JP3661727B2 - ピン脱着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種産業機械などにおいて2つの部材を相対揺動可能に枢着するピボットピンとして組み込まれているピンを脱着するためのピン脱着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
2つの部材を相対揺動可能に枢着するピボットピンとして組み込まれているピンは、一般的に、一端側に形成されたキープレート溝にキープレートを嵌合させ、このキープレートをピン受け部材にボルト止めするなどの方法により固定されている。しかして、当該ピン自体の交換や当該ピンで枢着されている可動側部材の交換などに際しては、前記キープレートを取り外した後、ピンの露出頭部を工具で挟んで抜き取るかまたは、抜き取り方向とは反対側のピン端部をハンマーなどで打ち叩いて抜き取っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなピン抜き取り作業では、多大の手間と時間がかかるばかりでなく、ピンの端部を損傷させて再使用に支障を来す恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得るピン脱着装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、中空シリンダーユニット1と牽引ロッド8を備え、中空シリンダーユニット1は、シリンダー本体2の中空ピストンロッド4の出退側とは反対側に連設され且つ脱着対象ピン20,30を支持するピン受け部材21,22の表面に当接する当接端面7aを有する反力受け用当接部材7を備え、牽引ロッド8は、中空シリンダーユニット1の中空ピストンロッド4を貫通するもので、一端側には前記中空ピストンロッド4の外端面4aに当接する受け金具9を備えるとともに、他端には脱着対象ピン20,30の端部に対し係脱自在なピン結合部10を備えた構成となっている。
【0005】
なお、具体的には、牽引ロッド8のピン結合部10は、抜き取り対象ピン20の露出頭部20aが内嵌する凹部17と、当該凹部17に内嵌した抜き取り対象ピン20の露出頭部20aのキープレート嵌合用溝24に対し嵌脱自在な係合片18とを備えたピン結合金具13を牽引ロッド8の内端に取り付けて構成することができる。
【0006】
また、反力受け用当接部材7は中空シリンダーユニット1と同心状の円筒状とし、前記ピン結合金具13に前記円筒状の反力受け用当接部材7内に軸心方向移動可能に嵌合する円柱状外周面13aを形成して、前記円筒状の反力受け用当接部材7により牽引ロッド8で牽引される前記ピン結合金具13を案内させることができる。
【0007】
さらに、牽引ロッド8の前記受け金具9は、牽引ロッド8に対し取外し可能で且つ長さ方向に位置調整可能に構成することができる。
【0008】
また、装着対象ピン30の先端に設けられたねじ孔32に螺嵌結合可能な螺軸部8bを牽引ロッド8に形成して、これを牽引ロッド8のピン結合部10とすることにより、本発明装置をピンの組み込みに活用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1において、1は全長にわたって中心部に貫通孔1aを備えた中空シリンダーユニットであって、中空シリンダー本体2、シリンダーエンドキャップ3、中空ピストンロッド4、ピストンロッド復帰用スプリング5、及び油圧配管6から構成され、油圧配管6に例えば手動また足踏み式油圧ポンプなどを接続して圧力油を中空シリンダー本体2内に供給することにより、中空ピストンロッド4を図示の退入限位置からスプリング5の付勢力に抗してシリンダーエンドキャップ3側から進出移動させ、油圧配管6を開放することにより、進出位置にある中空ピストンロッド4をスプリング5の付勢力で図示の退入限位置へ自動復帰させることができるものである。
【0010】
7は円筒状の反力受け用当接部材であって、中空シリンダー本体2の中空ピストンロッド4が出退する側とは反対側(シリンダーエンドキャップ3のある側とは反対側)に中空ピストンロッド4と同心状に連設され、先端には、図5A,Bに示すように引き抜き対象ピン20を支持するピン受け部材21の表面21bに当接する当接端面7aを有する。
【0011】
8は牽引ロッドであって、中空シリンダーユニット1の中空ピストンロッド4及び円筒状の反力受け用当接部材7内に挿通され、一端側には前記中空ピストンロッド4の外端面4aに当接する受け金具9を備えるとともに、他端にはピン結合部10を備えている。前記受け金具9は、牽引ロッド8に挿脱自在に外嵌する受け座金11と、当該受け座金11の外側で牽引ロッド8の螺軸部8aに螺嵌するナット12とから成り、受け座金11は、中空ピストンロッド4の開口部4bに丁度内嵌する小径部11aと中空ピストンロッド4の外端面4aに当接するフランジ部11bとを備えている。
