JP2002129383A - めっき装置及び方法 - Google Patents

めっき装置及び方法

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JP2002129383A JP2000321328A JP2000321328A JP2002129383A JP 2002129383 A JP2002129383 A JP 2002129383A JP 2000321328 A JP2000321328 A JP 2000321328A JP 2000321328 A JP2000321328 A JP 2000321328A JP 2002129383 A JP2002129383 A JP 2002129383A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 初期めっき膜形成時におけるシート抵抗が高
い場合であっても、基板の表面全域に確実にめっきを施
してボイドのない健全な銅配線を形成できるようにす
る。 【解決手段】 めっき液45を保有するめっき槽50内
に位置して基板Wに対峙した位置に配置されるアノード
48を同心状に分割した複数の分割アノード48a,4
8b,48cから構成し、これらの各分割アノード48
a,48b,48cを個別にめっき電源51a,51
b,51cに接続できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、めっき装置及び方
法に係り、特に半導体基板の表面に形成した配線用の微
細窪みにめっきにより銅を埋込んで銅配線を形成するの
に使用されるめっき装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体基板上に配線回路を形成す
るための金属材料として、アルミニウムまたはアルミニ
ウム合金に代えて、電気抵抗率が低くエレクトロマイグ
レーション耐性が高い銅(Cu)を用いる動きが顕著に
なっている。この種の銅配線は、基板の表面に設けた微
細凹みの内部に銅を埋込むことによって一般に形成され
る。この銅配線を形成する方法としては、CVD、スパ
ッタリング及びめっきといった手法があるが、いずれに
しても、基板のほぼ全表面に銅を成膜し、化学的機械的
研磨(CMP)により不要の銅を除去するようにしてい
る。
【0003】図15は、この種の銅配線基板Wの製造例
を工程順に示すもので、図15(a)に示すように、半
導体素子を形成した半導体基材1上の導電層1aの上に
SiOからなる酸化膜2を堆積し、リソグラフィ・エ
ッチング技術によりコンタクトホール3と配線用の溝4
を形成し、その上にTaNやTiN等からなるバリア層
5、更にその上に電解めっきの給電層としてシード層7
を形成する。
【0004】そして、図15(b)に示すように、基板
Wの表面に銅めっきを施すことで、半導体基材1のコン
タクトホール3及び溝4内に銅を充填するとともに、酸
化膜2上に銅膜6を堆積する。その後、化学的機械的研
磨(CMP)により、酸化膜2上の銅膜6を除去して、
コンタクトホール3および配線用の溝4に充填させた銅
膜6の表面と酸化膜2の表面とをほぼ同一平面にする。
これにより、図15(c)に示すように銅膜6からなる
配線が形成される。
【0005】ここに、シード層7は、一般にスパッタリ
ングやCVDによって形成され、また、銅膜6を形成す
る電解銅めっきにあっては、めっき液として、その組成
に硫酸銅と硫酸を含む硫酸銅めっき液が一般に使用され
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体デバイス
の銅配線形成プロセスでは、微細配線化が進み、そのデ
ザインルールも0.18μm世代から0.13μm世
代、更には0.10μm世代に移行すると考えられ、場
合によっては、シード層レスの世代の到来もないとはい
えない。このように、微細配線化が進むと、シード層の
厚さをより薄くしないと、穴の入口がオーバーハングし
た膜となり、めっき時にボイドができやすくなる。この
ため、デザインルールが0.18μm世代のシード膜厚
は、一般的には基板平面上で150〜200nm程度で
あるが、0.13μm世代では、めっき時のボイドの発
生を防止するため、これらが50nm程度となり、さら
に0.10μm世代では、5〜25nm程度まで薄膜化
する可能性がある。
