JP3657496B2 - マイクロ波検出器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロ波検出器に関するもので、より具体的には受信感度の設定及び受信したマイクロ波に基づく警報パターンを変更するための構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両の速度を測定するための自動速度測定装置が路上周辺等に多数設置されるようになっている。自動速度測定装置の一例を示すと、所定周波数帯域のマイクロ波を車両に向けて発射し、その反射波を受信して車両の走行スピードを測定するようになっている。
【0003】
一方、係る自動速度測定装置の存在を検出するため、その自動速度測定装置から発射されたマイクロ波を検出して警報を出力するように構成されたマイクロ波検出器が従来から知られている。
【0004】
ところで、自動速度測定装置から出射されるマイクロ波の周波数は、自動ドアにおける人体検知センサが出力するマイクロ波と同じ周波数帯域が用いられている。従って、街中を走行する際にマイクロ波検出器を作動させていると、その人体検知センサから出力されるマイクロ波に反応して誤警報が出力されてしまうことが有る。
【0005】
このような誤警報が頻繁に出力されると、耳障りであったり、逆に運転者が、警報に慣れてしまい、せっかく検出対象の自動速度測定装置からのマイクロ波に基づいて警報が発せられても誤警報と判断してしまうおそれがある。
【0006】
そこで、係る問題発生を抑制するため、例えばマイクロ波検出器の受信感度を変更し、街中などを走行中は受信感度を低く設定して人体検知センサなどに反応し難くし、郊外や高速道路などを走行中は受信感度を上げて確実に自動速度測定装置からのマイクロ波を検出し、警報を発することができるようにしている。
【0007】
さらに、高速道路などでは、単位時間当たりの移動距離が長いので、できるだけ早い時期(遠い位置)から自動速度測定装置の存在を検出したいという要求があり、また、街中は、信号での停止その他の理由から、さほど高速度で走行することが少なく、自動速度測定装置の存在を検出できなくても問題が無いこともある。このような理由から、受信感度の設定を変えたいという要求もある。
具体的な受信感度の変更手順としては、マイクロ波検出器をボタン操作して、予め設定されているいずれかの受信感度を選択するのが一般的である。
【0008】
また、自動速度測定装置が設置されている場所や、重点的に配備されている地域、或いは、車両の速度を測定するための速度測定装置を積んだ車両が頻繁に現れる地域等の情報が雑誌やその他の情報媒体によって紹介されている。従って、該当する地域を走行するときには、受信感度を高くすることにより、確実にその自動速度測定装置等の存在を検出することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、走行する地域や走行ルート等に応じて、毎回マイクロ波検出器の受信感度の設定を変更するのは面倒であり、変更するのを忘れて走行してしまう場合もあり得る。さらに、誤った選択をしてしまうと検出対象とするマイクロ波を上手く検出できない。
【0010】
さらに、運転しながら受信感度等の設定を切り替えるのは危険であるので、一時停止した状態で設定の切り替えを行うことになるが、そのように一時停止することは煩雑であるばかりでなく、かえってスムーズな車両走行の妨げとなり好ましくないということもある。
【0011】
本発明は、上記した背景に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、上記した問題を解決し、車両の存在位置や、走行方向その他の走行状態に基づいて自動的に受信感度等の状態設定を変更することができ、運転者が希望する条件下で警報出力ができ、さらに、安全運転に寄与することもできるマイクロ波検出器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明に係るマイクロ波検出器では、所定の動作設定条件に基づいてマイクロ波を検出するとともに警報出力をするマイクロ波検出器本体と、車両の現在位置を求める位置検出手段と、前記位置検出手段で求めた現在位置に