JP3667224B2 - めっき装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、めっき装置に係り、特に半導体基板の表面に形成した配線用の微細窪みにめっきにより銅を埋込んで銅配線を形成するのに使用されるめっき装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体基板上に配線回路を形成するための金属材料として、アルミニウムまたはアルミニウム合金に代えて、電気抵抗率が低くエレクトロマイグレーション耐性が高い銅(Cu)を用いる動きが顕著になっている。この種の銅配線は、基板の表面に設けた微細凹みの内部に銅を埋込むことによって一般に形成される。この銅配線を形成する方法としては、CVD、スパッタリング及びめっきといった手法があるが、いずれにしても、基板のほぼ全表面に銅を成膜し、化学的機械的研磨(CMP)により不要の銅を除去するようにしている。
【0003】
図15は、この種の銅配線基板Wの製造例を工程順に示すもので、図15(a)に示すように、半導体素子を形成した半導体基材1上の導電層1aの上にSiOからなる酸化膜2を堆積し、リソグラフィ・エッチング技術によりコンタクトホール3と配線用の溝4を形成し、その上にTaNやTiN等からなるバリア層5、更にその上に電解めっきの給電層としてシード層7を形成する。
【0004】
そして、図15(b)に示すように、基板Wの表面に銅めっきを施すことで、半導体基材1のコンタクトホール3及び溝4内に銅を充填するとともに、酸化膜2上に銅膜6を堆積する。その後、化学的機械的研磨(CMP)により、酸化膜2上の銅膜6を除去して、コンタクトホール3および配線用の溝4に充填させた銅膜6の表面と酸化膜2の表面とをほぼ同一平面にする。これにより、図15(c)に示すように銅膜6からなる配線が形成される。
【0005】
ここに、シード層7は、一般にスパッタリングやCVDによって形成され、また、銅膜6を形成する電解銅めっきにあっては、めっき液として、その組成に硫酸銅と硫酸を含む硫酸銅めっき液が一般に使用されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、半導体デバイスの銅配線形成プロセスでは、微細配線化が進み、そのデザインルールも0.18μm世代から0.13μm世代、更には0.10μm世代に移行すると考えられ、場合によっては、シード層レスの世代の到来もないとはいえない。このように、微細配線化が進むと、シード層の厚さをより薄くしないと、穴の入口がオーバーハングした膜となり、めっき時にボイドができやすくなる。このため、デザインルールが0.18μm世代のシード膜厚は、一般的には基板平面上で150〜200nm程度であるが、0.13μm世代では、めっき時のボイドの発生を防止するため、これらが50nm程度となり、さらに0.10μm世代では、5〜25nm程度まで薄膜化する可能性がある。
【0007】
ここで、基板の表面に電解銅めっきをする場合、基板の外周部をコンタクトして電気を流している。このため、シード層が薄ければ薄いほど、めっき開始直後におけるシート抵抗が高くなり、めっき電流が基板の外周部に集中して、単一な電場補正の遮蔽板だけでは面内膜厚均一性をコントールできないと考えられる。
【0008】
本発明は上記に鑑みて為されたもので、初期めっき膜形成時におけるシート抵抗が高い場合であっても、基板の表面全域に確実にめっきを施してボイドのない健全な銅配線を形成できるようにしためっき装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項に記載の発明は、めっき液を保有するめっき槽内に位置して基板に対峙した位置に配置される平板状アノードと、この平板状アノードの中心部を貫通して軸方向に上下動自在な棒状アノードとを備え、前記平板状アノードと棒状アノードを個別にめっき電源に接続できるようにしたことを特徴とするめっき装置である。
【0013】
