JP3667264B2 - マルチ電子源の特性調整方法及び装置ならびにマルチ電子源の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子放出素子を多数個備えるマルチ電子源の特性調整方法及び特性調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電子放出素子として熱陰極素子と冷陰極素子の2種類が知られている。このうち冷陰極素子では、例えば電界放出型素子(以下FEと記す)や、金属/絶縁層/金属型放出素子(以下MIMEと記す)や、表面伝導型電子放出素子(以下SCEと記す)などが知られている。
【0003】
本出願人らは、特開平06−342636号公報に開示されているように、多数のSCEを単純マトリクス配線したマルチ電子源、ならびにこのマルチ電子源を応用した画像表示装置について研究を行ってきた。
【0004】
マルチ電子源を構成するSCEは、工程上の変動などにより、個々の素子の電子放出特性に多少のばらつきを生じ、これを用いて表示装置を作成した場合に、この特性のばらつきが輝度のばらつきとなって表れるという問題があった。これに対して、SCEの電子放出特性のメモリ性を利用して特性を揃えるという発明が、特開平10−228867号公報において本出願人により既に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来技術(特開平10−228867号)におけるSCEの電子放出特性のメモリ性を利用して、マルチ電子源の特性の均一化を行う点は共通しているが、電子源パネルの量産工程に適するようにさらに改良したものである。
【0006】
従来技術の構成では、特性均一化プロセスを電子源の製造プロセス工程に取り入れる場合、電子放出素子毎に特性調整の調整時間にばらつきを生じやすく、その結果、電子源パネル毎に特性調整の調整時間や調整後の電子放出特性にばらつきが発生する可能性があった。
【0007】
本発明は、マルチ電子源を構成する電子放出素子の電子放出特性のメモリ特性が、各電子放出素子毎に異なったり、または複数の電子源パネル間で変化しても、ほぼ同一の電子放出特性を有する電子源パネルをほぼ同一のプロセス時間で製造できるような製造プロセスを提供するものである。
【0008】
即ち、本発明の目的は、簡易な工程でマルチ電子源の電子放出特性及び調整時間を略同一にしたマルチ電子源の特性調整方法及び特性調整装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の特性調整方法は、
複数の表面伝導型電子放出素子を基板上に配置したマルチ電子源の特性調整方法であって、
前記複数の表面伝導型電子放出素子の各々の電子放出特性を計測し、特性調整目標値を設定する工程と、
互いに電圧値が異なる複数の特性シフト電圧の各々が互いに異なる電子放出素子に印加されるように、前記複数の表面伝導型電子放出素子から選択された一部の電子放出素子の各々に前記複数の特性シフト電圧のいずれか一つを印加することによって、前記一部の電子放出素子の各々の電子放出特性を計測し、計測された電子放出特性の変化率に基づいて前記複数の特性シフト電圧毎に特性調整テーブルを作成する工程と、
前記複数の表面伝導型電子放出素子の各々毎に前記特性調整テーブルを参照し、前記複数の特性シフト電圧から所定の特性シフト電圧を選択して、前記複数の表面伝導型電子放出素子の各々に印加することにより前記特性調整目標値まで電子放出特性をシフトさせるシフト工程と
を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】
本発明においては、特性調整前に、全素子の初期の電子放出電流を測定して特性調整目標値を設定するとともに、一部の素子を用いて特性シフト電圧の複数の特性シフト電圧値毎に放出電流変化特性を計測し、計測された特性の平均値に基づき特性調整テーブルを作成する。次いで、各素子毎に特性調整テーブルを参照して初期電子放出電流と特性調整目標値との差である特性シフト量に対する特性シフトのための電圧の波高値、パルス幅及びパルス数を決定し、特性シフト駆動を行う。さらに、特性シフト駆動時の電子放出特性の変化をモニタし、必要に応じて、特性シフト条件、即ち前記特性シフト電圧の波高値、パルス幅及びパルス数を再設定する。
【0011】
これにより、簡易な構成で、複数の電子放出素子が配設されたマルチ電子源を有する電子発生装置における、各電子放出素子の特性調整工程の時間が均一化できるとともに、量産製造工程において、特性調整後の電子源パネル間の電子放出特性や特性調整時間のばらつきを抑制することができ、製造工程の管理が容易となる。
【0012】
【実施例】
以下本発明を実施例に基づき説明する。
本出願人らはSCEの特性を改善するための研究を鋭意行った結果、製造工程において通常の駆動に先立ち、特開2000−310973号公報に開示されている予備駆動を行うことで経時的な輝度の変化が低減することが出来ることを見出している。本実施例は予備駆動と、電子源の特性調整を一体化して行ったものである。
【0013】
予備駆動とは、安定化工程を施したSCEに対し、Vpreなる電圧でしばらく駆動を行った後、Vpre電圧で駆動時に素子の電子放出部近傍の電界強度を測定することである。その後、電界強度が小さくなるような通常駆動電圧Vdrvで通常の駆動を行う。Vpre電圧印加による駆動により、素子の電子放出部を予め大きな電界強度で駆動を行うことで、経時特性の不安定性の原因となる構造部材の変化を短期間に集中的に発現させ、通常駆動電圧Vdrvで長い間駆動時による変動要因を減少することができると考えられる。
【0014】
予備駆動を施した素子に、SCEが示す電子放出特性のメモリ機能を用いて行った電子放出特性の特性調整方法について説明する。
図1は、マルチ電子源を構成する素子の一つに注目し、一素子に印加した予備駆動及び特性調整駆動信号の電圧波形を示す図で、横軸に時間を、縦軸にはSCEに印加した電圧(以下、素子電圧Vfと記す)を示している。
【0015】
