JP3658374B2 - データ処理装置、リサイクルシステム、データ処理方法、リサイクル方法、並びに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ処理装置、リサイクルシステム、データ処理方法、リサイクル方法、並びに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各部品の使用履歴を調べ、その部品の寿命を最大限に活用することが可能な、データ処理装置、リサイクルシステム、データ処理方法、リサイクル方法、並びに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、印字装置には、印字を行うための記録材を供給するカートリッジを着脱自在に備えている。例えば、レーザービームプリンタでは、トナーと現像ドラムとを一体にしたトナーカートリッジが使用されている。
【0003】
レーザービームプリンタが製品化された当初においては、トナーを使いつくしたり、感光ドラムに傷がついた場合にトナーカートリッジは破棄されていた。
【0004】
また、トナーカートリッジを構成する部品のうち、まだ使用可能な部品を回収して再生利用するにしても、プラスティック等からなる部品の場合は粉砕して素材化することによって使用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、リサイクルとして回収した部品のうち、まだ使用可能な部品までも素材に戻してしまうために、コストと手間がかかっており、資源の効率的な活用には必ずしもなっていなかった。
【0006】
また、トナーなどの記録材を、回収したトナーカートリッジに単に詰め替えるだけのリサイクルシステムもある。しかし、このようなリサイクルシステムでは、トナーを詰め替えてカートリッジがまだ使用可能かどうかを外観から判断するのは難しく、また、個々の部品に分解してそのまま再使用する場合においても部品だけを見て使用可能かどうかを区別するのは困難な作業である。
【0007】
そこで、本発明の目的は、必要最低限のコストと人力とによって、各部品の使用履歴を的確に管理してその部品の寿命を最大限に活用することが可能な、データ処理装置、リサイクルシステム、データ処理方法、リサイクル方法、並びに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0008】
また、本発明の他の目的は、環境資源の効率的な活用を図ることが可能な、データ処理装置、リサイクルシステム、データ処理方法、リサイクル方法、並びに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を記憶した、前記印字装置に対して記録材を供給するカートリッジに設けられるものである記憶部に対して、データの読み出し及び書き込みが可能なデータ処理装置であって、前記記憶部に記憶された前記印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を読み込む読み込み手段と、前記読み込み手段により読み込んだリサイクル回数に応じて前記部品毎の再利用をするか否かを部品毎に判断する部品別判断手段と、前記部品別判断手段により再利用が可能と判断された部品が1セット分揃ったか否かのチェックに応じて組み立てられたカートリッジで使用される部品の少なくともリサイクル回数を含むデータを前記記憶部に再度更新して記憶させる更新手段とを有することを特徴とする。
【0010】
本発明は、印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を記憶した、前記印字装置に対して記録材を供給するカートリッジに設けられるものである記憶部に対して、データの読み出し及び書き込みが可能なデータ処理装置であって、前記記憶部に記憶された前記印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を読み込む読み込み手段と、前記読み込み手段により読み込んだリサイクル回数に応じて前記部品毎の再利用をするか否かを部品毎に判断する部品別判断手段と、前記部品別判断手段による各部品毎の再利用するか否かの判断に応じて、各部品毎を再利用工程或いは破棄工程に移行させるかを決定する決定手段と、前記部品別判断手段により再利用されると判断された各部品が、再度カートリッジを組み立てるのに一セット分部品が揃ったか否かをチェックをする第1のチェック手段と、1セット分部品が揃ったならば、カートリッジの組み立てが終わったか否かをチェックする第2のチェック手段とを有することを特徴とする。
【0011】
前記決定手段の決定に応じて、前記読み込まれた前記部品毎のリサイクル回数を元に仕分装置に対して部品毎に再利用工程に移行するか、或いは、破棄工程に移行するかの信号を出力し指示する指示手段を更に有し、前記仕分装置は前記指示手段による指示に応じて動作させてもよい。