これにより、初期めっき膜形成時に、先ず棒状アノードの先端を基板に近接させた状態で、棒状アノードと基板との間にめっき電流を流して基板の中央部から放電させることで、基板の中央部に局部的にめっき膜を作り、その後、棒状アノードを基板から離れる方向に徐々に移動させ、中央部のみで放電されていた現象を周囲に拡げてめっき膜を徐々に外方に拡げることで、基板の全域に行き渡るめっき膜を作り、しかる後、平板状アノードと基板との間にめっき電流を流すことで、シート抵抗が極端に高い場合であっても、基板表面にボイドのない健全なめっき膜を形成することができる。例えば、TiNの比抵抗は80〜150μΩ・cm、TaNの比抵抗は200〜5000μΩ・cmにも達し、基板上での基板半径当たりの抵抗値も数百Ωにもなるが、このようなシート抵抗が極端に高い下地であっても、この下地の表面にめっきを成長させることができる。
【0014】
請求項に記載の発明は、前記棒状アノードが不溶解アノードであることを特徴とする請求項記載のめっき装置である。これにより、棒状アノード先端の溶解による形状変化を防止して、放電状態が変化するのを防止することができる。なお、棒状アノードは、その表面積が小さいため、アノード表面の酸素ガスによる添加剤の酸化分解もごく少なくて済むため、全体系の中では何ら支障を来すことはない。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態のめっき装置の平面配置図を示す。このめっき装置は、ロード・アンロード部10、各一対の洗浄・乾燥処理部12、第1基板ステージ14、ベベルエッチ・薬液洗浄部16及び第2基板ステージ18、基板を180゜反転させる機能を有する水洗部20及び4基のめっき処理部22を有し、更に、ロード・アンロード部10、洗浄・乾燥処理部12及び第1基板ステージ14との間で基板の受渡しを行う第1搬送装置24と、第1基板ステージ14、ベベルエッチ・薬液洗浄部16及び第2基板ステージ18との間で基板の受渡しを行う第2搬送装置26と、第2基板ステージ18、水洗部20及びめっき処理部22との間で基板の受渡しを行う第3搬送装置28が備えられている。
【0017】
めっき処理部22は、図2に示すように、略円筒状で内部にめっき液45を収容するめっき処理槽46と、このめっき処理槽46の上方に配置されて基板Wを保持するヘッド部47とから主に構成されている。なお、図2は、ヘッド部47で基板Wを保持してめっき液45の液面を上昇させためっき位置にある時の状態を示している。
【0018】
前記めっき処理槽46には、上方に開放し、アノード48を底部に配置しためっき室49を有し、このめっき室49内にめっき液45を保有するめっき槽50が備えられている。前記めっき槽50の内周壁には、めっき室49の中心に向かって水平に突出するめっき液噴出ノズル53が円周方向に沿って等間隔で配置され、このめっき液噴出ノズル53は、めっき槽50の内部を上下に延びるめっき液供給路に連通している。
【0019】
アノード48は、同心状に3つに分割した3つの分割アノード48a,48b,48cから構成されている。つまり、図3に示すように、中央に位置する中実円板状の第1の分割アノード48aと、この第1の分割アノード48aの周囲を囲繞する中空円板状の第2の分割アノード48bと、この第2の分割アノード48bの周囲を囲繞する中空円板状の第3の分割アノード48cとからなり、これらの分割アノード48a,48b,48cを平面状に配置して平板状のアノード48が構成されている。
【0020】
そして、各分割アノード48a,48b,48cは、個別にめっき電源51a,51b,51cに接続できるようになっている。これによって、初期めっき膜形成時のシート抵抗が高い時に、例えば中央に位置する第1の分割アノード48aのみに電源51aを投入するか、または3つの分割アノード48a,48b,48cの全てにめっき電源51a,51b,51cを投入しても、アノードの中央部側の電流密度の方が、その周囲よりも高くすることで、即ち第3の分割アノード48c<第2の分割アノード48b<第1の分割アノード48aの順に電流密度を高くすることで、基板Wの中央部にもめっき電流を流して均一なめっき膜を形成することができ、めっき膜厚が厚くなり、シート抵抗が低くなった時点で、3つの分割アノード48a,48b,48cの電流密度を同一にすることで、めっき膜形成終了時の面内均一性を向上させることができるようになっている。
【0021】
更に、この例では、めっき室49内のアノード48の上方位置に、例えば3mm程度の多数の穴を設けたパンチプレート220が配置され、これによって、アノード48の表面に形成されたブラックフィルムがめっき液45によって巻き上げられ、流れ出すことを防止するようになっている。
