JP3663198B2 - 紙挟み - Google Patents

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JP3663198B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は紙挟みに関し、特に台板に挟持部材が設けられ、たとえば書類などを台板と挟持部材とで挟持することができる紙挟みに関する。
【0002】
【従来の技術】
この発明の背景となる従来の紙挟みの一例が、たとえば特許第2623232号公報に開示されている。図12はこのような従来の紙挟みの一例を示す斜視図である。図12に示す紙挟み1は台板2を含む。台板2の端部には、挟持部材3が設けられる。挟持部材3は、一方側部分3aがトーションばね(図示せず)で台板2に向けて付勢されている。そのため、台板2と挟持部材3の一方側部分3aとで書類などを挟持することができる。挟持部材3の他方側部分3bの近傍には、ストッパ部材4が設けられる。ストッパ部材4は、台板2に対して挟持部材3の一方側部分3aがトーションばねの付勢力に抗して開かれた状態で、挟持部材3をロックするためのものである。さらに、ストッパ部材4は、それを押圧することによって、挟持部材3のロックを解除して挟持部材3の一方側部分3aを閉じるためのものである。
図12に示す紙挟み1では、挟持部材3の他方側部分3bを押圧することによって、台板2に対して挟持部材3の一方側部分3aを開くことができ、挟持部材3の他方側部分3bをさらに押圧することによって、挟持部材3の一方側部分3aを開いた状態で挟持部材3をストッパ部材4でロックすることができる。また、図12に示す紙挟み1では、挟持部材3の他方側部分3bの近傍にあるストッパ部材4を押圧することによって、挟持部材3のロックを解除して挟持部材3の一方側部分3aを閉じることができる。
図12に示す紙挟み1では、台板2に対して挟持部材3を開いた状態で維持することができるので、台板2と挟持部材3との間に書類などを挿入しやすい。
【0003】
【特許文献1】
特許第2623232号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図12に示す紙挟み1では、台板2に対して挟持部材3の一方側部分3aを閉じる際に、挟持部材3において閉じようとする一方側部分3aとは反対側の他方側部分3bの近傍にあるストッパ部材4を、挟持部材3の閉じる方向とは反対側に向けて押圧しなければならない。そのため、図12に示す紙挟み1では、ストッパ部材4を押圧して挟持部材3の一方側部分3aを閉じることが分かりにくく、挟持部材3を閉じにくい。
【0005】
それゆえに、この発明の主たる目的は、台板に対して挟持部材の挟持部を開いた状態で維持することができ、しかも、台板に対して挟持部材の挟持部を開閉しやすい、紙挟みを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかる紙挟みは、台板と、一方側部分に挟持部が形成され、他方側部分に開用押圧部が形成され、挟持部が台板に対して開閉できるように中間部分が台板に回動可能に支持される挟持部材と、挟持部材の挟持部を台板側に付勢する付勢部材と、台板に対して挟持部材の挟持部を開いた状態で維持するための係止部材とを含み、係止部材は、挟持部材の一方側部分および中間部分の間の部分で回動可能に支持され、挟持部材の開用押圧部側に配置される係止用押圧部と、挟持部材の挟持部側に配置される解除用押圧部と、台板側に配置される係止部とを含み、挟持部材の開用押圧部を押圧して台板に対して挟持部材の挟持部を付勢部材の付勢力に抗して開いた状態で係止部材の係止用押圧部を押圧して係止部材の係止部を台板の当接部に当てることによって、台板に対して挟持部材の挟持部を開いた状態で維持するように形成され、係止部材の解除用押圧部を押圧して係止部材の係止部を台板の当接部から外すことによって、台板に対して挟持部材の挟持部を付勢部材の付勢力で閉じるように形成されている、紙挟みである。
この発明にかかる紙挟みでは、挟持部材の開用押圧部を押圧することによって、台板に対して挟持部材の挟持部を付勢部材の付勢力に抗して開くことができる。この場合、挟持部材において開こうとする一方側部分に形成された挟持部とは反対側の他方側部分に形成された開用押圧部を押圧すればよいので、挟持部材の開用押圧部が押圧しやすく、挟持部材の挟持部を開きやすい。
