JP3664464B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、インクジェットヘッドのノズル面を洗浄可能なインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタには、ノズルよりインクを吐出して記録するインクジェットヘッドを備えるものがあり、このようなインクジェットプリンタにおいては、ノズル表面にインクのかすやほこり等の異物が残ると、吐出するインク液滴の大きさが不均一となったり、吐出の方向が不安定となり、印字品質の劣化を招くことがある。
【0003】
このため、ノズル表面のクリーニングが必要となる。従来、クリーニングローラ、クリーニングブレードにより、ノズル表面を払拭することが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のノズル表面を払拭するクリーニングでは、ノズル表面を損傷することがある。また、ノズル表面にクリーニング後に、インク等が残ることがある。このため、インクが引きずられてインク摘の大きさ、飛翔方向が不均一となってしまう。
【0005】
従って、例えばインクで汚れたノズル表面を、水で濡らしたセームブレードで非接触で濡らし、しぼったセームブレードでヘッド表面の水を拭い、ノズル表面と非接触で洗浄することが行われるが、水をつける工程と、水を拭う工程が必要である。また、インクで汚れたブレードを洗浄する工程が必要である。
【0006】
この発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、インクジェットヘッドのズル表面を損傷することがなく、しかもノズル表面にインク、液が残ることがなく簡単かつ確実に洗浄することが可能なインクジェットプリンタを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は以下のように構成した。
【0008】
請求項1記載の発明は、『ノズルよりインクを吐出して記録するインクジェットヘッドを備えるインクジェットプリンタにおいて、
前記インクジェットヘッドのノズル面に対して所定の間隔で移動可能なクリーニング手段を備え、
前記クリーニング手段は、前記ノズルと対向するクリーニング台と、このクリーニング台に洗浄液の液滴を形成する液滴形成手段とを有し、
前記クリーニング手段は、前記液滴の形を維持した状態で移動しながら前記液滴を前記ノズルに接触させて洗浄することを特徴とするインクジェットプリンタ。』である。
【0009】
この請求項1記載の発明によれば、洗浄液の表面張力により液滴を形成し、この液滴の形を維持した状態で移動しながら液滴をインクジェットヘッドのノズル面に接触させて、液滴とノズル面を引き離すことで、ノズル面の汚れを液滴中に溶かし出すことで洗浄を行う。洗浄液の凝集力でノズル面に液滴を残留させないことから、ふき取り工程を必要としない。また、液体だけの接触で洗浄を行うことで、ノズル面の損傷などの物理的ダメージを与えない。
【0010】
請求項2記載の発明は、『ノズルよりインクを吐出して記録するインクジェットヘッドを備えるインクジェットプリンタにおいて、
前記インクジェットヘッドのノズル面に対して所定の間隔で移動可能なクリーニング手段を備え、
前記クリーニング手段は、前記ノズルと対向するクリーニング台と、このクリーニング台に洗浄液の液滴を形成する液滴形成手段とを有し、
前記クリーニング台に溝部を形成し、この溝部に前記液滴を形成し、
前記液滴を前記ノズルに接触させて洗浄することを特徴とするインクジェットプリンタ。』である。
【0011】
この請求項2記載の発明によれば、洗浄液の表面張力により液滴を形成し、この液滴をインクジェットヘッドのノズル面に接触させて、液滴とノズル面を引き離すことで、ノズル面の汚れを液滴中に溶かし出すことで洗浄を行う。洗浄液の凝集力でノズル面に液滴を残留させないことから、ふき取り工程を必要としない。また、液体だけの接触で洗浄を行うことで、ノズル面の損傷などの物理的ダメージを与えない。また、液滴の形成部分を溝部とすることで、液滴の形成場所を安定化することができる。
【0012】
請求項3記載の発明は、『ノズルよりインクを吐出して記録するインクジェットヘッドを備えるインクジェットプリンタにおいて、
前記インクジェットヘッドのノズル面に対して所定の間隔で移動可能なクリーニング手段を備え、
前記クリーニング手段は、前記ノズルと対向するクリーニング台と、このクリーニング台に洗浄液の液滴を形成する液滴形成手段とを有し、
前記クリーニング台の前記液滴が形成される部分以外の表面に撥水性処理し、 前記液滴を前記ノズルに接触させて洗浄することを特徴とするインクジェットプリンタ。』である。
【0013】