【0022】
また、めっき槽50には、めっき室49内のめっき液45を該めっき室49の底部周縁から引抜く第1めっき液排出口57と、めっき槽50の上端部に設けた堰部材58をオーバーフローしためっき液45を排出する第2めっき液排出口59と、この堰部材58をオーバーフローする前のめっき液45を排出する第3めっき液排出口120が設けられ、更に、堰部材58の下部には、図9に示すように、所定間隔毎に所定幅の開口222が設けられている。
【0023】
これによって、めっき処理時にあって、供給めっき量が大きい時には、めっき液を第3めっき液排出口120から外部に排出する共に、図9(a)に示すように、堰部材58をオーバーフローさせ、更に開口222を通過させて第2めっき液排出口59からも外部に排出する。また、めっき処理時にあって、供給めっき量が小さい時には、めっき液を第3めっき液排出口120から外部に排出すると共に、図9(b)に示すように、開口222を通過させて第2めっき液排出口59からも外部に排出し、これによって、めっき量の大小に容易に対処できるようになっている。
【0024】
更に、図9(d)に示すように、めっき液噴出ノズル53の上方に位置して、めっき室49と第2めっき液排出口59とを連通する液面制御用の貫通孔224が円周方向に沿った所定のピッチで設けられ、これによって、非めっき時にめっき液を貫通孔224を通過させ第2めっき液排出口59から外部に排出することで、めっき液の液面を制御するようになっている。なお、この貫通孔224は、めっき処理時にオリフィスの如き役割を果たして、ここから流れ出すめっき液の量が制限される。
【0025】
図4に示すように、第1めっき液排出口57は、めっき液排出管60aを介してリザーバ226に接続され、このめっき液排出管60aの途中に流量調整器61aが介装されている。第2めっき液排出口59と第3めっき液排出口120は、めっき槽50の内部で合流した後、めっき液排出管60bを介して直接リザーバ226に接続されている。
【0026】
このリザーバ226に入っためっき液45は、リザーバ226からポンプ228によりめっき液調整タンク40に入る。このめっき液調整タンク40には、温度コントローラ230や、サンプル液を取り出して分析するめっき液分析ユニット232が付設されており、単一のポンプ234の駆動に伴って、めっき液調整タンク40からフィルタ236を通して、めっき液45がめっき処理部22のめっき液噴出ノズル53に供給されるようになっており、このめっき液調整タンク40からめっき処理部22に延びるめっき液供給管55の途中に、二次側の圧力を一定にする制御弁56が備えられている。
【0027】
図2に戻って、めっき室49の内部の周辺近傍に位置して、該めっき室49内のめっき液45の上下に分かれた上方の流れでめっき液面の中央部を上方に押上げ、下方の流れをスムーズにするとともに、電流密度の分布をより均一になるようにした鉛直整流リング62と水平整流リング63が該水平整流リング63の外周端をめっき槽50に固着して配置されている。
【0028】
一方、ヘッド部47には、回転自在な下方に開口した有底円筒状で周壁に開口96を有するハウジング70と、下端に押圧リング240を取付けた上下動自在な押圧ロッド242が備えられている。ハウジング70の下端には、図7及び図8に示すように、内方に突出するリング状の基板保持部72が設けられ、この基板保持部72に、内方に突出し、上面の先端が上方に尖塔状に突出するリング状のシール材244が取付けられている。更に、このシール材244の上方にカソード電極用接点76が配置されている。また、基板保持部72には、水平方向に外方に延び、更に外方に向けて上方に傾斜して延びる空気抜き穴75が円周方向に沿って等間隔に設けられている。
【0029】
これによって、図5に示すように、めっき液45の液面を下げた状態で、図7及び図8に示すように、基板Wを吸着ハンドH等で保持してハウジング70の内部に入れて基板保持部72のシール材244の上面に載置し、吸着ハンドHをハウジング70から引き抜いた後、押圧リング240を下降させることで、基板Wの周縁部をシール材244と押圧リング240の下面で挟持して基板Wを保持し、しかも基板Wを保持した時に基板Wの下面とシール材244が圧接して、ここを確実にシールし、同時に、基板Wとカソード電極用接点76とが通電するようになっている。
