JP3656147B2 - 生体用音響センサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体表面から体内に可聴周波数帯程度以下の周波数の音波を注入し、あるいは注入した音波を生体表面で検出する生体計測装置用の音響センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、生体からの音波を検出する音響ディテクタと音波を生体に注入する音響エキサイタ(以下総称として生体用音響センサという)としては、例えば前者としてエレクトレットマイクロフォン、後者として電話器用のレシーバが用いられることが「センサハンドブック」等の文献に記述されている。図7はこの従来の生体用音響センサ(エレクトレットマイクロフォン)の構成を示す縦断側面図であり、固定電極31、エレクトレット32、空気層33、可動電極34、ケース35、保護網38、くぼみ層39等から構成され、矢印X方向からの音圧Sにより可動電極34とエレクトレット32を振動させ、固定電極31の出力を増幅器40により増幅するようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のように生体用音響センサとしてエレクトレットマイクロフォンを使用した場合、本来エレクトレットマイクロフォンは空気中での使用を前提として設計されており、このため空気振動を効率良く捕えるため、振動板となるエレクトレット32や可動電極34は可能な限り軽く薄く作られ、また振動板を機械的に保護するため振動板の前面にくぼみ層39や保護網38等が設けられているのが普通である。このような音響センサにより生体中の音響振動を検出,注入しようとすると、センサと人体の間に空気伝搬層が存在し、音響エネルギーを効率良く伝達させることが困難であり、また、これを避けるために、センサの振動部を直接人体に接触させようとしても、これを安全に実現する手段は提案されていない。
【0004】
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであり、生体に対する音響エネルギーの授受を効率良く行うことができる優れた音響センサを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の生体用音響センサは、金属板および圧電体からなるモノモルフ振動体と、モノモルフ振動体の金属板に生体に接触し、かつ中央部で厚みが大となる電気的絶縁板をさらに設け、電気的絶縁板を押し当てて生体に振動を注入することを特徴とする。
【0006】
この発明によれば、安全性が高く、音響エネルギーの授受効率の良い生体用音響センサが得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、各図の説明において、同一の部分は同一の符号を用い、その詳細な説明は省略する。
【0008】
図1は本発明の生体用音響センサの実施の形態を説明するための参考例1である音響ディテクタの構成を示す縦断側面図である。図1において、固定電極1は、電気出力発生の作用を行うもので、金属等から構成されている。エレクトレット2は、通常200ボルト程度の自発分極を有し、固定電極1に接着されている。空気層3は厚みL1が数十ミクロンで、この空気層3を介して可動電極4がエレクトレット2に対向している。この可動電極4は生体Bの振動(音圧S)により変位するものであり、その厚みL2はエレクトレット2の厚みL3よりも厚く構成されている。ケース5は固定電極1と可動電極4を機械的に支持する。増幅器6は固定電極1の出力を増幅するものであり、FETトランジスタ等で構成される。
【0009】
また、図2の参考例2である音響ディテクタの構成を示す縦断側面図では、図1の構成に加え振動板8を設けたものである。この振動板8は電気的な絶縁体で構成され、生体Bの振動(音圧S)により変位するものであり、可動電極4に密着し一体化している。
【0010】
また、図3の参考例3である音響ディテクタの構成を示す縦断側面図では、図1の構成に加え振動板8,シールド9,絶縁板10を設けたものである。振動板8は電気的な絶縁体で構成されて可動電極4に密着して、シールド9は振動板8に密着して接地され、電気的絶縁体で構成された絶縁板10はシールド9に密着し、これらは生体Bの振動(音圧S)により変位するものである。
【0011】
次に、図1に示す音響ディテクタの動作を説明する。まず、可動電極4を生体Bに押しつけると生体Bの音圧Sは可動電極4に直接伝達され、可動電極4は変位する。可動電極4と固定電極1はコンデンサを形成し、可動電極4の変位はコンデンサの容量を変化させる。コンデンサの容量変化を大きくするため、すなわち感度を大きくするためには、可動電極4と固定電極1の間の距離を小さくする必要があり、また、可動電極4の変位を大きくとれるようにするためには空気層3を厚くし、エレクトレット2を薄くすることが望ましい。前記のコンデンサはエレクトレット2の分極の影響により電荷を蓄積しているが、容量の変化により電気的信号を固定電極1に発生し、その出力は増幅器6で増幅され出力7が得られる。
