JP2017039286A - インクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置 - Google Patents

インクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置 Download PDF

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Abstract

【課題】十分な洗浄効果を発揮させることができる吐出ノズル洗浄装置を提供する。【解決手段】インクジェットヘッド100のインク吐出面100aに、吐出ノズルが複数並んだインクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置であって、ユーザにより把持される把持部と、把持部の一端から、把持部から離れる方向に延出するホーンと、ホーンの延出方向における一方側に設けられていると共に洗浄液を貯留可能な貯留部材4と、ホーンの他方側に付設された超音波発生器とを有し、貯留部材4は、インク吐出面100aとの対向部が開口する有底筒形状に形成されて、洗浄液を貯留空間Sに貯留可能に設けられていると共に、ホーンの少なくとも一部を挿通させて貯留空間Sに位置させる貫通孔44cを有し、貯留部材4の開口を囲む周壁部43の高さh1が、ホーンの振動伝達部32の一方側を貯留空間Sに位置させる高さh2に設定されている構成とした。【選択図】図4

Description

本発明は、インクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置に関する。
インクジェットプリンタのインクジェットヘッドは、被印刷媒体との対向面にインク吐出面を有しており、このインク吐出面にはインクの吐出ノズルが複数並んで設けられている。
インクジェットプリンタは、この吐出ノズルから吐出されたインクを被印刷媒体に着弾させることで印刷を行うようになっている。
ここで、吐出ノズルに付着したミストの固化、埃の付着、キャップ不良によるインクの固化などにより、この吐出ノズルに詰まりが発生すると、この吐出ノズルからインクが吐出されなくなってしまう。
そうすると、印刷時にこの吐出ノズルから吐出されるべきインクが吐出されないので、被印刷媒体にインクが着弾しない部分が生じてしまう結果、印刷された画像の画質が低下してしまう。
そこで、固着したインクを除去するために、ノズルに超音波を作用させて洗浄効果を高めるようにした装置が種々提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2)
特開2006−347000号公報 特開2014−69351号公報
特許文献1には、洗浄液を貯留可能なキャップを、インク吐出面のノズルの総てを収容可能な大きさで形成し、洗浄液を貯留したキャップをインク吐出面に押し当てた状態で、洗浄液を、キャップを介して伝達される超音波で振動させて、ノズルに付着したインクの固化物を除去する方法が開示されている。
特許文献2には、洗浄液が供給されるブラシを超音波振動させて、吐出ノズルに固着したインクを洗浄する方法が開示されている。
しかし、洗浄効果を十分に発揮させるためには、詰まりが生じた箇所に適切に超音波を作用させることが必要であるため、キャップやブラシを介して超音波を作用させる特許文献1や特許文献2の方法では、十分な洗浄効果が発揮されなかった。
特に特許文献2の方法では、ノズル面に洗浄液を十分に行きわたらすことが困難であり、このことによっても十分な洗浄効果が発揮されなかった。
そこで、吐出ノズルに生じた詰まりを除去する際に、十分な洗浄効果を発揮できるようにすることが求められている。
インクジェットヘッドのインク吐出面にインク吐出ノズルが並んだインクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置であって、
ユーザにより把持される把持部と、
前記把持部の一端から、当該把持部から離れる方向に延出されたホーンと、
前記ホーンの前記延出方向における一方側に設けられていると共に、洗浄液を貯留可能な貯留部材と、
前記ホーンの前記延出方向における他方側に設けられていると共に、前記ホーンに超音波を伝達可能に付設された超音波発生器と、を有し、
