JP3670899B2 - 内視鏡の湾曲管を構成する節輪等のパイプ状部材のレーザー加工に於けるバリ取り装置 - Google Patents

内視鏡の湾曲管を構成する節輪等のパイプ状部材のレーザー加工に於けるバリ取り装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内視鏡の湾曲管を構成する節輪等のパイプ状部材のレーザー加工に於けるバリ取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡は、一般に対物レンズ等を装備している先端部、接眼レンズを有し内視鏡観察に必要な諸操作等を行なう操作部、およぴ光学繊維束、湾曲操作ワイヤー等を内蔵して上記先端部と操作部とを連結している可撓部さらには上記先端部と可撓部との間に、上記先端部を傾動させるための湾曲部が設けられることにより横成されている。
【0003】
また、上記湾曲部を構成する湾曲管の一例を示すのが、図11であって、同図に示す通り、複数の節輪2の連結部3に穿設した孔を互いに鋲4によって回動自在に連結するとともに、その先端および基端には連結用節輪5および6を連結することにより湾曲管1が構成される。
【0004】
そして、上記各節輪2は、輪体7の両端部対称位置に上記連結部3をそれぞれ設けるとともに、この連結部の両側部分を斜めに殺ぎ落した形状にて形成され、かつその周囲の上記連結部3位置とは略90度ずれた位置にワイヤ挿通部8がそれぞれ設けられることにより構成されている。
【0005】
さらに、上記湾曲管1の先端は内視鏡の先端部(不図示)に、また基端は可撓管(不図示)にそれぞれ固定され、湾曲管操作ワイヤー9および10が操作部本体(不図示)から可撓管を経て、上記各節輪2のワイヤ挿通部8に挿通されたのち、先端を、この湾曲管1の先端またはその近傍に固定される。
【0006】
因て、上記湾曲管操作ワイヤー9およぴ10のうち、一方の湾曲管操作ワイヤー9の方を引くことにより、湾曲管1は矢印aの向きに湾曲し、他方の湾曲管操作ワイヤー10の方を引くと矢坪bの向きに湾曲する。
【0007】
上記湾曲管1の各節輪2の製作に当っては、図12に示す如く製作すべき節輪2に要求される径の長尺パイプを製作すべき節輪2の製作に要求される長さに切断加工(図12(a))するとともにその短パイプ11の端部に孔明け加工治具(不図示)を装着せしめて上記連結部3の連結孔3aを加工(図12(b))後、その端部に対向する連結部3の打抜き加工(図12(c))を施すことにより遂行される。
【0008】
また、他方端部の加工についても、他の節輪2との連結部(不図示)の加工が施されるとともに、上記したワイヤ挿通部8の加工が施され、さらには、図12(c)の連結都3とは反対側の端部に連結部3部分の径より大径部3bを加工する場合には、同端部を型にセットし、バルジ加工(図12(d))が施される等の加工が遂行され所要の節輪が製作されている。
【0009】
しかして、前述してきたパイプ状部材の加工後処理として実施されるバリ取り及び研摩加工に際して使用されるバリ取り及び研磨用ブラシとしての一例を挙げると、特公昭59−38993号公報所載のバリ取り及び研磨用ブラシが公知である。
【0010】
しかして、かゝるバリ取り及び研磨用ブラシは、研磨用素材が集束された線材を接着金具を介して支持した環状の研磨ブラシから成り、前記線材の一部が破損して取り替えを必要とする場合、線材を挟着支持している挟着金具取り替えればよいので、線材の取り替えが容易であり、取り替えのためにバリ取り及び研磨の作業を中止する時間が短時間で済み作業能率が向上し、修理費も低減されてコストも安くなる等の効果を得るものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、前記従来のバリ取り及び研摩用ブラシの場合、複数の挟着金具を支持部材に取り付けた構造上、挟着金具に挟着される集束状の線材の先端部を介するバリ取り及び研摩作用しか期待し得ず、被加工材のパイプ径の相違に対応する使用は不可能であって、パイプ径に応じて、バリ取りし得るブラシに交換しつつバリ取り及び研摩しなければならない。
【0012】