この請求項3記載の発明によれば、洗浄液の表面張力により液滴を形成し、この液滴をインクジェットヘッドのノズル面に接触させて、液滴とノズル面を引き離すことで、ノズル面の汚れを液滴中に溶かし出すことで洗浄を行う。洗浄液の凝集力でノズル面に液滴を残留させないことから、ふき取り工程を必要としない。また、液体だけの接触で洗浄を行うことで、ノズル面の損傷などの物理的ダメージを与えない。また、撥水性処理により液滴を形成する範囲と液滴の形を維持することができ、確実に液滴を形成することができる。
【0014】
請求項4記載の発明は、『ノズルよりインクを吐出して記録するインクジェットヘッドを備えるインクジェットプリンタにおいて、
前記インクジェットヘッドのノズル面に対して所定の間隔で移動可能なクリーニング手段を備え、
前記クリーニング手段は、前記ノズルと対向するクリーニング台と、このクリーニング台に洗浄液の液滴を形成する液滴形成手段とを有し、
前記クリーニング台の前記液滴が形成される部分の表面を親水性処理し、前記液滴が形成される部分以外の表面を撥水性処理し、
前記液滴を前記ノズルに接触させて洗浄することを特徴とするインクジェットプリンタ。』である。
【0015】
この請求項4記載の発明によれば、洗浄液の表面張力により液滴を形成し、この液滴をインクジェットヘッドのノズル面に接触させて、液滴とノズル面を引き離すことで、ノズル面の汚れを液滴中に溶かし出すことで洗浄を行う。洗浄液の凝集力でノズル面に液滴を残留させないことから、ふき取り工程を必要としない。また、液体だけの接触で洗浄を行うことで、ノズル面の損傷などの物理的ダメージを与えない。また、親水性処理により液滴を固定させ、撥水性処理により液滴を形成する範囲と液滴の形を維持することができ、より確実に液滴を形成することができる。
【0016】
請求項5記載の発明は、『ノズルよりインクを吐出して記録するインクジェットヘッドを備えるインクジェットプリンタにおいて、
前記インクジェットヘッドのノズル面に対して所定の間隔で移動可能なクリーニング手段を備え、
前記クリーニング手段は、前記ノズルと対向するクリーニング台と、このクリーニング台に洗浄液の液滴を形成する液滴形成手段とを有し、
前記液滴を前記ノズルに接触させて洗浄し、
前記液滴を前記ノズルに接触させて洗浄するとき、前記ノズルからインクを吐出することを特徴とするインクジェットプリンタ。』である。
【0017】
この請求項5記載の発明によれば、洗浄液の表面張力により液滴を形成し、この液滴をインクジェットヘッドのノズル面に接触させて、液滴とノズル面を引き離すことで、ノズル面の汚れを液滴中に溶かし出すことで洗浄を行う。洗浄液の凝集力でノズル面に液滴を残留させないことから、ふき取り工程を必要としない。また、液体だけの接触で洗浄を行うことで、ノズル面の損傷などの物理的ダメージを与えない。また、洗浄するときにノズルからインクを吐出することでノズルに洗浄液が侵入することが防止される。
【0018】
請求項6記載の発明は、『前記インクジェットヘッドを複数備え、この複数のインクジェットヘッドのノズル面に対して複数の液滴が形成されるクリーニング手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。』である。
【0019】
この請求項6記載の発明によれば、複数のインクジェットヘッドのノズル面を複数の液滴により同時に洗浄することができる。
【0020】
請求項7記載の発明は、『前記クリーニング台に孔を形成し、前記液滴形成手段により洗浄液を前記孔に供給し、前記クリーニング台に液滴を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。』である。
【0021】
この請求項7記載の発明によれば、洗浄液をクリーニング台の孔に供給し、クリーニング台に液滴を確実に形成することができる。
【0022】
請求項8記載の発明は、『前記クリーニング台に、前記液滴形成手段により洗浄液を落下させて供給し、前記クリーニング台に液滴を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。』である。
【0023】
この請求項8記載の発明によれば、洗浄液をクリーニング台に落下させて供給し、クリーニング台に液滴を容易に形成することができる。
【0024】
請求項9記載の発明は、『前記クリーニング台に凸部を形成し、この凸部に前記液滴を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。』である。
【0025】
この請求項9記載の発明によれば、液滴の形成部分の回りを斜面にすることで、液滴のゆっくりとした脱離を行うことができる。
【0026】
請求項10記載の発明は、『前記クリーニング台に凹部を形成し、この凹部に前記液滴を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。』である。
【0027】
