JP3655105B2 - 落し込み式調理器具の配管接続部の構造及び落し込み式調理器具 - Google Patents

落し込み式調理器具の配管接続部の構造及び落し込み式調理器具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシステムキッチンのカウンタートップに落し込み状態に配設されるドロップインコンロやフライヤー等の落し込み式調理器具と屋内ガス配管のガス接続部の構造、及び落し込み式調理器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8はシステムキッチンの調理台(B) 内に配設された屋内ガス配管(36)と落し込み式の調理器具(2) たるドロップインコンロのガス接続部を示す従来例の説明図である。
調理台(B) のカウンタートップ(11)に開設された開口(12)には調理器具(2) の本体ケース(21)が落とし込まれていると共に、本体ケース(21)内から引き出されたガス管(31)は、継ぎ手(33)を介して調理台(B) 内に配設された鋼管製の屋内ガス配管(36)に接続されている。
【0003】
上記調理器具(2) をカウンタートップ(11)に装着するには、該カウンタートップ(11)に開設された開口(12)に調理器具(2) の本体ケース(21)を上方から挿入すると共に、本体ケース(21)の上端の外周フランジ(22)を前記開口(12)の口縁に係合し、その後、前記本体ケース(21)の上端開口を天板(23)で覆う。
次に、調理台(B) の正面に設けられた開閉扉(14)を開放し、該開放部からカウンタートップ(11)の下方に潜り込んで調理器具(2) から引き出したガス管(31)と屋内ガス配管(36)とを継ぎ手(33)を介して接続する。これにより、前記屋内ガス配管(36)から調理器具(2) の図示しないガスバーナにガスが供給される状態になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものでは、カウンタートップ(11)の下方の狭い空間に潜り込んで調理器具(2) を屋内ガス配管(36)に接続しなければならず、前記調理器具の配設作業が円滑に行えないと言う問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、カウンタートップ(11)の下方の狭い空間に潜り込まないでも上記調理器具と屋内ガス配管(36)の接続作業が行えるようにし、これにより、調理器具の配設作業が円滑に行えるようにすることをその課題とする。
【0005】
*1項
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、
『システムキッチンのカウンタートップ(11)に開設された開口に落し込み状態に装着される調理器具の本体ケース(21)の周側板から外部に突出する器具側接続具を前記カウンタートップ(11)の下方に形成された屋内ガス配管(36)の端末部の配管側接続具に接続する配管接続部の構造であって、
前記配管側接続具と器具側接続具は、これらの一方の接続具に形成された差込孔に対して他方の接続具に形成された差込筒を気密挿入状態でこれら差込孔と差込筒の中心軸を中心に回動自在に接続するものであり、
前記配管側接続具は、これに形成された前記差込孔又は差込筒の中心軸が前記カウンタートップ(11)と平行に延びるように姿勢設定されていると共に、該配管側接続具は前記カウンタートップ(11)の前記開口を介して上方から露見できる部位に配設されており、
前記器具側接続具に形成された前記差込孔又は差込筒の中心軸は前記本体ケース(21)の上端から張り出す外周フランジ(22)と平行に延びており、
前記差込筒を前記差込孔に挿入した状態で前記差込孔と差込筒の中心軸を中心に前記本体ケース(21)を回動して水平姿勢にセットしたときには、前記本体ケース(21)の上端から張り出す外周フランジ(22)が前記開口の口縁に上方から係合するように該開口と前記配管側接続具の相対位置を設定した』ことである。
【0007】
次に、上記技術的手段の作用を説明する。
