JP3662727B2

JP3662727B2 - Self-propelled root crop harvester transport device

Info

Publication number: JP3662727B2
Application number: JP28220597A
Authority: JP
Inventors: 茂樹村田
Original assignee: Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Current assignee: Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date: 1997-10-15
Filing date: 1997-10-15
Publication date: 2005-06-22
Anticipated expiration: 2017-10-15
Also published as: JPH11113342A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、根菜類、特に人参を収穫する自走式根菜収穫機において、根菜を引抜き、その後で後方に搬送する搬送装置の前部の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、大根や人参等を収穫する自走式根菜収穫機は公知となっている。
該従来技術においては、走行装置上部の左右一側に運転席を配置し、他側に進行方向と平行に引抜きコンベアを配置し、この引抜きコンベアの前部に、鍬状のサブソイラからなる掘起し装置を配置している。
また、この掘起し装置を土中に挿入して、下方より根菜を土中より掘り起こし、引抜きコンベアのベルトにて根菜の葉部分を両側より挟持して斜め上方に搬送しながら引抜き、根菜を補助コンベアに受け継いだ後に、補助コンベアの下方に配置するカッターにより根菜の葉の根元部を切断し、下部コンベアに落下した根菜を、選別コンベアに受渡し、該選別コンベアにより選別後の根菜を収納容器に収納するように構成されている。
この従来の構成においては、引抜きコンベアは、搬送フレームの前後端部にプーリーを配設し、該プーリーに搬送ベルトを巻回して、左右両側の搬送ベルトの間に根菜の葉部を挟持して搬送する構成としていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記根菜収穫機によって根菜を収穫する際には、収穫条の左右両側から根菜の葉部を引き寄せ、左右両側の搬送ベルトの間に根菜の葉部を挟持するのであるが、人参等の根菜類の葉部は、縦方向（上下）へ引抜く力よりも横方向（前後左右）へ引抜く力に対して弱く、そのため、根菜の葉部が引きちぎれ、根菜の根部は土中に残り、収穫できないという不具合があったのである。
収穫できなかった根菜類は、後に人力で堀起して収穫しなければならず、手間が掛かるのであった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の手段を説明する。
走行機体の左右一側で、根菜を掘り起こし、左右一対配設する搬送ベルト３０ａ・３０ａを用いて根菜の葉部を、左右両側より挟持して引抜き、後方に搬送する搬送装置において、前記搬送ベルト３０ａ・３０ａの前方にそれぞれ補助搬送ベルト８０ａ・８０ａを配設し、前記左右の補助搬送ベルト８０ａ・８０ａの搬送速度をそれぞれ異なるように構成し、該補助搬送ベルト８０ａ・８０ａの内側方に、内側へ向かって湾曲した押さえ棒８２・８３を、補助搬送ベルト８０ａ・８０ａに付勢するように配設し、該補助搬送ベルト８０ａ・８０ａと押さえ棒８２・８３の間に葉部を案内し、挟持して搬送するよう構成し、該左右の押さえ棒８２・８３は、長さの異なる押さえ部材として構成し、該補助搬送ベルト８０ａ・８０ａによって根菜を引き上げる地点から、搬送ベルト３０ａ・３０ａの前端までの距離をそれぞれ異ならしめたものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を説明する。
図１は自走式根菜収穫機の側面図、図２は同じく平面図、図３は本発明の搬送ベルトの前方に補助搬送ベルトを設け、該補助搬送ベルトの搬送速度を異なるよう構成した平面図、図４は本発明の搬送ベルトの前方に補助搬送ベルトを設け、押さえ棒（板）の長さを異なるよう構成した平面図、図５は上リンクと下リンクの長さを調整可能に構成したことを示す側面図である。
【０００６】
図６は引起し装置の下方側方にソリを設けた実施例の側面図、図７は搬送フレームの先端下方にソリを設けた実施例の側面図、図８は搬送ベルトの後端に排出ベルトを設けた実施例の平面図、図９は収穫機の右側方にコンテナを搭載するためのテーブルを設けた後面図、図１０は肩揃えガイドを分割した実施例の平面図、図１１はテンションプーリーを左右方向に移動可能に構成した平面図である。
【０００７】
図１、図２より自走式根菜収穫機、特に人参収穫を主目的とする根菜収穫機の全体構成について説明する。
まず、水平状に配置したメインフレーム１の下方にクローラ式走行装置２が配設されており、メインフレーム１の右（進行方向に向かって右側）前上に、運転操作部７０が配設されている。運転操作部７０は前部に、フロントコラム４を立設し、その上部に操向操作と掘起し装置７１の昇降操作を同時に行える操作レバー５が突設され、側部にアクセルレバーが配設されている。
このフロントコラム４の側方に、サイドコラム３が立設され、このサイドコラム３上に作業レバーや副変速レバー等の各操作レバーが突出されている。前記フロントコラム４の後方に運転座席７が配設され、その下後方にエンジン室が配設されて、このエンジン室内部にエンジン７２が搭載されていて、エンジン７２はエンジンカバー６によって覆われている。該エンジンカバー６の上部にコンテナ台８が載置されている。
【０００８】
そして、走行機体の左側に根菜を堀取り、後方へ搬送し、葉部分を切除する機構と、その後部に根部をコンテナ９に収容する機構が配設されている。つまり、メインフレーム１の左側前部より、引起し装置４０、引抜きコンベア３０の高さを設定するゲージ輪４３、根菜の葉部分を引き上げる引上げ装置４１、その下方に土中の根菜を堀り上げるための掘起し装置７１、引起し装置４０の後部より、掘り上げた根菜の葉部の両側を挟持搬送する引抜きコンベア３０、引抜きコンベア３０の後方にカッター４７、その下方に下部コンベア４８と横送りローラー４９、その側方にコンテナへ搬送する選別コンベア５０が配置されている。
