JP3676641B2 - 酸素濃度センサの故障判定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の排気系の触媒よりも下流側に配置され、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサの故障判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内燃機関の排気系に配置された酸素濃度センサの故障判定装置として、例えば特開平4−36651号公報に記載されたものが知られている。この故障判定装置では、酸素濃度センサ(以下「O2センサ」という)の故障判定が以下のようにして行われる。まず、内燃機関への燃料供給を停止するフューエルカット運転(以下「F/C運転」という)中を含むその前後の期間において、酸素濃度センサの検出出力(以下「センサ出力」という)をサンプリングする。そして、F/C運転の開始時のセンサ出力の立ち下がり勾配(応答性)が所定基準値よりも小さい場合、F/C運転の終了時のセンサ出力の立ち上がり勾配が所定基準値よりも小さい場合、またはF/C運転中のセンサ出力の最小値と、F/C運転終了後のセンサ出力の最大値との偏差が所定値よりも小さい場合に、O2センサが故障(劣化)したと判定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の故障判定装置によれば、例えばF/C運転の終了直後にアイドリング運転状態になった場合などに、O2センサに供給される排気ガス量がきわめて少なくなることにより、センサ出力の立ち上がり勾配が上記所定基準値よりも小さくなることがある。その結果、O2センサが故障していないにもかかわらず、故障したと誤判定されるおそれがある。
【0004】
また、この故障判定装置を排気管の触媒よりも下流側に配置されたO2センサに適用した場合、F/C運転中に酸素が触媒に蓄えられることにより、F/C運転終了後には、触媒を通過した排気ガス中の酸素濃度が高くなることで、上記センサ出力の立ち上がり勾配が所定基準値よりも小さくなり、または上記偏差が所定値よりも小さくなる。その結果、上記と同様の誤判定が生じる。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、酸素濃度センサの故障を精度よく適切なタイミングでかつ迅速に判定することができる酸素濃度センサの故障判定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、燃料供給が停止されるフューエルカット運転可能な内燃機関3の排気系の触媒(例えば実施形態における(以下、この項において同じ)触媒装置8)よりも下流側に配置され、排気ガス中の酸素濃度を表す検出信号を出力する酸素濃度センサ25の故障判定装置1であって、フューエルカット運転が終了した後の経過時間を計時する計時手段と(ECU2、タイマtmMFCCKD)、フューエルカット運転が終了した後に酸素濃度センサ25の検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKを横切ったか否かを判別する酸素濃度変化判別手段(ECU2、ステップ32〜34)と、フューエルカット運転が終了した後に排出された排気ガスの積算量SUMSVSを算出する排気ガス量算出手段(ECU2、ステップ13)と、酸素濃度変化判別手段により検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKを横切っていないと判別されている場合(ステップ51の判別結果がNOの場合)において、排気ガスの積算量SUMSVSが所定値#SUMSVAFCに達したとき(ステップ53の判別結果がYESのとき)に、酸素濃度センサ25が故障したと判定する故障判定手段(ECU2、ステップ51,53,54)と、酸素濃度変化判別手段により検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKを横切っていないと判別されている場合(ステップ51の判別結果がNOの場合)において、排気ガスの積算量SUMSVSが所定値#SUMSVAFCに達する前(ステップ53の判別結果がNOのとき)に、計時手段によって計時された経過時間が所定時間#TMFCCKDに達したとき(ステップ12の判別結果がYESのとき)に、次回のフューエルカット運転が開始されるまで(ステップ10の判別結果がNO、かつステップ11の判別結果がYESになるまで)の間、故障判定手段による故障判定を禁止する故障判定禁止手段(ECU2)と、を備えることを特徴とする。
【0007】
この酸素濃度センサの故障判定装置によれば、酸素濃度センサの検出信号値がフューエルカット運転の終了後に所定しきい値を横切ったか否かを判別するとともに、検出信号値が所定しきい値を横切っていない場合において、排気ガスの積算量が所定値に達したときに、酸素濃度センサが故障したと判定する。このように排気ガスの積算量が所定値に達したときに酸素濃度センサの故障判定を実行するので、排気ガスの排出量が少ないときでも、排気ガスが触媒に十分に供給された時点、すなわちフューエルカット運転中に触媒に蓄えられた酸素が十分に消費されることにより触媒における酸素の蓄積過多状態が解消された時点で、酸素濃度センサの故障を判定することができる。これにより、酸素濃度センサの故障の判定を精度よく行うことができる。さらに、検出信号値が所定しきい値を横切っていない場合において、排気ガスの積算量が所定値に達する前に、フューエルカット運転が終了した後の経過時間が所定時間に達したときには、酸素濃度センサの故障判定が禁止される。これにより、酸素濃度センサの故障の誤判定を防止することができる。また、この故障判定の禁止は、次回のフューエルカット運転が開始されるまで継続される。