前記貯留部材は、
前記インク吐出面との対向部が開口する有底筒形状に形成されて、前記洗浄液を内部に貯留可能に設けられていると共に、前記ホーンの少なくとも一部を挿通させて前記内部に位置させる貫通孔を有し、
前記貯留部材の前記開口を囲む壁部の高さが、前記ホーンの前記一方側を前記内部に位置させる高さに設定されている構成のインクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置とした。
本発明によれば、貯留部材に貯留させた洗浄液を、超音波により直接振動させることができるので、十分な洗浄効果が発揮される。
実施の形態にかかるインクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置の全体構成を説明する図である。 吐出ノズル洗浄装置を説明する図である。 吐出ノズル洗浄装置の要部拡大図である。 吐出ノズル洗浄装置の貯留部を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、実施の形態にかかるインクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置1(以下、吐出ノズル洗浄装置1と記載する)の全体構成を説明する図である。
図2は、吐出ノズル洗浄装置1を説明する図であり、(a)は、把持部2とホーン3と貯留部材4の断面を、インクジェットヘッド100の断面と共に示した図であり、(b)は、吐出ノズル洗浄装置1の使用時のインク吐出面100aのノズル列105と、貯留部材4との位置関係を示す図であり、(a)におけるA−A矢視図に相当する。なお、(b)においては、説明の便宜上、貯留部材4の周壁部43の内側におけるホーン3の先端部32aの位置を破線で示している。
図3は、吐出ノズル洗浄装置1の要部拡大図であり、(a)は、把持部2におけるホーン3の支持構造と、このホーン3と超音波発生器5との連結構造とを説明する図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図である。
なお、(a)では、超音波発生器5で発生する振動の波長の変曲点Pとホーン3の形状との関係を示している。
図4は、吐出ノズル洗浄装置1の貯留部材4を説明する図であり、(a)は、貯留部材4とホーン3との連結部を示す断面図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図であり、(c)は、貯留部材4の斜視図である。
インクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置1は、インクの吐出ノズルの洗浄に用いられるものであり、図1に示すように、筒状の把持部2と、ホーン3と、貯留部材4と、電源供給部6と、を備えており、把持部2の内部には、ホーン3を振動させる超音波発生器5が設けられている(図2の(a)参照)。
図2に示すように、インクジェットプリンタのインクジェットヘッド100では、被印刷媒体(図示せず)との対向面であるインク吐出面100aに、複数の吐出ノズル101を有している(図2の(b)参照)。
インク吐出面100aでは、複数の吐出ノズル101から構成されるノズル列105が、印刷時の主走査方向に所定間隔を開けて複数設けられており、各ノズル列105では、印刷時の副走査方向に所定間隔で複数の吐出ノズル101が設けられている。
吐出ノズル洗浄装置1は、これら複数の吐出ノズル101の一部に、インクの固化などに起因するノズル詰まりが発生した場合に、インクの固化物を除去するために用いられるものである。
使用時にユーザにより把持される把持部2は、円筒形状を成す筒状部材であり、この把持部2の長手方向の長さHおよび外径D3(図3の(b)参照)は、把持部2を把持したユーザの手の中に略収まる程度の長さおよび外径に設定されている。
把持部2の長手方向の一端2aには、ホーン3を把持部2に取り付けるための係止爪21が設けられている。
図3の(a)に示すように、係止爪21は、把持部2の開口20の中心を通る中心線X1に沿って、把持部2から離れる方向に突出しており、この係止爪21の内周には、リング状の凹溝21aが、中心線X1周りの周方向の全周に亘って形成されている。