【０００９】
この一連の根菜収穫装置の各装置について具体的に説明する。
まず、掘起し装置７１は、前記メインフレーム１の前端の上部と下部に、回動支点軸２０・２１が横設されており、この回動支点軸２０・２１に上リンク２２と下リンク２３の後部がそれぞれ枢支され、上リンク２２と下リンク２３の前部がブラケット２５と枢結されている。この上リンク２２と下リンク２３が平行リンクを形成し、このブラケット２５にサブソイラ２４の上端が固定されている。
【００１０】
前記下リンク２３の後端には、アーム２６を介して油圧シリンダーからなる昇降シリンダー２７と連結されて、この昇降シリンダー２７を作動させることによって昇降可能としている。前記上リンク２２の前部には、偏心カムを介してサブソイラ２４の上部が支持され、該偏心カムを回動させてサブソイラ２４を振動駆動できるようにし、根菜の下方より土中を振動して、根菜を浮き上がらせ、引抜きが容易にできるようにしている。
【００１１】
また、図５に示すように、前記上リンク２２と下リンク２３の先端は、パイプ状に構成して、調節上リンク２２ａと調節下リンク２３ａを挿入して位置調節可能としている。つまり、該上リンク２２と下リンク２３の先端には、それぞれ位置調整孔２２ｂ・２２ｂ・・・、２３ｂ・２３ｂ・・・が複数長手方向に一定間隔をおいて左右方向に開口され、調節上リンク２２ａと調節下リンク２３ａの後部には固定孔が開口されて、該位置調整孔２２ｂ・２２ｂ・・・、２３ｂ・２３ｂ・・・と固定孔にボルト等を挿入してリンクの長さを調整して固定できるようにしている。
そして、前記調節上リンク２２ａと調節下リンク２３ａの先端側をブラケット２５に枢結して、サブソイラ２４の前後方向の振動駆動位置を変更することができ、サブソイラを前方で振動駆動させ、根菜を浮き上がらせて堀り残しを減少することができるのである。
【００１２】
そして、前記引起きコンベア３０の後部が、コンベア支持フレーム３１に支持され、該コンベア支持フレーム３１が、メインフレーム１・１より上方へ突出した支持体３２に支持されている。該支持体３２は、左右回動軸３２ａと上下回動筒３２ｂより構成される一体構成部材である。前記引抜きコンベア３０は掘起し装置７１の昇降を利用して、上下回動筒３２ｂを中心にして上下に回動して、引抜き高さを変更したり、持ち上げたりできるようにしている。また、図２の二点鎖線（３０’）で示すように、前記左右回動軸３２ａを中心に回動して、動力伝達機構６９を開放することができる。
【００１３】
また、前記サブソイラ２４によって掘り起こされた根菜は、引抜きコンベア３０と補助搬送コンベア３６より成る搬送装置によって、引抜き、後方に搬送される。前記引抜きコンベア３０は、前低後高に傾斜して配置し、後部下面がコンベア支持フレーム３１によって支持されている。
前記引抜きコンベア３０の中途部から後部の下面には、左右一対の搬送ベルトを巻回する補助搬送コンベア３６が設けられ、葉部の根菜側を保持している。また、引抜きコンベア３０の前端上部にスターホイル３７・３７が配設されて、根菜の葉部を掻き込んでいる。
【００１４】
そして、引抜きコンベア３０の前端部よりアームを前方に突出して、引起し装置４０を上下高さ調整可能に固設している。この引起し装置４０はタイン４０ａ・４０ａ・・・を突出したベルトを上下方向に対向して巻回し、根菜の葉部を中央上方へ引き上げるようにしている。
そして、前記引起し装置４０より前方に、連結体を前方に突出して引上げ装置４１を固設している。該引上げ装置４１は、引起し装置４０と同様にタイン４１ａ・４１ａ・・・を突出したベルトを前後面で上下方向に左右に配置して、収穫条の左右両端から葉部を引き上げるようにしている。
【００１５】
そして、前記引起し装置４０より前側方に、ゲージ輪４３が配置されている。このゲージ輪４３は、前記引起し装置４０の側方に突出する支持アーム４２の先端に回転自在に支持され、該ゲージ輪４３を支持アーム４２に上下高さ調整可能にすることで、引起し装置４０及び引上げ装置４１からなる前処理装置と、引抜きコンベア３０の高さを調節することができ、根菜の葉部の挟持位置が調節できる。
【００１６】
また、図６に示すように、前記引上げ装置４１より下側方に、ゲージ輪４３の代わりにソリ４３ａを配置して、該ソリ４３ａによって、引起し装置４０及び引上げ装置４１からなる前処理装置を、圃場の凹凸や、畝形状に追従させることができる。
また、図７に示すように、搬送フレーム３０Ｌ（Ｒ）の先端下方にソリ４３ｂを設けることができ、該搬送フレーム３０Ｌ（Ｒ）が土中に沈み込むことを防止でき、圃場の凹凸や、畝形状に追従した動きができるのである。
【００１７】
そして、前記引抜きコンベア３０の後部には、葉部排出コンベア４４を前後方向水平に後方へ延設されている。前記補助搬送コンベア３６の中途部には、水平コンベア４５を前後方向水平に後方に延出されており、該水平コンベア４５の下方には根菜を案内するガイド４６を配設しており、該ガイド４６と水平コンベア４５の間において、カッター４７を配置している。
補助搬送コンベア３６により搬送された根菜の葉部は、前記水平コンベア４５に引き継がれ、根菜の根部上端が位置決めされながら後方へ搬送され、葉部が所定の位置でカッター４７によって切断され、根部はその下方に配設された下部コンベア４８上に落とされ、葉部は前記葉部排出コンベア４４に搬送されて後方から圃場面に落下される。
【００１８】
そして、下部コンベア４８は幅広のベルトコンベアからなり、補助搬送コンベア３６の後部下方から後方に水平方向に配置されて、この下部コンベア４８の中途部上に斜め方向に横送りローラー４９が配設されている。横送りローラー４９の回転と下部コンベア４８の搬送駆動によって、根菜が側部の選別コンベア５０上に落下するようにしている。該選別コンベア５０は、本機後部で左右方向に配設されて幅広のローラーコンベアよりなり、側方へ送りながら根菜に付着した土を落とすようにしている。この選別コンベア５０の終端下方にはコンテナ載置台５４が配置され、このコンテナ載置台５４はコンテナ９を載置している。
【００１９】
