。この部分は、最後の文字が分針MNを介して表示される、このケースでは時間針H上にマークされている文字A,R,Mが表示されることを可能にするので、針が重ね合わされた位置にあるときに読みやすい英数字メッセージ、例えばステップBに図示されている“ALARM”を再構成できる。文字板に関してこの特に重ね合わされた位置で、状態“ON”は“OFF”のメッセージは針に依ってマスクされる。
【0036】
針HまたはMNの1つが他に関して或る角度で異なる位置にあり、なおかつ、他の針に関して特定の角度位置に導かれる(ステップC,D)場合、動作モードを示すメッセージ“ALARM”の重ね合わせ位置の前の文字板上にラインにマークされている、2つのメッセージ“ON”,“OFF”は、目で見える状態で作成されるので、この動作モードの状態の1つを選別して表示できる。
【0037】
状態を表示するための手段は針そのものに依って与えられ構成され、針は、電子制御手段の制御のもとで駆動される其れらの相対角度位置の機能として、針の選択された角度位置に於いて其れらを読みやすくするために、1つまたは複数の英数字メッセージグループのメッセージ上で構造的に作動することが、前述の説明から従って明らかになる。
【0038】
これらの実施態様に従って、状態表示手段は、グループの英数字メッセージ(図9)に属するメッセージになると思われるメッセージ“TEXT”や“ON”(図5)または“ALARM”は、針が重ね合わされるときに読み取りやすく且つ認識も容易になることも分かる。
発明に従っていて、針に依って構成される状態表示手段を搭載し、その第1実施態様が前述のように設定される。時計のアラーム動作モードの原理は、次のように説明される。
【0039】
ユーザは、アラーム時間を確認または調整したい時およびアラーム機能を作動または解除したいときにコントロール・ステムに関する或る数の操作を実施しなければならない。これらの操作は図10に図示されていて、参照数字が後に付けられる。
アラームモードのエントリ
腕時計が標準時間表示モードにあり、なおかつ、分析回路24(図1)が、電子制御手段22の入力ANに、ステムに加えられた圧力に対応する動作信号を送ると、電子制御手段22は、信号を其の出力Cに加えてスイッチ26,28を状態b(図1)にする、すなわち、カウンタ8,12からくるパルスをブロックする。同時に、電子制御手段22は、分と時間の針の位置を知るために、カウンタ8,12の内容を読み取る。それは、そこで、必要な数のパルスを入力Mmn,Mhに送って、針を導き、時計上で選択された位置に互いに重ね合わせて、図10のステップCに図示されているように、“ALARM”という表示が文字板上に表示されるようにする(これはカウンタ6,8,12の動作に影響しない)。この位置は図4〜8のステップBに図示されている針の位置に対応している。例から、針が、図10のケース(ステップC)のように、時計上の9時に於いて、其れらの重ね合わされた状態表示位置に導かれると、電子制御手段は、カウンタ8,12の内容を共に45に等しくするために必要と思われるパルスの数に等しいパルスの数を送ることに依って、9時のインジケータに面して互いに重ね合わせるように針H,MNを導く、なお、この値45はカウンタまたはレジスタ31a,33aに依って読み取られる。
【0040】
図4および図5に図示されている状態表示手段の実施態様のケースでは、文字が読み取れる状態でプリントされていたならば、針は文字板に関して任意の位置に互いに重ね合わせることができることに、ここで注目されるべきである。
図6,7および8に図示されている実施態様に於いて、この重ね合せは、このメッセージを構成する異なるグループの文字と切り取られた部分を一致させることに依って、メッセージの正確な構成を保証するために、時計上で選択された位置で実施されなければならない。
【0041】
文字板の9時に重ね合わされている2つの針に依るアラームモード・エントリの表示は、再び編成された英数字メッセージが非常に明瞭に見えるユーザにとって、従って瞬時に認識できることになる。更に、この重なり合う針の構成は文字板のこの部分に於いて希にしか現れず且つ任意のケースで時間表示と間違えられることがないことに注目されるべきである。
【0042】