この請求項10記載の発明によれば、液滴の形成部分を凹部とすることで、液滴の形成場所を安定化することができる。
【0028】
請求項11記載の発明は、『前記クリーニング台に溝部を形成し、この溝部に前記液滴を形成することを特徴とする請求項1、請求項3乃至請求項8のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。』である。
【0029】
この請求項11記載の発明によれば、液滴の形成部分を溝部とすることで、液滴の形成場所を安定化することができる。
【0030】
請求項12記載の発明は、『前記クリーニング台の前記液滴が形成される部分以外の表面に撥水性処理したことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項4乃至請求項11のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。』である。
【0031】
この請求項12記載の発明によれば、撥水性処理により液滴を形成する範囲と液滴の形を維持することができ、確実に液滴を形成することができる。
【0032】
請求項13記載の発明は、『前記クリーニング台の前記液滴が形成される部分の表面を親水性処理し、前記液滴が形成される部分以外の表面を撥水性処理したことを特徴とする請求項1乃至請求項3、5乃至請求項11のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。』である。
【0033】
この請求項13記載の発明によれば、親水性処理により液滴を固定させ、撥水性処理により液滴を形成する範囲と液滴の形を維持することができ、より確実に液滴を形成することができる。
【0034】
請求項14記載の発明は、『前記液滴形成手段により洗浄液を前記孔に連続的に供給し、前記クリーニング台に液滴を連続して形成することを特徴とする請求項7記載のインクジェットプリンタ。』である。
【0035】
この請求項14記載の発明によれば、洗浄液を連続的に流すことで、洗浄液の汚染がなく、かつ液滴の高さのばらつきの影響がなくなり、一定の液滴を形成することができる。
【0036】
請求項15記載の発明は、『前記インクジェットヘッドのノズル面以外の部分の表面を撥水性処理したことを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。』である。
【0037】
この請求項15記載の発明によれば、インクジェットヘッドのノズル面以外の洗浄液に触れる部分を撥水処理を行うことで、洗浄により汚れた洗浄液が付着することを防止でき洗浄効果が高くなる。
請求項16記載の発明は、『前記クリーニング台に廃液路を形成し、前記クリーニング台に新液の洗浄液を供給して前記クリーニング台を洗浄することを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。』である。
この請求項16記載の発明によれば、新規の洗浄液を供給してクリーニング台を洗浄し、洗浄に使用した液滴を廃液路から排出することができる。
請求項17記載の発明は、『前記洗浄液は、水、または有機溶剤、または前記有機溶剤と水との混合溶液を主成分とする液体、または前記混合溶液に電解質成分を添加して主成分とする液体であることを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。』である。
この請求項17記載の発明によれば、洗浄効果が高く、あるいはインクと同様な粘度の洗浄液を用いることで液滴の形成が安定する。
請求項18記載の発明は、『前記液滴を前記ノズルに接触させて洗浄するとき、前記ノズルからインクを吐出することを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。』である。
この請求項18記載の発明によれば、洗浄するときにノズルからインクを吐出することでノズルに洗浄液が侵入することが防止される。
請求項19記載の発明は、『前記クリーニング手段による液滴洗浄の後に、前記インクジェットヘッドのノズル面に接触して洗浄する接触式クリーニング手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項18のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。』である。
この請求項19記載の発明によれば、液滴による洗浄に接触式洗浄を組み合わせることでより確実な洗浄を行うことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のインクジェットプリンタの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明するが、この発明はこの実施の形態に限定されるものではない。
【0039】
