JP3666488B2 - 低速走行用小型車両のルーフ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート状のルーフ材によって運転者が着座する座席部の上方を覆う構成の低速走行用小型車両のルーフ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から歩行の代わりにゆっくりした速度で走行できる低速走行用小型車両が使用されている。このような低速走行用小型車両の使用に際して、雨天には運転している人が雨に濡れないように、また日差しが強い場合には日除けにして、運転している人を保護することが望まれる。従来、低速走行用小型車両の座席上方を覆うように広げてルーフを形成するものも存在するが、折り畳みが蛇腹式であるため複数の蛇腹を形成するためのフレームが必要となる(例えば、特許文献1)。
【0003】
この複数の蛇腹フレームは、一箇所で支柱に回動可能に軸支されており、この蛇腹フレームは開閉によって円運動又は前部が前方へ移動して後部が円運動をするため、支柱よりも前方へ広がる蛇腹は略円弧状のルーフを形成する。このルーフが大きな場合には、前方からこのルーフ内へ吹き込む風が強い場合は、この風によってルーフが上方へ煽られて、低速走行用小型車両の運転に危険な場合がある。また、このルーフの後面は開放されているが、運転者の頭部後方をカバーするような後面を形成したルーフを採用する場合には、前方からこのルーフ内へ吹き込む風が強い場合は、この風によってルーフが上方へ煽られて低速走行用小型車両の運転に危険な場合がある。このような場合には、ルーフを折り畳む必要が生じるが、風の強さに応じてルーフを広げたり折り畳んだりすることは面倒である。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−255166号公報(第2〜4頁、図1〜9図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような点に鑑みて、ルーフ内に吹き込む風によってルーフが上方へ煽られる危険を少なくするためのルーフ装置を提供するものである。
【0006】
更に本発明は、運転者が着座する座席部の後部に運転者の背もたれとなるバックレストを備え前記座席部の上方を覆うシート状のルーフ材をフレーム構成にて支持した低速走行用小型車両において、前記ルーフ材を取り付けた可動側フレームを固定フレームに対して回動可能に支持して前記ルーフ材が前記座席部の上方を覆った状態と前記バックレストの背面側に収納された状態とに回動可能とし、前記ルーフ材が前記バックレストの背面側に収納されたとき、前記バックレストの背面側に取り付けられた物品収納容器に衝突して前記ルーフ材が所定の位置へ収納できなくなることを防止したルーフ装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の低速走行用小型車両のルーフ装置は、運転者が着座する座席部の後部に運転者の背もたれとなるバックレストを備え前記座席部の上方を覆うシート状のルーフ材をフレーム構成にて支持した低速走行用小型車両において、前記バックレストの背面側には物品収納容器が取り付けられ、前記ルーフ材を取り付けた可動側フレームを固定フレームに対して回動可能に支持し、前記ルーフ材が前記座席部の上方を覆った状態と前記バックレストの背面側に収納された状態とに回動可能とし、前記ルーフ材が前記バックレストの背面側に収納されたとき前記物品収納容器が入り込む開口とこの開口を開閉可能に塞ぐ蓋を前記ルーフ材に形成したことを特徴とする。
【0008】
このため、ルーフ材をバックレストの背面側に収納したときには、ルーフ材に形成した開閉式開口に物品収納容器が入り込むことによって、可動側フレームの回動が制限されず、ルーフ材をバックレストの背面側に近く収納できることとなる。これによって、ルーフ材の天井部分を折り畳むことなくバックレストの背部に収納できるフレーム構造を提供できることとなる。
【0009】
また本発明は、運転者が着座する座席部の上方を上方に膨らんだ状態にシート状のルーフ材で覆う低速走行用小型車両において、前記ルーフ材の上面には左右両側をファスナーによって開閉自在な蓋によって閉じられた開口を形成し、前記開口の後部は前記蓋の後端縁が前記ルーフ材の後部と幅Wで重なることによりこの重なり部分を風抜き口としたことを特徴とする。
