JP3658325B2 - ネットワーク・インターフェース装置、デバイス端末装置、及びネットワーク・インターフェース装置の制御方法 - Google Patents
ネットワーク・インターフェース装置、デバイス端末装置、及びネットワーク・インターフェース装置の制御方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上の端末装置とデバイス本体との間のインターフェースを司る機能を有するネットワーク・インターフェース装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータ(PC)等で構成されるクライアントと、プリンタ等の周辺機器デバイス(デバイス端末装置)がネットワークに接続されて成るネットワークシステムは、既に知られている。
【0003】
周辺機器デバイスは、ネットワーク・インターフェース装置と周辺機器デバイス本体で構成され、ネットワーク・インターフェース装置を通して周辺機器デバイス本体はネットワークに接続されている。
【0004】
そして、ネットワーク・インターフェース装置が周辺機器デバイスとネットワーク上にあるクライアント端末間の情報の通信を行っており、この際、周辺機器デバイスに何らかの異常が発生した場合は、周辺機器デバイスを遠隔で使用しているクライアント端末のアプリケーション上でエラー表示が行われる。
【0005】
また、例えば周辺機器デバイスの状態を知るなどのために、クライアント端末が周辺機器デバイスに遠隔からコマンドを送信する場合には、ネットワーク・インターフェース装置専用のアプリケーションを使用して行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来システムでは、次のような問題点があった。
【0007】
(1)ネットワークに接続されている周辺機器デバイスに何らかのエラー(異常)が発生しても、当該エラー発生を認知できるのは、周辺機器デバイスを使用しているクライアント端末のみであり、他のクライアント端末は認知することができない、という問題があった。
【0008】
(2)周辺機器デバイスに何らかのエラーが発生しても、当該周辺機器デバイスを使用していなければ、誰かが周辺機器デバイスを使用するまで当該エラーが発見されずに放置されたままとなる。
【0009】
(3)周辺機器デバイスに遠隔からコマンドを送信するには、ネットワーク・インターフェース装置専用のアプリケーションが必要となり、このアプリケーションがクライアント端末にインストールされていなければ周辺機器デバイスにコマンドを送信することは不可能であった。
【0010】
(4)ネットワーク・インターフェース装置専用のアプリケーションの場合であっても、当該アプリケーションを使うためには専用のコマンドを覚える必要が生じ、ユーザの操作負担が重くなるという問題があった。
【0011】
一方、従来システムにおいて、周辺機器デバイスの状態を電子メールとして複数のホストに通知することにより、周辺機器デバイスを管理すべきユーザに周辺機器デバイスの状態を適切なタイミングで通知してその旨を認知させる手法が提案されている(特開平10−149302号公報)。この電子メール通知は、アプリケーションがインストールされたクライアント端末から発せられる。
【0012】
この手法によれば、上記(1)及び(2)の問題点が解消されるものの、上記の電子メール通知は、アプリケーションがインストールされたクライアント端末から発せられるものである以上、上記(3)及び(4)の問題点を解消することはできない。このように、上記(1)〜(4)の問題点を同時に解決した手段は、未だ提案されていなかった。
【0013】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、専用のアプリケーションをインストールしてこの操作に精通するといったような過度の操作負担をユーザに強いることなく、ネットワークに接続されている周辺機器デバイスにエラーが発生した場合に、当該エラー情報を複数の外部装置に容易且つ迅速に通知することができ、発生したエラーに迅速に対処することを可能にするネットワーク・インターフェース装置、デバイス端末装置、及びネットワーク・インターフェース装置の制御方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のネットワーク・インターフェース装置は、ネットワーク上の端末装置と周辺機器との間のインターフェースを司るネットワーク・インターフェース装置において、通知メッセージの通知先データと、通知メッセージを通知する発生条件と、送信エラーが発生した場合の処理を示す設定項目とをそれぞれ対応付けて格納する格納手段と、前記周辺機器に関する情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段で取得した情報が前記発生条件を示す場合、前記情報取得手段で取得した情報に基づき通知メッセージを作成するメッセージ作成手段と、前記通知メッセージを、前記情報取得手段で取得した情報が示す発生条件に対応する通知先データに基づいて送信するメッセージ送信手段と、前記メッセージ送信手段による前記通知メッセージの送信時において送