ここで駆動信号は、同図(a)に示すように連続した矩形電圧パルスを用い、特性調整駆動期間の電圧パルスの印加期間を第1期間〜第3期間の3つに分け、各期間内においてはパルスを1〜1000パルス印加した。素子によって、印加するパルス波高値及びパルス数は異なる。図1(a)の電圧パルスの波形の一部を、同図(b)に拡大して示す。
【0016】
具体的な駆動条件としては、駆動信号のパルス幅をT1=1[msec]、パルス周期をT2=10[msec]とした。なお、素子に実効的に印加される電圧パルスの立ち上がり時間Tr及び立ち下がり時間Tfが100[ns]以下となるように、駆動信号源から素子までの配線路のインピーダンスを十分に低減して駆動した。
【0017】
ここで素子電圧Vfは、予備駆動期間ではVf=Vpreとし、特性調整期間においては第1期間と第3期間ではVf=Vdrvとし、第2期間ではVf=Vshiftとした。これら素子電圧Vpre、Vdrv、Vshift、は共に、素子の電子放出しきい値電圧よりも大きい電圧であって、かつ、Vdrv<Vpre≦Vshiftの条件を満足するように設定した。但し、SCEの形状や材料により電子放出しきい値電圧も異なるので、測定対象となるSCEに合わせて適宜設定した。
【0018】
図1(a)において特性調整期間の各期間の詳細を説明する。
(第1期間:動作電圧における特性評価期間)
第1期間は、予備駆動電圧印加後、駆動電圧を通常の動作電圧である通常駆動Vdrvに下げた際の素子特性を評価する期間である。素子に通常駆動電圧(Vdrv)パルスを印加し、Vdrv電圧印加時の放出電流Ieを計測している。素子特性を測定するための波形パルスは1〜10発程度印加した。
【0019】
(第2期間:特性シフト電圧印加期間)
第2期間は、電子放出特性の特性調整方法のために、電子放出特性のメモリ機能を用いて予備駆動電圧Vpreより大きな電圧値Vshiftを印加し、素子の電子放出特性をシフトさせる。従って、特性調整を行う必要が無い素子に対しては、第2期間〜第3期間は適用されない。素子の電子放出特性をシフトさせるための波形パルスは1〜1000発程度印加した。
【0020】
(第3期間:特性シフト電圧印加後、動作電圧における特性評価期間)
第3期間は、特性シフト電圧印加後、駆動電圧を通常の動作電圧である通常駆動Vdrvに下げた際の素子特性を評価する期間である。第1期間と同様に、素子に通常駆動電圧(Vdrv)パルスを印加し、Vdrv電圧印加時の放出電流Ieを計測している。
一つの素子に対して、上記の駆動を行った後、全ての素子に対して同様なプロセスを施すことで、マルチ電子源に対しての特性調整プロセスが完了する。
【0021】
特性調整時に印加するシフト電圧の印加時間と特性のシフト量には相関がある。図2は電子放出しきい値電圧値以上の大きさの、ある特性シフト電圧Vshiftを印加したときの特性シフト量Shiftとシフト電圧の印加時間の相関を模式的に示すグラフである。グラフのX軸にはシフト電圧印加時間を対数で、Y軸には特性シフト量Shiftをそれぞれ設定している。図2に示すようにシフト電圧の印加時間の対数におおむね正比例して特性シフト量が増加する。
【0022】
図3(a)は、図2の関係を別の面からみたもので、第2期間において、Vf=Vshiftのパルスの印加数が多くなるにしたがって、放出電流特性が右方向にシフトしていくことを示したものである。シフトパルス印加前Iec(1)の特性を示した素子は、Vshiftのパルスを1パルス印加した状態Iec(2)に変化する。Vshiftのパルスを3パルス印加したときは放出電流特性カーブIec(3)となり、Vshiftのパルスを10パルス印加したときは放出電流特性カーブIec(5)となり、Vshiftのパルスを100パルス印加したときは放出電流特性カーブIec(6)となる。放出電流特性カーブ上の放出電流Iec(5)は通常駆動電圧Vdrvにおいて放出電流Ie5となり、放出電流Iec(6)は通常駆動電圧Vdrvにおいて放出電流Ie6となる。この特性変化を用いると、第2期間における素子へのVshiftのパルスの印加数を増減し所望の放出電流特性カーブに変化させることによって、第3期間における通常駆動電圧Vdrvにおける電子放出電流を特定の値にすることができる。
【0023】
図3(a)において、マルチ電子源のある素子の電子放出電流が予備駆動後、Vf=Vdrv印加時Ie4であったのが、シフト電圧(Vshif)の印加回数を増やしていくことによりVf=Vdrv印加時Ie3→Ie5→Ie6へ電子放出量が変化することを説明した。マルチ電子源は、多数の素子で構成され、予備駆動印加後の特性もそれぞれ異なっている。本出願人は、予備駆動後の電子放出特性がそれぞれ異なっている素子に対して特性シフト電圧を印加した場合、どのように電子放出電流が変化するかを鋭意研究した。この結果、本出願人は、特性シフト電圧を印加した際の特性変化率は、シフト電圧印加前の電子放出量の多い少ないに依らず概ね一定であることを見出した。即ち、図3(b)のように、図3(a)と異なる初期特性を持つ素子の電子放出電流が予備駆動後、Vf=Vdrv印加時Ie4’であったのが、シフト電圧(Vshift)の印加回数を増やしていくことによりVf=Vdrv印加時Ie3’→Ie5’→Ie6’へ電子放出量が変化したとする。このとき図3(a)及び図3(b)に示されるIeの変化率に着目すると、図3(a)の素子(1)にVshiftを印加したときのIe及び変化率は、Ieが、Ie4(初め)→Ie3(1パルス)→Ie5(10パルス)→Ie6(100パルス)と変化し、Ieの変化率は、Ie3/Ie4→Ie5/Ie4→Ie6/Ie4である。また、図3(b)の素子(2)にVshiftを印加したときのIe及び変化率は、Ieが、Ie4’(初め)→Ie3’(1パルス)→Ie5’(10パルス)→Ie6’(100パルス)と変化し、Ieの変化率は、Ie3’/Ie4’→Ie5’/Ie4’→Ie6’/Ie4’である。ここで、各々の変化率Ie3/Ie4とIe3’/Ie4’、Ie5/Ie4とIe5’/Ie4’、Ie6/Ie4とIe6’/Ie4’を比較すると概ね等しくなることを本出願人は見出した。この特性を用いると、初期Ieが多少異なる素子に対しても同じ放出電流特性の変化曲線を適用し、素子特性の調整を行うことができる。