【0012】
前記指示手段の制御によって前記仕分装置により再利用するよう仕分けられた部品のリサイクル回数を更新する更新手段を有してもよい。
【0013】
前記記憶部には前記部品毎のリサイクル回数と、更に、累積印刷枚数又は部品毎のロット番号を記憶してもよい。
【0014】
本発明は、画像形成装置に利用されるカートリッジの各部品毎の使用履歴を記憶した記憶部に対して、データの読み出し及び書き込みが可能な手段を含むリサイクルシステムであって、前記記憶部に記憶された前記各部品毎の使用履歴を読み込み、該読み込んだ使用履歴に応じて前記部品毎の再利用をするか否かを部品毎に判断する部品別判断手段と、前記部品別判断手段により再利用が可能と判断された各部品が、再度カートリッジを組み立てるのに1セット分部品が揃ったか否かをチェックする第1のチェック手段とを有することを特徴とする。
【0015】
1セット分部品が揃ったならば、カートリッジの組み立てが終わったか否かをチェックする第2のチェック手段を有してもよく、また、組み立てられたカートリッジで使用される部品の使用履歴を前記組み立てられたカートリッジに対応した記憶部に記憶させる更新手段を有してもよい。
【0016】
前記使用履歴に基づいて仕分装置に対して部品毎に再利用工程に移行するか、或いは、破棄工程に移行するかの信号を出力し指示する指示手段を更に有し、前記仕分装置は前記指示手段による指示に応じて動作させてもよい。
【0017】
前記カートリッジには少なくとも感光ドラムが部品として含んでもよい。
【0018】
本発明は、印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を記憶した、前記印刷装置に対して記録材を供給するカートリッジに設けられるものである記憶部に対して、データの読み出し及び書き込みが可能なデータ処理方法であって、前記記憶部に記憶された前記印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を読み込む読み込み工程と、前記読み込み工程により読み込んだリサイクル回数に応じて前記部品毎の再利用をするか否かを部品毎に判断する部品別判断工程と、前記部品別判断工程において再利用が可能と判断された部品が1セット分揃ったか否かのチェックに応じて組み立てられたカートリッジで使用される部品の少なくともリサイクル回数を含むデータを前記記憶部に再度更新して記憶させる更新工程を更に有することを特徴とする。
【0019】
本発明は、印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を記憶した、前記印刷装置に対して記録材を供給するカートリッジに設けられるものである記憶部に対して、データの読み出し及び書き込みが可能なデータ処理方法であって、前記記憶部に記憶された前記印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を読み込む読み込み工程と、前記読み込み工程により読み込んだリサイクル回数に応じて前記部品毎の再利用をするか否かを部品毎に判断する部品別判断工程と、前記部品別判断工程による各部品毎の再利用するか否かの判断に応じて、各部品毎を再利用工程或いは破棄工程に移行させるかを決定する決定工程と、前記部品別判断工程により再利用されると判断された各部品が、再度カートリッジを組み立てるのに一セット分部品が揃ったか否かをチェックをする第1のチェック工程と、1セット分部品が揃ったならば、カートリッジの組み立てが終わったか否かをチェックする第2のチェック工程とを有することを特徴とする。
【0020】
本発明は、画像形成装置に利用されるカートリッジの各部品毎の使用履歴を記憶した記憶部に対して、データの読み出し及び書き込みを実行する工程を含むリサイクル方法であって、前記記憶部に記憶された前記各部品毎の使用履歴を読み込み、該読み込んだ使用履歴に応じて前記部品毎の再利用をするか否かを部品毎に判断する部品別判断工程と、前記部品別判断工程により再利用が可能と判断された各部品が、再度カートリッジを組み立てるのに1セット分部品が揃ったか否かをチェックするチェック工程とを有することを特徴とする。
【0022】
本発明は、コンピュータに、上記のいずれかの方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0024】
まず、カートリッジの全体構成を、図1および図2に基づいて説明する。本例では、記録材としてトナーを用いたトナーカートリッジを例に挙げて説明する。このトナーカートリッジは、レーザビームプリンタ100(後述する図1参照)等の電子写真式装置に装着されるものである。なお、この他の例として、インクカートリッジを用いたインクジェットプリンタ等に適用することも可能である。
