JP2015107562A - インクジェットヘッド洗浄方法 - Google Patents

インクジェットヘッド洗浄方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015107562A
JP2015107562A JP2013250353A JP2013250353A JP2015107562A JP 2015107562 A JP2015107562 A JP 2015107562A JP 2013250353 A JP2013250353 A JP 2013250353A JP 2013250353 A JP2013250353 A JP 2013250353A JP 2015107562 A JP2015107562 A JP 2015107562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
cleaning liquid
nozzle surface
inkjet head
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013250353A
Other languages
English (en)
Inventor
加藤 茂
Shigeru Kato
茂 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mimaki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mimaki Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mimaki Engineering Co Ltd filed Critical Mimaki Engineering Co Ltd
Priority to JP2013250353A priority Critical patent/JP2015107562A/ja
Publication of JP2015107562A publication Critical patent/JP2015107562A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】インクジェットヘッドを洗浄する新たな方法を提供する。【解決手段】インクジェットヘッド洗浄方法は、ノズル面1aを有するインクジェットヘッド1を洗浄する方法であって、洗浄液を溜める第1凹部2とノズル面1aとを対向させる対向工程、および対向工程の後、上記凹部に溜められている上記洗浄液と、上記ノズル面とを接触させた状態で、上記洗浄液を超音波振動させるとともに、第1凹部2からノズル面1aに向かって洗浄液を圧送する洗浄工程、を含んでいる。【選択図】図2

Description

本発明は、インクジェットヘッド洗浄方法に関する。
インクジェットプリンタのヘッドを洗浄する技術として、特許文献1には、インクジェットヘッドを洗浄液に浸漬し、ノズルから洗浄液を吸入しつつ超音波洗浄する技術が記載されている。
また、特許文献2には、超音波振動させた洗浄液を、洗浄液ノズルから、インクジェットヘッドのノズル面に向けて噴流することにより洗浄する技術が記載されている。
特開2004−358667号公報(2004年12月24日公開) 特開2005−28758号公報(2005年2月3日)
特許文献1、2に記載の技術とは異なる新たなインクジェットヘッドの洗浄技術を提供することは有用である。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、インクジェットヘッドを洗浄する新たな方法を提供することを主たる目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るインクジェットヘッド洗浄方法は、ノズル面を有するインクジェットヘッドを洗浄するインクジェットヘッド洗浄方法であって、洗浄液を溜める凹部と上記ノズル面とを対向させる対向工程、および上記対向工程の後、上記凹部に溜められている上記洗浄液と、上記ノズル面とを接触させた状態で、上記洗浄液を超音波振動させるとともに、上記凹部から上記ノズル面に向かって上記洗浄液を圧送する洗浄工程、を含んでいることを特徴としている。
上記構成によれば、インクジェットヘッドのノズル面に全面的に当たるように洗浄液を圧送することができ、洗浄液に超音波振動を印加してノズル面を重点的に洗浄することができる。
本発明に係るインクジェットヘッド洗浄方法が含んでいる上記洗浄工程では、上記インクジェットヘッド内を減圧することによって上記洗浄液を上記ノズル面を通じて上記インクジェットヘッド内に吸入することが好ましい。
上記構成によれば、インクジェットヘッド内のインク室に洗浄液を吸入することによってインク室内を好適に洗浄することができる。
本発明に係るインジェットヘッド洗浄方法は、上記対向工程の後、上記洗浄工程の前に、上記インクジェットヘッド内を減圧せずに、上記凹部内の洗浄液を超音波振動させるとともに、上記凹部から上記ノズル面に向かって上記洗浄液を圧送する予備洗浄工程を含んでいることが好ましい。
上記構成によれば、インクジェットヘッドのノズル面に付着しているインクの凝集物及び埃などの汚れを予備洗浄工程によって十分に除去した後に、ノズル及びインク室の汚れを洗浄工程によって除去することができる。従って、ノズル面の汚れを含んでいない洗浄液によってノズル及びインク室を洗浄することができる。これにより、ノズルが目詰まりすることを防止できる。