先ず、屋内ガス配管(36)の端末部に設けられた配管側接続具の位置を、カウンタートップ(11)に開設された開口越しに上方から目視で確認しておく。次に、本体ケース(21)の周側板から外部に突出する器具側接続具の配設部が下になるような姿勢に本体ケース(21)を傾斜させてこれをカウンタートップ(11)の開口に上方から降下させる。
【0008】
又、屋内ガス配管(36)の端末部に設けられた配管側接続具に形成された差込孔又は差込筒に対して器具側接続具の先端が対向する状態に、前記本体ケース(21)を保持する。
次に、前記傾斜状態に保持した本体ケース(21)を全体的に移動させることによって前記配管側接続具と器具側接続具の差込孔と差込筒を気密挿入状態に接続し、これにより、両者を回動自在に結合する。
【0009】
次に、前記配管側接続具と器具側接続部の差込孔と差込筒の中心軸を回転中心として調理器具の本体ケース(21)を水平姿勢になるまで回動させる。すると、本体ケース(21)の上端から張り出す外周フランジ(22)がカウンタートップ(11)の開口の口縁に上方から係合する。
【0010】
【発明の効果】
上記発明によれば、カウンタートップ(11)の開口に対して調理器具の本体ケース(21)を上方から落とし込む際にこれとカウンタートップ(11)下方の屋内ガス配管(36)をガス接続することができるから、既述従来のようにカウンタートップ(11)の下方の狭い空間内に潜り込んで前記接続作業をする必要がない。よって、調理器具の配設作業が円滑に行える。
〈その他〉
*2項
本体ケース(21)の上端の外周フランジ(22)がカウンタートップ(11)の開口の口縁に上方から係合するように前記本体ケース(21)を水平にセットできる限り前記配管接続具の差込孔又は差込筒の延びる方向は特に限定されるものではないが、
前記1項のものにおいて、『前記開口は矩形状に形成されており、
前記配管側接続具に形成された差込孔又は差込筒の中心軸は前記開口の周縁の一辺と平行に設定されている』ものでは、調理器具の本体ケース(21)を水平姿勢になるまで回動させる際の回転軸(差込孔と差込筒の中心軸)と前記開口の周縁の前記一辺が平行になった状態で本体ケース(21)が回動する。
【0011】
*3項
前記1項又は2項のものにおいて、『前記本体ケース(21)の前記周側板には、前記本体ケース(21)の内側から前記器具側接続具を目視する為の覗窓が開設されている』ものでは、前記器具側接続具と配管側接続具の接続部分を覗窓越しに本体ケース(21)の内側から目視確認しながら上記接続作業を行うことができるから、該作業が円滑に行える。
【0012】
*4項
前記1項から3項のものにおいて、『互いに接続された前記器具側接続具と配管側接続具が分離するのを防止する抜止め手段を具備している』ものでは、前記器具側接続具と配管側接続具が抜止め手段で抜け止め状態に保持されるから、これらの接続部に外力が作用しても前記両接続具が分離する心配がない。
【0013】
*5項
前記1項の発明に適用できる落し込み式調理器具として、
『システムキッチンのカウンタートップ(11)に開設された開口に落し込み状態に装着される調理器具の本体ケース(21)の周側板から外部に突出する器具側接続具を前記カウンタートップ(11)の下方に形成された屋内ガス配管(36)の端末部の配管側接続具に接続する落し込み式調理器具であって、
前記配管側接続具と器具側接続具は、これらの一方の接続具に形成された差込孔に対して他方の接続具に形成された差込筒をカウンタートップ(11)と平行に気密挿入した状態でこれら差込孔と差込筒の中心軸を中心に回動自在に接続するものであり、
前記器具側接続具に形成された前記差込孔又は差込筒の中心軸は、前記本体ケース(21)の上端から張り出す外周フランジ(22)と平行に延び且つ、該外周フランジ(22)より外側に位置している』ものを採用することができる。
【0014】