【0012】
ピン結合部10は、牽引ロッド8の螺軸部8bに着脱自在に螺嵌結合されたピン結合金具13から成る。このピン結合金具13は、図1及び図2に示すように、円筒状の反力受け用当接部材7内に軸心方向移動可能に丁度内嵌する程度の直径の円柱状外周面13aを備えたもので、金具本体14と、当該金具本体14に形成した半円形の突出部に対しボルト15により着脱自在に取り付けられた半円形の着脱部16とから形成され、当該着脱部16を金具本体14にボルト15で取り付けたとき、その両者間に、図4に示すように抜き取り対象ピン20の露出頭部20aが内嵌する凹部17が形成され、当該凹部17に内嵌したピン頭部20aのキープレート嵌合用溝24に対し嵌脱自在な係合片18が前記着脱部16に形成されている。なお、ボルト15により着脱部16を金具本体14に取り付けた状態では、当該ボルト15はピン結合金具13の円柱状外周面13aからは突出しないように構成されている。
【0013】
図3A,Bは、本発明装置によって抜き取られるピン20の使用状態を示している。当該ピン20は、一対のピン受け部材21,22間で被枢着部材23を相対揺動可能に枢着するもので、両ピン受け部材21,22側のピン孔21a,22aと被枢着部材23側のピン孔23aとに挿通され、一方のピン頭部20aに形成されているキープレート嵌合用溝24にキープレート25を嵌合し、当該キープレート25をピン受け部材21にボルト26により固定している。
【0014】
上記のように使用されているピン20を本発明装置によって抜き取る手順を説明すると、先ず図3に示すキープレート25を取り外した後、図4に示すようにピン受け部材21から突出しているピン頭部20aにピン結合金具13を結合する。具体的には、図1に示すように着脱部16を取り外した状態の金具本体14と着脱部16とでピン頭部20aを挟むようにして、両者間に形成される凹部17内にピン頭部20aを嵌合させると同時に、ピン20のキープレート嵌合用溝24に着脱部16側の係合片18を嵌合させる。係る状態でボルト15により着脱部16を金具本体14に結合して、図4に示すようにピン結合金具13をピン20の頭部20aに結合する。
【0015】
次に上記のピン結合金具13に結合されている牽引ロッド8を、図1に示す円筒状の反力受け用当接部材7から中空シリンダーユニット1の中央貫通孔1aに挿通させ、中空ピストンロッド4の開口部4bから突出する牽引ロッド8の螺軸部8aに受け金具9の受け座金11を遊嵌させ、当該受け座金11の小径部11aを前記中空ピストンロッド4の開口部4bに内嵌させた状態でナット12を牽引ロッド8の螺軸部8aに螺嵌締結して、図5Aに示すように円筒状の反力受け用当接部材7の当接端面7aをピン受け部材21の表面21bに当接させる。このとき、ピン結合金具13は円筒状の反力受け用当接部材7内に嵌合する。
【0016】
上記のように本発明装置がセットされたならば、中空シリンダーユニット1の油圧配管6に例えば手動または足踏み式油圧ポンプなどを接続して、圧力油を中空シリンダーユニット1内に供給し、中空ピストンロッド4をスプリング5の付勢力に抗して中空シリンダー本体2に対し進出移動させる。このとき、中空シリンダー本体2と一体の反力受け用当接部材7の当接端面7aがピン20の周囲でピン受け部材21の表面21bに当接しているので、図5Bに示すように受け金具9及び牽引ロッド8を介してピン結合金具13が円筒状の反力受け用当接部材7内に引き込まれ、当該ピン結合金具13にキープレート嵌合用溝24と係合片18とを介して頭部20aが結合されているピン20が引き抜かれることになる。
【0017】
中空ピストンロッド4が進出限位置に達してピン20の引き抜きが完了したならば、ポンプ側の弁切り換えによって油圧配管6を開放することにより、スプリング5の付勢力で中空シリンダー本体2を中空ピストンロッド4に対し中空ピストンロッド4を退入させる方向に移動させ、さらに受け金具9のナット12を弛めて牽引ロッド8及びピン結合金具13に対し中空シリンダーユニット1及び円筒状の反力受け用当接部材7をピン20から遠ざける方向に移動させることにより、ピン結合金具13を円筒状の反力受け用当接部材7から離脱させる。係る状態で当該ピン結合金具13のボルト15を弛めて着脱部16を金具本体14から外し、ピン20からピン結合金具13を取り外せば良い。
【0018】