そのため、係止爪21の凹溝21aよりも先端側が、中心線X1の径方向に変位可能となっている。
係止爪21は、中心線X1周りの周方向に所定間隔で4つ設けられている。
各係止爪21の凹溝21aには、ホーン3の基部31に設けたフランジ部31aが内嵌して取り付けられており、ホーン3が係止爪21で把持部2に取り付けられた状態で、ホーン3は、把持部2の一端2aから、把持部2から離れる方向に延出して設けられている。
ホーン3の基部31は、把持部2の開口20と略整合する外径を有しており、この基部31の把持部2側の底面31bには、係合部の外周を全周に亘って囲むフランジ部31aが設けられている。
中心線X1の軸方向から見たフランジ部31aの外形は、円形の外形を成しており、このフランジ部31aの外径D1は、把持部2の開口径D2よりも大きい径で形成されている。
そのため、ホーン3を把持部2に取り付けると、把持部2の一端2a側の開口20が、ホーン3の基部31とフランジ部31aにより塞がれるようになっている。(図3の(a)参照)
なお、フランジ部31aの把持部2側の面には、リング状のパッキン25が設けられている。
ホーン3の基部31では、把持部2側の底面31bが、中心線X1に直交する平坦面になっており、この底面31bの中央部には、超音波発生器5がボルト7で固定されている。
超音波発生器5は、ホーン3の基部31と、支持部材53との間に配置した一対のピエゾ素子51、52を、ボルト7で挟み込んで構成したランジュバン型振動子である。
ピエゾ素子51、52は、電圧を加えると伸び縮みする特性を有しており、中心線X1に沿って設けられている。
これらピエゾ素子51、52は、電力供給線8(図2の(a)参照)を介して電源供給部6(図1参照)に接続されており、これらピエゾ素子51、52は、電力供給線8を介して駆動電圧が作用すると、中心線X1方向に振動するようになっている。
そのため、ピエゾ素子51、52の振動が、当該ピエゾ素子51、52が付設された基部31を介して伝達されて、ホーン3全体を振動させるようになっている。
基部31は、フランジ部31aから離れるにつれて外径が小さくなる円錐台形状を成しており、この基部31の延出方向の一方側(フランジ部31aとは反対側)に、振動伝達部32が一体に設けられている。
振動伝達部32は、先端部32aが矩形形状の断面を持つ板状部材であり、この振動伝達部32の基部31側は、基部31に向かうにつれて、中心線X1の軸方向から見た把持部2の直径線Ln方向の厚みW1が厚くなる形状の連結部32bとなっている。
振動伝達部32では、連結部32bとの境界部32b1よりも先端部32a側が、同じ厚みW1で形成されている。
実施の形態では、この境界部32b1の中心線X1方向の位置が、超音波発生器5が発生させる振動の波長の変曲点Pと一致するように設定されており、これにより、発生させた振動(超音波振動)が変調することなく増幅されて、先端部32a側に伝達されるようになっている。
さらに、超音波発生器5は、中心線X1上で、ホーン3に固定されており、ホーン3の振動伝達部32もまた、中心線X1上に位置している。
そのため、超音波発生器5が振動すると、振動伝達部32は、中心線X1を基準として振動し、振動伝達部32の矩形形状の断面を有する板状の先端部32aは、中心線X1基準として大きく振動するようになっている。
図4に示すように、この振動伝達部32の延出方向の一方側に位置する先端部32aには、一方側に開口する有底筒形状に形成されて、洗浄液を内部に貯留可能な貯留部材4が取り付けられている。
貯留部材4は、ホーン3の先端部32aが貫通する板状の底壁部44と、底壁部44の周縁を全周に亘って囲む周壁部43とから、一体に形成されており、この貯留部材4は、ホーン3の振動を吸収可能な弾性材料で形成されている。貯留部材4は、洗浄液が貯留可能であれば周壁部43および底壁部44により形成されたものに限らず適宜の形状であって良く、例えば擂鉢状の形状等であっても良い。
底壁部44は、中心線X1に直交する向きで配置されており、この底壁部44の中央部には、当該底壁部44を厚み方向(中心線X1の軸方向)に貫通する貫通孔44cが設けられている。
