JP3674235B2 - 触媒燃焼加熱器の温度制御装置 - Google Patents

触媒燃焼加熱器の温度制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液化燃料ガスを触媒燃焼させ、その熱を利用して加熱する負荷部および燃焼部の温度を制御する触媒燃焼加熱機器の温度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の触媒燃焼加熱機器の温度制御装置は、図3および図4に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図3に示すように、温度制御ノズル1は、片側からガスが供給され、先端に小さな孔を穿孔したノズル部2を有し、このノズル部2から燃料ガスを高速で吹き出すようにしている。燃料ガスはインジェクター部3で周囲の空気を巻き込み混合気となって触媒燃焼部4に供給され、点火ヒータ5に電流が流れて赤熱すると、燃料ガスに点火され、触媒6を加熱する。触媒6の温度が上がると触媒燃焼が開始する。触媒燃焼部4の熱で温度制御ノズル1が加熱される。
【0004】
温度制御ノズル1は、図4に示すように構成しており、感温フェライト7は、磁気的特性が急激に変化するキュリー点(例えば150℃)をもち、リング状に形成してケース8に固定している。磁石9は、ケース8の内面に所定の隙間を介して感温フェライト7に対向して設け、感温フェライト7を吸引するもので、感温フェライト7と反対側の面にガイド部材10を固定し、このガイド部材10に弁部材11を固定している。ばね12は磁石9を感温フェライト7より離反する方向に付勢している。
【0005】
弁体13は、弁部材11に対向して弁ポート14を設けて弁を形成するとともに、弁ポート14と反対側の位置に気化燃料ガスを触媒燃焼部4に向けて噴出するノズル部2を設けている。感温フェライト7、ケース8、磁石9、ガイド部材10、弁部材11、ばね12、弁体13などで触媒燃焼部4の燃焼温度を制御する温度制御装置を構成している。なお、15は燃料ガス供給口である。
【0006】
上記構成において動作を説明すると、燃料ガス供給口15より燃料ガスを供給すると、燃料ガスは感温フェライト7の中央部を通り、感温フェライト7と磁石9の隙間から、磁石9とケース8との隙間を通過して、弁ポート14に至りノズル部2より吹き出す。このとき、燃料ガスはインジェクター部3で周囲の空気を巻き込み混合気となって触媒燃焼部4に供給される。点火ヒータ5に電流が流れて赤熱すると、ガスに点火され、触媒6を加熱する。触媒6の温度が上がると触媒燃焼が開始する。触媒燃焼によりケース8が加熱される。
【0007】
ケース8が加熱されることによって、ケース8に固定された感温フェライト7を加熱し、感温フェライト7の温度が組成により決まるキュリー点を越えると、磁石9は感温フェライト7に吸着できなくなり、ばね12により感温フェライト7から離され、弁部材11が弁体13側へ移動して弁ポート14を塞ぐ。これにより燃料ガスは触媒燃焼部4に供給されなくなり、温度が低下する。
【0008】
感温フェライト7は非常にヒステリシスが小さく、数度以下の温度変化で元の状態に復帰する。感温フェライト7が復帰すると磁石9は再び感温フェライト7を吸着し弁ポート14を開く。この間はわずかの時間のため、触媒6の温度は充分に高く、燃料ガスが供給されると再び触媒反応を開始する。この作用を繰り返すことで、触媒燃焼部4の温度を一定に保つことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の構成では、制御する温度は1組の感温フェライト7と磁石9の組み合わせで決まり、温度制御は1点でしかできないものであった。しかし、機器によっては温度の設定を2段階にする必要があるものが少なくない。例えばジャーポットでは、保温モードでは90℃前後の温度で制御するが、湯の用途によっては沸騰させる必要がある。又、炊飯器では、最初は100℃で沸騰させ、ご飯が炊き上がると保温モードに入れて70℃前後で温度制御する必要がある。
【0010】
したがって、2段階の温度設定が必要な機器の要求仕様を満足できないという問題を有していた。
【0011】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、温度設定を2段階に設定できるようにし、2段階の温度設定が必要な機器の要求仕様を満足できるようにすることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために、触媒燃焼部の温度により燃料ガスの供給を制御するガス流量制御手段と、このガス流量制御手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記ガス流量制御手段は、磁気的特性が急激に変化する第1のキュリー点を持つ第1の感温磁性体と、前記第1の感温磁性体に対向して設け前記第1の感温磁性体を引き付ける第1の磁石と、前記触媒燃焼部への燃料ガスの供給を制御する弁を有し、前記制御手段は、第1のキュリー点より高い第2のキュリー点を持つ第2の感温磁性体と、前記第2の感温磁性体に対向して設け前記第2の感温磁性体を引き付ける第2の磁石を有し、前記第2の感温磁性体の温度が第2のキュリー点を越えるまで、前記第2の磁石により前記第1の磁石の動作を拘束するとともに、前記第2の感温磁性体の温度が第2のキュリー点を越えると前記第1の感温磁性体の第1のキュリー点で前記触媒燃焼部の温度をほぼ一定に制御するようにしたものである。
