JP3665994B2 - 石抜き機における選別装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、穀類中に混入している小石、金属片、ガラス片などの異物を選別し除去するため石抜き機における選別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の石抜き機における選別装置としては、例えば、特開平7−916号公報または特開平11−300280号公報に記載されているものなどが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種の石抜き機においては、多孔状の選別面を有する揺動選別盤を備えており、この揺動選別盤の異物排出側の底面には異物排出口が開口され、スライド構造の開閉シャッタを設けているが(前掲の特開平7−916号公報参照)、スライド構造のシャッタにあっては、揺動選別盤の底面にシャッタがスライドして開閉するため、揺動選別盤の底面とシャッタとの間に排出すべき異物などが挟まって、シャッタの開閉ができなくなることがあった。
【0004】
また、従来のこの種の石抜き機にあっては、ソレノイドなどのシャッタの開閉駆動機構が機枠側に取り付けられているので、揺動選別盤に備えられているシャッタとシャッタの開閉駆動機構との連動機構が、揺動選別盤が常時揺動することもあって複雑化することが避けらず、そのため機能的にも不具合が生じ易いなどの問題が指摘されていた。
【0005】
そこで、本発明の目的は、揺動選別盤に備えられるシャッタの開閉駆動機構を揺動選別盤に取り付けることによって、揺動選別盤が揺動してもシャッタとその開閉駆動機構との連動機能に変動が生じないようにして、その連動構造の簡素化と機能の向上を図るとともに、シャッタを揺動選別盤の異物排出口の下に対応していて下方向に開く構造とし、かつ異物排出口を閉じた状態で異物の受け部を形成したものとすることによって、シャッタの開閉が常に円滑になされるようにした石抜き機における選別装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の請求項1に係る石抜き機における選別装置は、多孔状の選別面を有する揺動選別盤を備え、揺動選別盤にその下面から上方に選別風を流通しながら揺動選別盤上で穀類中に混入している小石その他の異物を選別して除去する石抜き機において、揺動選別盤の異物排出側の異物排出口を開閉するシャッタを備えており、このシャッタの開閉駆動機構を揺動選別盤に取り付けてなることを特徴とするものである。
【0007】
本発明の請求項2に係る石抜き機における選別装置は、請求項1記載の石抜き機における選別装置において、揺動選別盤の異物排出側の異物排出口は、揺動選別盤を貫通する開口であり、シャッタは異物排出口の下に対応していて下方向に開く構造であり、かつ異物排出口を閉じた状態で異物の受け部を形成していることを特徴とするものである。
【0008】
本発明の請求項3に係る石抜き機における選別装置は、請求項1または2記載の石抜き機における選別装置において、シャッタの開閉駆動機構は、ソレノイドで構成され、予め設定した時間間隔で作動するように構成されていることを特徴とするものである。
【0009】
本発明の請求項4に係る石抜き機における選別装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の石抜き機における選別装置において、揺動選別盤の異物排出側には、選別面を覆うようにシャッタの開閉駆動機構の取付面が形成されていて、この取付面上にシャッタの開閉駆動機構が取り付けられていることを特徴とするものである。
【0010】
本発明の請求項5に係る石抜き機における選別装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の石抜き機における選別装置において、シャッタには、揺動選別盤の揺動運動を吸収させる弾性連結構造を介して手動によるシャッタの開閉操作機構を併設してなることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態に係る石抜き機の縦断側面図、図2は揺動選別盤の斜視図、図3はそのシャッタを開いた態様の斜視図、図4は同上縦断面図、図5は手動によるシャッタの開閉操作機構を併設したものをシャッタの開閉駆動機構を省略して示す斜視図である。
【0012】
図1において、1は石抜き機である。この石抜き機1は、機枠2内に多孔状の選別面を有する揺動選別盤3を備えている。揺動選別盤3の下方は送風室4となっており、送風室4から送風される選別風は揺動選別盤3の下面から上方向に吹き抜けるようになっている。5は穀類送出樋、6は異物排出樋である。7は被選別穀類の投入ホッパである。また8は昇降機であり、穀類送出口5から送出された穀類は昇降機8によって搬出されるようになっている。
【0013】
揺動選別盤3はその選別面が多孔状をなしており、その一端側は幅を順次狭めてなる異物排出側9とし、他端側は穀類の送出側10としている。異物排出側9の先端部には底面に異物排出口11が開口されており、この異物排出口11に対応して、異物排出口11の下を覆いかつ下方向に開く構造のシャッタ12が揺動選別盤3に取り付けられている。このシャッタ12は止軸13を中心に上下方向に開閉し、引っ張りバネ14によって異物排出口11を閉じる方向に弾力付勢されている。シャッタ12は、異物排出口11を閉じた状態で異物の受け部15を形成するように構成されている。
【0014】