【0010】
これによって、前記蓋を閉じておけば雨天のときに前記開口から雨が入り込むことは防止でき、風抜き口は、蓋部分によって幅Wで重なっているため、この部分からも雨が入り込まない。またルーフ材内に吹き込む風は後部の風抜き口から後方へ通り抜けるため、ルーフ材が風で煽られる危険も減少する。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本願発明の実施の形態について説明する。各図は本発明の実施形態を示す。図1は本発明低速走行用小型車両のルーフ装置の分解斜視図、図2は本発明低速走行用小型車両のルーフ装置のフレームとルーフ構成の背面斜視図、図3は本発明低速走行用小型車両のルーフ装置のルーフをバックレストの背面側に収納した状態のフレーム状態を示す背面斜視図、図4は本発明低速走行用小型車両のルーフ装置のルーフをバックレストの背面側に収納した状態のルーフ材と物品収納容器との関係を示す背面斜視図、図5は本発明低速走行用小型車両のルーフ装置を座席部の上方にセットした状態を示す側面状態の説明図、図6は運転者の頭部側方を覆う部分を備えたルーフ材が座席部の上方にセットされた状態を示す側面状態の説明図、図7は運転者の頭部側方を覆う部分を備えたルーフ材が座席部の上方にセットされた状態を示す背面視での説明図、図8は本発明低速走行用小型車両のルーフ装置を座席部の上方にセットした状態を保持する保持装置の説明図、図9はルーフの傾き変更機構を備えた保持装置の説明図、図10は本発明に係る第1固定側フレームと第2固定側フレームとの結合部分の説明図、図11は図10のA―A断面図、図12はルーフの平面図、図13は本発明に係るルーフの側面図、図14はルーフの正面図、図15は本発明に係るルーフ材の引張り用紐部分の構成を示す斜視図、図16は本発明に係る他の形態のルーフ材の側面図である。
【0016】
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。低速走行用小型車両1は、車体5の後部には車軸によって車体5の左右側に支持された後輪6と、車体5の前部にハンドル7によって左右に回動操作可能に支持した前輪8を備え、再充電可能な2次電池を動力源として後輪6を駆動して前進及び後退できる仕組みであり、人の歩行の代わりとして利用できるものである。低速走行用小型車両1の前進及び後退の切り替えは、切り替えスイッチによって低速走行用小型車両1の回転方向を前進と後退に切り替えることによって行える。また、低速走行用小型車両1の動力源は、内燃機関等のエンジンを用いるものでもよい。低速走行用小型車両1の始動と停止は、スイッチのON、OFFによって行える。更に必要に応じて低速走行用小型車両1を停止せしめるブレーキ装置が設けられる。
【0017】
本発明の低速走行用小型車両のルーフ装置は、低速走行用小型車両1の座席部2のバックレスト4に沿って上方へ延びて回動機構を構成する部材によって、ルーフ3が座席部2の上方を覆う状態とバックレスト4の背面側に収納された状態とをとる点に一つの特徴がある。
【0018】
即ち、本発明の低速走行用小型車両のルーフ装置は、運転者が着座する座席部2の後部に運転者の背もたれとなるバックレスト4を備え座席部2の上方を覆うルーフ3を備えた低速走行用小型車両1において、ルーフ3のシート状のルーフ材3Aをフレーム構成にて支持したものであり、このフレーム構成は、低速走行用小型車両1の車体5に下部が固定されバックレスト4の背面側の左右両側に立ち上がった固定側フレーム10と、ルーフ3が座席部2の上方を覆った状態とバックレスト4の背面側に収納された状態とに回動可能に固定側フレーム10に対して軸結合された可動側フレーム11とを備える。
【0019】
可動側フレーム11は、ルーフ材3Aをルーフ状に張った状態に保持するルーフフレーム14と、このルーフフレーム14と軸結合16、18されてルーフフレーム14を固定側フレーム10に回動可能に支持する支持フレーム12を備える。この支持フレーム12は、上部がルーフフレーム14の後部に軸結合され下部が固定側フレーム10の中間部に軸結合16された縦方向支持フレーム12Aと、一端側がルーフフレーム14の左右側部に軸結合19され他端側が固定側フレーム10の上部に軸結合18された傾斜方向支持フレーム12Bとを備える。ルーフ3が座席部2の上方を覆った状態において並列する固定側フレーム10と縦方向支持フレーム12Aとの間隔を広げるように、固定側フレーム10と縦方向支持フレーム12Aの少なくとも一方のフレームが屈曲された形状である。