【0024】
そして、多数ある素子の中には、同じ放出電流特性の変化曲線上ではあるが前記変化率が大きく異なり、1回のVshift電圧印加後の変化率が放出電流特性の変化曲線上の変化率に比べて変化の割合が非常に遅い素子や逆に早い素子も存在することが分かった。このような数は僅かであるが変化率の大きく異なった素子については、印加するパルス幅を増減させてパルス印加することで、同じ放出電流特性の変化曲線を適用し、素子特性の調整を行うことができることも見出した。
【0025】
そこで、本発明においては、先ずマルチ電子源の一部の素子を用いて、特性シフト電圧印加に対する放出電流特性の変化曲線を取得し、これに基づいてマルチ電子源全体の特性調整を行った。詳細は後述するが、印加するシフト電圧値も離散的に何段階か選んでデータを取得し電子源全体の特性を所望の時間で調整できるようにした。以下その詳細を説明する。
【0026】
図4は、マルチ電子源を用いた表示パネル301を構成する各SCEに特性調整用の波形信号を加えて個々のSCEの電子放出特性を変えるための駆動回路の構成を示すブロック図である。図4において、301は表示パネルである。本実施例において、表示パネル301には複数のSCEが単純マトリクス状に配線されており、既にフォーミング処理及び活性化処理が完了し、安定化工程にあるものとする。
【0027】
表示パネル301は、複数のSCEをマトリクス状に配設した基板と、その基板上に離れて設けられSCEから放出される電子により発光する蛍光体を有するフェースプレート等を真空容器中に配設している。さらに行方向配線端子Dx1〜Dxn及び列方向配線端子Dy1〜Dymを介して外部の電気回路と接続されている。301aは、表示パネル301内の複数のSCEをマトリクス状に配設した基板のうちの一部であり、特性調整用データ取得用素子が配設されている。
【0028】
302は、表示パネル301の蛍光体に高電圧源311からの高電圧を印加するための端子である。303,304はスイッチマトリクスで、それぞれ行方向配線及び列方向配線を選択してパルス電圧を印加するためのSCEを選択している。306,307はパルス発生回路で、パルス波形信号Px,Pyを発生させている。308はパルス波高値及びパルス幅値設定回路で、パルス設定信号Lpx,Lpyを出力することにより、パルス発生回路306,307のそれぞれより出力されるパルス信号の波高値及びパルス幅値を決定している。309は制御回路で、特性調整フロー全体を制御し、パルス波高値及びパルス幅値設定回路308に波高値及び幅値を設定するためのデータTvを出力している。なお、309aはCPUで、制御回路309の動作を制御している.CPU309Aの動作は、図5、図6及び図11のフローチャートを参照して後述する。
【0029】
図4において、309bは、各素子の特性調整のための各素子の特性を記憶するためのメモリである。具体的には、309bは通常駆動電圧Vdrv印加時の各素子の電子放出電流Ieを格納している。309cは、詳細は後述するが、一部の素子301aに電圧印加を行ってデータ取得し作成した参照用ルックアップテーブルで、特性調整時に参照する。309dは各プロセスに合わせた印加パルスの波高値及び幅値を記憶するためのパルス設定メモリであり、特性調整時には前記変化率の大きく異なった電子源についてのパルス幅の再設定を行うときにも用いる。310はスイッチマトリクス制御回路で、スイッチ切換え信号Tx,Tyを出力してスイッチマトリクス303,304のスイッチの選択を制御することにより、パルス電圧を印加するSCEを選択している。
【0030】
次に、特性調整プロセスで必要となるデータ取得について説明する。本実施例では素子の電子放出電流を調整するために各素子からの電子放出電流Ieを測定し、格納している。この電子放出電流Ie計測の詳細について述べる。特性調整のためには少なくとも、通常駆動電圧Vdrv印加時に流れる電子放出電流Ieを測定する必要が有るが、これについて説明する。制御回路309からのスイッチマトリクス制御信号Tswにより、スイッチマトリクス制御回路310がスイッチマトリクス303及び304が所定の行方向配線または列方向配線を選択し、所望のSCEが駆動できるように切換え接続される。
【0031】
一方、制御回路309は、パルス波高値及びパルス幅値設定回路308に通常駆動電圧Vdrvに対応した波高値及びパルス幅値データTvを出力する。これによりパルス波高値及びパルス幅値設定回路308から波高値及びパルス幅値データLpx及びLpyが、パルス発生回路306,307のそれぞれに出力される。この波高値及びパルス幅値データLpx及びLpyに基づいて、パルス発生回路306及び307のそれぞれは駆動パルスPx及びPyを出力し、この駆動パルスPx及びPyがスイッチマトリクス303及び304により選択された素子に印加される。ここで、この駆動パルスPx及びPyは、素子に、通常駆動電圧Vdrv(波高値)の1/2の振幅で、かつ互いに異なる極性のパルスとなるように設定されている。また同時に、高圧電源311により表示パネル301の蛍光体に所定の電圧を印加する。
【0032】
SCEの電子放出特性は、しきい値電圧以上の素子電圧を印加すると急激に電子放出電流Ieが増加し、一方しきい値電圧以下では電子放出電流Ieがほとんど検出されない。つまり、SCEは電子放出電流Ieに対する明確なしきい値電圧Vthを持った非線形素子である。よって、駆動パルスPx及びPyの振幅値がVdrvの1/2でかつ互いに異なる極性のパルスとなる場合、スイッチマトリクス303及び304により選択された素子からのみ電子放出がなされる。そしてこの駆動パルスPx,Pyで素子が駆動されている時の電子放出電流Ieを電流検出器305により測定する。
【0033】
マルチ電子源を構成する個々のSCEの電子放出特性を調整するプロセスフローを図5、図6及び図11のフローチャートを用いて説明する。本実施例においては、予備駆動と特性調整駆動を一体化して行ったので、両方の駆動プロセスを含めて説明する。