又、前記構造上から、被加工材のパイプ端面が中心軸に対して垂直でない場合、あるいは端面のパイプを展開したときの線が曲線の場合にはバリ取りが困難となる。
【0013】
さらに、被加工材のパイプの両端面のバリ取りが要求される場合、パイプの両端面を同時にバリ取りするには両端面に対するバリ取り用ブラシが2個必要となる。
【0014】
しかも、同作業を短いパイプに対して実施しようとすると、両端面に対して対向配置した2個のブラシが互いに干渉する結果、本来のバリ取り作業が適確に遂行し得なくなる。
【0015】
そして、前記従来のバリ取り及び研摩用ブラシは、被加工材としてのパイプ状部材の端面に生じたバリ取り研摩を対象として開発されたもので、パイプ状部材の側周面に加工されたスリットあるいはスリット状の穴等の加工により生じたバリ取り及び研摩作業には不向きである等の諸欠点を有するものである。
【0016】
因って、本発明は前記従来のバリ取り及び研摩用ブラシの諸欠点に鑑みて開発されたものでパイプ状部材の径に左右されることなく、しかも両端面のバリ取り及び研摩を同時に加工し得るとともに、パイプ側周面の加工によって発生するバリに対するバリ取り及び研摩をも遂行し得ることに加えて、パイプ状部材の端面の構成に限定されることのないバリ取り及び研摩加工を実施し得るバリ取り装置の提供を目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る内視鏡の湾曲管を構成する節輪等のパイプ状部材のレーザー加工に於けるバリ取り装置は、円筒状のバリ取り用ブラシを回転かつその回転軸との平行方向に往復動自在に支持する手段と、被加工部材としてのパイプ状部材を、当該パイプ状部材の中心に前記ブラシを挿入した状態に支持し、かつ前記ブラシを前記パイプ状部材の内周面に当接した状態で且つ前記パイプ状部材の中心軸が前記回転軸の周囲を回るように当該パイプ状部材を円運動自在に支持するチャック付きの搬送用ロボットハンドとを備えることを特徴とする。
【0018】
本明によれば、被加工部材としてパイプ状部材の内周面のバリ取り研摩作用を向上し得るとともに両端面あるいは側周面のバリ取り及び研摩加工をも同時に行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のバリ取り装置の具体的な実施の形態を、内視鏡の湾曲管を構成する節輪をレーザー加工する場合に於けるバリ取り装置に適用した場合について説明する。
【0020】
図6は内視鏡の湾曲管を構成する節輪のレーザー加工方法を示すフローチャート、図7は各加工および処理手段並びに移送手段の概略的な配置図、図8は移送手段の加工部材のチャック部を示す平面図である。
【0021】
まず、図7に於て前記節輪のレーザー加工方法の実施に当って使用する各加工および処理手段並びに移送手段の概略的な配置状態を説明すると、20はレーザー加工部で、このレーザー加工部20には被加工物をチャックして回転可能な第1チャック機21および第2チャック機22がXYテーブル23上側に配設されるとともに、第1チャック機21には長尺パイプ24が供給手段(不図示)より供給されるべく構成されている。そして、長尺パイプ24がレーザー加工される部位にはレーザー加工機19が配設されている。
【0022】
また、レーザー加工部20の隔壁25には第1チャック機21の長尺パイプ24あるいは第2チャック機22の短尺パイプをレーザー加工機19で加工する際に使用されるアンローディング機31の進入用開口部26を、アンローディング機31に対向せしめて開口するとともに、第2チャック機22に被加工物をローディングするローディング機81の進入用開口部27がローディング機81に対向せしめて設けられ、開口部27にはローディング機81の進入およぴ退出に関連して開閉する開閉シャッター(不図示)が装備されている。
【0023】
さらに、上記レーザー加工部20の第1チャック機21およぴ第2チャック機22の前方部には、レーザー加工時に被加工部材の内側に付着するドロスに対するドロス付着防止材を被加工部材の内側に塗布するためめ塗布装置28およぴ29が配設されている。
【0024】