【0010】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の酸素濃度センサ25の故障判定装置1において、フューエルカット運転の終了直後に内燃機関3に供給する混合気を理論空燃比よりもリッチ化する混合気リッチ化手段(ECU2)をさらに備えることを特徴とする。
【0011】
この酸素濃度センサの故障判定装置によれば、理論空燃比よりもリッチな混合気が内燃機関に供給されることにより、高HC濃度および高CO濃度の排気ガスが、フューエルカット運転の終了直後に触媒に供給される。これにより、フューエルカット運転中に触媒に蓄えられた酸素を積極的に消費させることによって、触媒における酸素の蓄積過多状態を早期に解消することができる。その結果、酸素濃度の低いリッチな空燃比の排気ガスを酸素濃度センサにより早く供給できることにより、上記故障判定を迅速に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る酸素濃度センサの故障判定装置について説明する。図1は、本発明の故障判定装置の概略構成を示している。同図に示すように、この故障判定装置1は、ECU2(酸素濃度変化判別手段、排気ガス量算出手段、故障判定手段、故障判定保留手段、混合気リッチ化手段)を備えている。このECU2は、後述するように内燃機関3(以下「エンジン3」という)の空燃比を制御するとともに、内燃機関3から排出される排気ガスの状態に基づき、酸素濃度センサの故障判定を行う。
【0013】
エンジン3は、燃料を直接、燃焼室内に噴射する、いわゆる直噴式の直列4気筒タイプのものである。各気筒のシリンダヘッド3aには、燃料噴射弁4(以下「インジェクタ4」という)が取り付けられている。インジェクタ4は、ECU2に電気的に接続されており、その燃料噴射時間TOUTがECU2からの駆動信号により制御される。これにより、エンジン3への燃料供給量が制御される。
【0014】
また、エンジン3のクランクシャフト(図示せず)には、マグネットロータ20aが取り付けられており、マグネットロータ20aは、MRE(磁気抵抗素子)ピックアップ20bとともに、クランク角センサ20を構成している。クランク角センサ20は、クランクシャフトの回転に伴い、ともにパルス信号であるCRK信号およびTDC信号をECU2に出力する。CRK信号は、クランクシャフトの回転角度位置を示す信号であり、所定のクランク角(例えば、1゜)ごとに1パルスが出力される。ECU2は、このCRK信号に基づき、エンジン3のエンジン回転数NEを算出する。TDC信号は、各気筒におけるピストン3bの吸気行程開始時の上死点位置付近の所定タイミングで発生するパルス信号であり、このエンジン3では、クランクシャフトが180゜回転するごとに1パルスが出力される。
【0015】
一方、エンジン3の本体には、サーミスタなどから成る水温センサ21が取り付けられている。この水温センサ21は、エンジン3の冷却水温であるエンジン水温TWを検出して、その検出信号をECU2に送る。
【0016】
さらに、エンジン3の吸気管5のスロットルバルブ6よりも下流側には、吸気管内絶対圧センサ22が取り付けられている。吸気管内絶対圧センサ22は、半導体圧力センサなどで構成されており、吸気管5内の吸気管内絶対圧PBAを検出して、その検出信号をECU2に送る。この吸気管内絶対圧センサ22の下流側には、吸気温センサ23が取り付けられている。吸気温センサ23は、サーミスタで構成されており、吸気管5内の吸気温TAを検出して、その検出信号をECU2に送る。
【0017】
一方、排気管7の途中には、触媒装置8(触媒)が取り付けられている。この触媒装置8は、NOx触媒と3元触媒を組み合わせたものであり、NOx触媒による酸化還元作用により、リーンバーン運転時の排気ガス中のNOxを浄化する。また、3元触媒の酸化還元作用により、リーンバーン運転以外の運転時の排気ガス中のCO、HCおよびNOxを浄化する。
【0018】
触媒装置8の上流側には、LAFセンサ24が取り付けられている。LAFセンサ24は、ジルコニアおよび白金電極などで構成され、リッチ領域からリーン領域までの広範囲な空燃比の領域において排気ガス中の酸素濃度をリニアに検出し、その酸素濃度に比例する検出信号をECU2に送る。
【0019】
また、触媒装置8の下流側には、酸素濃度センサ25(以下「O2センサ25」という)が取り付けられている。このO2センサ25は、ジルコニアおよび白金電極などで構成され、触媒装置8の下流側の排気ガス中の酸素濃度を検出して、その酸素濃度に基づく検出信号をECU2に出力する。具体的には、O2センサ25の検出信号値SVO2は、理論空燃比よりもリッチな混合気を燃焼させたときには、ハイレベルの電圧値(例えば0.8V)となり、リーンな混合気を燃焼させたときには、ローレベルの電圧値(例えば0V)となる。