信エラーが発生した場合に、当該通知メッセージの通知先データに対応する設定項目が示す処理を実行するエラー時処理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のデバイス端末装置は、デバイス本体部と、前記デバイス本体部とネットワーク上の端末装置との間のインターフェースを司るネットワーク・インターフェース部とを備えたデバイス端末装置において、前記ネットワーク・インターフェース部は、通知メッセージの通知先データと、通知メッセージを通知する発生条件と、送信エラーが発生した場合の処理を示す設定項目とをそれぞれ対応付けて格納する格納手段と、前記デバイス本体部に関する情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段で取得した情報が前記発生条件を示す場合、前記情報取得手段で取得した情報に基づき通知メッセージを作成するメッセージ作成手段と、前記通知メッセージを、前記情報取得手段で取得した情報が示す発生条件に対応する通知先データに基づいて送信するメッセージ送信手段と、前記メッセージ送信手段による前記通知メッセージの送信時において送信エラーが発生した場合に、当該当該通知メッセージの通知先データに対応する設定項目が示す処理を実行するエラー時処理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のネットワーク・インターフェース装置の制御方法は、ネットワーク上の端末装置と周辺機器との間のインターフェースを司るネットワーク・インターフェース装置の制御方法において、通知メッセージの通知先データと、通知メッセージを通知する発生条件と、送信エラーが発生した場合の処理を示す設定項目とをそれぞれ対応付けて設定する設定工程と、前記周辺機器に関する情報を取得する情報取得行程と、前記情報取得工程で取得した情報が前記発生条件を示す場合、前記情報取得行程で取得した情報に基づき通知メッセージを作成するメッセージ作成行程と、前記通知メッセージを、前記情報取得工程で取得した情報が示す発生条件に対応する通知先データに基づいて送信するメッセージ送信行程と、前記メッセージ送信行程による前記通知メッセージの送信時において送信エラーが発生した場合に、当該通知メッセージの通知先データに対応する設定項目が示す処理を実行するエラー時処理行程とを備えたことを特徴とする。
【0075】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0076】
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るネットワーク・インターフェース装置が適用可能なネットワークシステムのシステム構成図である。
【0077】
同図において、101〜103は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等で構成されるクライアントであり、ネットワーク100に接続されている。104は電子メールサーバ(以下、メールサーバと記す)であり、ネットワーク100に接続され、メールメッセージを保持する。各ユーザが電子メール・アドレスを持ち、クライアント端末101〜103からメールサーバ104に接続する際に、メールサーバ104がメールを振り分け、送信を行う。
【0078】
105はデバイス端末装置である周辺機器デバイスであり、106はネットワーク・インターフェース部である。107は周辺機器デバイス本体であり、ネットワーク・インターフェース部106を通して、ネットワーク100に接続されている。
【0079】
なお、ネットワーク・インターフェース部106は、周辺機器デバイス本体107に対して着脱可能になっていてもよい。その例として、ネットワーク・インターフェース部106は、周辺機器デバイス本体107に装着されるネットワークボード、ネットワークカード、プリンタに装着されるネットワークプリンタボードであってもよい。また、周辺機器デバイス本体107は、ネットワークプリンタ、プリント可能な複写機、複合機(マルチファンクション機)、FAXなどである。
【0080】
本実施形態では、周辺機器デバイス105として、プリンタを例にとって説明する。
【0081】
図2は、図1に示したネットワーク・インターフェース部106の構成を示すブロック図である。
【0082】
同図において、201はCPUであり、フラッシュROM202に記憶された各種制御プログラムに基づいて、外部ネットワーク100との通信やプリンタインターフェース205との通信を行い、ネットワーク・インターフェース部106としての機能の動作制御を行う。フラッシュROM202は、一部書き換えが可能なROMであり、保存用パラメータ領域として利用可能なデバイスである。フラッシュROM202内には、制御プログラムやデータ、各種保存用パラメータが格納されるほか、本発明で述べる電子メール機能においては、電子メール・アドレス及びメール処理用の設定情報が保存格納される。
【0083】