【0034】
プロセスフローは、表示パネル301の全素子に予備駆動電圧Vpreを印加後、通常駆動電圧Vdrv印加時の電子放出特性を測定し、特性調整を行うときの基準目標電子放出電流値Ie-tを設定する段階I(図5のフロー図、図1(a)の予備駆動期間と特性調整期間の第1期間に対応)と、画像を表示する上でほとんど支障をきたさない箇所301aの一部の素子を用いて素子に特性シフト電圧Vshiftと通常駆動電圧Vdrvを交互に印加したときの電子放出電流変化量を導き出しルックアップテーブルを作成する段階II(図6のフロー図、図1(a)の特性調整期間の第2、第3期間に対応)と、特性調整のためのルックアップテーブルに応じて特性シフト電圧Vshiftのパルス波形信号を印加すること及び特性調整が終了したかを判定するために通常駆動電圧Vdrvを印加して電子放出特性を測定する段階III(図11のフロー図、図1(a)の特性調整期間の第2、第3期間に対応)とからなる。
【0035】
まず、段階I(図5のフロー図)について説明する。ステップS11で、スイッチマトリクス制御信号Tswを出力して、スイッチマトリクス制御回路310によりスイッチマトリクス303,304を切換えて表示パネル301から素子を一つ選択する。次にステップS12で、選択された素子に印加するパルス設定メモリ309dにあらかじめ設定されていたパルス信号の波高値及びパルス幅値データTvをパルス波高値及びパルス幅値設定回路308に出力する。測定用パルスの波高値は、予備駆動電圧値Vpre=16Vであり、パルス幅値は1msecである。そしてステップS13で、パルス発生回路306,307よりスイッチマトリクス303,304を介して、ステップS11で選択されている素子に、予備駆動電圧値Vpreのパルス信号を印加する。ステップS14では、予備駆動電圧を行った素子を通常駆動電圧Vdrvに下げて駆動した時の電子放出特性評価を行うために、選択された素子に印加するパルス信号の波高値及びパルス幅値データTvとしてパルス設定メモリ309dにあらかじめ設定されていた通常駆動電圧値Vdrv=14.5V及びパルス幅値1msecを設定する。そしてステップS15で、ステップS11で選択されている素子に、通常駆動電圧値Vdrvのパルス信号を印加する。ステップ16で特性調整のためにVdrv電圧における電子放出電流Ieをメモリ309bに格納する。
【0036】
ステップS17では、表示パネル301の全てのSCEに対して測定を行ったかどうかを調べ、そうでないときはステップS18に進み、次の素子を選択するスイッチマトリクス制御信号Tswを設定してステップS11に進む。一方、ステップS17で全てのSCEに対する測定処理が終了しているときは、ステップS19で表示パネル301の全てのSCEに対し、通常駆動電圧Vdrvにおける電子放出電流Ieを比較し、基準目標電子放出電流値Ie-tを設定する。
【0037】
基準目標電子放出電流値Ie-tは、以下のようにして設定した。
図3(a)に示すように、特性シフト電圧印加により、Ie−Vfカーブはいずれの素子も右方向にシフトする。故に、目標値はVdrv印加時のIeの中で小さなものに設定することになる。しかしながら、目標値を小さくし過ぎると特性調整後のマルチ電子源の平均電子放出量が大きく低下してしまう。本実施例においては、全素子の電子放出電流値を統計的に処理し、その平均電子放出電流Ie-aveと標準偏差σ-Ieを算出した。そして、基準目標電子放出電流値Ie-tは、
Ie-t = Ie-ave − σ-Ie
とした。
【0038】
基準目標電子放出電流値Ie-tをこのように設定することで、特性調整後のマルチ電子源の平均電子放出電流を大きく低下させることなく、個々の素子の電子放出量ばらつきを低減できる。
【0039】
次に、段階II(図6のフロー図)について説明する。
ルックアップテーブルを作成する際、特性シフト電圧として4段階(Vshift1〜Vshift4)の離散的な電圧値を選択してそれぞれの電圧毎に特性シフト量を観測した。特性シフト電圧の範囲は、前述したように、Vshift≧Vpreであり、Vshift電圧の範囲は、SCEの形状や材料により適宜設定するが、通常は1V程度の範囲で数ステップに分けて設定することで特性調整できる。
【0040】
まず、図6のフロー図で、複数の素子に4つの特性シフト電圧値Vshift1、Vshift2、Vshift3、Vshift4各々をもつ特性シフト電圧を印加(1〜100パルス)したときの素子放出電流Ieの変化量を計測する手順を説明する。
【0041】
ステップS21で、複数のSCEに4つの特性シフト電圧各々を印加する領域、素子数、各特性シフト電圧値、パルス幅値、及び、印加パルス数を設定する。複数の素子に4つの特性シフト電圧各々を印加する表示パネル301内の領域は、画像を表示する上でほとんど支障をきたさない箇所301aを選定し、素子数は1つの特性シフト電圧に対して20素子とした。ステップS22で、スイッチマトリクス制御信号Tswを出力して、スイッチマトリクス制御回路310によりスイッチマトリクス303,304を切換えて表示パネル301から素子を一つ選択する。ステップS23で、選択された素子に印加する、パルス設定メモリ309dにあらかじめ設定されていたパルス信号の波高値及びパルス幅値データTvをパルス波高値及びパルス幅値設定回路308に出力する。特性シフト電圧用パルスの波高値は、予備駆動電圧値Vpre=16V、特性シフト電圧値Vshift1=16.25V、Vshift2=16.5V、Vshift3=16.75V、Vshift4=17Vのいずれかであり、パルス幅値はいずれも1msecである。そしてステップS24で、パルス発生回路306,307よりスイッチマトリクス303,304を介して、ステップS21で選択されている素子に、特性シフト電圧の初回として予備駆動電圧値Vpreパルス信号を印加する。
【0042】