【0025】
図3は、トナーカートリッジ1の外観構成を示す。このトナーカートリッジ1内には、本発明に係る記憶媒体(後述する図4のEEPROM12参照)が着脱自在に設けられている。この記憶手段12は読み書き可能な記憶媒体であり、側カバー7に取り付けられた接点13と電気的に接続される。この接点13が、トナーカートリッジ1をレーザビームプリンタ100に装着した際の電気的な接点となる。そして、そのプリンタを駆動して印字等を行っているときには、プリンタ本体からの指示に従って、記憶手段12内に印字に関する情報が書き込まれる。
【0026】
図4(a)〜(l)は、トナーカートリッジ1を構成する個々の部品構成を示す。12は、前述した記憶手段として用いられるEEPROMである。この記憶手段12には、トナーカートリッジ1を構成する個々の部品等についてのデータ(後述する表1に示すような使用履歴の情報)が工場からの出荷時に書き込まれ、また、レーザービームプリンタ100に装着された状態において印字に使用された紙の枚数等が記憶される。この場合、記憶された情報は、レーザービームプリンタ100の電源を切断したり、トナーカートリッジ1から取り外したりしてもその記録した情報は保持される。
【0027】
13は、前述した記憶手段12をレーザービームプリンタ100に電気的に接続するための接点である。この接点13によってレーザービームプリンタ100との電気的な接続が行われ、印字累積枚数の更新が行われたり、トナーカートリッジ1の個別の情報を読み出しが行われる。
【0028】
2は、トナーに電圧をかけ、トナーを感光ドラム3へ転写するための現像シリンダである。3は、レーザビームで画像データを形成するための感光ドラムである。4は、感光ドラム3上にレーザービームで形成された画像を紙に転写した後、感光ドラム3上に残ったトナーを掻き落とすためのクリーニングブレードである。5,6,7,8は、トナーカートリッジ1の外装を構成する上カバー、側カバー、側カバー、下カバーである。9は、トナーカートリッジ1をレーザービームプリンタ100から取り出したときに感光ドラム3を保護するためのドラムシャッターである。10は、カバー等を止めるためのネジである。11は、ドラムシャッター9を閉めるためのスプリングである。
【0029】
なお、実際のトナーカートリッジ1では、この他にも様々な部品が使われているが、ここでの詳細な説明は省略する。
【0030】
表1は、記憶手段12に記憶されたトナーカートリッジ1の個々の部品の使用履歴に関する情報の1例を示す。
【0031】
【表1】
Figure 0003658374
【0032】
この表1に示すように、使用履歴に関する情報としては、個々の部品毎のロット番号、リサイクル回数、その部品で何枚の印刷を行ったかを示す累積印刷枚数等がある。
【0033】
トナーカートリッジ1は、使用履歴の立場から見れば、印字を行う毎に特性が劣化する現像シリンダ2、感光ドラム3、クリーニングブレード4の部類と、印字枚数よりも通常の取り扱いによる破損等によって再生品として使用不能となるカバー等の部類にに分けることができる。また、現像シリンダ2と感光ドラム3とを比較すると、材料が異なるために、実際に使用可能な寿命期間は異なっている。このようなトナーカートリッジ1の個々の部品に関する使用履歴を考慮して、部品をリサイクルするか又は破棄するかの判断材料として規定値を個々の部品について設定する。
【0034】
図1は、記憶手段12に記憶された使用履歴の情報を処理するリサイクルシステムの1例を示す。
【0035】
今、記憶手段12を内蔵したトナーカートリッジ1がレーザービームプリンタ100で使用される。その後、トナーなどが不足して使用されなくなり、レーザービームプリンタ100から取り出されたトナーカートリッジ1は、製造元へ送り返される。そして、その返送されたトナーカートリッジ1は、分解される前に、内蔵された記憶手段12が取り外される。これにより、記憶手段12はコンピュータ101によってデータ解析が行われ、トナーカートリッジ1で使用されている表1に示したような個々の部品の使用履歴に関する情報が読み出される。この読出した情報を規定値と比較して、部品をリサイクルして再度使用するか、又は、破棄するかを判断する。部品をリサイクルする場合には、記憶手段12にリサイクルする回数等を書込み、再度出荷する。
【0036】
図2は、図1の続く、リサイクルシステムの例を示す。
【0037】