なお、図示の実施形態では、中空ピストンロッド4の進出ストロークをピン20の抜き取り長さよりも長くするとともに、円筒状の反力受け用当接部材7も、ピン結合金具13とこれに結合されたピン20とを収納し得るだけの長さとして、ピン20をピン受け部材21のピン孔21aから完全に抜き取れるように構成しているが、抜き取り対象ピン20の抜き取り長さが長い場合には、中空ピストンロッド4が進出限まで進出してもピン20を完全に抜き取れないので、上記のようにピン結合金具13をピン20から取り外した後、ピン20を手または適当な工具を利用して抜き取れば良い。
【0019】
また、抜き取り対象ピン20の抜き取り長さよりも中空ピストンロッド4の進出ストロークの短い中空シリンダーユニット1を使用し、円筒状の反力受け用当接部材7は、ピン結合金具13とこれに結合されたピン20とを収納し得るだけの長さとして、中空ピストンロッド4を1回作動させてそのストローク分だけピン20を引き出した後、中空ピストンロッド4をスプリング5の付勢力で復帰させるとともに、牽引ロッド8の受け金具9をナット12の締結により中空ピストンロッド4の外端面4aに当接する位置まで移動させ、再び中空ピストンロッド4を油圧で進出移動させることにより、ピン20を完全に抜き取ることも可能である。
【0020】
次に本発明装置をピン装着に利用する場合について説明する。この場合、図6に示すように全長の長い牽引ロッド8が使用され、当該牽引ロッド8のピン結合部10として、前記ピン結合金具13の取り付けに利用することのできる牽引ロッド8の螺軸部8bがそのまま利用されている。しかして装着対象ピン30は、キープレート嵌合用溝31を備えた頭部30aとは反対側の端部が先細り形に構成され、当該先細り形端部30bの先端面に前記牽引ロッド8の他端螺軸部8bを螺合させることのできるねじ孔32が同心状に形成されている。
【0021】
ピン装着に際しては、図6に示すように装着対象ピン30の先端ねじ孔32に牽引ロッド8の螺軸部8bを螺嵌結合させ、当該牽引ロッド8をピン受け部材21,22及び被枢着部材23の各ピン孔21a〜23aにピン挿入方向から挿通させ、ピン孔22aから突出する牽引ロッド8に円筒状の反力受け用当接部材7及び中空シリンダーユニット1を外嵌させて、中空ピストンロッド4の開口部4bから突出する牽引ロッド8に受け金具9を前記のように装着する。
【0022】
係る状態で中空ピストンロッド4を油圧によりスプリング5の付勢力に抗して進出移動させることにより、牽引ロッド8及びピン結合部10(螺軸部8b)を介して装着対象ピン30がピン孔21a〜23a内に引き込まれる。
【0023】
中空ピストンロッド4の1回の進出移動ではピン30を完全に所定位置まで挿入することができない場合は、中空ピストンロッド4を1回作動させてそのストローク分だけピン30を挿入した後、中空ピストンロッド4をスプリング5の付勢力で復帰させるとともに、牽引ロッド8の受け金具9をナット12の締結により中空ピストンロッド4の外端面4aに当接する位置まで移動させ、再び中空ピストンロッド4を油圧で進出移動させることにより、キープレート嵌合用溝31がピン受け部材21の表面21bと面一になる位置まで装着対象ピン30を挿入させることができる。
【0024】
ピン孔21a〜23a内の所定位置までピン30を挿入したならば、中空シリンダーユニット1及び円筒状の反力受け用当接部材7を牽引ロッド8から抜き取り、そして牽引ロッド8の螺軸部8bを装着対象ピン30のねじ孔32から離脱させれば良い。ピン孔21a〜23aに挿入されたピン30は、図7に示すようにキープレート嵌合用溝31にキープレート25を嵌合させ、当該キープレート25をボルト26によりピン受け部材21に固定すれば良い。
【0025】
なお、装着対象ピン30の挿入に利用する長尺の牽引ロッド8をそのまま抜き取り対象ピン20の抜き取りに使用しても良い。また、装着対象ピン30の端部に形成したねじ孔32と同様のねじ孔を抜き取り対象ピン20の頭部20aに形成するときは、キープレート嵌合用溝24を持たないピンであっても、牽引ロッド8の螺軸部8b(ピン結合部10)を利用して当該牽引ロッド8と容易に結合することができ、当該ピンの抜き取りが可能になる。また、ピン結合金具13も不要になり、装置を安価に構成することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本発明のピン脱着装置によれば、中空シリンダーユニット内を貫通させた牽引ロッドのピン結合部を脱着対象ピンの端部に結合し、当該牽引ロッドの受け金具を前記中空シリンダーユニットにおける中空ピストンロッドの外端面に当接させるとともに、中空シリンダーユニットに連設された反力受け用当接部材の当接端面を脱着対象ピンを支持するピン受け部材の表面に当接させた状態で、前記中空シリンダーユニットに適当な油圧ポンプにより圧力油を供給することにより、中空ピストンロッドの進出運動力を受け金具、牽引ロッド、及びピン結合部を介して脱着対象ピンに伝達して、当該ピンを油圧力で確実にピン孔から引き出すかまたはピン孔に引き込むことができる。