【0007】ここで、基板の表面に電解銅めっきをする
場合、基板の外周部をコンタクトして電気を流してい
る。このため、シード層が薄ければ薄いほど、めっき開
始直後におけるシート抵抗が高くなり、めっき電流が基
板の外周部に集中して、単一な電場補正の遮蔽板だけで
は面内膜厚均一性をコントールできないと考えられる。
【0008】本発明は上記に鑑みて為されたもので、初
期めっき膜形成時におけるシート抵抗が高い場合であっ
ても、基板の表面全域に確実にめっきを施してボイドの
ない健全な銅配線を形成できるようにしためっき装置及
び方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、めっき液を保有するめっき槽内に位置して基板に対
峙した位置に配置されるアノードを同心状に分割した複
数の分割アノードから構成し、これらの各分割アノード
を個別にめっき電源に接続できるようにしたことを特徴
とするめっき装置である。
【0010】これにより、基板上に初期めっき膜を形成
する一定期間だけ、中央部側に位置する分割アノードの
電流密度をその周辺より高め、基板外周部にめっき電流
が集中することを防止して基板の中央部側にもめっき電
流が流れるようにすることで、シート抵抗が高い場合で
あっても、均一なめっき皮膜を形成することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記各分割アノ
ードは、前記基板に接離する方向に相対的または一体に
移動自在に構成されていることを特徴とする請求項1記
載のめっき装置である。これにより、例えば、中央部側
に位置する分割アノードをその周辺に位置する他の分割
アノードより更に基板に近づけたり、分割アノード全体
を基板に近づけることで、シート抵抗を加味しつつ、電
流密度分布を調整することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、めっき液を保有
するめっき槽内に位置して基板に対峙した位置に配置さ
れる平板状アノードと、この平板状アノードの中心部を
貫通して軸方向に上下動自在な棒状アノードとを備え、
前記平板状アノードと棒状アノードを個別にめっき電源
に接続できるようにしたことを特徴とするめっき装置で
ある。
【0013】これにより、初期めっき膜形成時に、先ず
棒状アノードの先端を基板に近接させた状態で、棒状ア
ノードと基板との間にめっき電流を流して基板の中央部
から放電させることで、基板の中央部に局部的にめっき
膜を作り、その後、棒状アノードを基板から離れる方向
に徐々に移動させ、中央部のみで放電されていた現象を
周囲に拡げてめっき膜を徐々に外方に拡げることで、基
板の全域に行き渡るめっき膜を作り、しかる後、平板状
アノードと基板との間にめっき電流を流すことで、シー
ト抵抗が極端に高い場合であっても、基板表面にボイド
のない健全なめっき膜を形成することができる。例え
ば、TiNの比抵抗は80〜150μΩ・cm、TaN
の比抵抗は200〜5000μΩ・cmにも達し、基板
上での基板半径当たりの抵抗値も数百Ωにもなるが、こ
のようなシート抵抗が極端に高い下地であっても、この
下地の表面にめっきを成長させることができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、前記棒状アノー
ドが不溶解アノードであることを特徴とする請求項3記
載のめっき装置である。これにより、棒状アノード先端
の溶解による形状変化を防止して、放電状態が変化する
のを防止することができる。なお、棒状アノードは、そ
の表面積が小さいため、アノード表面の酸素ガスによる
添加剤の酸化分解もごく少なくて済むため、全体系の中
では何ら支障を来すことはない。
【0015】請求項5に記載の発明は、バリア層及び/
またはシード層で覆われた微細窪みを有する基板にめっ
きを施して該微細窪みに金属を充填するめっき方法にお
いて、基板の中央部に局部的なめっき膜を作り、この局
部的なめっき膜を徐々に外方に拡がらせることを特徴と
するめっき方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形
態のめっき装置の平面配置図を示す。このめっき装置
は、ロード・アンロード部10、各一対の洗浄・乾燥処
理部12、第1基板ステージ14、ベベルエッチ・薬液
洗浄部16及び第2基板ステージ18、基板を180゜
反転させる機能を有する水洗部20及び4基のめっき処