ユーザは、レーザビームプリンタ100と、記憶手段12を内蔵したトナーカートリッジ1とを購入し、印字を行うが、トナーがなくなったところで、トナーカートリッジ1を製造元に返送する。そして、記憶手段12に記憶された使用履歴等に関するデータがコンピュータ101によって読み出される。一方、トナーカートリッジ1は、一度個々の部品に分解された後、その分解された順番で搬送コンベア103によって仕分け工程へと搬送されていく。仕分け工程では、光センサ108(画像認識識別する装置等でもよい)で搬送されてくる部品を検出する(各種別毎に搬送するコンベアの場合には単に搬送されたことを検知した信号でもよいが、複数種の部品を1つのコンベアで搬送する場合には、画像を認識して識別した信号や、バーコード等を読み取った信号を用いる)。
【0038】
このようにして検出された信号は、コンピュータ101に入力され、記憶手段12に記憶されたデータを元にして再生利用可能か否かが判断される。この判断結果の信号が仕分けロボット104に出力されることにより、仕分けロボット104は搬送されてくる部品を再使用する組み立て工程に送る搬送コンベア105に載せるか、廃棄箱106に捨てるかのどらかの処理を実行する。搬送コンベア105に載せられた部品は、1セット分の部品が回収された後、新たなトナーカートリッジ1として再度組み立てられる。このとき、組み込まれる記憶手段12には、コンピュータ101によってリサイクル回数等の使用履歴に関する情報が書き込まれる。そして、記憶手段12を内蔵したトナーカートリッジ1は、梱包箱110に入れられて再度ユーザに向けて出荷される。
【0039】
次に、コンピュータ101で用いられる制御プログラムの1例を、図5〜図7のフローチャートに基づいて説明する。図5〜図7の処理は、同時並行して実行される。
【0040】
図5において、まず、ステップS201では、使用済みのトナーカートリッジ1の個々の部品が、再生の工程に投入されたか否かをチェックする。ステップS202では、部品が投入されると、記憶手段12から表1に示したような個々の部品の使用履歴に関する情報を読み出す。ステップS203では、その読み出された情報から、個々の部品が再生利用可能か否かを判定する。
【0041】
例えば、リサイクル回数が規定値に達したか否かを判定する。規定値に達していたならば、ステップS205に進み、第1の記憶領域に「リサイクルNG」と書き込む。規定値に達していなければ、ステップS204に進み、破損しているか否かをチェックする。破損していれば、前記ステップS205に進み、第1の記憶領域に「リサイクルNG」と書き込む。破損していなければ、ステップS206に進み、再生利用可能と判定して第1の記憶領域に「リサイクルOK」と書き込む。そして、このようにして再来利用が可能か否かの判定を行った後、次の使用済みのトナーカートリッジ1を分解し(ステップS207)、搬送コンベア103に部品毎に仕分けして載せる(ステップS208)。ステップS209では、作業が終了していなければ、ステップS201に戻り、同様な処理を繰り返して行う。
【0042】
図6において、ステップS301では、搬送コンベア103で搬送されてくる部品が、光センサ108によって検出されたか否かをチェックする。部品が検出されたならば、ステップS302に進み、その検出された部品に対応した第1記憶領域に書き込まれた再生可能か否かの情報(OK又はNG)を読み出す。ステップS303では、その読み出された情報の内容を調べ、再生利用が可能(OK)ならばステップS305に進み、再生利用しない(NG)ならばステップS304に進む。ステップS305では、再生利用が可能なので、仕分けロボット104に対して、搬送されてくる部品を組み立て工程用の搬送コンベア105に載せる指示を行う。そして、ステップS306では、その組み立て用の部品のリサイクル回数等のデータを更新して、その更新したデータを第2記憶領域に書き込む。一方、再生利用しない場合は、ステップS304に進み、仕分けロボット104に対して、搬送されてくる部品を破棄する指示を行う。ステップS307では、作業が終了していなければ、ステップS301に戻り、同様な処理を繰り返して行う。
【0043】
図7において、ステップS401では、再生利用可能な組み立て用の部品が、搬送コンベア105を通過かしたか否かをチェックする。部品が通過したならば、ステップS402に進み、その部品に対応した第2記憶領域に書き込まれたリサイクル回数等の使用履歴に関する情報を読み出す。ステップS403では、その第2記憶領域から読み出した情報を、各部品毎の作業領域である第3記憶領域に書き込む。ステップS404では、1セット分の全ての部品が揃ったか否かをチェックする。部品が揃ったならば、ステップS405に進み、組み立てが終了したか否かをチェックする。組み立てが終了したならば、ステップS406に進み、その組み立てられたトナーカートリッジ1で使用される部品のデータを記憶手段12に書込み、出荷が可能な状態にする。ステップS407では、作業が終了していなければ、ステップS401に戻り、同様な処理を繰り返して行う。