本発明に係るインクジェットヘッド洗浄方法では、洗浄対象である上記インクジェットヘッドの上記ノズル面は、表面に撥水層を有していることが好ましい。
上記構成によれば、ノズル面へのインクの付着を防止することができる。また、ノズル面に付着した汚れを洗浄によって除去しやすくすることができる。
本発明に係るインクジェットヘッド洗浄方法では、上記洗浄液は水より沸点の高い溶剤を含んでいることが好ましい。
上記構成によれば、超音波振動によって発生するキャビテーションを防止することができる。このため、インクジェットヘッドのノズル面への超音波振動による損耗を防止することができる。特に、ノズル面の撥水層への超音波振動による損耗を防止することができる。
本発明に係るインクジェットヘッド洗浄方法が含んでいる上記洗浄工程では、40kHz以上、100kHz以下の周波数で、上記洗浄液を超音波振動させる逆洗段階を含むことが好ましい。
上記構成によれば、超音波振動によるノズル面の損耗を防止しつつ、好適にインクの凝集物及び埃などの汚れを除去することができる。
上記洗浄工程では、上記凹部から外に出た上記洗浄液を回収して、上記ノズル面への圧送に再度当該洗浄液を用いることが好ましい。
上記構成によれば、洗浄液の使用量を低減することができ、洗浄液の廃液の量を低減することができる。また、洗浄液の消費に伴うコストを低減させることができる。
本発明によって、インクジェットヘッドを洗浄する新たな方法を提供することができる。
本発明の一実施形態が包含する対向工程の概略を説明する断面図である。 本発明の一実施形態が包含する予備洗浄工程の概略を説明する断面図である。 本発明の一実施形態が包含する洗浄工程の概略を説明する断面図である。 本発明の一実施形態が包含する予備洗浄工程および洗浄工程を説明する図である。
本発明に係るインクジェットヘッド洗浄方法は、ノズル面を有するインクジェットヘッドを洗浄するインクジェットヘッド洗浄方法であって、洗浄液を溜める凹部と上記ノズル面とを対向させる対向工程、および上記対向工程の後、上記凹部に溜められている上記洗浄液と、上記ノズル面とを接触させた状態で、上記洗浄液を超音波振動させるとともに、上記凹部から上記ノズル面に向かって上記洗浄液を圧送する洗浄工程、を含んでいる構成である。
これにより、インクジェットヘッドのノズル面に全面的に当たるように洗浄液を圧送することができ、洗浄液に超音波振動を印加してノズル面を重点的に洗浄することができる。
以下に図1〜3を用いて、本発明の一実施形態について詳細に説明する。
〔インクジェットヘッド洗浄ユニット100〕
まず、図1を用いて、本発明の一実施形態に用いるインクジェットヘッド洗浄ユニット100の概略について説明する。図1は、本発明の一実施形態が包含する対向工程の概略を説明する断面図であり、インクジェットヘッド洗浄ユニット100の概略の説明に用いることができる。
図1に示す通り、インクジェットヘッド洗浄ユニット100は、インクジェットヘッド1と洗浄装置50とを備えている構成である。ここで、インクジェットヘッド1は、ノズル面1aに複数のノズル1bを備えており、内部にインク室1cを備えている。
洗浄装置50は、リップ2aを備えた第1凹部2と、連通孔4aを備えた固定部材4と、振動子5と、第2凹部6を備えている。
他の構成として、洗浄装置50は、フィルター11を経由して圧送ポンプ3と連通しており、駆動手段7に接続されている。
貯留タンク9は、連通経路8aによって第2凹部6と連通しており、連通経路8bによってインクジェットヘッド1のインク室1cに連通している。また、貯留タンク9は、連通経路10により圧送ポンプ3に連通している。インクジェットヘッド1のインク室1cは、連通経路12を介して減圧ダンパ13に連通している。
(インクジェットヘッド1)
インクジェットヘッド1は、被記録媒体の上を水平方向に移動しつつ、被記録媒体にインクを吐出するための手段であり、本発明に係るインクジェットヘッド洗浄方法において洗浄の対象となる。
ノズル面1aは、インクを吐出するための複数のノズル1bを備えている。
また、本発明に係るインクジェットヘッド洗浄方法では、洗浄対象であるインクジェットヘッド1の上記ノズル面1aは、表面に撥水層を有していることが好ましい。
これにより、ノズル面1aにインクが付着することを防止することができる。このため、ノズル1bにインクのメニスカスを好適に形成することができ、インク滴の飛行曲りの発生を防止することができる。また、ノズル面1aへのインクの付着を防止することができる。従って、インクによるノズル面1aの汚れを防止することができる。
ノズル面1aに設ける撥水層は、例えば、金属とポリテトラフルオロエチレン(PTFE)粒子とを共析させる複合めっきによって形成することが好ましい。金属の種類としては、例えば、ニッケルなどを挙げることができ、ニッケルを用いることが特に好ましい。撥水コーティングからなる撥水層と異なり、複合めっきによる撥水層は、ワイピングなどにより摩擦したときに撥水層内部のPTFE粒子を撥水層の表面に露出することができる。このため、複合めっきによる撥水層は、良好な撥水性を維持することができる。従って、ノズル面1aの撥水性を好適に維持することができる。
ノズル1bは、インクを被記録媒体上に吐出する複数の孔である。ここで、ノズル1bは、インク室1cの内側からノズル面1aに通じるように開口している。