30はアンローディング部で、このアンローディング部30は上記レーザー加工部20におけるレーザー加工機19に対応して位置する第1チャック機21あるいは第2チャック機22にアンローディング機31を対向せしめて配設することにより構成されている。
【0025】
そして、上記アンローディング機31はガイドレール32上を前後方向に移動する移動台34に設けられた回転駆動部35の駆動紬36に取り付け部材33を介して各種の被加工部材を支持する4本の支持アーム37を互いに直交方向に突設した状態下に取り付けることにより構成されている。尚、38は移動台34の駆動部、である。
【0026】
40は移送手段としてのロボットハンドで、このロボットハンド40は図8に示す如く被加工部材の径の種類に対応し得るチャック部41,42および43を備える平行チャック44(両平行チャック片44a,44bを互いの対向方向に開閉する操作片44c,44dに取付けることにより構成されている)を関節部45を介して昇降および回転自在な支柱46に支持することにより構成されている。
【0027】
50はバリ取り部で、このバリ取り部50はバリ取り用回転ブラシ51およびこの回転ブラシ51の駆動部52を設けるとともに研削液の噴出ノズル53を備える研削液の供給部54を設け、さらにバリ取り槽55を設けることにより構成されている。
【0028】
60は上記バリ取り部50に併設した洗浄部でこの洗浄部60は洗浄槽61に2つの開閉板62およぴ63を開閉自在に設けるとともに、この開閉板62およぴ63に被加工部材の支持ピンとして多数の柔軟な線状毛を先端より根本部に至る程太径に植毛したブラシ部68を備える支持部材69(図9参照)を取付け、かつこの開閉板62およぴ63の開閉用操作腕64および65を設けるとともに、この操作腕64およぴ65を揺動させる駆動部66および67を設けることにより構成されている。
【0029】
70はバルジ加工部で、こめバルジ加工部70は上金型7lを装備するプレス支持台72を設けるとともに、台盤73の上側に設けたガイドレール74上を前後方向に、台盤73の下側に取り付けた駆動用ロッドレスシリンダー79によって移動する移動台75を設け、この移動台75の上側には被加工部材の下金型を内蔵する金型台76を設け、さらに上記台盤73と上記洗浄部60間には被加工部材の反転用支持部材77(上記洗浄部60の支持部材69のブラシ部68と同様のブラシ部78を備える。図10参照)を立設することにより構成されている。
【0030】
80はローディング部で、このローディング部80はローディング機81を、上記レーザー加工部20の第2チャック機22が到達する位置に対向せしめて配設することにより構成されている。
【0031】
また、ローディング機81は、ガイドレール82上を前後方向に移動する移動台88に設けられた回転駆動部83の駆動軸84に、取り付け部材84aを介して、被加工部材を挟持する平行チャック85を備える2本のローディングアーム86を突設することにより構成されている。尚、87は移動台88の駆動部(ロッドレスシリンダー)を示すものである。
【0032】
90は回収部で、この回収部90は製造部品あるいは被加工部材の搬送用シュート91および搬送用コンベアー92より構成されている。
【0033】
次に、節輪のレーザー加工方法を図6のフローチャートに沿って図7とともに詳細に説明する。
【0034】
まず、被加工部材としての長尺パイプ24をその供給部よりレーザー加工部20の第1チャック機21に供給する。
【0035】
この長尺パイプ24のレーザー加工部20に対する長尺パイプ供給工程は長尺パイプ供給部を介してレーザー加工部20の第1チャック機21に対して直接供給されるが、レーザー加工時にパイプ内面にドロス付着するのを防止するため、予め長尺パイプ24の内面にはドロス付着防止剤が塗布されている。尚この点については、レーザー加工機19のレーザー加工に先き立って、塗布装置28を介して長尺パイプ24の被加工部位の内面にその都度ドロス付着防止剤を塗布しつつ実施することも可能である。
【0036】
しかして、上記長尺パイプ24の第1チャック機21に対する供給工程に関連してアンローディング部30が作動し、第1チャック機21に所要の支持アーム37がセットされる。
