JP3661878B2 - 道路反射鏡等の取付金具 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、道路反射鏡、交通標識等の取付金具に関し、支柱に道路反射鏡、交通標識等を取り付ける際に使用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、実開平5−38014号公報および実開平5−14208号公報等に記載されているように、支柱支持腕の一端に支柱取付部が設けられ、支柱支持腕の他端に連結部が設けられ、反射鏡等支持腕の一端に連結部が設けられ、反射鏡等支持腕の他端に反射鏡等取付部が設けられた道路反射鏡もしくは交通標識の取付金具において、支柱支持腕の他端の連結部に上下2個の横孔が穿設され、反射鏡等支持腕の一端の連結部に上下2個の横孔が穿設され、支柱支持腕の他端の連結用横孔と反射鏡等支持腕の一端の連結用横孔とが重ね合わされ、ボルト等の取付ネジが挿入されて支柱支持腕の他端に反射鏡等支持腕の一端が連結された道路反射鏡等の取付金具が知られている。
【0003】
又、一本の支柱に2個の反射鏡等を取り付ける場合には、全国道路標識表示協会発行の「道路反射鏡ハンドブック」の第40頁所載の図2.1記載の道路反射鏡等の取付金具が知られている。この道路反射鏡等の取付金具においては、一本の支柱に一本の支柱取付腕の一端の支柱取付部の上方に他方の支柱取付腕の一端の支柱取付部が単に重ね合わされて取り付けられたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の実開平5−38014号公報記載の道路反射鏡等の取付金具においては、このような道路反射鏡もしくは交通標識の取付金具を使用して道路反射鏡等を支柱に取り付けた場合には、道路反射鏡等を垂直軸の周囲に回動して道路反射鏡等の向きを調節できるが、水平軸の周囲に回動してその向きを調節することはできない。
【0005】
又、上記の実開平5−14208号公報記載の道路反射鏡等の取付金具においては、反射鏡等支持腕の一端の連結部に穿設されている上下2個の横孔のうち上方の横孔は円弧状の長孔とされているので、このような道路反射鏡等の取付金具を使用して道路反射鏡等を支柱に取り付けた場合には、円弧状の長孔の範囲内において道路反射鏡等を水平軸の周囲に回動してその向きを調節することができるが、時間がかかり作業性が悪い欠点がある。即ち、このような道路反射鏡等の取付金具を使用して道路反射鏡等を支柱に取り付ける際には、支柱に取り付けられた支柱支持腕の連結部の上下の2個の横孔に、反射鏡等に取り付けられた反射鏡等の支持腕の連結部の上下の2個の横孔を合わせ、これらの横孔にそれぞれボルトを通してナットを半ば締めつけて仮止めし、反射鏡等の角度を調節し、最後にナットを本格的に締めつけると言う煩瑣な作業が必要である。
【0006】
又、上記の「道路反射鏡ハンドブック」記載の道路反射鏡等の取付金具においては、一方の支柱取付腕の一端の支柱取付部の上方に他方の支柱取付腕の一端の支柱取付部が単に重ね合わされて取り付けられたものであるから、通行車両の振動や風圧によって双方の取付金具により取り付けられた反射鏡等の取付角度が容易に変わる恐れがある。
【0007】
本発明は、従来の道路反射鏡等の取付金具における、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上記の問題を解決し、道路反射鏡等を水平軸の周囲にも回動してその向きを調節することができ、取付作業に大した時間を必要としない道路反射鏡の取付金具を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の本発明道路反射鏡等の取付金具は、支柱取付腕の一端に支柱取付部が設けられ、支柱取付腕の他端に連結部が設けられ、反射鏡等支持腕の一端に連結部が設けられ、反射鏡等支持腕の他端に反射鏡等取付部が設けられ、支柱取付腕の他端