JP3674103B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は送風ファンにより回転ドラム内に熱風を供給して衣類を乾燥する衣類乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の衣類乾燥機は図6および図7に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図6に示すように、外枠1は、内部に回転ドラム2を回転自在に配設している。すなわち、回転ドラム2の前部の開口部をドラム前板3で支持し、後部を背板4に固定したシャフト5を介して軸受6にて支持している。この回転ドラム2の奥壁には衣類からでるリントが機外に放出しないようにフィルター7およびフィルターカバー8を着脱自在に装着している。
【0004】
蓋体9は、回転ドラム2内へ衣類を投入する投入口を開閉するようにしている。回転ドラム2の後方に送風ファン(送風手段)10を軸支し、モータ11の回転をベルト12、13にて回転ドラム2および送風ファン10に伝達し、バーナー(熱源)14にて加熱された熱風を回転ドラム2内に送風するようにしている。
【0005】
蓋体9には、図7に示すように、棒状の突起部15を設けており、ドラム前板3を外枠1に固定する柱部16にスイッチ部17を設け、蓋体9を閉めることにより、突起部15でスイッチ部17を押し、蓋体9が閉められたことを検知し、逆に、蓋体9が開けられたときは、スイッチ部17を押していた突起部15が離れることにより、スイッチ部17がオフされ、蓋体9が開けられたことを検知していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の構成では、蓋体9が開いていた場合、突起部15が外観として現れる。このとき、衣類乾燥機の設置状態によって、突起部15が使用者の目の位置に位置するなど、安全上の不都合があった。
【0007】
また、突起部15とスイッチ部17が蓋体9の係止部より離れた位置に配設された場合、蓋体9が完全に閉まらない状態で回転ドラム2が回転したり、蓋体9が開いているのに回転ドラム2が回転しているといった不都合もあった。
【0008】
本発明上記課題を解決するもので、外観上の安全性を図るとともに、蓋体の開閉角度がより小さい位置での蓋体の開閉検知ができるようにして安全性を向上させ、さらに部品点数を削減することを第1の目的としている。
【0009】
また、上記第1の目的を達成するとともに、組立性を向上し、部品点数を削減することを第2の目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記第1の目的を達成するために、外枠と、この外枠内に回転自在に軸支した回転ドラムと、この回転ドラム内の衣類を乾燥する熱風を加熱する熱源と、この熱源からの熱風を前記回転ドラム内へ供給する送風手段と、前記外枠の前面に開閉自在に配設した蓋体と、この蓋体に取り付けた磁石により動作する近接スイッチと、この近接スイッチにより回転ドラムを回転、停止させる制御手段とを備え、前記近接スイッチは、前記外枠に取り付けられ前記蓋体を係止する係止部の近傍に配設され、前記係止部には、前記近接スイッチの前方に設けた前記外枠の穴を覆うカバーが一体に形成されたことを第1の課題解決手段としている。
【0011】
また、第1の目的を達成するために、上記第1の課題解決手段に加えて、回転ドラムを支持するドラム前板と、このドラム前板を外枠に固定する柱部とを備え、近接スイッチは、前記柱部に延設した溝部に収納され、かつ外枠に取り付けられ係止部と一体に形成されたカバーにて固定される構成としたことを第2の課題解決手段としている。
【0012】
また、第2の目的を達成するために、上記第2の課題解決手段の近接スイッチは、溝部に一体に形成され先端に凸部を設けた弾性部材により固定される構成としたことを第3の課題解決手段としている。
【0013】
【作用】
本発明は上記した第1の課題解決手段により、蓋体には近接スイッチを動作させる磁石を取り付けているだけであるので、蓋体を開けた状態でも外観に著しい突起部をなくすることができ、安全性を高めることができ、係止部の近傍に蓋体の開閉検知をする近接スイッチを配設することにより、精度の高い蓋体開閉検知が可能になり、近接スイッチのカバーと蓋体を係止する係止部を一体にすることにより、部品点数を削減することができる。
【0014】
また、第2の課題解決手段により、近接スイッチをドラム前板を外枠に固定する柱部に延設した溝部に収納され、かつ外枠に取り付けられ係止部と一体に形成されたカバーにて固定される構成とすることにより、部品点数を削減することができる。
【0015】
また、第3の課題解決手段により、近接スイッチをドラム前板を外枠に固定する柱部に延設した溝部に一体に形成され先端に凸部を設けた弾性部材により固定することにより、組立性を向上できるとともに、部品点数を削減することができる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図1から図5を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0017】
図1に示すように、係止部18は、外枠1に固着し、図3に示すように、蓋体19に取り付けた握手20の爪(図示せず)を係止して蓋体19を係止するようにしている。この係止部18の中心線上で、かつ係止部18の略上部に近接スイッチ21を配設し、蓋体19の近接スイッチ21に対応する位置に磁石22を配設している。係止部18に、図4に示すように、カバー23を延設し、近接スイッチ21の前面に外枠1に設けた穴24を覆うようにしている。
【0018】
柱部25は、ドラム前板3を外枠1に固定するとともに、図5に示すように、溝部26を延設し、この溝部26に先端に凸部27を設けた弾性部材28を一体に形成している。近接スイッチ21は、溝部26に収納し弾性部材28により固定するとともに、外枠1に取り付けた係止部18より延設したカバー23にて固定している。この近接スイッチ21は、制御装置(制御手段)29に接続し、蓋体19の開閉に応じて、回転ドラム2を回転、停止させる。