【0030】
図2に戻って、ハウジング70は、モータ246の出力軸248に連結されて、モータ246の駆動によって回転するように構成されている。また、押圧ロッド242は、モータ246を囲繞する支持体250に固着したガイド付きシリンダ252の作動によって上下動するスライダ254の下端にベアリング256を介して回転自在に支承したリング状の支持枠258の円周方向に沿った所定位置に垂設され、これによって、シリンダ252の作動によって上下動し、しかも基板Wを保持した時にハウジング70と一体に回転するようになっている。
【0031】
支持体250は、モータ260の駆動に伴って回転するボールねじ261と螺合して上下動するスライドベース262に取付けられ、更に上部ハウジング264で囲繞されて、モータ260の駆動に伴って、上部ハウジング264と共に上下動するようになっている。また、めっき槽50の上面には、めっき処理時にハウジング70の周囲を囲繞する下部ハウジング266が取付けられている。
【0032】
これによって、図6に示すように、支持体250と上部ハウジング264とを上昇させた状態で、メンテナンスを行うことができるようになっている。また、堰部材58の内周面にはめっき液の結晶が付着し易いが、このように、支持体250と上部ハウジング264とを上昇させた状態で多量のめっき液を流して堰部材58をオーバーフローさせることで、堰部材58の内周面へのめっき液の結晶の付着を防止することができる。また、めっき槽50には、めっき処理時にオーバーフローするめっき液の上方を覆うめっき液飛散防止カバー50bが一体に設けられているが、このめっき液飛散防止カバー50bの下面に、例えばHIREC(NTTアドバンステクノロジ社製)等の超撥水材をコーティングすることで、ここにめっき液の結晶が付着することを防止することができる。
【0033】
ハウジング70の基板保持部72の上方に位置して、基板Wの芯出しを行う基板芯出し機構270が、この例では円周方向に沿った4カ所に設けられている。図10は、この基板芯出し機構270の詳細を示すもので、これは、ハウジング70に固定した門形のブラケット272と、このブラケット272内に配置した位置決めブロック274とを有し、この位置決めブロック274は、その上部において、ブラケット272に水平方向に固定した枢軸276を介して揺動自在に支承され、更にハウジング70と位置決めブロック274との間に圧縮コイルばね278が介装されている。これによって、位置決めブロック274は、圧縮コイルばね278を介して枢軸276を中心に下部が内方に突出するように付勢され、その上面274aがストッパとしての役割を果たしブラケット272の上部下面272aに当接することで、位置決めブロック274の動きが規制されるようになっている。更に、位置決めブロック274の内面は、上方に向けて外方に拡がるテーパ面274bとなっている。
【0034】
これによって、例えば搬送ロボット等の吸着ハンドで基板を保持しハウジング70内に搬送して基板保持部72の上に載置した際、基板の中心が基板保持部72の中心からずれていると圧縮コイルばね278の弾性力に抗して位置決めブロック274が外方に回動し、搬送ロボット等の吸着ハンドによる把持を解くと、圧縮コイルばね278の弾性力で位置決めブロック274が元の位置に復帰することで、基板の芯出しを行うことができるようになっている。
【0035】
図11は、カソード電極用接点76のカソード電極板208に給電する給電接点(プローブ)77を示すもので、この給電接点77は、プランジャで構成されているとともに、カソード電極板208に達する円筒状の保護体280で包囲されて、めっき液から保護されている。
【0036】
次に、このめっき処理部22によるめっき処理について説明する。
先ず、めっき処理部22に基板を受渡す時には、図1に示す第3搬送装置28の吸着ハンドと該ハンドで表面を下に向けて吸着保持した基板Wを、ハウジング70の開口96からこの内部に挿入し、吸着ハンドを下方に移動させた後、真空吸着を解除して、基板Wをハウジング70の基板保持部72上に載置し、しかる後、吸着ハンドを上昇させてハウジング70から引き抜く。次に、押圧リング240を下降させて、基板Wの周縁部を基板保持部72と押圧リング240の下面で挟持して基板Wを保持する。