【0012】
一方、可動電極4が生体Bの音響振動を効率良く検出できるようにすることを条件に可動電極4の振動板としての弾性的性質が決定されるが、空気に比べ生体組織の音響インピーダンスは大であるので弾性を高めることが可能である。このため、可動電極4は金属、あるいは導電性を有する樹脂等で構成されるが、可動電極4の厚みをエレクトレット2よりも厚くすることにより弾性を高め、生体Bに可動電極4を強く押当てた場合に可動電極4とエレクトレット2が接触する可能性を軽減している。
【0013】
さらに、固定電極に設けられたエレクトレットに対向する位置に可動電極を配置したことにより、可動電極の厚みをエレクトレットよりも厚くすることができ、音響ディテクタを生体に強く押し当てることが可能となるので効率良く生体の音響振動を検出することができる。
【0014】
また、図2に示すように、振動板8を生体Bに押しつけると、生体Bの振動は振動板8に直接伝達され、さらに可動電極4に伝達されてこの可動電極4は変位する。生体Bと可動電極4の間には電気的な絶縁体である振動板8があり、生体Bに電気的な影響を及ぼす可能性を軽減している。振動板8は、生体Bの音響振動が効率良く検出できることを条件に振動板としての弾性的性質が決定されるが、空気に比べ生体組織の音響インピーダンスは大であるので弾性を高めることが可能である。このため、振動板8の弾性を高め、生体Bに振動板8を強く押し当てた場合に可動電極4とエレクトレット2が接触する可能性を軽減して、また生体Bと接触する部分は電気的絶縁体であるため、安全性が増す。
【0015】
さらに、固定電極に設けられたエレクトレットに対向する位置に一体化した可動電極と振動板を設けたため、振動板の弾性を高めることが可能であり、音響ディテクタを生体に強く押し当てることができ、効率良く生体の音響振動を検出することができ、また生体への電気的影響を軽減することができる。
【0016】
また、図3に示すように、絶縁板10を生体Bに押しつけると、生体Bの振動は絶縁板10に直接伝達され、シールド9を介して振動板8,可動電極4に伝達され、この可動電極4は変位する。生体Bと可動電極4の間にある絶縁板10は、生体Bに電気的な影響を及ぼす可能性を軽減している。シールド9は固定電極1や可動電極4に外部からの電気的な雑音が飛び込むのを防止する。振動板8は、生体Bの音響振動が効率良く検出できることを条件に振動板としての弾性的性質が決定されるが、空気に比べ生体組織の音響インピーダンスは大であるので弾性を高めることが可能である。このため、振動板8の弾性を高め、生体Bに振動板8を強く押し当てた場合に可動電極4とエレクトレット2が接触する可能性を軽減して、また生体Bと接触する部分が電気的な絶縁体であるため、安全性が増す。
【0017】
さらに、固定電極に設けられたエレクトレットに対向する可動電極と振動板およびシールドと絶縁板を備えているので、振動板の弾性を高めることが可能であり、音響ディテクタを生体に強く押し当てることができ、効率良く生体の音響振動を検出することができ、また生体への電気的影響を軽減し、かつ外部からの電気的雑音の飛び込みを防止できる。
【0018】
また、図4は参考例4における音響ディテクタの使用状態の一例を示す概略図であり、ディテクタ素子11は、音響的振動を電気信号に変換する作用を行うもので、例えば前述の図2で説明したように振動板8を備えたエレクトレットマイクロフォンから構成されている。空気孔12はディテクタ素子11の空気層の圧力を調整するためのものである。バルーン13はゴム製の風船状のものであり、膨張することによりディテクタ素子11を生体、例えば腕Aに押し当てる。空気管14は空気圧をディテクタ素子11とバルーン13に供給する。圧力制御部15は空気圧を制御するものであり、乾燥した気体を空気管に送り込むことが望ましい。カフ16は布等の素材からなるバンド状のもので構成されており、ディテクタ素子11とバルーン13を腕Aに縛りつける。
【0019】
図4に示す音響ディテクタの使用状態を説明する。まず、ディテクタ素子11とバルーン13の内部の圧力は外気圧に等しいとする。次に、ディテクタ素子11とバルーン13はカフ16により腕Aに軽く縛りつけられる。この状態ではディテクタ素子11は腕Aに強く押し当てられていないため、腕Aの振動を効率良く検出することができないが、圧力制御部15により空気管14を介してバルーン13に空気を送り込みこれを膨張させることにより、ディテクタ素子11は腕Aに強く押し当てられる。同時にディテクタ素子11にも空気孔12を介して空気が送り込まれる。このようにすることにより、腕Aからの圧力とディテクタ素子11の内部の圧力を均衡させることができ、ディテクタ素子11の振動板が素子内部に押し込まれることを防止できる。
