JP3673119B2 - 放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置 - Google Patents

放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電極が対設され水銀や金属ハロゲン化物等の発光物質が封入された密閉チャンバー部をもつ放電ランプ用アークチューブを製造する工程において、アークチューブのチャンバー部に所定量のペレット状金属ハロゲン化物(以下、ペレットという)を供給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来技術としては、実開昭62−118340号が知られている。これは、図12に示されるように、外周にペレットPが入り込む凹部2を設けたロータ1と、内部にペレットPを収容したホッパ3とが、ホッパ3の内部にロータ1の外周面が臨む形態に配置され、ロータ1の内部には、吸気空間部5と排気空間部6とが設けられ、一方、ロータ1の凹部2には、吸気空間部5または排気空間部6に連通して吸排気通路を構成する孔7が設けられて、ロータ1の回転に伴って、ホッパ3内のペレットPが凹部2に入りこんで吸着保持されるとともに、ペレットPを収容した凹部2が排出予定位置までくると、孔7からの排気によってペレットPが排出されるというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記した従来技術では、第1に、ホッパ3がロータ1の外部に設けられているため、それだけ装置が大型となる。
【0004】
第2に、ペレット(金属ハロゲン化物)Pは吸湿性にとみ、大気に触れるとすぐに潮解してしまって、ペレットを1個ずつ供給することが困難となるとか、水分を吸収したペレットでは、ランプ特性を著しく低下させる等の種々の問題があった。
【0005】
本発明は、前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、不活性ガスの供給される密閉ケース内に、ペレット収容室を設けた回転ドラムを配置することで、装置の大型化もペレットの吸湿も招くことのないペレット供給装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】
前記目的を達成するために、請求項1に係る放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置においては、ペレット収容室に収容した金属ハロゲン化物などのペレット群から1個ずつペレットを取り出して放電ランプ用アークチューブに供給する放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置において、前面側に開口する回転ドラム収容部が形成された装置本体ケースと、前記装置本体ケースの前面開口部に取り付けられて、回転ドラム収容部を密閉する蓋と、前記回転ドラム収容部に縦回転可能に配置され、前記蓋に臨む前面側に回転体形状のペレット収容室が形成された回転ドラムと、前記装置本体ケースから延出するペレット供給ノズルとを備え、
前記回転ドラムの周壁に、ペレット1個を挿通できる大きさの貫通孔を周方向等間隔に設け、一方、前記装置本体ケースにおける回転ドラムの周壁に対向する部位には、前記回転ドラムの周壁に摺接して貫通孔に収納されたペレットを貫通孔内に保持する円弧状の摺接面と、前記貫通孔を介してペレット収容室に不活性ガスを供給するガス供給孔と、前記回転ドラムが回転しペレット収納貫通孔が正対する位置となったときに貫通孔内のペレットを排出する、前記ペレット供給ノズルに連通するペレット排出孔と、を設けるように構成した。
(作用)回転ドラムが回転し、略最下点位置にきた貫通孔にペレット1個が自重で入り込む。貫通孔の下部には、摺接面が周方向に延在しており、回転ドラムが回動しても、貫通孔内のペレットは下方から摺接面で支持されるため、貫通孔内に保持される。そして、回転ドラムの回動にともなって、ペレットを収納した貫通孔(以下、ペレット収納貫通孔という)が上方に移動し、ペレット収容室内のペレット群から分離される。そして、ペレット収納貫通孔がペレット排出孔に対応する位置にくると、ペレットの自重と、ペレット収容室内からペレット収納貫通孔を介してペレット排出孔に向かう不活性ガス流とによって、ペレットはペレット排出孔に排出される。ペレット排出孔に排出されたペレットは、ペレット供給ノズルによって、アークチューブのチャンバー部に供給される。さらに回転ドラムが回動し、次のペレット収納貫通孔がペレット排出孔に対応する位置にくると、同様にして、ペレットはペレット排出孔に排出され、ペレット供給ノズルによって、アークチューブのチャンバー部に供給される。このようにして、次々と1個ずつペレットが供給される。