【0020】
上記構成の本発明の低速走行用小型車両のルーフ装置を更に詳しく説明する。ルーフ3はルーフ材3Aとこれを保持するルーフフレーム14とで構成される。ルーフフレーム14は、ルーフ3の下部周縁を巡るルーフ枠材14Aと、ルーフ枠材14Aの前辺と後辺に渡る天井材14Bとで構成し、天井材14Bはルーフ枠材14Aの前辺と後辺の左右端部寄りの位置に結合されて後部が高く前部に向けて低くなる曲線状をなす。これによって、ルーフ材3Aは、天井材14Bによって上方に膨らんだ状態に保持され、下部周縁3Lがルーフ枠材14Aの下側に係止して取り付けられている。
【0021】
ルーフ材3Aは、水滴を弾くシート部材で構成され、有機または無機の繊維を織ったものや、1層又は複数層の合成樹脂シート等によって形成される。ルーフ材3Aは、その下部周縁3Lの4つのコーナ部の一つに引張り用紐3Bを取り付けている。また、ルーフ材3Aの下部周縁3Lは、ルーフ枠材14Aに係止する係止部が破損しないように重ね合わせによって補強されており、ルーフ枠材14Aで囲まれた領域よりも若干小さい開口がルーフ材3Aの下側に形成されるような寸法関係にある。これによって、ルーフ材3Aのルーフフレーム14への取り付けに際しては、ルーフ材3Aの下部周縁部3Lの大半をルーフ枠材14Aの下側に係止した状態で、未だルーフ枠材14Aに係止していない後隅部に取り付けたループ状の紐3Bを引っ張ってルーフ材3Aを伸張させつつ、その後隅部をルーフ枠材14Aの下側に係止する方法でルーフ枠材14に取り付ける。このため、ルーフ材3Aは若干の伸張性を有する材質が好ましく、その一つとしてナイロン製が好ましい。なお、ルーフ材3Aの下部周縁部3Lに紐状ゴムを取り付けて、この紐状ゴムの縮み作用によってルーフ枠材14に係止するように構成することもできる。
【0022】
本発明の低速走行用小型車両のルーフ装置は、使用の必要性がないときは取外すことができるように着脱可能である。そのために、車体5に固定された左右一対の第2固定側フレーム102に対して左右一対の第1固定側フレーム101が着脱可能である。具体的には、固定側フレーム10を上下に2分割した構成である。即ち、固定側フレーム10は金属製又は合成樹脂製のパイプ材でもって左右一対に構成され、図に示すように、固定側フレーム10は、車体5に固定される左右一対の第2固定側フレーム102と、この第2固定側フレーム102と相互に着脱自在な挿入関係にある左右一対の第1固定側フレーム101の組み合わせにて構成している。この第2固定側フレーム102は、その取り付けの安定性を向上させるために略L字状をなし、下端部が車体5にボルトネジ15Aによって固定され、上部がバックレスト4の背面側にボルトネジ15Bによって固定されている。
【0023】
第2固定側フレーム102のバックレスト4の背面側への具体的な取り付け構造は、左右一対の第2固定側フレーム102の上端部には、その外側に嵌め合わせたパイプ状のブラケット102Aが溶接されており、このブラケット102Aに溶接にて取り付けたフランジ22をボルトネジ15Bによってバックレスト4の背面側に固定した構成である。左右一対の第1固定側フレーム101は、その上端部と下部が水平状態の横方向連結辺10A、10Bによって連結されていて、バックレスト4の背面側の左右両側に沿って上方に延びている。
【0024】
左右一対の第1固定側フレーム101と第2固定側フレーム102の結合は、左右一対の第2固定側フレーム102の上端部に固定したブラケット102A内へ左右一対の第1固定側フレーム101の下端を挿入し、ブラケット102Aを貫通するボルトネジ20が第1固定側フレーム101にバーリング形成したネジ部21に螺合することにより固定している。ブラケット102Aの上端開口は、第1固定側フレーム101に嵌め合わせたゴム等の可撓性カバー23によって覆われ、雨水等が浸入しない構成である。ボルトネジ20は、その頭部に窪ませた六角ボルトレンチの嵌合部20Aを形成しており、六角ボルトレンチを嵌合部20Aに嵌め合わせて締め付け及び緩め操作ができるが、工具なしにボルトネジ20を締め付け及び緩め操作できるようにするために、ボルトネジ20の頭部のセンターを横切って直線状の溝20Bが形成されている。このため、この直線状の溝20Bにコインやその他の板状の物をこの溝20Bに嵌めることにより、ボルトネジ20を締め付け及び緩め操作できる。
