JP3668141B2 - ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一対のガイド軸に案内されて走行駆動するピックアップにてディスクの信号面を読み取るディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、斯種ディスク装置のピックアップ(3)の周辺を示した図である。
【0003】
また、図6は従来例にかかる装置におけるフレーム周辺の斜視図である。
【0004】
シャーシ(1)上にターンテーブル(2)が設けられ、シャーシ(1)と平行する面内にて該ターンテーブル(2)に接近離間可能にピックアップ(3)が配備され、ターンテーブル(2)に走行駆動装置(5)が連繋される。
【0005】
ピックアップ(3)の両端は、一対のガイド軸(4)(40)にスライド可能に嵌まり、ターンテーブル(2)に載置されるディスクDの半径線上を走行する。
【0006】
各ガイド軸(4)(40)の両端は、シャーシ(1)にビス止め固定されたブラケット
(74)に高さ調節機構(6)を介して支持されている。
【0007】
高さ調節機構(6)は、ガイド軸(4)(40)の傾き、即ち、ピックアップ(3)の傾きを調整することにより、ピックアップ(3)からディスクDの信号記録面に当てたレーザー光の反射信号を正しく読み取るための機構である。
【0008】
走行駆動装置(5)は、モータ(51)の回転を歯車列(52)を介してネジ軸(56)に伝達し、該ネジ軸(56)の回転によって生じるネジ推力でピックアップ(3)を走行させる。
【0009】
走行駆動装置(5)のフレーム(7)は合成樹脂の射出成形により形成され、繋ぎ部(71)の両端に繋ぎ部(71)と直交して支持部(72)(72)を設け、該支持部(72)にネジ軸(56)の端部が回転可能に嵌まる貫通孔(73)(73)を開設している。
【0010】
フレーム(7)は、複数のビス(55)によりシャーシ(1)に固定される。
【0011】
各支持部(72)(72)には、ブラケット(74)(74)が形成されている。
【0012】
各ブラケット(74)には、互いに対向する内側面及び上面が開口した切欠き部(75)(76)が開設され、一方の切欠き部(75)は深く、他方の切欠き部(76)は浅くなっている。
【0013】
そして、図7に示すように、浅い切欠き部(76)に前記一方のガイド軸(4)の端部を嵌め、押えバネ板(78)を被せて該押えバネ板(78)をビス(78a)にてブラケット(74)に固定している。この浅い切欠き部(76)に嵌まったガイド軸(4)の端部は高さ調整が利かず、基準高さを保持する。
【0014】
一方、図3に示すように深い切欠き部(75)には圧縮バネ(79)が嵌まり、該バネ(79)の上からガイド軸(4)の端部が切欠き部(75)に嵌まり、プレート(77)が被せられる。プレート(77)はビス(77a)にてブラケット(74)に固定され、プレート(77)に貫通螺合された押しビス(77b)がガイド軸(4)の端部を押圧する。そして、押しビス(77b)を締め付け或いは緩めることにより、ガイド軸(4)のシャーシ(1)に対する傾き調整ができる構造となっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上述のディスク装置では、ガイド軸の主軸を支持する樹脂製のブラケットにより内周側の位置規制と高さ規制を行っており、これにより主軸内周端が固定されていることから、主軸と副軸の高さの基準は主軸の内周端となり、これを基準にして他端の高さを可変しピックアップの光軸調整を行っている。
【0016】
そして、ブラケットは量産性、コスト面から樹脂材料を用いた成型部品で構成されており、装置が高温になった後、常温に戻ると樹脂のクリープ特性により内周端の高さが変化し、調整した光軸がずれてしまうという問題がある。
【0017】
そこで、本発明の目的は、温度変化に影響されることなくガイド軸の平行度を保ち、光軸のずれが発生しないディスク装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決する手投】
本発明は、上記課題を解決するために、ディスクDを回転させるターンテーブルと、該ターンテーブルに対して半径線上を移動しディスクDの信号面にレーザー光を発するピックアップと、該ピックアップを走行駆動する走行駆動装置とを同一シャーシ上に配備して構成され、ピックアップは主軸と副軸に案内されて走行するディスク装置において、走行駆動装置のフレームと、主軸の両端を支持するブラケットはシャーシに取り付けられ、主軸はブラケットに設けられた内周側のガイド溝で位置規制されるとともに、シャーシに取り付けられたヒートショックによるクリープの影響が小さい金属部材により高さ規制を行う。