装置本体ケース内(回転ドラム収容部)に配置された回転ドラムに、ペレット収容室が設けられ、このペレット収容室に多数のペレットを収容できるので、従来装置のように、回転ドラム(ロータ)の外側にホッパを設けなくて済む。
装置本体ケースに設けられたガス供給孔、回転ドラムの周壁に設けられた貫通孔からペレット収容室内に不活性ガスが導かれており、ペレット収容室内は、不活性ガス雰囲気下に保持されて、ペレット収容室内のペレットが大気と接触して潮解したり、ペレット中の水分が過多となる等の不具合がない。
請求項2においては、請求項1に記載の放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置において、前記回転ドラム収容部の内周面を、前記回転ドラムの周壁全周囲に摺接する円筒形状に形成するとともに、前記ガス供給孔に、前記貫通孔の少なくとも1個との連通を確保する周方向に延びるマニホールドを設けるように構成した。
(作用)回転ドラムが周方向どの位置にあっても、マニホールドを介してガス供給孔と貫通孔との連通が確保されて、ペレット収容室内には常に不活性ガスが導かれている。
特に、ガス供給孔,マニホールド,貫通孔からペレット収容室内に導かれた不活性ガスは、ペレット排出孔寄りに位置する貫通孔から、回転ドラムと回転ドラム収容部間の隙間(摺接面)を通って、ペレット排出孔に流入する不活性ガスの流れを形成する。そして、貫通孔の内側(ペレット収容室内)から外側(ペレット収容室外)に向かうこの不活性ガスの流れは、ペレット収納予定位置では、ペレットの貫通孔への落下収納を促進するとともに、ペレットが貫通孔に収納されて後、回転ドラムが回転しペレット収納貫通孔がペレット排出孔に正対する位置となるまでの間、ペレットを貫通孔内に押しとどめる作用がある。そして、ペレット収納貫通孔がペレット排出孔に正対する位置となると、ペレット収容室内の不活性ガスは、ペレット収納貫通孔からペレット排出孔に流出し易くなるため、この不活性ガスの流れが貫通孔内のペレットのペレット排出孔への落下排出を促進する。そして、ペレット収容室内の圧力が大気圧よりも大きい場合には、ペレット収納貫通孔がペレット排出孔に正対する位置となると、ペレット収容室内の圧力がペレット排出孔を介して解放されることとなって、その圧力に応じた速度で、不活性ガスが流出し、同時にペレットも排出される。
請求項3においては、請求項1に記載の放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置において、前記円弧状の摺接面を、前記回転ドラムの周壁のほぼ下半分の領域に対向して設けるように構成した。
(作用)回転ドラムが周方向どの位置にあっても、回転ドラムの周壁外周面の上半分と回転ドラム収納部内周面間の隙間を介して、円弧状の摺接面に対向しない位置にくる貫通孔とガス供給孔との連通が確保されて、ペレット収容室内には常に不活性ガスが導かれている。
請求項4においては、請求項1〜3のいずれかに記載の放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置において、前記ガス供給孔に供給される不活性ガスの圧力が調整されて、前記ペレット収容室内のガス圧を0.02〜0.1kg/cm2の範囲内の所定値に保持するように構成した。
(作用)ペレット収容室内のガス圧力は、ある程度高い方が貫通孔の内側から外側に向かうガスの流速が速く、ペレットの貫通孔への収納と、ペレットのペレット排出孔への排出とが促進される。しかし、ペレット収容室内のガス圧力が高すぎると、貫通孔に複数のペレットが同時に収納されて目詰まりしたり、ペレットが割れるおそれがある。そこで、貫通孔を目詰まりさせることなく、ペレットが割れないように、しかもペレットを排出孔からスムーズに排出できるようにするためには、ペレット収容室内のガス圧力は、0.02〜0.1kg/cm2の範囲内の所定値に設定することが望ましい。