このものでは、器具側接続具に形成された差込孔又は差込筒の中心軸が本体ケース(21)上端の外周フランジ(22)より外側に位置している。従って、本体ケース(21)をカウンタートップ(11)に完全に装着した水平状態から上記差込孔と差込筒の中心軸を回動中心として該本体ケース(21)を上方に起立回動させると、上記外周フランジ(22)の外周縁がカウンタートップ(11)の上面から上昇して該カウンタートップ(11)の上面に当接しない。従って、これとは逆に、傾斜姿勢にある本体ケース(21)を水平方向に回動させて該本体ケース(21)を装着する時には、上記差込孔等の中心軸を回動中心として本体ケース(21)を水平位置(装着姿勢)まで回動させることが可能となる。
【0015】
*6項
『システムキッチンのカウンタートップ(11)に開設された開口に落し込み状態に装着される調理器具の本体ケース(21)の周側板から外部に突出する器具側接続具を前記カウンタートップ(11)の下方に形成された屋内ガス配管(36)の端末部の配管側接続具に接続する落し込み式調理器具であって、
前記配管側接続具と器具側接続具は、これらの一方の接続具に形成された差込孔に対して他方の接続具に形成された差込筒をカウンタートップ(11)と平行に気密挿入した状態でこれら差込孔と差込筒の中心軸を中心に回動自在に接続するものであり、
前記本体ケース(21)の周側板のうちで前記器具側接続具と前記配管側接続具とを接続させる方向へ前記本体ケース(21)を移動させる際に前記開口の周縁から離反移動する側の側板は、前記外周フランジ(22)の内端から下方に続く段落ち部と、該段落ち部の下方に続き且つ本体ケース内側に凹んだ逃がし部を備えており、前記本体ケース(21)の上端開口を覆う天板は、前記外周フランジ(22)を覆う外周枠部と、該外周枠部の内周から屈曲垂下する垂下部と、該垂下部の下端から内側に屈曲し且つ前記段落ち部内に位置する五徳載置部を備えている』ものでは、本体ケース(21)をスライド移動させて前記配管側接続具と器具側接続具を接続する上記1項の調理器具であっても、天板(23)の外周から五徳載置部(232) までの外周枠部(230) の幅及び、カウンタートップ(11)の上面から前記外周枠部の頂面までの高さが、上記開口(12a) へ単純に落とし込む形式の従来の通常の調理器具に比べて大きくなるのを防止することができる。
【0016】
即ち、6項の調理器具では、前記本体ケース(21)の周側板のうちで前記器具側接続具と前記配管側接続具とを接続させる方向へ前記本体ケース(21)を移動させる際に前記開口の周縁から離反移動する側の側板は、前記外周フランジ(22)の内端から下方に続く段落ち部と、その下方に続き且つ本体ケース内側に凹んだ逃がし部を備えている。従って、本体ケース(21)を傾斜姿勢でカウンタートップ(11)の開口に降下させる際には、上記逃がし部をカウンタートップ(11)の開口の周縁に接近させた状態で降下させる。この状態で、配管側接続具と器具側接続具を接続させるべく上記本体ケース(21)を全体的に移動させると、上記本体ケース(21)の周側板のうち、前記逃がし部の部分が上記開口の周縁から離反する。その後、本体ケース(21)を水平姿勢になるまで回動させると、既述1項と同様に本体ケース(21)がカウンタートップ(11)に装着される。
【0017】
次に、本体ケース(21)の上端開口に天板を被せると、該天板の外周枠部の内側に形成された五徳載置部が、本体ケース(21)の周側板の上記逃がし部の上方の段落ち部内に位置する。即ち、上記逃がし部の上方の段落ち部に前記五徳載置部が収容された状態になる。
よって、前記逃がし部の上方の段落ち部が存在しない場合に比べて天板の外周枠部の上下の厚みが薄くなる。即ち、カウンタートップ(11)の上面から前記外周枠部の頂面までの高さを低くすることができ、上記通常の調理器具に比べて上記高さが大きくなるのを防止することができる。
【0018】
