JP3667533B2 - ブレーキバルブ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用のブレーキバルブに関し、更に詳しくは、ブレーキ圧力の保持機構を有するブレーキバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来技術として例えば特開昭59−29554号がある。この公報には、圧力源であるエアタンクに連絡される入口、作動器に連絡される出口、及び外気に連絡される排気口を形成した本体と、この本体内に形成され上記入口、出口、及び排気口に連絡するシリンダ孔と、このシリンダ孔に摺動自在に挿入され、運転者のブレーキ操作により上記出口と排気口との間を遮断し、且つ、上記入口と出口との間を連通状態とするメインピストンとを有するブレーキバルブが記載されている。当該ブレーキバルブはまた、別系統によって上記エアタンクに接続され、ブレーキバルブとは別体に配置された制御弁を介して上記エアタンクに蓄えられている圧力を制御圧力として上記メインピストンを押し下げる方向に作用させ、ブレーキ力を保持させることができるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、制御圧力として上記エアタンクの蓄圧を利用しているため、ブレーキバルブに対し、上記入口と出口に各々接続される配管とは別に上記エアタンクとブレーキバルブ間を連絡する制御圧力供給用の配管が必要となり、これにより配管構成を複雑化するとともに、配管接続に手間がかかるという問題がある。また、上記公報に記載の従来技術は、ブレーキ圧力保持作動時毎にブレーキ回路の最大圧力であるエアタンクの蓄圧が作用するために、上記制御弁を含む圧力保持機構部分に耐圧強度の高いものを採用する必要があり、これが更なるコストアップの要因となっている。
【0004】
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、ブレーキ回路の配管構成を簡素化してブレーキ圧力保持機構を付加することができるブレーキバルブを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題は、圧力源に連絡される入口、作動器に連絡される出口、及び外気に連絡される排気口を形成した本体と、この本体内に形成され前記入口、出口、及び排気口に連絡するシリンダ孔と、このシリンダ孔に摺動自在に挿入され、運転者のブレーキ操作により前記出口と排気口との間を遮断し、且つ、前記入口と出口との間を連通状態とするメインピストンとを有するブレーキバルブにおいて、前記シリンダ孔内に摺動可能に配置され、前記メインピストンのブレーキ操作入力側に位置するサブピストンと、このサブピストンの前記ブレーキ操作入力側に制御圧力を受圧可能に形成された制御室と、この制御室に前記出口の圧力を前記制御圧力として給排可能な制御弁とを設け、前記サブピストンは、前記制御室への前記制御圧力の給排により摺動し、当該サブピストンと前記メインピストンとの間に配置された弾性部材からなる操作力伝達部材を介して前記メインピストンの戻り位置を規制することを特徴とするブレーキバルブ、によって解決される。
【0006】
本発明は、サブピストンのブレーキ操作入力側に制御圧力を受圧可能に形成された制御室に、上記出口の圧力を制御圧力として給排可能な制御弁を設けることにより、制御圧力供給用の配管構成を簡素化するとともに、調圧された出力圧を基にブレーキ圧力保持作用を行わせるので上記制御弁を含む圧力保持機構部分に対する高い耐圧強度が不要となる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0008】
図1は、本実施の形態によるブレーキバルブを示し、全体として10で示される。上本体11a、中本体11b及び下本体11cから成る本体11には、圧力源として図示しないエアタンクに連絡する入口12A及び12Bと、図示しない後輪側及び前輪側ブレーキ作動器にそれぞれ連絡する出口13A及び13Bと、外気に連絡する排気口14とが形成されている。本体11の内部には、入口12A、12B、出口13A、13B、及び排気口14に連絡するシリンダ孔15が形成され、このシリンダ孔15に対して第1ピストン16及び第2ピストン17がメインピストンとしてそれぞれシールリングを装着して摺動自在に挿入されている。これら第1、第2ピストン16、17は、本体11の上部に取り付けられたブレーキ操作部材としてのブレーキペダル18の傾動により下方へ移動可能であり、これにより出口13A、13Bと排気口14との間を遮断し、且つ、入口12A、12Bと出口13A、13Bとの間を連通状態として、上記エアタンクに蓄えられた圧縮空気を上記ブレーキ作動器へ供給し、公知のブレーキ作用を行わせる。以下、その詳細について説明する。
【0009】