【0027】
即ち、従来のようにピン受け部材から露出しているピンの頭部を工具で挟んで引き出したり、ピンの端部のハンマーなどで打ち叩く必要がなくなり、容易に、しかも確実迅速にピンの脱着作業を行えるとともに、脱着対象ピンの端部を損傷させてしまって再使用に支障を来すというような恐れも解消する。
【0028】
なお、請求項2に記載の構成によれば、抜き取り対象ピンのキープレート嵌合用溝を利用して前記牽引ロッドと当該抜き取り対象ピンとを簡単且つ確実に結合することができ、キープレート嵌合用溝を有するピンの抜き取りが容易に行える。
【0029】
また、請求項3に記載の構成によれば、ピン脱着時に中空シリンダーユニットが反力で脱着対象ピン側へ移動するのを阻止するために必要な反力受け用当接部材により、ピン結合金具を介して牽引ロッドを保持案内させることができるので、ピン脱着作用時に牽引ロッドに曲げ力が作用する恐れがなくなり、安全確実にピンの脱着が行える。
【0030】
さらに、請求項4に記載の構成によれば、中空シリンダーユニットから牽引ロッドを分離した状態で当該牽引ロッドと脱着対象ピンとを結合することができるので、当該結合作業を容易に行えるとともに、中空シリンダーユニットの作動開始時の遊びを無くして、安全迅速にピンの脱着が行える。
【0031】
また、請求項5に記載の構成によれば、装着対象ピンの先端にねじ孔を設けておくだけで、当該装着対象ピンのピン孔への挿入作業も油圧を利用して容易確実に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ピン抜き取りに使用する本発明装置の分解縦断側面図である。
【図2】 ピン結合金具の分解正面図である。
【図3】 A図は抜き取り対象ピンの使用状態を示す縦断側面図であり、B図は同正面図である。
【図4】 抜き取り対象ピンに牽引ロッドを結合した状態を示す要部の縦断側面図である。
【図5】 A図は本発明装置を抜き取り対象ピンにセットした状態を示す一部縦断側面図であり、B図は本発明装置のピン抜き取り動作状態を示す一部縦断側面図である。
【図6】 装着対象ピンに本発明装置をセットした状態を示す一部縦断側面図である。
【図7】 装着対象ピンが所定位置に装着された状態を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 中空シリンダーユニット
2 中空シリンダー本体
3 シリンダーエンドキャップ
4 中空ピストンロッド
5 ピストンロッド復帰用スプリング
6 油圧配管
7 円筒状の反力受け用当接部材
8 牽引ロッド
8a,8b 螺軸部
9 受け金具
10 ピン結合部
11 受け座金
12 ナット
13 ピン結合金具
14 金具本体
15 ボルト
16 着脱部
17 脱着対象ピン頭部嵌合用凹部
18 キープレート嵌合用溝に対する係合片
20 抜き取り対象ピン
21,22 ピン受け部材
23 被枢着部材
24,31 キープレート嵌合用溝
25 キープレート
30 装着対象ピン
32 ねじ孔

Claims (5)

  1. 中空シリンダーユニットと牽引ロッドを備え、中空シリンダーユニットは、シリンダー本体の中空ピストンロッド出退側とは反対側に連設され且つ脱着対象ピンを支持するピン受け部材の表面に当接する当接端面を有する反力受け用当接部材を備え、牽引ロッドは、中空シリンダーユニットの中空ピストンロッドを貫通するもので、一端側には前記中空ピストンロッドの外端面に当接する受け金具を備えるとともに、他端には脱着対象ピンの端部に対し係脱自在なピン結合部を備えている、ピン脱着装置。
  2. 牽引ロッドの前記ピン結合部が、牽引ロッドに取り付けられたピン結合金具から成り、このピン結合金具には、抜き取り対象ピンの露出頭部が内嵌する凹部と、当該凹部に内嵌した抜き取り対象ピンの露出頭部のキープレート嵌合用溝に対し嵌脱自在な係合片とが設けられている、請求項1に記載のピン脱着装置。
  3. 反力受け用当接部材が中空シリンダーユニットと同心状の円筒状であり、前記ピン結合金具に前記円筒状の反力受け用当接部材内に軸心方向移動可能に嵌合する円柱状外周面が形成されている、請求項2に記載のピン脱着装置。
  4. 牽引ロッドの前記受け金具は、牽引ロッドに対し取外し可能で且つ長さ方向に位置調整可能である、請求項1〜3の何れかに記載のピン脱着装置。
  5. 牽引ロッドの前記ピン結合部が、牽引ロッドに形成された螺軸部から成り、当該螺軸部は、装着対象ピンの先端に設けられたねじ孔に螺嵌結合可能である、請求項1に記載のピン脱着装置。
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