請求項5においては、請求項1〜4のいずれかに記載の放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置において、前記蓋を、装置本体ケースに支承された支承部周りに揺動させて開閉するように構成した。
(作用)蓋を揺動させてペレット収容室を開口し、新たなペレット群をペレット収容室に補充することができる。
請求項6においては、請求項1〜5のいずれかに記載の放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置において、前記ペレット収容室を形成する回転ドラムの内周壁にV字溝を周設するとともに、前記貫通孔を前記V字溝の底部に設けるように構成した。
(作用)ペレット収容室内のペレット群は、自重によりV字溝の底部に集まるので、ペレット収容室内のペレット群が残り少なくなったとしても、ペレットは貫通孔に導かれる。
請求項7においては、請求項1〜6のいずれかに記載の放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置において、前記貫通孔の深さHを、貫通孔の内径をDとして、D/2<H≦Dの範囲に形成するようにした。
(作用)貫通孔の深さHが孔径Dよりも大きいと、2個以上のペレットが入り込み、目詰まりしたり、2個以上のペレット同時に供給されたりする場合がある。
また、貫通孔の深さHが孔径Dの1/2よりも小さいと、ペレット収納貫通孔がペレット排出孔に正対する位置にくる前にペレットが貫通孔から転がり出て、ペレット群に戻ってしまってペレットを供給することができないおそれがある。そこで、貫通孔の深さHは、貫通孔の内径をDとして、D/2<H≦Dの範囲に設定した。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
【0008】
図1〜図8は本発明に係わる放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置の一実施例を示すもので、図1は同実施例装置を用いてペレットを供給して製造したアークチューブを備えた自動車用ヘッドランプの放電バルブの縦断面図、図2は同アークチューブの製造工程を説明する図で、(a)は一次ピンチシール工程説明図、(b)は水銀供給工程説明図、(c)は金属ハロゲン化物供給工程説明図、(d)は二次ピンチシール工程説明図、図3はペレット供給装置の正面図、図4は同装置の側面図、図5は同装置の一部を断面で示す要部拡大正面図、図6は同装置の要部拡大断面面(図5に示す線VI−VIに沿う断面図)、図7は貫通孔周辺の形状を示す拡大断面図、図8はペレット収容室内のペレットを1個ずつ排出する工程を説明する工程説明図で、(a)は貫通孔にペレット1個が入った状態を示す図、(b)は貫通孔に入ったペレットが回転ドラムとともに移動する様子を示す図、(c)は回転ドラムが回動して貫通孔に入ったペレットがペレット群から分離された状態を示す図、(d)はペレット収納貫通孔が排出孔に対応する位置となってペレットが排出される様子を示す図である。
【0009】
これらの図において、アークチューブ10は、直線状延出部w1 の長手方向途中に球状膨出部w2 が形成された円パイプ形状の石英ガラス管Wの球状膨出部w2 寄りがピンチシールされて、放電空間を形成する楕円体形状のチップレス密閉チャンバー部12の両端部に横断面矩形状のピンチシール部13,13が形成された構造で、密閉チャンバー部12内には、始動用希ガスと水銀及び金属ハロゲン化物等の発光物質が封入されている。また密閉チャンバー部12内には、放電電極を構成するタングステン製の電極棒16,16が対向配置されており、電極棒16,16はピンチシール部13,13に封着されたモリブデン箔17,17に接続され、ピンチシール部13,13の端部からはモリブデン箔7,7に接続されたモリブテン製リード線18,18が導出し、後端側リード線18は非ピンチシール部である円パイプ形状部14を挿通して外部に延びている。
【0010】
また、図1は、アークチューブ10を絶縁製ベース20に取り付けて一体化したヘッドランプ用の放電バルブを示し、アークチューブ10の前端部は絶縁性ベース20の前方に突出する一本のリードサポート22によって支持され、アークチューブ10の後端部はベース20の凹部20aで支持され、さらにアークチューブ10の後端部寄りが絶縁性ベース20の前面に固定された金属製支持部材Sによって把持された構造となっている。
【0011】