の連結部に横孔が穿設され、反射鏡等支持腕の一端の連結部に横孔が穿設され、支柱取付腕の他端の連結部の横孔と反射鏡等支持腕の一端の連結部の横孔とが合わされ、前記横孔に取付ネジが挿入されて支柱取付腕の他端に反射鏡等支持腕の一端が連結された道路反射鏡等の取付金具において、支柱取付腕の他端の連結部および反射鏡等支持腕の一端の連結部にそれぞれ穿設される横孔は1個であり、且つ前記横孔内には、外周面と端面とに多数の凹凸が形成された短管状入れ子がそれぞれ挿入され、取付ネジはこの両短管状入れ子の貫通孔を貫通した状態で横孔に挿入されていると共に、支柱取付腕の他端の連結部の横孔に挿入された短管状入れ子の端面の凹凸と反射鏡等支持腕の一端の連結部の横孔に挿入された短管状入れ子の端面の凹凸とが係合されて、支柱取付腕と反射鏡等支持腕とが固定されるようになされたことを特徴とするものである。
【0009】
又、請求項2記載の本発明道路反射鏡等の取付金具は、一方の支柱取付腕の一端の支柱取付部の上方に他方の支柱取付腕の一端の支柱取付部が重ね合わされ、両支柱取付部に穿設された縦孔が合わされると共にこの縦孔に挿入された取付ネジにより一方の支柱取付腕と他方の支柱取付腕とが取り付けられる道路反射鏡等の取付金具であって、一方の支柱取付腕の一端の支柱取付部に穿設された縦孔に外周面と端面とに多数の凹凸が形成された短管状入れ子が端面の凹凸を上方に向けて挿入され、且つ他方の支柱取付腕の一端の支柱取付部に穿設された縦孔に外周面と端面とに多数の凹凸が形成された短管状入れ子が端面の凹凸を下方に向けて挿入され、取付ネジはこの両短管状入れ子の貫通孔を貫通した状態で縦孔に挿入されていると共に、両短管状入れ子の端面の凹凸が係合して、一方の支柱支持腕と他方の支柱支持腕とが固定されるようになされていることを特徴とするものである。
【0010】
本発明において、支柱取付腕、反射鏡等支持腕等の材質としては、特に限定されるものではなく、例えば、鋼、ステンレス鋼、アルミニウム等の金属や硬質塩化ビニル樹脂、FRP等の合成樹脂等を単独、あるいは両者を適宜組み合わせて使用してよい。
【0011】
【作用】
請求項1記載の本発明道路反射鏡等の取付金具においては、支柱取付腕の他端の連結部および反射鏡等支持腕の一端の連結部にそれぞれ穿設される横孔は1個であり、この各1個の横孔が合わされ、取付ネジが挿入されて支柱取付腕の他端に反射鏡等支持腕の一端が連結されるものであるから、上下2個の横孔に取付ネジを挿入して連結する従来品に比較して連結作業が簡単である。
【0012】
更に、支柱取付腕の他端の連結部および反射鏡等支持腕の一端の連結部の横孔の周囲面と反射鏡等支持腕の一端の連結用横孔の周囲面とには相互に係合する凹凸が設けられているので、車両の振動や風圧によっては、容易には反射鏡等は水平軸の周囲には回動しないものであり、取付ネジを緩めることにより容易に反射鏡等を水平軸の周囲に回動させて反射鏡等の取付角度を調整できる。
【0013】
又、請求項2記載の本発明道路反射鏡等の取付金具においては、一方の支柱取付腕の一端の支柱取付部の上方に他方の支柱取付腕の一端の支柱取付部が重ね合わされ、取付ネジにより一方の支柱取付腕と他方の支柱取付腕とが取り付けられ、一方の支柱取付腕の一端の支柱取付部の上方に向けて設けられた凹凸と他方の支柱取付腕の一端の支柱取付部の下方に向けて設けられた凹凸とが係合されているので、一方の支柱取付腕と他方の支柱取付腕とは相互間の角度を一定に維持し、車両による振動や風圧によっては容易に変わる恐れはない。
【0014】
【実施例】
次に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
〔実施例1:請求項1記載の発明の実施例〕
図1は本発明道路反射鏡等の取付金具の一例を示す正面図、図2は図1に示す本発明道路反射鏡等の取付金具の一部切欠平面図である。