また、この発明にかかる紙挟みでは、台板に対して挟持部材の挟持部を開いた状態で係止部材の係止用押圧部を押圧して係止部材の係止部を台板の当接部に当てることによって、台板に対して挟持部材の挟持部を開いた状態で維持することができる。この場合、係止部材において挟持部材の開用押圧部側に配置された係止用押圧部を押圧すればよいので、係止部材の係止用押圧部が押圧しやすく、台板に対して挟持部材の挟持部を開いた状態で維持しやすい。
さらに、この発明にかかる紙挟みでは、係止部材の解除用押圧部を押圧して係止部材の係止部を台板の当接部から外すことによって、台板に対して挟持部材の挟持部を付勢部材の付勢力で閉じることができる。この場合、係止部材において挟持部材の閉じようとする挟持部側に配置された解除用押圧部を押圧すればよいので、係止部材の解除用押圧部が押圧しやすく、挟持部材の挟持部を閉じやすい。
【0007】
この発明にかかる紙挟みでは、係止部材の解除用押圧部は、押圧された状態においてその表面が挟持部材の挟持部の表面と略同一面になるように形成されてもよい。このようにすれば、係止部材の解除用押圧部が、押圧された状態において、挟持部材の挟持部に対して突き出しにくく邪魔になりにくい。
【0008】
また、この発明にかかる紙挟みでは、係止部材の係止用押圧部が押圧された状態において係止部材の係止用押圧部を挿入するための挿入部が挟持部材に形成されてもよい。このようにすれば、係止部材の係止用押圧部が、押圧された状態において挟持部材に形成された挿入部に挿入されるので邪魔になりにくい。
【0009】
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明にかかる紙挟みの一例を示す斜視図であり、図2はその紙挟みの要部を示す分解斜視図であり、図3はその紙挟みにおいて挟持部材を閉じた状態を示す要部図解図である。図1に示す紙挟み10は、たとえば合成樹脂からなる矩形板状の台板12を含む。
【0011】
台板12の上端部には、図2に示すように、4つの挟持部材用支持部14a、14b、14cおよび14dが、左右に間隔を隔てて形成される。これらの挟持部材用支持部14a〜14dは、後述の挟持部材40を支持するためのものである。これらの挟持部材用支持部14a〜14dは、それぞれ、略円筒状に形成される。なお、左側の2つの挟持部材用支持部14aおよび14bはそれぞれ左右の両側に開口を有するが、右側の2つの挟持部材用支持部14cおよび14dはそれぞれ左側に開口を有し右側が塞がれている。
【0012】
さらに、台板12には、挟持部材用支持部14a〜14dの近傍に、ばね用支持部16a〜16dが形成される。これらのばね用支持部16a〜16dは、後述のトーションばね30を支持するためのものである。ばね用支持部16aは、挟持部材用支持部14aの右端近傍に、ブロック状に形成される。また、ばね用支持部16bは、ばね用支持部16aの下端に、溝状に形成される。さらに、ばね用支持部16cは、挟持部材用支持部14cの下端に、溝状に形成される。また、ばね用支持部16dは、挟持部材用支持部14dの右端近傍に、板状に形成される。
【0013】
また、台板12には、挟持部材用支持部14bおよび14c間に、接触部18が形成される。接触部18は、台板12に対して挟持部材40の挟持部42を開閉する際および開いた状態で維持する際に、後述の係止部材60の係止部68が接触する部分である。接触部18は、図3に示すように、第1の湾曲部18a、第2の湾曲部18b、突出部18cおよび壁部18dからなる。
【0014】
第1の湾曲部18aは、表面の断面形状が挟持部材用支持部14a〜14dの軸心を中心軸として円弧状になるように形成される。なお、図3には、その円弧の半径をR1で示す。また、第2の湾曲部18bは、第1の湾曲部18aより台板12の中央側に形成される。この場合、第2の湾曲部18bは、図11に示すように、台板12に対して挟持部材40の挟持部42を開いた際に、表面の断面形状が後述の支持軸66a、66bの軸心を中心軸として円弧状になるように形成される。なお、図11には、その円弧の半径をR2で示す。第1の湾曲部18aおよび第2の湾曲部18bは、台板12に対して挟持部材40の挟持部42を開閉する際に、係止部材60の係止部68が接触する部分である。
【0015】
突出部18cは、第1の湾曲部18aおよび第2の湾曲部18b間において、略3角柱状に形成される。突出部18cは、係止部材60の係止部68が第1の湾曲部18aおよび第2の湾曲部18b間を不用意に移動することを防止するためのものである。
【0016】