電子制御手段22は2つの針を位置に導き、そこで2つの針は後者にマークされている英数字テキスト・メッセージを与えるので、時計は、ユーザに、ここで説明された特殊な動作モード、すなわちアラームモードに対するエントリを示す。この瞬間(ステップC)、ユーザは、別のメッセージを同じアラーム時間または別の時間にプログラム設定したい場合、特に複数のメッセージが時計に依って示される場合、図9に図示されている実施態様のケースのように、ステムを引き出し且つ其れに対応する回転を与えることに依って、重ね合せ位置を変更できる。値PMmn,PMhはそこで修正される。複数のデータ・カウンタまたはレジスタのケース(図3)では、このステップが繰り返されるたびに、各々の重ね合せ或いはメッセージ表示位置は、対応する値PMmn1,PMmn2,…など、およびPHh1,PMh2,…などのもとで登録される。
【0043】
ステムを其の押された休止位置に戻した(ステップC)後に、電子制御手段22は、それが、分割チェーン4から発せられた1Hzのパルスをカウントすることに依って、2秒経過したと判定するまで、スタンバイ・モードを保つ。これらの2秒がコントロール・ステムの再作動なしに経過した場合、電子制御手段は、腕時計にアラーム動作状態を表示させる(図10のステップD)。
【0044】
アラーム動作状態の表示と変更
アラーム機能を有する時計は、アラーム信号を作動し解除する手段を常に搭載している。ここで、メッセージは音声であり且つ視覚性である、何故ならば、鳴り響く音に加えて、メッセージも英数字の形式でユーザが与えられるからである。時計アラームが作動されたと言われたときに、これは、後者がアラーム信号と呼ばれる信号を、標準時間表示モードで針に依って表示される時間がプログラム設定されたアラーム時間と一致すると直ちに発する。一方で、アラーム信号が解除されると、情報は、針に依って表示される時間がプログラム設定されたアラーム時間と一致していても、音声または視覚的に発せられない。本発明の場合、アラームが作動される状態または其れが解除される状態に於いてユーザに依ってセットされるのは電子制御手段22である。
【0045】
前述のように、腕時計がアラームモード・エントリ表示機能(図10のステップD)を実行し、なおかつ、2秒がステムの作動なしに経過する場合、電子制御手段22は、必要な数のパルスを入力Mmn,Mhに送って、針を選択された相対角度位置に従って、分針MNがこのメッセージを表示するために変位される(図8のステップD)“ON”位置に、または時間針Hがこの他のメッセージを表示するために変位される(図8のステップC)位置の何れかに、アラームが作動または解除されたかに基づいて移動させる。文字板上で各々異なる位置にある2つの針に依って示される位置は、再構成された或いはマスクされていない英数字メッセージに依って、腕時計アラームの状態に関する明瞭な情報をユーザに示すが、このような情報は時間表示と間違えるようなことはない。
【0046】
この腕時計がいま説明されたアラーム動作状態表示機能を実行すると(ステップD)、ユーザは圧力をステムに加えてアラーム状態を単純に変更できる。分析回路24がパルスを電子制御手段22に送り、その後に、圧力がステムに加えられた場合、電子制御手段22は、対応する1つまたは複数の針が相互に異なる位置にある位置から、重ね合わされる位置に或いは(オンまたはオフ)のケースと逆に、これらの2つの針の各々に相応して、対応する1つまたは複数の針を移動させるために必要なパルスの数を送る。
【0047】
針の1つが、アラームが作動または解除されたかに基づいて、“ON”または“OFF”表示位置に固定される瞬間に、なおかつ、圧力が3秒の間にステムに加えられないときに、電子制御手段22は、予めプログラム設定されたアラーム時間表示機能、ステップF(図10)を針に実行させるために、針の動きを制御する。
アラーム時間の表示と補正
分と時間の針の各々位置は、それらがアラーム時間を示すときに、アラーム時間カウンタ27a,29a;27b,29bに記憶される。アラーム時間を表示するために、電子制御手段22は、カウンタ27a,29aまたは27b,29bの内容を読み取り、なおかつ、モータの各々に、針が“ON”メッセージ表示位置または“OFF”表示位置に既に存在していたかどうかに基づいて値PMmn,PMhと、対応するアラーム時間カウンタの状態間の差に等しいパルスの数を与えることに依って、前述のカウンタの内容に対応する位置に針を導く。アラーム時間が表示されると直ちに、ユーザは、ステムを引き出してアラーム時間を補正できる5秒の期間を得る(ステップG)、アラーム時間の補正は、既に説明された標準時間補正と同様に実行される。しかし、今のケースでは、それは、針が移動するときに増加される時間位置カウンタ12と分位置カウンタ8でなく、アラーム時間カウンタ27a,29aまたは27b,29bになる。アラーム時間の補正が終了すると、ユーザはステムを押して戻す。ステムが押し戻されると、分析回路24は、電子制御手段22に、その第1の機能がアラームを作動する2つの機能を有する信号を送るので、アラーム信号は、分と時間の針位置カウンタがアラーム時間カウンタと一致すると直ちに発せられる。信号の第2の機能は、電子制御手段22に針を標準時間表示モード、ステップAに導き、電子制御手段22は、針位置カウンタ8,12の内容とアラーム時間カウンタ27a,29aまたは27b,29bを比較して、この動作の実行に必要なパルス数を計算する。