貫通孔44cには、ホーン3の先端部32aが、中心線X1の軸方向から嵌入されており、底壁部44とホーン3とは、中心線上で互いに連結されている。(図4の(a)、(b)参照)
底壁部44の周縁を全周に亘って囲む周壁部43は、ホーン3の延出方向に沿って把持部2から離れる方向に所定長さh1延出しており、この周壁部43の先端部43aは、中心線X1に直交する共通の仮想平面VP(図4の(b)、(c)参照)上に位置するようになっている。
この周壁部43の先端部43aは、吐出ノズル洗浄装置1の使用時に、前記したインクジェットヘッド100のインク吐出面100a(図2参照)に当接する当接部となっている。吐出ノズル洗浄装置1では、周壁部43の先端部43aをインク吐出面100aに当接させて使用する場合と、インク吐出面100aから僅かに離間させて使用する場合とがある。
周壁部43は、先端部43a側に向かうにつれて、中心線X1に直交する方向に外径側面の厚みW2が段階的に薄くなっている。
図4に示すように、中心線X1の軸方向から見て、周壁部43は中心線X1を挟んで互いに平行に配置された一対の長壁部431、431と、長壁部431、431の端部同士を接続する互いに平行な短壁部432、432とから筒状に形成されており、周壁部43の開口は、中心線X1の軸方向から見て矩形形状を成している。
実施の形態では、貯留部材4は、筒状の周壁部43の一端を底壁部44で封止した有底筒形状を成しており、周壁部43と底壁部44とで囲まれた空間が、後記する洗浄液を貯留する貯留空間Sとなっている。
図2の(b)に示すように、周壁部43と振動伝達部32の先端部32aは、前記したノズル列105に沿う方向(図2の(b)における仮想線Lyに沿う方向)に、所定長さL1、L2を有しており、ノズル列105を構成する複数の吐出ノズル101の一部が、周壁部43の内側に収容されるようになっている。
実施の形態では、インクジェットプリンタのインク固化物を溶解可能な有機系の揮発性溶剤である洗浄液により溶解されない弾性部材により貯留部材4を構成している。
図4に示すように、洗浄液を貯留する貯留空間S内には、底壁部44の貫通孔44cの周縁を全周に亘って囲む突出壁441が設けられており、この突出壁441は、底壁部44の底面44aから、中心線X1に沿って、周壁部43と同方向に突出している。
実施の形態では、この突出壁441の突出高さh2は、周壁部43の高さh1の半分未満の高さであって、突出壁441の先端面441aが、貫通孔44cを貫通したホーン3の先端部32aの先端面32a1と面一になるように設定されており、ホーン3の一方側の先端部32aを周壁部43の内部に位置させるようになっている。
底壁部44では、底面44aとは反対側の面44bにも、貫通孔44cの周縁を全周に亘って囲む突出壁442が設けられており、この突出壁442は、中心線X1に沿って、周壁部43の延出方向とは反対側に突出している。
貫通孔44cの中心線X1を囲む内周面には、中心線X1周りの周方向の全周に亘って、リング溝45が設けられており、中心線X1方向における貯留部材4とホーン3との接触長を短くしている。
これにより、ホーン3の振動が貯留部材4に伝播され難くなっており、超音波の減衰や波長の変調を防ぐと共に、貯留部材4が大きく振動しないようにされている。
さらに、実施の形態では、ホーン3と貯留部材4との接触部(突出壁441,442)が、中心線X1の軸方向に間隔をあけて設けられており、貯留部材4のホーン3における支持点が、底壁部44のみで支持される場合よりも中心線X1方向に離れている。そのため、底壁部44のみで支持される場合よりも、ホーン3の振動伝達部32(中心線X1)に対する貯留部材4の傾きが防止できるようになっている。
さらに、突出壁(441、442)は、中心線X1方向から見た径方向に対して弾性変形可能に設けられている。これにより、突出壁(441、442)に振動による負荷が作用しても、突出壁(441、442)が径方向に変位することで、貯留部材4への振動の伝播が抑制されると共に、振動が吸収されるようになる。
よって、この突出壁(441、442)と先端部32aとの接触部から、ホーン3の振動が、貯留部材4に伝播されないようになっている。