【0019】
【作用及び効果】
本発明のディスク装置は、主軸内周端のブラケットの受け面を無くし、主軸の位置規制するためのガイド溝だけの形状とし、ガイド溝の位置にヒートショックによるクリープの影響が小さい金属部材をシャーシにカシメて取り付け、主軸の受け面としている。
【0020】
これにより、温度の変化に影響を受けること無くガイド軸の高い位置決め精度を得ることができ、ピックアップ(3)を正確にディスクDの半径線に沿って走行させ、正しく信号を読み取ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5を用いて本発明の一実施例について詳述する。
【0022】
図1は本発明にかかるフレームの周辺を示す斜視図である。
【0023】
シャーシ(1)にディスクDを回転させるターンテーブル(2)が設けられ、ディスクDの信号面にレーザー光を発するピックアップ(3)がターンテーブル(2)に接近離間可能に設けられている。
【0024】
ピックアップ(3)は両端部が、シャーシ(1)上の平行ガイド軸(4)(40)にスライド可能に嵌まっている。周知の如く、ディスクDが回転し、ピックアップ(3)がディスクDの半径線上を移動して、ディスクDに対する信号の記録又は再生ができる。
【0025】
一方のガイド軸(4)に接近してピックアップ(3)の走行駆動装置(5)が配備される。該走行駆動装置(5)は、モータ(51)の回転を歯車列(52)を介してネジ軸(56)に伝達し、該ネジ軸(56)の回転によって生じるネジ推力でピックアップ(3)を走行駆動するものである。
【0026】
走行駆動装置(5)のフレーム(7)は合成樹脂の射出成形により形成され、繋ぎ部(71)の両端に繋ぎ部(71)と直交して支持部(72)(72)を設け、該支持部(72)にネジ軸(56)の端部が回転可能に嵌まる貫通孔(73)(73)を開設している。
【0027】
フレーム(7)は、複数のビス(55)によりシャーシ(1)に固定される。
【0028】
各支持部(72)(72)には、フレーム(7)の成形時にブラケット(74a)(74b)が一体に形成されている。
【0029】
ブラケット(74a)には、互いに対向する内側面及び上面が開口した切欠き部(75)が開設され、ブラケット(74b)には互いに対向する内側面及び上下面が開口した切り欠き部(76)が開設されている。
【0030】
切欠き部(75)(76)の開口幅はガイド軸(4)がガタつくことなく嵌まる大きさである。
【0031】
図2に示すように、上下面が開口した切り欠き部(76)にガイド軸(4)の端部を嵌めると同時に、シャーシ(1)にカシメたピン(8)に載せてから押えバネ板(78)を被せて、押えバネ板(78)をビス(78a)にてブラケット(74)に固定されている。
【0032】
切り欠き部(76)に嵌まった主軸(4)は切り欠き部のガイド(76)で位置規制され、ピン(8)で基準高さに保持される。
【0033】
なお、カシメたピン(8)はヒートショックによるクリープの影響が小さい金属部材(例えば、真鍮ピン)を用いる。
【0034】
切欠き部(76)に嵌まったガイド軸(4)の端部は高さ調整が利かず、ピン(8)により基準高さを保持する。
【0035】
又、前記支持部(72)(72)の貫通孔(73)(73)にネジ軸(56)の両端を嵌め、切欠き部(75)(76)にガイド軸(4)の両端を嵌めたとき、平面から見た状態でネジ軸(56)とガイド軸(40)の平行が保持される様に、貫通孔(73)(73)及び切欠き部(75)(76)の位置精度は高い。これは、フレーム(7)を射出成形する金型の加工精度に依るものであり、組立時にはネジ軸(56)とガイド軸(4)の平行度に気使う必要はない。
【0036】
切欠き部(75)には圧縮バネ(79)が嵌まり、該バネ(79)の上からガイド軸(4)の端部が切欠き部(75)に嵌まり、プレート(77)が被せられる。プレート(77)はビス(77a)にてブラケット(74)に固定され、プレート(77)に貫通螺合された押しビス(77b)がガイド軸(4)の端部を押圧する。 押しビス(77b)を締め付け或いは緩めることにより、ガイド軸(4)のシャーシ(1)に対する傾き調整ができる。
【0037】
