JP3667894B2 - 表示制御装置および表示制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の水平画素ラインを有するフラットパネルディスプレイの表示制御装置および表示制御方法に関し、特に水平画素ライン数よりも多くの水平映像信号(horizontal picture signals)を含む方式のビデオ信号によりフラットパネルディスプレイを駆動する表示制御装置および表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年では、液晶ディスプレイのようなフラットパネルディスプレイが世界的に普及している。これに伴って、液晶ディスプレイがNTSC(National Television System Committee)、EDTV(Extended Definition Television)、PAL(Phase Alternation by Line) 、ハイビジョン放送、カーナビゲーションのような様々なメディアのビデオ情報のいずれにも対応できるよう構成される必要が高まっている。
【0003】
例えばNTSCビデオ信号は1フレームあたり480本(1フィールドあたり240本)の水平画素ラインに対応する水平映像信号を含み、PALビデオ信号は1フレームあたり512本(1フィールドあたり256本)の水平画素ラインに対応する水平映像信号を含む。例えばPALビデオ信号がNTSCビデオ信号に対応する数の水平画素ライン(水平走査線)を持つ液晶ディスプレイに供給される場合、PALビデオ信号の水平映像信号を液晶ディスプレイの水平画素ラインに適切に割り当てることができないために正常な表示を行なうことが難しい。
【0004】
この問題は、液晶ディスプレイの表示制御装置においてPALビデオ信号をNTSCビデオ信号に変換することにより解決できる。しかし、この信号変換処理は正常な表示を行うために複雑な構造を必要とし、表示制御装置の製造コストを上昇させてしまう。このため、従来の表示制御装置は一般にPALビデオ信号の水平映像信号を一定の割合で間引くように構成される。この場合、表示制御装置の構造は単純化されるため、製造コストの上昇を抑えることができる。
【0005】
液晶ディスプレイの水平画素ラインは表示制御装置に設けられるYドライバ回路によって順次選択される。典型的なYドライバ回路は複数のフリップフロップで構成されるシフトレジスタを備える。この場合、Yドライバ回路は水平走査期間に対応した周波数の基準クロック信号Aをシフトクロック信号CPVとして受け取り、このシフトクロック信号CPVに応答して各フリップフロップは走査開始パルスを出力すると共に次段にシフトし、この各フリップフロップからの出力信号をレベルシフトすることにより得られる走査信号を水平画素ラインの配線Y1,Y2,…のうちの1つに供給する。このため、各水平映像信号は走査信号によって選択された水平画素ラインに供給され、これにより表示される。上述の間引処理は所定数の水平走査期間毎に走査禁止信号GINHを発生し、例えば水平画素ラインの配線Y1に供給される走査信号および基準クロック信号Aをこの走査禁止信号GINHでマスクすることによりに行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、Yドライバ回路は通常独立したICモジュールとして液晶ディスプレイの基板に装着されるため、走査禁止信号GINHがYドライバ回路に供給されるタイミングはシフトクロック信号CPVの発生回路に供給されるタイミングと必ずしも一致しない。他方、走査信号の立ち上がりおよび立ち下がりタイミングはシフトレジスタの回路特性に依存してばらつく応答時間TPD1だけ遅れる。もし、シフトレジスタの応答時間TPD1がシフトレジスタに供給される走査禁止信号GINHの遅延時間TPD2を越える場合、図7に示すように持続時間の短い妨害パルスが走査信号として出力される。これは、対応水平画素ラインの画素電位を変化させ、例えば不要なストライプが発生するような影響を表示画像に与える。さらに、この影響は液晶ディスプレイの大型化に伴って1水平走査期間内に電位を設定すべき画素数が増大した場合により深刻となる。