理部22を有し、更に、ロード・アンロード部10、洗
浄・乾燥処理部12及び第1基板ステージ14との間で
基板の受渡しを行う第1搬送装置24と、第1基板ステ
ージ14、ベベルエッチ・薬液洗浄部16及び第2基板
ステージ18との間で基板の受渡しを行う第2搬送装置
26と、第2基板ステージ18、水洗部20及びめっき
処理部22との間で基板の受渡しを行う第3搬送装置2
8が備えられている。
【0017】めっき処理部22は、図2に示すように、
略円筒状で内部にめっき液45を収容するめっき処理槽
46と、このめっき処理槽46の上方に配置されて基板
Wを保持するヘッド部47とから主に構成されている。
なお、図2は、ヘッド部47で基板Wを保持してめっき
液45の液面を上昇させためっき位置にある時の状態を
示している。
【0018】前記めっき処理槽46には、上方に開放
し、アノード48を底部に配置しためっき室49を有
し、このめっき室49内にめっき液45を保有するめっ
き槽50が備えられている。前記めっき槽50の内周壁
には、めっき室49の中心に向かって水平に突出するめ
っき液噴出ノズル53が円周方向に沿って等間隔で配置
され、このめっき液噴出ノズル53は、めっき槽50の
内部を上下に延びるめっき液供給路に連通している。
【0019】アノード48は、同心状に3つに分割した
3つの分割アノード48a,48b,48cから構成さ
れている。つまり、図3に示すように、中央に位置する
中実円板状の第1の分割アノード48aと、この第1の
分割アノード48aの周囲を囲繞する中空円板状の第2
の分割アノード48bと、この第2の分割アノード48
bの周囲を囲繞する中空円板状の第3の分割アノード4
8cとからなり、これらの分割アノード48a,48
b,48cを平面状に配置して平板状のアノード48が
構成されている。
【0020】そして、各分割アノード48a,48b,
48cは、個別にめっき電源51a,51b,51cに
接続できるようになっている。これによって、初期めっ
き膜形成時のシート抵抗が高い時に、例えば中央に位置
する第1の分割アノード48aのみに電源51aを投入
するか、または3つの分割アノード48a,48b,4
8cの全てにめっき電源51a,51b,51cを投入
しても、アノードの中央部側の電流密度の方が、その周
囲よりも高くすることで、即ち第3の分割アノード48
c<第2の分割アノード48b<第1の分割アノード4
8aの順に電流密度を高くすることで、基板Wの中央部
にもめっき電流を流して均一なめっき膜を形成すること
ができ、めっき膜厚が厚くなり、シート抵抗が低くなっ
た時点で、3つの分割アノード48a,48b,48c
の電流密度を同一にすることで、めっき膜形成終了時の
面内均一性を向上させることができるようになってい
る。
【0021】更に、この例では、めっき室49内のアノ
ード48の上方位置に、例えば3mm程度の多数の穴を
設けたパンチプレート220が配置され、これによっ
て、アノード48の表面に形成されたブラックフィルム
がめっき液45によって巻き上げられ、流れ出すことを
防止するようになっている。
【0022】また、めっき槽50には、めっき室49内
のめっき液45を該めっき室49の底部周縁から引抜く
第1めっき液排出口57と、めっき槽50の上端部に設
けた堰部材58をオーバーフローしためっき液45を排
出する第2めっき液排出口59と、この堰部材58をオ
ーバーフローする前のめっき液45を排出する第3めっ
き液排出口120が設けられ、更に、堰部材58の下部
には、図9に示すように、所定間隔毎に所定幅の開口2
22が設けられている。
【0023】これによって、めっき処理時にあって、供
給めっき量が大きい時には、めっき液を第3めっき液排
出口120から外部に排出する共に、図9(a)に示す
ように、堰部材58をオーバーフローさせ、更に開口2
22を通過させて第2めっき液排出口59からも外部に
排出する。また、めっき処理時にあって、供給めっき量
が小さい時には、めっき液を第3めっき液排出口120
から外部に排出すると共に、図9(b)に示すように、
開口222を通過させて第2めっき液排出口59からも
外部に排出し、これによって、めっき量の大小に容易に
対処できるようになっている。
【0024】更に、図9(d)に示すように、めっき液
噴出ノズル53の上方に位置して、めっき室49と第2
めっき液排出口59とを連通する液面制御用の貫通孔2