図1はインクジェットプリンタの概略構成図、図2はインクジェットプリンタの洗浄を説明する図である。インクジェットプリンタ1には、ノズルよりインクを吐出して記録するインクジェットヘッド2が備えられる。このインクジェットヘッド2は、キャリッジ3に取り付けられ、このキャリッジ3は案内軸4に沿って左右に走査され、記録紙5上に記録を行う。
【0040】
このインクジェットプリンタ1には、インクジェットヘッド2のノズル面2aに対して所定の間隔で移動可能なクリーニング手段10を備え、このクリーニング手段10は、ノズルと対向するクリーニング台11と、このクリーニング台11に洗浄液の液滴を表面張力により形成する液滴形成手段12とを有し、液滴をノズルに接触させて洗浄する。
【0041】
液滴形成手段12は、洗浄液を貯留する容器13と、この容器13内の洗浄液をクリーニング台11に供給する供給パイプ14と、容器13内を加圧して洗浄液を供給パイプ14に送る加圧器15を有する。
【0042】
このインクジェットヘッド2の洗浄は、記録動作をしていない非記録時に行われ、その時にインクジェットヘッド2が記録紙5の範囲をはずれると同時に、洗浄液を供給してクリーニング台11に液滴20を形成する(図2(a))。この液滴20をインクジェットヘッド2のノズル面2aに接触させて(図2(b)、(c))、液滴20とノズル面2aを引き離すことで(図2(d))、ノズル面2aの汚れを液滴20中に溶かし出すことで洗浄をおこなう。洗浄液の凝集力でノズル面2aに液滴20を残留させないことから、ふき取り工程を必要としない。また、液体だけの接触で洗浄を行うことで、ノズル面2aの損傷などの物理的ダメージを与えない。
【0043】
図3はインクジェットプリンタの他の実施の形態を示す斜視図である。この実施の形態では、インクジェットヘッド2を複数備え、この複数のインクジェットヘッド2のノズル面2aに対して複数の液滴20が形成されるクリーニング手段10を備えている。このクリーニング手段10では、複数のインクジェットヘッド2のノズル面2aを複数の液滴20により同時に洗浄することができ、迅速な洗浄が可能になる。
【0044】
図4はインクジェットプリンタの他のクリーニング手段を示す断面図である。図1乃至図3の実施の形態では、クリーニング台11に孔30を形成し、供給パイプ14により洗浄液を孔30に供給し、クリーニング台11に液滴20を形成する。洗浄液をクリーニング台11の孔30に供給し、クリーニング台11に液滴20を確実に形成することができる。
【0045】
図5はインクジェットプリンタの他のクリーニング手段を示す斜視図である。この実施の形態では、クリーニング台11に凹部31を形成し、この凹部31に液滴形成手段12の供給パイプ14により洗浄液を落下させて供給し、クリーニング台11に液滴を形成する。洗浄液をクリーニング台11に落下させて供給することで、クリーニング台11に孔30を形成することなく、クリーニング台11に液滴20を容易に形成することができる。
【0046】
図6はインクジェットプリンタの他のクリーニング手段を示す斜視図である。この実施の形態では、クリーニング台11に円錐形の凸部32を形成し、この凸部32の頂部32aに孔30から洗浄液を供給し、この頂部32aに液滴20を形成する。液滴の形成部分の回りを斜面にすることで、液滴20のゆっくりとした脱離を行うことができ、かつ液滴20の形成場所を安定化することができる。また、凸部32の頂部32aを親水性処理Bし、この頂部32a以外の側面32bを撥水性処理Aし、親水性処理Bと撥水性処理Aにより液滴20を形成する範囲と液滴20の形を維持することができ、確実に液滴20を形成することができる。
【0047】
また、クリーニング台11には、凸部32の回りに廃液路33を形成し、廃液路33により集められた洗浄済の汚れた洗浄液が排出孔34から排出される。クリーニング台11に新液の洗浄液を供給してクリーニング台11を洗浄し、洗浄に使用した液滴20を廃液路33から排出することができる。
【0048】
図7はインクジェットプリンタの他のクリーニング手段を示す図である。この実施の形態では、クリーニング台11に溝部40を形成し、この溝部40に液滴20を形成する。溝部40は、インクジェットヘッド2の長さ方向に延びて、インクジェットヘッド2の幅D1より広い幅D2に形成されている。液滴20の形成部分を溝部40とすることで、液滴20の形成場所を安定化することができる。また、溝部40を親水性処理Bし、溝部40以外の表面を撥水性処理Aし、撥水性処理Aにより液滴20を形成する範囲と液滴20の形を維持することができ、確実に液滴20を形成することができる。
【0049】
図8はインクジェットプリンタの他のクリーニング手段を示す図である。この実施の形態では、クリーニング台11に凹部41を形成し、この凹部41に液滴20を形成している。液滴20の形成部分を凹部41とすることで、液滴20の形成場所を安定化することができる。