壁部18dは、第2の湾曲部18bより台板12の中央側に、直立した板状に形成される。壁部18dは、第2の湾曲部18bと協働して、当接部19を構成する部分である。当接部19は、台板12に対して挟持部材40の挟持部42を開いた状態で維持する際に、係止部材60の係止部68が当たる部分である。
【0017】
さらに、台板12には、上端部の近傍に、略3角柱状の2つの滑り止部20、20が上下に間隔を隔てて形成される。滑り止部20、20は、この紙挟み10で挟持した書類などを台板12から滑りにくくするためのものである。
【0018】
さらに、台板12には、図1に示すように、左端部、上端左側部および上端右側部に、段差部22a、22bおよび22cがそれぞれ形成される。これらの段差部22a〜22cは、この紙挟み10で挟持する書類などが台板12の外側にはみださないようにその書類などの左端部および上端部を台板12に対して規制するためのものである。
【0019】
また、台板12には、図2に示すように、上端中央部に、円形状の吊下げ用孔24が形成される。さらに、台板12には、図1に示すように、上端右側部に、ペンホルダ26が形成される。
【0020】
台板12のばね用支持部16a〜16dには、図2に示すように、付勢部材としてステンレスなどの金属からなるトーションばね30が支持される。トーションばね30は、挟持部材40の挟持部42を台板12側に付勢するためのものである。トーションばね30は、コ字状の中間部32を含む。中間部32の一端および他端には、L字状の一端部34aおよびL字状の他端部34bがそれぞれ形成される。この場合、一端部34aおよび他端部34bは、中間部32が形成される面とたとえば60度の角度を有する面内に形成される。トーションばね30は、一端部34aがばね用支持部16aおよび16bで支持され、他端部34bがばね用支持部16cおよび16dで支持される。それによって、トーションばね30は、中間部32が台板12の表面から斜め上方向に突出するように配置される。
【0021】
台板12の挟持部材用支持部14a〜14dには、合成樹脂からなる湾曲板状の挟持部材40が支持される。挟持部材40は、図1〜図6に示すように、一方側部分に挟持部42が形成され、他方側部分に開用押圧部44が形成される。挟持部42は、台板12と協働して書類などを挟むためのものである。開用押圧部44は、押圧することによって台板12に対して挟持部材40の挟持部42を開くためのものである。さらに、挟持部材40の中間部分の背面には、略円柱状の4つの支持軸46a、46b、46cおよび46dが、左右に間隔を隔てて右向きに形成される。挟持部材40は、支持軸46a〜46dを台板12の挟持部材用支持部14a〜14dに嵌合することによって、挟持部42が台板12に対して開閉できるように、中間部分の支持軸46a〜46dが台板12の挟持部材用支持部14a〜14dに回動可能に支持される。また、挟持部材40は、開用押圧部44側がトーションばね30の中間部32で上方向に付勢されることによって、挟持部42が台板12の滑り止部20、20間側に付勢される。
【0022】
挟持部材40には、支持軸46bおよび46c間に、挿入部として略矩形状の開口部48が形成される。開口部48は、後述の係止部材60を挿入するためのものである。挟持部材40の開口部48の左右両側には、支持軸46bおよび46cの近傍であって挟持部42側に、U字状の係止部材支持用凹部50aおよび50bが形成される。係止部材支持用凹部50aおよび50bは、係止部材60を支持するためのものである。さらに、挟持部材40には、開口部48の下端に、ストッパ部52が形成される。ストッパ部52は、係止部材60の動きを規制するためのものである。
【0023】
挟持部材40には、合成樹脂からなる係止部材60が支持される。係止部材60は、台板12に対して挟持部材40の挟持部42を開いた状態で維持するためのものである。係止部材60は、図1〜図3および図7〜図9に示すように、一端側部分に係止用押圧部62が形成され、他端側部分に解除用押圧部64が形成される。係止用押圧部62は、押圧することによって後述の係止部68を台板12の当接部19に当てるためのものである。解除用押圧部64は、押圧することによって係止部68を台板12の当接部19から外すためのものである。係止用押圧部62の端部および解除用押圧部64の中央部には、滑りにくくするための膨出部62aおよび64aがそれぞれ形成される。さらに、係止部材60の左右両側には、略円柱状の支持軸66aおよび66bが形成される。係止部材60は、支持軸66aおよび66bを挟持部材40の係止部材支持用凹部50aおよび50bに嵌合することによって、挟持部材40の挟持部42と支持軸46a〜46dとの間の支持用凹部50aおよび50bで回動可能に支持される。この場合、係止部材60の係止用押圧部62は挟持部材40の開用押圧部44側に配置され、係止部材60の解除用押圧部64は挟持部材40の挟持部42側に配置される。また、係止部材60の解除用押圧部64は、押圧された状態において、その大部分の表面が挟持部材40の挟持部42の表面と略同一面となるように形成される。