図1、図2において、1は鋼製の支柱取付腕であり、支柱取付腕1の一端に支柱取付部11が設けられ、支柱取付部11の内部には下方に開口する凹部111が設けられ、凹部111内には二点鎖線で示す支柱2の上端が挿入され、矢印Aで示すように、支柱取付腕1は支柱2を軸として往復回動できるが、固定ネジ112をねじ込むことにより固定できるようになっている。
【0015】
支柱取付腕1の他端には、図4において示すように、凸片状の連結部12が設けられ、連結部12には横孔121が穿設されている。横孔121の開口部付近には内径が拡大された大径部122が設けられ、その奥部には内径が縮小され雌ネジが設けられた小径部123が設けられている。大径部122の周壁には横孔121の軸方向に平行な多数の断面V形凹溝が穿設されることにより凹凸が刻設され、大径部122には図5、図6に示す短管状入れ子3が挿入されている。
【0016】
短管状入れ子3の外周面には図6に示すように、短管状入れ子3の軸方向に平行な多数の断面V形凹溝が刻設されることにより凹凸31が形成され、この凹凸31が大径部122の壁面の凹凸と係合されている。短管状入れ子3の端面には、図5に示すように、多数の断面V形の凹溝が放射状に刻設されることにより凹凸32が形成され、短管状入れ子3が凸片状の連結部12の横孔121の大径部122内に挿入され、凸片状の連結部12の内側の側面には図7に示すように、短管状入れ子3の貫通孔33の周囲には凹凸32が形成されている。
【0017】
4は鋼製の反射鏡等支持腕であり、反射鏡等支持腕4の一端に凸片状連結部41が突設され、反射鏡等支持腕4の他端には板状の反射鏡等取付部42が設けられ、反射鏡等取付部42には反射鏡等の二点鎖線で示すバックプレート5がリベット51により取り付けることができるようになっている。
【0018】
図8にも示すように、反射鏡等支持腕4の一端に突設された凸片状連結部41には横孔411が穿設されている。横孔411の両端開口部には内径が大きい大径部412、413、その奥には中径部414および小径部415がそれぞれ設けられている。
【0019】
凸片状連結部41の内側の側面に開口する大径部413から中径部414には図10に示す圧縮コイルバネ6が挿入されている。大径部413の周壁には大径部413の軸方向に平行な多数の断面V形凹溝が穿設されることにより凹凸が刻設され、図9に示すように、大径部413には図5、図6に示す短管状入れ子3が挿入され、短管状入れ子3の周面の凹凸31と大径部413の周壁の凹凸とが係合され、貫通孔33の周囲には凹凸32が形成されている。
【0020】
図2に示すように、支柱取付腕1の凸片状の連結部12の内側の側面と反射鏡等支持腕4の凸片状連結部41の内側の側面とが重合され、反射鏡等支持腕4の凸片状連結部41の外側の側面の大径部412からボルト7が挿入され、ボルト7の先端はコイルバネ6、短管状入れ子3、3の内部を経て支柱取付腕1の凸片状の連結部12の横孔121の奥の小径部123の雌ネジにねじ込まれ、矢印Bで示すように、反射鏡等支持腕4はボルト7を軸として往復回動できるようになっている。
【0021】
このような状態において、反射鏡等支持腕4の凸片状連結部41の中径部414に挿入されたコイルバネ6の反発力により2個の短管状入れ子3を圧接し、支柱取付腕1の凸片状の連結部12の内側の側面に形成された凹凸32と反射鏡等支持腕4の凸片状連結部41の内側の側面に形成された凹凸32とが係合されている。
【0022】
〔実施例1の作用〕
次に、図1、図2に示す本発明道路反射鏡等の取付金具の作用について説明する。
図1、図2に示すように、支柱2の上端に支柱取付腕1の支柱取付部11を取り付け、支柱取付腕1を矢印Aで示すように支柱2の周囲に回動して適正な角度のところで固定ネジ112により支柱取付腕1を固定する。
【0023】