本発明の目的は、誤動作することなくビデオ信号の水平映像信号を適切に間引くことができる表示制御装置および表示制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的は、複数の水平画素ラインを有するフラットパネルディスプレイの表示制御装置によって達成され、この表示制御装置は入力ビデオ信号の垂直走査サイクルで走査開始パルスを発生し、このビデオ信号の水平走査サイクルで基準クロック信号を発生する制御信号発生回路と、ビデオ信号から水平映像信号を水平走査サイクルで抽出し、この水平映像信号を前記複数の水平画素ラインの各々に供給する第1ドライバ回路と、走査開始パルスを基準クロック信号に応答して1方向にシフトしこの走査開始パルスの保持位置に対応する水平画素ラインを選択するシフトレジスタを含み、選択された水平画素ラインに選択信号を供給する第2ドライバ回路とを備え、制御信号発生回路は1フレームあたりの水平映像信号数が水平画素ラインの数に適合しない方式のビデオ信号に対して水平映像信号を間引くために所定数の水平走査期間に1回の割合で1水平走査期間のあいだ選択信号をマスクする禁止信号を発生すると共に、この1水平走査期間のあいだ前記基準クロック信号を反転する間引回路を含む。
【0008】
この表示制御装置では、水平映像信号は走査信号の供給を禁止信号によって1水平走査期間だけ禁止することにより行われる。ここで、禁止信号は基準クロック信号をマスクするために用いられず、基準クロック信号はこの1水平走査期間において反転される。すなわち、シフトレジスタのシフト動作は禁止信号の停止を待たずに行われるため、禁止信号の配線経路での遅延とシフトレジスタの応答時間との関係に依存して発生する不要パルスを確実に防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態に係る液晶ディスプレイパネルを図面を参照して説明する。
図1は、この液晶ディスプレイパネル1の一部を概略的に示す。この液晶ディスプレイパネル1は、光透過性アレイ基板11、光透過性対向基板12、および液晶層13で構成される。液晶層13はアレイ基板11と対向基板12との間に保持される。液晶ディスプレイパネル1は背面に設けられるバックライト14から光拡散板15を介して照射される光源光を選択的に透過することにより画像を表示する。
【0010】
アレイ基板11は、偏光板16、ガラスプレート17、および複数の透明画素電極18を有する。偏光板16はガラスプレート17を覆って設けられ、光拡散板15によって拡散される光源光を偏光する。複数の透明画素電極18はITO(Indium Tin Oxide)で構成され、偏光板16とは反対の側においてガラスプレート17上に240行×320列のマトリクスとして配列される。アレイ基板11は、画素電極18の行に沿って形成されガラスプレート17上に形成される240本の走査線Y1−Y240、画素電極18の列に沿ってガラスプレート17上に形成される320本の信号線X1−X320、および各々スイッチング素子として走査線Y1−Y240および信号線X1−X320の交差点の近傍においてガラスプレート17上に形成される240×320個の薄膜トランジスタ19をさらに有する。
【0011】
アレイ基板11の走査線Y1−Y240および信号線X1−X320はこれらの交差位置に配置されシリコンオキサイドおよびアモルファスシリコンで構成される層間絶縁層20Aにより互いに絶縁される。各薄膜トランジスタ19はアモルファスシリコン(または、多結晶シリコン)の活性層20B、対応画素電極18に接続されるソース電極19A、対応信号線に接続されるドレイン電極19B、および対応走査線に接続されるゲート電極19Cを有する。ゲート電極19Cは薄膜トソースおよびドレイン電極19Aおよび19Bとの間において活性層20Bから絶縁して形成される。これにより、各薄膜トランジスタ19は、対応走査線を介してゲート電極19Cに供給される走査信号に応答して導通し、対応信号線を介してドレイン電極19Aに供給される映像信号を対応画素電極18に供給する。
【0012】
対向基板12は、透明対向電極21、カラーフィルタ層22、ガラスプレート23および偏光板24を有する。偏光板24はガラスプレート23を覆って設けられ、液晶層13からの透過光を偏光する。対向電極18はITO(Indium Tin Oxide)で構成され、偏光板16とは反対の側においてガラスプレート23上に形成され、画素電極18のマトリクスアレイに対向する。カラーフィルタ層22はこの対向電極21を覆ってガラスプレート23上に形成される。カラーフィルタ層22は連続した3列の画素電極18毎に各々設けられる複数のカラーフィルタグループを有する。各カラーフィルタグループは第1列の画素電極18に対向する赤フィルタストライプ22R、第2列の画素電極18に対向する緑フィルタストライプ22G、第3列の画素電極18に対向する青フィルタストライプ22B、およびこれらストライプ22R、22G、および22B相互の境に設けられ各々対応する信号線Xiに対向する遮光ストライプ22Xを有する。尚、液晶層13は図示しない第1配向膜を介してアレイ基板11表面に接合し、図示しない第2配向膜を介して対向基板12の表面に接合する。