インク室1cは、ノズル1bから被記録媒上に吐出するためのインクを保持することができる。また、インク室1cは、連通経路8bを介して貯留タンク9に連通しており、連通経路12を介して減圧ダンパ13に連通している。
また、インク室1cは、印刷時において、圧力ダンパ(図示せず)によってノズル1bへのインクの供給圧力を調整することができる。
(洗浄装置50)
洗浄装置50は、第1凹部2の内側に洗浄液を溜めつつ、当該洗浄液に超音波振動を印加しながらインクジェットヘッド1のノズル面1aの全面的に当たるように圧送することでインクジェットヘッド1を洗浄する。
第1凹部2は、凹部の内側に溜めた洗浄液をインクジェットヘッド1のノズル面1aの全面的に当たるように圧送することを可能にする。また、第1凹部2は、凹部の側壁部分の一部において、凹部の内側の側面を囲うようにしてリップ2aを備えている。
リップ2aは、例えば、シリコンゴムなどの弾性体によって構成されている。これによって、リップ2aは、ノズル面1aに接したときにノズル面1aとリップ2aとの隙間から洗浄液が漏出することを防止できる。
固定部材4は、第1凹部2と振動子5とを固定する部材である。また、固定部材4は、圧送ポンプ3から圧送された洗浄液を第1凹部2の内側に吸入する連通孔4aを備えている。
振動子5は、超音波振動を発生させる部材である。振動子5は、固定部材4によって第1凹部2に固定されており、第1凹部2と固定部材4の連通孔4aとに超音波振動を印加することで、洗浄液に超音波振動を印加できる。
第2凹部6は、第1凹部2からあふれ出た洗浄液を回収するための凹部である。第2凹部6は、連通経路8aを介して貯留タンク9に連通している。これによって、第1凹部2から外に出た洗浄液を回収することができる。
(他の構成)
圧送ポンプ3は、連通孔4aを介して第1凹部の内側に洗浄液を圧送する。また、圧送ポンプ3は、連通経路10を介して、貯留タンク9から洗浄液を供給することができる。
フィルター11は、洗浄液を濾過するものである。なお、フィルター11の目の細かさは、それによって生じる吸い込み抵抗が圧送ポンプ3の能力を阻害しない程度であることが好ましい。
駆動手段7は、洗浄装置50を鉛直方向における上下方向に移動させる。これによって、ノズル面1aとノズル面1aに対向する第1凹部2との距離を調整することができる。
連通経路8aは、第2凹部6と貯留タンク9とを連通しており、第2凹部6に回収された洗浄液を貯留タンク9に送ることができる。
連通経路8bは、インクジェットヘッド1のインク室1cと貯留タンク9とを連通しており、インク室1cに吸入された洗浄液を貯留タンク9に送ることができる。
減圧ダンパ13は、連通経路12を介してインクジェットヘッド1のインク室1cに連通している。ここで、減圧ダンパ13は、減圧によりインク室1cの内部にノズル1bから洗浄液を吸入できるようになっている。
〔洗浄液〕
洗浄液は、インクジェットヘッド1のノズル面1a、ノズル1b、及びインク室1cを洗浄するための液体である。また、洗浄液は、予備洗浄工程及び洗浄工程において同じものを使用することができる。
ここで、本発明に係るインクジェットヘッド洗浄方法では、洗浄液は水より沸点の高い溶剤を含んでいることが好ましい。
水より沸点の高い溶剤を洗浄液に使用することで、振動子5によって発生させる超音波振動によるキャビテーションの発生を抑制することができる。このため、インクジェットヘッド1のノズル面1aの表面に形成された撥水層の損傷を防止することができる。特に、ニッケルなどの金属とPTFE粒子とを共析させる複合めっきによってノズル面1aの表面に撥水層を形成している場合、複合めっきは金属めっき中に柔らかいPTFE粒子を共析させている。このため、複合めっきは、PTFE粒子に応力が集中しやすくなっており、キャビテーションによる表面の破壊が生じやすくなっている。ここで、水より沸点の高い溶剤を洗浄液として使用することで、超音波振動を印加するときに生じるキャビテーションの発生を防止することができる。このため、キャビテーションによる複合めっきの表面の破壊を防止することができ、その結果、キャビテーションによる撥水層の損耗を防止できる。従って、ノズル面1aの撥水性を維持することができる。
洗浄液が含有する水より沸点の高い溶剤の沸点の範囲は、概ね200℃以上の範囲内であることがより好ましい。洗浄液が含有する溶剤の沸点が概ね200℃以上の範囲内であれば、超音波振動によるキャビテーションの発生を好適に防止することができる。なお、本明細書において、範囲を示すために用いられる場合、「概ね」とは、±10%の誤差、より好ましくは±5%の誤差を許容することを意味する。
水より沸点の高い溶剤としては、例えば、アルキレングリコールエーテル系溶剤など挙げることができる。アルキレングリコールエーテル系溶剤しては、例えば、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、3,6,9,12テトラオキサヘキサデカノール、及びエチレングリコールエーテルなどを挙げることができる。また、これらの溶剤を2種類以上混合して用いてもよい。
また、洗浄液は、必要に応じて洗浄性を高めるための界面活性剤、防腐剤、酸化防止剤などを配合してもよい。
<インクジェットヘッド洗浄方法>
次に、図1〜3を用いて、本発明の一実施形態に係るインクジェットヘッド洗浄方法について説明する。