次いで、矢印Bで示すように、反射鏡等支持腕4をボルト7の周囲に回動してバックプレート5に取り付けられた図示しない反射鏡等が所定の方向に向くように調整した後、ボルト7を締めつけることにより支柱取付腕1の凸片状の連結部12の凹凸32と反射鏡等支持腕4の凸片状連結部41の凹凸32とが係合され、反射鏡等支持腕4が固定される。このような状態においては、反射鏡等支持腕4の反射鏡等取付部42に取り付けられた図示しない反射鏡等は適正な方向に向けられ、車両の通行による振動や風圧によっては反射鏡等の取付角度が容易に変わる恐れはない。
【0024】
〔実施例2:請求項2記載の発明の実施例〕
図11は本発明道路反射鏡等の取付金具の他の一例を示す一部切欠正面図、図12は図11に示す本発明道路反射鏡等の取付金具の平面図である。
1aは一方の支柱取付腕であり、一方の支柱取付腕1aの一端に支柱取付部11aが設けられ、支柱取付部11aの内部には下方に開口する空洞111aが設けられ、空洞111a内には二点鎖線で示す支柱2の上端が挿入され、固定ネジ112aをねじ込むことにより支柱2に固定できるようになっている。
【0025】
支柱取付腕1aの一端の支柱取付部11aの上方には、図13、図14において示すように、突出部113aが突設され、突出部113aの上面中央には縦孔114aが穿設され、縦孔114aの内周面には断面V形の凹溝が多数穿設されることにより凹凸が形成され、その下方に小径の雌ネジ孔115aが穿設されている。縦孔114aには図5、図6に示す短管状入れ子3が挿入され、短管状入れ子3の外周面の凹凸31が縦孔114aの内周面の凹凸とが係合され、突出部113aの上面中央には短管状入れ子3の端面に形成された凹凸32が上方に向けて形成されている。
【0026】
支柱取付腕1aの他端には、図13、図14において示すように、凸片状の連結部12aが設けられ、連結部12aには図1、図2に示す実施例1と同様の手段により反射鏡等支持腕4aの一端に突設された凸片状連結部41aと連結され、反射鏡等支持腕4aの他端には板状の反射鏡等取付部42aが設けられ、反射鏡等取付部42aには反射鏡等の二点鎖線で示すバックプレート5がリベット51により取り付けることができるようになっている。
【0027】
1bは他方の支柱取付腕であり、他方の支柱取付腕1bの一端には、図15、図16において示すように、支柱取付部11bが設けられ、支柱取付部11bの上下面に凹部111b、112bが設けられ、上下の凹部111b、112bの間に小径部113b、中径部114b、大径部115bが上方から順に設けられ、下方の凹部112b内に一方の支柱取付腕1aの一端の突出部113aが挿入、嵌合されている。
【0028】
大径部115bの内周面には断面V形の凹溝が多数穿設されることにより凹凸が形成され、大径部115b内には図5、図6に示す短管状入れ子3が挿入され、短管状入れ子3の外周面の凹凸31が縦孔114aの内周面の凹凸とが係合され、下方の凹部112bの上面中央には短管状入れ子3の端面に形成された凹凸32が下方に向けて形成されている。
【0029】
中径部114bには図10に示す圧縮コイルバネ6が挿入され、バネ6の反発力によりその下方の短管状入れ子3の端面を押圧している。
【0030】
上方の凹部111bから取付ネジとしてボルト7が挿入され、ボルト7の先端は小径部113b、バネ6、2個の短管状入れ子3の貫通孔を経て一方の支柱取付腕1aの一端の支柱取付部11aに穿設された雌ネジ孔115aにねじ込まれ、一方の支柱取付腕1aの一端の支柱取付部11aの上方に他方の支柱取付腕1bの支柱取付部11bが取り付けられ、一方の支柱取付腕1aの一端の支柱取付部11aの縦孔114a内に挿入された短管状入れ子3の凹凸32と他方の支柱取付腕1bの一端の支柱取付部11bの大径部115b内に挿入された短管状入れ子3の凹凸32とが係合されている。
【0031】
支柱取付腕1bの他端には、図15、図16において示すように、凸片状の連結部12bが設けられ、連結部12bには図1、図2に示す実施例1と同様の手段により反射鏡等支持腕4bの一端に突設された凸片状連結部41bと連結され、反射鏡等支持腕4bの他端には板状の反射鏡等取付部42bが設けられ、反射鏡等取付部42bには反射鏡等の二点鎖線で示すバックプレート5がリベット51により取り付けることができるようになっている。