【0013】
上述の液晶ディスプレイパネル1では、240本の水平画素ラインがNTSCビデオ信号の1フィールドあたりの水平映像信号数に対応して設けられ、列方向(すなわち、表示画面の垂直方向)において順次選択される。各水平画素ラインは1行の画素電極18を含み、これら画素電極18の各々は対応薄膜トランジスタ19、偏光板の対応部、液晶層の対応部、対向電極の対応部、およびカラーフィルタ層の対応部と協力して1画素を構成する。各水平画素ラインは、赤、緑、青の3画素で各々構成される120個のカラー画素グループを含む。
【0014】
すなわち、3K−2(k=1,2,3, …) 列の画素電極18は赤の画素を駆動するために用いられ、3K−1(k=1,2,3, …) 列の画素電極18は緑の画素を駆動するために用いられ、3K(k=1,2,3, …) 列の画素電極18は青の画素を駆動するために用いられる。
【0015】
図2は、液晶ディスプレイパネル1を制御する表示制御部2を概略的に示す。この表示制御部2は表示画面、すなわち画素電極18のマトリクスアレイの外側に位置するアレイ基板11の一部およびこのアレイ基板11の外部に設けられる。表示制御部2は外部から供給されるビデオ信号VSから垂直同期信号VDおよび水平同期信号VHを抽出すると共に、ビデオ信号VSがNTSC方式およびPAL方式のいずれであるかを検出する検出部61と、検出部61によって検出された方式に対応して信号線X1−X360を駆動するXドライバ回路51と、このXドライバ回路51が信号線X1−X360を駆動する動作に同期して走査線Y1−Y240を1本ずつ選択するYドライバ31と、検出部61によって検出された方式に対応して様々な制御信号をYドライバ31に供給する制御信号発生回路71とを備える。
【0016】
検出部61は垂直同期信号VDの間隔がNTSC方式に対応する1/30秒であるかどうかをチェックすることによりビデオ信号VSの方式を検出し、検出結果に対応して指定されるNTSC表示モードおよびPAL表示モードの一方を表すモード信号SNPを制御信号発生回路71およびXドライバ回路51に供給する。このモード信号SNPは垂直同期信号VDおよび水平同期信号VHと共に制御信号発生回路71に供給され、さらに水平同期信号VHおよびビデオ信号VSと共にXドライバ回路51に供給される。
【0017】
Xドライバ回路51は従来から知られるように構成され、例えば水平同期信号VHに同期してビデオ信号VSの各水平映像信号から320個の画素信号をサンプリングしホールドするサンプルホールド回路と、このサンプルホールド回路によってホールドされたこれら画素信号をそれぞれ増幅するオペアンプ回路と、このオペアンプ回路を介して供給される320個の画素信号を格納し液晶ディスプレイパネル1の信号線X1−X320にそれぞれ供給する単一のラインメモリとを備える。サンプルホールド回路のサンプルタイミングおよびホールド期間並びにラインメモリの出力タイミングはモード信号SNPによって表される表示モードに対応して設定される。
【0018】
Yドライバ回路31は、制御信号発生回路71から供給されるシフトクロック信号CPV、走査禁止信号GINH、シフト方向指定信号L/R、および走査開始パルスSTV1、TV2についてレベル変換を行なうレベル変換回路31a、240個の水平画素ラインに対応して直列に接続された第240個のフリップフロップで構成されシフトクロック信号CPVに応答して走査開始パルスSTV1またはSTV2をシフトするシフトレジスタ31b、それぞれシフトレジスタ31bのフリップフロップに接続され各々走査開始パルスが対応するフリップフロップに保持されるときにこのフリップフロップの出力信号をレベルシフトする240個のレベルシフト回路31c、これらレベルシフト回路31にそれぞれ接続され各々対応レベルシフト回路31cによってレベルシフトされた出力信号を走査線Y1−Y240の対応する1つに水平画素ラインの走査信号として出力する240個の出力回路31dを有する。シフトレジスタ31bにおいて、走査開始パルスSTV1は第1水平画素ラインに対応するフリップフロップに供給され、走査開始パルスSTV2は第240水平画素ラインに対応するフリップフロップに供給される。シフト方向指定信号L/Rはこれら走査開始パルスSTV1およびSTV2のシフト方向を指定するためにシフトレジスタ31bに供給される。すなわち、このYドライバ回路31はこの走査開始パルスSTV1またはSTV2を保持するフリップフロップに対応する水平画素ラインにその保持期間だけ持続的に走査信号を供給する。さらに出力回路31dの出力動作は走査禁止信号GINHが供給される間継続的に禁止される。
