JP3655543B2 - 整流子の製造方法 - Google Patents

整流子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3655543B2
JP3655543B2 JP2000289882A JP2000289882A JP3655543B2 JP 3655543 B2 JP3655543 B2 JP 3655543B2 JP 2000289882 A JP2000289882 A JP 2000289882A JP 2000289882 A JP2000289882 A JP 2000289882A JP 3655543 B2 JP3655543 B2 JP 3655543B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
commutator
manufacturing
hook portion
segment
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000289882A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002101618A (ja
Inventor
雅祥 山本
桂一 上原
実 橋本
正幸 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000289882A priority Critical patent/JP3655543B2/ja
Publication of JP2002101618A publication Critical patent/JP2002101618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3655543B2 publication Critical patent/JP3655543B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、回転電機に使用される整流子の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は従来より使用されている回転電機用整流子の構造を示す斜視図、図10(a),(b)は整流子の製造工程を示すための側面図である。
図において、11はセグメント、12はモールド部、13はスリット、14はフック部を示す。電動パワーステアリング装置用モータの整流子は、セグメント11とモールド部12が一体成形されており、セグメント11はスリット13にて分割されている。
【0003】
次に、整流子の製造方法を図10に基づいて説明する。図10(a)に示すように、アマチュアコイル15はフック部14に引っ掛けられ、更に図10(b)に示すように、フック部14とアマチュアコイル15をヒュージングによって接合することにより、アマチュアコイル15とセグメント11が導通する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の整流子製造は以上のようになされており、セグメント11とモールド部12を一体成形した後から、フック部14を切削加工にて成形しており、モータの小型化及び多スロット化により、切削加工時間が増加してしまい、又、スリット13によって分割されるセグメント11の幅が小さくなるため、フック部14の幅も小さくなり、加工がしにくい等の問題点があった。
【0005】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、フック部14をプレス加工にて成形することにより、加工時間を削減するとともに、加工を簡易化し、モータの小型化及び多スロット化に対応できるようにし、更にフック部とアマチュアコイル接合部の品質の安定化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係る整流子の製造方法は、フランジ部を有するセグメントとモールド部を一体に成形し、フランジ部をプレス加工による窓抜き加工を行ない、更にフランジ部外周を切削加工により除去することによりフック部を成形するものである。
【0007】
この発明の請求項2に係る整流子の製造方法は、ダレ側がアマチュアコイルとフック部の接触面方向になるようプレス加工方向を設定するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の一実施形態を図に基づいて説明する。図1(a)〜(c),図2(a)〜(c)は、この発明の実施の形態1による整流子の製造方法を示す斜視図であり、図1(a)に示すように、セグメント1は、円筒状のパイプをプレス加工にてフランジ部1aを持つ形状に成形される。次に図1(b)に示すように、セグメント1とモールド部2を一体成形した後、フランジ部1aにおける不要部分1bをプレス加工によって除去し、フック部4を成形する(図1(c))。プレス加工方向は必ずダレ側がアマチュアコイルとフック部4が接触する面4aの方向になるように設定する(図2(a))。その後、スリット3の加工(図2(b))とフック部4の曲げ加工(図2(c))を行う。
【0009】
以上のような製作方法を採用することにより、加工時間を削減できるとともに、モータの小型化、多スロット化に対応することが容易となる。又、切削加工によって発生する切粉が減少するため、スリット間の切粉の噛み込みが減少する。
【0010】
実施の形態2.
図3(a)〜(c)及び図4(a)〜(c)は、この発明の実施の形態2による整流子の製造方法を示す斜視図であり、本実施形態においては実施の形態1の場合と異なり、先にセグメント1に対し、プレス加工にてフランジ部1aの不要な部分1bを除去し(図3(b))、フック部4を成形してから(図3(c))、モールド部2と一体成形する(図4(a))。
この際プレス加工方向は、必ずダレ側がアマチュアコイルとフック部4が接触する面4aの方向になるように設定する。その後、スリット3の加工(図4(b))とフック部4の曲げ加工(図4(c))を行う。
以上のような方法を採用することにより、1回のプレス加工によってフック部4の成形が可能となる。
【0011】
実施の形態3.
図5(a)〜(c)及び図6(a)〜(c)は、この発明の実施の形態3による整流子の製造方法を示す斜視図であり、本実施形態においては、図5(a)に示すように、セグメント1に設けたフランジ部1aに、スリット3にて分割するセグメント数と同数分だけの段差部1cを、プレス加工によって設ける。
次に図5(b)に示すように、モールド部2と一体成形した後、フランジ部1aの不要な部分1d(図5(c))を切削加工により除去することにより、フック部4を成形する(図6(a))。その後、スリット3の加工(図6(b))とフック部4の曲げ加工を行う(図6(c))。
【0012】
以上のような方法を採用することにより、1回の切削加工でフック部4の成形が可能となる。
又、切削加工によりフック部4表面の精度が向上し、アマチュアコイルとフック部4を接合するヒュージング工程の品質が安定する。
【0013】
実施の形態4.
図7(a)〜(c)及び図8(a)〜(c)は、この発明の実施の形態4による整流子の製造方法を示す斜視図であり、図7(a)に示すように、円筒状のパイプをプレス加工によりフランジ部1aを持つ形状にセグメント1を形成し、次に、図7(b)に示すように、セグメント1とモールド2を一体成形する。
次に、図7(c)に示すように、セグメント1に設けたフランジ部1aを窓抜き加工(プレス加工)により、1e部を除去し、隣接するフック間の成形を行う。
【0014】
その後、フランジ部外周1fを切削加工により除去することにより(図8(a))、フック部4を成形する。この際、プレス加工方向は必ずダレ側がアマチュアコイルとフック部4が接触する面4aの方向になるように設定する。その後、スリット3の加工(図8(b))と、フック部4の曲げ加工を行う(図8(c))。
以上のような方法を採用することにより、1回の窓抜き加工(プレス加工)によってフック間の成形が可能となる。更に、不要なフランジ部外周1fの切削加工を調整することにより、フック部4の長さを調整し易くなる。
【0015】
【発明の効果】
この発明の請求項1に係る整流子の製造方法によれば、フランジ部を有するセグメントとモールド部を一体に成形し、フランジ部をプレス加工による窓抜き加工を行ない、更にフランジ部外周を切削加工により除去することによりフック部を成形するようにしたので、フック部の長さを調整し易くなる。
【0016】
この発明の請求項2に係る整流子の製造方法によれば、ダレ側がアマチュアコイルとフック部の接触面方向になるようプレス加工方向を設定するようにしたので、整流子の精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による整流子の製造方法を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による整流子の製造方法を示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による整流子の製造方法を示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による整流子の製造方法を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による整流子の製造方法を示す斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による整流子の製造方法を示す斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による整流子の製造方法を示す斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による整流子の製造方法を示す斜視図である。
【図9】 従来の回転電機用整流子の構造を示す斜視図である。
【図10】 (a),(b)は従来の整流子の製造工程を示す側面図である。
【符号の説明】
1 セグメント、1a フランジ部、2 モールド部、4 フック部。