【0050】
凹部41は、図8(a)に示すように円柱状に形成してもよく、あるいは図8(b)に示すように半球面状に形成してもよい。また、凹部41を親水性処理Bし、凹部41以外の表面を撥水性処理Aし、撥水性処理Aにより液滴20を形成する範囲と液滴20の形を維持することができ、確実に液滴20を形成することができる。
【0051】
図9はインクジェットプリンタの他のクリーニング手段を示す図である。この実施の形態は、クリーニング台11の表面を撥水性処理Aし、液滴20が形成される部分の凹部41の表面を親水性処理Bしている。液滴20が形成される部分を親水性処理Bにより液滴20を固定させ、撥水性処理Aにより液滴20を形成する範囲と液滴の形を維持することができる。
【0052】
次に、前記したクリーニング台11の撥水性処理A及び親水性処理Bの表面処理について説明する。
【0053】
撥水性処理:
テフロン等の含フッ素の撥水性高分子部材の張り付け、シリコーン系撥水性塗料の塗布等がある。シリコーン系撥水性塗料には、東レダウコーニング社製のSR2411、SR2410などがあり、これらの溶液を必要部分に塗布し、80℃10時間の硬化処理を行う。
【0054】
親水性処理:
ABS、アクリル等の樹脂で作成した部材に対して、各種ガス(O2、CO2、CO、N2、Ar,He)雰囲気におけるプラズマ処理等がある。例として酸素プラズマの処理条件は、酸素導入量50sccm、真空度10Pa、RF出力13.56MHz 200W、処理時間2分である。
【0055】
そのほかの親水性処理は、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリメタクリル酸等の親水性高分子を含む塗料の必要部分への塗布等がある。
【0056】
図10はインクジェットプリンタの他のクリーニング手段を示す図である。この実施の形態では、図6に示すようにクリーニング台11に円錐形の凸部32を形成し、この凸部32の頂部32aに孔30から洗浄液を供給し、この頂部32aに液滴20を形成するが、液滴形成手段12の供給パイプ14により洗浄液を孔30に連続的に供給し、クリーニング台11に液滴20を連続して形成する。
【0057】
このように、 洗浄液を連続的に流すことで、図10(a)の液滴20が成長して図10(b)になり、さらに成長すると図10(c)に示すように液滴20の一部が溢れて、再度図10(a)に示すように残りの液滴20が成長し、この繰り返しにより洗浄液の汚染がなく、かつ液滴20の高さのばらつきの影響がなくなり、一定の液滴20を形成することができる。
【0058】
図11はインクジェットプリンタの他のインクジェットヘッドを示す図である。この実施の形態では、インクジェットヘッド2のノズル面2a以外の部分の表面を撥水性処理Aしている。このように、インクジェットヘッド2のノズル面2a以外の洗浄液に触れる部分を撥水処理Aを行うことで、洗浄により汚れた洗浄液が付着することを防止でき洗浄効果が高くなる。
【0059】
図12はインクジェットプリンタの他の実施の形態を示す斜視図、図13は洗浄を示す図である。この実施の形態のインクジェットプリンタ1は、クリーニング手段10による液滴洗浄の後に、インクジェットヘッド2のノズル面2aに接触して洗浄する接触式クリーニング手段50有する。この接触式クリーニング手段50は、弾性部材で形成したブレード51で構成され、このブレード51はクリーニング台11の端部に設けられている。このブレード51の先端部は、移動によりインクジェットヘッド2のノズル面2aと接触可能な高さに形成されている。
【0060】
従って、図13(a)に示すように、クリーニング台11をインクジェットヘッド2方向へ移動し、液滴20をノズル面2aに接触させて洗浄する(図13(a))。そして、クリーニング台11をさらに図13(c)に示すように移動すると、ブレード51の先端部がノズル面2aに接触してこびりついた汚れを洗浄する(図13(d))。このように、液滴20による洗浄に接触式洗浄を組み合わせることでより確実な洗浄を行うことができる。
【0061】
前記した各実施の形態で用いられる洗浄液は、水または、有機溶剤、またはこの有機溶剤と水との混合溶液を主成分とする液体、特に、使用するインク組成と同じ溶媒の組み合わせが望ましい。このクリーニング液中にさらに界面活性剤や尿素といった保湿剤などの添加物が入っていてもよい。
【0062】