アークチューブ10から導出する前端側リード線18は、溶接によってリードサポート22に固定され、一方、後端側リード線18は、ベース20の凹部20a形成底面壁20bを貫通し、底面壁20bに設けられている端子19に、溶接により固定されている。符号Gは、アークチューブ10から発した光の中で、人体に有害な波長域の紫外線成分をカットする円筒形状の紫外線遮蔽用グローブで、アークチューブ10に溶着一体化されている。
【0012】
このアークチューブ10を製造するには、まず図2(a)に示されるように、直線状延出部w1 の途中に球状膨出部w2 の形成されている円筒形ガラス管Wの一方の開口端側から、電極棒16とモリブデン箔17とリード線18を接続一体化した電極アッシーAを挿入し、球状膨出部w2 の近傍位置q1 を一次ピンチシールする。次いで、図2(b),(c)に示されるように、上方に向けて開口する他方の開口端側から、球状膨出部w2 (チャンバー部12)に水銀P1,金属ハロゲン化物(ペレット)P2等の発光物質を投入する。そして、図2(d)に示されるように、電極棒16とモリブデン箔17とリード線18を接続一体化した他の電極アッシーAを開口端側から挿入した後、球状膨出部w2 の近傍位置q2 を加熱しつつ二次ピンチシールして、球状膨出部w2 を密封することで、チップレス密閉チャンバー部12をもつアークチューブ10が完成する。
【0013】
なお、図2(a)に示す一次ピンチシール工程は、電極アッシーAが酸化されないように、不活性ガス(一般には、安価なアルゴンガス)をフォーミングガスとしてガラス管W内へ供給しつつ、ピンチシールを行なう。また図2(d)に示す二次ピンチシール工程では、Xeガスをガラス管W内へ供給した後、直線状延出部w1の開口端を、図3(d)符号q3に示すようにピンチシールする等して閉じ、発光物質等を気化させないように、球状膨出部w2を液体窒素で冷却し、ガラス管Wの内部を真空に近い状態にしてピンチシールが行われる。
チャンバー部12に金属ハロゲン化物のペレットを供給するペレット供給装置は、図3〜6に示されるように、内部に回転ドラム40が縦回転可能に収容された装置本体ケース30と、装置本体ケース30に設けられたガス供給孔32に接続されたArガスボンベ48と、回転ドラム40を装置本体ケース30に対し回転駆動する駆動モータ60と、回転ドラム40側の回転駆動軸に設けられたディスク66の目盛りを検出することで、回転ドラム40の周方向位置を検出する位置検出器64と、装置本体ケース30のペレット排出孔33から延びるペレット供給ノズル34と、装置本体ケース30に支持され、ペレット供給ノズル34を通過するペレットの数を検出するペレット検出センサー70と、ペレット検出センサ70と位置検出器64からの検出情報に基づいて駆動モータ60の駆動(回転ドラム40の回動)を制御する制御装置80とから主として構成されている。
【0014】
装置本体ケース30の内部構造は、図5,6に示されるように、矩形体形状の装置本体ケース30の前面側に、回転ドラム収容部である回転体形状の開口部31が設けられ、装置本体ケース30の前面には、ねじ締結により蓋38が固定されて、装置本体ケース30の内部(回転ドラム収容部31)が密閉されている。そして、この密閉された回転ドラム収容部31内には、ペレット収容部42を設けた回転ドラム40が縦回転可能に配置されている。
【0015】
蓋38は透明ガラス製で、蓋38を開けなくてもペレット収容室31内のペレット残量を確認できる。符号38aは、蓋38を固定するためのブラケット、符号38bは、締結ねじである。符号39は、装置本体ケース30の前面と蓋38間に介装されたシール用のOリング、符号37は、回転ドラム40側の回転駆動軸41と装置本体ケース30背面壁に設けた回転駆動軸貫通孔30a間に介装されたシール用のOリング、符号36は、装置本体ケース30と回転ドラム40の回転駆動軸41間に介在された軸受であるボールベアリングである。
【0016】
また、回転ドラム40の前面側には、その周壁42aの内側にV字型の溝44が周設された回転体形状の凹部空間43が設けられている。そして、回転ドラム収容部31内に配置された回転ドラム40は、その前面側が蓋38に接近した形態に保持されて、凹部空間43と蓋38とによってペレット収容室42が画成され、このペレット収容室42内には、ほぼ同一の大きさの多数のペレットPが収容されている。
【0017】