203はRAMであり、一時的な作業用データ、及びパラメータの格納に用いられる。204はLANコントローラであり、外部ネットワーク100との通信を行う機能を持つ(例えばイーサネットやトークンリング)。このLANコントローラ204の制御によって、外部ネットワーク100に接続されるクライアントからの印刷データが入力される。そして印刷データの入力だけでなく、ネットワーク100上に各種の情報のデータを出力する。
【0084】
205はプリンタインターフェースであり、外部ネットワーク100から入力されたプリンタジョブのプリンタ107への送信、プリンタ制御ジョブの送受信、プリンタ107に関する状態情報の獲得、プリンタ107に関する機器情報の獲得、及びプリンタ107に関する機器設定がこのインターフェース205を通じて行われる。
【0085】
そして、上記のCPU201、フラッシュROM202、RAM203、LANコントローラ204、及びプリンタインターフェース205がシステムバス208を介して接続されている。
【0086】
上記のように、メールサーバ104、クライアント端末101,102,103、及び周辺機器デバイス105より成るネットワークシステムにおいて、本実施形態の特徴を成す周辺機器デバイス105は、ネットワーク・インターフェース部106及びデバイス本体部であるプリンタデバイス107より構成される。
【0087】
そして、ネットワーク・インターフェース部106とプリンタデバイス107は、専用のインターフェース205で接続され、プリンタデバイス107の状態詳細情報や装置情報をネットワーク・インターフェース部106が取得する。
【0088】
ネットワーク・インターフェース部106は、前記状態詳細情報や装置情報に基づく通知メッセージを作成するメッセージ作成手段と、前記メッセージ作成手段により作成されたメッセージの通知先データを保持する保持手段と、前記メッセージ作成手段により作成されたメッセージを、前記通知先データに基づいてメール通知するメッセージ通知手段とを備えている。
【0089】
かかるネットワーク・インターフェース部106及びプリンタデバイス107部で構成される周辺機器デバイス105は、前記メッセージ通知手段において、ネットワーク100上のメールサーバ104に対してのみメッセージを送信する手段を有する。
【0090】
メールサーバ104は、周辺機器デバイス105から送信されるメッセージを受信して、サーバ端末内に保持する手段と、クライアント端末101,102,103からのメール受信要求に対してメールを送信する手段と、サーバ装置内に保持されたメッセージを削除する手段とを備えている。
【0091】
また、クライアント端末101,102,103は、メールサーバ104に対して、ネットワーク100を通じてメッセージの受信を行う手段を有し、さらに受信したメッセージを表示するアプリケーションプログラムが動作する。
【0092】
なお、大規模ネットワークにおいては、複数のメールサーバ端末同士がネットワーク上で通信を行う手段を持ち、メッセージの転送が行われる。転送先ではメッセージの保持が行われ、転送元は保持していたメッセージの破棄を行う。結果的に、周辺機器デバイス105から発せられたメッセージは、当該デバイス内に設定された通知先ユーザへ通知されることとなる。
【0093】
以下、本実施形態の動作を具体的に説明する。
【0094】
周辺機器デバイス105を構成するプリンタデバイス107とネットワーク・インターフェース部106は専用のインターフェース205により接続され、この専用インターフェース205を用いて、プリンタジョブ及びプリンタ制御ジョブのデータ送受信、さらにはプリンタデバイス107の状態情報や装置情報の送受信も行われる。
【0095】
この送受信されるデータを用いて、ネットワーク・インターフェース部106は、ネットワーク・インターフェース部106自身で通知するメッセージの作成を行い、予め設定されている送信先へ通知メッセージの送信を行う。
【0096】
この通知メッセージ送信処理は、プリンタデバイス107の状態変化をネットワーク・インターフェース部106が受け取ることをトリガとして始められる。
【0097】
すなわち、プリンタデバイス107は、自身の状態変化をネットワーク・インターフェース部106に通知する手段を備えている。本例においては、ネットワーク・インターフェース部106がプリンタデバイス107の状態情報を常に周期的に獲得し、監視しているわけではなく、あくまでもネットワーク・インターフェース部106の通知メッセージ処理は、プリンタデバイス107からの状態変化通知によってその処理が起動する。
【0098】
ネットワーク・インターフェース部(NIC)106は通常処理として、図3のフローチャートに示すように、ネットワーク100からの信号やプリンタインターフェースの信号によって、それに該当する処理を起動し、処理の終わった後で再び待ち状態となる、という繰り返しの処理を行っている。つまり、外部からの割り込みによってその処理を起動し、また外部ネットワーク100に対して周期的に必要な動作を行う。
【0099】
例えば、プロトコル別処理が起動される場合には、ネットワーク・インターフェース部106はネットワークプロトコルを認識すると(ステップS31)、各プロトコル別に処理を行う(ステップS32)。また、メール通知処理が起動される場合は、ネットワーク・インターフェース部106はプリンタデバイス107から状態変化信号(Trap信号)を受け取り(ステップS33)、これによってプリンタデバイス107の状態変化を認識して、メール通知処理を行う(ステップS34)。