【0037】
そして、めっき液噴出ノズル53からめっき液45を噴出させ、同時にハウジング70とそれに保持された基板Wを中速で回転させ、めっき液45が所定の量まで充たされ、更に数秒経過した時に、ハウジング70の回転速度を低速回転(例えば、100min−1)に低下させ、アノード48を陽極、基板処理面を陰極としてめっき電流を流して電解めっきを行う。
【0038】
この時、例えば基板Wの表面に設けたシード層7(図15参照)の膜厚が薄く、シート抵抗が高い初期めっき膜形成時に、例えば中央に位置する第1の分割アノード48aのみに電源51aを投入し、しかる後、この第1の分割アノード48aの周囲を囲繞する第2の分割アノード48bにも電源51bを投入し、更には、この第2の分割アノード48bの周囲を囲繞する第3の分割アノード48cにも電源51cを投入する。これにより、シート抵抗が高くても、基板外周部にめっき電流が集中するのを防止して基板Wの中央部にもめっき電流が流れるようにすることで、基板Wの中央部に優先的にめっきを成長させ、めっき膜が厚くなってシート抵抗が低くなった時点で3つの分割アノード48a,48b,48cの電流密度を同一にすることで、めっき膜形成終了時のめっき膜の面内均一性を向上させることができる。
【0039】
なお、上記の例は、初期めっき膜形成時に3個の分割アノード48a,48b,48cの電源投入時をずらした例を示しているが、3個の分割アノード48a,48b,48cを同時に使用した場合でも、アノードの中央部側の電流密度の方が、その周囲よりも高くすることで、即ち第3の分割アノード48c<第2の分割アノード48b<第1の分割アノード48aの順に電流密度を高くすることで、基板Wの中央部にもめっき電流を流して均一なめっき膜を形成し、めっき膜厚が厚くなり、シート抵抗が低くなった時点で、3つの分割アノード48a,48b,48cの電流密度を同一にすることで、めっき膜形成終了時の面内均一性を向上させることができる。
【0040】
そして、通電を終了した後、図9(d)に示すように、めっき液噴出ノズル53の上方に位置する液面制御用の貫通孔224のみからめっき液が外部に流出するようにめっき液の供給量を減少させ、これにより、ハウジング70及びそれに保持された基板をめっき液面上に露出させる。このハウジング70とそれに保持された基板Wが液面より上にある位置で、高速(例えば、500〜800min−1)で回転させてめっき液を遠心力により液切りする。液切りが終了した後、ハウジング70が所定の方向に向くようにしてハウジング70の回転を停止させる。
【0041】
ハウジング70が完全に停止した後、押圧リング240を上昇させる。次に、第3搬送装置28の吸着ハンドを吸着面を下に向けて、ハウジング70の開口96からこの内部に挿入し、吸着ハンドが基板を吸着できる位置にまで吸着ハンドを下降させる。そして、基板を吸着ハンドにより真空吸着し、吸着ハンドをハウジング70の開口96の上部の位置にまで移動させて、ハウジング70の開口96から吸着ハンドとそれに保持した基板を取り出す。
【0042】
このめっき処理部22によれば、ヘッド部47の機構的な簡素化及びコンパクト化を図り、かつめっき処理槽46内のめっき液の液面がめっき時液面にある時にめっき処置を、基板受渡し時液面にある時に基板の水切りと受渡しを行い、しかもアノード48の表面に生成されたブラックフィルムの乾燥や酸化を防止することができる。
【0043】
図12は、本発明の第2の実施の形態のめっき装置の要部概要図で、これは、中央に位置する第1の分割アノード48aを上下方向に延びる上下動機構としての第1のシリンダ52aのシリンダロッド54aの先端に、この第1の分割アノード48aの周囲を囲繞する第2の分割アノード48bを上下方向に延びる上下動機構としての第2のシリンダ52bのシリンダロッド54bの先端に、それぞれ連結し、これによって、分割アノード48a,48bが基板Wに接離する方向に移動して、分割アノード48a,48b,48cが相対的に移動できるようにしたものである。その他の構成は、第1の実施の形態とほぼ同様である。
【0044】