【0013】
これにより、制御手段によりガス流量制御手段の動作を拘束するときの温度と、拘束しないときの温度との2段階の温度設定をすることができ、2段階の温度設定が必要な機器の要求仕様を満足することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、触媒燃焼部の温度により燃料ガスの供給を制御するガス流量制御手段と、このガス流量制御手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記ガス流量制御手段は、磁気的特性が急激に変化する第1のキュリー点を持つ第1の感温磁性体と、前記第1の感温磁性体に対向して設け前記第1の感温磁性体を引き付ける第1の磁石と、前記触媒燃焼部への燃料ガスの供給を制御する弁を有し、前記制御手段は、第1のキュリー点より高い第2のキュリー点を持つ第2の感温磁性体と、前記第2の感温磁性体に対向して設け前記第2の感温磁性体を引き付ける第2の磁石を有し、前記第2の感温磁性体の温度が第2のキュリー点を越えるまで、前記第2の磁石により前記第1の磁石の動作を拘束するとともに、前記第2の感温磁性体の温度が第2のキュリー点を越えると前記第1の感温磁性体の第1のキュリー点で前記触媒燃焼部の温度をほぼ一定に制御するようにしたものであり、ガス流量制御手段により燃料ガスの供給を制御する温度と、制御手段によりガス流量制御手段の動作の拘束を解除する温度との2段階の温度設定をすることができ、2段階の温度設定が必要な機器の要求仕様を満足することができる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、外部操作で第2の磁石を第2の感温フェライトに吸着させ、高い方の温度に設定可能としたものであり、第1の磁石の動作を拘束することができ、外部からの操作で必要な時に高い方の温度設定をすることができる。
【0016】
請求項3に記載の発明は、上記請求項に記載の発明において、第2の磁石に外部より操作できる軸部を設け、前記第2の磁石を第2の感温磁性体に手動で吸着させるようにしたものであり、外部からの操作で第2の磁石を第2の感温磁性体に吸着することにより、第1の磁石と第2の磁石との間の距離が短くなり、第1の磁石と第2の磁石との間の吸着力が発生し、第1の磁石の動作を拘束することができ、外部からの操作で必要な時に高い方の温度設定をすることができる。
【0017】
請求項4に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、第1の磁石と第2の磁石の吸着力より強いばねで第2の磁石を付勢したものであり、第2の感温磁性体の温度が第2のキュリー点を越えると、第2の磁石は第2の感温磁性体に吸着できなくなり、ばねにより第2の感温磁性体から離され、第1の磁石と第2の磁石の吸着力が殆どなくなって、第2の磁石による第1の磁石の動作の拘束を解除することができる。
【0018】
【実施例】
本発明の一実施例について、図1および図2を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0019】
図に示すように、温度制御ノズル16は、触媒燃焼部4の温度により燃料ガスの供給を制御するガス流量制御手段17と、このガス流量制御手段17の動作を制御する制御手段18とで構成している。
【0020】
ガス流量制御手段17に設けた第1の感温フェライト(第1の感温磁性体)19は、磁気的特性が急激に変化する第1のキュリー点(例えば90℃)をもち、リング状に形成してケース20に固定している。第1の磁石21は、ケース20の内面に所定の隙間を介して第1の感温フェライト19に対向して設け、第1の感温フェライト19を吸引するもので、第1の感温フェライト19と反対側の面にガイド部材10を固定し、このガイド部材10に弁部材11を固定している。ばね12は第1の磁石21を第1の感温フェライト19より離反する方向に付勢している。
【0021】
制御手段18に設けた第2の感温フェライト(第2の感温磁性体)22は、磁気的特性が急激に変化する第1のキュリー点(例えば100℃)をもち、リング状に形成してケース20に固定している。第2の磁石23は、ケース20の内面に所定の隙間を介して第2の感温フェライト22に対向して設け、第2の感温フェライト22を吸引するもので、第1の感温フェライト19と反対側に押し棒(軸部)24を固定し、外部からの操作で第2の磁石23を第2の感温磁性体22に手動で吸着できるようにし、ばね25で第2の磁石23を第2の感温フェライト22より離反する方向に付勢している。