【0020】
図4に示すように、ディテクタ素子に空気孔が設けられ、バルーンやカフと同等の空気圧を供給することより、ディテクタ素子を生体に強く押当てた場合においてもディテクタ素子の振動板がディテクタ素子内部に押し込まれることを防止することができ、安定して生体の振動を検出することができる。
【0021】
図5は本発明の生体用音響センサの実施の形態における音響エキサイタの構成を示す縦断側面図である。図5において、圧電体、例えば圧電セラミックス21は金属板22に接着され、モノモルフ振動体を構成する。絶縁板23は樹脂等の電気的な絶縁体で構成され、金属板22に密着している。ケース24は前記したモノモルフ振動体の周辺部を支持し、入力25はモノモルフ振動体に電気信号を供給する。
【0022】
次に、図5に示す音響エキサイタの動作を説明する。まず、入力25から供給された電気信号により圧電セラミックス21と金属板22より構成されるモノモルフ振動体が振動(音圧S)し、この振動は絶縁板23を介して効率良く生体Bに注入される。この際、モノモルフ振動体と生体Bとの間は絶縁板23によって電気的に絶縁されているので、生体Bに対する安全性を高めることができる。
【0023】
以上のように本実施の形態の図5に示す音響エキサイタによれば、圧電セラミックスと金属板によりモノモルフ振動体を構成し、金属板に絶縁板を密着させることにより、生体とモノモルフ振動体との間は電気的に絶縁され、生体に対する安全性の高い状態で高効率に音圧を生体Bに注入することができる。
【0024】
また、図6は本実施の形態における音響エキサイタの別構成を示す縦断側面図である。図6において、圧電体、例えば圧電セラミックス21は金属板22に接着され、モノモルフ振動体を構成する。絶縁板26は樹脂等の電気的な絶縁体で構成されて金属板22に密着しており、さらにこの絶縁板26はモノモルフ振動体の中央部においてその厚みが増すように成形されている。ケース24は前記したモノモルフ振動体の周辺部を支持し、入力25はモノモルフ振動体に電気信号を供給する。
【0025】
次に、図6に示す音響エキサイタの動作を説明する。まず、入力25から供給された電気信号により圧電セラミックス21と金属板22より構成されるモノモルフ振動体は振動(音圧S)するが、このモノモルフ振動体は中央部で振動が大きく、周辺部では中央部に対して逆相で振動することが知られており、このような状態でこの振動は絶縁板26を介して生体Bに注入される。一方、絶縁板26はモノモルフ振動体の中央部で厚みが大であるため、モノモルフ振動体の振動の大きい部分を生体Bと強く密着させることが可能であり、より効率良く音圧を生体Bに注入できる。またモノモルフ振動体と生体Bとの間は絶縁板26によって電気的に絶縁され、生体Bに対する安全性を高めることができる。
【0026】
以上のように本実施の形態の図6に示す音響エキサイタによれば、圧電セラミックスと金属板によりモノモルフ振動体を構成し、金属板に絶縁板を密着させることにより、生体に対する安全性を高めることができ、また効率良く音圧を生体に注入できる。
【0027】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、生体用音響センサを生体に至近距離で当接することができるので、生体に対する音響エネルギーの授受を効率よく行うことができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の生体用音響センサの実施の形態を説明するための参考例1の音響ディテクタの構成を示す縦断側面図。
【図2】 参考例2の音響ディテクタの構成を示す縦断側面図。
【図3】 参考例3の音響ディテクタの構成を示す縦断側面図。
【図4】 参考例4の音響ディテクタの使用状態の一例を示す概略図。
【図5】 本発明の生体用音響センサの実施の形態における音響エキサイタの構成を示す縦断側面図。
【図6】 本実施の形態における音響エキサイタの別構成を示す縦断側面図。
【図7】 従来の音響ディテクタ(エレクトレットマイクロフォン)の構成を示す縦断側面図。
【符号の説明】
1…固定電極、 2…エレクトレット、 3…空気層、 4…可動電極、 5,24…ケース、 6…増幅器、 7…出力、 8…振動板、 9…シールド、 10,23,26…絶縁板、 11…ディテクタ素子、 12…空気孔、 13…バルーン、 14…空気管、 15…圧力制御部、 16…カフ、 21…圧電セラミックス、 22…金属板、 25…入力。
Claims (1)
- 金属板および圧電体からなるモノモルフ振動体と、前記モノモルフ振動体の前記金属板に生体に接触し、かつ中央部で厚みが大となる電気的絶縁板をさらに設け、前記電気的絶縁板を押し当てて生体に振動を注入することを特徴とする生体用音響センサ。
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