【0044】
このようにリサイクルするトナーカートリッジ1の部品単位で使用可能か否かを管理することができるため、部品の寿命を最大限に活用することができる。
【0045】
なお、図5〜図7で説明した制御プログラムは、コンピュータ本体内のROM等に記憶しておいてもよいし、別体として、フロッピー(登録商標)ディスク等に記憶しておいてもよい。また、上述した第1〜第3記憶手段とは、コンピュータ本体内のRAM等の一時的な記憶領域のことをいう。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カートリッジに記憶手段を内蔵し、各部品の使用履歴に関するデータ情報をコンピュータを用いて書き込んだり読み出したりすることによって、返品された使用済みのカートリッジが再生利用可能か否かを的確に管理するようにしたので、部品の寿命を最大限に活用することができ、再生品を作製するコストを抑えることができる。
【0047】
また、本発明によれば、カートリッジの個々の部品の寿命を限界まで使用することができるので、エネルギーの浪費をなくし、環境資源に対して貢献することができると共に、部品管理に係る人力を削減したリサイクルシステムを構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるリサイクルシステムの概略構成を示す説明図である。
【図2】本発明の実施の形態である図1に続くリサイクルシステムの概略構成を示す説明図である。
【図3】記憶手段を内蔵したトナーカートリッジの外観構成を示す斜視図である。
【図4】トナーカートリッジを構成する個々の部品を示す構成図である。
【図5】リサイクル処理を実行するためのプログラムを示すフローチャートである。
【図6】リサイクル処理を実行するためのプログラムを示すフローチャートである。
【図7】リサイクル処理を実行するためのプログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カートリッジ
12 記憶手段
100 印字装置
101 データ処理装置

Claims (14)

  1. 印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を記憶した、前記印字装置に対して記録材を供給するカートリッジに設けられるものである記憶部に対して、データの読み出し及び書き込みが可能なデータ処理装置であって、
    前記記憶部に記憶された前記印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を読み込む読み込み手段と、
    前記読み込み手段により読み込んだリサイクル回数に応じて前記部品毎の再利用をするか否かを部品毎に判断する部品別判断手段と、
    前記部品別判断手段により再利用が可能と判断された部品が1セット分揃ったか否かのチェックに応じて組み立てられたカートリッジで使用される部品の少なくともリサイクル回数を含むデータを前記記憶部に再度更新して記憶させる更新手段と
    を有することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を記憶した、前記印字装置に対して記録材を供給するカートリッジに設けられるものである記憶部に対して、データの読み出し及び書き込みが可能なデータ処理装置であって、
    前記記憶部に記憶された前記印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を読み込む読み込み手段と、
    前記読み込み手段により読み込んだリサイクル回数に応じて前記部品毎の再利用をするか否かを部品毎に判断する部品別判断手段と、
    前記部品別判断手段による各部品毎の再利用するか否かの判断に応じて、各部品毎を再利用工程或いは破棄工程に移行させるかを決定する決定手段と、
    前記部品別判断手段により再利用されると判断された各部品が、再度カートリッジを組み立てるのに一セット分部品が揃ったか否かをチェックをする第1のチェック手段と、
    1セット分部品が揃ったならば、カートリッジの組み立てが終わったか否かをチェックする第2のチェック手段と
    を有することを特徴とするデータ処理装置。
  3. 前記読み込まれた前記部品毎のリサイクル回数を元に仕分装置に対して部品毎に再利用工程に移行するか、或いは、破棄工程に移行するかの信号を出力し指示する指示手段を更に有し、前記仕分装置は前記指示手段による指示に応じて動作することを特徴とする請求項1又は2記載のデータ処理装置。
  4. 前記指示手段の制御によって前記仕分装置により再利用するよう仕分けられた部品のリサイクル回数を更新する更新手段を有することを特徴とする請求項3記載のデータ処理装置。