【0022】
第1の磁石21と第2の磁石23は互いに吸引するように極性を設定し、第2の感温フェライト22の温度が第2のキュリー点を越えるまで、第2の磁石23により第1の磁石21の動作を拘束するようにしている。すなわち、第2の感温フェライト22の温度が第2のキュリー点を越えるまで、制御手段18によりガス流量制御手段17の動作を拘束するようにしている。
【0023】
ばね25は第1の磁石21と第2の磁石23の吸着力より強いばね力を有しており、第2の感温磁性体22の温度が第2のキュリー点を越えると、第2の磁石23を第2の感温フェライト22より離反する方向に移動させ、第2の磁石23により第1の磁石21の動作を拘束しないようにしている。他の構成は従来例と同じである。
【0024】
上記構成において動作を説明すると、燃料ガス供給口15より燃料ガスを供給すると、燃料ガスは第1の感温フェライト19の中央部を通り、第1の感温フェライト19と第1の磁石21の隙間から、第1の磁石21とケース20との隙間を通過して、弁ポート14に至りノズル部2より吹き出す。このとき、燃料ガスはインジェクター部3で周囲の空気を巻き込み混合気となって触媒燃焼部4に供給される。点火ヒータ5に電流が流れて赤熱すると、燃料ガスに点火し火炎を生じさせる。
【0025】
触媒6の形状は火炎を作るのに適した形状にしており、生じた火炎により触媒6は加熱され、やがて触媒反応を開始する。触媒6が触媒反応を開始することにより火炎には排気ガスしかこなくなり、自然に消滅する。触媒反応によりケース20は加熱され、ケース20が加熱されることによって、ケース20に固定された第1の感温フェライト19および第2の感温フェライト22を加熱する。
【0026】
第1の感温フェライト19または第2の感温フェライト22の温度がそれぞれ組成により決まる第1のキュリー点または第2のキュリー点を越えると、第1の磁石21または第2の磁石23は第1の感温フェライト19または第2の感温フェライト22に吸着できなくなる。
【0027】
今、温度が90℃になると、第1の感温フェライト19の第1のキュリー点になり、第1の磁石21は第1の感温フェライト19に吸着しなくなる。このため、ばね12により付勢された第1の磁石21は第1の感温フェライト19より離れようとするが、第2の磁石23の吸着力の方が強く、第1の磁石21はそのままの位置にあり、弁は開いたままである。
【0028】
この状態でガスは流れ続け、温度がさらに上昇し100℃に達すると、第2の感温フェライト23の第2のキュリー点に達する。このため、第2の磁石23はもはや第2の感温フェライト22に吸着することができなくなる。このとき、第1の磁石21と第2の磁石23は引き合っているが、第2の磁石23を付勢しているばね25は第1の磁石21と第2の磁石23の引き合う力より強く設定されているため、第2の磁石23は第2の感温フェライト22より引き離される。
【0029】
第2の磁石23が引き離されることにより、第1の磁石21もばね12により動かされ、弁部材11が弁ポート14を塞ぐ。このことにより、燃料ガスは流れなくなり、温度が下がり始める。温度が100℃以下になると、第2の感温フェライト22の温度は第2のキュリー点以下となり、第2の磁石23が吸着できるようになるが、このときの第2の磁石23と第2の感温フェライト22の距離は充分離れており、ばね25のばね力に抗して吸着することはない。
【0030】
さらに温度が下がり90℃以下になると、第1の感温フェライト19が第1の磁石21に吸着するようになる。この時、第1の磁石21と第1の感温フェライト19との距離は充分近く、ばね12のばね力に抗して吸着する。その結果、再び燃料ガスの通路が開かれ、触媒燃焼部4に燃料ガスが供給される。触媒6は再び反応を開始し温度が上がりはじめる。温度が90℃に達すると、第1の磁石21は第1の感温フェライト19に吸着できなくなる。
【0031】
今度は第2の磁石23は離れた位置にあり、第1の磁石21を吸着できない。そのため、第1の磁石21はばね12により引き離され、弁部材11が弁ポート14を塞ぎ、燃料ガスの供給が停止する。このように、最初は第2の感温フェライト22の第2のキュリー点(100℃)に達した温度が、その次からは第1の感温フェライト19の第1のキュリー点(90℃)で制御されるようになる。
【0032】
外部からの操作により押し棒24に力を加え、第2の磁石23を第2の感温フェライト22に押し付けると、第2の磁石23と第2の感温フェライト22は吸着し、再び最初の状態になり、温度が第2の感温フェライト22の第2のキュリー点(100℃)を越えるまでガスは停止せず、一度第2の感温フェライト22の第2のキュリー点(100℃)を越えると、その次からは第1の感温フェライト19の第1のキュリー点(90℃)で温度制御される。