ステップS25では、特性シフト電圧印加を行った素子を通常駆動電圧Vdrvに下げて駆動した時の電子放出電流特性評価を行うために、選択された素子に印加するパルス信号の波高値及びパルス幅値データTvとしてパルス設定メモリ309dにあらかじめ設定されていた通常駆動電圧値Vdrv=14.5V及びパルス幅値1msecを設定する。そしてステップS26で、ステップS22で選択されている素子に、通常駆動電圧値Vdrvパルス信号を印加する。ステップS27で特性シフト電圧印加パルス数に応じた電子放出量変化データとしてVdrv電圧における電子放出電流Ieをメモリ309bに格納する。ステップS28では、ステップS22で選択されている素子に、特性シフト電圧を所定の回数印加したかどうかを調べ、そうでないときはステップS23に進む。
【0043】
一方、ステップS28で特性シフト電圧が所定の印加回数に達したときは、ステップS29に進む。ステップS29では、複数の所定の素子に対して電子放出量変化測定を行ったかどうかを調べ、そうでないときはステップS30に進み、次の素子を選択するスイッチマトリクス制御信号Tswを設定してステップS22に進む。一方、ステップS29で所定の素子に対する測定処理が終了しているときは、複数の所定の素子に5つの特性シフト電圧値Vshift0(=Vpre)、Vshift1、Vshift2、Vshift3、Vshift4各々をもつ特性シフト電圧を印加(1〜100パルス)したときの素子放出電流の変化量をグラフ化する。
【0044】
図7は、複数の素子に5つの特性シフト電圧値Vshift0(=Vpre)、Vshift1、Vshift2、Vshift3、Vshift4各々をもつ特性シフト電圧を印加(1〜100パルス)したときの素子放出電流の変化量(平均値)を示したものである。なお、このときの素子放出電流値は、各特性シフト電圧を1パルス印加毎に通常駆動(Vdrv)したときに計測した値である。5つの特性シフト電圧値の関係はVshift4>Vshift3>Vshift2>Vshift1>Vpreである。
【0045】
図7に示すように特性シフト電圧印加数を増やすかまたは特性シフト電圧を大きくすることで素子特性の変化量は大きく、即ち調整量は多くなる。図7に示す特性変化曲線を用いてマルチ電子源全体を特性調整するのは、以下の2ステップで行われる。
▲1▼ 図5のIe計測結果から設定した目標電子放出電流値Ie-tより、特性シフト電圧範囲及び平均印加パルス数を設定する。つまり、ここまでが、特性調整をするためのルックアップテーブルを作成する段階となる。
▲2▼ ▲1▼で決めた設定値を基に、各素子毎に特性シフト電圧を設定する。そして、特性シフト電圧印加と電子放出電流特性計測を繰り返し、特性を目標値までシフトさせる。即ち、特性調整のためのルックアップテーブルに応じて特性シフト電圧Vshiftのパルス波形信号を印加すること及び特性調整が終了したかを判定するために通常駆動電圧Vdrvを印加して電子放出特性を測定する段階(図11のフロー図、図1(a)の特性調整期間の第2、第3期間に対応)となる。
【0046】
但し、前述したように、図7に示す特性変化曲線における印加パルス数に対する変化率が大きく異なった電子放出素子を有する電子源も少数ではあるが存在する。このような電子源についても、大多数の電子源の特性調整▲1▼、▲2▼のステップに後述する対処方法を組み込むことによって、特性調整を可能にした。
【0047】
▲1▼、▲2▼を詳細に説明する。
▲1▼ 図5で計測した電流値の一番大きいものをIe max値とし、図5で設定した目標Ie-tから最大調整率Dmaxを下式から求める。
Dmax = Ie-t/Ie max
例えば、目標Ie-t =0.9μA、Ie max =1.2μAとすると、Dmax=0.75必要になる。このとき図7より最大シフト電圧としてVshift4を印加しても1パルスでは、全てを調整できないことがわかる。一方、特性シフト電圧印加パルス数が増えると特性調整プロセス時間が長くなりあまり好ましいものとは言えない。そこで、本実施例においては、平均的に10パルスの印加によって特性調整を行うようにした。このときプロセスに要する時間は10パルス印加時間と目標Ie-t以上を有する素子数の積で見積もることができる。
【0048】
図7より10パルス印加時のIeの調整率D0〜D4を読み出す。
ここである特性シフト電圧Vshiftを10パルス印加した直後に目標電子放出電流Ie-tに達するであろう予備駆動(Vpre)を初回1パルス印加した直後の通常駆動(Vdrv)時の電子放出電流上限値Ie-uは以下の式で表すことができる。
Ie-u = Ie-t/D
即ち特性シフト電圧Vshift1を10パルス印加時の調整率をD1とすると、このときの予備駆動(Vpre)1パルス印加後の通常駆動(Vdrv)時の電子放出電流上限値Ie-u1は、
Ie-u1 = Ie-t/D1
となる。同様に、特性シフト電圧Vshift2を10パルス印加時の調整率をD2とすると、このときの予備駆動(Vpre)1パルス印加後の通常駆動(Vdrv)時の電子放出電流上限値Ie-u2は、
Ie-u2 = Ie-t/D2
となる。
【0049】
特性シフト電圧Vshift3を10パルス印加時の調整率をD3とすると、このときの予備駆動(Vpre)1パルス印加後の通常駆動(Vdrv)時の電子放出電流上限値Ie-u3は、
Ie-u3 = Ie-t/D3
特性シフト電圧Vshift4を10パルス印加時の調整率をD4とすると、このときの予備駆動(Vpre)1パルス印加後の通常駆動(Vdrv)時の電子放出電流上限値Ie-u4は、
Ie-u4 = Ie-t/D4
となる。また、特性シフト電圧Vshift0=Vpreを10パルス印加時の調整率をD0とすると、このときの予備駆動(Vpre)1パルス印加後の通常駆動(Vdrv)時の電子放出電流上限値Ie-u0は、
Ie-u0 = Ie-t/D0
となる。
【0050】