【0100】
前記図3のステップS34のメール通知処理では、図4のフローチャートに示すようにプリンタデバイス107からのTrap信号の内容を解析し(ステップS41)、Trap内容に合わせて、通知するメッセージの作成を行い(ステップS42)、メッセージの送信を行う(ステップS43)。
【0101】
前記図4のステップS42の通知メッセージ作成処理においては、図5のフローチャートに示すように、そのメッセージの構成である、ヘッダ部の作成処理(ステップS51)と、ボディ部の作成処理(ステップS52)と、フッタ部の作成処理(ステップS53)とに大きく分けて行われる。
【0102】
各部の作成処理においてネットワーク・インターフェース部106は、自身の持つネットワーク情報と、プリンタデバイス107から獲得した状態情報や装置情報を組み合わせ、メッセージ構成を行う。
【0103】
図5のステップS51のヘッダ部作成処理においては、図6のフローチャートに示すように、ネットワーク・インターフェース部106自身の持つネットワーク情報(NICデバイス名や、IPアドレス、MACアドレス等)を用い(ステップS61)、このネットワーク情報をメールのサブジェクトに組み込む。そしてTrap情報のデバイスステータスを獲得し(ステップS62)、これによってそのステータス種類を判定し(エラー状態、警告状態、サービス要求状態等)、それに対応するサブジェクトを作成する(ステップS63)。そして作成したヘッダをストアしておく(ステップS64)。
【0104】
また、図5のステップS52のボディ部作成処理においては、図7のフロートチャートに示すように、Trap情報に格納されているプリンタデバイスのステータス情報を基に(ステップS71)、さらに詳細なデバイス情報(詳細ステータス情報)をデバイスから獲得し(ステップS72)、その詳細情報をボディに組み込んでメッセージ内容を作成し(ステップS73)、ストアしておく(ステップS74)。
【0105】
そして、図5のステップS53のフッタ部作成処理においては、図8のフローチャートに示すように、メッセージの最後に付加する部分(装置名や装置の場所を記述したもの等)や、自由設定可能なシグネチャ文字列を、プリンタデバイス107から獲得した情報によって構成し(ステップS81,ステップS82)、このフッタ内容をストアする(ステップS83)。
【0106】
図9、図10及び図11は、本実施形態に係る電子メールの一例を示す図であり、ヘッダ、ボディ及びフッタの各部におけるメッセージ例を表し、図9は、ジョブログ通知、図10はエラーログ通知、図11はエラー発生通知の各例である。
【0107】
前記図4のステップS43のメッセージ送信処理においては、図12のフローチャートに示すように、ネットワーク・インターフェース部106内に予め設定された通知先情報やメールサーバ情報を獲得し(ステップS131,ステップS132)、ヘッダ/ボディ/フッタの各メッセージを合成し(ステップS133)、先のメールサーバに対して、SMTPと呼ばれる電子メール通知プロトコルによって、メッセージの送信を行う(ステップS134)。なお、本実施形態の電子メール通知は、メールサーバ104に対してのみ、上述のようにメッセージを送信することによって行われる。
【0108】
このように本実施形態では、デバイス端末装置105自身がデバイス本体である周辺機器107のエラーに関するメール通知を発信するようにしたので、クライアント端末101〜103にネットワーク・インターフェース部106専用のアプリケーションをインストールしてこの操作に精通するといったような過度の操作負担をユーザに強いることなく、周辺機器107にエラーが発生した場合には、当該エラー情報をネットワーク100上の例えばメールサーバ104を介して複数のクライアント端末101〜103に容易且つ迅速にエラー通知を行うことができ、発生したエラーに迅速に対処することが可能である。
【0109】
[第2実施形態]
上記した第1実施形態で説明したように、通知メッセージの作成を行わせるトリガはプリンタデバイス107からの状態変化信号(Trap信号)であり、その内容に合わせて、通知するメッセージの作成を行うようにしたが、本実施形態では、このTrap信号をネットワーク・インターフェース部106が認識した場合において、ネットワーク・インターフェース部106内の設定値によってメール通知機能を制御する。
【0110】
Trap信号には、その含まれる情報として、図13(a),(b)に示すように、Trap Number(トラップナンバー)、Status Code(ステータスコード)、及びプリンタパネルに表示されているMessage(パネルメッセージ文字列)が含まれる。
【0111】
Trap Numberは、プリンタデバイス107の状態変化の種類を表す。ジョブ終了、ステータス変化、ログ領域溢れ、及び各種のイベントがある。
【0112】