【0019】
図3は制御信号発生回路71の構成を詳細に示す。この制御信号発生回路71は、検出部61からの水平同期信号HVから得られる水平走査期間に基づいて安定化される周波数の水平同期パルスを発生するPLL(フェーズ・ロックド・ループ)回路102、このPLL回路102からの水平同期パルスHPに同期した基準クロック信号Aを発生する基準クロック発生回路104、水平同期パルスHP、垂直同期信号HV、モード信号SNPおよび上下反転指定信号U/Dに基づいて走査禁止信号GINH0、シフト方向指定信号L/R、走査開始パルスSTV1、および走査開始パルスSTV2を発生するタイミング制御回路106、走査禁止信号GINH0を1水平走査期間だけ遅延させた走査禁止信号GINHを出力する1H遅延回路108、走査禁止信号GINH0が高レベルに維持されるとき基準クロック信号Aを反転させるクロック反転回路120、および走査禁止信号GINH0およびGINHの少なくとも一方が低レベルのときにクロック反転回路120の出力信号Bを出力するゲーティング回路122を備える。クロック反転回路120は基準クロック信号Aおよび走査禁止信号GINH0が入力されるEXOR回路120aで構成される。ゲーティング回路122はAND回路122aおよびNAND回路122bで構成される。走査禁止信号GINH0およびGINHはNAND回路122bに入力され、このNAND回路122bの出力信号Cおよびゲーティング回路122の出力信号BがAND回路122aに入力される。このAND回路122の出力信号はシフトクロック信号CPVとしてYドライバ回路31に供給される。上下反転指定信号U/Dは水平画素ラインの選択順序を指定するためにタイミング制御回路106に供給される。タイミング制御回路106はこの上下反転指定信号U/Dに基づいてシフトレジスタ31bのシフト方向を決定してこのシフト方向をシフト方向指定信号L/Rにおいて指定すると共に、このシフト方向に対応して走査開始パルスSTV1およびSTV2の一方を選択する。選択された走査開始パルスは垂直同期信号VDから得られるフィールドの開始タイミングでシフトレジスタ31bに供給される。モード信号SNPがPAL表示モードを表す場合、タイミング制御回路106は7水平走査期間(7H)毎に1水平走査期間(1H)だけ持続する走査禁止信号GINH0を発生する。7水平走査期間は水平同期パルスHPの数をカウントすることにより検出される。
さらに走査禁止信号GINH0は例えば奇数フィールドにおいて第1、第8、第14…番目という水平走査期間に発生され、偶数フィールドにおいて第2、第9、第15…番目という水平走査期間に発生される。
【0020】
以下、上述した表示制御部2の動作を説明する。ここでは、走査開始パルスSTV1およびシフト方向指定信号L/Rが水平画素ラインを第1番目から第240番目の順序で選択するためにYドライバ31に供給されると仮定する。このYドライバ回路31のシフトレジスタ31bはシフトクロック信号CPVに応答して走査開始パルスSTV1をシフトする。走査開始パルスSTV1はシフトクロック信号CPVの第1の立ち上がりから第2の立ち上がりまで第1フリップフロップに保持され、第2の立ち上がりから第3の立ち上がりまで第2フリップフロップに保持され、第3の立ち上がりから第4の立ち上がりまで第3フリップフロップに保持され、以下同様に第4−第240フリップフロップに順次保持される。Yドライバ回路31は走査開始パルスSTV1がシフトレジスタ31bの第1フリップフロップに保持されるときに継続的に走査線Y1に走査信号を供給し、走査開始パルスSTV1が第2フリップフロップに保持されるときに継続的に走査線Y2に走査信号を供給し、走査開始パルスSTV1が第3フリップフロップに保持されるときに継続的に走査線Y3に走査信号を供給し、以下同様に走査線Y4−Y240に供給される。
【0021】
NTSC表示モードでは、タイミング制御回路106が走査禁止信号GINH0を発生しない。このため、走査禁止信号GINH0およびGINHが常に低レベルに維持される。EXOR回路120aは基準クロック信号Aを反転せずに出力信号Bとして出力し、NAND回路122bは高レベルの出力信号Cを出力し、AND回路122aはEXOR回路120aの出力信号Bをシフトクロック信号CPVとして出力する。すなわち、基準クロック信号Aがシフトクロック信号CPVとしてYドライバ31のシフトレジスタ31bに供給される。
【0022】
PAL表示モードでは、タイミング制御回路106が図4に示すように7水平走査期間に1回の割合で走査禁止信号GINH0を発生する。走査禁止信号GINH0が時刻t32からt34までの1水平走査期間に高レベルに設定されると、走査禁止信号GINHがこの走査禁止信号GINH0よりも1水平走査期間遅れた時刻t34からt38までの1水平走査期間に高レベルに設定される。