これらの各々の電子放出電流上限値から特性調整するためのルックアップテーブルを作成すると、図8となる。図8において、特性シフト電圧Vpre(=Vshift0)を印加して特性調整を実施する予備駆動(Vpre)1パルス印加後の通常駆動(Vdrv)時の電子放出電流範囲は、目標Ie-tからIe-u1までとなる。同様に特性シフト電圧Vshift1を印加して特性調整を実施する予備駆動(Vpre)1パルス印加後の通常駆動(Vdrv)時の電子放出電流範囲は、Ie-u1からIe-u2までとなり、特性シフト電圧Vshift2を印加して特性調整を実施する予備駆動Vpre後の通常駆動(Vdrv)時の電子放出電流範囲は、Ie-u2からIe-u3まで、特性シフト電圧Vshift3を印加して特性調整を実施する予備駆動Vpre後の通常駆動(Vdrv)時の電子放出電流範囲は、Ie-u3からIe-u4まで、特性シフト電圧Vshift4を印加して特性調整を実施する予備駆動Vpre後の通常駆動(Vdrv)時の電子放出電流範囲は、Ie-u4より大となる。予備駆動Vpre後の通常駆動電圧Vdrvでの電子放出電流がIe-u4よりも大きい場合は、Vshift4を印加することとした。
【0051】
例えば、各々の特性シフト電圧を10パルス印加したときの調整率がD0=0.9、D1=0.81、D2=0.72、D3=0.6、D4=0.5、目標Ie-t=0.9μAで、Ie最大値=1.55μAのとき、各々の特性シフト電圧を印加する素子のIeの範囲は、0.9<Ie≦1.0μA(@Vshift0)、1.0<Ie≦1.11μA(@Vshift1)、1.11<Ie≦1.25μA(@Vshift2)、1.25<Ie≦1.5μA(@Vshift3)、1.5<Ie(@Vshift4)となる。
【0052】
ここで、図7に示す特性変化曲線における印加パルス数に対する変化率が大きく異なった素子を有する電子源に対する対処方法について説明する。前述したように、大多数の電子源は、図7に示す特性変化曲線を基に平均印加パルス数を10パルスとしてルックアップテーブルを作成し、このテーブルを参照して特性シフト電圧を決定することにより各素子当たり10数パルス以下で電子放出特性をほぼ目標Ie-t近傍に設定することができた。後述の特性調整実施においては、最大印加パルス数も平均印加パルス数の2倍の20パルスを設定している。このとき、特性調整を実施したにもかかわらず目標Ie-t近傍にならなかった素子は、1つは、最大印加パルス数20パルスを印加しても目標Ie-tに達しなかった素子であり、もう1つは、特性調整中に目標Ie-tを大きく下回ってしまった素子ということになる。即ち、図7に示す特性変化曲線における印加パルス数に対する変化率が大きく異なった素子であったことを意味する。
【0053】
そして、このような特性調整未完の素子または電子源を少なくするための方法を以下に述べる。先ず、このような特性調整未完となってしまう素子であるかどうかを推測するために、初回の特性シフト電圧を印加した後に通常駆動電圧Vdrvを印加して測定した電子放出電流Ie値と想定していた変化率による電子放出電流Ie値とを比べることとした。想定していた変化率として、下限は、最大印加パルス数20パルスを印加しても目標Ie-tに達することが期待できない変化率D-llであり、上限は、2回目のパルス印加によって目標Ie-tを下回ってしまうことが予測される変化率D-ulである。図7に示す特性変化曲線は、対数関数で表すことができることから、例えば、シフト電圧Vshift0でパルス幅1[msec]の特性変化曲線は、
y=A0・logx+B0
と表すことができる。但し、xはパルス数、yはIe変化量、A0及びB0は定数である。
【0054】
ここで、下限の変化率D-ll0は、以下のように表すことができる。初回特性シフト電圧を印加したときの変化率が下限の変化率D-ll0であった場合、特性変化曲線は、
であり、この特性変化曲線において、パルスを20回印加したときの変化率は、
y=A0・log20+D-ll0
となる。この値が当初設定した特性変化曲線におけるパルスを10回印加したときの変化率を上回る値となる場合に、特性調整は最大印加パルス数20パルス印加において目標Ie-tに達することが期待できないことになるから、
A0・log20+D-ll0<A0・log10+B0
と表すことができる。したがって、下限の変化率D-ll0は
と表すことができる。初回パルス電圧を印加したときの変化率がこの下限の変化率D-ll0より小さい場合は、最大印加パルス数20パルス印加以内に目標Ie-tに達することが期待できるが、下限の変化率D-ll0より大きい場合は、目標Ie-tに達することが期待できない。そこで、初回パルス電圧を印加したときの変化率が下限の変化率D-ll0より大きい場合は、図9の特性調整期間の第2期間に示すように、2回目以降に印加するパルス波形の幅を広げてパルス印加を行うこととした。これは、1回パルス印加毎の変化量を大きくし、平均印加パルス数の前後で目標Ie-tに達することが期待できるようにしたことになる。本実施例においては、2回目以降に印加するパルス幅を1[msec]から2倍の2[msec]にした。
【0055】
次に、上限の変化率D-ul0は、以下のように表すことができる。つまり、初回特性シフト電圧を印加したときの変化率が上限の変化率D-ul0であった場合、特性変化曲線は、
であり、この特性変化曲線において、パルス2回印加したときの変化率は、
y=A0・log2 + D-ul0
となる。この値が当初設定した特性変化曲線におけるパルス10回印加したときの変化率を下回る値となる場合に、特性調整は2回目のパルス印加において目標Ie-tを下回ることが予測されることになるから、
A0・log2+D-ul0>A0・log10+B0
と表すことができる。したがって、上限の変化率D-ulは、
と表すことができる。
【0056】
そこで、初回パルス電圧印加したとき変化率が上限の変化率D-ul0より小さい場合は、図10の特性調整期間の第2期間に示すように、2回目以降に印加するパルス波形の幅を狭めることとした。これは、1回のパルス印加毎の変化量を小さくし、平均印加パルス数の前後で目標Ie-tに達することが期待できるようにしたことになる。本実施例においては、2回目以降に印加するパルス幅を1[msec]から1/10倍の0.1[msec]にした。
【0057】