前記有機溶剤として、例えば2−メチル−2.4ペンタンジオール、2.2’−イミノジエタノール、1.3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジアセチン、4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン、トリプロピレングリコールモノムチルエーテル、モノアセチン、2−n−プトキシエタノール、トリエチレングリコール、1.3−プロパンジオール、エチレングリコール、1.3−ブタンジオール、テトラエチレングリコール、N−メチル−2.2’−イミノジエタノール、ポリエチレングリコール#600、1.1’1’’−ニトロトリ−2−プロパノール、1.6ヘキサンジオール、1.5−ペンタンジオール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、トリエチレングリコールブチルエーテル、トリエチレングリコールメチルエーテル、1−メチル−2ピロリドン、β−チオジグリコール、グリセリン等がある。
【0063】
さらに、洗浄液の組成として、さらに前記の溶液に加え、電解質成分を添加する。ノズル面の静電気の除電を行うことができ、これによってノズル面への汚れの付着を低減する効果ある。
【0064】
さらに、洗浄と同時にインクの吐出を行い、ノズル内部への洗浄液の流れを防ぐことができる。
【0065】
このように、水、または有機溶剤、または有機溶剤と水との混合溶液を主成分とする液体、または混合溶液に電解質成分を添加して主成分とする液体であり、水は洗浄効果が高く、あるいはインクと同様な粘度の洗浄液を用いることで液滴の形成が安定する。
【0066】
【発明の効果】
前記したように、請求項1記載の発明では、洗浄液の表面張力により液滴を形成し、この液滴の形を維持した状態で移動しながら液滴をインクジェットヘッドのノズル面に接触させて、液滴とノズル面を引き離すことで、ノズル面の汚れを液滴中に溶かし出すことで洗浄を行う。洗浄液の凝集力でノズル面に液滴を残留させないことから、ふき取り工程を必要としない。また、液体だけの接触で洗浄を行うことで、ノズル面の損傷などの物理的ダメージを与えない。
【0067】
請求項2記載の発明では、洗浄液の表面張力により液滴を形成し、この液滴をインクジェットヘッドのノズル面に接触させて、液滴とノズル面を引き離すことで、ノズル面の汚れを液滴中に溶かし出すことで洗浄を行う。洗浄液の凝集力でノズル面に液滴を残留させないことから、ふき取り工程を必要としない。また、液体だけの接触で洗浄を行うことで、ノズル面の損傷などの物理的ダメージを与えない。また、液滴の形成部分を溝部とすることで、液滴の形成場所を安定化することができる。
【0068】
請求項3記載の発明では、洗浄液の表面張力により液滴を形成し、この液滴をインクジェットヘッドのノズル面に接触させて、液滴とノズル面を引き離すことで、ノズル面の汚れを液滴中に溶かし出すことで洗浄を行う。洗浄液の凝集力でノズル面に液滴を残留させないことから、ふき取り工程を必要としない。また、液体だけの接触で洗浄を行うことで、ノズル面の損傷などの物理的ダメージを与えない。また、撥水性処理により液滴を形成する範囲と液滴の形を維持することができ、確実に液滴を形成することができる。
【0069】
請求項4記載の発明では、洗浄液の表面張力により液滴を形成し、この液滴をインクジェットヘッドのノズル面に接触させて、液滴とノズル面を引き離すことで、ノズル面の汚れを液滴中に溶かし出すことで洗浄を行う。洗浄液の凝集力でノズル面に液滴を残留させないことから、ふき取り工程を必要としない。また、液体だけの接触で洗浄を行うことで、ノズル面の損傷などの物理的ダメージを与えない。また、親水性処理により液滴を固定させ、撥水性処理により液滴を形成する範囲と液滴の形を維持することができ、より確実に液滴を形成することができる。
【0070】
請求項5記載の発明では、洗浄液の表面張力により液滴を形成し、この液滴をインクジェットヘッドのノズル面に接触させて、液滴とノズル面を引き離すことで、ノズル面の汚れを液滴中に溶かし出すことで洗浄を行う。洗浄液の凝集力でノズル面に液滴を残留させないことから、ふき取り工程を必要としない。また、液体だけの接触で洗浄を行うことで、ノズル面の損傷などの物理的ダメージを与えない。また、洗浄するときにノズルからインクを吐出することでノズルに洗浄液が侵入することが防止される。
【0071】
請求項6記載の発明では、複数のインクジェットヘッドのノズル面を複数の液滴により同時に洗浄することができる。
【0072】
請求項7記載の発明では、洗浄液をクリーニング台の孔に供給し、クリーニング台に液滴を確実に形成することができる。
【0073】
請求項8記載の発明では、洗浄液をクリーニング台に落下させて供給し、クリーニング台に液滴を容易に形成することができる。
【0074】
請求項9記載の発明では、液滴の形成部分の回りを斜面にすることで、液滴のゆっくりとした脱離を行うことができる。
【0075】
請求項10記載の発明では、液滴の形成部分を凹部とすることで、液滴の形成場所を安定化することができる。
【0076】
請求項11記載の発明では、液滴の形成部分を溝部とすることで、液滴の形成場所を安定化することができる。
【0077】