24が円周方向に沿った所定のピッチで設けられ、これ
によって、非めっき時にめっき液を貫通孔224を通過
させ第2めっき液排出口59から外部に排出すること
で、めっき液の液面を制御するようになっている。な
お、この貫通孔224は、めっき処理時にオリフィスの
如き役割を果たして、ここから流れ出すめっき液の量が
制限される。
【0025】図4に示すように、第1めっき液排出口5
7は、めっき液排出管60aを介してリザーバ226に
接続され、このめっき液排出管60aの途中に流量調整
器61aが介装されている。第2めっき液排出口59と
第3めっき液排出口120は、めっき槽50の内部で合
流した後、めっき液排出管60bを介して直接リザーバ
226に接続されている。
【0026】このリザーバ226に入っためっき液45
は、リザーバ226からポンプ228によりめっき液調
整タンク40に入る。このめっき液調整タンク40に
は、温度コントローラ230や、サンプル液を取り出し
て分析するめっき液分析ユニット232が付設されてお
り、単一のポンプ234の駆動に伴って、めっき液調整
タンク40からフィルタ236を通して、めっき液45
がめっき処理部22のめっき液噴出ノズル53に供給さ
れるようになっており、このめっき液調整タンク40か
らめっき処理部22に延びるめっき液供給管55の途中
に、二次側の圧力を一定にする制御弁56が備えられて
いる。
【0027】図2に戻って、めっき室49の内部の周辺
近傍に位置して、該めっき室49内のめっき液45の上
下に分かれた上方の流れでめっき液面の中央部を上方に
押上げ、下方の流れをスムーズにするとともに、電流密
度の分布をより均一になるようにした鉛直整流リング6
2と水平整流リング63が該水平整流リング63の外周
端をめっき槽50に固着して配置されている。
【0028】一方、ヘッド部47には、回転自在な下方
に開口した有底円筒状で周壁に開口96を有するハウジ
ング70と、下端に押圧リング240を取付けた上下動
自在な押圧ロッド242が備えられている。ハウジング
70の下端には、図7及び図8に示すように、内方に突
出するリング状の基板保持部72が設けられ、この基板
保持部72に、内方に突出し、上面の先端が上方に尖塔
状に突出するリング状のシール材244が取付けられて
いる。更に、このシール材244の上方にカソード電極
用接点76が配置されている。また、基板保持部72に
は、水平方向に外方に延び、更に外方に向けて上方に傾
斜して延びる空気抜き穴75が円周方向に沿って等間隔
に設けられている。
【0029】これによって、図5に示すように、めっき
液45の液面を下げた状態で、図7及び図8に示すよう
に、基板Wを吸着ハンドH等で保持してハウジング70
の内部に入れて基板保持部72のシール材244の上面
に載置し、吸着ハンドHをハウジング70から引き抜い
た後、押圧リング240を下降させることで、基板Wの
周縁部をシール材244と押圧リング240の下面で挟
持して基板Wを保持し、しかも基板Wを保持した時に基
板Wの下面とシール材244が圧接して、ここを確実に
シールし、同時に、基板Wとカソード電極用接点76と
が通電するようになっている。
【0030】図2に戻って、ハウジング70は、モータ
246の出力軸248に連結されて、モータ246の駆
動によって回転するように構成されている。また、押圧
ロッド242は、モータ246を囲繞する支持体250
に固着したガイド付きシリンダ252の作動によって上
下動するスライダ254の下端にベアリング256を介
して回転自在に支承したリング状の支持枠258の円周
方向に沿った所定位置に垂設され、これによって、シリ
ンダ252の作動によって上下動し、しかも基板Wを保
持した時にハウジング70と一体に回転するようになっ
ている。
【0031】支持体250は、モータ260の駆動に伴
って回転するボールねじ261と螺合して上下動するス
ライドベース262に取付けられ、更に上部ハウジング
264で囲繞されて、モータ260の駆動に伴って、上
部ハウジング264と共に上下動するようになってい
る。また、めっき槽50の上面には、めっき処理時にハ
ウジング70の周囲を囲繞する下部ハウジング266が
取付けられている。
【0032】これによって、図6に示すように、支持体
250と上部ハウジング264とを上昇させた状態で、
メンテナンスを行うことができるようになっている。ま
た、堰部材58の内周面にはめっき液の結晶が付着し易