【0019】
上記構成において、衣類を回転ドラム2内に投入し、蓋体19を閉めることにより、磁石22により近接スイッチ21が動作し、スタートスイッチ(図示せず)を押すことにより乾燥運転を開始する。回転ドラム2内に投入された被乾燥物は、回転ドラム2の回転により攪拌されながら、送風ファン10によりバーナー8により加熱された熱風を回転ドラム2内に供給し、乾燥処理される。
【0020】
運転途中で蓋体19を開くと、近接スイッチ21により蓋体19が開いたことを検知し、制御装置29により回転ドラム2を停止させるとともに、バーナー8の燃焼を停止する。このとき、蓋体19の開き角度をより小さくした位置での蓋体19の開閉検知が可能となり、また、蓋体19には近接スイッチ21を動作させる磁石22を取り付けているだけであるので、図3の点線で示すように、蓋体19を開けた状態でも外観に著しい突起部をなくすることができ、安全性を高めることができる。
【0021】
また、係止部18の近傍に蓋体19の開閉検知をする近接スイッチ21を配設することにより、精度の高い蓋体開閉検知が可能になり、さらに、近接スイッチ21を係止部18の略上部に配設することにより、より精度の高い蓋体開閉検知が可能になり、上部からの水、ほこりの付着を防止することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本発明は、外枠と、この外枠内に回転自在に軸支した回転ドラムと、この回転ドラム内の衣類を乾燥する熱風を加熱する熱源と、この熱源からの熱風を前記回転ドラム内へ供給する送風手段と、前記外枠の前面に開閉自在に配設した蓋体と、この蓋体に取り付けた磁石により動作する近接スイッチと、この近接スイッチにより回転ドラムを回転、停止させる制御手段とを備え、前記近接スイッチは、前記外枠に取り付けられ前記蓋体を係止する係止部の近傍に配設され、前記係止部には、前記近接スイッチの前方に設けた前記外枠の穴を覆うカバーが一体に形成されたから、蓋体を開いた状態においても外観上不安全となるような形状のものをなくすることができ、近接スイッチを蓋体を係止する係止部近傍に位置させることにより、蓋体の開き角度をより小さくした位置での蓋体開閉検知が可能となり、回転ドラムの回転中に蓋体と外枠との隙間より回転物に触れられないようでき、安全性を向上することができ、また、近接スイッチのカバーと蓋体を係止する係止部を一体にすることにより、部品点数を削減することができる。
【0023】
また、回転ドラムを支持するドラム前板と、このドラム前板を外枠に固定する柱部とを備え、近接スイッチは、前記柱部に延設した溝部に収納され、かつ外枠に取り付けられ係止部と一体に形成されたカバーにて固定される構成としたから、部品点数を削減することができる。
【0024】
また、近接スイッチは、溝部に一体に形成され先端に凸部を設けた弾性部材により固定される構成としたから、組立が簡単になり、サービス性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の衣類乾燥機の蓋体の係止部で断面し一部切欠した断面図
【図2】 同衣類乾燥機の断面図
【図3】 同衣類乾燥機の斜視図
【図4】 同衣類乾燥機の蓋体の係止部の拡大斜視図
【図5】 同衣類乾燥機の要部断面図
【図6】 従来の衣類乾燥機の縦断面図
【図7】 同衣類乾燥機の蓋体の係止部で断面し一部切欠した断面図
【符号の説明】
1 外枠
2 回転ドラム
3 ドラム前板
10 送風ファン(送風手段)
14 バーナー(熱源)
18 係止部
19 蓋体
21 近接スイッチ
22 磁石
29 制御装置(制御手段)
Claims (3)
- 外枠と、この外枠内に回転自在に軸支した回転ドラムと、この回転ドラム内の衣類を乾燥する熱風を加熱する熱源と、この熱源からの熱風を前記回転ドラム内へ供給する送風手段と、前記外枠の前面に開閉自在に配設した蓋体と、この蓋体に取り付けた磁石により動作する近接スイッチと、この近接スイッチにより回転ドラムを回転、停止させる制御手段とを備え、前記近接スイッチは、前記外枠に取り付けられ前記蓋体を係止する係止部の近傍に配設され、前記係止部には、前記近接スイッチの前方に設けた前記外枠の穴を覆うカバーが一体に形成された衣類乾燥機。
- 回転ドラムを支持するドラム前板と、このドラム前板を外枠に固定する柱部とを備え、近接スイッチは、前記柱部に延設した溝部に収納され、かつ外枠に取り付けられ係止部と一体に形成されたカバーにて固定される構成とした請求項1記載の衣類乾燥機。
- 近接スイッチは、溝部に一体に形成され先端に凸部を設けた弾性部材により固定される構成とした請求項2記載の衣類乾燥機。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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JPH0994393A JPH0994393A (ja) | 1997-04-08 |
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Family Applications (1)
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JP25271495A Expired - Fee Related JP3674103B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 衣類乾燥機 |
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1995
- 1995-09-29 JP JP25271495A patent/JP3674103B2/ja not_active Expired - Fee Related
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