【0020】
さらに、エンジン3を搭載した車両(図示せず)には、車速センサ26が設けられている。この車速センサ26は、車両の車速VPを検出して、その検出信号をECU2に送る。
【0021】
一方、ECU2は、CPU、RAM、ROMおよびI/Oインターフェースなどからなるマイクロコンピュータで構成されている(いずれも図示せず)。ECU2に入力された各センサ20〜26の検出信号はそれぞれ、入力インターフェースでA/D変換や整形がなされた後、CPUに入力される。CPUは、これらの入力信号に応じて、以下に述べるように、O2センサ25の故障判定の実行条件判別処理および故障判定処理を行う。
【0022】
また、運転状態に応じて目標空燃比KCMDを求め、LAFセンサ24の検出信号値KACTが目標空燃比KCMDになるように空燃比をフィードバック制御する(図7参照)。これら目標空燃比KCMDおよび検出信号値KACTは、空燃比の逆数に比例する当量比として表され、特に、目標空燃比KCMDは、理論空燃比のときに値1.0に、理論空燃比よりもリッチ側であるときに値1.0よりも大きな値にそれぞれ設定されるものである。この空燃比制御においては、減速フューエルカット運転(以下「F/C運転」という)条件が成立したときに、インジェクタ4による燃焼室への燃料供給を停止することにより、エンジン3をF/C運転させる。
【0023】
さらに、F/C運転が終了した後には、目標空燃比KCMDを所定時間(図7の時刻t2〜t3の時間)、理論空燃比(1.0)よりも高い値(例えば1.2)に保持する。すなわち、混合気をリッチ化させることにより、触媒装置8に対して酸素濃度の低いリッチな排気ガスを供給する。このように空燃比を制御する理由は、以下による。すなわち、F/C運転中には、酸素濃度の極めて高いリーンな排気ガスが触媒装置8に供給されることにより、酸素が触媒装置8に過剰に蓄えられ、O2センサ25の検出信号値SV02がローレベルからハイレベルに変化しない状態が継続し、その結果、後述するO2センサ25の故障判定を正確に行えなくなるので、上記のようにF/C運転の終了後に空燃比をリッチ化することによって、触媒装置8の酸素過多状態を早期に解消するためである。
【0024】
図2および図3は、エンジン3の運転状態に応じて、後述するO2センサ25の故障判定処理を行うための実行条件が成立しているか否かを判別するとともに、その判別結果に応じてフラグおよびモニタを設定する故障判定の実行条件判別処理の手順を示すフローチャートである。本処理は、TDC信号が入力されたときに、このTDC信号に同期して割込み実行される。
【0025】
本処理では、まず、ステップ1(図では「S1」と略す。以下、同様)において、RAMに記憶されているフラグF_MCNDおよびモニタMFCCHKの値をそれぞれ、これらの前回値F_MCND1およびMFCCHK1にセットする。
【0026】
次に、ステップ2に進み、フラグF_NSO2が1であるか否かを判別する。このフラグF_NSO2は、O2センサ25が活性状態であるときに「1」にセットされ、不活性状態であるときに「0」にセットされるものである。ステップ2の判別結果がYESのとき、すなわちフラグF_NSO2=1のときは、ステップ3に進み、エンジン3の始動後の経過時間T20ACRが所定時間#TMMCNDより大きいか否かを判別する。この判別は、エンジン3の始動直後において、O2センサ25の素子温度が低く、不安定な動作状態になることによって故障判定が不正確になるのを避けるために行われる。そのため、所定時間#TMMCNDは、O2センサ25の動作状態が安定するのに十分な値(例えば60sec)に設定される。
【0027】
ステップ3の判別結果がYESのとき、すなわちT20ACR>#TMMCNDのときは、ステップ4に進み、エンジン回転数NE、エンジン水温TWおよび吸気温TAがそれぞれ下記条件を満たしているか否かを判別する。
【0028】
#NESO2CKL<NE<#NESO2CKH
#TWSO2CKL<TW<#TWSO2CKH
#TASO2CKL<TA<#TASO2CKH
これらの上限値および下限値は、エンジン3がO2センサ25の故障判定を行ってもよいと想定されるような安定した運転状態にあるか否かを判別するためのものである。エンジン回転数NEの下限値#NESO2CKLおよび上限値#NESO2CKHは、例えば500rpmおよび4000rpmにそれぞれ設定される。エンジン水温TWの下限値TWSO2CKLおよび上限値#TWSO2CKHは、例えば50℃および100℃にそれぞれ設定される。また、吸気温TAの下限値#TASO2CKLおよび上限値#TASO2CKHは、例えば0℃および50℃にそれぞれ設定される。
【0029】
ステップ4の判別結果がYESのとき、すなわちエンジン回転数NE、エンジン水温TWおよび吸気温TAがいずれも上記条件を満たしているときには、ステップ5に進み、フラグF_MCNDを「1」にセットする。
【0030】