いが、このように、支持体250と上部ハウジング26
4とを上昇させた状態で多量のめっき液を流して堰部材
58をオーバーフローさせることで、堰部材58の内周
面へのめっき液の結晶の付着を防止することができる。
また、めっき槽50には、めっき処理時にオーバーフロ
ーするめっき液の上方を覆うめっき液飛散防止カバー5
0bが一体に設けられているが、このめっき液飛散防止
カバー50bの下面に、例えばHIREC(NTTアド
バンステクノロジ社製)等の超撥水材をコーティングす
ることで、ここにめっき液の結晶が付着することを防止
することができる。
【0033】ハウジング70の基板保持部72の上方に
位置して、基板Wの芯出しを行う基板芯出し機構270
が、この例では円周方向に沿った4カ所に設けられてい
る。図10は、この基板芯出し機構270の詳細を示す
もので、これは、ハウジング70に固定した門形のブラ
ケット272と、このブラケット272内に配置した位
置決めブロック274とを有し、この位置決めブロック
274は、その上部において、ブラケット272に水平
方向に固定した枢軸276を介して揺動自在に支承さ
れ、更にハウジング70と位置決めブロック274との
間に圧縮コイルばね278が介装されている。これによ
って、位置決めブロック274は、圧縮コイルばね27
8を介して枢軸276を中心に下部が内方に突出するよ
うに付勢され、その上面274aがストッパとしての役
割を果たしブラケット272の上部下面272aに当接
することで、位置決めブロック274の動きが規制され
るようになっている。更に、位置決めブロック274の
内面は、上方に向けて外方に拡がるテーパ面274bと
なっている。
【0034】これによって、例えば搬送ロボット等の吸
着ハンドで基板を保持しハウジング70内に搬送して基
板保持部72の上に載置した際、基板の中心が基板保持
部72の中心からずれていると圧縮コイルばね278の
弾性力に抗して位置決めブロック274が外方に回動
し、搬送ロボット等の吸着ハンドによる把持を解くと、
圧縮コイルばね278の弾性力で位置決めブロック27
4が元の位置に復帰することで、基板の芯出しを行うこ
とができるようになっている。
【0035】図11は、カソード電極用接点76のカソ
ード電極板208に給電する給電接点(プローブ)77
を示すもので、この給電接点77は、プランジャで構成
されているとともに、カソード電極板208に達する円
筒状の保護体280で包囲されて、めっき液から保護さ
れている。
【0036】次に、このめっき処理部22によるめっき
処理について説明する。先ず、めっき処理部22に基板
を受渡す時には、図1に示す第3搬送装置28の吸着ハ
ンドと該ハンドで表面を下に向けて吸着保持した基板W
を、ハウジング70の開口96からこの内部に挿入し、
吸着ハンドを下方に移動させた後、真空吸着を解除し
て、基板Wをハウジング70の基板保持部72上に載置
し、しかる後、吸着ハンドを上昇させてハウジング70
から引き抜く。次に、押圧リング240を下降させて、
基板Wの周縁部を基板保持部72と押圧リング240の
下面で挟持して基板Wを保持する。
【0037】そして、めっき液噴出ノズル53からめっ
き液45を噴出させ、同時にハウジング70とそれに保
持された基板Wを中速で回転させ、めっき液45が所定
の量まで充たされ、更に数秒経過した時に、ハウジング
70の回転速度を低速回転(例えば、100mi
−1)に低下させ、アノード48を陽極、基板処理面
を陰極としてめっき電流を流して電解めっきを行う。
【0038】この時、例えば基板Wの表面に設けたシー
ド層7(図15参照)の膜厚が薄く、シート抵抗が高い
初期めっき膜形成時に、例えば中央に位置する第1の分
割アノード48aのみに電源51aを投入し、しかる
後、この第1の分割アノード48aの周囲を囲繞する第
2の分割アノード48bにも電源51bを投入し、更に
は、この第2の分割アノード48bの周囲を囲繞する第
3の分割アノード48cにも電源51cを投入する。こ
れにより、シート抵抗が高くても、基板外周部にめっき
電流が集中するのを防止して基板Wの中央部にもめっき
電流が流れるようにすることで、基板Wの中央部に優先
的にめっきを成長させ、めっき膜が厚くなってシート抵
抗が低くなった時点で3つの分割アノード48a,48
b,48cの電流密度を同一にすることで、めっき膜形
成終了時のめっき膜の面内均一性を向上させることがで