ステータスコードは、プリンタデバイス107で発生する全てのステータスを識別する5桁の正数で表現され、ステータスの種別に応じて、ある区間の数字が割り当てられている。例としては、10000から14999までは通常状態(非エラー、非警告)、15000から20000までは警告状態、30000から49999まではエラー状態、50000番台はサービスマンコール状態とする(図14は個々のステータスコード例)。
【0113】
従って、ステータスコードの範囲によって次のようにレベル付けを行うことが可能である。
【0114】
10000〜14999:レベル1
15000〜19000:レベル2
20000〜29999:レベル3
30000〜49999:レベル4
50000〜59999:レベル5
パネルメッセージ文字列は、そのステータス発生時において、プリンタデバイス107のパネルに表示している文字列である。
【0115】
前記Trap Numberと、ステータスコードの状態レベルとを用いることにより、メール通知の制御を行う。このメール通知条件の設定値は、ネットワーク・インターフェース部106内で持つものとする。以下に、その通知条件を説明する。
【0116】
メール通知の発生する条件項目は
1.ジョブログ通知
2.エラーログ通知(通常エラー、サービスマンコール)
3.オペレータコール発生通知、サービスコール発生通知
4.消耗品交換要求発生通知
とする。
【0117】
「ジョブログ」については、前記Trap信号の種類が「ログ情報」の場合である。ログ情報は、1回のジョブが終了する度にプリンタデバイス107からネットワーク・インターフェース部106にTrap信号によって送信される。ネットワーク・インターフェース部106は、そのログ情報を複数回数分保持し、ある規定個数保持の後にメール通知を行う。
【0118】
「サービスコールログ」については、前記Trap信号の種類が「ログ情報」且つ「サービスコール」の場合である。サービスコールのログ情報は、プリンタデバイス107が確保しており、その領域が溢れる場合にこのTrapが発生する。ネットワーク・インターフェース部106は、Trap発生をトリガに、サービスコールのログ情報をプリンタデバイス107から獲得し、そのログ情報が格納されたメールの通知を行う。
【0119】
「エラーログ」についても同様である。その区別において、エラーはオペレータによってその状態が復帰可能な状態であり、サービスコールは、販売会社等のサービスマンによる物品交換を伴う復帰を要するものである。
【0120】
「オペレータコール発生通知」及び「サービスコール発生通知」については、前記Trap信号の種類が「ステータス変化」の場合である。ネットワーク・インターフェース部106は、Trap発生をトリガにすると同時に、ステータスコードのレベルにより、オペレータコール及びサービスコールを認識する。この場合は詳細エラー情報をプリンタデバイス107から獲得し、その詳細エラー情報が格納されたメールの通知を行う。またレベルの違いによって「消耗品交換要求発生通知」も同様に行われる。
【0121】
次に、前記したメール通知発生条件を設定する方法について説明する。
【0122】
図15は、本実施形態おける電子メール通知関連項目の設定画面を示す図である。ジョブログ通知、エラーログ発生通知、及び消耗品交換要求を、同図に示すチェックボックス(On Job Completion、On DeviceError、On Request for Consumables)のユーザインターフェースで設定する。
【0123】
図15の例では、メール通知先としては2箇所設定可能であり、その個々について前記メール通知発生条件の設定が可能である。またシグネチャ情報(Sigmature)の設定やメール通知言語(Preferred Language)の設定も同時に設定を行う。
【0124】
このように本実施形態では、Trap Numberと、ステータスコードの状態レベルを用いることによりメール通知制御を行うことが可能になり、例えば、デバイス側でどのエラーレベルまでを通知すべきかを判断するための通知レベルを設定することができる。
【0125】
[第3実施形態]
上述した第1及び第2実施形態は、電子メールを作成させるために状態変化信号を用い、その信号解析によって作成内容を変化させたものであるが、本実施形態においては、電子メールを作成する上で、プリンタデバイス107側のロケール情報を取得し、その情報により作成内容のロケールを切り替えるものである。つまり言語を切り替えるものであり、内容の種類を変えるものではない。
【0126】
前述したように、ネットワーク・インターフェース部106は、通知メッセージの作成時において、プリンタデバイス107から取得される状態情報や装置情報を基に作成を行ったメッセージを、予め用意しておいた文例に挿入を行うと同時に、ネットワーク・インターフェース部106内のネットワーク情報も文例に挿入する。本実施形態では、上記ネットワーク・インターフェース部106における通知メッセージ作成処理において、プリンタデバイス107から取得されるロケールIDに基づいて、作成通知メッセージの言語を決定するように制御する。
【0127】
図16は、本発明の第3実施形態に係るメッセージ作成処理を示すフローチャートである。
【0128】
まずロケール情報をプリンタデバイス107より取得し(ステップS161)、その後のメール文章作成処理(ヘッダ部作成処理:ステップS162、ボディ部作成処理:ステップS163、フッタ部作成処理:ステップS164)における制御を行う。