前記したようにホーン3を振動させる超音波発生器5は、電力供給線8を介して電源供給部6から供給される駆動電源により駆動されるようになっており、この電力供給線8は、前記した洗浄液に対する耐性を持つ被覆材料9で被覆されている(図1、図2参照)。
そのため、貯留部材4から洗浄液がこぼれても、電力供給線8の被覆材料9により電力供給線8への接触が防がれて、電力供給線8の被覆が溶解して金属部分がむき出しにならないようになっている。
以下、吐出ノズル洗浄装置1の動作を説明する。
はじめに、貯留空間Sに洗浄液が満たされた貯留部材4を、インクジェットヘッド100のインク吐出面100aに押し当てて、ノズル詰まりが発生している吐出ノズル101を、貯留部材4の周壁部43の内側に収容する。
続いて、電源供給部6のスイッチ(図示せず)のオン操作により、超音波発生器5を駆動してホーン3を振動させる。
これにより、ホーン3の先細り形状の振動伝達部32は、先端部32a側が大きく振動することになる。
ここで、貯留部材4における周壁部43の先端部43aは、周方向の全周に亘ってほぼ同じ高さh1となるように設けられており、この周壁部43と底壁部44とにより有底筒形状に形成された貯留部材4では、貯留空間Sに貯留された洗浄液の中央部が、表面張力により周壁部43の先端部43aよりも僅かに外側に膨出するように貯留されている。
そのため、吐出ノズル101の洗浄時には、周壁部43の先端部43aをインク吐出面100aに当接させ、または僅かに離間させた位置に配置して、洗浄液とインク吐出面100aとを接触させた状態で、超音波により洗浄液を振動させることで、吐出ノズル101に付着したインク固着物を、破砕等により除去するようになっている。
この際に、周壁部43の先端部43aをインク吐出面100aに当接させた状態で、洗浄液を振動させてインク固化物の除去などを行えるので、超音波で振動する洗浄液が貯留部材4の外部に漏出することを好適に防止できる。
さらに、周壁部43の先端部43aをインク吐出面100aに当接させた状態で、貯留部材4とインク吐出面100aとの接触位置を変更できるので、この際に、貯留部材4とインク吐出面100aとの間から洗浄液を漏出させることなく、貯留部材4とインク吐出面100aとの接触位置を変更しながら、インク固着物の除去を行うことができる。
以上の通り、実施の形態では、
(1)インクジェットヘッド100のインク吐出面100aに、吐出ノズル101が並んだインクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置1であって、
ユーザにより把持される把持部2と、
把持部2から離れる方向に、把持部2の一端2aから延出するホーン3と、
ホーン3の延出方向における一方側の振動伝達部32の先端部32aに設けられていると共に、洗浄液を貯留可能な貯留部材4と、
ホーン3の延出方向における他方側の基部31に付設されて、ホーン3に超音波を伝達可能とされた超音波発生器5と、を有し、
貯留部材4は、
インク吐出面100aとの対向部が開口する有底筒形状に形成されて、洗浄液を貯留空間S(内部)に貯留可能に設けられていると共に、ホーン3の少なくとも一部を挿通させて貯留空間Sに位置させる貫通孔44cを有し、
貯留部材4の開口を囲む周壁部43(壁部)の高さh1が、ホーン3の振動伝達部32の一方側を貯留空間Sに位置させる高さh2に設定されている構成とした。
このように構成すると、ホーン3の振動伝達部32の一方側が、貯留部材4の貯留空間Sに位置しているので、貯留空間S内に貯留された洗浄液を、ホーン3から発振される超音波で、直接振動させることができる。
これにより、インク吐出面100aにおける洗浄の対象領域に接触させた洗浄液を振動させて、洗浄の対象領域に超音波による振動を直接作用させることができるので、吐出ノズル101などに付着したインク固着物を破砕、溶解等により除去することができるので、十分な洗浄効果が発揮される。
さらに、貯留部材4の開口を囲む周壁部43を全周に亘って同じ高さh1で形成したので、インクジェットヘッド100のインク吐出面100aと、このインク吐出面100aに接触させた周壁部43の先端部43aとの間に、隙間が生じさせないようにしつつ、洗浄作業を行うことができる。
よって、洗浄作業時に、貯留部材4に貯留された洗浄液が、貯留部材4の外部に漏れ出すことを好適に防止できる。
