JP3663971B2 - 自動作図機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、作図情報に基づいてXY方向へ移動するペンアームを有する自動作図機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、作図情報を入力するキーボードを備えた本体と、この本体内にX方向に移動可能に設けられたXキャリッジと、このXキャリッジにY方向に移動可能に設けられたYキャリッジと、先端部にペンが保持されその先端部側が上下動可能にYキャリッジに設けられたペンアームと、前記作図情報に基づいてXYキャリッジをXY方向へ移動制御する制御装置とを備えた自動作図機が知られている。
【0003】
かかる自動作図機は、図10に示すように、本体1にスケール2が設けられており、このスケール2には罫線L1a,L2a,L1b,L2b…が引かれている。この罫線L1a,L1bと紙面SのラインRとを合わせることにより、紙面SのラインR上に文字等を作図していくことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような自動作図機にあっては、紙面S1が小さい場合、その紙面S1のラインR1にスケール2の罫線L1aを重ねることができても、罫線L1bを重ねることができない。このため、ラインR1がX軸に対して傾斜していても分からず、この結果、ラインR1上に文字などを作図していくことができないという問題があった。
【0005】
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、小さい用紙であっても所定のライン上に文字などを作図していくことのできる自動作図機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、紙面に対してXY方向へ移動可能なペンアームと、自動作図機本体に設けたメインスケールとを有する自動作図機において、
サブスケールをX方向またはY方向に移動可能に前記メインスケールに取り付けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係わる自動作図機の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は自動作図機10を示したものであり、11は本体で、この本体11の上面には作図情報を入力する複数の操作キー12が設けられた操作部13と、入力した作図情報を表示する表示部14とが設けられている。
【0009】
本体11の前端面(前面)15の下側には透明なスケール16が設けられており、また、前端面15には左右方向に延びた図示しない開口が形成されている。この開口からペンアーム30が前方に突出しており、ペンアーム30の先端部にはペン装着部31が形成されている。このペンアーム30は図示しないXキャリッジおよびYキャリッジによってX軸方向(左右方向)およびY軸方向(前後方向)に移動するようになっている。
【0010】
スケール16は、左右方向に延びたベース部20と、このベース部20の両端から前方に突出したサイド部21,22とを備えており、ベース部20およびサイド部21,22には左右方向に延びた罫線K1,K2,K3a,K3b,K4a,K4b…が引かれている。サイド部21,22間には、左右方向に延びた透明なサブスケール40がY軸方向に沿って移動可能に設けられている。このサブスケール40はスケール16から取り外し自在となっている。
【0011】
サイド部21,22の内側には前後方向に延びた段差21A,22Aが形成され、この段差21A,22Aにはサブスケール40の両端に設けられた突起部41,42が係合しており、サブスケール40はその段差21A,22Aに沿って移動するようになっている。サブスケール40には左右方向に延びた罫線KJが引かれている。
【0012】
次に、上記実施の形態の自動作図機の使用方法について説明する。
【0013】
例えば、小さい紙面HのラインG上に沿って文字などを作図する場合、サブスケール40をY軸方向に移動させて、サブスケール40の罫線KJを紙面HのラインGに合わせる。この際、罫線KJがラインGに対して傾斜して合わない場合、すなわち、ラインGがX軸と平行になっていない場合には、本体11に対して紙面HをずらせてラインGを罫線Kaに合わせる。
【0014】
紙面HのラインGがサブスケール40の罫線KJに合えば、すなわち、ラインGがX軸と平行になったら、サブスケール40を作図に邪魔にならない位置へY軸方向に沿って移動させる。そして、操作キー12を操作して作図する文字や記号等を入力し、作図実行キーを操作することにより、ペンアーム30がXY方向に移動されて紙面HのラインGに沿って所望の文字などの作図が行なわれていく。