【0129】
例えばヘッダ部作成処理では、図17のフローチャートに示すように、ネットワーク・インターフェース部106自身の持つネットワーク情報(NICデバイス名や、IPアドレス、MACアドレス等)を獲得し(ステップS171)、このネットワーク情報をメールのサブジェクトに組み込む。そしてTrap情報のデバイスステータスを獲得し(ステップS172)、このステータスの種類がロケール情報であった場合には(ステップS173)、このロケール情報に対応するサブジェクトを作成する(ステップS174)。そして作成したヘッダ内容をストアする(ステップS175)。
【0130】
ロケール情報の具体的な例としては、プリンタデバイス107のパネル表示言語情報である。この情報をプリンタデバイス107側から取得する。このパネル表示言語情報としては、日本語、英語、フランス語及びドイツ語等であり、そのロケール情報に応じたメッセージ(電子メール)本文内容をネットワーク・インターフェース部106が作成する。メッセージ作成以降の動作は、前記第1及び第2実施形態と同様となる。
【0131】
[第4実施形態]
本実施形態では、ネットワーク・インターフェース部106において、メッセージ送信処理時にエラーが発生した場合に、その回復を図るリカバリ処理を行うようにしたものである。
【0132】
図18は、本発明の第4実施形態に係るメッセージ送信処理を示すフローチャートである。
【0133】
このメッセージ送信処理では、まずステップS181〜ステップS184において上記図12のステップS131〜ステップS134と同様の処理を行う。そして、ステップS185において、SMTP送信処理中に送信エラーが発生したか否かを判断し、送信エラーが発生した場合は、ステップS186へ進む。
【0134】
ステップS166では、ネットワーク・インターフェース部106内に予め設定されている設定値を獲得し、その後は、獲得した設定値の内容によって(ステップS187)、リカバリ処理を選択し実行する(ステップS188)。
【0135】
図15の設定画面には、例として送信エラーの場合にリトライ処理をする場合を挙げ、設定項目として、リトライ回数(Retries)とリトライ間隔(Intervals)を設けている。
【0136】
送信エラーの発生後は、リトライ間隔の経過後に再送を行う。そこで、再度送信エラーになるようであれば、リトライ回数までリトライ間隔をおいて再送が繰り返される。そして、リトライ回数を超える場合は、結果的に宛先への電子メール通知は失敗したことになる。なお、リトライ回数及びリトライ間隔を任意で設定可能である。
【0137】
[第5実施形態]
上記第4実施形態はリカバリ処理の例であったが、本実施形態では、送信エラー発生後に規定処理を行う場合について説明する。
【0138】
処理の流れは、前記リカバリ処理と同様である。メッセージ送信のリカバリを行うのではなく、同様のタイミングで規定の処理を行わせる。ここでは送信エラーとなった電子メールを印刷する場合の例で説明する。
【0139】
SMTP送信処理においてエラーが発生した後、通知メッセージを印刷ジョブとして印刷装置本体へ送信する。これは通常の印刷ジョブと同じく、印刷されることとなる。この後に印刷装置の管理者やサービスマンは送信されなかった電子メールの内容を紙で見ることが可能である。
【0140】
本実施形態の方法では、通知メッセージの内容を確実に残しておくことが可能となり、このことは、サービスマンが印刷装置を管理する上で非常に有効である。
【0141】
なお、本実施形態では、送信エラーが発生した後に、すぐに印刷処理を行っていたが、リトライを繰り返した後で最終的にメッセージ通知処理が失敗した時に、印刷処理を行わせても構わない。
【0142】
本実施形態では、送信エラーが発生した場合に通知文章の印刷処理を行わせたが、印刷するのではなく、印刷装置本体の記憶装置に格納させてもよい。この場合は、印刷装置本体の記憶装置をアクセスすることにより印刷装置の管理者やサービスマンは送信されなかったメッセージの内容を紙で見ることが可能である。印刷装置本体の記憶装置としてハードディスクや、フラッシュROM等の二次記憶装置が装着されている場合には当該装置を利用する。二次記憶装置が無い場合は、RAM上に保存を行うが、この場合は電源が落とされると、情報は消えてしまう。
【0143】
本実施形態において、送信処理が失敗した場合にメッセージの印刷処理を行っていたが、通知文章ではなく、送信処理が失敗した旨を通知するのみの文章を印刷装置が印刷する処理としてもよい。
【0144】
本実施形態において、メッセージ通知を行う内容によって、メッセージの印刷もしくは送信処理の失敗を通知する文章の印刷を制御することが可能である。例として、メッセージ通知内容が管理用のログ通知に関してはログ内容の印刷を行わせ、ステータス変化のメッセージ通知の場合は、失敗通知とする。これにより、課金目的等に使用される重要なログデータの消失を防ぐことが可能である。ステータス変化においても重大なエラー(サービスマンコール等)の発生においてはその内容によって印刷させることも可能である。
【0145】