請求項12記載の発明では、撥水性処理により液滴を形成する範囲と液滴の形を維持することができ、確実に液滴を形成することができる。
【0078】
請求項13記載の発明では、親水性処理により液滴を固定させ、撥水性処理により液滴を形成する範囲と液滴の形を維持することができ、より確実に液滴を形成することができる。
【0079】
請求項14記載の発明では、洗浄液を連続的に流すことで、洗浄液の汚染がなく、かつ液滴の高さのばらつきの影響がなくなり、一定の液滴を形成することができる。
【0080】
請求項15記載の発明では、インクジェットヘッドのノズル面以外の洗浄液に触れる部分を撥水処理を行うことで、洗浄により汚れた洗浄液が付着することを防止でき洗浄効果が高くなる。
請求項16記載の発明では、新規の洗浄液を供給してクリーニング台を洗浄し、洗浄に使用した液滴を廃液路から排出することができる。
請求項17記載の発明では、洗浄効果が高く、あるいはインクと同様な粘度の洗浄液を用いることで液滴の形成が安定する。
請求項18記載の発明では、洗浄するときにノズルからインクを吐出することでノズルに洗浄液が侵入することが防止される。
請求項19記載の発明では、液滴による洗浄に接触式洗浄を組み合わせることでより確実な洗浄を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットプリンタの概略構成図である。
【図2】インクジェットプリンタの洗浄を説明する図である。
【図3】インクジェットプリンタの他の実施の形態を示す斜視図である。
【図4】インクジェットプリンタの他のクリーニング手段を示す断面図である。
【図5】インクジェットプリンタの他のクリーニング手段を示す斜視図である。
【図6】インクジェットプリンタの他のクリーニング手段を示す斜視図である。
【図7】インクジェットプリンタの他のクリーニング手段を示す図である。
【図8】インクジェットプリンタの他のクリーニング手段を示す図である。
【図9】インクジェットプリンタの他のクリーニング手段を示す図である。
【図10】インクジェットプリンタの他のクリーニング手段を示す図である。
【図11】インクジェットプリンタの他のインクジェットヘッドを示す図である。
【図12】インクジェットプリンタの他の実施の形態を示す斜視図である。
【図13】洗浄を示す図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ
2 インクジェットヘッド
2a ノズル面
10 クリーニング手段
11 クリーニング台
12 液滴形成手段
20 液滴

Claims (19)

  1. ノズルよりインクを吐出して記録するインクジェットヘッドを備えるインクジェットプリンタにおいて、
    前記インクジェットヘッドのノズル面に対して所定の間隔で移動可能なクリーニング手段を備え、
    前記クリーニング手段は、前記ノズルと対向するクリーニング台と、このクリーニング台に洗浄液の液滴を形成する液滴形成手段とを有し、
    前記クリーニング手段は、前記液滴の形を維持した状態で移動しながら前記液滴を前記ノズルに接触させて洗浄することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. ノズルよりインクを吐出して記録するインクジェットヘッドを備えるインクジェットプリンタにおいて、
    前記インクジェットヘッドのノズル面に対して所定の間隔で移動可能なクリーニング手段を備え、
    前記クリーニング手段は、前記ノズルと対向するクリーニング台と、このクリーニング台に洗浄液の液滴を形成する液滴形成手段とを有し、
    前記クリーニング台に溝部を形成し、この溝部に前記液滴を形成し、
    前記液滴を前記ノズルに接触させて洗浄することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. ノズルよりインクを吐出して記録するインクジェットヘッドを備えるインクジェットプリンタにおいて、
    前記インクジェットヘッドのノズル面に対して所定の間隔で移動可能なクリーニング手段を備え、
    前記クリーニング手段は、前記ノズルと対向するクリーニング台と、このクリーニング台に洗浄液の液滴を形成する液滴形成手段とを有し、
    前記クリーニング台の前記液滴が形成される部分以外の表面に撥水性処理し、 前記液滴を前記ノズルに接触させて洗浄することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  4. ノズルよりインクを吐出して記録するインクジェットヘッドを備えるインクジェットプリンタにおいて、
    前記インクジェットヘッドのノズル面に対して所定の間隔で移動可能なクリーニング手段を備え、
    前記クリーニング手段は、前記ノズルと対向するクリーニング台と、このクリーニング台に洗浄液の液滴を形成する液滴形成手段とを有し、