この実施の形態によれば、シート抵抗が高い初期めっき膜形成時に、シート抵抗を加味しながら、分割アノード48a,48bを移動させ、分割アノード48a,48b,48cの相対的な位置を調整して、すなわち、例えば、図12に示すように、中央に位置する第1の分割アノード48aを最も基板Wに接近させ、この第1の分割アノード48aの周囲を囲繞する第2の分割アノード48bを次に基板に接近させ、しかもこの距離を調整した状態で電源51a,51b,51cを投入することで、アノード48の全面に亘る電流密度分布を調整して基板の中央部に優先的にめっきを成長させることができ、これによって、めっき膜形成終了時のめっき膜の面内均一性を更に向上させることができる。
【0045】
なお、この時、各分割アノード48a,48b,48cに印加する電圧を同一にしても、異なるようにしても良く、更に電源を投入する時期をずらしても良いことは勿論である。また、分割アノード48a,48b,48cが一体となって移動するようにして、シート抵抗を加味しながら、分割アノード48a,48b,48cと基板Wとの距離を調整できるようにしても良い。、
【0046】
図13は、本発明の第3の実施の形態のめっき装置の要部概要図で、これは、アノード48を平板状アノード48dと該平板状アノード48dの中心部を貫通して延びる棒状アノード48eで構成し、しかも棒状アノード48eの基部にラック300を設け、このラック300にサーボモータ302の駆動に伴って回転するピニオン304を噛み合わせることで、サーボモータ302の駆動に伴って棒状アノード48eが軸方向に移動できるように構成し、更に平板状アノード48dと棒状アノード48eを個別にめっき電源51d,51eに接続できるようにしたものである。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
【0047】
この実施の形態によれば、初期めっき膜形成時に、棒状アノード48eの上端と基板Wとの距離aをごく短く、すなわち棒状アノード48eを基板Wに近接させた状態で、棒状アノード48eにめっき電源51eを投入し、これによって、基板Wの中央部から放電させて、ここに局部的にめっき膜を形成し、しかる後、サーボモータ302を駆動して棒状アノード48eを徐々に下降させ、基板Wの中央部のみで放電されていた現象を周辺に拡げてめっき膜を徐々に外方に拡げる。そして、めっき膜が基板Wの全面に行き渡り、シート抵抗が高くなった時点で、平板状アノード48dにめっき電源51dを投入して、基板Wの全面のめっきを開始するのであり、これにより、シート抵抗が高くても、導電性さえ有していれば、基板Wの全面のめっきが可能となる。
【0048】
つまり、将来、銅シード層の形成が寸法上難しい世代になった時、TaN,TiN,WNなどのバリアメタル上に直接電解銅めっきを施す必要が出てくると考えられるが、この場合、薄膜化したシード層上にめっきする以上にシート抵抗が高くなり、基板Wの全面にめっきをするのは難しい。例えば、TiNの比抵抗は80〜150μΩ・cm、TaNの比抵抗は200〜5000μΩ・cmにも達し、基板上での基板半径当たりの抵抗値も数百Ωにもなる。このような超高シート抵抗下地では、中央部にめっきを成長させるのは至難の技である。
【0049】
このような場合であっても、この実施の形態によれば、積極的に基板中央部から放電させることで、ここに局部的にめっき膜を形成し、更に棒状アノード48eを基板Wから徐々に遠ざけることで、このめっき膜を外方に徐々に拡げることができる。特に、今後、基板サイズがΦ300nmとなれば、シート抵抗の影響を更に受けるが、このような場合であっても、基板の全面にめっき膜を形成することが可能となる。
【0050】
この場合、めっき浴として、均一電着性に優れた高分極錯体浴を使用することが好ましく、また、更に分極を高める目的で、電流密度は、例えば0.5A/dm程度のやや低めとすることが好ましい。
【0051】
ここに、通常の硫酸銅めっき液よりも分極が高い高分極錯体浴としては、例えばピロリン酸銅をベースとして、これにピロリン酸等の錯化剤が添加したものが挙げられる。ここで、分極が高いとは、電流密度の変化に対する電圧の変化の比が大きいこと、つまり電位の振れに対して電流密度の変動が少ないことを意味する。例えば、図14に示す陰分極曲線を有するA浴とB浴とを比較したとき、B浴におけるb/(D−D)の方がA浴におけるa/(D−D)より大きいため、B浴の方がA浴より分極が高い。これによって、通電時に電位差が生じても、電流密度の変動を少なくして析出電位を上昇させ、これによって、電着性の均一性を向上させることができる。