図1〜3に示す通り、本実施形態に係るインクジェットヘッド洗浄方法は、ノズル面1aを有するインクジェットヘッド1を洗浄するインクジェットヘッド洗浄方法であって、洗浄液を溜める第1凹部(凹部)2とノズル面1aとを対向させる対向工程、および、上記対向工程の後、上記洗浄液の液面と上記ノズル面とを接触させた状態で、第1凹部2内の洗浄液を超音波振動させるとともに、第1凹部2からノズル面1aに向かって洗浄液を圧送する洗浄工程、を含んでいる。
これによって、インクジェットヘッド1のノズル面1aに全面的に当たるように洗浄液を圧送することができ、洗浄液に超音波振動を印加してノズル面1aを重点的に洗浄することができる。
〔対向工程〕
図1を用いて本実施形態が包含する対向工程について説明する。図1は、本発明の一実施形態が包含する対向工程の概略を説明する断面図である。
まず、図1に示すインクジェットヘッド1は、ガイド機構(図示せず)によって被記録媒体の上を水平方向に移動できるようになっている。ここで、インクジェットヘッド1は、ガイド機構によって洗浄装置50の鉛直方向における上方においてノズル面1aが第1凹部2に対向する位置に移動し、固定される。
次に、洗浄装置50は、駆動手段7によって鉛直方向における上方に移動し、ノズル面1aと第1凹部2が備えているリップ2aとの間の距離を調整する。後述する予備洗浄工程、洗浄工程のそれぞれに応じて、ノズル面1aとリップ2aとの間の距離を調整することができる。これによって、ノズル面1aを重点的に洗浄するか、ノズル1b及びインク室1cも含めた全体を洗浄するかのいずれかを選択することができる。
〔予備洗浄工程〕
図2を用いて本実施形態が包含する予備洗浄工程について説明する。図2は、本発明の一実施形態が包含する予備洗浄工程の概略を説明する断面図である。
図2に示す通り、本発明の一実施形態が包含する予備洗浄工程では、対向工程の後、洗浄工程の前に、インクジェットヘッド1内を減圧せずに、第1凹部2に溜められている洗浄液と、ノズル面1aとを接触させた状態で、第1凹部2内の洗浄液を超音波振動させるとともに、第1凹部2からノズル面1aに向かって洗浄液を圧送する。
これにより、予備洗浄工程では、インクジェットヘッド1のノズル面1aに付着しているインクの凝集物及び埃などの汚れを重点的に除去することができる。このため、ノズル1bが目詰まりすることを防止できる。
予備洗浄工程では、ノズル面と1aとリップ2aとの間の距離は、第1凹部2の内側に溜められた洗浄液をノズル面1aとリップ2aとの間から第2凹部6へ排出することができる程度であることが好ましい。これにより、ノズル面1aの汚れを含んだ洗浄液がノズル1b内を通過することを防止できる。また、第1凹部2の内側に圧送される洗浄液の圧力を適度に調整することができる。また、洗浄液の表面張力を利用して、洗浄液をノズル面1aの全面に当てることができる。このため、ノズル1bが目詰まりすることをより好適に防止でき、ノズル面1aを重点的に洗浄することができる。
予備洗浄工程では、振動子5によって洗浄液に超音波振動を印加する。ここで、本実施形態が含んでいる予備洗浄工程では、概ね100kHz以上200kHz以下の周波数で、洗浄液を超音波振動させることが好ましい。洗浄液に印加する超音波振動の周波数が100kHz以上であれば、ノズル面1aの損耗をより好適に抑制することができる。また、200kHz以下であれば、ノズル面1aに付着したインクの凝集物及び埃などの汚れをより好適に除去することができる。また、洗浄液も沸点が高い洗浄液に限定されない。より好ましくは、予備洗浄工程は、図4の(a)に示すようなシーケンスで、段階的に周波数と照射時間を変えて、洗浄液に超音波を伝播することが望ましい。t、tは特に限定されないが、例えば、一つの目安として、tは15秒程度、tは4秒程度とすることができる。
予備洗浄工程では、洗浄液に水より高い沸点の溶剤を用いることにより、超音波振動によって発生するキャビテーションに起因するノズル面1aの損耗、特に複合めっきによる撥水層の損耗を防止することができる。
また、本実施形態が含んでいる予備洗浄工程では、第1凹部2から外に出た洗浄液を回収して、ノズル面1aへの圧送に再度当該洗浄液を用いることができる。
これにより、洗浄液の使用量を低減することができ、洗浄液の廃液の量を低減することができる。
予備洗浄工程において、ノズル面1aとリップ2aとの間から排出された洗浄液は、第2凹部6によって回収される。また、第2凹部6に回収された洗浄液は、連通経路8aを介して貯留タンク9に貯留される。貯留タンク9に貯留された洗浄液は、連通経路10を介してフィルター11内を通過することにより、回収した洗浄液に含まれるインクの凝集物などの汚れを除去することが好ましい。その後、洗浄液は、圧送ポンプ3によってノズル面1aに再度圧送される。
〔洗浄工程〕
図3を用いて本実施形態が包含する洗浄工程について説明する。図3は、本発明の一実施形態が包含する洗浄工程の概略を説明する断面図である。
図3に示す通り、本発明の一実施形態が包含する洗浄工程では、第1凹部2に溜められている洗浄液と、ノズル面1aとを接触させた状態で、第1凹部2内の洗浄液を超音波振動させるとともに、第1凹部2からノズル面1aに向かって洗浄液を圧送し、さらに、インクジェットヘッド1内を減圧することによって洗浄液をノズル面1aを通じてインクジェットヘッド1内に吸入する。