【0025】
可動側フレーム11を構成する支持フレーム12A、12Bは、金属製又は合成樹脂製のパイプ材でもって左右一対に構成され、縦方向支持フレーム12Aは上部がルーフフレーム14の後部に軸結合17され、下部が第1固定側フレーム101の中間部に軸結合16されている。また傾斜方向支持フレーム12Bは、一端側がルーフフレーム14の左右側部に軸結合19され、他端側が第1固定側フレーム101の上端部に溶接にて固定した連結辺10Aに軸結合18されている。左右の縦方向支持フレーム12A相互は、水平状態の横方向連結辺12Cによって連結されて補強された構成である。
【0026】
また本発明は、運転者が着座する座席部2の後部に運転者の背もたれとなるバックレスト4を備え座席部2の上方を覆うシート状のルーフ材3Aをフレーム構成にて支持した低速走行用小型車両1において、前記フレーム構成は、低速走行用小型車両1の車体5に下部が固定されバックレスト4の背面側の左右両側に立ち上がった固定側フレーム10と、取り付けられたルーフ材3Aが座席部2の上方を覆った状態とバックレスト4の背面側に収納された状態とに回動可能に固定側フレーム10に対して軸結合された可動側フレーム11とを備え、可動側フレーム11は、ルーフ材3Aをルーフ状に保持するルーフフレーム14と、このルーフフレーム14と軸結合されてルーフフレーム14を固定側フレーム10に回動可能に支持する支持フレーム12を備え、ルーフ材3Aが座席部2の上方を覆った状態へ可動側フレーム11が回動したとき可動側フレーム11を固定側フレーム10に自動ロックする保持装置24を設け、この保持装置24は、座席部2に対するルーフ材3Aの前後方向の傾きを変更する機構を備えている。
【0027】
保持装置24は、固定側フレーム10に対して可動側フレーム11を座席部2の上方にルーフ3をセットした状態に保持する作用をする。図において、ルーフ3が座席部2の上方を覆う正規の状態において、固定側フレーム10の連結辺10Aに固定した板状ソケット25に形成した複数のロック孔26A、26Bに抜き差し自在なロックピン27が可動側フレーム11に取り付けられた構成である。ロックピン27は、可動側フレーム11の連結辺12Cを貫通して取り付けた支持管28を貫通しており、支持管28内には、ロックピン27の先端が常時突出した状態になるよう付勢するコイルバネ29が設けられている。
【0028】
これによって、ロックピン27は板状ソケット25の孔26A又は26Bに挿入された状態を保持し、図2のように正規状態にルーフ3を安定に保持する。コイルバネ29に抗してロックピン27を矢印P方向へ引くことによって、板状ソケット25の孔26A又は26Bからロックピン27を外すことができる。
【0029】
上記の構成において、ルーフ3を座席部2の上方を覆う状態とバックレスト4の背面側に収納した状態とに移動できる構成について説明する。ルーフ3が座席部2の上方を覆う正規の状態からルーフ3をバックレスト4の背面側に収納する場合には、コイルバネ29に抗してロックピン27をそのノブ27Aを掴んで矢印P方向へ引いて、係止している板状ソケット25の孔26A又は26Bからロックピン27を外す。このロックピン27が外れた状態で、可動側フレーム11を後方へ回動させることによって、ルーフ3が後方へ回動する。具体的には、連結部16を軸にして縦方向支持フレーム12Aを後方へ回動させることによって、傾斜方向支持フレーム12Bが連結部18を軸にして後方へ回動し、それに伴ってルーフ3が連結部17、19を軸にして後方へ回動する。
【0030】