また、上記第4及び第5実施形態においては、メッセージの送信においてエラーが発生した場合に、リカバリ処理や規定の処理を行うようにしたが、別のアドレスに向けて、当該メッセージを送信するようにしてもよい。この場合は、送信に失敗した場合に使用する別メールアドレスに向けてメッセージを送信する。別の失敗した場合の宛先アドレスについても、予めネットワーク・インターフェース部106上に設定を行っておく。
【0146】
上記説明では、メッセージ送信においてエラーが発生した場合に、印刷処理や別アドレスへの送信を独立させて行わせていたが、それぞれを宛先毎に連動させて送信失敗した場合の処理としてもよい。つまり、宛先1つにリカバリもしくは規定動作の設定項目を設け、その設定項目により処理制御を行う。
【0147】
なお、上述した図3〜図8、図12、図16、図17及び図18のフローチャートに従ったプログラムをネットワーク・インターフェース部106内のフラッシュROM202に格納し動作することにより、上述の制御方法を実現させることが可能となる。
【0148】
本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
【0149】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0150】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0151】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、周辺機器に関する情報が通知メッセージを通知する発生条件を示す場合、当該発生条件に対応する通知先データに基いて通知メッセージを送信することにより、周辺機器に関する情報を取得するための専用のコマンドを周辺機器に送信しなければならないような専用のアプリケーションをインストールしてこの操作に精通するといったような操作負担をユーザに強いることなく、ネットワークに接続されている周辺機器に関する情報を、発生条件に対応する通知先に通知することができる。
【0152】
さらに、通知メッセージの送信時において送信エラーが発生した場合は、通知メッセージの通知先データに対応する設定項目が示す処理を実行することにより、送信エラーに対応する処理を通知先に応じて換えることができる。
【0153】
例えば送信エラーとなった通知メッセージを印刷する処理を行うようにすれば、通知メッセージの内容を確実に残しておくことが可能となり、サービスマン又は管理者が印刷装置を管理する上で非常に有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るデータ転送処理装置が適用可能なネットワークシステムのシステム構成図である。
【図2】図1に示したネットワーク・インターフェース部106の構成を示すブロック図である。
【図3】ネットワーク・インターフェース部(NIC)106の通常処理を示すフローチャートである。
【図4】図3のメール通知処理を示すフローチャートである。
【図5】図4の通知メッセージの作成処理を示すフローチャートである。
【図6】図5のヘッダ部作成処理を示すフローチャートである。
【図7】図5のボディ部作成処理を示すフロートチャートである。
【図8】図5のフッタ部作成処理を示すフロートチャートである。
【図9】実施形態に係るメッセージ(ジョブログ通知)の一例を示す図である。
【図10】実施形態に係るメッセージ(エラーログ通知)の一例を示す図である。
【図11】実施形態に係るメッセージ(エラー発生通知)の一例を示す図である。
【図12】図4のメッセージ送信処理を示すフローチャートである。
【図13】状態変化信号(Trap信号)を示す構成図である。
【図14】本発明の第2実施形態に係るステータスコード例を示す図である。
【図15】実施形態おけるメッセージ通知関連項目の設定画面を示す図である。
【図16】本発明の第3実施形態に係るメッセージ作成処理を示すフローチャートである。
【図17】第3実施形態に係るヘッダ部作成処理を示すフローチャートである。
【図18】第4実施形態に係るメッセージ送信処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101〜103 クライアント端末
104 メールサーバ
105 周辺機器デバイス(デバイス端末装置)
106 ネットワーク・インターフェース部
107 デバイス本体
201 CPU
202 フラッシュROM
203 RAM
204 LANコントローラ
205 プリンタI/O
206 ネットワーク(LAN)
207 プリンタデバイス
208 システムバス
Claims (11)
- ネットワーク上の端末装置と周辺機器との間のインターフェースを司るネットワーク・インターフェース装置において、
通知メッセージの通知先データと、通知メッセージを通知する発生条件と、送信エラーが発生した場合の処理を示す設定項目とをそれぞれ対応付けて格納する格納手段と、
前記周辺機器に関する情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段で取得した情報が前記発生条件を示す場合、前記情報取得手段で取得した情報に基づき通知メッセージを作成するメッセージ作成手段と、