基づいて、前記動作設定条件を変更する動作設定制御手段と、車両の移動方向を判定する方向判定手段と、設定指令を受けた際の存在位置と移動方向と動作設定条件を関連付けて記憶する記憶手段を備え、前記動作設定制御手段は、前記位置検出手段並びに前記方向判定手段からの出力に基づき、車両の現在位置とその移動方向を求め、それが前記記憶手段に格納した存在位置と移動方向とが一致した場合に、前記マイクロ波検出器本体の動作設定条件を、前記記憶手段に格納した動作設定条件に切り替える機能を有し(第1要件)、その動作設定条件を切り替えた際に、切り替える前の動作設定条件を記憶し、前記位置検出手段並びに前記方向判定手段からの出力に基づき、車両の現在位置とその移動方向を求め、それが前記記憶手段に格納した存在位置と一致し、移動方向が反対方向の場合に、前記マイクロ波検出器本体の動作設定条件を、前記記憶した前記切り替える前の動作設定条件に設定する機能(第2要件)を備えて構成した。
【0013】
例えば、ある領域・位置における動作設定条件を登録すると、位置検出手段がその場所に移動してきたことを検知すると、動作設定制御手段が自動的にその位置に合った動作設定条件に切り替える。よって、運転者はいちいち動作設定条件の切り替え処理を行う必要が無く、運転に集中できる。しかも、切り替え忘れなども無く、その位置にとって適した動作設定条件に切り替わるので、効果的なマイクロ波検出並びにそれに伴なう警報出力ができる。
【0016】
すなわち、ある一定のルートで移動することが多い場合、存在位置と移動方向から特定の道路を移動中であることがわかる。一例を示すと、インターチェンジから高速道路内に進入した場合などがある(その逆もある)。この場合に、高速道路内を走行中の場合には、受信感度を高くしたいという要求がある。そして、本発明では、現在位置と移動方向から高速道路に進入したと判断した場合に自動的に受信感度が高い動作設定条件に切り替えることができる。よって、インターチェンジの直前/直後等で一旦停車して感度を切り替えたり、同乗者に切り替えを頼む必要が無く、スムーズな走行が可能となる。
【0018】
さらに、登録した位置と同じで移動方向が逆の場合には、動作設定条件を元に戻す。つまり、上述した第1要件では、ある位置を所定方向に移動した際に動作設定条件を切り替えたが、第2要件のように、この切り替える前の動作設定条件を覚えておくと、切り替えた地点と同一位置で逆方向に移動したということは、その移動方向に走行する場合の動作設定条件は、覚えていたものを用いるのが好ましいと言える。そこで、その位置における切り替える前の動作設定条件に戻すことにより、元に戻す作業を人手によらず、自動的な切り替えを可能とした。
【0019】
この発明の利用態様としては、例えば、上記した高速道路とインターチェンジとの関係で言えば、高速道路に進入する位置で、かつ、高速道路へ進入方向と逆方向に移動している場合には、高速道路から一般道路に向かっていると言える。そこで、高速道路に入る前の動作設定条件に切り替えることにより、街中に適した動作設定条件に自動的に切り替わることができる。
【0020】
また、一定の領域と、その領域における動作設定条件を関連付けて記憶する領域情報記憶手段を備え、前記動作設定制御手段は、取得した現在位置に基づいて前記領域情報記憶手段をアクセスし、記憶された領域内に位置する場合に、その領域に対応付けられた動作設定条件に切り替えるようにしてもよい。この領域は、使用者が、マイクロ波検出器に設けられた操作ボタン等を操作して行うようにしても良いし、各種記録媒体等を介して供給するようにしても良い。また、入力は、現在位置を基準に行っても良いし、地図データ等があればそれに基づいて領域を設定することもできる。
【0021】
このようにすると、例えば、自動速度測定装置が多数設置されている領域や、郊外に移動する場合や、見知らぬ(余り詳しくない)土地を走行するような場合には、受信感度を高くし、確実にマイクロ波の発信源があることを検出し、警報することができる。
【0022】
さらに、一定の領域を記憶する領域記憶手段を備え、取得した現在位置に基づいて前記領域記憶手段をアクセスし、記憶された領域内に位置する場合に、警報を出力する機能を備えるとよい。
【0023】