きる。
【0039】なお、上記の例は、初期めっき膜形成時に
3個の分割アノード48a,48b,48cの電源投入
時をずらした例を示しているが、3個の分割アノード4
8a,48b,48cを同時に使用した場合でも、アノ
ードの中央部側の電流密度の方が、その周囲よりも高く
することで、即ち第3の分割アノード48c<第2の分
割アノード48b<第1の分割アノード48aの順に電
流密度を高くすることで、基板Wの中央部にもめっき電
流を流して均一なめっき膜を形成し、めっき膜厚が厚く
なり、シート抵抗が低くなった時点で、3つの分割アノ
ード48a,48b,48cの電流密度を同一にするこ
とで、めっき膜形成終了時の面内均一性を向上させるこ
とができる。
【0040】そして、通電を終了した後、図9(d)に
示すように、めっき液噴出ノズル53の上方に位置する
液面制御用の貫通孔224のみからめっき液が外部に流
出するようにめっき液の供給量を減少させ、これによ
り、ハウジング70及びそれに保持された基板をめっき
液面上に露出させる。このハウジング70とそれに保持
された基板Wが液面より上にある位置で、高速(例え
ば、500〜800min −1)で回転させてめっき液
を遠心力により液切りする。液切りが終了した後、ハウ
ジング70が所定の方向に向くようにしてハウジング7
0の回転を停止させる。
【0041】ハウジング70が完全に停止した後、押圧
リング240を上昇させる。次に、第3搬送装置28の
吸着ハンドを吸着面を下に向けて、ハウジング70の開
口96からこの内部に挿入し、吸着ハンドが基板を吸着
できる位置にまで吸着ハンドを下降させる。そして、基
板を吸着ハンドにより真空吸着し、吸着ハンドをハウジ
ング70の開口96の上部の位置にまで移動させて、ハ
ウジング70の開口96から吸着ハンドとそれに保持し
た基板を取り出す。
【0042】このめっき処理部22によれば、ヘッド部
47の機構的な簡素化及びコンパクト化を図り、かつめ
っき処理槽46内のめっき液の液面がめっき時液面にあ
る時にめっき処置を、基板受渡し時液面にある時に基板
の水切りと受渡しを行い、しかもアノード48の表面に
生成されたブラックフィルムの乾燥や酸化を防止するこ
とができる。
【0043】図12は、本発明の第2の実施の形態のめ
っき装置の要部概要図で、これは、中央に位置する第1
の分割アノード48aを上下方向に延びる上下動機構と
しての第1のシリンダ52aのシリンダロッド54aの
先端に、この第1の分割アノード48aの周囲を囲繞す
る第2の分割アノード48bを上下方向に延びる上下動
機構としての第2のシリンダ52bのシリンダロッド5
4bの先端に、それぞれ連結し、これによって、分割ア
ノード48a,48bが基板Wに接離する方向に移動し
て、分割アノード48a,48b,48cが相対的に移
動できるようにしたものである。その他の構成は、第1
の実施の形態とほぼ同様である。
【0044】この実施の形態によれば、シート抵抗が高
い初期めっき膜形成時に、シート抵抗を加味しながら、
分割アノード48a,48bを移動させ、分割アノード
48a,48b,48cの相対的な位置を調整して、す
なわち、例えば、図12に示すように、中央に位置する
第1の分割アノード48aを最も基板Wに接近させ、こ
の第1の分割アノード48aの周囲を囲繞する第2の分
割アノード48bを次に基板に接近させ、しかもこの距
離を調整した状態で電源51a,51b,51cを投入
することで、アノード48の全面に亘る電流密度分布を
調整して基板の中央部に優先的にめっきを成長させるこ
とができ、これによって、めっき膜形成終了時のめっき
膜の面内均一性を更に向上させることができる。
【0045】なお、この時、各分割アノード48a,4
8b,48cに印加する電圧を同一にしても、異なるよ
うにしても良く、更に電源を投入する時期をずらしても
良いことは勿論である。また、分割アノード48a,4
8b,48cが一体となって移動するようにして、シー
ト抵抗を加味しながら、分割アノード48a,48b,
48cと基板Wとの距離を調整できるようにしても良
い。、
【0046】図13は、本発明の第3の実施の形態のめ
っき装置の要部概要図で、これは、アノード48を平板
状アノード48dと該平板状アノード48dの中心部を
貫通して延びる棒状アノード48eで構成し、しかも棒
状アノード48eの基部にラック300を設け、このラ