【0024】
係止部材60において支持軸66aおよび66b間には、台板12側に、略3角柱状の係止部68が形成される。係止部68は、台板12に対して挟持部材40の挟持部42を開閉する際に台板12の接触部18に接触し、台板12に対して挟持部材40の挟持部42を開いた状態で維持する際に台板12の当接部19に当たるものである。
【0025】
また、この紙挟み10は、図10および図11に示すように、挟持部材40の開用押圧部44を押圧して台板12に対して挟持部材40の挟持部42をトーションばね30の付勢力に抗して開いた状態で係止部材60の係止用押圧部62を押圧して係止部材60の係止部68を台板12の第1の湾曲部18aから突出部18cを越えて当接部19に当てることによって、台板12に対して挟持部材40の挟持部42を開いた状態で維持するように形成されている。
【0026】
さらに、この紙挟み10は、図1および図3に示すように、係止部材60の解除用押圧部64を押圧して係止部材60の係止部68を台板12の当接部19から突出部18cを越えて第1の湾曲部18a側に外すことによって、台板12に対して挟持部材40の挟持部42をトーションばね30の付勢力で閉じるように形成されている。
【0027】
この紙挟み10では、挟持部材40の開用押圧部44を押圧することによって、台板12に対して挟持部材40の挟持部42をトーションばね30の付勢力に抗して開くことができる。この場合、挟持部材40において開こうとする一方側部分に形成された挟持部42とは反対側の他方側部分に形成された開用押圧部44を押圧すればよいので、挟持部材40の開用押圧部44が押圧しやすく、挟持部材40の挟持部42を開きやすい。
【0028】
また、この紙挟み10では、台板12に対して挟持部材40の挟持部42を開いた状態で係止部材60の係止用押圧部62を押圧して係止部材60の係止部68を台板12の当接部19に当てることによって、台板12に対して挟持部材40の挟持部42を開いた状態で維持することができる。この場合、係止部材60において挟持部材40の開用押圧部44側に配置された係止用押圧部62を押圧すればよいので、係止部材60の係止用押圧部62が押圧しやすく、台板12に対して挟持部材40の挟持部42を開いた状態で維持しやすい。
【0029】
さらに、この紙挟み10では、係止部材60の解除用押圧部64を押圧して係止部材60の係止部68を台板12の当接部19から外すことによって、台板12に対して挟持部材40の挟持部42をトーションばね30の付勢力で閉じることができる。この場合、係止部材60において挟持部材40の閉じようとする挟持部42側に配置された解除用押圧部64を押圧すればよいので、係止部材60の解除用押圧部64が押圧しやすく、挟持部材40の挟持部42を閉じやすい。
【0030】
また、この紙挟み10では、係止部材60の解除用押圧部64は、押圧された状態において、その大部分の表面が挟持部材40の挟持部42の表面と略同一面になるように形成されているので、挟持部材40の挟持部42に対して突き出しにくく邪魔になりにくい。
【0031】
さらに、この紙挟み10では、係止部材60の係止用押圧部62は、押圧された状態において、挟持部材40に形成された開口部48に挿入されるので邪魔になりにくい。
【0032】
また、この紙挟み10では、台板12の接触部18において第1の湾曲部18aおよび第2の湾曲部18b間に突出部18cが形成されているので、係止部材60の係止部68が、台板12の当接部19側に不用意に変位しにくく、しかも、台板12の当接部19から不用意に外れにくい。
【0033】
なお、上述の紙挟み10では、台板12、挟持部材40および係止部材60などが特定の形状を有するが、この発明では、それらは他の形状に形成されてもよい。たとえば、台板12の接触部18および当接部19は、傾いた平面部や傾いた曲面部で形成されてもよい。
【0034】
また、上述の紙挟み10では、付勢部材として金属からなるトーションばね30が用いられているが、この発明では、金属からなるコイルばね、ゴムや合成樹脂などの弾性材料からなるばねなどが用いられてもよい。
【0035】