また、走査禁止信号GINH0が時刻t41からt42までの1水平走査期間に高レベルに設定されると、走査禁止信号GINHがこの走査禁止信号GINH0よりも1水平走査期間遅れた時刻t42からt46までの1水平走査期間に高レベルに設定される。EXOR回路120aは走査禁止信号GINH0が低レベルのときに基準クロック信号Aを出力信号Bとして出力し、走査禁止信号GINH0が高レベルのときに基準クロック信号Aの反転信号を出力信号Bとして出力する。NAND回路122bは走査禁止信号GINH0およびGINHの両方が高レベルである場合を除いて高レベルの出力信号Cを出力する。AND回路122aは走査禁止信号GINHが高レベルに維持される1水平走査期間において基準クロック信号Aの反転信号をシフトクロック信号CPVとして出力する。これにより、シフトレジスタ31bのシフトタイミングが1/2水平走査期間だけ早められる。他方、出力回路31dの出力動作は走査禁止信号GINHが高レベルに維持される1水平走査期間だけ禁止され、この水平走査期間にXドライバ回路51から信号線X1−X320に供給される1水平映像信号を無効にする。すなわち、水平映像信号は7水平走査期間毎に1回の割合で間引かれる。
【0023】
上述の実施形態では、走査禁止信号GINHが基準クロック信号Aをマスクする代わりに、基準クロック信号Aを反転するために用いられる。これにより、走査開始パルスSTV1は例えば時刻t32からt36までシフトレジスタ31bの第1レジスタに保持され、時刻t36からt40までシフトレジスタ31bの第2フリップフロップに保持される。出力回路31dは走査禁止信号GINHの制御により時刻t34からt38まで走査信号を出力できないため、各走査線の選択時間は1水平走査期間に保たれる。シフトレジスタ31bのシフト動作は時刻t38を待たずに行われるため、走査禁止信号GINHの配線経路での遅延とシフトレジスタ31bの応答時間との関係に依存して発生する不要パルスを確実に防止できる。
【0024】
また、走査禁止信号GINH0は奇数フィールドにおいて第1、第8、第14…番目という水平走査期間に発生され、偶数フィールドにおいて第2、第9、第15…番目という水平走査期間に発生される。この場合、同一順位の水平映像信号が奇数フィールドおよび偶数フィールドにおいて間引きされない。水平画素ラインに沿って表示されるようなストライプを防止して良好な画像を得ることができる。
【0025】
次に、本発明の第2実施形態に係る液晶ディスプレイパネルを説明する。この液晶ディスプレイパネルは制御信号発生回路71が図5に示すように構成されることを除いて第1実施形態と同様に構成される。尚、第1実施形態と同様な部分は同一参照符号で示し、その説明を省略する。
【0026】
図5に示す制御信号発生回路71は、検出部61からの水平同期信号HVから得られる水平走査期間に基づいて安定化される周波数の水平同期パルスを発生するPLL回路102、このPLL回路102からの水平同期パルスHPに同期した基準クロック信号Aを発生する基準クロック発生回路104、水平同期パルスHP、垂直同期信号HV、モード信号SNPおよび上下反転指定信号U/Dに基づいて走査禁止信号GINH0、シフト方向指定信号L/R、走査開始パルスSTV1、および走査開始パルスSTV2を発生するタイミング制御回路106、走査禁止信号GINH0を1水平走査期間だけ遅延させた走査禁止信号GINHおよびその反転信号GINH1を出力する1H遅延回路108、走査禁止信号GINH0およびGINHの少なくとも一方が低レベルのときに基準クロック発生回路104からの基準クロック信号Aを出力信号Fとして出力するゲーティング回路220、および走査禁止信号GINH0の立ち下がりを検出して走査禁止信号GINH1の反転信号を出力信号Gとして出力する立ち下がりエッジ検出回路222、およびこの出力信号Gが高レベルに維持されるとき出力信号F、すなわち基準クロック信号Aを反転させるクロック反転回路224を備える。
【0027】