また、図９に示すように、フレーム１の右側方には、テーブル７４の左端を横軸７５を介して上下回動自在に枢支し、前記テーブル７４の右端には、ローラーコンベア７６を斜め上方に向かうように固定して、該テーブル７４上にコンテナを搭載する構成としている。そして、機体側にシリンダー７３の基部を枢支し、該シリンダー７３のロッド７３ａの先端をテーブル７４と連結し、該ロッド７３ａの伸縮によって、テーブル７４とローラーコンベア７６とを上下方向に移動できるのである。
【００２０】
即ち、前記ロッド７３ａを伸長し、前記ローラーコンベア７６を下方に移動して、前記ローラーコンベア７６の右端を畝上に載置することができ、根菜類を収納したコンテナをテーブル７４より押し出すだけで、ローラーコンベア７６上を滑らせて地上に降ろすことができるのである。よって、テーブル７４上に載置したコンテナをクレーン等で吊り上げて、側方に下ろす必要はなく、搬出作業を軽減することができ、作業能率を高めることができる。
【００２１】
また、この自走式根菜収穫機の前記引抜きコンベア３０の前端部下方には、肩揃えガイド５１と根菜の根部を切断する尻尾切り装置６５を配設している。前記肩揃えガイド５１は、引抜きコンベア３０の傾斜角度より緩く前低後高に配設して、前記引抜きコンベア３０によって搬送される根菜の根部上部の高さを揃えるものである。
【００２２】
前記尻尾切り装置６５は、肩揃えガイド５１の後方下方に配設し、根菜の尾部を案内する案内ガード６６と尻尾を切断する切断部６７及び、切断部６７を支持する支持杆１４により構成されている。前記切断部６７は、駆動ケースと該駆動ケースに回動自在に枢支される左右一対のディスクカッター１３・１３により構成されている。
【００２３】
前記切断部６７の前方には案内ガード６６を配設している。該案内ガード６６により、引抜きコンベア３０により葉部が挟持されて搬送される根菜の尾部が、ディスクカッター１３・１３に案内され切断されるのである。
また、切断部６７の下方には、上面の開口する箱体を載置している。該箱体は栽培の不揃いによって生じる挟持に失敗した根菜や極小の根菜類を受けるようにしている。
【００２４】
また、前記肩揃えガイド５１を、図１０に示すように、分割肩揃えガイド５１ａ・５１ａ・・・とし、該分割肩揃えガイド５１ａ・５１ａ・・・を対向して複数配設するように構成することができる。前記分割肩揃えガイド５１ａ・５１ａ・・・は、バネ等の弾性部材５１ｂ・５１ｂ・・・の一端側とそれぞれ連結され、該弾性部材５１ｂ・５１ｂ・・・の他端側を引抜きコンベア３０に固定して、分割肩揃えガイド５１ａ・５１ａ・・・を中央側に付勢している。このような構成として、大きさの異なる根菜類が連続して搬送される際でも、その根菜類の大小にかかわらず、肩揃えガイド５１ａ・５１ａ・・・が根菜の大きさに合わせて付勢して、根菜類を確実に肩を揃えて搬送することができる。
【００２５】
次に、前述した搬送装置である引抜きコンベア３０と補助搬送コンベア３６の構成について説明する。
前記引抜きコンベア３０は、搬送フレーム３０Ｌ・３０Ｒを前後方向平行に、前低後高に傾斜して配置し、この搬送フレーム３０Ｌ・３０Ｒの前後両端に、プーリー３３・３３を配置し、その前端より中央部までにガイドプーリー３４・３４・・・とテンションプーリー１９を配し、これらプーリーに搬送ベルト３０ａ・３０ａを巻回している。
同様に、その後部下方に設けた前記補助搬送コンベア３６も、搬送ベルト３６ａ・３６ａを巻回しており、該搬送ベルト３６ａ・３６ａの後端を支持するプーリー３８・３８を、引抜きコンベア３０のプーリー３３・３３を嵌合する回転軸５９の下端部に嵌合している。そして、前記引抜きコンベア３０の中途部の下方にプーリーを配設しており、搬送ベルト３６ａ・３６ａの前端を巻回している。
【００２６】
前記搬送ベルト３０ａ・３０ａ・３６ａ・３６ａは、ウレタン樹脂や発砲スチロール等のスポンジ状の弾性を有するベルトであり、左右に配設したガイドプーリー３４・３４・・・によってベルト３０ａ・３０ａ又はベルト３６ａ・３６ａを挟み込み、該搬送ベルト３０ａ・３０ａの挟持面に根菜の葉部を挟持するようにしている。
【００２７】
また、図８に示すように、前記搬送ベルト３０ａ・３０ａの後端側の左右一側には、排出用ベルト３０ｂを設け、該排出用ベルト３０ｂの前後両端をプーリー３５・３５に巻回している。前端側のプーリー３５は回転軸５９の上端部に嵌合されている。そして、茎葉を挟持するための押さえ棒３０ｃを、前記排出用ベルト３０ｂに付勢するように設け、該排出用ベルト３０ｂと押さえ棒３０ｃとの間に茎葉を挟持して搬送するよう構成している。これより、葉部が長い場合でも、排出が安定し、搬送ベルト３０ａ・３０ａ終端部分で、葉部が絡まって詰まることはなく、葉部は葉部排出コンベア４４に搬送されて後方から圃場面に落下されるのである。
【００２８】
また、図１１に示すように、前記ガイドプーリー３４・３４・・・及びテンションプーリー１９を、左右平行に配置したブラケット６１・６１上に、互い違いに配設し、該ブラケット６１・６１の左右一側には、左右方向に長孔とした固定孔６１ａを開口している。また、引抜きコンベア３０の上面を被装する搬送プレート６０から左右方向にプレート６０ａが突設されており、該プレート６０ａとブラケット６１とを、固定孔６１ａにボルト等を挿入して、左右方向に位置調整可能に固定できる。
【００２９】
つまり、左右のガイドプーリー３４・３４・・・及びテンションプーリー１９間の距離を調整することが可能となり、搬送ベルト３０ａ・３０ａの脱着を容易とすることができる。また、前記プーリーを左右方向互い違いに配置することにより、プーリーの数を減少することができる。また、ブラケット６１によって、前記プーリーを被覆するよう構成しており、プーリーと搬送ベルト３０ａ・３０ａの接触面積が減少し、該プーリーへの茎葉の引っ掛かりが減少し、葉部が詰まることはなくなるのである。
【００３０】
次に、本発明の搬送装置の前部の構成について説明する。
図１、図３に示すように、搬送フレーム３０Ｌ（Ｒ）の前端上部には補助搬送フレーム８０Ｌ（Ｒ）を配置し、該補助搬送フレーム８０Ｌ（Ｒ）の前後両端にプーリー６３・６３・・・を配し、これらプーリーに補助搬送ベルト８０ａ・８０ａを巻回している。