さらに、上述の紙挟み10では、挟持部材40および係止部材60が支持軸46a〜46d、66aおよび66bなどで支持されているが、台板12に対する挟持部材40の支持構造や挟持部材40に対する支持構造などの構造も、他の構造に変更されてもよい。
【0036】
また、上述の紙挟み10では、係止部材60に膨出部62aおよび64aが形成されているが、それらの膨出部は形成されなくてもよい。
【0037】
【発明の効果】
この発明によれば、台板に対して挟持部材の挟持部を開いた状態で維持することができ、しかも、台板に対して挟持部材の挟持部を開閉しやすい、紙挟みが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる紙挟みの一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す紙挟みの要部を示す分解斜視図である。
【図3】図1に示す紙挟みにおいて挟持部材を閉じた状態を示す要部図解図である。
【図4】図1に示す紙挟みに用いられる挟持部材を示す底面図である。
【図5】図1に示す紙挟みに用いられる挟持部材を示す側面図である。
【図6】図4の線VI−VIにおける断面図面図である。
【図7】図1に示す紙挟みに用いられる係止部材を示す背面図である。
【図8】図1に示す紙挟みに用いられる係止部材を示す底面図である。
【図9】図1に示す紙挟みに用いられる係止部材を示す側面図である。
【図10】図1に示す紙挟みにおいて挟持部材を開いた状態を示す斜視図である。
【図11】図1に示す紙挟みにおいて挟持部材を開いた状態を示す要部図解図である。
【図12】この発明の背景となる従来の紙挟みの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 紙挟み
12 台板
14a、14b、14c、14d 挟持部材用支持部
16a、16b、16c、16d ばね用支持部
18 接触部
18a 第1の湾曲部
18b 第2の湾曲部
18c 突出部
18d 壁部
19 当接部
20 滑り止部
22a、22b、22c 段差部
24 吊下げ用孔
26 ペンホルダ
30 トーションばね
32 中間部
34a 一端部
34b 他端部
40 挟持部材
42 挟持部
44 開用押圧部
46a、46b、46c、46d 支持軸
48 開口部
50a、50b 係止部材支持用凹部
52 ストッパ部
60 係止部材
62 係止用押圧部
62a 膨出部
64 解除用押圧部
64a 膨出部
66a、66b 支持軸
68 係止部

Claims (3)

  1. 台板、
    一方側部分に挟持部が形成され、他方側部分に開用押圧部が形成され、前記挟持部が前記台板に対して開閉できるように中間部分が前記台板に回動可能に支持される挟持部材、
    前記挟持部材の前記挟持部を前記台板側に付勢する付勢部材、および
    前記台板に対して前記挟持部材の前記挟持部を開いた状態で維持するための係止部材を含み、
    前記係止部材は、前記挟持部材の前記一方側部分および前記中間部分の間の部分で回動可能に支持され、
    前記挟持部材の前記開用押圧部側に配置される係止用押圧部、
    前記挟持部材の前記挟持部側に配置される解除用押圧部、および
    前記台板側に配置される係止部を含み、
    前記挟持部材の前記開用押圧部を押圧して前記台板に対して前記挟持部材の前記挟持部を前記付勢部材の付勢力に抗して開いた状態で前記係止部材の前記係止用押圧部を押圧して前記係止部材の前記係止部を前記台板の当接部に当てることによって、前記台板に対して前記挟持部材の前記挟持部を開いた状態で維持するように形成され、
    前記係止部材の前記解除用押圧部を押圧して前記係止部材の前記係止部を前記台板の前記当接部から外すことによって、前記台板に対して前記挟持部材の前記挟持部を前記付勢部材の付勢力で閉じるように形成されている、紙挟み。
  2. 前記係止部材の前記解除用押圧部は、押圧された状態においてその表面が前記挟持部材の前記挟持部の表面と略同一面になるように形成される、請求項1に記載の紙挟み。
  3. 前記係止部材の前記係止用押圧部が押圧された状態において前記係止部材の前記係止用押圧部を挿入するための挿入部が前記挟持部材に形成される、請求項1または請求項2に記載の紙挟み。
JP2003097854A 2003-04-01 2003-04-01 紙挟み Expired - Lifetime JP3663198B2 (ja)

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