このような回動を経て、ルーフ3がバックレスト4の背面側へ縦方向に収納される。この収納状態は図3及び図4に示す。この収納状態では、縦方向支持フレーム12Aは固定側フレーム10の後側、即ち第1固定側フレーム101及び第2固定側フレーム102の後側に移動し、可動側フレーム11とルーフ3はバックレスト4の背面に沿って収納された状態となる。この収納状態は、固定側フレーム10の連結辺10Bに取り付けた板状ソケット50に形成したロック孔50Aにロックピン27を挿入することによって安定保持が可能となる。この収納状態では、ルーフ材3Aがルーフフレーム14に取り付けられて広がったままの状態であり、バックレスト4の背面側に収納された支持フレーム12とルーフフレーム14は、ルーフ材3Aがバックレスト4の背面側に収納されたとき、物品収納容器200の周辺部に位置する。このため、可動側フレーム11を構成する支持フレーム12とルーフフレーム14は、バックレスト4に近づいた状態に収納できるため、低速走行用小型車両1の背面側へのフレームの張り出しが少なくなる。
【0031】
このような収納状態から再びルーフ3を座席部2の上方に広げる場合には、板状ソケット50の孔からロックピン27を外した状態において、上記と逆の操作によってルーフ3を上方へ移動させ、板状ソケット25の孔26A又は26Bにロックピン27を挿入することによって、座席部2の上方にルーフ3をセットした状態に安定保持が可能となる。
【0032】
板状ソケット25は、上記の回動操作によってロックピン27が近づく端部は、ロックピン27が衝突しないように、ロックピン27が徐々にコイルバネ29に抗して引っ込むように傾斜面25Aを形成しており、上記の回動操作によってロックピン27は自動的に板状ソケット25の孔26A又は26Bに嵌り込む。また、板状ソケット50についても同様に、ロックピン27が近づく端部にはロックピン27が衝突しないようにロックピン27が徐々にコイルバネ29に抗して引っ込むような傾斜面を形成している。
【0033】
また、板状ソケット25には二つのロック孔26A、26Bを前後方向に形成している。ロックピン27が後方のロック孔26Aに係合した状態は、ルーフ3が第1の状態であり、またロックピン27が前方のロック孔26Bに係合した状態は、ルーフ3の前端部が第1の状態よりも上方へ高く上がった第2の状態である。これによって、座席部2に着座した人の座高に合わせて第1の状態か第2の状態かに設定することができるため、ルーフ3の状態を低速走行用小型車両1を使用する人によって変更することができる。300は運転者の頭部を支えるためのヘッドレストであり、板状ソケット25を挟み込むように連結辺10Aに取り付けている。
【0034】
上記のルーフ材3Aは、ルーフフレーム14のルーフ枠材14Aに下端周縁部3Lが係止した形態であるが、本発明は、もう一つのルーフ材の形態として、座席部2に着座した人の頭部の左右両側と後側をカバーするカバー部分3C、3Dを形成したルーフ材3A1を用いることができるフレーム構成である。カバー部分3C、3Dの下端部には、カバー部分3C、3Dの形状維持と補強のために、所定形状をなした金属又は合成樹脂の板状バネ性材3Wが取り付けられている。ルーフ材3A1の材質はルーフ材3Aと同様であり、ルーフ枠材14Aと天井材14B、14Bに係止する天井部分の構成はルーフ材3Aの構成と同様である。
【0035】
ルーフフレーム14への取り付けに際しては、上記のルーフ材3Aと同様に、天井材14B、14B上に被せてルーフ材3A1の天井部分の下部周縁3Lの大半をルーフ枠材14Aの下側に係止した状態で、未だルーフ枠材14Aに係止していない後隅部(図では右後部のコーナ部)に取り付けたループ状の紐3Bを引っ張ってルーフ材3A1の天井部分3Mを伸張させつつ、その後隅部をルーフ枠材14Aの下側に係止する方法でルーフ枠材14に取り付ける。そして、カバー部分3C、3Dを縦方向支持フレーム12Aと傾斜方向支持フレーム12Bとを覆うように配置し、カバー部分3Dに設けた面ファスナ材3Eを連結辺12Cに巻き付けた状態に取り付ける。面ファスナ材3Eはその接合面に多数のかぎ状繊維を備え、押圧にてこのかぎ状繊維が相互に絡み合って接合され、剥がし操作にてその接合が解除される周知の面ファスナーである。これによって、ルーフ材3A1は可動側フレーム11に取り付けられ、座席部2に着座した人の頭部の上方は勿論のこと、その人の頭部の左右両側と後側をカバーすることができる。なお、後側のカバー部分3Dには透明な窓3Fを形成することにより、座席部2に着座した人が後方を確認することができ、安全な運転ができることとなる。
【0036】