また、前記補助搬送ベルト８０ａ・８０ａの後端を支持するプーリー６３・６３を、搬送ベルト３０ａ・３０ａを支持するプーリー３３・３３を嵌合する回転軸６２・６２の上端部に嵌合している。
前記補助搬送ベルト８０ａ・８０ａの内側には、内側方へ向かって湾曲する押さえ棒（板）８１・８１を、補助搬送ベルト８０ａ・８０ａに付勢するように配設し、補助搬送ベルト８０ａ・８０ａと押さえ棒（板）８１・８１の間に葉部を挟持して搬送するよう構成している。そして、前記回転軸６２・６２のそれぞれの回転速度を異なるようにして、補助搬送ベルト８０ａ・８０ａの搬送速度が左右それぞれで異なるように構成しているのである。
【００３１】
前記のような構成として、収穫条の左右両端より葉部を引き寄せることなく、補助搬送ベルト８０ａ・８０ａと押さえ棒８１・８１との間に確実に１本ずつ挟持して搬送ベルト３０・３０に送ることができ、横方向（前後左右）の力に対して弱い人参等の根菜類の葉部を、引きちぎり、根菜類の根部を土中に引き残すようなことはなくなるのである。
また、前記補助搬送ベルト８０ａ・８０ａの左右それぞれの搬送速度は異なるよう構成しているので、補助搬送ベルト８０ａ・８０ａが搬送する葉部を、搬送ベルト３０・３０に同時に送ることはなくなり、確実に搬送することができ、収穫精度が向上するのである。
【００３２】
また、図４に示すように、前記補助搬送フレーム８０Ｌ（Ｒ）の前後両端に配したプーリー６３・６３・・・に、補助搬送ベルト８０ａ・８０ａを巻回し、また、前記補助搬送ベルト８０ａ・８０ａの後端を支持するプーリー６３・６３を、搬送ベルト３０ａ・３０ａを支持するプーリー３３・３３を嵌合する回転軸６２・６２の上端部に嵌合している。
前記補助搬送ベルト８０ａ・８０ａの内側には、内側方へ向かって湾曲する押さえ棒（板）８２・８３を、補助搬送ベルト８０ａ・８０ａに付勢するように配設している。前記押さえ棒（板）８２・８３は、それぞれの長さが異なるものであり、該補助搬送ベルト８０ａ・８０ａのそれぞれの引き上げ点から合流部（搬送ベルト３０ａ・３０ａ）までの距離を左右で異なるようにしている。
【００３３】
このような構成とすることによって、左右の補助搬送ベルト８０ａ・８０ａと押さえ棒８２・８３との間に挟持した根菜を、同時に搬送ベルト３０ａ・３０ａに送ることはなく、両側２条の根菜が合流したときに重ならず、搬送ベルト３０ａ・３０ａの間が大きく広げられることがなくなって安定した搬送をすることができ、根菜の葉部の引きちぎれは少なくなり、引き残しが減少し、収穫精度が向上するのである。
【００３４】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したので、次のような効果を奏するのである。
即ち、走行機体の左右一側にて根菜を掘り起こし、左右一対に配設する搬送ベルト３０ａ・３０ａを用いて根菜の葉部を左右両側より挟持して引抜き、後方に搬送する搬送装置において、前記搬送ベルト３０ａ・３０ａの前方にそれぞれ補助搬送ベルト８０ａ・８０ａを配設し、該補助搬送ベルト８０ａ・８０ａの内側方に、葉部を案内して押さえる押さえ棒８１・８１を、補助搬送ベルト８０ａ・８０ａに付勢するように配設したので、左右２条の根菜の葉部をそれぞれ確実に挟持して搬送することができるようになり、そして、この搬送によって上方への引き抜きの力が確実に伝わるようになり、引き残しが減少し、収穫精度が向上する。
また、補助搬送ベルト８０ａ・８０ａの搬送速度をそれぞれ異なるように構成したので、左右２条が同時に合流部に至らず、左右の根菜が合流部で重なって擦れて傷がついたり、左右のベルト間の搬送空間が広がって搬送位置がズレたりすることがなくなるのである。
【００３５】
また、該補助搬送ベルト８０ａ・８０ａの内側方に、長さの異なる押さえ棒８２・８３を、補助搬送ベルト８０ａ・８０ａに付勢するように配設して、該補助搬送ベルト８０ａ・８０ａによって根菜を引き上げる地点から搬送ベルト３０ａ・３０ａの前端までの距離を左右でそれぞれ異なるように構成したので、左右の条で搬送距離が異なり、合流部において重なって左右同時に搬送されて、搬送姿勢が崩れたり、後工程で葉部のカット位置がズレたりすることがなくなり、収穫精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】自走式根菜収穫機の側面図である。
【図２】同じく平面図である。
【図３】本発明の搬送ベルトの前方に補助搬送ベルトを設け、該補助搬送ベルトの搬送速度を異なるよう構成した平面図である。
【図４】本発明の搬送ベルトの前方に補助搬送ベルトを設け、押さえ棒（板）の長さを異なるよう構成した平面図である。
【図５】上リンクと下リンクの長さを調整可能に構成したことを示す側面図である。
【図６】引起し装置の下方側方にソリを設けた実施例の側面図である。
【図７】搬送フレームの先端下方にソリを設けた実施例の側面図である。
【図８】搬送ベルトの後端に排出ベルトを設けた実施例の平面図である。
【図９】収穫機の右側方にコンテナを搭載するためのテーブルを設けた実施例の後面図である。
【図１０】肩揃えガイドを分割した実施例の平面図である。
【図１１】テンションプーリーを左右方向に移動可能に構成した実施例の平面図である。
【符号の説明】
３０ａ・３０ａ搬送ベルト
８０ａ・８０ａ補助搬送ベルト
８１・８１押さえ棒
８２・８３押さえ棒[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a configuration of a front portion of a conveying device that extracts root vegetables and then conveys them backward in a self-propelled root vegetable harvesting machine that harvests root vegetables, particularly carrots.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a self-propelled root vegetable harvesting machine for harvesting radishes, carrots and the like has been known.