さらにまた、前記位置検出手段の出力から車速を算出する手段を備え、前記動作設定制御手段は、算出した車速に応じて動作設定条件を切り替える機能を備えるとなおよい。
【0024】
例えば車速が速い場合には、警報ダウンを抑制し、位置検出手段の出力に基づいて車速を求めると、車速を高精度に算出でき(2地点間を移動するのにかかった時間,単位時間当たりに移動する距離などから算出する)、しかも、別途速度算出のためのセンサ等の設置並びにメンテナンスが不要となるメリットもある。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るマイクロ波検出器の第1の実施の形態を説明する。本発明は、車両の速度を測定するための速度測定装置から発射される所定周波数帯域のマイクロ波を検出するとともに警報するために、車両に搭載して用いる装置である。
【0026】
図1は、係るマイクロ波検出器1の要部の構成を示すブロック回路図である。同図に示すように、マイクロ波検出器1は、設定された動作設定条件に基づき、所定周波数帯域のマイクロ波を検出し、警報出力するマイクロ波検出器本体2と、GPS情報を取得するGPS受信部3と、GPS受信部3の出力に基づいて、マイクロ波検出器本体2の動作設定条件を決定するとともに、決定した動作設定の実効命令をマイクロ波検出器本体2に与える動作設定制御部5と、前記動作設定制御部5に対し、設定指令や、動作設定条件等を通知する指示入力部6とを備えている。
【0027】
マイクロ波検出器本体2は、ホーンアンテナ2aを介して捕捉したマイクロ波に基づく受信信号をマイクロ波受信部2bに与え、そこにおいて所望の周波数のマイクロ波を検波し、検波信号を出力する。この検波信号を受信判定部2cに与え、目的のマイクロ波を受信したか否かを判断する。さらに、マイクロ波受信部2bには、Sメータ出力端子を備え、その出力端子から出力される受信信号強度を受信強度判定部2dに与え、そこにおいてしきい値処理され、受信強度が一定以上か否かが判断される。
【0028】
そして、それら受信判定部2c並びに受信強度判定部2dの判定結果が判定部2eに与えられ、そこにおいて検出対象の真のマイクロ波を受信したか否かを判断する。この判断は、例えばAND処理、つまり、受信判定部2cで所定周波数のマイクロ波が受信され、さらに受信強度判定部2dで一定基準以上の受信強度の信号が受信された場合に真のマイクロ波と判断することができる。なお、判定手法はこれに限ることは無く、各種のものを用いることができるのは言うまでも無い。そして、その判定手法に対応して受信判定部2cや受信強度判定部2dの機能を適宜変更してもよい。
【0029】
さらに判定部2eで真のマイクロ波を検出したと判断した場合には、検出信号を警報器2fに与え、所定の警報を出力する。この警報は、ブザーや音声であったり、ライトLED等のランプや表示器など各種の対応のものが採れる。
【0030】
なお、マイクロ波受信部2bは、例えば、受信信号と局部発振器の出力とをミキサで周波数混合し、得られた中間周波信号を検波器に入力し、所定周波数の信号を検波するスーパーヘテロダイン方式により実現できる。また、マイクロ波検出器本体2を構成する各処理部は、いずれも従来のマイクロ波検出器において用いられている一般的な構成と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0031】
GPS受信部3は、地球位置計測衛星から出射されるGPS信号を受信し、車両の現在位置を測定し、測定された位置を基に走行スピードと進行方向を求められるようになっている。具体的には、受信アンテナ3a,GPS受信器3bにて、複数の衛星から発せられるGPS信号を受信し、その受信したことを位置情報算出部3cに与え、そこにおいて受信情報に基づいて現在位置(経度,緯度情報)を算出する。
【0032】
この算出した現在の位置情報は、動作設定制御部5と、車速判定部3d並びに進行方向判定部3eに与えられる。車速判定部3dは、例えばある時点における位置情報と、単位時間経過後の位置情報から、単位時間当たりの移動距離を求め、そこから車速を算出することができる。同様に、進行方向判定部3eは、ある時点の位置情報と一定時間後の位置情報から移動ベクトルを求めることにより移動方向を求めることができる。