本発明では、上記のように、ルーフ3がバックレスト4の背面側へ縦方向に収納されるが、この収納状態において、ルーフ材3A、3A1がルーフフレーム14に取り付けられて広がったままの状態であり、バックレスト4の背面側に収納された支持フレーム12とルーフフレーム14は、図3及び図4に示すように、ルーフ3がバックレスト4の背面側に収納されたとき、物品収納容器200の周辺部に位置する。このため、可動側フレーム11を構成する支持フレーム12とルーフフレーム14は、バックレスト4に近づいた状態に収納できるため、低速走行用小型車両1の背面側へのフレームの張り出しが少なくなる。
【0037】
このように、支持フレーム12とルーフフレーム14は、物品収納容器200の周辺部に位置するようになるが、バスケット(物品収納容器)200が大きい場合には、バックレスト4の後方への張り出しが大きくなり、可動側フレーム11に伴ってルーフ3がバックレスト4の背面側へ移動したとき、ルーフ材3A、3A1の天井部分3Mが、このバスケット(物品収納容器)200に衝突してルーフ3を正規の位置へ収納できない場合がある。
【0038】
この様なことを防止するために、ルーフ材3A、3A1にはその天井部分を開くことができるように天井材14B、14B相互間に大きな開閉可能な開口3Nを形成し、天井材14B、14Bに沿って開口3Nを蓋部分3Hによって開閉するように、天井部分3Mの中間部から後部がファスナー3Gによって開閉できる蓋部分3Hを形成している。この蓋部分3Hは、その後端縁3iがルーフ材3A、3A1の後部3Jと幅Wで重なり、この重なり部分において、この後端縁3i部分は左右のファスナー3G間が後方に風抜き口3Pを形成する状態である。この風抜き口3Pは、蓋部分3Hが幅Wで重なっているため雨が入り込むことは防止できると共に、低速走行用小型車両1の前方からルーフ3の内側へ吹き込む風の通り抜け口となり、この風によってルーフ材3A、3A1が上方へ煽られて外れる等の支障が生じることを防止している。
【0039】
ルーフ材3Aにおいては、吹き込んだ風によって上方へ煽られることは少ないため、風抜き口3Pを形成しない構成でもよいが、特に、カバー部分3C、3Dを備えたルーフ材3A1においては、吹き込んだ風が抜け難いため、風抜き口3Pの形成による効果は大きい。
【0040】
ファスナー3Gは、一般的に洋服などの開閉部分に使用されるものと同様の形態であり、蓋部分3Hとそのルーフ材3A、3A1とに、それぞれ多数の噛み合い歯が直線状に配列され、スライダーの移動によってこの噛み合い歯相互を噛み合わせたり、噛み合いを外したりの操作をすることができるものである。
【0041】
上記のように、ファスナー3Gによって蓋部分3Hが開閉できるため、ルーフ3を座席部2の上方に位置させた状態では、ファスナー3Gによって蓋部分3Hを閉じておくことにより、降ってきた雨が窓3Nから侵入することを防げる。そして、可動側フレーム11とルーフ3をバックレスト4の背面側へ収納するとき、ファスナー3Gによって蓋部分3Hを開いておくことにより、ルーフ3をバックレスト4の背面側へ収納した場合にも、図4に示すように、バスケット(物品収納容器)200が開口3Nに侵入することによって蓋部分3Hが後方へ押されて逃げるため、可動側フレーム11とルーフ3をバックレスト4の背面側の正規の位置へ収納することができる。図4のようにバックレスト4の背面側へ収納した場合には、ルーフ材3A1の後側のカバー部分3Dは、バスケット(物品収納容器)200の下側へ位置し、左右両側のカバー部分3Cは屈曲状態でバスケット(物品収納容器)200の左右両側に位置する。
【0042】
図4のように蓋部分3Hがバスケット(物品収納容器)200の上面開口を覆った状態にすれば、バスケット(物品収納容器)200内へ塵埃が入り込まず衛生的である。また、この蓋部分3Hがバスケット(物品収納容器)200内の収納物を外から見え難くする効果もある。この状態で、蓋部分3Hを上方へ開くかバックレスト4側へ移動させることにより、バスケット(物品収納容器)200の上面開口が開くため、バスケット(物品収納容器)200への物品の収納及び取り出しを行うことができる。
【0043】