In this prior art, a driver's seat is arranged on the left and right sides of the upper part of the traveling device, and a drawing conveyor is arranged in parallel with the traveling direction on the other side, and an excavation made of a bowl-shaped subsoiler is provided at the front of this drawing conveyor. The device is arranged.
Also, this excavator is inserted into the soil, the root vegetables are dug up from below, and the root vegetable leaves are sandwiched from both sides by the belt of the pulling conveyor and pulled out while being transported diagonally upward. After passing over to the auxiliary conveyor, the root part of the root vegetable leaves is cut by a cutter placed below the auxiliary conveyor, the root vegetables dropped on the lower conveyor are transferred to the sorting conveyor, and the sorting vegetables are sorted by the sorting conveyor. It is comprised so that it may house.
In this conventional configuration, the pulling conveyor has pulleys disposed at the front and rear ends of the conveyance frame, the conveyance belt is wound around the pulley, and the leaf portion of the root vegetable is sandwiched between the conveyance belts on the left and right sides. It was set as the structure to convey.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, when harvesting root vegetables with the root vegetable harvesting machine, the root vegetable leaf parts are drawn from the left and right sides of the harvesting strip, and the root vegetable leaf parts are sandwiched between the left and right transport belts. The leaves of root vegetables are weaker than the force of pulling out in the vertical direction (up and down) and the force of pulling out in the horizontal direction (front and back, left and right). Therefore, the root part of the root vegetable is torn off and the root part of the root vegetable remains in the soil. There was a problem that it could not be harvested.
Root vegetables that could not be harvested had to be dug up and harvested later by human power, which was time consuming.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
In one of left and right sides of the vehicle body, dig up root vegetables, the leaves of the root vegetables with conveyor belt 30a · 30a of pair disposed, Te conveying apparatus smell pulling sandwiching from both right and left sides, is conveyed to the rear, the transport Auxiliary conveyance belts 80a and 80a are arranged in front of the belts 30a and 30a, respectively, and the conveyance speeds of the left and right auxiliary conveyance belts 80a and 80a are different from each other. The holding rods 82 and 83 curved inward are arranged so as to be urged to the auxiliary conveying belts 80a and 80a, and the leaf portion is guided between the auxiliary conveying belts 80a and 80a and the holding rods 82 and 83. The left and right pressing rods 82 and 83 are configured as pressing members having different lengths, and root vegetables are formed by the auxiliary conveying belts 80a and 80a. From the point to raise, in which it made different distances to the front end of the conveyor belt 30a · 30a, respectively.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described.
1 is a side view of a self-propelled root crop harvesting machine, FIG. 2 is a plan view of the same, and FIG. 3 is a plan view in which an auxiliary transport belt is provided in front of the transport belt of the present invention and the transport speed of the auxiliary transport belt is different. 4 and FIG. 4 are plan views in which an auxiliary conveyance belt is provided in front of the conveyance belt of the present invention and the lengths of the pressing rods (plates) are different from each other. FIG. 5 is an illustration in which the lengths of the upper link and the lower link can be adjusted. It is a side view which shows having comprised.
[0006]
6 is a side view of an embodiment in which a sled is provided on the lower side of the pulling device, FIG. 7 is a side view of an embodiment in which a warp is provided below the front end of the conveyance frame, and FIG. 8 is a discharge at the rear end of the conveyance belt. FIG. 9 is a rear view of a table for mounting a container on the right side of the harvesting machine, FIG. 10 is a plan view of the embodiment in which shoulder alignment guides are divided, and FIG. It is the top view which comprised the tension pulley so that a movement in the left-right direction was possible.
[0007]
The overall configuration of a self-propelled root vegetable harvester, particularly a root vegetable harvester mainly intended for carrot harvesting, will be described with reference to FIGS.
First, a crawler type traveling device 2 is disposed below a horizontally disposed main frame 1, and a driving operation unit 70 is disposed on the right (right side in the traveling direction) front of the main frame 1. ing. The operation operation unit 70 has a front column 4 standing at the front, and an operation lever 5 for projecting and excavating the device 71 at the same time is projected from the upper part, and an accelerator lever is arranged on the side. It is installed.
A side column 3 is erected on the side of the front column 4, and operation levers such as a work lever and an auxiliary transmission lever protrude from the side column 3. A driver's seat 7 is disposed behind the front column 4, an engine compartment is disposed below and behind the front column 4, and an engine 72 is mounted in the engine compartment. The engine 72 is covered by the engine cover 6. Yes. A container table 8 is placed on the engine cover 6.
[0008]
Then, a mechanism for excavating root vegetables on the left side of the traveling machine body, transporting it to the rear and cutting the leaf portion, and a mechanism for accommodating the root portion in the container 9 are provided at the rear part. That is, from the left front part of the main frame 1, the pulling device 40, the gauge wheel 43 for setting the height of the pulling conveyor 30, the pulling device 41 for lifting the root vegetable leaf portion, and the root vegetables in the soil are dug down below. For the excavating device 71 and the pulling device 40, a pulling conveyor 30 that holds and conveys both sides of the leaf portion of the rooted vegetables, a cutter 47 behind the pulling conveyor 30, and a lower conveyor 48 and a lower side thereof The sorting roller 50 which conveys to the container at the side of the feed roller 49 is arrange | positioned.
[0009]
Each device of this series of root vegetable harvesting device will be specifically described.
First, in the excavating device 71, the rotation fulcrum shafts 20, 21 are horizontally provided on the upper and lower portions of the front end of the main frame 1. The rear portions of the upper link 22 and the lower link 23 are pivotally connected to the bracket 25. The upper link 22 and the lower link 23 form a parallel link, and the upper end of the subsoiler 24 is fixed to the bracket 25.