又、上記カウンタートップ(11)の上面から前記外周枠部の頂面までの高さを上記のように低くする場合には、上記逃がし部の上方の段落ち部が存在しないと、前記五徳載置部を上記6項のものより天板中心側に寄せて形成する必要がある。前記段落ち部を設けない分だけ外周フランジ(22)の内端が本体ケース(21)の中心側に延長し、該外周フランジ(22)の内端が天板の五徳載置部の外周壁(五徳載置部の外周とその上方の外周枠部内周を繋ぐ垂下部)に当接するからである。従って、この場合は天板の外周枠部の幅が相当広く成って意匠感が阻害される。これに対し、上記6項のものでは、天板の五徳載置部が上記逃がし部上方の段落ち部に収容されるから、その分、天板の外周枠部の幅を狭くすることができる。即ち、上記通常の調理器具に比べて前記外周枠部の幅が大きくなるのを防止することができて意匠感が害されない。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、上記発明の実施の形態を説明する。
[第1実施形態]
図1,図2に示すように、システムキッチンの調理台(B) のカウンタートップ(11)にはドロップインコンロやフライヤーやグリル等の調理器具(2) (2) (2) を落し込み状態に装着する為の矩形状の開口(12a) (12b) (12c) がカウンタートップ(11)の長手方向に所定ピッチで並ぶように形成されている。これにより、調理者の希望に合わせて、種々の調理器具を組み合わせて設置できるようにしている。
【0020】
カウンタートップ(11)の開口(12a) (12b) (12c) より後方にずれた調理台(B) 内には、カウンタートップ(11)の長手方向に延びる鋼管製の屋内ガス配管(36)が配設されていると共に、該屋内ガス配管(36)は開口(12a) (12b) (12c) の後辺(28a) (28b) (28c) からの距離を設定する為の同一構造を有する位置決め金具(26a) (26b) (26c) で適正位置に固定されている。図1に示すように、位置決め金具(26a) は、開口(12a) の内周面に例えば接着剤で当接固定される起立部(260a)とその下端からカウンタートップ(11)下面に沿って延びる水平部(260b)と、更に該水平部(260b)の後端から屈曲垂下して屋内ガス配管(36)の外周面に当接する垂下部(260c)を具備している。このような構造を有する位置決め金具(26a) (26b) (26c) を用いると、開口(12a) (12b) (12c) と屋内ガス配管(36)の距離が位置決め金具(26a) (26b) (26c) で正確に設定される。
【0021】
又、上記屋内ガス配管(36)には、円筒パイプをL字状に曲成した配管側接続具としてのソケット(38a) (38b) (38c) が前記開口(12a) (12b) (12c) と同じ配設ピッチで配設されている。これらソケット(38a) (38b) (38c) は開口(12a) (12b) (12c) を介してカウンタートップ(11)の前辺側の斜め上方から露見できる位置に設けられており、これらソケット(38a) (38b) (38c) を介して開口(12a) (12b) (12c) に装着される調理器具(2) (2) (2) にガス供給されるようになっている。尚、調理器具(2) をカウンタートップ(11)に取付ける前は、各ソケット(38a) (38b) (38c) には密栓(S) (S) が施されてガス漏れ防止が図られている。各ソケット(38a) (38b) (38c) のL字状屈曲部から下流側に延びる接続筒部(39a) (39b) (39c) の中心軸は、開口(12a) (12b) (12c) の開口周縁の後辺(28a) (28b) (28c) に対して平行(平面視や正面視等のいずれの方向から見ても平行)になっていると共に、該接続筒(39a) (39b) (39c) の内部は後述の差込プラグ(53)を差し込む為の差込孔になっている。従って、前記差込孔はカウンタートップ(11)の開口周縁の後辺と平行(従って、カウンタートップ(11)とも平行)に水平方向に延びている。又、図1に示すように、接続筒部(39a) 内の差込孔やこれに挿入される後述の差込プラグ(53)の差込筒(51)の中心軸(a) は、調理器具(2) の本体ケース(21)の上端開口部から外方に張り出す外周フランジ(22)の後端部(220) (操作つまみ(25)と反対側の端部)よりも更に後方に位置している。
【0022】