【0048】
図3に図示されているように(27b,29b)、複数のデータ・カウンタまたはレジスタのケースでは、プログラム設定動作は、全ての或いは複数のアラーム時間を、異なるアラーム位置がカウンタまたはレジスタ31b,33bに記憶されている各々ケースで登録または作動するために繰り返される可能性があることに注目されるべきである。ステップC〜Gの繰り返されるシーケンスのときに、値TAmn1,TAmn2,…など、TAh1,TAh2,…などとPMh1,PMh2,…などが登録される。この手順は、図9に図示されている状態表示手段の実施態様と共に実施される。
図9で分かるように、本発明に係る時計は、この例で例えば暗い色の文字板CAを備えているが、ガラス(参照数字が付いていない)は後者の上に文字板と同じ色で表記されている英数字メッセージを備えている。そこで、英数字メッセージは、例えばRVD(会議)、GOLF、DINER、BIRTH(誕生日)が単純に現れるか、または時間表示位置の全てに現れない(ステップA)。更に、最長の針(分針MN)の自由端は反射面SR1の第1の部分を保持し、この針の残りの部分は透明になる。表面SR1は、それがガラス上に表記されているメッセージの1つの下を通るときに、メッセージはごく部分的にしか現れず、ユーザが判読できないようなサイズで構成されている。時間針の上面SR2は完全に反射性である。
【0049】
従って、2つの針MN,Hが重ね合わされるときに、それらが其れらの重ね合わせに依って構成する(ステップB)全体の可視性表面は、この構成だけで、光を反射して、可視性の少なくとも1つのメッセージをガラスの固定されたエレメントに依って針上に保持することができる、表示面SRを構成する。
種々のメッセージは、針が時間表示モードの通常の表示中に互いに重なるところから異なる角度位置でガラス上に表記されることに注目される。特定の相対角度位置に保持される針を用いて1つまたは複数の英数字メッセージの表示に依って説明されたばかりの発明の異なる実施態様は、このブロックされた位置でモータは其れらの固有の磁気位置決め結合に依って回転状態に保たれているので、任意の電力消費を要しない。メッセージは、ユーザが例えばステムに対する圧力に依ってメッセージの受取を示すまで、恐らく音声信号の放出と共に、恒久的に保持されると思われる。
【0050】
アラームおよびアラームの中断
本発明に係る時計が標準時間表示モードAにあり且つアラームが作動されたときに、英数字メッセージと恐らく音声信号は、前述のように、針位置・カウンタ8,12の値の1つの内容がアラーム時間カウンタ27a,29a;27b,29bの値の1つの内容と対応するときに直ちに発せられる。この瞬間に、制御手段22(図1および3)は、前述のように、ユーザが圧力をステムに加えてアラーム信号の放出を中断するまで、針を英数字メッセージ表示(位置)に導く(図10のステップHおよび図4〜9のステップB)。ステムに加えられた圧力は、分析回路24に信号を電子制御手段22に送らせて、一方で信号を中断し、なおかつ、他方でアラームを解除するので、これは、ユーザに依る更なる操作のない場合に、12時間後のアラーム時間カウンタと針位置カウンタ8,12の内容の間に於ける次の一致時に任意の信号を放出しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る(アラーム)腕時計と呼ばれる時計をブロック図の形式で示している。
【図2】 図1と3のダイヤグラムに含まれている形式の位置カウンタの動作図である。
【図3】 本発明の第2の実施例に係る“アラーム”(警報)腕時計と呼ばれる時計をブロック図の形式で示している。
【図4】 本発明に係る時計に装着されている、時間と分から夫々成る2つの針の平面図であり、かつ、夫々任意の時間表示の位置と英数字メッセージ表示の位置に対応する2つの位置(A)と(B)に図示されている、これらの針の4つの異なる実施例の1つを示している。
【図5】 本発明に係る時計に装着されている、時間と分から夫々成る2つの針の平面図であり、かつ、任意の時間表示位置と英数字メッセージの表示位置に対応する2つの位置(A)と(B)に図示されている、これらの針の4つの異なる実施例の1つを示している。