【0052】
また、棒状アノード48eとして、含リン銅などの溶解アノードを使用すると、局部的な放電に伴って、棒状アノード48eの先端が溶解して形状が著しく変化し、放電状態が変わり易くなる。このため、棒状アノード48eとして、プラチナ等の不溶解アノードを使用することで、棒状アノード先端の溶解による形状変化を防止して、放電状態が変化するのを防止することが望ましい。このように、棒状アノードとして不溶解アノードを使用しても、棒状アノードは表面積も小さいため、アノード表面の酸素ガスによる添加剤の酸化分解もごく少なくて済むため、全体系の中では何ら支障は起こらない。
【0053】
なお、前記第1及び第2の実施の形態のめっき装置でバリアメタル上に直接めっきを施すようにしても良く、また第3の実施の形態のめっき装置で銅シード層が存在する基板にめっきを施すようにしても良いことは勿論である。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、例え初期めっき膜形成時におけるシート抵抗が高い場合であっても、基板の表面全域にめっき膜を成長させて、ボイドのない全面均一で健全なめっきを施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のめっき装置の平面配置図である。
【図2】図1に使用されているめっき処理部のめっき処理時における全体を示す断面図である。
【図3】同じく、アノードの平面図である。
【図4】同じく、めっき液の流れの状態を示すめっき液フロー図である。
【図5】同じく、非めっき時(基板受渡し時)における全体を示す断面図である。
【図6】同じく、メンテナンス時における全体を示す断面図である。
【図7】同じく、基板の受渡し時におけるハウジング、押圧リング及び基板の関係の説明に付する図である。
【図8】同じく、図7の一部拡大図である。
【図9】同じく、めっき処理時及び非めっき時におけるめっき液の流れの説明に付する図である。
【図10】同じく、芯出し機構の拡大断面図である。
【図11】同じく、給電接点(プローブ)を示す断面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態のめっき装置の要部概要図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態のめっき装置の要部概要図である。
【図14】2つの異なる分極のめっき液における電圧と電流密度の関係を示すグラフである。
【図15】銅めっき処理により銅配線を形成する例を工程順に示す図である。
【符号の説明】
5 バリア層
6 銅膜
7 シード層
10 ロード・アンロード部
12 洗浄・乾燥処理部
14 基板ステージ
16 ベベルエッチ・薬液洗浄部
18 基板ステージ
20 水洗部
22 めっき処理部
24,26,28 搬送装置
45 めっき液
46 めっき処理槽
47 ヘッド部
48 アノード
48a,48b,48c 分割アノード
48d 平板状アノード
48e 棒状アノード
49 めっき室
50 めっき槽
51a,51b,51c,51d,51e めっき電源
53 めっき液噴出ノズル
55 めっき液供給管
57,59,120 めっき液排出口
58 堰部材
62 鉛直整流リング
63 水平整流リング
70 ハウジング
72 基板保持部
75 空気抜き穴
76 カソード電極用接点
77 給電接点
240 押圧リング
242 押圧ロッド
244 シール材
300 ラック
302 サーボモータ
304 ピニオン

Claims (2)

  1. めっき液を保有するめっき槽内に位置して基板に対峙した位置に配置される平板状アノードと、この平板状アノードの中心部を貫通して軸方向に上下動自在な棒状アノードとを備え、前記平板状アノードと棒状アノードを個別にめっき電源に接続できるようにしたことを特徴とするめっき装置。
  2. 前記棒状アノードが不溶解アノードであることを特徴とする請求項記載のめっき装置。
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