回転ドラム40の周壁42aのV字溝44の底部における周方向12等分位置には、ペレット1個を挿通できる大きさの貫通孔45が設けられている。即ち、回転ドラム40の回転中心から30度のピッチで貫通孔45が設けられている。V字溝44を形成する傾斜面44a,44bは貫通孔45に向かって延びており、ペレット収容室42内に収容されているペレットPは、自ずと貫通孔45に向かって転がり、それだけ貫通孔45にペレットPが入りやすいといえる。
【0018】
また、貫通孔45の孔径は、ペレットPの平均粒径d(=0.40mm)の約1.2倍に設定されて、貫通孔45にはペレット1個がスムーズに入り込むことができ、かつ2個以上のペレットPが同時に入り込むことが困難となっている。さらに、貫通孔45の深さHは、図7に示されるように、貫通孔45に収納されたペレットPの頭部が貫通孔45よりペレット収容室42内に突出して、他のペレットPの貫通孔45内への侵入を阻止できるように、貫通孔45の内径をDとして、H=0.8Dに設定されている。
【0019】
回転ドラム40の周壁40aは、回転ドラム収容部31の内周面に摺接するように構成されており、貫通孔45内に収納されたペレットPは、回転ドラム40の回動にともなって、貫通孔45に収納された状態のまま回転ドラム40と一体に回動するようになっている。
【0020】
また、装置本体ケース30(回転ドラム収容部31)の上側面壁には、装置本体ケース30(回転ドラム収容部31)内に開口するガス供給孔32が設けられ、このガス供給孔32には、Arガスボンベ48から延びる配管49が接続されている。一方、装置本体ケース30の左側面壁(装置本体ケース30を正面から見て左側側面壁)の上下方向略中央部には、回転ドラム収容部31側から斜め15度下方外部に向かって開口するペレット排出孔33が設けられ、このペレット排出孔33には、先端部がアークチューブ10の直線状延出部(ガラス管)w2内に延びるペレット供給ノズル34(図5参照)が接続されている。また、ペレット排出孔33の口径は、貫通孔45内のペレットPが排出されやすいように、貫通孔45の口径より幾分大きく形成されている。
【0021】
また、ガス供給孔32の回転ドラム収容部31側への開口部には、周方向に延びる溝35が形成されて、回転ドラム40のペレット収容室42内が常に貫通孔45を介してガス供給孔32に連通するように構成されている。即ち、溝35は、回転ドラム40が周方向どの位置にあっても、貫通孔45をガス供給孔32に連通させるマニホールドを構成している。そして、ガス供給孔32から供給されるArガスは0.05kg/cm2の圧力に設定されて、ペレット収容室内42は、0.05kg/cm2のArガス雰囲気下に保持されている。
【0022】
次に、本実施例のペレット供給装置の動作を図5,8に基づいて説明する。
【0023】
図5に示すように、ペレット供給ノズル34の先端部をアークチューブ10の直線状延出部w1に挿通した状態において、回転ドラム40が回動すると、ペレット収容室42内の底部位置において、図8(a)に示されるように、貫通孔45に1個のペレットPが収納される。そして、回転ドラム40の回動が進むと、図8(b),(c)に示されるように、貫通孔45に収納されたペレットPは、ペレット収容室42内のペレット群から分離される。
【0024】
そして、さらに回転ドラム40の回動が進むと、図8(d)に示されるように、ペレット収納貫通孔45aがペレット排出孔33に正対する位置となる。ペレット収容室42は、他の貫通孔45,マニホールド35を介して常にガス供給孔32と連通し、ペレット収容室42内の圧力は、0.05kg/cm2に保持されている。このため、ペレット収容室42内の圧力がペレット収納貫通孔45aとペレット排出孔33を介して解放され、ペレット収容室42内のArガスが、ペレット収納貫通孔45aから勢いよくペレット排出孔33に排出される。このとき、ペレット収納貫通孔45a内のペレットPもArガスと一緒にペレット排出孔33に排出される。そして、ペレット排出孔33に排出されたペレットPは、ペレット供給ノズル34を介して、アークチューブ10の直線状延出部w1からチャンバー部12内に供給される。
【0025】
また、この間に、図8(c),(d)に示されるように、隣接する後続の貫通孔45bには別のペレットPが収納されており、ペレット収納貫通孔45bがペレット排出孔33に正対する位置となると、再びペレット収容室42内のArガスが貫通孔45b内のペレットPをペレット排出孔33に排出する。ペレット排出孔33に排出されたペレットPは、ペレット供給ノズル34を介して、アークチューブ10の直線状延出部w1から球状膨出部w2(チャンバー部12)内に供給される。このようにして、回転ドラム40の回動に連係して、ペレットPを1個ずつペレット供給ノズル34から連続して供給することができる。