【0032】
〔実施例2の作用〕
次に、図11、図12に示す本発明道路反射鏡等の取付金具の作用について説明する。
図11、図12に示すように、支柱2の上端に一方の支柱取付腕1aの支柱取付部11aを取り付け、その上方に他方の支柱取付腕1bの支柱取付部11bを取り付け、双方の支柱取付腕1a、1bの取付角度が適性なものとなるように調整して固定ネジ112aにより支柱取付腕1aを支柱2に固定すると共にボルト7を締めつけて双方の支柱取付腕1a、1bを取り付け固定する。
【0033】
このような状態においては、一方の支柱取付腕1aの一端の支柱取付部11aの縦孔114a内に挿入された短管状入れ子3の凹凸32と他方の支柱取付腕1bの一端の支柱取付部11bの大径部115b内に挿入された短管状入れ子3の凹凸32とが係合されているので、車両の通行による振動や風圧によっては反射鏡等の取付角度が容易に変わる恐れはない。
【0034】
以上、本発明の実施例を図により説明したが、本発明の具体的な構成は図示の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0035】
例えば、請求項1記載の本発明において、支柱取付腕1の他端の連結部12の横孔の周囲面および反射鏡等支持腕の一端の連結部の横孔の周囲面に凹凸を設ける手段として、図1、図2に示す実施例においては、支柱取付腕1の連結部12の横孔内に端面に凹凸32が設けられた短管状入れ子3が挿入され、反射鏡等支持腕4の連結部41の横孔内に端面に凹凸32が設けられた短管状入れ子3が挿入されているが、凹凸32が設けられた短管状入れ子3を使用する代わりに、これらの横孔の周囲面に凹凸を刻設するようにしてもよい。
【0036】
又、請求項1記載の本発明において、図1、図2に示す実施例のようにボルト7を支柱取付腕1の連結部12の雌ネジ123にねじ込む代わりにボルト7を支柱取付腕1の連結部12に貫通させ、その先端にナットを締めつけるようにしてもよい。
【0037】
又、請求項2記載の本発明において、一方の支柱取付腕の一端の支柱取付部に上方に向けて凹凸を設け、他方の支柱取付腕の一端の支柱取付部に下方に向けて凹凸を設ける手段として、一方の支柱取付腕の一端の支柱取付部および他方の支柱取付腕の一端の支柱取付部に端面に凹凸32が設けられた短管状入れ子3を挿入する代わりに、双方の支柱取付部に直接凹凸を設けることにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明道路反射鏡等の取付金具においては、支柱取付腕の他端の連結部および反射鏡等支持腕の一端の連結部にそれぞれ穿設される横孔は1個であり、この1個の横孔が合わされ、取付ネジが挿入されて支柱取付腕の他端に反射鏡等支持腕の一端が連結されるものであるから、上下2個の横孔に取付ネジを挿入して連結する従来品に比較して連結作業が簡単であり、作業性が良い。
【0039】
更に、支柱取付腕の他端の連結部および反射鏡等支持腕の一端の連結部の横孔の周囲面と反射鏡等支持腕の一端の連結用横孔の周囲面とには相互に係合する凹凸が設けられているので、通行車両による振動や風圧によっては、容易には反射鏡等は水平軸の周囲には回動しないものであり、取付ネジを緩めることにより容易に反射鏡等を水平軸の周囲に回動させて反射鏡等の取付角度を調整できる。
【0040】
又、請求項2記載の本発明道路反射鏡等の取付金具においては、一方の支柱取付腕の一端の支柱取付部の上方に他方の支柱取付腕の一端の支柱取付部が重ね合わされ、取付ネジにより一方の支柱取付腕と他方の支柱取付腕とが取り付けられ、一方の支柱取付腕の一端の支柱取付部の上方に向けて設けられた凹凸と他方の支柱取付腕の一端の支柱取付部の下方に向けて設けられた凹凸とが係合されているので、一方の支柱取付腕と他方の支柱取付腕とは相互間の角度を一定に維持し、車両通行による振動や風圧によっては容易に変わる恐れはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明道路反射鏡等の取付金具の一例を示す正面図。