【0037】
このアンローディング部30のセット工程については、上記長尺パイプ供給工程に関連して供給される長尺パイプ径に対応し得る径の支持ア−ム37が、アンローディング部30によって選択される。すなわち回転駆動部35の駆動軸36が、アンローディング部30による選択指示に従って回転し、それぞれ径の異なる支持アーム37のうちの上記長尺パイプ24の径に対応する径の支持アーム37を選択しその支持アーム37を移動台34の前進動によりレーザー加工部20の開口部26を介してレーザー加工部20内に進入し、第1チャック機21に保持された長尺パイプ24内に挿入されて所定位置にセットされる。
【0038】
尚、上記長尺パイプ24の供給上の軸心線とアンローディング部30の支持アーム37のセット上の軸心線とは予め一致するように、第1チャック機21はXYテーブル23の作動により、両者の軸心線上に上記長尺パイプ24の供給工程に先き立ってセットされるものである。
【0039】
上記長尺パイプ24の供給工程後、第1チャック機21により長尺パイプ24が回転せられて当該長尺パイプ24の整端加工がレーザー加工部20のレーザー加工機19により加工される。
【0040】
このレーザー加工工程における長尺パイプ24の整端加工は、第1チャック機21に供給された長尺パイプ24の端部を整形するために実施されるもので、次段の所要寸法(例えば30mm)の被加工部材としての短パイプ11をレーザー加工するために、通常長尺パイプ24の先端部を1〜4mm位置について切断すべくレーザー加工が施される。
【0041】
長尺パイプ24の先端部のうちの1〜4mmの部分がレーザー加工にて切断されるとその切断材は支持アーム37に支持されるが、一旦支持アーム37が移動台34の後退動により第1チャック機21のセット位置より後退後、支持ア−ム37が回転駆動部35にて回動されて下側に垂直状態にされることにより、前記切断部分は支持アーム37より落下して排除される。
【0042】
しかるに、再度支持アーム37が復動して、第1チャック機21にセットされるのに関連して整端後の長尺パイプ24の先端部が製作せんとする節輪2の加工に必要な長さ寸法(例えばロボットハンドの把持しろを含む長さ寸法30mm)の短パイプ(被加工部材)11となるように第1チャック機21を移動した後、レーザー加工機19にてレーザー加工を遂行する。
【0043】
しかして、上記レーザー加工にて切断された短パイプ11は支持アーム37に支持される。すなわち、支持アーム37はレーザー加工に先き立って長尺パイプ24の先端部に挿入されてセットされるとともに、レーザー加工機19のレーザー加工時のドロス吸引並びにこれの排出に加えて、レーザー光を遮断あるいは吸収する手段を備え、かつ切断後の短パイプ11は支持アーム37の挿入端にそのまゝ引掛り、移動台34の後退動によりレーザー加工部20内より外部に搬出されるとともに、回転駆動部35の駆動により駆動軸36が回転されて支持アーム37が上側に垂直に立設されることにより、移動台34の移動動作中にも支持アーム37より落下してしまうようなことのない状態に支持される。
【0044】
かゝる状態下に移動台34が、ロボットハンド40との受け渡し位置まで移動して停止される。
【0045】
上記移動台34の受け渡し位置への停止に関連してロボットハンド40が作動し、平行チャック部41,42および43のうちの被加工部材11の径に対応する平行チャック部41,42あるいは43を介して、上側に垂直に立設する支持ア−ム37より被加工部材11を挟持しつつ引き抜き、バリ取り部50に搬送する。
【0046】
かゝるバリ取り部50に於けるバリ取り加工工程では、上記ロボットハンド40のチャック44にて挟持された被加工部材11は、バリ取り部50のバリ取り槽55内に搬入されるとともに、駆動部52の駆動により前進動した回転ブラシ51を挿入されつつ保持される。
【0047】