他方のガイド軸(40)の両端は、夫々別個にシャーシ(1)にネジ止め固定されたブラケット(42)(42)に支持される。
【0038】
両ブラケット(42)(42)には、図4に示すように、互いに対向する内側面及び上面が開口した切欠き部(43)が開設され、切欠き部(43)には圧縮バネ(79)が嵌まり、該バネ(79)の上からガイド軸(40)の端部が切欠き部(43)に嵌まり、プレート(77)が被せられる。
【0039】
プレート(77)はビス(77a)にてブラケット(42)に固定され、プレート(77)に貫通螺合された押しビス(77b)がガイド軸(40)の端部を押圧する。
【0040】
押しビス(77b)を締め付け或いは緩めることにより、ガイド軸(40)のシャーシ(1)に対する高さ調整及び傾き調整ができる。
【0041】
前記ピックアップ(3)のネジ軸(56)側の端部にバネ板(31)が突設され、該バネ板(31)の下面に形成した突条(32)が前記走行駆動装置(5)のネジ軸(56)の螺旋溝に嵌まっている。
【0042】
ネジ軸(56)の回転によって生じるネジ推力により、ピックアップ(3)はガイド
軸(4)(40)に沿ってターンテーブル(2)に接近或いは離間する。
【0043】
走行駆動装置(5)側のガイド軸(4)の両端を支持するブラケット(74)(74)は、走行駆動装置(5)のフレーム(7)に一体に形成されているため、該フレーム(7)をシャーシ(1)に固定すると、ブラケット(74a)(74b)も同時にシャーシ(1)に固定されることなり、シャーシ走行駆動装置(5)のフレーム(7)とブラケット(74)(74)を別個にシャーシ(1)に固定することに較べて組み立ての簡素化を図ることができる。
【0044】
又、フレーム(7)とブラケット(74)(74)を一体成形することにより、部品の数を少なくできる。又、フレーム(7)とブラケット(74)(74)を一体成形することによりフレーム(7)を大きく形成でき、該フレーム(7)とシャーシ(1)に互いに係合する位置決め孔と位置決め突起を設けておき、シャーシ(1)に対してフレーム(7)を位置決め精度を高めて固定できる。
【0045】
走行駆動装置(5)のネジ軸(56)と、ピックアップ(3)のガイド軸(4)の平行度はピックアップ(3)の円滑走行に影響するが、フレーム(7)の組立誤差は、ネジ軸(56)の支持部(72)とガイド軸(4)のブラケット(74a)(74b)の平行度の誤差には現れないため、ネジ軸(56)とガイド軸(4)の平行度の問題は生じない。
【0046】
そして、上述の如く、シャーシに取り付けた金属部材により主軸固定端の高さを規制して保持することで、樹脂のクリープ特性による主軸固定端の高さ変動が無くなる。
【0047】
これによって、ピックアップ(3)を高さ変動無く、正確にディスクDの半径線に沿って走行させて正しく信号を読み取ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるディスク装置のフレーム周辺の斜視図である。
【図2】本発明にかかる内周側ブラケットの断面図(C−C)である。
【図3】外周側ブラケットの断面図(A−A)である。
【図4】外周側ブラケットの断面図(B−B)である。
【図5】ディスク装置の平面図である。
【図6】従来のディスク装置のフレーム周辺の斜視図である。
【図7】従来の内周側ブラケットの断面図(C−C)である。
【符号の説明】
(1)シャーシ
(2)ターンテーブル
(3)ピックアップ
(4)ガイド軸
(8)ピン
(40)ガイド軸
(5)走行駆動装置
(56)ネジ軸
(7)フレーム
(72)支持部
(74)ブラケット

Claims (1)

  1. ディスクDを回転させるターンテーブル(2)と、該ターンテーブル(2)に対して半径線上を移動しディスクDの信号面にレーザー光を発するピックアップ(3)と、該ピックアップ(3)を走行駆動する走行駆動装置(5)とを同一シャーシ(1)上に配備して構成され、ピックアップ(3)は主軸(4)と副軸(40)に案内されて走行するディスク装置において、
    走行駆動装置(5)のフレーム(7)と、主軸(4)の両端を支持するブラケット(74)(74)はシャーシ(1)に取り付けられ、
    主軸(4)の一端はブラケット(74)に設けられた内周側のガイド溝で位置規制されるとともに、シャーシ(1)に取り付けられた金属部材(8)により高さ規制されることを特徴とするディスク装置。
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