同様に各特性シフト電圧値Vshift1〜4においても下限の変化率D-ll1〜D-ll4及び上限の変化率D-ul1〜D-ul4を算出することができ、各下限の変化率を上回った場合のパルス幅値及び各上限の変化率を下回った場合のパルス幅値も設定することができる。以上のように、図7に示す特性変化曲線における印加パルス数に対する変化率が大きく異なった素子に対処するために、前述のルックアップテーブルを作成するときに、各シフト電圧Vshift0〜4の下限の変化率D-ll0〜D-ll4及び上限の変化率D-ul0〜D-ul4を算出して、下限の変化率を上回った場合のパルス幅値及び上限の変化率を下回った場合のパルス幅値とともにパルス設定メモリ309dに格納する。
【0058】
次に、段階III(図11のフロー図)について説明する。
まずステップS51で、表示パネル301中の特性調整を実施するSCEの1素子に対して特性調整時に印加する最大印加パルス数を設定する。最大印加パルス数は、平均印加パルス数の2倍の20パルスとした。次にS52で、スイッチマトリクス制御信号Tswを出力して、スイッチマトリクス制御回路310によりスイッチマトリクス303,304を切換えて表示パネル301からSCEを一つ選択する。ステップS53で、選択された素子についての予備駆動後の通常駆動電圧Vdrv印加時の電子放出電流値を読み出す。ステップS54で特性調整ルックアップテーブルを読み出す。ステップS55ではステップS53で読み出した選択された素子の電子放出電流値が特性調整における目標値Ie-tと比較し、特性調整を実施するか否かを判断する。ステップS53で読み出した選択された素子の電子放出電流値が特性調整における目標値Ie-tと等しいかそれ以下の場合は、特性調整を実施せずステップS66に進む。
【0059】
ステップS53で読み出した選択された素子の電子放出電流値が特性調整における目標値Ie-tよりも大きい場合は、ステップS54で読み出した特性調整ルックアップテーブルを参照して選択された素子の電子放出電流値に対応した特性シフト電圧値Vshift0〜Vshift4のいずれかと、パルス幅1[msec]をパルス設定メモリ309dに設定する。そしてステップS56で、選択された素子に印加するパルス設定メモリ309dに設定されていたパルス信号の波高値及びパルス幅値データTvをパルス波高値及びパルス幅値設定回路308に出力する。ステップS57で、パルス発生回路306,307よりスイッチマトリクス303,304を介して、ステップS52で選択されているSCEに、特性シフト電圧値Vshift0〜Vshift4のいずれかのパルス信号を印加する。例えば、ステップS52で選択されているSCEの電子放出電流値がIe-pで、下記の範囲にあったとすると、特性調整ルックアップテーブル図8より、特性シフト電圧値は、Vshift2となる。
Ie-u2 <Ie-p ≦Ie-u3
【0060】
ステップS58では、特性調整を行った素子を通常駆動電圧Vdrvに下げて駆動した時の素子特性評価を行うために、選択された素子に印加するパルス設定メモリ309dにあらかじめ設定されていたパルス信号の波高値及びパルス幅値データTvとして通常駆動電圧値Vdrv、パルス幅は1[msec]を設定する。そしてステップS59で、ステップS52で選択されている素子に、通常駆動電圧値Vdrvパルス電圧を印加する。この時の電子放出電流をステップS60で計測しメモリへ格納する。ステップS61ではステップS60で計測された電子放出電流値が特性調整における目標Ie-t以下にならない場合はステップS62の初回パルス印加チェックへ進む。一方、ステップS60で計測された素子の電子放出電流値が特性調整における目標値Ie-tと等しいかそれ以下の場合は、特性調整を実施せずステップS66に進む。
【0061】
ステップS62では、パルス印加が初回であったかどうかをチェックし、初回の場合は、ステップS63に進む。2回目以降の場合は、ステップ65の特性調整駆動最大印加パルス数に対する累積パルス印加数チェックへに進む。ステップS63では、選択された素子が図7に示す特性変化曲線における印加パルス数に対する変化率が大きく異なった素子であるかどうかの判定するために、前述したパルス設定メモリ309dから選択された素子に印加されている特性シフト電圧に対応した下限の変化率及び上限の変化率を読み出す。そして、選択された素子についての予備駆動後の通常駆動電圧Vdrv印加時の電子放出電流値に下限の変化率を掛け合わせた値を下限Ie値とし上限の変化率を掛け合わせた値を上限Ie値として、ステップS60で計測された電子放出電流値と比較する。続いて、ステップS64において、ステップS60で計測された電子放出電流値が下限Ie値より大きい場合は印加するパルス波形の幅値を1[msec]から2倍の2[msec]に再設定し、上限Ie値より小さい場合は印加するパルス波形の幅値を1[msec]から1/10倍の0.1[msec]に再設定し、下限Ieと上限Ie値との間にある場合は印加するパルス波形の幅値はそのままの1[msec]とし、2回目のパルス印加のために、ステップS56へ進む。
【0062】
一方、ステップS65では2回目以降のパルス印加に対して選択された素子への累積パルス印加数が特性調整駆動最大印加パルス数設定値に達したかどうかをチェックし、達していない場合は前回のパルス印加と同様にパルス印加するためにステップS56へ進み、達した場合はステップS66へ進む。ステップS66では、表示パネル301の全てのSCEに対して特性調整を行ったかどうかを調べ、そうでないときはステップS67に進み、次の素子を選択しスイッチマトリクス制御信号Tswを出力してステップS52に進む。ステップS66で全ての素子に対して、フローが終了すると特性調整が完了し、全ての素子の電子放出電流が均一化する。ここでステップ▲2▼が終了する。このときプロセスに要する時間は、概ね初期Ieが目標Ie-tよりも大きな素子の数と10パルスシフト電圧印加時間の積の時間となる。
【0063】
本実施例で述べた図7に示す特性変化曲線における印加パルス数に対する変化率が大きく異なった電子源に対処する方法として、上述した方法以外に、変化率が大きく異なった電子源に印加されたいずれかの特性シフト電圧値Vshift0〜4に対して電圧値を増減させて2回目以降のパルス印加をすることで、変化率を想定された変化率に近づけ、目標Ie-tに到達させる方法にしてもよい。