前記通知メッセージを、前記情報取得手段で取得した情報が示す発生条件に対応する通知先データに基づいて送信するメッセージ送信手段と、
前記メッセージ送信手段による前記通知メッセージの送信時において送信エラーが発生した場合に、当該通知メッセージの通知先データに対応する設定項目が示す処理を実行するエラー時処理手段とを備えたことを特徴とするネットワーク・インターフェース装置。 - 前記設定項目で設定可能な処理は、前記通知メッセージを再送信すること、又は前記通知メッセージを前記周辺機器に印刷させること、又は前記通知メッセージを再送信した後に前記通知メッセージを前記周辺機器に印刷させること、又は別メールアドレスに向けて前記通知メッセージを送信することであることを特徴とする請求項1記載のネットワーク・インターフェース装置。
- 前記周辺機器に関する情報は、前記周辺機器から発せられた情報であり、前記周辺機器の状態を示す状態情報を含むことを特徴とする請求項1または2記載のネットワーク・インターフェース装置。
- 前記状態情報の変化を示す状態変化信号を前記周辺機器から受け取って前記周辺機器の状態を判断し、その判断結果に応じて前記メッセージ送信手段による通知メッセージの送信動作を制御する手段を備えたことを特徴とする請求項3記載のネットワーク・インターフェース装置。
- 前記状態情報の変化を示す状態変化信号を前記周辺機器から受け取って前記周辺機器の状態を判断し、その判断結果に応じて前記メッセージ作成手段によって作成される前記通知メッセージの内容を制御する手段を備えたことを特徴とする請求項3記載のネットワーク・インターフェース装置。
- 前記状態情報の変化を示す状態変化信号を前記周辺機器から受け取って前記周辺機器の状態レベルを設定し、その状態レベルに応じて前記メッセージ送信手段による通知メッセージの通知レベルを制御する手段を備えたことを特徴とする請求項3記載のネットワーク・インターフェース装置。
- 前記状態情報の変化を示す状態変化信号を前記周辺機器から受け取って前記周辺機器の状態レベルを設定し、その状態レベルに応じて前記メッセージ作成手段によって作成される前記通知メッセージの内容を制御する手段を備えたことを特徴とする請求項3記載のネットワーク・インターフェース装置。
- 前記メッセージ作成手段は、前記情報取得手段で取得した情報に基づき作成したメッセージを、予め用意しておいたメッセージ文に挿入して前記通知メッセージを作成することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のネットワーク・インターフェース装置。
- 前記メッセージ作成手段は、前記周辺機器または当該ネットワーク・インターフェース装置内から取得されるロケール情報に基づいて、作成する前記通知メッセージの言語を決定することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のネットワーク・インターフェース装置。
- デバイス本体部と、前記デバイス本体部とネットワーク上の端末装置との間のインターフェースを司るネットワーク・インターフェース部とを備えたデバイス端末装置において、
前記ネットワーク・インターフェース部は、
通知メッセージの通知先データと、通知メッセージを通知する発生条件と、送信エラー が発生した場合の処理を示す設定項目とをそれぞれ対応付けて格納する格納手段と、
前記デバイス本体部に関する情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段で取得した情報が前記発生条件を示す場合、前記情報取得手段で取得した情報に基づき通知メッセージを作成するメッセージ作成手段と、
前記通知メッセージを、前記情報取得手段で取得した情報が示す発生条件に対応する通知先データに基づいて送信するメッセージ送信手段と、
前記メッセージ送信手段による前記通知メッセージの送信時において送信エラーが発生した場合に、当該当該通知メッセージの通知先データに対応する設定項目が示す処理を実行するエラー時処理手段とを備えたことを特徴とするデバイス端末装置。 - ネットワーク上の端末装置と周辺機器との間のインターフェースを司るネットワーク・インターフェース装置の制御方法において、
通知メッセージの通知先データと、通知メッセージを通知する発生条件と、送信エラーが発生した場合の処理を示す設定項目とをそれぞれ対応付けて設定する設定工程と、
前記周辺機器に関する情報を取得する情報取得行程と、
前記情報取得工程で取得した情報が前記発生条件を示す場合、前記情報取得行程で取得した情報に基づき通知メッセージを作成するメッセージ作成行程と、
前記通知メッセージを、前記情報取得工程で取得した情報が示す発生条件に対応する通知先データに基づいて送信するメッセージ送信行程と、
前記メッセージ送信行程による前記通知メッセージの送信時において送信エラーが発生した場合に、当該通知メッセージの通知先データに対応する設定項目が示す処理を実行するエラー時処理行程とを備えたことを特徴とするネットワーク・インターフェース装置の制御方法。
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