(2)ホーン3は、把持部2の一端2aから、当該ホーン3の延出方向における一方側に向けて直線状に延出しており、
ホーン3の振動伝達部32において貯留部材4は、開口をホーン3の延出方向に向けて設けられている構成とした。
このように構成すると、ホーン3が直線状に延出しているので、超音波発生器5で発生させた超音波を、ホーン3の延出方向における途中で、大きく減衰、変調させることなく、先端部32aまで到達させて、洗浄液を振動させることができるので、超音波による洗浄効果をより確実に発揮させることができる。
(3)ホーン3は、
把持部2の一端に取り付けられる基部31と、
ホーン3の延出方向に沿って基部31から離れるにつれて、延出方向に直交する方向の厚みが薄くなる連結部32b(縮径部)と、
連結部32bから延出方向に沿って延びると共に、先端部32aが矩形形状の断面を持つ板状に形成された振動伝達部32と、から一体に形成されており、
延出方向において連結部32bを、超音波発生器5が発生させる超音波波形の変曲点に位置させた構成とした。
このように構成すると、超音波発生器5で発生させた振動を、超音波の放射部であるホーン3の先端部32aまで、減衰させずに伝播することができると共に、振動を増幅することができる。
これにより、貯留部材4内に貯留された洗浄液を、ホーン3を介して伝達される振動で、より確実に、かつ所望の周波数で振動させることができる。
特に、底壁部44の中央部を先端部32aが貫通しているので、貯留部材4が中心線X1を基準とした一方に偏在することがない。よって、ホーン3が振動した際に、貯留部材4の一部が過剰に変形して、かかる部分から洗浄液が漏出する等の不具合を防ぐことができる。
(4)把持部2とは別体に、超音波発生器5に駆動電源を供給する電源供給部6を備えており、
電源供給部6と超音波発生器5とを電力供給線8を介して接続して、把持部2を、電源供給部6から離れた任意の位置に配置できるようにされており、
電力供給線8は、洗浄液に対する耐性を持つ被覆材料9で被覆されている構成とした。
このように構成すると、ユーザが把持部2を把持して、貯留部材4を、インク吐出面100aの任意の位置に配置することできるので、作業者(ユーザ)は、インク吐出面100aにおけるインク固化物の付着した箇所に貯留部材4を配置して、インク固化物の除去作業を容易に行うことができる。
さらに、電力供給線8が、洗浄液に対する耐性を持つ被覆材料9で被覆されており、例えば貯留部材4から漏出した洗浄液が、電力供給線8に付着することがないので、電力供給線8を被覆する材料が溶解して金属材料が露出することがない。よって、電力供給線8を被覆する材料が溶解して電力供給線8が短絡することを好適に防止できる。
特に、電力供給線8の把持部2から外部に引き出された部位であって、把持部2との境界部とその近傍を被覆材料9で覆うことで、漏れ出た洗浄液が、把持部2の外周を伝って流れた場合であっても、洗浄液が電力供給線8に接触することを確実に防止することができる。
(5)貯留部材4の底壁部44には、ホーン3の先端部32aが貫通する貫通孔44cが、ホーン3の延出方向に貫通して形成されており、
貫通孔44cの内周には、ホーン3の延出方向における中央部に、貫通孔44cを全周に亘って囲むリング溝45が形成されている構成とした。
このように構成すると、貯留部材4とホーン3との接触面積が小さくなり、ホーン3の振動が貯留部材4へ伝播され難くなる。
特に、貯留部材4の底壁部44とホーン3の先端部32aとが、面接触では無く線接触に近い形になって、接触面積が少なくなるので、ホーン3が振動する際に、貯留部材4の部分で、超音波の変調や減衰が生じることを好適に抑制できる。
(6)貯留部材4を、ホーン3の振動を吸収可能な弾性材料で形成した構成とした。
このように構成すると、超音波を洗浄液に伝達する際に、ホーン3の先端部32aに接触させた突出壁(441,442)が弾性変形することで、先端部32aから洗浄液に伝達される超音波の変調や減衰が抑制されると共に、ホーン3の振動の貯留部材4への伝播が抑えられて、貯留部材4の振動が抑制される。
これにより、ホーン3の振動を大きく減衰、変調させることなく、ホーン3の先端部32aから、洗浄液を介してインク吐出面100aに伝えることができるので、超音波を洗浄の対象物に確実に伝播させて、吐出ノズル101などに付着したインクの固着物をより確実に除去することができる。