ック300にサーボモータ302の駆動に伴って回転す
るピニオン304を噛み合わせることで、サーボモータ
302の駆動に伴って棒状アノード48eが軸方向に移
動できるように構成し、更に平板状アノード48dと棒
状アノード48eを個別にめっき電源51d,51eに
接続できるようにしたものである。その他の構成は、第
1の実施の形態と同様である。
【0047】この実施の形態によれば、初期めっき膜形
成時に、棒状アノード48eの上端と基板Wとの距離a
をごく短く、すなわち棒状アノード48eを基板Wに近
接させた状態で、棒状アノード48eにめっき電源51
eを投入し、これによって、基板Wの中央部から放電さ
せて、ここに局部的にめっき膜を形成し、しかる後、サ
ーボモータ302を駆動して棒状アノード48eを徐々
に下降させ、基板Wの中央部のみで放電されていた現象
を周辺に拡げてめっき膜を徐々に外方に拡げる。そし
て、めっき膜が基板Wの全面に行き渡り、シート抵抗が
高くなった時点で、平板状アノード48dにめっき電源
51dを投入して、基板Wの全面のめっきを開始するの
であり、これにより、シート抵抗が高くても、導電性さ
え有していれば、基板Wの全面のめっきが可能となる。
【0048】つまり、将来、銅シード層の形成が寸法上
難しい世代になった時、TaN,TiN,WNなどのバ
リアメタル上に直接電解銅めっきを施す必要が出てくる
と考えられるが、この場合、薄膜化したシード層上にめ
っきする以上にシート抵抗が高くなり、基板Wの全面に
めっきをするのは難しい。例えば、TiNの比抵抗は8
0〜150μΩ・cm、TaNの比抵抗は200〜50
00μΩ・cmにも達し、基板上での基板半径当たりの
抵抗値も数百Ωにもなる。このような超高シート抵抗下
地では、中央部にめっきを成長させるのは至難の技であ
る。
【0049】このような場合であっても、この実施の形
態によれば、積極的に基板中央部から放電させること
で、ここに局部的にめっき膜を形成し、更に棒状アノー
ド48eを基板Wから徐々に遠ざけることで、このめっ
き膜を外方に徐々に拡げることができる。特に、今後、
基板サイズがΦ300nmとなれば、シート抵抗の影響
を更に受けるが、このような場合であっても、基板の全
面にめっき膜を形成することが可能となる。
【0050】この場合、めっき浴として、均一電着性に
優れた高分極錯体浴を使用することが好ましく、また、
更に分極を高める目的で、電流密度は、例えば0.5A
/dm程度のやや低めとすることが好ましい。
【0051】ここに、通常の硫酸銅めっき液よりも分極
が高い高分極錯体浴としては、例えばピロリン酸銅をベ
ースとして、これにピロリン酸等の錯化剤が添加したも
のが挙げられる。ここで、分極が高いとは、電流密度の
変化に対する電圧の変化の比が大きいこと、つまり電位
の振れに対して電流密度の変動が少ないことを意味す
る。例えば、図14に示す陰分極曲線を有するA浴とB
浴とを比較したとき、B浴におけるb/(D−D
の方がA浴におけるa/(D−D)より大きいた
め、B浴の方がA浴より分極が高い。これによって、通
電時に電位差が生じても、電流密度の変動を少なくして
析出電位を上昇させ、これによって、電着性の均一性を
向上させることができる。
【0052】また、棒状アノード48eとして、含リン
銅などの溶解アノードを使用すると、局部的な放電に伴
って、棒状アノード48eの先端が溶解して形状が著し
く変化し、放電状態が変わり易くなる。このため、棒状
アノード48eとして、プラチナ等の不溶解アノードを
使用することで、棒状アノード先端の溶解による形状変
化を防止して、放電状態が変化するのを防止することが
望ましい。このように、棒状アノードとして不溶解アノ
ードを使用しても、棒状アノードは表面積も小さいた
め、アノード表面の酸素ガスによる添加剤の酸化分解も
ごく少なくて済むため、全体系の中では何ら支障は起こ
らない。
【0053】なお、前記第1及び第2の実施の形態のめ
っき装置でバリアメタル上に直接めっきを施すようにし
ても良く、また第3の実施の形態のめっき装置で銅シー
ド層が存在する基板にめっきを施すようにしても良いこ
とは勿論である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例え初期めっき膜形成時におけるシート抵抗が高い場合
であっても、基板の表面全域にめっき膜を成長させて、