これにより、インクジェットヘッド1内のインク室1cに洗浄液を吸入することによってインクジェットヘッド1内を好適に洗浄することができる。特に、予備洗浄工程において、インクジェットヘッド1のノズル面1aを重点的に予備洗浄しておくことで、ノズル面1aから除去された汚れを含んだ洗浄液がノズル1bを通過することを防止し、目詰まりすることを防止できる。また、汚れを含まない洗浄液をノズル1b及びインク室1cの洗浄に用いることができる。
洗浄工程では、駆動手段7によってノズル面と1aとリップ2aとを密接させることが好ましい。これにより、ノズル面1aとリップ2aとの間から、洗浄液が漏出することを防止し、好適にノズル1bからインク室1cに洗浄液を吸入しやすくできる。また、連通経路12を介して減圧ダンパ13により、インク室1cの内部を減圧することが好ましい。これによって、より好適にインク室1cに洗浄液を吸入することができる。従って、十分な量の汚れを含まない洗浄液によって、ノズル1bとインク室1cとを洗浄することができる。
また、洗浄工程では、予備洗浄工程と同様に、振動子5によって洗浄液に超音波振動を印加する。ここで、本実施形態が含んでいる洗浄工程では、概ね200kHz以上、好ましくは400kHz以下、高くとも1000kHz以下の周波数で、洗浄液を超音波振動させることが好ましい。洗浄液に印加する超音波振動の周波数が上記の範囲内であれば、超音波の直進性能を向上させ、微細なノズル穴を貫通して超音波を伝播させることができる上、洗浄液が霧化してしまうことを抑え、また、ノズル面1aに付着したインクの凝集物及び埃などの汚れを好適に除去することができる。また、ノズル面1aの撥水層の損耗を防止できる。
また、40kHz以上100kHz以下の周波数で超音波振動を発生させることにより、ノズル面1aが共振し、ノズル面1aに設けられた微細なノズル穴が上下方向に振動することで、あたかもポンプのような働きをすることがある。これにより、ノズル面1aを首尾よく逆洗することができる。本発明者らは、実験により、40kHz以上100kHz以下の周波数において、このような現象が生じることを見出している。なお、このときの揚程は、数mmHO程度である。
従って、一実施形態において、洗浄工程は、40kHz以上、100kHz以下の周波数で、洗浄液を超音波振動させる逆洗段階を含んでいることが好ましい。例えば、図4の(b)に示すようなシーケンスで、段階的に周波数と照射時間を変えて、洗浄液に超音波を伝播することが望ましい。t’、t’、t’は特に限定されないが、例えば、一つの目安として、t’は15秒程度、t’は4秒程度、t’(逆洗段階)は0.2秒程度とすることができる。
洗浄工程では、減圧ダンパ13によってインク室1cに吸入された洗浄液は、インク室1cの洗浄後に連通経路8bを介して貯留タンク9に貯留される。これにより、インク室1c内から除去されたインクの凝集物、沈降物などの汚れが、ノズル1bから吐出することを防止できる。このため、インク室1cから除去された汚れによってノズル1bが目詰まりすることを防止できる。
また、インク室1cから貯留タンク9に回収した洗浄液は、連通経路10を介してフィルター11内を通過することにより、洗浄液に含まれるインクの凝集物などの汚れを除去することが好ましい。その後、洗浄液は、圧送ポンプ3によってノズル面1aに再度圧送される。
洗浄工程の終了後、インクをインク室1c内に供給し、ノズル1bから吐出するという工程を行なう(クリーニング工程)。その後、インク室1cにインクを満たし、ノズル面1aをワイピングすることでインクジェットヘッド1の洗浄は終了する。また、インクジェットヘッド1を長期に保管する場合は、汚れを含まない清浄な洗浄液をインク室1cに満たしたままの状態で保管すればよい。
本実施形態に係るインクジェット洗浄方法では、予備洗浄工程において、洗浄に用いた洗浄液をノズル面1aとリップ2aとの間から排出しつつ、ノズル面1aを重点的に洗浄することができる。このため、ノズル面1aの汚れがノズル1bを通過することを防止できる。また、洗浄工程において、インク室1cに吸入された洗浄液は、連通経路8bを介してインク室1cから排出される。このため、インク室1c内の汚れがノズル1bを通過することを防止できる。従って、圧電素子を使用する一般的なピエゾインクジェットノズル(ノズル径は、概ね20〜40μm)のような微細なノズルを備えたインクジェットヘッドであってもノズルの目詰まりを防止しつつ、洗浄することができる。
〔他の実施形態〕
以下に、本発明に係るインクジェットヘッド洗浄方法の他の実施形態について説明する。
本実施形態に係るインクジェットヘッド洗浄方法は、一実施形態において、図2に示した予備洗浄工程を省略する構成としてもよい。
これにより、インク室1c内に固着したインクの凝集物などの除去困難な汚れを重点的に除去することができる。
また、本発明に係るインクジェットヘッド洗浄方法は、一実施形態において、図3に示した洗浄工程を省略する構成としてもよい。
これにより、インクジェットヘッド1のノズル面1aを重点的に洗浄することができる。従って、ノズル面1aに付着した汚れに起因するインク滴の飛行曲りの発生を防止することができる。
また、本発明に係るインクジェットヘッド洗浄方法が含んでいる予備洗浄工程は、一実施形態において、ノズル面1aとリップ2aとの間を密接することにより、洗浄液を第1凹部2の外に出さないようにしてインクジェットヘッド1を洗浄してもよい。
これにより、ノズル面1aを重点的に洗浄しつつ、ノズル1bを洗浄することができる。従って、インクジェットヘッド1を、ノズルの目詰まりを防止しつつ洗浄することができる。