しかる後、駆動部52を介して回転する回転ブラシ51に対して、被加工部材11の内周面を常時圧接しつつ被加工部材11自体をロボットハンド40のチャック44の回転に伴って回転し、かつ上記回転する回転ブラシ51を被加工部材11の長さ方向間に於いて前後動するとともに、供給部54より噴出ノズル53を介して研削液を被加工部材11に噴射しつつ、被加工部材11の両端面および内側面のバリ取りを行うことにより遂行される。
【0048】
このバリ取り部50に於けるバリ取り加工工程後、すなわち、駆動部52の駆動により回転ブラシ51が作動位置より後退して、ロボットハンド40のチャック44に挟持される被加工部材11内より引き抜かれた後、ロボットハンド40が作動して被加工部材11をバリ取り槽55内より搬出し、洗浄部60に搬送する。
【0049】
そして、ロボットハンド40の洗浄部60への搬送動作に関連して、洗浄部60の駆動部66が作動して開閉腕64を介して開閉板62を開き、これに取付けられる支持部材69のブラシ部68にロボットハンド40のチャック44に挟持される被加工部材11を挿入して受け渡す。
【0050】
しかる後、ロボットハンド40のチャック44が後退するのに関連して、開閉腕64が駆動部66により作動して開閉板62を閉じ、同時に開閉板62の支持部材に保持される被加工部材11は洗浄槽61の洗浄液に浸漬され、レーザー加工工程中に内側面に付着されたドロスを、予め内側面に塗布されたドロス付着防止剤とともに洗浄除去することにより洗浄工程が遂行される。
【0051】
この洗浄槽61の洗浄処理は、トリクレン等の溶剤を使用した超音波洗浄を適用しつつ遂行される。
【0052】
洗浄槽61内に於ける洗浄処理が完了した時点で、再び駆動部66の駆動により開閉腕64を介して開閉板62が聞かれるとともに、支持部材69のブラシ部68に保持される被加工部材11洗浄槽61外側に搬出されるので、これをロボットハンド40の作動により再度チャック44にて挟持しつつ支持部材69のブラシ部68より引き抜き、バルジ加工部70に搬送する。
【0053】
かゝるバルジ加工部70に於けるバルジ加工工程について説明すると、まず、ロボットハンド40にて洗浄後の被加工部材11は、バルジ加工部70の移動台75上側の金型台76に搬入セットされる。しかる後、移動台75の移動により金型台76が押庄部材(不図示)による押庄位置に至り、押圧部材によって被加工部材11を上側より押圧して、金型台76内の下金型の入子に被加工部材11の下端を装入セットするとともに、移動台75の移動によって上金型71とのプレス位置に搬送されるのに関連して上金型によるプレス成形が施されて被加工部材11にバルジ加工が施される。
【0054】
又、上記プレス成形の完了とともに上下金型が復帰するのに関連して移動台75が被加工部材11の搬入位置に復帰し、同位置にて不図示の突き出し棒により金型台76より被加工部材11が離型され、かつこの離型動作に関連して再びロボットハンド40が作動し、離型後の被加工部材11をチャック44にて挟持してバルジ加工部70より搬出する。
【0055】
上記工程に於て被加工部材11に対する一次レーザー加工工程が完了するのであるが、次に2次レーザー加工工程について説明すると、まず、上記バルジ加工後の被加工部材11はロボットハンド40のチャック44に挟持されるが、その加工部側を反転させるために反転用支持部材77のブラシ部78に被加工部材11を装入保持させた後、再度チャック44を反転させてから、チャック44にて挟持することにより被加工部材11の小径部側を上側にして保持することができる。かゝる状態下にロボットハンド40により被加工部材11をローディング部80に搬送した後、チャック44に挟持する被加工部材11をローディング機81のローディングアーム86の平行チャック85に受け渡しするとともに、回転駆動部83にてローディングア−ム86を回動して被加工部材11を水平保持し、さらに駆動部87の駆動により移動台88を移動しつつローディングアーム86を前進し、この前進動に関連して開かれる開口部27を介してレーザー加工部20内に被加工部材11を搬入するとともに、ローディングァーム86に保持する被加工部材11の小径部側を第2チャック機22の保持部(不図示)に保持せしめつつ受け渡しを完了する。
【0056】