【0033】
上記のように、車速や移動方向を判定する場合、例えば、2つのメモリを用意し、一方には測定時点の位置情報を記憶させ、他方には測定時点から一定時間後(例えば2秒後等)の位置情報を記憶させることにより、2つの位置情報から車速や車両の進行方向が判定できる。
【0034】
また、上記の判定であるが、車速並びに進行方向の判定は、一定のサンプリング間隔で実行することになる。さらに、進行方向は、指示入力部6から与えられる設定指令が与えられたときに行うことになる。
【0035】
なお、進行方向の判定は、上記したように位置情報算出部3cで求められた位置情報を用いず、例えば、ジャイロ,コンパスを用いたり、加速度センサ(複数の方向を求めることが可能なセンサや、検出方向が一方向の場合には、複数後のセンサ)により求めることもできる。
【0036】
また、動作設定制御部5は、マイクロ波検出器本体2の動作設定条件を設定するもので、指示入力部6から与えられた動作設定条件をそのまま設定する機能と、位置情報算出部3c並びに進行方向判定部3eの出力に基づいて動作設定条件を自動的に切り替える機能を有している。
【0037】
この機能を簡単に説明すると、指示入力部6から設定指令が与えられると、そのときの、位置情報と移動方向を取得し、メモリに格納する。そして、以後は、GPS受信部3から送られる位置情報と進行方向を取得するとともに、その取得した位置情報と進行方向と一致するものがあるか否かをサーチし、一致する場合には、それに関連付けられた設定条件を読み出し、マイクロ波検出器本体2に設定する。そして、具体的には、以下の通りである。
【0038】
図2に示すように、まず、指示入力部6には、マイクロ波検出器1の装置表面に設けた設定指令入力スイッチ6aと、動作設定するための設定条件を入力する条件入力スイッチ6bを備えている。
【0039】
条件入力スイッチ6bは、マイクロ波検出器本体2の動作設定条件をマニュアルで設定するためのもので、受信感度,警報種別(ブザー,音声,LEDのみ等),音量がある。そして、各条件を入力するのは、それぞれ別個のスイッチからなっていても良い。また、感度,音量などは、予め設定された複数レベルの中からセレクトボタンなどにより択一的に選択するようにしても良いし、無段階で変更できるようにしてもよい。
【0040】
そして、係る条件入力スイッチ6bを介して入力された設定条件は、動作設定制御部5の処理部7の書込部7aに渡され、その書込部7aがメモリ8内の設定条件記憶部8aに格納する。この設定条件記憶部8aは、現在の動作設定条件を記憶するもので、基本的に条件入力スイッチ6bを操作してこの設定条件記憶部8aが更新されたならば、読出部7bは、その更新内容を読み出すとともに、読み出した内容を設定指令部7cに渡し、設定指令部7cがマイクロ波受信器本体2に動作設定条件の切り替え命令を送る。
【0041】
この命令を受けて、マイクロ波検出器本体2は、受信感度を増減したり、警報種別や音量の調整を行うことになる。これがマニュアル入力に伴なう動作設定条件の変更処理である。なお、マイクロ波検出器本体2側での切り替え操作は、従来と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
【0042】
また、指示入力部6の設定指令入力スイッチ6aが押下された場合には、その押下されたことを動作設定制御部5の制御部9が認識し、制御部9は、スイッチが押下されたこと、つまり、設定指令が発せられたことを処理部7に伝える。すると、処理部7(設定指令部7c)は、GPS受信部3からそのときの位置情報と進行方向情報を取得し、設定条件記憶部8aに記憶された現在の動作設定条件を読み出し、それら3つの情報を関連付けてメモリ8内の設定状態記憶部8bに格納する。
【0043】
さらに、処理部7(設定指令部7c)は、GPS受信部3から出力される位置情報と進行方向情報と車速情報を所定のサンプリング間隔で取得し、以下の処理をする。つまり、車速情報に基づいては、その車速が一定の速度(例えば80kmのように高速道路を走行していると予想できる速度)よりも早くなった場合には、受信感度を高くする。逆に、上記とは別の一定の速度(例えば40kmや30kmなどの街中や渋滞中を走行していると予測できる速度)の場合には、感度を低くしたり、警報出力をしないようにする,LEDのみの点灯等の動作設定条件を切り替えることになる。