また、本発明に係るインクジェット洗浄方法では、一実施形態において、定期的に予備洗浄工程のみを行ない、その後、必要に応じて、洗浄工程を行なうという構成とすることができる。
定期的に予備洗浄工程を行なうことによって、ノズル面1aに付着した汚れに起因するインク滴の飛行曲りの発生を防止しつつ、必要に応じて、洗浄工程を行なうことによってインク室1cに固着したインクの凝集物などの除去困難な汚れを除去することができる。
<付記事項>
以上のように、本発明の一実施形態に係るインクジェットヘッド洗浄方法は、ノズル面1aを有するインクジェットヘッド1を洗浄するインクジェットヘッド洗浄方法であって、洗浄液を溜める第1凹部2とノズル面1aとを対向させる対向工程、および対向工程の後、第1凹部2に溜められている洗浄液と、ノズル面1aとを接触させた状態で、当該洗浄液を超音波振動させるとともに、第1凹部2からノズル面1aに向かって洗浄液を圧送する洗浄工程、を含んでいる。
上記構成によれば、インクジェットヘッド1のノズル面1aの全面的に当たるように洗浄液を圧送することができ、洗浄液に超音波振動を印加してノズル面1aを重点的に洗浄することができる。
また、インクジェットヘッド洗浄方法が含んでいる洗浄工程では、インクジェットヘッド1内を減圧することによって洗浄液をノズル面1aを通じてインクジェットヘッド1内に吸入する。
上記構成によれば、インクジェットヘッド1内のインク室1cに洗浄液を吸入することによってインクジェットヘッド1内を好適に洗浄することができる。
また、インジェットヘッド洗浄方法では、対向工程の後、洗浄工程の前に、インクジェットヘッド1内を減圧せずに、第1凹部2内の洗浄液を超音波振動させるとともに、第1凹部2からノズル面1aに向かって洗浄液を圧送する予備洗浄工程を含んでいる。
上記構成によれば、インクジェットヘッド1のノズル面1aに付着しているインクの凝集物及び埃などの汚れを予備洗浄工程によって十分に除去した後に、ノズル1b及びインク室1cの汚れを洗浄工程によって除去することができる。従って、ノズル面1aの汚れを含んでいない洗浄液によってノズル1b及びインク室1cを洗浄することができる。
また、インクジェットヘッド洗浄方法では、洗浄対象である上記インクジェットヘッド1のノズル面1aは、表面に撥水層を有している。
上記構成によれば、ノズル面1aへのインクの付着を防止することができる。また、ノズル面1aに付着した汚れを洗浄によって除去しやすくすることができる。
また、インクジェットヘッド洗浄方法では、洗浄液は水より沸点の高い溶剤を含んでいる。
上記構成によれば、超音波振動によって発生するキャビテーションを防止することができる。このため、インクジェットヘッド1のノズル面1aへの超音波振動による損耗を防止することができる。特に、ノズル面1aの撥水層への超音波振動による損耗を防止することができる。
また、インクジェットヘッド洗浄方法が含んでいる洗浄工程では、40kHz以上、100kHz以下の周波数で、洗浄液を超音波振動させる逆洗段階を含むことが好ましい。
上記構成によれば、40kHz以上、100kHz以下の周波数の超音波振動を発生させることにより、ノズル面1aが共振し、ノズル面1aに設けられた微細なノズル穴が上下方向に振動することで、あたかもポンプのような働きをすることがある。これにより、ノズル面1aを首尾よく逆洗することができる。
また、インクジェットヘッド洗浄方法が含んでいる洗浄工程では、第1凹部2から外に出た洗浄液を回収して、ノズル面1aへの圧送に再度当該洗浄液を用いる。
上記構成によれば、洗浄液の使用量を低減することができ、洗浄液の廃液の量を低減することができる。また、洗浄液の消費に伴うコストを低減させることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、インクジェット印刷装置に利用することができる。
1 インクジェットヘッド
1a ノズル面
1b ノズル(インクジェットヘッド)
1c インク室(インクジェットヘッド)
2 第1凹部(凹部)
2a リップ(凹部)

Claims (7)

  1. ノズル面を有するインクジェットヘッドを洗浄するインクジェットヘッド洗浄方法であって、
    洗浄液を溜める凹部と上記ノズル面とを対向させる対向工程、および
    上記対向工程の後、上記凹部に溜められている上記洗浄液と、上記ノズル面とを接触させた状態で、上記洗浄液を超音波振動させるとともに、上記凹部から上記ノズル面に向かって上記洗浄液を圧送する洗浄工程、を含んでいることを特徴とするインクジェットヘッド洗浄方法。
  2. 上記洗浄工程では、上記インクジェットヘッド内を減圧することによって上記洗浄液を上記ノズル面を通じて上記インクジェットヘッド内に吸入することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド洗浄方法。
  3. 上記対向工程の後、上記洗浄工程の前に、上記インクジェットヘッド内を減圧せずに、上記凹部内の洗浄液を超音波振動させるとともに、上記凹部から上記ノズル面に向かって上記洗浄液を圧送する予備洗浄工程を含んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットヘッド洗浄方法。
  4. 洗浄対象である上記インクジェットヘッドの上記ノズル面は、表面に撥水層を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄方法。