また、ルーフ材3A、3A1の天井面は図13及び図16に示すように前端が下がった前傾状態であり、左右は斜め下方へ傾斜した軒状であるため、ルーフ材3A、3A1上に降った雨水は、左右に流れつつ多くは前端へ向かう。また、ルーフ材3A、3A1が水平であっても低速走行用小型車両1が停止したときには雨水がルーフ材3A、3A1の前端から流下する。このためルーフ材3A、3A1の前端から流下する雨水によって、座席部2に着座した人の膝を濡らす虞がある。しかし、ルーフ材3A、3A1には、その前端寄りの部分に中央部から左右に向けて曲線状又は直線状に傾斜した突状の雨水ガイド部3Kを形成しているため、ルーフ材3A、3A1上を前方へ流れる雨水は、この雨水ガイド部3Kによって左右へ誘導されてルーフ材3A、3A1の左右両側から落下する。このため、ルーフ材3A、3A1の前方へ流下することは殆どなくなり、座席部2に着座した人の膝を濡らす虞は少なくなる。
【0044】
低速走行用小型車両1の左右両側と後方の自動車等への注意を喚起して、低速走行用小型車両1の運転中の危険を少なくするために、ルーフ材3A、3A1の外面の左右両側と後側には、反射材が含まれた反射部3Qが図に斜線で示す形態で帯状に形成されている。
【0045】
本発明は上記のように、ルーフ材3A、3A1を低速走行用小型車両の座席部2の上方を覆う状態と、低速走行用小型車両1の座席部2のバックレスト4の背部に収納した状態とに安定した回動操作が可能となる。そして、ルーフ材3A、3A1の天井部分を折り畳むことなくバックレスト4の背部に収納できるフレーム構造を提供できることとなる。また、バックレスト4の背部に物品収納容器200を取り付けた場合にも、ルーフ材3Aを支持するルーフフレーム14がこの物品収納容器200に当接しない構成となり、ルーフ3がバックレスト4の背部に大きく出っ張らないような収納が可能な低速走行用小型車両のルーフ装置となる。
【0046】
本発明の低速走行用小型車両のルーフ装置は、上記のように、運転者が着座する座席部2の後部に運転者の背もたれとなるバックレスト4を備え、座席部2の上方を覆うシート状のルーフ材3A又は3A1をフレーム構成にて支持した低速走行用小型車両において、バックレスト4の背面側には物品収納容器200が取り付けられ、ルーフ材3A、3A1を取り付けた可動側フレーム11を固定フレーム10に対して回動可能に支持し、ルーフ材3A、3A1が座席部2の上方を覆った状態とバックレスト4の背面側に収納された状態とに回動可能とし、ルーフ材3A、3A1がバックレスト4の背面側に収納されたとき物品収納容器200が入り込む開口3Nとこの開口3Nを開閉可能に塞ぐ蓋3Hをルーフ材3A、3A1に形成している。
【0047】
このため、ルーフ材3A、3A1をバックレスト4の背面部に収納したときには、ルーフ材3A、3A1に形成した開口3Nに物品収納容器200が入り込むことによって、可動側フレーム11の回動が制限されず、ルーフ材3A、3A1をバックレスト4の背面側に近く収納できることとなる。
【0048】
また本発明は、ルーフ材3A、3A1の上面には左右両側をファスナー3Gによって開閉自在な蓋によって閉じられた開口3Nを形成し、開口3Nの後部は蓋3Hで閉じられない風抜き口3Pとした構成である。これによって、蓋3Hを閉じておけば雨天のときに窓3Nから雨が入り込むことは防止でき、またルーフ材3A、3A1内に吹き込む風は後部の風抜き口3Pから後方へ通り抜けるため、ルーフ材3A、3A1が風で煽られる危険も減少する。
【0049】
また本発明のルーフ材3A、3A1の上面には、その前端寄りの部分に中央部から左右に向けて曲線状又は直線状に傾斜した突状の雨水ガイド部3Kを形成している。これによって、ルーフ材3A、3A1の上面を前端へ向けて流れる雨水は、雨水ガイド部3Kによって左右へ誘導されるため、ルーフ材3A、3A1の前端から流下する雨水を少なくでき、運転者の膝を濡らすことも少なくなる。
【0050】
また、上記のように、ルーフ材3A、3A1を引張り用紐3Bを設けたコーナ部を残して他の下部周縁3Lをルーフ枠材14Aに係止させ、この状態で引張り用紐3Bを引っ張ることにより、ルーフ材3A、3A1を伸張させてその下部周縁3Lをルーフ枠材14Aに係止させる構成であるため、ルーフ材3A、3A1をこのような伸張性のある材質で構成すればよいこととなり、ルーフ材3A、3A1の構成も簡素化され、その取り付けも簡単になる。
【0051】
本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しないかぎり種種の変更が考えられ、それに係る種種の実施形態を包含するものである。
【0052】
【発明の効果】