ゲーティング回路220は走査禁止信号GINH0およびGINHが入力されるNAND回路220bとこのNAND回路220bの出力信号Eおよび基準クロック信号Aが入力されるAND回路220aで構成される。エッジ検出回路222は走査禁止信号GINH0およびGINHが入力されるNOR回路222aで構成される。クロック反転回路224はこのAND回路220aの出力信号FおよびNOR回路222aの出力信号Gが入力されるEXOR回路224aで構成される。EXOR回路224aの出力信号はシフトクロック信号CPVとしてYドライバ回路31に供給される。上下反転指定信号U/Dは水平画素ラインの選択順序を指定するためにタイミング制御回路106に供給される。タイミング制御回路106はこの上下反転指定信号U/Dに基づいてシフトレジスタ31bのシフト方向を決定してこのシフト方向をシフト方向指定信号L/Rにおいて指定すると共に、このシフト方向に対応して走査開始パルスSTV1およびSTV2の一方を選択する。選択された走査開始パルスは垂直同期信号VDから得られるフィールドの開始タイミングでシフトレジスタ31bに供給される。モード信号SNPがPAL表示モードを表す場合、タイミング制御回路106は7水平走査期間(7H)毎に1水平走査期間(1H)だけ持続する走査禁止信号GINH0を発生する。7水平走査期間は水平同期パルスHPの数をカウントすることにより検出される。さらに走査禁止信号GINH0は例えば奇数フィールドにおいて第1、第8、第14…番目という水平走査期間に発生され、偶数フィールドにおいて第2、第9、第15…番目という水平走査期間に発生される。
【0028】
以下、図5に示す制御信号発生回路71を備える表示制御部2の動作を説明する。ここでは、走査開始パルスSTV1およびシフト方向指定信号L/Rが水平画素ラインを第1番目から第240番目の順序で選択するためにYドライバ31に供給されると仮定する。このYドライバ回路31のシフトレジスタ31bはシフトクロック信号CPVに応答して走査開始パルスSTV1をシフトする。走査開始パルスSTV1はシフトクロック信号CPVの第1の立ち上がりから第2の立ち上がりまで第1フリップフロップに保持され、第2の立ち上がりから第3の立ち上がりまで第2フリップフロップに保持され、第3の立ち上がりから第4の立ち上がりまで第3フリップフロップに保持され、以下同様に第4−第240フリップフロップに順次保持される。Yドライバ回路31は走査開始パルスSTV1がシフトレジスタ31bの第1フリップフロップに保持されるときに継続的に走査線Y1に走査信号を供給し、走査開始パルスSTV1が第2フリップフロップに保持されるときに継続的に走査線Y2に走査信号を供給し、走査開始パルスSTV1が第3フリップフロップに保持されるときに継続的に走査線Y3に走査信号を供給し、以下同様に走査線Y4−Y240に供給される。
【0029】
NTSC表示モードでは、タイミング制御回路106が走査禁止信号GINH0を発生しない。このため、走査禁止信号GINH0およびGINHが常に低レベルに維持される。NAND回路220bは高レベルの出力信号Eを出力し、AND回路220aは基本クロック信号Aを出力信号Fとして出力する。EXOR回路224aはAND回路220aの出力信号Fを反転せずにシフトクロック信号CPVとして出力する。すなわち、基準クロック信号Aがシフトクロック信号CPVとしてYドライバ31のシフトレジスタ31bに供給される。
【0030】
PAL表示モードでは、タイミング制御回路106が図6に示すように7水平走査期間に1回の割合で走査禁止信号GINH0を発生する。走査禁止信号GINH0が時刻t52からt54までの1水平走査期間に高レベルに設定されると、走査禁止信号GINHがこの走査禁止信号GINH0よりも1水平走査期間遅れた時刻t54からt58までの1水平走査期間に高レベルに設定される。また、走査禁止信号GINH0が時刻t61からt62までの1水平走査期間に高レベルに設定されると、走査禁止信号GINHがこの走査禁止信号GINH0よりも1水平走査期間遅れた時刻t62からt66までの1水平走査期間に高レベルに設定される。NAND回路220bは走査禁止信号GINH0およびGINHの両方が高レベルである場合を除いて高レベルの出力信号Eを出力する。AND回路220aは基本クロック信号Aを出力信号Fとして出力する。EXOR回路224aは出力信号Gが低レベルのときに出力信号F、すなわち基準クロック信号Aをシフトクロック信号CPVとして出力し、出力信号Gが高レベルのときに基準クロック信号Aの反転信号をシフトクロック信号CPVとして出力する。これにより、シフトレジスタ31bのシフトタイミングが1/2水平走査期間だけ早められる。他方、出力回路31dの出力動作は走査禁止信号GINHが高レベルに維持される1水平走査期間だけ禁止され、この水平走査期間にXドライバ回路51から信号線X1−X320に供給される1水平映像信号を無効にする。すなわち、水平映像信号は7水平走査期間毎に1回の割合で間引かれる。
【0031】