揺動選別盤3の異物排出側9には、選別面を覆うように平面状の取付面16が形成されており、この取付面16にシャッタの開閉駆動機構17が取り付けられている。シャッタの開閉駆動機構17はソレノイドで構成されており、その作動アーム18の先端屈曲部はシャッタ12に軸ピン19により軸止めされている。シャッタ12は、ソレノイドの励磁により作動アーム18が引き込まれて開くものである。揺動選別盤3の異物排出側においてその選別面が取付面16により覆われているので、選別面を上方に吹き抜ける選別風による穀類の飛散が防止される。シャッタの開閉駆動機構17は、異物の滞留状況を予測して予め設定された時間間隔で自動的に作動する構成をなしているものである。
【0015】
本発明に係る石抜き機においては、図5に示すように、手動によるシャッタの開閉操作機構20を併設している。この手動によるシャッタの開閉操作機構20は、摘み環21を有する引き鎖22をコイルバネ23を介してシャッタ12に連結してなるものであって、コイルバネ23は揺動選別盤3の揺動運動を吸収させる弾性連結構造をなすものである。24は引き鎖22の通し孔、25は摘み環21の掛け突起であり、引き鎖22を引いて摘み環21を掛け突起25に掛ければ、シャッタ12を開いた状態に保持することができる。なお、摘み環21を掛け突起23から外せば、シャッタ12は引っ張りバネ23によって異物排出口11を閉じる方向に作動する。
【0016】
石抜き作業の終了時には、揺動選別盤3の揺動運動を続けたまま、シャッタの開閉駆動機構17ソレノイドを励磁し続けてシャッタ12を開いておくか、または手動によるシャッタの開閉操作機構20によりシャッタ12を開き保持することにより、揺動選別盤3上に残った穀類を排出することができる。
【0017】
本発明に係る装置によれば、揺動選別盤3に備えられるシャッタ12の開閉駆動機構17を揺動選別盤3に取り付けているので、揺動選別盤3が揺動を繰り返してもシャッタ12とその開閉駆動機構17との連動機能に変動が生ぜず、作動上に不具合が生じないうえ、その連動構造の簡素化と機能の向上を図ることができる。また、シャッタ12を揺動選別盤3の異物排出口11の下に対応していて下方向に開く構造とし、かつ異物排出口11を閉じた状態で異物の受け部15を形成するようになっているので、異物排出口11から排出される異物は揺動選別盤3の盤面より下方に落ち込んで受け部15に貯留される。このため、シャッタ12の開閉に際して異物がシャッタ12と揺動選別盤3の盤面との間に挟まるようなことがないので、シャッタ12の開閉が常に円滑になされる。そして、異物排出口11から下に落ちて受け部15溜った異物は、シャッタ12が開くことによってそれが放擲されるので、たとえ異物の貯留量が多い場合でも、シャッタ12の開閉が常に円滑になされることになる。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、揺動選別盤に備えられるシャッタの開閉駆動機構を揺動選別盤に取り付けることによって、揺動選別盤が揺動してもシャッタとその開閉駆動機構との連動機能に変動が生じないようにして、その連動構造の簡素化と機能の向上を図るとともに、シャッタを揺動選別盤の異物排出口の下に対応していて下方向に開く構造とし、かつ異物排出口を閉じた状態で異物の受け部を形成したものとすることによって、シャッタの開閉が常に円滑になされるようにした石抜き機における選別装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る石抜き機の縦断側面図である。
【図2】揺動選別盤の斜視図である。
【図3】同上シャッタを開いた態様の斜視図である。
【図4】同上縦断面図である。
【図5】手動によるシャッタの開閉操作機構を併設したものをシャッタの開閉駆動機構を省略して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 石抜き機
2 機枠
3 揺動選別盤
4 送風室
5 穀類送出樋
6 異物排出樋
7 投入ホッパ
8 昇降機
9 異物排出側
10 穀類の送出側
11 異物排出口
12 シャッタ
13 止軸
14 引っ張りバネ
15 異物の受け部
16 取付面
17 シャッタの開閉駆動機構
18 作動アーム
19 軸ピン
20 手動によるシャッタの開閉操作機構
21 摘み環
22 引き鎖
23 コイルバネ
24 通し孔
25 掛け突起

Claims (5)

  1. 多孔状の選別面を有する揺動選別盤を備え、揺動選別盤にその下面から上方に選別風を流通しながら揺動選別盤上で穀類中に混入している小石その他の異物を選別して除去する石抜き機において、揺動選別盤の異物排出側の異物排出口を開閉するシャッタを備えており、このシャッタの開閉駆動機構を揺動選別盤に取り付けてなることを特徴とする石抜き機における選別装置。
  2. 揺動選別盤の異物排出側の異物排出口は、揺動選別盤を貫通する開口であり、シャッタは異物排出口の下に対応していて下方向に開く構造であり、かつ異物排出口を閉じた状態で異物の受け部を形成していることを特徴とする請求項1記載の石抜き機における選別装置。
  3. シャッタの開閉駆動機構は、ソレノイドで構成され、予め設定した時間間隔で作動するように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の石抜き機における選別装置。
  4. 揺動選別盤の異物排出側には、選別面を覆うようにシャッタの開閉駆動機構の取付面が形成されていて、この取付面上にシャッタの開閉駆動機構が取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の石抜き機における選別装置。
  5. シャッタには、揺動選別盤の揺動運動を吸収させる弾性連結構造を介して手動によるシャッタの開閉操作機構を併設してなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の石抜き機における選別装置。
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