第1請求項の発明では、ルーフ材をバックレストの背面側に収納したときには、ルーフ材に形成した開閉式開口に物品収納容器が入り込むことによって、可動側フレームの回動が制限されず、ルーフ材をバックレストの背面側に近く収納できることとなる。このため、ルーフ材の天井部分を折り畳むことなくバックレストの背部に収納できるフレーム構造を提供できることとなる。
【0053】
第2請求項の発明では、前記蓋を閉じておけば雨天のときに前記開口から雨が入り込むことは防止でき、風抜き口は、蓋部分によって幅Wで重なっているため、この部分からも雨が入り込まない。またルーフ材内に吹き込む風は後部の風抜き口から後方へ通り抜けるため、ルーフ材が風で煽られる危険も減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明低速走行用小型車両のルーフ装置の分解斜視図である。
【図2】本発明低速走行用小型車両のルーフ装置のフレームとルーフ構成の背面斜視図である。
【図3】本発明低速走行用小型車両のルーフ装置のルーフをバックレストの背面側に収納した状態のフレーム状態を示す背面斜視図である。
【図4】本発明低速走行用小型車両のルーフ装置のルーフをバックレストの背面側に収納した状態のルーフ材と物品収納容器との関係を示す背面斜視図である。
【図5】本発明低速走行用小型車両のルーフ装置を座席部の上方にセットした状態を示す側面状態の説明図である。
【図6】運転者の頭部側方を覆う部分を備えたルーフ材が座席部の上方にセットされた状態を示す側面状態の説明図である。
【図7】本発明低速走行用小型車両のルーフ装置を収納した背面状態の説明図である。
【図8】本発明低速走行用小型車両のルーフ装置を座席部の上方にセットした状態を保持する保持装置の説明図である。
【図9】ルーフの傾き変更機構を備えた保持装置の説明図である。
【図10】第1固定側フレームと第2固定側フレームとの結合部分の説明図である。
【図11】図10のA―A断面図である。
【図12】ルーフの平面図である。
【図13】ルーフの側面図である。
【図14】ルーフの正面図である。
【図15】ルーフ材の引張り用紐部分の構成を示す斜視図である。
【図16】本発明に係る他の形態のルーフ材の側面図である。
【符号の説明】
1・・・低速走行用小型車両
2・・・座席部
3・・・ルーフ
3A、3A1・・・ルーフ材
3G・・ファスナー
3H・・蓋部分
3K・・雨水ガイド部
3N・・開閉可能な開口
3P・・風抜き口
4・・・バックレスト
5・・・車体
10・・・固定側フレーム
11・・・可動側フレーム
12・・・支持フレーム
12A・・・縦方向支持フレーム
12B・・・傾斜方向支持フレーム
14・・・ルーフフレーム
14A・・・ルーフ枠材
14B・・・天井材
15A、15B・・・固定部
16、17、18、19・・・軸結合部
20・・・固定装置
24・・・保持装置
25、50・・・板状ソケット
26A、26B・・・板状ソケットの孔
27・・・ロックピン
101・・・第1固定側フレーム
102・・・第2固定側フレーム
200・・・バスケット(物品収納容器)
Claims (2)
- 運転者が着座する座席部の後部に運転者の背もたれとなるバックレストを備え前記座席部の上方を覆うシート状のルーフ材をフレーム構成にて支持した低速走行用小型車両において、前記バックレストの背面側には物品収納容器が取り付けられ、前記ルーフ材を取り付けた可動側フレームを固定フレームに対して回動可能に支持して前記ルーフ材が前記座席部の上方を覆った状態と前記バックレストの背面側に収納された状態とに回動可能とし、前記ルーフ材が前記バックレストの背面側に収納されたとき前記物品収納容器が入り込む開口とこの開口を開閉可能に塞ぐ蓋を前記ルーフ材に形成したことを特徴とする低速走行用小型車両のルーフ装置。
- 運転者が着座する座席部の上方を上方に膨らんだ状態にシート状のルーフ材で覆う低速走行用小型車両において、前記ルーフ材の上面には左右両側をファスナーによって開閉自在な蓋によって閉じられた開口を形成し、前記開口の後部は前記蓋の後端縁が前記ルーフ材の後部と幅Wで重なることによりこの重なり部分を風抜き口としたことを特徴とする低速走行用小型車両のルーフ装置。
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