次に、図3のステップ6に進み、フラグF_DECFCが「1」であるか否かを判別する。このフラグF_DECFCは、F/C運転時に「1」にセットされ、それ以外の運転時に「0」にセットされるものである。ステップ6の判別結果がYESのとき、すなわちF_DECFC=1のときは、ステップ7に進み、ダウンカウント式のタイマtmMFCCKDに所定時間#TMFCCKDをセットする。このタイマtmMFCCKDは、プログラムにより構成されるプログラムタイマであり、F/C運転の終了後に所定時間#TMFCCKDが経過したか否かを判別するためのものである。この所定時間#TMFCCKDは、F/C運転の終了後に、通常の運転状態で触媒装置8に対してリッチな排気ガスが十分に供給されることにより、前述した触媒装置8の酸素過多状態が解消されると想定されるような値(例えば30sec)に設定される。
【0031】
次に、ステップ8に進み、積算量SUMSVSを値0に設定し、さらに、ステップ9に進み、モニタMFCCHKを「1」にセットして、本処理を終了する。この積算量SUMSVSは、F/C運転の終了後に排出された排気ガス量の積算値であり、後述するステップ13で算出される。また、モニタMFCCHKは、故障判定を行う際に用いられるものであり、上記のように、F/C運転中にO2センサ25の故障判定を行うための実行条件が満たされているときには「1」にセットされる。
【0032】
一方、ステップ6の判別結果がNOのとき、すなわちF_DECFC=0であってF/C運転中でないときには、ステップ10に進み、モニタMFCCHKの前回値MFCCHK1が「2」であるか否かを判別し、この判別結果がNOのときには、ステップ11でモニタMFCCHKの前回値MFCCHK1が「1」であるか否かを判別する。今回の処理がF/C運転を終了した直後の処理であるときには、ステップ10の判別結果が「NO」、ステップ11の判別結果が「YES」となるので、ステップ12に進み、タイマtmMFCCKDがタイムアップしているか否かを判別する。
【0033】
今回の処理がF/C運転を終了した直後の処理であるときには、ステップ12の判別結果がNOとなるので、ステップ13に進み、積算量SUMSVSを算出する。この積算量SUMSVSは、エンジン回転数NE、吸気管内絶対圧PBAおよび触媒容量から決まる空間速度を用いて算出される。次に、ステップ14に進み、算出した積算量SUMSVSが所定値#SUMSVAFC以上であるか否かを判別する。この所定値#SUMSVAFCは、F/C運転の終了後に触媒装置8における酸素の蓄積過多状態を解消させるのに十分な値として設定される。
【0034】
ステップ14の判別結果がYESのとき、すなわちSUMSVS≧#SUMSVAFCのときには、F/C運転の終了後に触媒装置8に対して排気ガスが十分に供給されることにより、その酸素の蓄積過多状態が解消されているとして、それを表すために、ステップ15に進み、積算量フラグF_SVCHを「1」にセットする。一方、ステップ14の判別結果がNOのとき、すなわちSUMSVS<#SUMSVAFCのときには、F/C運転の終了後における触媒装置8への排気ガスの供給量が不十分であるとして、それを表すために、ステップ16に進み、積算量フラグF_SVCHを「0」にセットする。
【0035】
両ステップ15,16に続いて、ステップ17に進み、モニタMFCCHKを「2」にセットして、本処理を終了する。以上のように、F/C運転の終了後においてO2センサ25の故障判定を行うための実行条件が満たされ、かつタイマtmMFCCKDがタイムアップしていないときに、モニタMFCCHKは「2」にセットされる。
【0036】
また、今回の処理がF/C運転を終了した後の2回目以降の処理であるときには、ステップ10の判別結果が「YES」となるので、ステップ11をスキップしてステップ12に進み、上記と同様にステップ12〜17の処理を実行して、本処理を終了する。そして、F/C運転を終了した直後から所定時間#TMFCCKDが経過したときに、ステップ12の判別結果がYESとなるので、ステップ20に進み、モニタMFCCHKを「0」にセットして、本処理を終了する。このように、所定時間#TMFCCKDが経過するまで、積算量SUMSVSの積算が実行される。
【0037】
一方、ステップ2、ステップ3またはステップ4の判別結果がNOのときには、フラグF_MCNDを「0」にセットし、積算量SUMSVSを値0にセットし、さらに、モニタMFCCHKを「0」にセットして(ステップ18〜20)、本処理を終了する。以上のように、O2センサ25の故障判定を行うための実行条件が満たされていないとき、またはF/C運転を終了した直後から所定時間#TMFCCKDが経過したときに、モニタMFCCHKが「0」にセットされる。
【0038】
次に、O2センサ25の故障判定処理のメインルーチンについて、図4〜図6のフローチャートを参照しながら説明する。この故障判定処理は、TDC信号が入力されたときに、上述した故障判定の実行条件判別処理に続いて割込み実行される。また、図5および図6における1点鎖線で囲んだ部分は、F/C運転中の故障判定処理およびF/C運転が終了した後の故障判定処理をそれぞれ示している。
【0039】
本処理では、まず、ステップ30において、フラグF_DONEが「1」であるか否かを判別する。このフラグF_DONEは、エンジン3の始動時に「0」にセットされ、後述するように、本処理によるO2センサ25の故障判定を実行したときに「1」にセットされる(ステップ45参照)。