【0026】
なお、1本のアークチューブに供給すべきペレットPの数は2個であり、ペレット供給ノズル34を通過するペレットPの数は、ペレット検出センサー70によって検出されて、制御装置80に出力されている。そして、制御装置80内のCPU(図示せず)は、ペレット検出センサー70からの信号によって所定時間内に2個のペレットPがアークチューブ10に供給されたことを確認すると、回転ドラム40の回転を停止するべくモータ60の駆動を制御するとともに、ペレット供給ノズル34によるペレット供給対象であるアークチューブを新たなアークチューブに取り替えるように、アークチューブ把持部材(図示せず)の駆動を制御する。また、回転ドラム40の位置は、常に位置検出器64によって検出されており、この位置検出器64からの信号により、隣接する貫通孔45,45間にペレット排出孔33が位置するように、回転ドラム40が停止する。
【0027】
そして、アークチューブ把持部材が新たなアークチューブをペレット供給ノズル34に対しセットすると、アークチューブのセット完了が制御装置80内のCPUに出力されて、CPUは回動ドラム40の回転を再開するべくモータ60の駆動を制御する。
【0028】
また、ペレット収容室42内の圧力を大気圧より高めた状態に保持しておくと、ペレットPを勢いよく排出できる以外に、次のような作用がある。
【0029】
即ち、回転ドラム40の周壁42aと回転ドラム収容部31の内周壁間(摺接部)には、僅かながら隙が形成されており、ペレット収容室42内の圧力の高い不活性ガスは、ペレット排出孔33寄りに位置する貫通孔45から、この隙間を通って、ペレット排出孔33に流入する流れを形成する。そして、貫通孔45の内側(ペレット収容室42内)から外側(ペレット収容室42外)に向かうこの不活性ガスの流れは、ペレット収納予定位置では、ペレットPの貫通孔45への落下収納を促進するとともに、ペレットPが貫通孔45に収納されて後、回転ドラム40が回転しペレット収納貫通孔45aがペレット排出孔33に正対する位置となるまでの間、ペレットPを貫通孔45a内に押しとどめる作用がある。
【0030】
図9,10は、本発明の第2の実施例を示し、図9は、ペレット供給装置の要部である装置本体ケースの正面図、図10は、同装置本体ケースの断面図(図9に示す線X−Xに沿う断面図)である。
【0031】
前記した第1の実施例では、回転ドラム収容部31が回転体形状に形成されて、回転ドラム収容部31の内周面が回転ドラム40の外周面全域に摺接する構造となっていたが、本実施例では、回転ドラム収容部31が回転ドラム40より1周り大きい短形体形状に形成され、回転ドラム収容部31内に、回転ドラム40の周壁下方領域に摺接する摺接部材100を配置した構造となっている。
【0032】
即ち、摺接部材100は、回転ドラム40の外周面に倣った半円弧状の摺接面102を有し、下方から回転ドラム40の外周面に接するように配設されている。符号114は、摺接部材100の前面側を押さえて、摺接部材100を上下方向に摺動可能に保持する保持部材、符号116は、摺接部材100を上方(回転ドラム40の外周面に接触する方向)に付勢する圧縮コイルスプリングで、回転ドラム40と摺接部材100間の接触圧は、接圧調整ねじ118によって調整できる。
【0033】
また、摺接部材100には、ペレット排出孔33が設けられ、ペレット排出孔33に接続された可撓性テフロン製チューブ33aが装置本体ケース30から延出するペレット供給ノズル34に接続されている。
【0034】
この実施例では、ペレット収容室42内のペレット群が転動する範囲およびペレット収納貫通孔4が回動する領域に対応する部位だけに摺接部材100を設けた構造で、回転ドラム40外周面のその他の領域は、回転ドラム収容部31の内周面から大きく離間し、貫通孔45の多くが回転ドラム収容部31内に解放された構造となっている。
【0035】
このため、回転ドラム40と摺接部材100との摺接面積が小さく、回転ドラム40の回動トルクもそれだけ小さくて済む。
【0036】