【0044】
また、位置情報と移動方向情報に基づいては、設定状態記憶部8bをアクセスし、「▲1▼2つの情報が一致する設定状態が有るか否か」と、「▲2▼位置情報が一致し移動方向情報が逆方向の設定状態が有るか否か」を判断する。
【0045】
そして、▲1▼の条件が合致したならば、その条件に合致する設定状態記憶部8bに格納された設定条件を読み出すとともに、その設定条件で動作すべくマイクロ波受信器本体2の動作設定条件を切り替える。
【0046】
また、▲2▼の条件が合致したならば、切り替え前の動作設定条件に戻す。つまり、設定条件記憶部8aに記憶された動作設定条件を読み出し、マイクロ波受信器本体2の動作設定条件を、その読み出した動作設定条件に切り替える。なお、この▲2▼の条件に基づく処理は、特に設けなくても良い。また、条件▲2▼は、「移動方向が反対」とするのではなく、▲2▼′「移動方向が異なる」としても良い。
【0047】
次に、実際の適用例について説明する。図3は、本実施の形態を搭載した車両が一般道路aより高速道路bに入り、一般道路cから高速道路bを降りるまでのルートを示したものである。
【0048】
高速道路bは、一般道路路a,cに比べて高速度で走行しているため、単位時間当たりの移動距離も長く、できるだけ遠い位置から自動速度測定装置の存在を検出したい。また、一般に高速道路は他の道路等から隔離されているため、市街地での走行のように自動速度測定装置が発射するマイクロ波と誤認識するマイクロ波が飛来している可能性が少ない。そこで、一般道路a,cでの走行よりも高速道路bでの走行中の受信感度は高くすることになる。従って、高速道路bに入る地点Aか、それよりも前の地点でマイクロ波検出器本体2の検出感度を高く設定することになる。この場合、従来であると、その都度条件入力スイッチ6bを操作して切り替えることになるが、本発明では、以下に示す手順により自動切り替えが可能となる。
【0049】
まず、一般道路aから高速道路bへ乗り入れるまでの適当な位置で条件入力スイッチ6bを操作して高速道路bを走行するのに適した設定条件を入力し、セットする。これにより、設定条件記憶部8aは高速道路を走行するのに適した設定条件が格納され、マイクロ波検出器本体2の動作設定も係る条件にセットされる。
【0050】
次いで、高速道路bに進入した地点Aのときに、設定指令入力スイッチ6aを押下する。すると、その地点Aの位置情報(例えば「緯度,経度」により特定)と、その地点Aにおける移動方向(例えば「東」)と、設定条件記憶部8aに格納された設定条件が関連付けて設定状態記憶部8bに格納される。
【0051】
従って、その後、一般道路aから高速道路bに進入した場合には、地点Aを通過する際に、「位置がAで移動方向が東」と検出されるため、設定状態記憶部8bに格納された高速道路に適した動作設定条件が読み出され、自動的にセットされる。
【0052】
同様のことは、高速道路bから地点Bにて一般道路cに降りる場合にも言える。つまり、一般道路の場合には、通常受信感度は低くしたり、警報を替えたり音量を替えたりする。そこで、地点Bに至る前の地点で、条件入力スイッチ6bを操作して一般道路cに適した設定条件を登録し、地点Bにおいて設定指令入力スイッチ6aを押下する。これにより、以後、高速道路Bから一般道路cに移動する際には、自動的に動作設定条件が一般道路cに適したものとなる。
【0053】
また、上記のようにして一度地点Aと地点Bで設定指令をセットすると、以後同一方向(同一ルート)に移動する場合には、その移動先で適した動作設定条件に自動的に切り替わることができ、運転者は運転に集中できるので安全運転にも貢献できる。
【0054】
さらに、上記した条件▲2▼或いはその変形例である条件▲2▼′の機能を持っている場合には、セットしたのと逆ルートの場合(指示入力部6からの操作はしない)にも自動的に動作設定条件を切り替えることができる。
【0055】
すなわち、条件▲2▼′では、位置が同じで方向が異なる場合には、切り替える前の動作設定条件に戻すことになっている。従って、例えば高速道路bを走行中の動作設定条件をマニュアルで設定し、地点Bを経由して一般道路cに移動した際に、地点Bを通過時に一般道路c用の動作設定条件に自動的に切り替わったとする。