  5. 前記記憶部には前記部品毎のリサイクル回数と、更に、累積印刷枚数又は部品毎のロット番号が記憶されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のデータ処理装置。
  6. 前記各部品には少なくとも感光ドラムが部品として含まれていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のデータ処理装置。
  7. 画像形成装置に利用されるカートリッジの各部品毎の使用履歴を記憶した記憶部に対して、データの読み出し及び書き込みが可能な手段を含むリサイクルシステムであって、
    前記記憶部に記憶された前記各部品毎の使用履歴を読み込み、該読み込んだ使用履歴に応じて前記部品毎の再利用をするか否かを部品毎に判断する部品別判断手段と、
    前記部品別判断手段により再利用が可能と判断された各部品が、再度カートリッジを組み立てるのに1セット分部品が揃ったか否かをチェックする第1のチェック手段とを有することを特徴とするリサイクルシステム。
  8. 1セット分部品が揃ったならば、カートリッジの組み立てが終わったか否かをチェックする第2のチェック手段を有することを特徴とする請求項7記載のリサイクルシステム。
  9. 組み立てられたカートリッジで使用される部品の使用履歴を前記組み立てられたカートリッジに対応した記憶部に記憶させる更新手段を有することを特徴とする請求項7又は8記載のリサイクルシステム。
  10. 前記使用履歴に基づいて仕分装置に対して部品毎に再利用工程に移行するか、或いは、破棄工程に移行するかの信号を出力し指示する指示手段を更に有し、前記仕分装置は前記指示手段による指示に応じて動作することを特徴とする請求項7又は8に記載のリサイクルシステム。
  11. 印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を記憶した、前記印刷装置に対して記録材を供給するカートリッジに設けられるものである記憶部に対して、データの読み出し及び書き込みが可能なデータ処理方法であって、
    前記記憶部に記憶された前記印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を読み込む読み込み工程と、
    前記読み込み工程により読み込んだリサイクル回数に応じて前記部品毎の再利用をするか否かを部品毎に判断する部品別判断工程と、
    前記部品別判断工程において再利用が可能と判断された部品が1セット分揃ったか否かのチェックに応じて組み立てられたカートリッジで使用される部品の少なくともリサイクル回数を含むデータを前記記憶部に再度更新して記憶させる更新工程を更に有することを特徴とするデータ処理方法。
  12. 印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を記憶した、前記印刷装置に対して記録材を供給するカートリッジに設けられるものである記憶部に対して、データの読み出し及び書き込みが可能なデータ処理方法であって、
    前記記憶部に記憶された前記印字装置による画像形成処理に利用される各部品毎のリサイクル回数を読み込む読み込み工程と、
    前記読み込み工程により読み込んだリサイクル回数に応じて前記部品毎の再利用をするか否かを部品毎に判断する部品別判断工程と、
    前記部品別判断工程による各部品毎の再利用するか否かの判断に応じて、各部品毎を再利用工程或いは破棄工程に移行させるかを決定する決定工程と、
    前記部品別判断工程により再利用されると判断された各部品が、再度カートリッジを組み立てるのに一セット分部品が揃ったか否かをチェックをする第1のチェック工程と、
    1セット分部品が揃ったならば、カートリッジの組み立てが終わったか否かをチェックする第2のチェック工程とを有することを特徴とするデータ処理方法。
  13. 画像形成装置に利用されるカートリッジの各部品毎の使用履歴を記憶した記憶部に対して、データの読み出し及び書き込みを実行する工程を含むリサイクル方法であって、
    前記記憶部に記憶された前記各部品毎の使用履歴を読み込み、該読み込んだ使用履歴に応じて前記部品毎の再利用をするか否かを部品毎に判断する部品別判断工程と、
    前記部品別判断工程により再利用が可能と判断された各部品が、再度カートリッジを組み立てるのに1セット分部品が揃ったか否かをチェックするチェック工程とを有することを特徴とするリサイクル方法。
  14. コンピュータに、請求項11ないし13のいずれかの方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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