【0040】
ステップ30の判別結果がYESのとき、すなわちフラグF_DONE=1であって、O2センサ25の故障判定を実行済みのときには、図6のステップ55に進み、フラグF_AFCCHKおよびフラグF_FCTMを「0」にセットする。このフラグF_AFCCHKは、後述するように、空燃比がリーン側にある運転状態からF/C運転に移行したときに「1」にセットされるものであり、このようなときにF/C運転終了後の故障判定を実行するようにするためのものである。また、フラグF_FCTMは、所定時間#TFCCHKが経過するまで「1」にセットされるものであり、この所定時間#TFCCHKが経過することなくF/C運転が終了したときにF/C運転終了後の故障判定を行わないようにするためのものである。
【0041】
次に、ステップ56に進み、ダウンカウント式のタイマtmFCCHKに所定時間#TFCCHKをセットして、本処理を終了する。この所定時間#TFCCHKは、F/C運転に移行してから排気ガス中の酸素濃度が安定するまでO2センサ25の故障判定の実施を遅延させるための遅延時間(例えば1sec)として設定される。
【0042】
ステップ30の判別結果がNOのとき、すなわちF_DONE=0であって、故障判定を実行していないときには、ステップ31に進み、RAM内に記憶されているフラグF_SZONEの値を、その前回値F_SZONE1としてセットする。
【0043】
次に、ステップ32に進み、O2センサ25の検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHK以下であるか否かを判別する。この所定しきい値#SV02CHKは、混合気の空燃比がリーン側とリッチ側の間で変化したことに伴って、検出信号値SV02がローレベルとハイレベルの間で変化する際に確実に横切る値(例えば0.2V)に設定される。
【0044】
ステップ32の判別結果がYESのとき、すなわちSV02≦#SV02CHKであって、空燃比がリーンであるときには、ステップ33に進み、そのことを表すために、フラグF_SZONEを「0」にセットする。一方、ステップ32の判別結果がNOのとき、すなわちSV02>#SV02CHKであって、空燃比がリッチであるときには、ステップ34に進み、そのことを表すために、フラグF_SZONEを「1」にセットする。
【0045】
ステップ33またはステップ34に続いて、ステップ35に進み、図2の前記ステップ5または前記ステップ18で設定されたフラグF_MCNDが「1」であるか否かを判別する。ステップ35の判別結果がNOのとき、すなわちフラグF_MCND=0であって、O2センサ25の故障判定の実行条件が成立していないときは、前述したステップ55,56を実行して、本処理を終了する。
【0046】
一方、ステップ35の判別結果がYESのとき、すなわちフラグF_MCND=1であって、O2センサ25の故障判定の実行条件が成立しているときは、ステップ36に進み、モニタMFCCHKが「1」であるか否かを判別する。ステップ36の判別結果がYESのとき、すなわちMFCCHK=1であってF/C運転中で、かつF/C運転中の故障判定条件が成立しているときは、図5のステップ37に進み、モニタMFCCHKの前回値MFCCHK1が「1」であるか否かを判別する。
【0047】
ステップ37の判別結果がNOのとき、すなわちMFCCHK1≠1であって、F/C運転に移行しかつF/C運転中の故障判定条件が成立した最初の処理であるときには、ステップ38に進み、フラグF_SZONEの前回値F_SZONE1が「1」であるか否かを判別する。
【0048】
ステップ38の判別結果がNOのとき、すなわちF_SZONE1=0であって、前回の処理において空燃比がリーンであったときには、ステップ46に進み、フラグF_AFCCHKを「1」にセットし、フラグF_FCTMを「0」にセットして、本処理を終了する。以上のように、空燃比がリーン側にある運転状態からF/C運転に移行したときには、O2センサ25の検出信号値SV02がローレベルから変化しないと想定されるので、故障判定が実行されない。
【0049】
一方、ステップ38の判別結果がYESのとき、すなわちF_SZONE1=1であって、前回の処理において空燃比がリッチであり、かつ今回の処理でF/C運転に移行したときは、ステップ39に進む。
【0050】
また、ステップ37の判別結果がYESのとき、すなわちMFCCHK1=1であって、前回以前の処理においてF/C運転に移行していたときには、ステップ38をスキップしてステップ39に進む。
【0051】
このステップ39では、フラグF_AFCCHKが「1」であるか否かを判別する。ステップ39の判別結果がYESのとき、すなわちフラグF_AFCCHK=1であって、前回以前の処理において空燃比がリーン側にある場合にF/C運転に移行したときには、故障判定を実行することなく、本処理を終了する。一方、ステップ39の判別結果がNOのとき、すなわちフラグF_AFCCHK=0であるときには、ステップ40に進み、タイマtmFCCHKがタイムアップしているか否かを判別する。
【0052】