  5. 上記洗浄液は水より沸点の高い溶剤を含んでいることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄方法。
  6. 上記洗浄工程は、40kHz以上、100kHz以下の周波数で、上記洗浄液を超音波振動させる逆洗段階を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄方法。
  7. 上記洗浄工程では、上記凹部から外に出た上記洗浄液を回収して、上記ノズル面への圧送に再度当該洗浄液を用いることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド洗浄方法。
JP2013250353A 2013-12-03 2013-12-03 インクジェットヘッド洗浄方法 Pending JP2015107562A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013250353A JP2015107562A (ja) 2013-12-03 2013-12-03 インクジェットヘッド洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013250353A JP2015107562A (ja) 2013-12-03 2013-12-03 インクジェットヘッド洗浄方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015107562A true JP2015107562A (ja) 2015-06-11

Family

ID=53438340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013250353A Pending JP2015107562A (ja) 2013-12-03 2013-12-03 インクジェットヘッド洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015107562A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017039286A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置
JP2018530453A (ja) * 2015-10-16 2018-10-18 トーンジェット リミテッド 超音波保守キャップ
JP2019122922A (ja) * 2018-01-17 2019-07-25 東レエンジニアリング株式会社 洗浄装置、及び、インクジェット塗布装置
JP2020069676A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置、液体噴射装置のメンテナンス方法
KR20200084115A (ko) * 2019-01-02 2020-07-10 전명덕 잉크젯 프린터헤드용 크리닝세트
JP2022164913A (ja) * 2018-10-30 2022-10-27 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置、液体噴射装置のメンテナンス方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09254397A (ja) * 1996-03-22 1997-09-30 Citizen Watch Co Ltd インクジェットヘッドの洗浄方法
JP2000168095A (ja) * 1998-12-04 2000-06-20 Eastman Kodak Co 自己洗浄型プリンタ及びその組立て方法
JP2006181810A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットプリンタ
JP2009149041A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットヘッドの洗浄装置及びインクジェット記録装置
JP2012201102A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Fujifilm Corp インクジェットヘッド、インクジェットヘッド洗浄システムおよびインクジェットヘッドのメンテナンス方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09254397A (ja) * 1996-03-22 1997-09-30 Citizen Watch Co Ltd インクジェットヘッドの洗浄方法
JP2000168095A (ja) * 1998-12-04 2000-06-20 Eastman Kodak Co 自己洗浄型プリンタ及びその組立て方法
JP2006181810A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットプリンタ
JP2009149041A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットヘッドの洗浄装置及びインクジェット記録装置