[0010]
The rear end of the lower link 23 is connected to an elevating cylinder 27 made of a hydraulic cylinder via an arm 26 and can be moved up and down by operating the elevating cylinder 27. An upper portion of the subsoiler 24 is supported on the front portion of the upper link 22 via an eccentric cam, and the eccentric cam is rotated so that the subsoiler 24 can be driven to vibrate. The root vegetables are lifted up so that they can be pulled out easily.
[0011]
Also, as shown in FIG. 5, the ends of the upper link 22 and the lower link 23 are formed in a pipe shape, and the position can be adjusted by inserting the adjustment upper link 22a and the adjustment lower link 23a. In other words, at the tips of the upper link 22 and the lower link 23, position adjusting holes 22b, 22b,..., 23b, 23b. A fixing hole is opened at the rear part of the link 22a and the adjustment lower link 23a, and bolts are inserted into the position adjustment holes 22b, 22b,. It can be adjusted and fixed.
And the front end side of the adjustment upper link 22a and the adjustment lower link 23a can be pivotally connected to the bracket 25 to change the vibration drive position of the subsoiler 24 in the front-rear direction. It can be lifted to reduce the amount of leftovers.
[0012]
And the rear part of the raising conveyor 30 is supported by the conveyor support frame 31, and this conveyor support frame 31 is supported by the support body 32 protruding upward from the main frames 1 and 1. The support body 32 is an integral component composed of a left / right rotation shaft 32a and a vertical rotation cylinder 32b. The drawing conveyor 30 is rotated up and down around the vertically rotating cylinder 32b by using the lifting and lowering of the digging device 71 so that the drawing height can be changed or lifted. Further, as shown by a two-dot chain line (30 ′) in FIG. 2, the power transmission mechanism 69 can be opened by turning about the left and right turning shaft 32a.
[0013]
The root vegetables dug up by the subsoiler 24 are pulled out and transported rearward by a transporting device including the pulling conveyor 30 and the auxiliary transporting conveyor 36. The pulling conveyor 30 is disposed so as to incline in front and rear and rear height, and the rear lower surface is supported by a conveyor support frame 31.
An auxiliary conveyance conveyor 36 for winding a pair of left and right conveyance belts is provided on the lower surface of the drawing conveyor 30 from the middle portion to the rear portion, and holds the root vegetable side of the leaf portion. Further, star foils 37 and 37 are disposed on the upper front end of the drawing conveyor 30 to scrape the root vegetable leaves.
[0014]
And the arm protrudes ahead from the front-end part of the drawing conveyor 30, and it raises and has fixed the apparatus 40 so that vertical height adjustment is possible. The pulling device 40 is configured to wind a belt projecting the tines 40a, 40a,.
Further, a pulling device 41 is fixedly provided in front of the pulling device 40 and a connecting body protruding forward. Like the pulling device 40, the pulling device 41 arranges belts protruding tines 41a, 41a... In the vertical direction on the front and rear surfaces so that the leaves are pulled up from the left and right ends of the harvesting strip. Yes.
[0015]
A gauge ring 43 is arranged on the front side of the pulling device 40. The gauge ring 43 is rotatably supported at the tip of a support arm 42 protruding to the side of the pulling device 40, and the gauge ring 43 is raised by adjusting the vertical height of the gauge ring 43 to the support arm 42. The height of the pretreatment device comprising the device 40 and the pulling device 41 and the drawing conveyor 30 can be adjusted, and the pinching position of the root vegetable leaf portion can be adjusted.
[0016]
In addition, as shown in FIG. 6, a sled 43a is disposed in the lower side of the pulling device 41 instead of the gauge ring 43, and the pretreatment device comprising the pulling device 40 and the pulling device 41 by the sled 43a. Can follow the unevenness of the field and the shape of the ridge.
Further, as shown in FIG. 7, a sled 43b can be provided below the front end of the transport frame 30L (R), and the transport frame 30L (R) can be prevented from sinking into the soil, It can move following the shape of the heel.
[0017]
A leaf discharge conveyor 44 is extended rearward in the front-rear direction horizontally at the rear of the drawing conveyor 30. In the middle of the auxiliary transport conveyor 36, a horizontal conveyor 45 extends horizontally in the front-rear direction, and a guide 46 for guiding root vegetables is disposed below the horizontal conveyor 45. A cutter 47 is disposed between 46 and the horizontal conveyor 45.
The leaf portion of the root vegetables transported by the auxiliary transport conveyor 36 is taken over by the horizontal conveyor 45 and transported backward while the root top end of the root vegetable is positioned, and the leaf portion is cut by a cutter 47 at a predetermined position. The leaf portion is dropped onto the lower conveyor 48 disposed below, and the leaf portion is conveyed to the leaf portion discharge conveyor 44 and dropped onto the field scene from behind.
[0018]
The lower conveyor 48 is composed of a wide belt conveyor, and is disposed horizontally from the rear lower part of the auxiliary conveyor 36 to the rear, and a transverse feed roller 49 is disposed obliquely on the middle part of the lower conveyor 48. ing. The root vegetables fall on the side sorting conveyor 50 by the rotation of the lateral feed roller 49 and the conveyance drive of the lower conveyor 48. The sorting conveyor 50 is arranged in the left-right direction at the rear part of the machine and is composed of a wide roller conveyor. The sorting conveyor 50 is configured to drop the soil adhering to the root vegetables while being fed to the side. A container mounting table 54 is disposed below the end of the sorting conveyor 50, and the container mounting table 54 mounts the container 9 thereon.
[0019]
9, on the right side of the frame 1, the left end of the table 74 is pivotally supported through a horizontal shaft 75 so as to be pivotable up and down, and a roller conveyor 76 is obliquely attached to the right end of the table 74. The container is mounted on the table 74 by being fixed so as to face upward. Since the base of the cylinder 73 is pivotally supported on the machine body, the tip of the rod 73a of the cylinder 73 is connected to the table 74, and the table 74 and the roller conveyor 76 can be moved in the vertical direction by expansion and contraction of the rod 73a. is there.