本体11の上部には筒状のプランジャ20が摺動自在に挿入され、その上端部にはブレーキペダル18に軸支されるローラ28が当接している。ブレーキペダル18は、運転者のブレーキ操作により軸29を支点として傾動可能であり、その操作力がローラ28を介してプランジャ20に伝達される。第1ピストン16には、それぞれ第1リテーナ21及び第2リテーナ22に一端が支持された操作力伝達部材としての第1スプリング24及び第2スプリング25が係合し、これら第1、第2スプリング24、25の付勢力はワッシャ30を介しての圧力設定ボルト26の締付け量により設定される。第1ピストン16は戻しばね27の付勢力を受けてブレーキペダル18側へ付勢され、第1リテーナ21と後述するサブピストン45との当接により図示する位置に規制されている。プランジャ20と第1ピストン16との間にはばね23が設けられ、図示する状態においてプランジャ20をブレーキペダル18側へ付勢している。なお、第1、第2スプリング24、25が配置される空間は、第1ピストン16に形成された通孔16aを介して排気口14に連通している。
【0010】
第2ピストン17の中央軸部は、ばね34の付勢力を受けて弁座41に着座し閉弁状態をとる筒状の弁体31の内周面に摺動自在に挿入されている。弁体31はその上面にゴムで成る弁部31aを有し、閉弁時に入口12Aと出口13Aとの間を遮断する。図示する非作動状態では弁体31の上面は第1ピストン16の下端部に対して所定の隙間をおいて対向している。第2ピストン17は戻しばね32の付勢力を受けて第1ピストン16側へ付勢されて非作動時は図示する位置に規制されている。また、この状態で第2ピストン17の下端部は、排気口14の内部に設けられた筒状の弁体33に対し、これまた所定の隙間をおいて対向している。弁体33はその上面部にゴムで成る弁部33aを有し、ばね35の付勢力により弁座43に着座し、この閉弁時に入口12Bと出口13Bとの間を遮断する。
【0011】
次に、本発明に係るブレーキ圧力保持機構の詳細について説明する。
【0012】
第1ピストン16のブレーキ操作入力側、すなわち第1ピストン16の上方側にはサブピストン45がシリンダ孔15及びプランジャ20の下端外周面に対しそれぞれ密封部材を介して摺動可能に配置されており、シリンダ孔15の上壁面との間に制御室47を画成している。このサブピストン45の下面は第1リテーナ21を介して第1スプリング24に係合しており、また、サブピストン45の上面は、制御室47の圧力を受けて第1スプリング24の付勢力に抗して中本体11bと当接するまでの距離dだけ下方へ移動可能にその受圧面積が設定される。本実施の形態では、出口13Aの圧力を制御圧力として制御室47へ導入可能としており、その出口13Aから制御室47への制御圧力の供給は、通路48と、上本体11a及び中本体11bにわたって形成される制御圧力供給通路50とを介して行われる。これら通路48及び制御圧力供給通路50により、本発明に係る連絡通路が構成される。通路48と制御圧力供給通路50との間には、これら両通路の間の連通又は遮断を行う制御弁46が配置され、制御室47に対する制御圧力の給排を行う。
【0013】
図2を参照して説明すると、制御弁46は、外部からの指令により作動状態に切り換わる電磁弁であって、本体11に一体的に設けられている。上記外部からの指令として、例えば、車輪の回転状態や車両が登坂路上に停車した状態を検出するとソレノイド部54を励磁する、また、例えばアクセルペダルの踏み込みによる車輪の回転開始、あるいは駐車ブレーキの状態を検出するとソレノイド部54への通電を停止する図示しないコントローラから作動指令が制御弁46のソレノイド部54へ供給されると、磁性材でなる弁プランジャ62が排気通路形成部材53の下端に着座し、図示する制御圧力排気位置から制御圧力供給位置へと切り換えられる。制御圧力供給通路50と常時連通する弁室49内に配置される弁プランジャ55はその制御圧力排気位置で通路48の一端に当接し当該通路48と制御圧力供給通路50との間を遮断する。符号60で示す環状部材の内周側には環状部材61が嵌着しており、環状部材60の内周と環状部材61の外周との間には、図では示されていないが複数のスリットが形成されている。図示する制御圧力排気位置では、制御圧力供給通路50を弁室49、環状部材60と61との間のスリット、排気通路63および排気通路51を介して外気と連通させる。また、弁プランジャ55はその制御圧力供給位置では通路48と制御圧力供給通路50との間を連通状態とし、弁プランジャ62は排気通路形成部材53との当接により排気通路51と弁室49との間を遮断する。したがって、ソレノイド部54への通電により制御弁46が作動状態に切り換えられると、弁プランジャ55及び弁プランジャ62は制御圧力供給位置に切り換わって連絡通路48、50を開放するとともに排気通路51を遮断し、もって出口13Aの圧力を制御室47へ供給する。