JP2012201102A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Fujifilm Corp インクジェットヘッド、インクジェットヘッド洗浄システムおよびインクジェットヘッドのメンテナンス方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017039286A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置
WO2017033869A1 (ja) * 2015-08-21 2017-03-02 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置
JP2018530453A (ja) * 2015-10-16 2018-10-18 トーンジェット リミテッド 超音波保守キャップ
JP2019122922A (ja) * 2018-01-17 2019-07-25 東レエンジニアリング株式会社 洗浄装置、及び、インクジェット塗布装置
JP2020069676A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置、液体噴射装置のメンテナンス方法
JP7139885B2 (ja) 2018-10-30 2022-09-21 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置、液体噴射装置のメンテナンス方法
JP2022164913A (ja) * 2018-10-30 2022-10-27 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置、液体噴射装置のメンテナンス方法
JP7323029B2 (ja) 2018-10-30 2023-08-08 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置、液体噴射装置のメンテナンス方法
KR20200084115A (ko) * 2019-01-02 2020-07-10 전명덕 잉크젯 프린터헤드용 크리닝세트
KR102243960B1 (ko) * 2019-01-02 2021-04-23 전명덕 잉크젯 프린터헤드용 크리닝세트

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015107562A (ja) インクジェットヘッド洗浄方法
JP5047681B2 (ja) 液体材料吐出装置のクリーニング装置、及び該クリーニング装置にて実行されるローラー回転制御方法
JP4389499B2 (ja) インクジェット記録ヘッド洗浄装置およびインクジェット記録装置
JP6500581B2 (ja) 洗浄装置及び液滴吐出装置
JP4403379B2 (ja) インクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置及び該清掃装置を備えたプリンタ
JP4579264B2 (ja) 液体材料吐出装置のクリーニング装置
WO2013150977A1 (ja) 洗浄方法、洗浄装置及びインクジェット記録装置
JP2007090584A (ja) インクジェットヘッド洗浄装置
JP6393519B2 (ja) 液体払拭装置およびインクジェット記録装置
JP4257367B2 (ja) 液体材料吐出装置のクリーニング装置
JP2017043052A (ja) クリーニング装置、クリーニング装置の使用方法およびインクジェットプリンタ
JP5505141B2 (ja) 液体吐出装置及びインクカートリッジ用洗浄液兼充填液、該洗浄液兼充填液を収容したカートリッジ
JP2008273144A (ja) インクジェットヘッドのメンテナンス装置およびインクジェットヘッドのメンテナンス方法
JP6041605B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの清掃方法
US20160207311A1 (en) Liquid discharging head, liquid discharging unit, and device to discharge liquid
JPH1158752A (ja) インクジェットプリンタ
JP2005125653A (ja) インクジェットヘッド、インクジェット記録装置、インクジェットヘッド洗浄装置及び洗浄方法
JP2008143071A (ja) 吸引装置、それを備えた液滴吐出装置、および吸引装置の流路洗浄方法
JP2019171797A (ja) 洗浄方法、これに用いる洗浄部材、洗浄ユニットおよび洗浄システム
JP2016135584A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP2010274599A (ja) メンテナンス装置及び液体噴射装置
CN105798018B (zh) 一种喷头的清洁装置及其清洁工艺
JP2008142653A (ja) 吸引装置、およびそれを備えた液滴吐出装置
JP2007050608A (ja) インクジェットヘッド回復装置及びインクジェットヘッドのクリーニング方法
JP2013166086A (ja) 塗布装置および塗布装置における気泡排出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170419

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171010