この第2実施形態では、第1実施形態と同様に走査禁止信号GINHが基準クロック信号Aをマスクするために用いられない。これにより、走査開始パルスSTV1は例えば時刻t52からt56までシフトレジスタ31bの第1フリップフロップに保持され、時刻t56からt60までシフトレジスタ31bの第2フリップフロップに保持される。出力回路31dは走査禁止信号GINHの制御により時刻t54からt58まで走査信号を出力できないため、各走査線の選択時間は1水平走査期間に保たれる。シフトレジスタ31bのシフト動作は時刻t58を待たずに行われるため、走査禁止信号GINHの配線経路での遅延とシフトレジスタ31bの応答時間との関係に依存して発生する不要パルスを確実に防止できる。
【0032】
また、走査禁止信号GINH0は奇数フィールドにおいて第1、第8、第14…番目という水平走査期間に発生され、偶数フィールドにおいて第2、第9、第15…番目という水平走査期間に発生される。この場合、同一順位の水平映像信号が奇数フィールドおよび偶数フィールドにおいて間引きされない。水平画素ラインに沿って表示されるようなストライプを防止して良好な画像を得ることができる。
【0033】
尚、上述した実施形態は、7水平走査期間に1回の割合で水平映像信号を間引くように構成されたが、走査禁止信号GINH0の同期を調整すれば水平映像信号数の異なる他方式のビデオ信号にも適用することができる。
【0034】
さらに、これら実施形態の液晶ディスプレイパネルは画素電極が薄膜トランジスタを介して駆動されるアクテイブマトリクス方式であるが、本発明は例えば、プラズマ、LEDなどを利用した他のディスプレイ装置にも適用することができる。さらには、近年において研究開発されているフィールド・エミッション・ディスプレイ(FED)にも適用することができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、誤動作することなくビデオ信号の水平映像信号を適切に間引くことができる表示制御装置および表示制御方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る液晶ディスプレイパネルの一部を概略的に示す図である。
【図2】液晶ディスプレイパネルを制御する表示制御部を示すブロック図である。
【図3】図2に示す制御信号発生回路を詳細に示すブロック図である。
【図4】図2に示す制御信号発生回路において発生される信号のタイムチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態に係る液晶ディスプレイパネルに設けられる制御信号発生回路を詳細に示すブロック図であり、
【図6】図5に示す制御信号発生回路において発生される信号のタイムチャートである。
【図7】従来の表示制御装置で発生される信号のタイムチャートである。
【符号の説明】
31…Yドライバ回路
31b…シフトレジスタ
51…Xドライバ回路
61…検出部
71…制御信号発生回路
102…PLL回路
104…基準クロック発生回路
106…タイミング制御回路
108…IH遅延回路
120…クロック反転回路
122…ゲーティング回路
Claims (10)
- 複数の水平画素ラインを有するフラットパネルディスプレイの表示制御装置であって、入力ビデオ信号の前記垂直走査サイクルで走査開始パルスを発生し、このビデオ信号の水平走査サイクルで基準クロック信号を発生する信号発生手段と、ビデオ信号から水平映像信号を前記水平走査サイクルで抽出し、この水平映像信号を前記複数の水平画素ラインの各々に供給する第1駆動手段と、前記走査開始パルスを前記基準クロック信号に応答して1方向にシフトしこの走査開始パルスの保持位置に対応する水平画素ラインを選択するシフトレジスタを含み、選択された水平画素ラインに選択信号を供給する第2駆動手段とを備え、前記信号発生手段は1フレームあたりの水平映像信号数が前記水平画素ラインの数に適合しない方式のビデオ信号に対して水平映像信号を間引くために所定数の水平走査期間に1回の割合で1水平走査期間のあいだ選択信号をマスクする禁止信号を発生すると共に、この1水平走査期間のあいだ前記基準クロック信号を反転する間引手段を含む表示制御装置 。
- 前記間引手段は前記複数の水平画素ラインが1フレームの画像として組み合わされる奇数フィールドの画像および偶数フィールドの画像の各々に対応する水平映像信号に割り当てられる場合にこられ奇数および偶数フィールド間で異なる順位の水平映像信号を間引くために前記禁止信号の発生タイミングをシフトさせるタイミング制御部を含む請求項1に記載の表示制御装置。
- 前記信号発生手段は1フレームあたりの水平映像信号数が前記水平画素ラインの数に適合しない方式のビデオ信号をこのビデオ信号の垂直走査サイクルから検出する検出手段を含む請求項1に記載の表示制御装置。