【0056】
その後、逆ルートを進み、一般道路cから高速道路bに進入した際に、地点Bを通過すると、位置が一致し移動方向(西)が異なる(北東ではない)ので、自動的に切り替わる前の設定条件記憶部8aに記憶された内容、つまり、高速道路用の動作設定条件に自動的に切り替わる。このように、一方のルートを登録することにより、逆ルートも自動的に切り替えることができる。
【0057】
また、条件▲2▼とすると、進行方向は逆向きではないので、係る自動切り替えはできないが、この場合も、例えば地点A,Bの位置を、高速道路に合流する前に設定することにより、対応できる。
【0058】
さらに、上記した方式では、例えば、図3に示すように地点A,Bの2つの位置で自動的に切り替えるようにした場合には、設定条件記憶部8aには一般道路a用の動作設定条件が格納される(地点A,Bでいずれも自動的に切り替えた場合)ことがあり、その場合に逆ルートを通り一般道路cと高速道路bに進入してきて地点Bに至ると、本来は高速道路b用の動作設定条件にしなければならないところ、一般道路a用のものがセットされるおそれが有る。
【0059】
そこで、設定状態記憶部8bのデータ構造を図4に示すように「設定条件」,「位置情報」,「進行方向情報」に加え、「切り替え前の設定条件」を関連付けて格納するようにし、逆方向或いは異なる方向と判断した場合には、「切り替え前の設定条件」を読み出し、それに基づいてマイクロ波検出器本体2の動作設定条件を切り替えるようにしても良い。なお、この「切り替え前の設定条件」は、位置情報と移動方向が一致して、設定条件の自動切り替えが行われた際に、その切り替え前にマイクロ波受信器本体2で設定されていた動作設定条件を当該記憶領域に格納することにより実現できる。
【0060】
図5は、本発明に係るマイクロ波検出器の第2の実施の形態を示している。本実施の形態では、ある領域を設定し、車両が領域内,或いは領域外に位置した時に動作設定条件を切り替えるようにしたものである。
【0061】
具体的には、図5に示すように、マイクロ波検出器1は、メモリ8に、地図情報記憶部8cが設けられている。この地図情報は、本発明では、目標となるランドマークその他の目印・基準となる家屋・位置が特定できれば良いので、別途用意するのがメモリ容量の点からも好ましい。この地図情報は、予め製品内に格納していても良いし、各種記録メディアを着脱自在に装着する機能を付加し、係る記録メディアに地図情報を格納し、それを装着することにより、最新の情報を利用可能にするのが好ましい。
【0062】
また、指示入力部6は、条件入力スイッチ6bと、領域情報入力スイッチ6cを備えている。条件入力スイッチ6bは、上記した第1の実施の形態と同様に、動作設定条件を入力するものである。
【0063】
領域情報入力スイッチ6cは、ある動作設定条件にする領域を指定するもので、例えば、上記した地図情報を利用し、地図情報中の電話番号や住所により特定の家屋(例えば自宅)を指定し(地点情報)、それを基準として半径rmの領域(範囲情報)としたり、その地点情報を基準として東西南北にそれぞれ何kmまでの領域(範囲情報)を指定する。
【0064】
この指定のイメージとしては、図6のようになる。また、地図情報がない場合には、現在の車両の位置を基準に範囲を設定することになる。なおまた、この領域の設定は、上記した指定範囲内を対象領域とする場合と、指定範囲外を対象領域とする場合の何れも有る。
【0065】
さらに、条件入力スイッチ6bを操作し、上記設定した領域内における設定条件を入力する。すると、処理部7は、受け取った領域(範囲情報)と、その時の設定条件を関連付けて、設定状態記憶部8bに登録する。
【0066】
なお、領域情報入力スイッチ6cは、例えば、地図情報無しの場合には、地点情報は、あるボタンを押すとそのときの位置情報を取得することにより行え、範囲情報は、基準距離を設定しておき、操作ボタンを押した数だけ距離が長くなるようにすると、特にモニタなどを設けることなく対応でき、小型に形成できる。また、地図情報の場合でも、電話番号による特定(その電話番号が引き込まれた家屋を基準地点とする)の場合には、テンキーがあれば済む。