ステップ40の判別結果がNOのとき、すなわちtmFCCHK≠0であって、前記所定時間#TFCCHKが経過していないときには、ステップ47に進み、フラグF_FCTMを「1」にセットして、本処理を終了する。一方、ステップ40の判別結果がYESのとき、すなわちtmFCCHK=0であって、所定時間#TFCCHKが経過したときには、ステップ41に進み、フラグF_SZONEが「0」であるか否かを判別する。
【0053】
ステップ41の判別結果がYESのとき、すなわちF_SZONE=0であって、O2センサ25の検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKを横切ってハイレベル側(リッチ側)からローレベル側(リーン側)に移行したときには、O2センサが正常であるとして、ステップ42に進み、故障判定フラグF_OKを「1」にセットする。一方、ステップ41の判別結果がNOのとき、すなわちF_SZONE=1であって、検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKを横切ることなくハイレベル側にあるときには、O2センサが故障しているとして、ステップ43に進み、フェイルセーフフラグF_FSDを「1」にセットし、かつ故障判定フラグF_OKを「0」にセットする。以上のように、故障判定フラグF_OKは、O2センサ25が正常であるときに「1」にセットされ、故障しているときに「0」にセットされる。
【0054】
ステップ42またはステップ43に続いて、ステップ44に進み、フラグF_AFCCHKおよびフラグF_FCTMを「0」にセットする。次に、ステップ45に進み、フラグF_DONEを「1」にセットして、本処理を終了する。以上のように、故障判定を実行したときにフラグF_DONEは「1」にセットされる。
【0055】
一方、前記ステップ36の判別結果がNOのとき、すなわちMFCCHK≠1であるときは、図6のステップ48に進み、モニタMFCCHKが「2」であるか否かを判別する。
【0056】
この判別結果がYESのとき、すなわちF/C運転の終了後における故障判定の実行条件が成立しているときは、ステップ49,50で、フラグF_FCTMが「0」であるか否か、およびフラグF_AFCCHKが「1」であるか否かをそれぞれ判別する。
【0057】
両ステップ49,50の判別結果がいずれもYESのとき、すなわちF_FCTM=0およびF_AFCCHK=1であって、リーンな空燃比の運転状態からF/C運転に移行したためにF/C運転中にO2センサ25の故障判定を行わなかったときには、ステップ51に進み、フラグF_SZONEが「1」であるか否かを判別する。
【0058】
ステップ51の判別結果がYESのとき、すなわちO2センサ25の検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKよりも大きい値を示しているときには、F/C運転の終了後に検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKを横切ったとし、O2センサ25が正常であるとして、それを表すように、ステップ52に進み、故障判定フラグF_OKを「1」にセットする。次に、前述したステップ44〜45を実行して、本処理を終了する。
【0059】
一方、ステップ51の判別結果がNOのとき、すなわち検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHK以下の値を示している(所定しきい値#SV02CHKを横切っていない)ときには、ステップ53に進み、積算量フラグF_SVCHが「1」であるか否かを判別する。
【0060】
このステップ53の判別結果がNOのときには、F/C運転の終了後における触媒装置8への排気ガスの供給量が不十分であるとして、前述したステップ56を実行して、本処理を終了する。
【0061】
これに対して、ステップ53の判別結果がYESのときには、F/C運転の終了後における触媒装置8への排気ガスの供給量が十分であるにもかかわらず、O2センサ25の検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKを横切ってこの値よりも大きくなったことを確認できず、O2センサ25が故障しているとして、それを表すために、ステップ54に進み、前述したステップ43と同様にフェイルセーフフラグF_FSDを「1」にセットし、かつ故障判定フラグF_OKを「0」にセットする。次に、前述したステップ44〜45を実行して、本処理を終了する。
【0062】
以上のように、F/C運転の終了後に故障判定条件が成立しているときには、検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKよりも大きくなったか否か(空燃比がリッチ側になったか否か)が常時、監視され、SV02>#SV02CHKとなったときに、ただちにO2センサ25が正常であると判定することができる。これと同様に、積算量SUMSVSが所定値#SUMSVAFC以上であるか否かも常時、監視され、SV02≦#SV02CHKであっても、SUMSVS≧#SUMSVAFCとなったときに、ただちにO2センサ25が故障していると判定することができる。
【0063】