【0014】
本実施の形態によるブレーキバルブ10は以上のように構成され、次にこの作用について説明する。
【0015】
制御弁46は非作動状態で、弁プランジャ55及び弁プランジャ62は図示する制御圧力排気位置にあり、よって制御室47は外気と連通している。ブレーキ操作を行うべく、ブレーキペダル18が踏み込まれると、その傾動量に応じてプランジャ20及び第1スプリング24を介して第1ピストン16が下方へ押動される。これにより、第1ピストン16の下端部が弁体31の弁部31aと当接し、出口13Aと排気口14との間を遮断するとともに、第1ピストン16の更なる移動により弁体31をばね34の付勢に抗して押し下げて開弁する。これにより、入口12Aと出口13Aとの間が連通状態となり、ブレーキ圧力が出口13Aを介して図示しない後輪側のブレーキ作動器に供給される。このブレーキ圧力は通孔38を介して第2ピストンの上面へ作用して第2ピストン17を弁体33に着座させ出口13Bと排気口14との間を遮断するとともに、弁体33をばね35の付勢に抗して押し下げて開弁する。これにより、入口12Bと出口13Bとの間が連通状態となり、ブレーキ圧力が出口13Bを介して前輪側のブレーキ作動器に供給される。このときブレーキ圧力は通孔37、39を介して第1、第2ピストン16、17の下面に伝達してこれら第1、第2ピストン16、17を押し上げる力を作用させ、これをブレーキ踏力として運転者に感知させる。また、ブレーキペダル18の傾動量が一定のときは、弁体31、33はそれぞれ第1、第2ピストン16、17と当接した状態で弁座41、43に着座し(以下、これを便宜的に定常状態という)、ブレーキ圧力を一定に保つ。以上のようにして、前輪および後輪にブレーキ力が作用する。
【0016】
運転者がブレーキ操作を解除すると、第1ピストン16及び第2ピストン17はそれぞれ戻しばね27及び32の付勢力により図示する非作動位置へ戻り、弁体31、33はばね34、35の付勢力により弁座41、43に着座する。これにより、入口12A、12Bと出口13A、13Bとの間がそれぞれ遮断されるとともに、出口13A、13Bと排気口14との間が連通状態となる。したがって、出口13A、13Bからブレーキ作動器側に導入されていたブレーキ圧力は排気口14を介して大気へ解放され、前輪および後輪のブレーキ力が弛められる。
【0017】
次に、本発明に係るブレーキ圧力保持機構の作用について説明する。
【0018】
上述したブレーキ操作の結果、車両が登坂路上に停車したとすると、上記コントローラが停車状態(車輪速度ゼロ)を検出して制御弁46のソレノイド部54へ圧力保持作動指令(電流)を供給する。これを受けて、制御弁46は作動状態に切り換わり、弁プランジャ55及び弁プランジャ62を図示する制御圧力排気位置から制御圧力供給位置へ切り換える。すると、制御室47は外気との連通が遮断され、かつ通路48、弁室49および制御圧力供給通路50を介して出口13Aと連通する。これにより出口13Aの圧力が制御室47へ導入され、サブピストン45は第1スプリング24の付勢力に抗して図中下方へ距離dだけ移動する。この状態でブレーキ操作が解除されると、第1ピストン16が図示する非作動位置へと戻ろうとするが、サブピストン45が下方位置にあるために第1ピストン16の戻り位置が規制される。そのため、第1ピストン16を距離dだけ下方へ移動させたときに見合うブレーキ圧力が出口13A、13Bに供給されて定常状態に至り、その結果、ブレーキペダル18の踏込操作が解除されてもブレーキ力が維持される。
【0019】
本実施の形態においては、サブピストン45の移動範囲を制限しているので、低いブレーキ圧力の下ではそれに応じたブレーキ保持力が得られ、サブピストン45を距離dだけ移動させる圧力より高いブレーキ圧力の下では一定のブレーキ保持力が得られる。したがって、制御圧力を受けるサブピストン45の受圧面積を変更すれば上記ブレーキ保持力を調整することができる。
【0020】
また、停車状態から車両を再発進させる際は、アクセルペダルの踏み込みによる車輪の回転開始、あるいは駐車ブレーキの解除を上記コントローラが検出することにより制御弁46への作動指令を解除(ソレノイド部54への通電を停止)し、弁プランジャ55及び弁プランジャ62を制御圧力供給位置から図示する制御圧力排気位置へと切り換える。すると、制御室47の圧力が制御圧力供給通路50、弁室49、環状部材60と61との間のスリット、排気通路63及び排気通路51を介して外気へ排気され、第1スプリング24の付勢力によりサブピストン45を図示する位置へ上昇させるとともに、戻しばね27、32、ばね34、35の付勢力により第1、第2ピストン16、17、弁体31、33をそれぞれ図示する非作動位置へ戻し、出口13A、13Bと排気口14との間を連通状態とする。これにより、ブレーキ力が解除され、車両の坂道発進が容易に行われる。