【0067】
また、モニタを設け、地図情報をモニタ上に出力表示した場合には、例えばモニタにタッチパネルを設け、モニタ画面上を接触することにより、範囲情報を指定することもできる。この指定の仕方は、基準地点を指定し、そこを基準に領域を設定する場合と、いきなり範囲のみ指定する場合の何れも採り得る。
【0068】
これにより、実際に走行中において、一定のサンプリング間隔で処理部7が、GPS受信部3から出力れさる車速情報と位置情報を取得し、速度情報に基づいては第1の実施の形態と同様に処理し、位置情報に基づいては現在位置が設定状態記憶部8bに格納された範囲情報で特定される領域内に有るか否かを判断し、領域内の場合には、関連付けられた設定条件を読み出すとともに、それに切り替える。
【0069】
このようにすると、例えば自宅の周辺では、どの場所に何が有るか良く知っているので受信感度は低くても良いが、知らない場所や郊外の場合には、受信感度を高くしたい等の要求が有ると、基準地点を自宅にし、郊外となる領域を指定するとともに、受信感度を高感度にすることにより、自動的に動作設定条件の変更ができる。さらにまた、設定条件と位置情報の入力の仕方によっては、位置(領域,範囲)情報として誤警報が発する場所を予め指定し、設定条件として「警報出力をしない」や「判定しない(受信感度を0にする)」等にすることにより、誤警報を発しないようにすることもできる。
【0070】
なお、本発明においても、条件入力スイッチ6bを介して設定された通常の動作設定条件は、設定条件記憶部8aに格納されているので、現在位置が設定状態記憶部8bに格納されたいずれの範囲情報の領域内に該当しない場合には、設定条件記憶部8aに記憶された動作設定条件に戻すようにすると良い。なおその他の構成並びに作用効果は、上記した第1の実施の形態と同様であるので、対応する部材に同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0071】
図7は、第3の実施の形態を示している。本実施の形態は第2の実施の形態を基本とし、位置情報に基づく警報機能を付加している。すなわち、警報を発したい対象物が存在する位置或いは領域(本実施の形態では何れも「位置情報」としている)を位置情報記憶部8dに記憶保持させる。
【0072】
そして、走行中に、上記位置情報記憶部8dに格納された位置(領域内)に来たならば、警報駆動指令部7dがそれを検知し、マイクロ波の検出の有無とは関係なく、警報器10を操作して所定の警報を出力するようにしている。
【0073】
なお、この警報器10は、マイクロ波検出器本体2内の警報器2fと兼用してももちろん良い。また、この位置情報は、上記した地図情報と同様に、予め記憶させておいても良いし、記録メディア(ROM,RAMを含む)の交換を可能とし、最新のデータに順次切り替えるようにするとなお良い。
【0074】
なおまた、その他の構成並びに作用効果は、上記した第2の実施の形態と同様であるので、対応する部材に同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。さらに、この実施の形態の要部は、第1の実施の形態にも適用できるのはもちろんである。
【0075】
図8は、第4の実施の形態を示している。本実施の形態は、第1の実施の形態を基本とし、特定位置で警報を出力しないキャンセル機能を組み込んでいる。具体的には、指示入力部6にキャンセルスイッチ6dを設け、処理部7は、そのキャンセルスイッチ6dが押下されたときの位置情報を位置情報算出部3cから取得するとともに、キャンセル位置情報記憶部8eに格納する。このとき、取得した位置情報をそのまま記憶しても良いし、その位置情報を中心に所定の範囲を設定しても良い。
【0076】
そして、以後、位置情報算出部3cから送られる現在位置情報が、キャンセル位置情報に合致すると、マイクロ波の受信の有無にかかわらず警報を出力しないようにする。このようにすると、一度マイクロ波検出器本体2がマイクロ波を受信して警報を出力した場合に、それが語警報と分かった場合には、その時キャンセルスイッチ6dを押下すると、以後同一場所を通過しても警報がならないようにすることができる。
【0077】