[0020]
That is, the rod 73a is extended, the roller conveyor 76 is moved downward, and the right end of the roller conveyor 76 can be placed on the bowl, and the container storing root vegetables is simply pushed out of the table 74. The roller conveyor 76 can be slid down on the ground. Therefore, it is not necessary to lift the container placed on the table 74 with a crane or the like and lower it to the side, so that the carrying-out work can be reduced and the work efficiency can be increased.
[0021]
Further, a shoulder alignment guide 51 and a tail cutting device 65 for cutting the root part of the root vegetable are disposed below the front end of the drawing conveyor 30 of the self-propelled root vegetable harvesting machine. The shoulder alignment guide 51 is disposed at a lower front and rear height than the inclination angle of the extraction conveyor 30 to align the height of the upper part of the root part of the root vegetables conveyed by the extraction conveyor 30.
[0022]
The tail cutting device 65 is disposed below and behind the shoulder alignment guide 51, and includes a guide guard 66 for guiding the tail portion of the root vegetable, a cutting portion 67 for cutting the tail, and a support rod 14 for supporting the cutting portion 67. ing. The cutting portion 67 includes a drive case and a pair of left and right disc cutters 13 and 13 pivotally supported by the drive case.
[0023]
A guide guard 66 is disposed in front of the cutting portion 67. By the guide guard 66, the tail part of the root vegetable which is conveyed while the leaf part is sandwiched by the drawing conveyor 30 is guided by the disk cutters 13 and 13 and cut.
Further, below the cutting portion 67, a box having an upper surface opened is placed. The box is adapted to receive root vegetables that have failed to be pinched due to uneven cultivation or extremely small root vegetables.
[0024]
Further, as shown in FIG. 10, the shoulder alignment guides 51 are divided shoulder alignment guides 51a, 51a,..., And a plurality of the division shoulder alignment guides 51a, 51a,. can do. The divided shoulder alignment guides 51a, 51a,... Are respectively connected to one end sides of elastic members 51b, 51b, etc. such as springs, and the other end sides of the elastic members 51b, 51b,. The divided shoulder alignment guides 51a, 51a... Are biased toward the center. In such a configuration, even when root vegetables of different sizes are continuously conveyed, the shoulder alignment guides 51a, 51a... Are energized according to the size of the root vegetables regardless of the size of the root vegetables. Thus, the root vegetables can be reliably transported with the shoulders aligned.
[0025]
Next, the structure of the drawing conveyor 30 and the auxiliary conveyance conveyor 36 which are the conveyance apparatuses mentioned above is demonstrated.
In the drawing conveyor 30, the transport frames 30L and 30R are arranged in parallel in the front-rear direction and inclined to the front, rear, and rear heights, and pulleys 33 and 33 are disposed at both front and rear ends of the transport frames 30L and 30R. The guide pulleys 34, 34... And the tension pulley 19 are arranged up to the center, and the conveyor belts 30a and 30a are wound around these pulleys.
Similarly, the auxiliary conveyance conveyor 36 provided below the rear part also has the conveyance belts 36 a and 36 a wound around, and the pulleys 38 and 38 that support the rear ends of the conveyance belts 36 a and 36 a are connected to the pulleys of the drawing conveyor 30. The rotary shaft 59 is fitted to the lower end portion of the rotary shaft 59. And the pulley is arrange | positioned under the middle part of the said drawing conveyor 30, and the front end of the conveyance belts 36a and 36a is wound.
[0026]
The conveyor belts 30a, 30a, 36a, 36a are sponge-like elastic belts such as urethane resin and foamed polystyrene, and the belts 30a, 30a or 36a are guided by guide pulleys 34, 34,. 36a is sandwiched so that the leaf portion of the root vegetable is sandwiched between the clamping surfaces of the conveyor belts 30a and 30a.
[0027]
Further, as shown in FIG. 8, a discharge belt 30b is provided on one of the left and right sides of the rear end side of the conveyor belts 30a and 30a, and both front and rear ends of the discharge belt 30b are wound around pulleys 35 and 35. Yes. The pulley 35 on the front end side is fitted to the upper end portion of the rotary shaft 59. A pressing rod 30c for sandwiching the foliage is provided so as to urge the discharging belt 30b, and the foliage is sandwiched and conveyed between the discharging belt 30b and the pressing rod 30c. Yes. As a result, even when the leaf portion is long, the discharge is stable, and the leaf portion is not tangled and clogged at the end portion of the conveyor belts 30a and 30a. It will be dropped.
[0028]
Further, as shown in FIG. 11, the guide pulleys 34, 34,... And the tension pulley 19 are alternately arranged on brackets 61, 61 arranged in parallel in the left-right direction, On the side, a fixing hole 61a which is a long hole in the left-right direction is opened. Further, a plate 60a protrudes in the left-right direction from the transport plate 60 covering the upper surface of the drawing conveyor 30, and the plate 60a and the bracket 61 are inserted into the fixing hole 61a with bolts or the like in the left-right direction. The position can be fixed.
[0029]
That is, the distance between the left and right guide pulleys 34, 34,... And the tension pulley 19 can be adjusted, and the transport belts 30a and 30a can be easily attached and detached. Moreover, the number of pulleys can be reduced by arranging the pulleys alternately in the left-right direction. In addition, the bracket 61 is configured to cover the pulley, and the contact area between the pulley and the conveyor belts 30a and 30a is reduced, so that the foliage is not caught on the pulley and the leaf portion is not clogged. is there.
[0030]
Next, the structure of the front part of the conveyance apparatus of this invention is demonstrated.
As shown in FIGS. 1 and 3, an auxiliary conveyance frame 80L (R) is disposed at the upper front end of the conveyance frame 30L (R), and pulleys 63, 63,... Are provided at both front and rear ends of the auxiliary conveyance frame 80L (R). The auxiliary conveying belts 80a and 80a are wound around these pulleys.
Further, the pulleys 63 and 63 that support the rear ends of the auxiliary transport belts 80a and 80a are fitted to the upper ends of the rotary shafts 62 and 62 that fit the pulleys 33 and 33 that support the transport belts 30a and 30a. Yes.