【0064】
また、本実施例においては、表示パネル301毎に特性調整ルックアップテーブルを作成し、その特性調整ルックアップテーブルを基に特性調整を行う手順としたが、同一ロット内の表示パネル301でSCEの目標電子放出電流値Ie-tを同じにして特性調整を行う場合は、最初の1枚目の表示パネルのみ特性調整ルックアップテーブルを作成し、2枚目以降の表示パネルにおいては、表示パネル301の全SCEに予備駆動電圧Vpreを印加後、通常駆動電圧Vdrv印加時の電子放出特性の測定結果がSCEの目標電子放出電流値Ie-tに設定可能な範疇であれば、図7に示す特性変化曲線の全てを取得しなくても一部を確認のためのみデータ取得し、最初の1枚目の表示パネルの特性調整ルックアップテーブルを用いて特性調整を行うことも可能であり、2枚目以降の表示パネルに対する特性調整プロセスの処理時間を削減することができる。
【0065】
なお、本実施例においては、電子放出電流を計測し、これを均一化するように特性調整を行ったが、SCEから放出される電子により発光する蛍光体の発光輝度を測定し、輝度ばらつきがあった場合に、これを均一になるように補正するようにしてもよい。即ち、各素子を駆動する毎に、当該素子より放出される電子により発光される蛍光体の発光輝度を測定し、その測定した輝度を前記電子放出電流に相当する値に変換することでも均一化が実現できる。
【0066】
その他、本実施例においては、表示パネル内301aの画像表示エリアの素子を用いたが、画像表示の際には駆動が行われないダミー素子を作り込んでおいて、ここでデータを取得するようにしてもよい。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数の電子放出素子が配設されたマルチ電子源を有する電子発生装置において、各電子放出素子の特性調整工程の時間が均一化できるとともに、量産製造工程において、特性調整後の電子源パネル間の電子放出特性や特性調整時間のばらつきを抑制することができ、製造工程の管理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るSCEの特性調整信号の一例を示す図である。
【図2】 シフト電圧印加時間と特性シフト量との関係を示すグラフである。
【図3】 SCEの駆動電圧に対する放出電流の特性の違いを説明する図である。
【図4】 本発明の一実施例に係る特性調整用波形信号をマルチ電子源に印加する装置の概略構成図である。
【図5】 図4の装置による電子源の各SCEの特性調整フローである。
【図6】 図5のフローに続く特性調整フローである。
【図7】 数種類の駆動電圧毎に素子に連続印加したときの電子放出電流の変化量を説明する特性曲線図である。
【図8】 図4の装置において特性調整するために印加する離散的な特性シフト電圧値に対する各々のSCEの電子放出電流範囲を示した図である。
【図9】 図4の装置においてSCEに最初に決定した数のパルスを印加しても調整目標値に達しないと判定した場合に印加する特性調整信号の一例を示す図である。
【図10】 図4の装置においてSCEに最初に決定した数のパルスを印加すると調整目標値を超えると判定した場合に印加する特性調整信号の一例を示す図である。
【図11】 図6のフローに続く特性調整フローである。
【符号の説明】
301:表示パネル、301a:表示パネル内の特性調整データ取得エリア、302:高圧端子、303,304:スイッチマトリクス回路、305:電子放出電流検出器、306,307:パルス発生回路、308:パルス波高値及びパルス幅値設定回路、309:制御回路、309a:CPU、309b:メモリ、309c:特性調整ルックアップテーブル、309d:パルス設定メモリ、310:スイッチマトリクス制御回路、311:高圧電源。
Claims (2)
- 複数の表面伝導型電子放出素子を基板上に配置したマルチ電子源の特性調整方法において、
前記複数の表面伝導型電子放出素子の各々の電子放出特性を計測し、特性調整目標値を設定する工程と、
互いに電圧値が異なる複数の特性シフト電圧の各々が互いに異なる電子放出素子に印加されるように、前記複数の表面伝導型電子放出素子から選択された一部の電子放出素子の各々に前記複数の特性シフト電圧のいずれか一つを印加することによって、前記一部の電子放出素子の各々の電子放出特性を計測し、計測された電子放出特性の変化率に基づいて前記複数の特性シフト電圧毎に特性調整テーブルを作成する工程と、
前記複数の表面伝導型電子放出素子の各々毎に前記特性調整テーブルを参照し、前記複数の特性シフト電圧から所定の特性シフト電圧を選択して、前記複数の表面伝導型電子放出素子の各々に印加することにより前記特性調整目標値まで電子放出特性をシフトさせるシフト工程と
を有することを特徴とするマルチ電子源の特性調整方法。 - 複数の表面伝導型電子放出素子を基板上に配置したマルチ電子源の製造方法において、
前記複数の表面伝導型電子放出素子の各々の電子放出特性を計測し、特性調整目標値を設定する工程と、
互いに電圧値が異なる複数の特性シフト電圧の各々が互いに異なる電子放出素子に印加されるように、前記複数の表面伝導型電子放出素子から選択された一部の電子放出素子の各々に前記複数の特性シフト電圧のいずれか一つを印加することによって、前記一部の電子放出素子の各々の電子放出特性を計測し、計測された電子放出特性の変化率に基づいて前記複数の特性シフト電圧毎に特性調整テーブルを作成する工程と、
前記複数の表面伝導型電子放出素子の各々毎に前記特性調整テーブルを参照し、前記複数の特性シフト電圧から所定の特性シフト電圧を選択して、前記複数の表面伝導型電子放出素子の各々に印加することにより前記特性調整目標値まで電子放出特性をシフトさせるシフト工程と
を有することを特徴とするマルチ電子源の製造方法。
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