上記ローディング部80によるローディング工程後、ローディング機81が移動台88め後退動によりレーザー加工部20内より退出し、これに関連して開口部27が閉鎖され、かつこれに関連して第2チャック機22はXYテーブル23の移動によりレーザー加工位置に移動セットされる。そして、この第2チャック機22のセットに関連して、アンローディング部30が作動し、支持アーム37が第2チャック機22の保持部に保持される被加工部材11中に装入セットされるとともに、第2チャック機22にて被加工部材11が回転させられて、レーザー加工機19による2次レーザー加工が施される。
【0057】
この2次レーザー加工の具体的な工程の一例を挙げると、まず、被加工部材11のバルジ加工部である大径部側の整端が上記パイプ24の整端加工と同様の方法にて遂行された後、この大径部側に節輪2としての構成上要求される連結部のレーザー加工およびその他のスリット、U字溝等のレーザー加工が施工される。
【0058】
そして、上記大径部側のレーザー加工後小径部側に対する連結部等の必要なレーザー加工を施した後、第2チャック機22の保持部にて保持する部分より、レーザー加工部分をレーザー光にて切断することにより2次レーザー加工後の製品を支持アーム37に支持することができる。
【0059】
しかる後、移動台34を後退動しつつ支持アーム37に保持する2次レーザー加工後の製品をレーザー加工部20より搬出し、支持アーム37を上側に垂直状態に立設して2次レーザー加工後の製品を保持せしめた後、再度、ロボットハンド40との受け渡しを行うとともにロボットハンド40を介して2次レーザー加工後の製品をバリ取りおよび洗浄処理を施し、その後回収部90に搬送するとともに搬送用シュート91およびコンベアー92を介して製品を回収するものである。
【0060】
以上の説明により図6に示す各加工およぴ処理工程が遂行されるのであるが、必ずしも図6に示す各加工およぴ処理工程が全て行なわれるものではなく必要に応じて選択された工程に従って遂行され、また作業能率上からの選択等により遂行される。
【0061】
例えば1次レーザー加工の施された被加工部材11を、バリ取りおよび洗浄処理並びにバルジ加工を経ずにアンローディング後、回収パレットに直接回収することにより、1次レーザー加工後の多数の被加工部材11を他のバリ取りおよび洗浄処理手段を介して同加工およぴ処理を同時に加工処理する場合、あるいはバリ取りおよび洗浄処理後の被加工部材11をバルジ加工および2次レーザー加工を施さずに一旦回収パレットに回収する場合さらにはバリ取り加工、洗浄処理およびバルジ加工後、ローディング部80を介して2次レーザー加工を施し、そのまゝ、その後のバリ取りおよぴ洗浄処理工程を経ずにアンローディング後、回収パレットに直接回収する場合等を具体的に挙げ得る。
【0062】
さらに、上記した各工程の作業上、作業能率を向上する目的から、被加工部材11のバリ取りおよぴ洗浄加工および処理中にも、残りの長尺パイプ24に対して1次レーザー加工を連続的に遂行し、これを回収したり、洗浄処理に当っては、上記において開閉板62を使用した処理についてのみ説明したが、他の開閉板63側を同時に使用した実施も可能である等図6に示す各工程順位に従うことのない実施による場合も勿論可能である。
【0063】
さて、以上に於いては、節輪のレーザー加工方法を図6乃至図10により説明してきたのであるが、以下には特に上記第1次あるいは第2次レーザー加工後の被加工部材のバリ取り加工およびバルジ加工の工程に使用するバリ取り装置の具体的な実施の形態について詳述することにする。
【0064】
図1乃至図5はバリ取り装置を示すもので、図1は斜視図、図2は一部を破断した平面図、図3は一部を破断した側面図、図4は駆動部の部分斜視図、図5はバリ取り状態を示す説明図である。
【0065】
さて、かゝるバリ取り装置は上記レーザー加工工程の説明に於いて述べたバリ取り部50に相当するもので、その要部については図7にそれぞれ示した如く、バリ取り用の回転ブラシ51、この回転ブラシ51の駆動部52、研削液を噴出する噴出ノズル53を備える研削液の供給部54、そして上記レーザー加工部20にて所要長に切断された被加工部材11のバリ取りを上記各部を介して遂行するバリ取り槽55の各構成である。そこで、上記バリ取り槽55は基板140の上側に立設した架台141の上側部に配設されている。