【図2】図1に示す本発明道路反射鏡等の取付金具の一部切欠平面図。
【図3】図1に示す本発明道路反射鏡等の取付金具に使用する支柱取付腕を示す正面図。
【図4】図3に示す支柱取付腕の平面図。
【図5】図1に示す本発明道路反射鏡等の取付金具に使用する短管状入れ子の平面図。
【図6】図5に示す短管状入れ子の側面図。
【図7】図4の矢印C方向に見た支柱取付腕の連結部付近の側面図。
【図8】図1に示す本発明道路反射鏡等の取付金具に使用する反射鏡等支持腕の平面図。
【図9】図8に示す反射鏡等支持腕の正面図。
【図10】図1に示す本発明道路反射鏡等の取付金具に使用するコイルバネを示す断面図。
【図11】本発明道路反射鏡等の取付金具の他の一例を示す一部切欠正面図。
【図12】図11に示す本発明道路反射鏡等の取付金具の平面図。
【図13】図11に示す本発明道路反射鏡等の取付金具に使用する一方の支柱取付腕の正面図。
【図14】図13に示す一方の支柱取付腕の平面図。
【図15】図11に示す本発明道路反射鏡等の取付金具に使用する他方の支柱取付腕の正面図。
【図16】図15に示す他方の支柱取付腕の平面図。
【符号の説明】
1 支柱取付腕
11 支柱取付部
111 凹部
112 固定ネジ
12 連結部
121 横孔
122 大径部
123 小径部
2 支柱
3 短管状入れ子
31、32 凹凸
33 貫通孔
4 反射鏡等支持腕
41 連結部
42 反射鏡等取付部
5 反射鏡等のバックプレート
6 コイルバネ
7 取付ネジ(ボルト)

Claims (2)

  1. 支柱取付腕の一端に支柱取付部が設けられ、支柱取付腕の他端に連結部が設けられ、反射鏡等支持腕の一端に連結部が設けられ、反射鏡等支持腕の他端に反射鏡等取付部が設けられ、支柱取付腕の他端の連結部に横孔が穿設され、反射鏡等支持腕の一端の連結部に横孔が穿設され、支柱取付腕の他端の連結部の横孔と反射鏡等支持腕の一端の連結部の横孔とが合わされ、前記横孔に取付ネジが挿入されて支柱取付腕の他端に反射鏡等支持腕の一端が連結された道路反射鏡等の取付金具において、支柱取付腕の他端の連結部および反射鏡等支持腕の一端の連結部にそれぞれ穿設される横孔は1個であり、且つ前記横孔内には、外周面と端面とに多数の凹凸が形成された短管状入れ子がそれぞれ挿入され、取付ネジはこの両短管状入れ子の貫通孔を貫通した状態で横孔に挿入されていると共に、支柱取付腕の他端の連結部の横孔に挿入された短管状入れ子の端面の凹凸と反射鏡等支持腕の一端の連結部の横孔に挿入された短管状入れ子の端面の凹凸とが係合されて、支柱取付腕と反射鏡等支持腕とが固定されるようになされたことを特徴とする道路反射鏡等の取付金具。
  2. 一方の支柱取付腕の一端の支柱取付部の上方に他方の支柱取付腕の一端の支柱取付部が重ね合わされ、両支柱取付部に穿設された縦孔が合わされると共にこの縦孔に挿入された取付ネジにより一方の支柱取付腕と他方の支柱取付腕とが取り付けられる道路反射鏡等の取付金具であって、一方の支柱取付腕の一端の支柱取付部に穿設された縦孔に外周面と端面とに多数の凹凸が形成された短管状入れ子が端面の凹凸を上方に向けて挿入され、且つ他方の支柱取付腕の一端の支柱取付部に穿設された縦孔に外周面と端面とに多数の凹凸が形成された短管状入れ子が端面の凹凸を下方に向けて挿入され、取付ネジはこの両短管状入れ子の貫通孔を貫通した状態で縦孔に挿入されていると共に、両短管状入れ子の端面の凹凸が係合して、一方の支柱支持腕と他方の支柱支持腕とが固定されるようになされていることを特徴とする道路反射鏡等の取付金具。
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