On the inner side of the auxiliary conveyance belts 80a and 80a, presser bars (plates) 81 and 81 that curve inward are arranged so as to be urged against the auxiliary conveyance belts 80a and 80a. A leaf portion is sandwiched and conveyed between 80a and a pressing bar (plate) 81/81. The rotational speeds of the rotary shafts 62 and 62 are made different so that the transport speeds of the auxiliary transport belts 80a and 80a are different on the left and right.
[0031]
With the configuration as described above, the belts are securely clamped one by one between the auxiliary conveying belts 80a and 80a and the holding rods 81 and 81 without attracting the leaves from the left and right ends of the harvesting strip. The leaves of carrots and other root vegetables that are weak against lateral (front / rear / left / right) forces can be torn off, leaving the roots of root vegetables in the soil.
Further, since the left and right conveying speeds of the auxiliary conveying belts 80a and 80a are different from each other, the leaf portions conveyed by the auxiliary conveying belts 80a and 80a are not simultaneously sent to the conveying belts 30 and 30, and the It can be transported to the harvesting area and the harvesting accuracy is improved.
[0032]
As shown in FIG. 4, auxiliary conveyance belts 80a, 80a are wound around pulleys 63, 63,... Arranged at both front and rear ends of the auxiliary conveyance frame 80L (R), and the auxiliary conveyance belt 80a, Pulleys 63 and 63 that support the rear end of 80a are fitted to upper ends of rotary shafts 62 and 62 that fit pulleys 33 and 33 that support the conveyor belts 30a and 30a.
On the inner side of the auxiliary conveyance belts 80a and 80a, presser bars (plates) 82 and 83 that are curved inward are arranged so as to urge the auxiliary conveyance belts 80a and 80a. The pressing rods (plates) 82 and 83 have different lengths, and the distances from the respective lifting points of the auxiliary conveying belts 80a and 80a to the junction (conveying belts 30a and 30a) are different on the left and right. I am doing so.
[0033]
By adopting such a configuration, the root vegetables sandwiched between the left and right auxiliary conveyor belts 80a and 80a and the holding rods 82 and 83 are not simultaneously sent to the conveyor belts 30a and 30a, and two root vegetables on both sides are formed. It does not overlap when merged, it is no longer widened between the conveyor belts 30a, 30a and can be stably conveyed, the tearing of the root vegetable leaves will be reduced, the remaining will be reduced, and the harvest accuracy Is improved.
[0034]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
That is, in the transporting device that digs up root vegetables on the left and right sides of the traveling machine body, pulls out the root vegetable leaf parts from the left and right sides using the pair of left and right transport belts 30a and 30a, and transports them backward. Auxiliary conveyance belts 80a and 80a are arranged in front of the conveyance belts 30a and 30a, respectively, and holding rods 81 and 81 for guiding and pressing the leaf portions are arranged on the inner sides of the auxiliary conveyance belts 80a and 80a.・ Because it is arranged so as to be biased to 80a, the leaf parts of the left and right root vegetables can be securely pinched and transported, and this transport ensures the pulling force upward. This reduces the amount of leftovers and improves the harvesting accuracy.
Further, since the conveyance speeds of the auxiliary conveyance belts 80a and 80a are different from each other, the two left and right stripes do not reach the merge portion at the same time, and the left and right root vegetables overlap and rub against the merge portion. Thus, the conveyance space is not expanded and the conveyance position is not shifted.
[0035]
In addition, pressing rods 82 and 83 having different lengths are arranged on the inner side of the auxiliary conveyance belts 80a and 80a so as to be urged to the auxiliary conveyance belts 80a and 80a, and the auxiliary conveyance belts 80a and 80a Since the distance from the point where the root vegetable is pulled up to the front end of the conveyor belts 30a and 30a is different on the left and right, the conveyance distance is different on the left and right strips, overlapping at the merging section and conveyed at the same time, and the conveyance posture collapses Or the cutting position of the leaf portion is not shifted in the subsequent process, and the harvesting accuracy is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a self-propelled root vegetable harvester.
FIG. 2 is also a plan view.
FIG. 3 is a plan view in which an auxiliary conveyance belt is provided in front of the conveyance belt of the present invention and the conveyance speed of the auxiliary conveyance belt is different.
FIG. 4 is a plan view in which an auxiliary conveyance belt is provided in front of the conveyance belt of the present invention and the lengths of pressing bars (plates) are different.
FIG. 5 is a side view showing that the lengths of the upper link and the lower link can be adjusted.
FIG. 6 is a side view of an embodiment in which a warp is provided on the lower side of the pulling device.
FIG. 7 is a side view of an embodiment in which a warp is provided below the front end of a transport frame.
FIG. 8 is a plan view of an embodiment in which a discharge belt is provided at the rear end of the conveyance belt.
FIG. 9 is a rear view of an embodiment in which a table for mounting containers on the right side of the harvester is provided.
FIG. 10 is a plan view of an embodiment in which a shoulder alignment guide is divided.
FIG. 11 is a plan view of an embodiment in which a tension pulley is configured to be movable in the left-right direction.
[Explanation of symbols]
30a / 30a Conveying belt 80a / 80a Auxiliary conveying belt 81/81 Presser bar 82/83 Presser bar

Claims

In the conveying device that digs up the root vegetables on one side of the traveling machine body, pulls out the root vegetable leaf part from both the left and right sides by using a pair of left and right conveying belts 30a, 30a, and conveys it backward,
Auxiliary conveyance belts 80a and 80a are arranged in front of the conveyance belts 30a and 30a, respectively, and the conveyance speeds of the left and right auxiliary conveyance belts 80a and 80a are different from each other.
On the inner side of the auxiliary conveying belts 80a and 80a, pressing bars 82 and 83 curved inward are arranged so as to be urged against the auxiliary conveying belts 80a and 80a. The leaf portion is guided between the rods 82 and 83, and is sandwiched and conveyed.
The left and right pressing bars 82 and 83 are configured as pressing members having different lengths,
A transport device for a self-propelled root crop harvester, characterized in that the distance from the point at which root vegetables are pulled up by the auxiliary transport belts 80a and 80a to the front ends of the transport belts 30a and 30a is made different .