【0066】
このバリ取り55は上側部を開口した直方体の槽体142の中央部に研削液等の排出孔143を設けるとともに側壁144の上側中央部には、回転ブラシ51のスライドガイド用の開口部144aを槽体142内側中央部方向に配置せしめ、かつ側壁146には研削液の噴出ノズル53の管継手部147を設けることにより構成されている。
【0067】
また、上記回転ブラシ51の駆動部52は、上記バリ取り槽55の前側部に配設されている。
【0068】
この駆動部52は、上記架台141に駆動モーター148を取り付けるとともに架台141の上側板149にガイドレール150を敷設し、かつこのガイドレール150にガイド部材151および152を介して移動台153を前後動自在に搭載するとともに、この移動台153の前側部に取り付けたカム溝154を備えるカム板155を上記駆動モーター148の駆動軸156に対して駆動軸156に固着した作動板157にカムフロアー158を介して連結し、さらに上記移動台153に立設した前後支持板160および161間に上記回転ブラシ51の回転軸162を上記前後支持板160および161に取り付けた軸受163および164を介して回動自在に軸着するとともに、この回転軸162を上記前側支持板160に取付けた回転用駆動モーター165の駆動軸166に対して駆動軸166の駆動プーリ167、上記回転軸162に固着した従動プーリー168および上記駆動プーリー167と従動プーリー168間に張設したベルト169を介して連結することにより構成されている。
【0069】
また、上記回転軸162の先端部162aにはアダプター145を固し、そのアダプター145に回転ブラシ51の軸杆51aを着脱自在に連結するとともに、上記カムフロアー158は図4に示す如く、駆動モーター148の駆動軸156に固着したコマ受け筒159にコマ案内部材170および171を介して移動コマ172を前後動自在に装着するとともに、この移動コマ172にカムフロア−158を立設し、かつ上記移動コマ172をコマ受け筒157の前後部のネジ部173および174に螺合した調整ネジ175および176に連結することにより構成されている。
【0070】
さらに、上記噴出ノズル53は上記バリ取り槽55の管継手部147に連結されるとともに、上記架台141下部に配設した研削液の供給部54に連結された供給パイプ177に連結されている。
【0071】
そして、上記回転ブラシ51は図5に示す如く、軸杆51aに対して先端部に砥粒177を固着した弾性線材178を植設することにより形成されている。
【0072】
以上の構成から成るバリ取り装置50を使用して上記レーザー加工部20にて長尺パイプ24をレーザーにて切断加工した1次レーザー加工あるいは2次レーザー加工後の被加工部材11の両端面のバリ取り加工を実施する場合には、ロボットハンド40のチャック44に挟持される被加工部材11をロボットハンド40を介してバリ取り装置50のバリ取り槽55内に搬入するとともに図5に示す如く、被加工部材11を回転ブラシ51に挿入せしめつつ保持セットされる。
【0073】
上記ロボットハンド40の被加工部材11のバリ取り槽55内に対する搬入およびセット動作に関連して、供給部54より供給パイプ277および噴出ノズル53を介して被加工部材11の両端部に研削液が噴出供給されるとともに回転用駆動モーター165が作動して回転軸162が回転され、かつ駆動モーター148が作動して、作動板157、カムフロアー158およびカム板155を介して移動台153がガイドレール150上を前後動されるのに関連して、上記回転軸162を介して回転ブラシ51は回転かつ前後往復運動する。
【0074】
かゝる回転ブラシ51の回転かつ前後往復運動に対して、この回転ブラシ51に挿入した被加工部材11の内周面11aを、その内周面に沿って回転ブラシ51に圧接せしめるべくロボットハンド40のチャック44を回転しつつ被加工部材11を回転(遊星運動)せしめる(図5参照)。尚図5中179は被加工部材11の回転中心軌跡を示すものである。
【0075】