【0021】
以上のように、本実施の形態によれば、ブレーキ圧力保持機構において、出口13Aの圧力を制御圧力として制御室47へ供給するように構成しているので、上記制御圧力供給用の配管構造を従来よりも簡素化することができ、特に、制御弁46および連絡通路48、50をともに本体11の内部に設けているので、装置構成をコンパクトにすることができる。
【0022】
また、図示しないエアタンクの蓄圧を当該ブレーキバルブ10によって調圧した圧力を制御室47へ供給するようにしているので、制御弁46を含む圧力保持機構部分に対して高い耐圧強度を不要とすることができ、これにより製造コストの低減を図ることができる。
【0023】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0024】
例えば以上の実施の形態では、ブレーキ圧力保持作動の解除時、制御室47の圧力を排気通路51を介して直接、装置外部に排気するように構成したが、これに代えて、制御室47の圧力を第1、第2スプリング24、25が配置される空間に排気するようにしてもよい。この場合、第1ピストン16の通孔16aを介して排気口14に至り、ここから外部へ排気されることになる。
【0025】
また、排気通路51にフィルタや、制御圧力を外部に排気する方向の空気の移動のみを許容するチェック弁を設けてもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のブレーキバルブによれば、サブピストンのブレーキ操作入力側に制御圧力を受圧可能に形成された制御室に、上記出口の圧力を制御圧力として給排可能な制御弁を設けたので、制御圧力供給用の配管構成を簡素化できるとともに、当該ブレーキバルブにより調圧された出力圧を基にブレーキ圧力保持作用を行わせるようにして上記制御弁を含む圧力保持機構部分に対する高い耐圧強度を不要とし、製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるブレーキバルブの全体を示す断面図である。
【図2】図1における要部の拡大図である。
【符号の説明】
10 ブレーキバルブ
11 本体
12A 入口
12B 入口
13A 出口
13B 出口
14 排気口
15 シリンダ孔
16 第1ピストン
17 第2ピストン
18 ブレーキペダル
24 第1スプリング
25 第2スプリング
45 サブピストン
46 制御弁
47 制御室
48 通路
50 制御圧力供給通路
51 排気通路

Claims (6)

  1. 圧力源に連絡される入口、作動器に連絡される出口、及び外気に連絡される排気口を形成した本体と、この本体内に形成され前記入口、出口、及び排気口に連絡するシリンダ孔と、このシリンダ孔に摺動自在に挿入され、運転者のブレーキ操作により前記出口と排気口との間を遮断し、且つ、前記入口と出口との間を連通状態とするメインピストンとを有するブレーキバルブにおいて、
    前記シリンダ孔内に摺動可能に配置され、前記メインピストンのブレーキ操作入力側に位置するサブピストンと、このサブピストンの前記ブレーキ操作入力側に制御圧力を受圧可能に形成された制御室と、この制御室に前記出口の圧力を前記制御圧力として給排可能な制御弁とを設け、前記サブピストンは、前記制御室への前記制御圧力の給排により摺動し、当該サブピストンと前記メインピストンとの間に配置された弾性部材からなる操作力伝達部材を介して前記メインピストンの戻り位置を規制することを特徴とするブレーキバルブ。
  2. 前記制御弁は、前記本体に一体的に設けられている請求項1に記載のブレーキバルブ。
  3. 前記制御室と前記出口との間には、前記本体に形成された連絡通路が設けられており、この連絡通路内に前記制御弁が配設されている請求項1又は請求項2に記載のブレーキバルブ。
  4. 前記運転者の操作手段はブレーキ操作部材により行われ、このブレーキ操作部材と前記メインピストンとの間には、前記操作力伝達部材が配置され、前記サブピストンの一端に前記操作力伝達部材が係合し、他端に前記制御圧力を受圧する請求項1から請求項3のいずれかに記載のブレーキバルブ。
  5. 前記制御弁は、外部からの指令により作動状態に切り換わる電磁弁であって、前記本体には、前記制御室と前記出口とを連絡する連絡通路と、前記制御室と外気とを連絡する排気通路とが形成され、前記電磁弁が作動状態に切り換わることにより、前記連絡通路を開放するとともに前記排気通路を遮断する請求項1から請求項4のいずれかに記載のブレーキバルブ。
  6. 前記サブピストンの移動範囲は、このサブピストンが前記本体に当接するまでの距離(d)内に制限されている請求項1から請求項5のいずれかに記載のブレーキバルブ。
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