    前記クリーニング台の前記液滴が形成される部分の表面を親水性処理し、前記液滴が形成される部分以外の表面を撥水性処理し、
    前記液滴を前記ノズルに接触させて洗浄することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  5. ノズルよりインクを吐出して記録するインクジェットヘッドを備えるインクジェットプリンタにおいて、
    前記インクジェットヘッドのノズル面に対して所定の間隔で移動可能なクリーニング手段を備え、
    前記クリーニング手段は、前記ノズルと対向するクリーニング台と、このクリーニング台に洗浄液の液滴を形成する液滴形成手段とを有し、
    前記液滴を前記ノズルに接触させて洗浄し、
    前記液滴を前記ノズルに接触させて洗浄するとき、前記ノズルからインクを吐出することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  6. 前記インクジェットヘッドを複数備え、この複数のインクジェットヘッドのノズル面に対して複数の液滴が形成されるクリーニング手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記クリーニング台に孔を形成し、前記液滴形成手段により洗浄液を前記孔に供給し、前記クリーニング台に液滴を形成することを特徴とする請求項1乃至請求 項6のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記クリーニング台に、前記液滴形成手段により洗浄液を落下させて供給し、前記クリーニング台に液滴を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  9. 前記クリーニング台に凸部を形成し、この凸部に前記液滴を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  10. 前記クリーニング台に凹部を形成し、この凹部に前記液滴を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  11. 前記クリーニング台に溝部を形成し、この溝部に前記液滴を形成することを特徴とする請求項1、請求項3乃至請求項8のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  12. 前記クリーニング台の前記液滴が形成される部分以外の表面に撥水性処理したことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項4乃至請求項11のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  13. 前記クリーニング台の前記液滴が形成される部分の表面を親水性処理し、前記液滴が形成される部分以外の表面を撥水性処理したことを特徴とする請求項1乃至請求項3、5乃至請求項11のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  14. 前記液滴形成手段により洗浄液を前記孔に連続的に供給し、前記クリーニング台に液滴を連続して形成することを特徴とする請求項7記載のインクジェットプリンタ。
  15. 前記インクジェットヘッドのノズル面以外の部分の表面を撥水性処理したことを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  16. 前記クリーニング台に廃液路を形成し、前記クリーニング台に新液の洗浄液を供給して前記クリーニング台を洗浄することを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  17. 前記洗浄液は、水、または有機溶剤、または前記有機溶剤と水との混合溶液を主成分とする液体、または前記混合溶液に電解質成分を添加して主成分とする液体であることを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  18. 前記液滴を前記ノズルに接触させて洗浄するとき、前記ノズルからインクを吐出することを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  19. 前記クリーニング手段による液滴洗浄の後に、前記インクジェットヘッドのノズル面に接触して洗浄する接触式クリーニング手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項18のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
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