一方、ステップ49,50のうちのいずれか1つの判別結果がNOのとき、すなわちF/C運転期間が短かったとき、またはF/C運転から移行した運転状態でないときには、ステップ51の判別を行うことなく、前述したステップ55を実行して、本処理を終了する。
【0064】
一方、ステップ48の判別結果がNOのとき、すなわちMFCCHK≠2(=0)であって、F/C運転の終了後に所定時間#TMFCCKDが経過した時点以降であるときには、前述したステップ58を実行して、本処理を終了する。このように、積算量SUMSVSが所定値#SUMSVAFCに達しておらず、かつ検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKを横切っていないときには、F/C運転の終了後に所定時間#TMFCCKDが経過した時点で、故障判定が保留される。これにより、排気ガスの供給量が少ないことによって積算量SUMSVSの誤差が大きくなるのを回避できる。
【0065】
図7のタイミングチャートは、前述したO2センサ25の故障判定の実行条件判別処理および故障判定処理を実行したときの車速VP、LAFセンサ24の検出信号値KACT、O2センサ25の検出信号値SVO2および目標空燃比KCMDの経時変化の一例を、フラグF_DECFC,F_MCNDおよびモニタMFCCHKの変化とともに示している。
【0066】
同図に示すように、故障判定の実行条件が成立している(フラグF_MCND=1)ときに、減速中にF/C運転が開始されると(時刻t1)、フラグF_DECFCが「0」から「1」に変化する。これに同期して目標空燃比KCMDがリーンな値に設定されるとともに、モニタMFCCHKが「0」から「1」に変化する。これに伴い、O2センサが正常であるときは、時刻t1から少し遅れて、O2センサ25の検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKを横切ってハイレベルからローレベルに変化する。F/C運転の開始から所定時間#TFCCHKが経過した(タイマtmFCCHKがタイムアップした)時点で、検出信号値SV02のレベルの変化に基づき、O2センサ25の故障判定(前記ステップ41〜43)が実行される。
【0067】
その後、F/C運転が終了した時点(時刻t2)で、フラグF_DECFCが「1」から「0」に変化する。これに同期して目標空燃比KCMDが理論空燃比よりもリッチな値(1.2)に設定されるとともに、モニタMFCCHKが「1」から「2」に変化する。この時刻t2から時刻t3までの間は、目標空燃比KCMDがリッチな値に保持される。また、例えばF/C運転前の空燃比がリーンであった(ステップ38の判別結果がNO)ことによりF/C運転中にO2センサ25の故障判定を実行しなかった場合には、時刻t2から所定時間#TMFCCKDが経過する時刻t4までの間に、O2センサ25の故障判定(前記ステップ49〜51)が実行される。
【0068】
図6(c)に実線で示すように、O2センサが正常であるときには、この判定期間内において、O2センサ25の検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKを横切ってローレベルからハイレベルに変化することで、O2センサが正常であると判定される。一方、O2センサが故障しているときには、所定時間#TMFCCKDが経過するまでの間に、検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKを横切っておらず、排気ガスの積算量SUMSVSが所定値#SUMSVAFCに達したときに、O2センサ25が故障していると判定される。また、同図に破線で示すように、O2センサ25の検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKを横切ることなく、ローレベルのままであって、かつ積算量SUMSVSが所定値#SUMSVAFC未満である場合に、所定時間#TMFCCKDが経過すると(時刻t4)、O2センサ25への排気ガスの供給量が不足しているとして、O2センサ25の故障判定が保留される。また、時刻t4において、モニタMFCCHKが「2」から「0」に変化する。この後の時刻t5は、エンジン回転数NEの低下などによりフラグF_MCNDが「1」から「0」に変化した時点を示す。
【0069】
以上詳述したように、本実施形態に係る故障判定装置1によれば、F/C運転の終了後に所定時間#TMFCCKDが経過するまでの間において、排気ガスの積算量SUMSVSが所定値#SUMSVAFCに達する前に、検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKを横切ったときに、その時点でO2センサ25が正常であると判定する。また、F/C運転の終了後に所定時間#TMFCCKDが経過するまでの間に、検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHKを横切ることなく、排気ガスの積算量SUMSVSが所定値#SUMSVAFCに達したときに、その時点でO2センサ25が故障したと判定する。このように積算量SUMSVSが所定値#SUMSVAFCに達した場合に、検出信号値SV02に基づいて判定するので、排気ガスの排出量の少ないときでも、排気ガスが触媒装置8に十分に供給された時点、すなわち触媒装置8における酸素の蓄積過多状態が解消された時点で、O2センサ25の故障を判定することができる。これにより、酸素濃度センサの故障の判定を精度よく行うことができる。