- 前記間引手段は前記禁止信号を受取ったときに前記基準クロック信号を反転する反転回路を有する請求項1に記載の表示制御装置。
- 前記間引手段は1水平走査期間持続する基準禁止信号を所定数の水平走査期間毎に発生する信号発生回路と、この基準禁止信号を1水平走査期間だけ遅延させることにより前記禁止信号を発生する遅延回路と、前記基準禁止信号および前記禁止信号の両方を受取ったときに前記基準クロックが第2駆動手段に供給されることを禁止するゲーティング回路を有する請求項4に記載の表示制御装置。
- 複数の水平画素ラインを有するフラットパネルディスプレイの表示制御方法であって、入力ビデオ信号の前記垂直走査サイクルで走査開始パルスを発生し、このビデオ信号の水平走査サイクルで基準クロック信号を発生するステップと、ビデオ信号から水平映像信号を前記水平走査サイクルで抽出し、この水平映像信号を前記複数の水平画素ラインの各々に供給するステップと、前記走査開始パルスを前記基準クロック信号に応答して1方向にシフトしこの走査開始パルスの保持位置に対応する水平画素ラインを選択するシフトレジスタを用い、選択された水平画素ラインに選択信号を供給するステップとを備え、前記信号発生ステップは1フレームあたりの水平映像信号数が前記水平画素ラインの数に適合しない方式のビデオ信号に対して水平映像信号を間引くために所定数の水平走査期間に1回の割合で1水平走査期間のあいだ前記選択信号をマスクする禁止信号を発生すると共に、この1水平走査期間のあいだ前記基準クロック信号を反転するサブステップを含む表示制御方法。
- 複数の水平画素ラインを有するフラットパネルディスプレイの表示制御装置であって、入力ビデオ信号の水平走査サイクルで基準クロック信号を発生する信号発生手段と、前記ビデオ信号から水平映像信号を前記水平走査サイクルで抽出し、この水平映像信号を前記複数の水平画素ラインの各々に供給する第1駆動手段と、前記基準クロック信号に応答して前記複数の水平画素ラインから順次1水平画素ラインを選択する選択部を含み、選択された水平画素ラインに選択信号を供給する第2駆動手段とを備え、前記信号発生手段は1フレームあたりの水平映像信号数が前記水平画素ラインの数に適合しない方式のビデオ信号に対して水平映像信号を間引くために所定数の水平走査期間に1回の割合で1水平走査期間のあいだ選択信号をマスクする禁止信号を発生すると共に、前記選択部による選択がこの1水平走査期間において次の水平画素ラインに予め切り替わるよう前記基準クロック信号のデュレーションを変化させる間引手段を備える表示制御装置。
- 1水平走査期間毎に入力される複数の水平映像信号を含むビデオ信号を、複数の水平画素ラインを有するフラットパネルディスプレイの前記水平画素ラインに1水平走査期間毎に選択的に割り当てる表示制御装置であって、前記水平画素ラインに対応しないビデオ信号の一水平映像信号の選択期間に基づくマスク信号を出力するマスク信号出力手段と、前記一水平映像信号に先だって隣接した他の一水平映像信号の選択期間および前記一水平映像信号の選択期間の一部にわたる第1信号を出力すると共に、前記一水平映像信号の選択期間および前記一水平映像信号に続いて隣接した他の水平映像信号の選択期間にわたる第2信号を順次出力する選択信号出力手段と、前記第1信号および前記第2信号の一部を前記マスク信号に基づいてマスクすることにより前記他の水平映像信号のそれぞれに対応する走査信号を出力する演算手段とを含む表示制御装置。
- 前記選択信号出力手段は複数のフリップフロップから成るシフトレジスタで構成され、前記一水平走査期間に対応する基準クロックと前記マスク信号とにより制御される請求項8に記載の表示制御装置。
- 1水平走査期間毎に入力される複数の水平映像信号を含むビデオ信号を、複数の水平画素ラインを有するフラットパネルディスプレイの前記水平画素ラインに1水平走査期間毎に選択的に割り当てる表示制御方法であって、前記水平画素ラインに対応しない前記ビデオ信号の一水平映像信号の選択期間に基づくマスク信号を出力するステップと、前記一水平映像信号に先だって隣接した他の一水平映像信号の選択期間および前記一水平映像信号の選択期間の一部にわたる第1信号を出力するステップと、前記一水平映像信号の選択期間の一部および前記一水平映像信号の選択期間に続いて隣接した他の水平映像信号の選択期間にわたる第2信号を出力するステップと、前記第1信号および第2信号の一部を前記マスク信号に基づいてマスクすることにより前記一水平映像信号を除く前記他の一水平映像信号のそれぞれを選択的に前記水平画素ラインに割り当てるステップを含む表示制御方法。
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