【0015】
このように、紙面Hが小さい場合でも、サブスケール40の罫線KJに合わせることにより紙面HのラインGをX軸と平行にさせることができ、そのラインG上に文字などを作図することができる。
【0016】
図3は他の例を示したものであり、この例ではスケール35の中央部に長方形状の開口36を形成し、この開口36上をサブスケール40が移動するようにしたものである。
[第2実施形態]
図4は第2実施形態を示したものであり、この第2実施形態では、Y軸方向に延びたサブスケール50をX軸方向に移動できるようにスケール16に取り付けたものである。このスケール16のベース部20には左右方向に延びたガイド溝45が形成され、このガイド溝45には図5に示すようにサブスケール50に設けた突起51が係合しており、このガイド溝45に沿ってサブスケール50がX軸方向に移動できるようになっている。サブスケール50にはX軸方向に沿って複数の罫線KJ1〜KJ4が引かれている。
【0017】
罫線KJ1〜KJ4は、スケール16のサイド部21,22に引かれた罫線K3a,K3b,K4a,K4b…と同一直線上にある。
【0018】
この第2実施形態では、サブスケール50をガイド溝45に沿って紙面Hの端部と重なる位置まで移動させ、そして、サブスケール50の罫線KJ1とスケール16のサイド部21の罫線K3aとに紙面HのラインGを一致させるものである。
【0019】
図6および図7は他の例を示したものであり、この例ではスケール16のサイド部21,22の先端部に連結部25を連続形成し、この連結部25とベース部20に段差25A,20Aを形成し、この段差25A,20Aにサブスケール50の両端に設けた突出部53,54を係合させて、サブスケール50を段差25A,20Aに沿ってX軸方向に移動できるようにしたものである。
【0020】
また、サブスケール50は取り外し自在となっているが、作図範囲Eに隣接した位置に退避エリアTを設け、作図中はサブスケール50を退避エリアTに退避させる。また、スケール16にスプリング100を設け、このスプリング100の一端をサブスケール50に取り付けて、手を離せばサブスケール50がスプリング100の付勢力によって退避エリアTへ移動するようにしてもよい。
[第3実施形態]
図8は第3実施形態を示したものであり、この第3実施形態ではサブスケール60だけを設けたものである。この第3実施形態では、本体11の底部に取り付けたベース部材61に左右方向に延びたガイド溝62を形成し、このガイド溝62にサブスケール60に設けた突起63を係合させて、サブスケール60をガイド溝62に沿ってX軸方向に移動させるようにしたものである。
【0021】
この第3実施形態では、先ず、サブスケール60を鎖線位置へ移動させて例えば紙面HのラインGと罫線KJ2とを一致させ、次に、サブスケール60を破線位置へ移動させて紙面HのラインGと罫線KJ2とを一致させるものである。このようにすることにより、紙面HのラインG上に文字などを作図していくことができる。
【0022】
この第3実施形態では、サブスケール60をベース部材61に取り付けているが、本体11の底部11Aに移動可能に取り付けてもよい。
【0023】
【発明の効果】
この発明によれば、サブスケールをX軸方向またはY軸方向へ移動させることによって用紙のラインをX軸に対して傾けることなくX軸と平行にすることができ、このため、小さい用紙であっても所定のライン上に文字などを作図していくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動作図機を示した平面図である。
【図2】サブスケールの取り付けられた状態を示した説明図である。
【図3】他の例を示した自動作図機の平面図である。
【図4】第2実施形態の自動作図機を示した平面図である。
【図5】スケールに取り付けられたサブスケールを示した説明図である。
【図6】第2実施形態の他の例を示した平面図である。
【図7】図6のスケールに取り付けられたサブスケールを示した説明図である。
【図8】第3実施形態の自動作図機を示した平面図である。
【図9】サブスケールの取付状態を示した説明図である。
【図10】従来の自動作図機を示した平面図である。
【符号の説明】
11 作図機本体
16 スケール(メインスケール)
30 ペンアーム
40 サブスケール
H 紙面
KJ 罫線

Claims (1)

  1. 紙面に対してXY方向へ移動可能なペンアームと、自動作図機本体に設けたメインスケールとを有する自動作図機において、
    サブスケールをX方向またはY方向に移動可能に前記メインスケールに取り付けたことを特徴とする自動作図機。
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