ボイドのない全面均一で健全なめっきを施すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のめっき装置の平面
配置図である。
【図2】図1に使用されているめっき処理部のめっき処
理時における全体を示す断面図である。
【図3】同じく、アノードの平面図である。
【図4】同じく、めっき液の流れの状態を示すめっき液
フロー図である。
【図5】同じく、非めっき時(基板受渡し時)における
全体を示す断面図である。
【図6】同じく、メンテナンス時における全体を示す断
面図である。
【図7】同じく、基板の受渡し時におけるハウジング、
押圧リング及び基板の関係の説明に付する図である。
【図8】同じく、図7の一部拡大図である。
【図9】同じく、めっき処理時及び非めっき時における
めっき液の流れの説明に付する図である。
【図10】同じく、芯出し機構の拡大断面図である。
【図11】同じく、給電接点(プローブ)を示す断面図
である。
【図12】本発明の第2の実施の形態のめっき装置の要
部概要図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態のめっき装置の要
部概要図である。
【図14】2つの異なる分極のめっき液における電圧と
電流密度の関係を示すグラフである。
【図15】銅めっき処理により銅配線を形成する例を工
程順に示す図である。
【符号の説明】
5 バリア層 6 銅膜 7 シード層 10 ロード・アンロード部 12 洗浄・乾燥処理部 14 基板ステージ 16 ベベルエッチ・薬液洗浄部 18 基板ステージ 20 水洗部 22 めっき処理部 24,26,28 搬送装置 45 めっき液 46 めっき処理槽 47 ヘッド部 48 アノード 48a,48b,48c 分割アノード 48d 平板状アノード 48e 棒状アノード 49 めっき室 50 めっき槽 51a,51b,51c,51d,51e めっき電源 53 めっき液噴出ノズル 55 めっき液供給管 57,59,120 めっき液排出口 58 堰部材 62 鉛直整流リング 63 水平整流リング 70 ハウジング 72 基板保持部 75 空気抜き穴 76 カソード電極用接点 77 給電接点 240 押圧リング 242 押圧ロッド 244 シール材 300 ラック 302 サーボモータ 304 ピニオン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津田 勝巳 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 Fターム(参考) 4K024 AA09 BB12 CA02 CA06 CB01 CB06 CB08 CB09 CB13 CB15 CB21 CB26 4M104 BB04 BB30 BB32 DD52 HH13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 めっき液を保有するめっき槽内に位置し
    て基板に対峙した位置に配置されるアノードを同心状に
    分割した複数の分割アノードから構成し、これらの各分
    割アノードを個別にめっき電源に接続できるようにした
    ことを特徴とするめっき装置。
  2. 【請求項2】 前記各分割アノードは、前記基板に接離
    する方向に相対的または一体に移動自在に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のめっき装置。
  3. 【請求項3】 めっき液を保有するめっき槽内に位置し
    て基板に対峙した位置に配置される平板状アノードと、
    この平板状アノードの中心部を貫通して軸方向に上下動
    自在な棒状アノードとを備え、前記平板状アノードと棒
    状アノードを個別にめっき電源に接続できるようにした
    ことを特徴とするめっき装置。
  4. 【請求項4】 前記棒状アノードが不溶解アノードであ
    ることを特徴とする請求項3記載のめっき装置。
  5. 【請求項5】 バリア層及び/またはシード層で覆われ
    た微細窪みを有する基板にめっきを施して該微細窪みに
    金属を充填するめっき方法において、 基板の中央部に局部的なめっき膜を作り、この局部的な
    めっき膜を徐々に外方に拡がらせることを特徴とするめ
    っき方法。
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