Claims (2)

  1. フランジ部を有するセグメントとモールド部を一体に成形し、上記フランジ部をプレス加工による窓抜き加工を行ない、更に上記フランジ部外周を切削加工により除去することによりフック部を成形することを特徴とする整流子の製造方法。
  2. ダレ側がアマチュアコイルとフック部の接触面方向になるようプレス加工方向を設定することを特徴とする請求項1記載の整流子の製造方法。
JP2000289882A 2000-09-25 2000-09-25 整流子の製造方法 Expired - Lifetime JP3655543B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000289882A JP3655543B2 (ja) 2000-09-25 2000-09-25 整流子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000289882A JP3655543B2 (ja) 2000-09-25 2000-09-25 整流子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002101618A JP2002101618A (ja) 2002-04-05
JP3655543B2 true JP3655543B2 (ja) 2005-06-02

Family

ID=18773198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000289882A Expired - Lifetime JP3655543B2 (ja) 2000-09-25 2000-09-25 整流子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3655543B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106911232B (zh) * 2017-04-01 2024-04-16 宁波韵升电驱动技术有限公司 电枢换向器的压制装置及压制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002101618A (ja) 2002-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060283004A1 (en) Method of manufacturing stator of rotary electric machine
JP4915098B2 (ja) モールドモータの製造方法
JP3934264B2 (ja) 整流子及びその整流子を備えたモータ、整流子片、並びに整流子の形成方法
JP3655543B2 (ja) 整流子の製造方法
JPS5944868B2 (ja) 電動機の無鉄心回転子の製造法
JP7460284B2 (ja) 平角線の製造方法
JP3326127B2 (ja) 積層鉄心の製造方法
JP3695101B2 (ja) モータ用整流子及びその製造方法
EP0480559B1 (en) Tab insulators for insulating armature core slots
JP2012217279A (ja) 回転電機用ステータコア、回転電機、および、回転電機用ステータコアの製造方法
JP3385520B2 (ja) 整流子電動機およびその製造方法
JPH11289721A (ja) 積層固定子鉄心とその製造方法
JPH08228460A (ja) 回転電機固定子鉄心板のプレス打抜型用刃物
JPS58108935A (ja) 電動機の固定子鉄心及びその製造方法
JP3543387B2 (ja) 回転電機の整流子およびその製造方法
JP3544114B2 (ja) ステッピングモータの製造方法
JPH0951640A (ja) モータのヨーク構造
JP7496338B2 (ja) 平角線の被膜除去方法
JPH05138453A (ja) 回転電機の固定子分解方法
JPH09182385A (ja) 整流子電動機の電機子製造方法
JP2003289655A (ja) かご型回転子
JPS6248471B2 (ja)
JP2008278685A (ja) ステータおよびその製造方法
JP3779595B2 (ja) 整流子製造方法
JP3212156B2 (ja) 回転電機用整流子およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3655543

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080311

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120311

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130311

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130311

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140311

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250