さらに、ホーン3が振動しても貯留部材4が大きく振動しないので、貯留部材4の先端部43aが接触するインク吐出面100aに、先端部43aとの摩擦振動に起因する傷などが発生することを好適に抑制できる。
また、ホーン3が振動しても貯留部材4が大きく振動しないので、貯留空間S内の洗浄液が、振動に起因して、外部に漏出することを好適に抑制できる。
よって、吐出ノズル101などから除去されたインクの固化物を含む洗浄液(汚れた洗浄液)が、貯留部材4から漏出して周囲に飛散することを好適に抑制できるので、把持部2を把持する作業者の手や、インクジェットプリンタのインク吐出面100a周りや、吐出ノズル洗浄装置1が、汚れることを好適に抑制できる。
(7)把持部2と、ホーン3と、貯留部材4とは、ホーン3の延出方向に沿う中心線X1上に位置しており、貯留部材4の板状の底壁部44が、ホーン3の延出方向(中心線X1方向)に直交する向きで配置されて、周壁部43の開口が中心線X1方向に開口していると共に、把持部2が中心線X1に沿う向きで設けられている構成した。
このように構成すると、作業者(ユーザ)が把持部を把持すると、親指と人差し指で成す輪の中に把持部2が位置することになり、把持部2と一体の貯留部材4を安定的に保持することができるようになる。
よって、周壁部43の先端部43aまで洗浄液が満たされた貯留部材4を、大きく揺らすこと無く安定的に保持することができるので、洗浄液が、貯留部材4からこぼれ難くなる。
また、筒状の把持部2の中心線X1方向に貯留部材4が位置しており、例えば、把持部2を把持する作業者の手の親指と人差し指の近傍に貯留部材4を位置させることができる。
これにより、インクジェットヘッド100のインク吐出面100aの近傍に、ユーザの手と、この手から突出する貯留部材4とを、挿入することができる空間があれば、作業者が把持部2を把持した手を空間に差し込んで、貯留部材4に貯留された洗浄液を、洗浄の対象領域に接触させることができる。
よって、洗浄作業時に、作業者が安定して把持部2を把持して、貯留部材4を所望の位置に配置させることができるので、洗浄効率の向上が期待される。
(8)把持部2の一端には、中心線X1の径方向に変位可能な係止爪21が、中心線X1周りの周方向に所定間隔で複数設けられており、
ホーン3は、当該ホーン3の基部31(フランジ部31a)に係止させた係止爪21により、把持部2の一端に着脱自在に固定されている構成とした。
このように構成すると、振動伝達部32の形状や長さの異なるホーン3を複数用意しておくことで、洗浄対象の吐出ノズル101の配置などに応じて、適切なホーン3を選択して、インクの固化物の除去を実施できる
(9)底壁部44には、貫通孔44cの全周に亘って囲む突出壁441が、ホーン3の延出方向と同じ方向(中心線X1の軸方向)に突出して形成されており、
ホーン3の先端面32a1は、貯留部材4の内部に突出した突出壁441の先端面441aと面一に配置されている構成とした。
このように構成すると、貯留部材4をインク吐出面100aに当接させる際、振動伝達部32がインク吐出面100aに対して垂直となっていなくても、周壁部43がインク吐出面100aに対して垂直に圧接された状態を維持することができる。
よって、貯留部材4とインク吐出面100aとの間から洗浄液が漏れることを好適に防止できる。
そして、貯留部材4の底壁部44に、リング溝45と突出壁441、442を設けて、貯留部材4の底壁部44と、ホーン3の先端部32aとの連結点が、中心線X1の軸方向で分離しているので、ホーン3の振動がそのまま貯留部材4に伝達されないようになっている。
さらに、ホーン3のフランジ部31aでは、把持部2側の面にリング状のパッキン25が設けられており、ホーン3の振動が、把持部2にそのまま伝わらないようにしたので、ホーン3を超音波振動させる際に、超音波の変調や減衰を好適に抑制できる。
また、弾性材料からなる貯留部材4の突出壁441、442が、ホーン3の先端部32aの外周に圧接しているので、底壁部44におけるホーン3の先端部32aが貫通している部位から、貯留された洗浄液が漏出することがない。