また、前記実施例に示すマニホールド35を設けるまでもなく、ガス供給孔32とペレット収容室42は、回転ドラム収容部31と多くの貫通孔45を介して常に連通状態が確保されており、また、摺接部材100の接圧は、接圧調節ねじ118で調節できるので、前記実施例のように、回転ドラム収容部31の内周面形状を正確に加工したり、マニホールド35を形成する等の複雑な加工も不要である。
【0037】
さらに、本装置を粒径の大きさが異なるペレットの供給に使用したい場合には、回転ドラム40を外し、ペレットの粒径に対応した貫通孔45を形成した回転ドラムに交換することで、粒径の異なるペレットの供給に用いることができる。
【0038】
また、蓋138は、ヒンジ140周りに揺動できる構造となっており、フック139を掛止部142に掛止させ、またその掛止を外すことで、蓋138を簡単に開閉でき、ペレット収容室42内へのペレット収容作業を容易に遂行できる。
【0039】
なお、この第2の実施例において、摺接部材100は本体装置ケース30に固定された構造であってもよい。
【0040】
図11は、本発明の第3の実施例であるペレット供給装置の要部である装置本体ケースの断面図である。
【0041】
この実施例では、前記第1の実施例と同様、装置本体ケース30の回転ドラム収容部31の内周面が円筒形状に形成されているが、上半分の領域における内周面31aの半径R1が下半分の領域における内周面31bの半径R2より大きく形成されて、回転ドラム40の周壁42aの下半分だけが回転ドラム収容部31の内周面に摺接するように構成されている。
【0042】
このため、周壁42aの上半分の領域と回転ドラム収容部31の内周面31a間には、所定の隙間S1(=R1−R2)が形成されて、装置本体ケース30にマニホールド35を形成するまでもなく、ガス供給孔32と貫通孔45とは連通し、ペレット収容室42は常に所定圧のArガス雰囲気下に保持されている。
【0043】
その他は、前記第1の実施例の装置構造と同一でありその説明は、省略する。
【0044】
なお、前記した第1〜第3の実施例では、ペレット収容室42内を大気圧より高い所定の圧力(0.05kg/cm2)に保持し、ペレットPをペレット排出孔33に勢いよく排出するように構成されているが、ペレット収容室42内が不活性ガス雰囲気下に保持されるのであれば、大気圧と同一圧であってもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置によれば、装置本体ケース内に配置された回転ドラムに、従来装置のホッパに代わるペレット収容室が設けられているので、装置本体全体がコンパクトとなる。
また、ペレット収容室内のペレットは、ペレット排出孔から排出されるまでにの間、不活性ガス雰囲気下に保持されるので、ペレットが潮解してペレットの適正な供給が困難となるとか、製造されたアークチューブの特性が著しく低下するなどの問題が解消される。
請求項2,3によれば、 ペレット収容室内が不活性ガス雰囲気下に確実に保持されるので、ペレットの吸湿に伴う種々の問題が確実に解消される。
請求項4によれば、ペレット収容室内のガス圧力が所定の加圧状態に保持されて、ペレットを割らずに1個ずつスムーズにペレット排出孔から排出できる。
請求項5によれば、蓋を揺動させることでペレット収容室を簡単に開閉できるので、ペレット群の補充作業が容易となる。
請求項6によれば、ペレット収容室内のペレット群が残り少なくなった状態においても、貫通孔にペレットが導かれるので、最後まで確実に1個ずつペレットを供給することができる。
請求項7によれば、貫通孔にペレットが1個だけ収納されるので、ペレットを1個ずつ確実に供給することができる。
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例装置を用いてペレットを供給して製造したアークチューブを備えた自動車用ヘッドランプの放電バルブの縦断面図
【図2】(a)一次ピンチシール工程説明図
(b)水銀供給工程説明図
(c)金属ハロゲン化物供給工程説明図
(d)二次ピンチシール工程説明図
【図3】本発明の一実施例であるペレット供給装置の正面図
【図4】同装置の側面図
【図5】同装置の一部を断面で示す要部拡大正面図
【図6】同装置の要部拡大断面(図5に示す線VI−VIに沿う断面図)
【図7】貫通孔周辺の形状を示す拡大断面図
【図8】(a)は貫通孔にペレット1個が入った状態を示す図
(b)は貫通孔に入ったペレットが回転ドラムとともに移動する様子を示す図