【0070】
これに対して、積算量SUMSVSが所定値#SUMSVAFCに達することなく、検出信号値SV02が所定しきい値#SV02CHK以下のローレベルのままで所定時間#TMFCCKDが経過したときは、O2センサ25の故障の判定が保留される。これにより、排気ガスの供給量が少ないことによって排気ガスの積算量SUMSVSの誤差が大きくなることを回避でき、その結果、O2センサ25の故障の誤判定を防止することができる。また、上記のように経過時間#TMFCCKDにより故障判定を保留するので、故障判定の打ち切りタイミングを適切に決定することができる。
【0071】
さらに、F/C運転の終了直後に、理論空燃比よりもリッチな混合気がエンジン3に供給されることにより、高HC濃度および高CO濃度の排気ガスが触媒装置8に供給される。これにより、F/C運転中に触媒装置8に蓄えられた酸素を積極的に消費させることによって、触媒装置8における酸素の蓄積過多状態をより早く解消することができる。その結果、酸素濃度の低いリッチな空燃比の排気ガスをO2センサ25に早期に供給できることにより、上記故障判定を迅速に行うことができる。
【0072】
なお、前述した実施形態においては、酸素濃度センサとして、混合気の空燃比によりハイレベルとローレベルの間で出力電圧値が変化するものを用いたが、これに代えて、排気ガス中の酸素濃度をリニアに検出し、その酸素濃度に比例する検出信号を出力する、いわゆるLAFセンサを用いてもよい。この場合、所定しきい値は、空燃比がリッチとリーンの間で変化する際に確実に横切る値、例えば理論空燃比付近の値に設定すればよい。また、酸素濃度センサとして、上記O2センサ25とは逆のレベルの電圧値を出力するものを用いてもよい。
【0073】
【発明の効果】
以上のように、本発明の酸素濃度センサの故障判定装置によれば、酸素濃度センサの故障を精度よくかつ迅速に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る酸素濃度センサの故障判定装置およびこれを適用した内燃機関の概略構成を示す図である。
【図2】酸素濃度センサの故障判定の実行条件判別処理の一部を示すフローチャートである。
【図3】図2の続きの処理を示すフローチャートである。
【図4】酸素濃度センサの故障判定処理の一部を示すフローチャートである。
【図5】図4の続きの処理を示し、特にフューエルカット運転中の故障判定処理を含む処理を示すフローチャートである。
【図6】図4の続きの処理を示し、特にフューエルカット運転が終了した後の故障判定処理を含む処理を示すフローチャートである。
【図7】図2〜図6の処理を実行したときの車速VP、LAFセンサの検出信号値KACT、酸素濃度センサの検出信号値SVO2および目標空燃比KCMDの経時変化の一例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 故障判定装置
2 ECU(酸素濃度変化判別手段、排気ガス量算出手段、
故障判定手段、故障判定保留手段、混合気リッチ化手段)
3 内燃機関
8 触媒装置(触媒)
25 酸素濃度センサ
SUMSVS 積算量
#SUMSVAFC 所定値
SVO2 検出信号値
#SVO2CHK 所定しきい値
#TMFCCKD 所定時間
Claims (2)
- 燃料供給が停止されるフューエルカット運転可能な内燃機関の排気系の触媒よりも下流側に配置され、排気ガス中の酸素濃度を表す検出信号を出力する酸素濃度センサの故障判定装置であって、
フューエルカット運転が終了した後の経過時間を計時する計時手段と、
フューエルカット運転が終了した後に前記酸素濃度センサの検出信号値が所定しきい値を横切ったか否かを判別する酸素濃度変化判別手段と、
フューエルカット運転が終了した後に排出された排気ガスの積算量を算出する排気ガス量算出手段と、
前記酸素濃度変化判別手段により前記検出信号値が前記所定しきい値を横切っていないと判別されている場合において、前記排気ガスの積算量が所定値に達したときに、前記酸素濃度センサが故障したと判定する故障判定手段と、
前記酸素濃度変化判別手段により前記検出信号値が前記所定しきい値を横切っていないと判別されている場合において、前記排気ガスの積算量が前記所定値に達する前に、前記計時手段によって計時された経過時間が所定時間に達したときに、次回のフューエルカット運転が開始されるまでの間、前記故障判定手段による故障判定を禁止する故障判定禁止手段と、
を備えることを特徴とする酸素濃度センサの故障判定装置。 - 前記フューエルカット運転の終了直後に前記内燃機関に供給する混合気を理論空燃比よりもリッチ化する混合気リッチ化手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の酸素濃度センサの故障判定装置。
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