【図6】 本発明に係る時計に具備されている、時間と分から夫々成る2つの針の平面図であり、かつ、任意の時間表示位置と英数字メッセージの表示位置に対応する2つの位置(A)と(B)に図示されている、これらの針の4つの異なる実施例の1つを示している。
【図7】 本発明に係る時計に装着されている、時間と分から夫々成る2つの針の平面図であり、かつ、任意の時間表示の位置と英数字メッセージの表示位置に対応する2つの位置(A)と(B)に図示されている、これらの針の4つの異なる実施例の1つを示している。
【図8】 第5の実施例に従って、本発明に係る時計に装着されている、時間と分から各々成る2つの針の平面図であり、なおかつ、そこでは、これらの針の4つの動作位置(A〜D)が各々図示されている。−A−は任意の時間表示に対応し、−B−は第1の英数字メッセージの表示であり2つの他のものをマスクし、−C−は第1のものにリンクされている動作モードの状態に対応する第2の英数字メッセージの表示に対応し、−D−はユーザにこの計時装置の状態を変更を知らせる第3の英数字メッセージの表示に対応している。
【図9】 図2のブロック図を含んでいる別の実施例に係る時計の平面図であり、なおかつ、任意の時間表示位置とガラス上にマークされている幾つかのなかの英数字メッセージ表示位置に夫々対応する2つの位置(A)と(B)を図示している。
【図10】 図8の実施例に係る時針と分針を具備して本発明に係る時計に依って実現される異なる表示機能の表または流れ図であり、この時計は図1のブロック図を含んでいる。
【符号の説明】
2…水晶発振器
4…分割チェーン
6…秒針位置カウンタ
8…分針位置カウンタ
10…1/12分周器
12…時針位置カウンタ
14,16…駆動回路
18,20…モータ装置
22…電子制御手段
24…分析回路
26,28…スイッチ
27a,27b…アラーム時間カウンタ
29a,29b…アラーム時間カウンタ
31a,31b…メッセージ表示(位置)カウンタ
33a,33b…メッセージ表示(位置)カウンタ
30…音声信号合成回路
Claims (14)
- 時間に関係しているか或いは時間に関係していない少なくとも1つの動作モードを搭載し、前記モードの状態または時間に関係しないモード状態にリンクされているプログラム設定された事象の状態或いはその両方に関連する情報を提供できる、アナログ表示の計時装置であって、該計時装置はまた、
モータ装置(18,20)に依って独自に駆動されることができる時針(H)と分針(MN)を各々備える少なくとも2つのアナログ表示機構と、
前記動作モードを制御するように構成された電子制御手段(22)と、
該計時装置のユーザに前記モードの状態または前記事象の状態或いはその両方をユーザに知らせる少なくとも1つの英数字メッセージを供給することができる状態表示手段とを具備し、
該状態表示手段は針(H,MN)に依って構成され、該状態表示手段は、電子制御手段(22)の制御を受けて駆動され、該針の相対角度位置の関数として、構造的に前記のメッセージに基づいて作動し、該メッセージを針の選択された角度位置で理解可能ならしめ、且つ、
前記の状態表示手段は、前記メッセージが時針と分針(H,MN)が重ね合わされるときに本質的に理解可能でかつ認知され得るように構成されることを特徴とする、アナログ表示の計時装置。 - 前記2つの針(H,MN)は、該針の選択された角度位置でだけ再構成されることができるメッセージの一部をそれぞれ移送し、この位置は電子制御手段(22)に制御されて前記モードまたは前記事象或いはその両方の状態の関数として駆動されることを特徴とする、請求項1に記載の計時装置。
- 時間に関係しているか或いは時間に関係していない少なくとも1つの動作モードを搭載し、前記モードの状態または時間に関係しないモード状態にリンクされているプログラム設定された事象の状態或いはその両方に関連する情報を提供できる、アナログ表示の計時装置であって、該計時装置はまた、
モータ装置(18,20)に依って独自に駆動されることができる時針(H)と分針(MN)を各々備える少なくとも2つのアナログ表示機構と、
前記動作モードを制御するように構成された電子制御手段(22)と、
該計時装置のユーザに前記モードの状態または前記事象の状態或いはその両方をユーザに知らせる少なくとも1つの英数字メッセージを供給することができる状態表示手段とを具備し、
該状態表示手段は針(H,MN)に依って構成され、該状態表示手段は、電子制御手段(22)の制御を受けて駆動され、該針の相対角度位置の関数として、構造的に前記のメッセージに基づいて作動し、該メッセージを針の選択された角度位置で理解可能ならしめ、且つ、