(c)は回転ドラムが回動して貫通孔に入ったペレットがペレット群から分離された状態を示す図
(d)はペレット収納貫通孔が排出孔に対応する位置となってペレットが排出される様子を示す図
【図9】本発明の第2の実施例におけるペレット供給装置の要部である装置本体ケースの蓋を開けた状態の正面図
【図10】同装置本体ケースの断面図(図9に示す線X−Xに沿う断面図)
【図11】本発明の第3の実施例におけるペレット供給装置の要部である装置本体ケースの断面図
【図12】従来のペレット供給装置の縦断面図
【符号の説明】
10 アークチューブ
12 チップレス密閉チャンバー部
13 ピンチシール部
16 電極棒
17 モリブデン箔
18 リード線
30 装置本体ケース
31 回転ドラム収容部
32 ガス供給孔
33 ペレット排出孔
34 ペレット供給ノズル
35 マニホールド
38、138 蓋
40 回転ドラム
42 ペレット収容室
42a 回転ドラムの周壁
44 V字溝
45 貫通孔
48 Arガスボンベ
60 駆動モータ
70 ペレット検出センサ
100 摺接部材
A 電極アッシー
P 金属ハロゲン化物などのペレット
W アークチューブ用ガラス管
1 ガラス管の直線状延出部
2 ガラス管の球状膨出部

Claims (7)

  1. ペレット収容室に収容した金属ハロゲン化物などのペレット群から1個ずつペレットを取り出して放電ランプ用アークチューブに供給する放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置において、前面側に開口する回転ドラム収容部が形成された装置本体ケースと、前記装置本体ケースの前面開口部に取り付けられて、回転ドラム収容部を密閉する蓋と、前記回転ドラム収容部に縦回転可能に配置され、前記蓋に臨む前面側に回転体形状のペレット収容室が形成された回転ドラムと、前記装置本体ケースから延出するペレット供給ノズルとを備え、
    前記回転ドラムの周壁には、ペレット1個を挿通できる大きさの貫通孔が周方向等間隔に設けられ、一方、前記装置本体ケースにおける回転ドラムの周壁に対向する部位には、前記回転ドラムの周壁に摺接して貫通孔に収納されたペレットを貫通孔内に保持する円弧状の摺接面と、前記貫通孔を介してペレット収容室に不活性ガスを供給するガス供給孔と、前記回転ドラムが回転しペレット収納貫通孔が正対する位置となったときに貫通孔内のペレットを排出する、前記ペレット供給ノズルに連通するペレット排出孔と、が設けられたことを特徴とする放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置。
  2. 前記回転ドラム収容部の内周面は、前記回転ドラムの周壁全周に摺接する円筒形状に形成されるとともに、前記ガス供給孔には、前記貫通孔の少なくとも1個との連通を確保する周方向に延びるマニホールドが設けられたことを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置。
  3. 前記円弧状の摺接面は、前記回転ドラムの周壁のほぼ下半分の領域に対向して設けられたことを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置。
  4. 前記ガス供給孔に供給される不活性ガスの圧力が調整されて、
    前記ペレット収容室内のガス圧が0.02〜0.1kg/cm2の範囲内の所定値に保持されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置。
  5. 前記蓋は、装置本体ケースに支承された支承部周りに揺動して開閉するように構成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置。
  6. 前記ペレット収容室を形成する回転ドラムの内周壁には、V字溝が周設されるとともに、前記貫通孔は、前記V字溝の底部に設けられたことを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置。
  7. 前記貫通孔の深さHは、貫通孔の内径をDとして、D/2<H≦Dの範囲に形成されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の放電ランプ用アークチューブへのペレット供給装置。
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