【0033】
このように本実施例では、2種類の感温フェライトを用いて、2段階の温度で加熱部を制御することができる。2段階の温度は感温フェライトの特性で設定できるため、2段階の温度の制御が必要なジャーポットや炊飯器等の用途に適したものである。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、触媒燃焼部の温度により燃料ガスの供給を制御するガス流量制御手段と、このガス流量制御手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記ガス流量制御手段は、磁気的特性が急激に変化する第1のキュリー点を持つ第1の感温磁性体と、前記第1の感温磁性体に対向して設け前記第1の感温磁性体を引き付ける第1の磁石と、前記触媒燃焼部への燃料ガスの供給を制御する弁を有し、前記制御手段は、第1のキュリー点より高い第2のキュリー点を持つ第2の感温磁性体と、前記第2の感温磁性体に対向して設け前記第2の感温磁性体を引き付ける第2の磁石を有し、前記第2の感温磁性体の温度が第2のキュリー点を越えるまで、前記第2の磁石により前記第1の磁石の動作を拘束するとともに、前記第2の感温磁性体の温度が第2のキュリー点を越えると前記第1の感温磁性体の第1のキュリー点で前記触媒燃焼部の温度をほぼ一定に制御するようにしたから、ガス流量制御手段により燃料ガスの供給を制御する温度と、制御手段によりガス流量制御手段の動作の拘束を解除する温度との2段階の温度設定をすることができ、2段階の温度設定が必要な機器の要求仕様を満足することができる。また、第1の感温磁性体の第1のキュリー点により燃料ガスの供給を制御することができ、第1の感温磁性体の組成だけで決まる温度で、触媒燃焼部の温度をほぼ一定の温度に制御することができる。
【0035】
また、請求項2に記載の発明によれば、外部操作で第2の磁石を第2の感温フェライトに吸着させ、高い方の温度に設定可能としたから、外部からの操作で必要な時に高い方の温度設定をすることができる。
【0036】
また、請求項3に記載の発明によれば、第2の磁石に外部より操作できる軸部を設け、前記第2の磁石を第2の感温磁性体に手動で吸着させるようにしたから、外部からの操作で必要な時に高い方の温度設定をすることができる。
【0037】
また、請求項4に記載の発明によれば、第1の磁石と第2の磁石の吸着力より強いばねで第2の磁石を付勢したから、第2の感温磁性体の温度が第2のキュリー点を越えると、ばねにより第2の磁石を第2の感温磁性体から離すことができ、第1の磁石と第2の磁石の吸着力が殆どなくなって、第2の磁石による第1の磁石の動作の拘束を解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の触媒燃焼加熱器の温度制御装置を備えた触媒燃焼加熱器の断面図
【図2】 同触媒燃焼加熱器の温度制御装置の断面図
【図3】 従来の触媒燃焼加熱器の温度制御装置を備えた触媒燃焼加熱器の断面図
【図4】 同触媒燃焼加熱器の温度制御装置の断面図
【符号の説明】
4 触媒燃焼部
17 ガス流量制御手段
18 制御手段

Claims (4)

  1. 触媒燃焼部の温度により燃料ガスの供給を制御するガス流量制御手段と、このガス流量制御手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記ガス流量制御手段は、磁気的特性が急激に変化する第1のキュリー点を持つ第1の感温磁性体と、前記第1の感温磁性体に対向して設け前記第1の感温磁性体を引き付ける第1の磁石と、前記触媒燃焼部への燃料ガスの供給を制御する弁を有し、前記制御手段は、第1のキュリー点より高い第2のキュリー点を持つ第2の感温磁性体と、前記第2の感温磁性体に対向して設け前記第2の感温磁性体を引き付ける第2の磁石を有し、前記第2の感温磁性体の温度が第2のキュリー点を越えるまで、前記第2の磁石により前記第1の磁石の動作を拘束するとともに、前記第2の感温磁性体の温度が第2のキュリー点を越えると前記第1の感温磁性体の第1のキュリー点で前記触媒燃焼部の温度をほぼ一定に制御するようにした触媒燃焼加熱器の温度制御装置。
  2. 外部操作で第2の磁石を第2の感温フェライトに吸着させ、高い方の温度に設定可能とした請求項1記載の触媒燃焼加熱器の温度制御装置。
  3. 第2の磁石に外部より操作できる軸部を設け、前記第2の磁石を第2の感温磁性体に手動で吸着させるようにした請求項記載の触媒燃焼加熱器の温度制御装置。
  4. 第1の磁石と第2の磁石の吸着力より強いばねで第2の磁石を付勢した請求項1または2記載の触媒燃焼加熱機器の温度制御装置。
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