もちろん、このキャンセル機能は、第1の実施の形態を基本とせず、他の実施の形態と組み合わせても良いし、キャンセル機能単体で実現しても良い。なお、その他の構成並びに作用効果は、上記した各実施の形態と同様であるで、対応する部材に同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
なお、上記した各実施の形態では、何れも速度情報に基づく動作設定条件の切り替え処理を行っているが、係る機能は必ずしも無くても良い。
【0078】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るマイクロ波検出器では、車両の位置情報を基に、走行状態を調べてその走行状態用に設定された動作設定条件に自動的に切り替わるので、運転者は運転に集中できるので好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロ波検出器の第1の実施の形態を示すブロック回路図である。
【図2】要部を示す内部構造図である。
【図3】本発明に係るマイクロ波検出器の第1の実施の形態の使用例を説明するための図である。
【図4】変形例を示す図である。
【図5】本発明に係るマイクロ波検出器の第2の実施の形態の要部を示す内部構造図である。
【図6】本発明に係るマイクロ波検出器の第2の実施の形態の使用例を説明するための図である。
【図7】本発明に係るマイクロ波検出器の第3の実施の形態の要部を示す内部構造図である。
【図8】本発明に係るマイクロ波検出器の第4の実施の形態の要部を示す内部構造図である。
【符号の説明】
1 マイクロ波検出器
2 マイクロ波検出器本体
2a ホーンアンテナ
2b マイクロ波受信部
2c 受信判定部
2d 受信強度判定部
2e 判定部
2f 警報器
3 GPS受信部
3a 受信アンテナ
3b GPS受信器
3c 位置情報算出部
3d 車速判定部
3e 進行方向判定部
5 動作設定制御部
6 指示入力部
6a 設定指令スイッチ
6b 条件入力スイッチ
6c 領域情報入力スイッチ
6d キャセルスイッチ
7 処理部
7a 書込部
7b 読出部
7c 設定指令部
7d 警報駆動指令部
8 メモリ
8a 設定条件記憶部
8b 設定状態記憶部
8c 地図情報記憶部
8d 位置情報記憶部
9 制御部
10 警報器
Claims (3)
- 所定の動作設定条件に基づいてマイクロ波を検出するとともに警報出力をするマイクロ波検出器本体と、
車両の現在位置を求める位置検出手段と、
前記位置検出手段で求めた現在位置に基づいて、前記動作設定条件を変更する動作設定制御手段と、
車両の移動方向を判定する方向判定手段と、
設定指令を受けた際の存在位置と移動方向と動作設定条件を関連付けて記憶する記憶手段を備え、
前記動作設定制御手段は、前記位置検出手段並びに前記方向判定手段からの出力に基づき、車両の現在位置とその移動方向を求め、それが前記記憶手段に格納した存在位置と移動方向とが一致した場合に、前記マイクロ波検出器本体の動作設定条件を、前記記憶手段に格納した動作設定条件に切り替える機能を有し、
その動作設定条件を切り替えた際に、切り替える前の動作設定条件を記憶し、
前記位置検出手段並びに前記方向判定手段からの出力に基づき、車両の現在位置とその移動方向を求め、それが前記記憶手段に格納した存在位置と一致し、移動方向が反対方向の場合に、前記マイクロ波検出器本体の動作設定条件を、前記記憶した前記切り替える前の動作設定条件に設定する機能を備えたことを特徴とするマイクロ波検出器。 - 一定の領域を記憶する領域記憶手段を備え、
取得した現在位置に基づいて前記領域記憶手段をアクセスし、記憶された領域内に位置する場合に、警報を出力する機能を備えたことを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波検出器。 - 前記位置検出手段の出力から車速を算出する手段を備え、
前記動作設定制御手段は、算出した車速に応じて動作設定条件を切り替える機能を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のマイクロ波検出器。
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