前記2つの針(H,MN)は、該針の選択された角度位置でだけ再構成されることができるメッセージの一部をそれぞれ移送し、この位置は電子制御手段(22)に制御されて前記モードまたは前記事象或いはその両方の状態の関数として駆動されることを特徴とする、アナログ表示の計時装置。 - 前記メッセージは前記針(H,MN)上に、一部分は一方の上にかつ一部分は他方の上に、全体を構成するように独自に表記されていて、このメッセージは前記二つの針が重ね合わされるときにだけ再構成されることができることを特徴とする、請求項2または3に記載の計時装置。
- 時間に関係しているか或いは時間に関係していない少なくとも1つの動作モードを搭載し、前記モードの状態または時間に関係しないモード状態にリンクされているプログラム設定された事象の状態或いはその両方に関連する情報を提供できる、アナログ表示の計時装置であって、該計時装置はまた、
モータ装置(18,20)に依って独自に駆動されることができる時針(H)と分針(MN)を各々備える少なくとも2つのアナログ表示機構と、
前記動作モードを制御するように構成された電子制御手段(22)と、
該計時装置のユーザに前記モードの状態または前記事象の状態或いはその両方をユーザに知らせる少なくとも1つの英数字メッセージを供給することができる状態表示手段とを具備し、
該状態表示手段は針(H,MN)に依って構成され、該状態表示手段は、電子制御手段(22)の制御を受けて駆動され、該針の相対角度位置の関数として、構造的に前記のメッセージに基づいて作動し、該メッセージを針の選択された角度位置で理解可能ならしめ、且つ、
前記メッセージは少なくとも一方の針上に部分的に、且つ該計時装置の固定された部材上に部分的に表記されていることを特徴とする、アナログ表示の計時装置。 - 前記メッセージは少なくとも一方の針上に部分的に、且つ該計時装置の固定された部材上に部分的に表記されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の計時装置。
- 前記のメッセージは前記2つの針上に部分的に、且つ該計時装置の固定された部材上に部分的に表記されていることを特徴とする、請求項2または3に記載の計時装置。
- 固定された部材は文字板またはガラス或いはその両方に依って構成されていることを特徴とする、請求項5〜7までの何れか1項に記載の計時装置。
- 前記メッセージは垂直に切り取られていて、前記後者の下部または上部或いはその両方は前記の固定された部分に依って保持されているが、その補助部分は1つまたは複数の針に依って移送されることを特徴とする、請求項5または7に記載の計時装置。
- 時間に関係しているか或いは時間に関係していない少なくとも1つの動作モードを搭載し、前記モードの状態または時間に関係しないモード状態にリンクされているプログラム設定された事象の状態或いはその両方に関連する情報を提供できる、アナログ表示の計時装置であって、該計時装置はまた、
モータ装置(18,20)に依って独自に駆動されることができる時針(H)と分針(MN)を各々備える少なくとも2つのアナログ表示機構と、
前記動作モードを制御するように構成された電子制御手段(22)と、
該計時装置のユーザに前記モードの状態または前記事象の状態或いはその両方をユーザに知らせる少なくとも1つの英数字メッセージを供給することができる状態表示手段とを具備し、
該状態表示手段は針(H,MN)に依って構成され、該状態表示手段は、電子制御手段(22)の制御を受けて駆動され、該針の相対角度位置の関数として、構造的に前記のメッセージに基づいて作動し、該メッセージを針の選択された角度位置で理解可能ならしめ、且つ、
最長の針(MN)は最小の針(H)の下に組み込まれていることを特徴とする、アナログ表示の計時装置。 - 前記針は、該針が重ね合わされるときに、それらの重ね合せに依って構成される全体の可視的表面は、この構成で表示面SRのみを構成し、該表示面SRは光を反射して、該計時装置の固定部材に依って前記針上で移送される少なくとも1つのメッセージを見えるようにすることを可能にすることを特徴とする、請求項1または10に記載の計時装置。
- 前記固定された部材はガラスであることを特徴とする、請求項11に記載の計時装置。
- 前記のガラスは、前記電子制御手段(22)の選択制御に依って前記針が重ね合わされることができる複数のメッセージを移送することを特徴とする、請求項12に記載の計時装置。
- 個々のメッセージは前記針が標準表示動作モード中に重なり合う部分に対して異なる角度位置でガラスに表記されていることを特徴とする、請求項13に記 載の計時装置。
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