因て、上記回転ブラシ51の回転かつ前後往復運動と、被加工部材11の回転運動および噴出ノズル53からの研削液の供給により、被加工部材11の両端部のバリ、さらには内周面、側周面のバリは研削される。
【0076】
尚、上記回転ブラシ51の前後往復運動のストロークは、被加工部材11の長さに対応したストロークが要求されるが、これは、図4に示す調整ネジ175および176を螺進せしめ、移動コマ172をコマ案内部材170および17lを介して前後方向にスライドせしめつつ移動コマ172に固着したカムフロアー158の作動板157に対する立設位置を変化させることにより、移動台153の前後往復連動のストロークを変化させることができ、被加工部材11の長さに対応したストロークにより両端部のバリ取り加工、さらには内周面、側周面のバリ取り加工を適確に遂行することができるものである。
【0077】
また、回転ブラシ51は回転軸162に対して着脱自在に取り付けてあるので、被加工部材11の種類例えば径の違い、長さの違いあるいは材質の違い等の種類に対応して、回転ブラシ51もブラシ部分の径、長さあるいは砥粒177等の種類のものを選択交換してバリ取り加工を実施することが可能である。
【0078】
同様にして被加工部材11の種類に対応した研削液を使用しつつバリ取り加工を遂行することは勿論である。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の内視鏡の湾曲管を構成する節輪等のパイプ状部材のレーザー加工に於けるバリ取り装置によれば、パイプ状部材の径に左右されることなく、しかも両端面のバリ取り及び研摩を同時に加工し得るとともに、パイプ側周面の加工によって内周面に発生するバリに対するバリ取り及び研摩をも遂行し得ることに加えて、パイプ状部材の端面の構成に限定されることのないバリ取り及び研摩加工を適確に実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明バリ取り装置の斜視図である。
【図2】同一部を破断した平面図である。
【図3】同一部を破断した側面図である。
【図4】駆動部の部分斜視図である。
【図5】バリ取り状態を示す説明図である。
【図6】内視鏡の湾曲管を構成する節輪のレーザー加工方法の加工工程を示すフローチチャートである。
【図7】同各加工工程の実施に使用される装置の概略的な配置図である。
【図8】ロボットハンドのチャックを示す平面図である。
【図9】洗浄部の開閉板の斜視図である。
【図10】反転用支持部材の側面図である。
【図11】内視鏡の湾曲部を構成する湾曲管の従来例を示す側面図である。
【図12】湾曲管の節輪の製造工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 湾曲管
2 節輪
3 連結部
4 鋲
5,6 連結用節輪
7 輪体
8 ワイヤ挿通部
9,10 湾曲操作ワイヤー
11 短パイプ(被加工部材)
19 レーザー加工機
20 レーザー加工部
21,22 第1および第2チャック機
23 XYテーブル
24 長尺パイプ
25 隔壁
26,27 開口部
28,29 塗布装置
30 アンローディング部
31 アンローディング機
32 ガイドレール
33 取り付け部材
34 移動台
35 回転駆動部
36 駆動軸
37 支持アーム
38 駆動部(ロッドレスシリンダー)
40 ロボットハンド
41,42,43 チャック部
44 チャック

Claims (1)

  1. 円筒状のバリ取り用ブラシを回転かつその回転軸との平行方向に往復動自在に支持する手段と、
    被加工部材としてのパイプ状部材を、当該パイプ状部材の中心に前記ブラシを挿入した状態に支持し、かつ前記ブラシを前記パイプ状部材の内周面に当接した状態で且つ前記パイプ状部材の中心軸が前記回転軸の周囲を回るように当該パイプ状部材を円運動自在に支持するチャック付きの搬送用ロボットハンドと、
    を備えて構成したことを特徴とする内視鏡の湾曲管を構成する節輪等のパイプ状部材のレーザー加工に於けるバリ取り装置。
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