また、把持部2は、貯留部材4における周壁部43(貯留空間S)の開口方向に沿って延出してされている。
よって、作業者(ユーザ)が把持した際に、把持部2が周壁部43(貯留空間S)の開口方向と直交する方向に沿って延設されている場合よりも、把持部2を持った状態で、貯留部材4の移動を安定して行える。そのため、貯留部材4を動揺させる虞が小さくなるため、貯留部材4から洗浄液を溢す恐れを小さくできる。
1 吐出ノズル洗浄装置
2 把持部
2a 一端
3 ホーン
4 貯留部材
5 超音波発生器
6 電源供給部
8 電力供給線
9 被覆材料
21 係止爪
31 基部
31a フランジ部
32 振動伝達部
32a1 先端面
32a 先端部
43 周壁部
43a 先端部
44 底壁部
44c 貫通孔
45 リング溝
100 インクジェットヘッド
100a インク吐出面
101 吐出ノズル
101 インク吐出ノズル
441 突出壁
441a 先端面
442 突出壁
S 貯留空間
X1 中心線

Claims (5)

  1. インクジェットヘッドのインク吐出面に、インク吐出ノズルが並んだインクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置であって、
    ユーザにより把持される把持部と、
    前記把持部の一端から、当該把持部から離れる方向に延出されたホーンと、
    前記ホーンの前記延出方向における一方側に設けられていると共に、洗浄液を貯留可能な貯留部材と、
    前記ホーンの前記延出方向における他方側に設けられていると共に、前記ホーンに超音波を伝達可能に付設された超音波発生器と、を有し、
    前記貯留部材は、
    前記インク吐出面との対向部が開口する有底筒形状に形成されて、前記洗浄液を内部に貯留可能に設けられていると共に、前記ホーンの少なくとも一部を挿通させて前記内部に位置させる貫通孔を有しており、
    前記貯留部材の前記開口を囲む壁部の高さが、前記ホーンの前記一方側を前記内部に位置させる高さに設定されていることを特徴とするインクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置。
  2. 前記ホーンは、前記把持部の前記一端から前記一方側に直線状に延出しており、
    前記貯留部材は、前記開口を前記ホーンの前記一方側に向けて設けられていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置。
  3. 前記ホーンは、
    前記把持部の一端に取り付けられる基部と、
    前記延出方向に沿って前記基部から離れるにつれて、前記延出方向に直交する方向の厚みが薄くなる縮径部と、
    前記縮径部から前記延出方向に沿って延びると共に、先端部が矩形形状の断面を持つ板状に形成された振動伝達部と、から一体に形成されており、
    前記延出方向において前記縮径部を、前記超音波発生器が発生させる超音波波形の変曲点に位置させたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置。
  4. 前記把持部とは別体に、前記超音波発生器に駆動電源を供給する電源供給部を備えており、
    前記電源供給部と前記超音波発生器とを電力供給線を介して接続して、前記把持部が前記電源供給部から離れた任意の位置に配置できるようにされ、前記電力供給線は、前記洗浄液に対する耐性を持つ被覆材料で被覆されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のインクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置
  5. 前記貯留部材において前記貫通孔は、前記ホーンの先端部を貫通させる形状で、前記延出方向に貫通して形成されており、
    前記貫通孔の内周には、前記延出方向における中央部に、前記貫通孔を全周に亘って囲むリング溝が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載のインクジェットプリンタ用の吐出ノズル洗浄装置。
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