このようにすると、図1の取付け状態から中心軸(a) を回動軸として調理器具(2) の前端を上方に起立回動させると外周フランジ(22)の後端が若干上昇してカウンタートップ(11)の上面に当接しない。従って、これと逆方向に調理器具(2) を回動させる後述のコンロ装着時には、接続筒部(39a) の中心軸(a) を回動軸として調理器具(2) を図3の傾斜状態から水平位置まで回動させることが可能となる。
【0023】
ソケット(38a) の接続筒部(39a) 内の差込孔(30a) に回動自在に差し込まれる差込プラグ(53)の差込筒(51)は、上記ソケット(38a) の差込孔(30a) の下流端に位置する大径孔(41)に差し込まれる大径部(55)とこれに続く小径部(56)から構成されている。又、前記大径部(55)の外周に形成された環状溝(58)(58)内のOリング(59)(59)はソケット(38a) のプラグ接続孔(30a) の下流端に位置する大径孔(41)の周壁に気密状態に接触しており、これにより、ソケット(38a) と差込プラグ(53)の接続部のシール性を確保している。
【0024】
又、差込プラグ(53)とソケット(38a) は図5に示すような略円形端面を有する抜止め手段としての弾性バンド(81)で抜け止め状態に保持されるようになっている。この弾性バンド(81)は、C字状に曲成された一対の弾性リング体(83)(84)が同軸上に並べられた構造を有し、これら弾性リング体(83)(84)の外周は連結部(85)で連結一体化されている。
【0025】
又、上記差込プラグ(53)は調理器具(2) の本体ケース(21)の底板(200) に対してU字状の支持金具(17)で固定されていると共に、差込プラグ(53)の下流端は調理器具(2) 内のガス回路を構成するガス管(31)の上流端に接続ナット(45)を介して接続されており、これにより、前記ガス管(31)はガスバーナ(62)にガス供給する弁装置(63)に繋がっている。
【0026】
又、上記差込プラグ(53)は調理器具(2) の本体ケース(21)の周側板たる後板(20)に形成された覗窓(29)を介して外部に突出していると共に、差込プラグ(53)の上流端の差込筒(51)の中心軸は本体ケース(21)の上端の外周フランジ(22)と平行に延びている。従って、上記差込筒(51)の中心軸は、本体ケース(21)の上端開口の周縁と平面視に於いて平行で且つ外周フランジ(22)と正面視に於いて平行になっている。又、上記覗窓(29)は取り外し可能な窓カバー(71)で覆われている。この窓カバー(71)の下部には差込プラグ(53)の端部を挿通させる切欠(74)が形成されていると共に、窓カバー(71)の上端からは水平に屈曲する取付け板(75)が延びている。そして、該取付け板(75)は、本体ケース(21)に於ける覗窓(29)の上縁から内側に屈曲突出する固定板(27)にビス(77)で固定されている。従って、ビス(77)を取り外すと、窓カバー(71)が覗窓(29)部分から除去でき、本体ケース(21)内から覗窓(29)越しに差込プラグ(53)が目視できる。
【0027】
次に、カウンタートップ(11)に形成された開口(12a) に上記調理器具(2) を装着する作業を説明する。
尚、調理器具(2) に具備させた差込プラグ(53)の差込筒(51)をソケット(38a) の接続筒部(39a) に挿入接続する為に調理器具(2) を移動させる必要がある図4,図7のスライド距離S(例えば15mm)分、本体ケース(21)の移動方向(この実施形態ではコンロ横方向)の長さL1 (図2参照)は、開口(12a) (12b) (12c) の前記移動方向(この実施形態ではカウンタートップ(11)の長手方向)の長さL2 よりも短くなっている。因に、図8に示す従来の調理器具(2) の本体ケース(21)は、調理器具(2) の為の開口の周側壁よりも全周に亘って約5mm程度小さくなっている。
【0028】
カウンタートップ(11)に形成された開口(12a) に上記調理器具(2) を装着するには、先ず、カウンタートップ(11)に開設された開口(12a) の上方からソケット(38a) の配設場所を目視確認しておく。又、ビス(77)を緩めて窓カバー(71)を取り外して覗窓(29)を開放しておく。
次に、図3に示すように、調理器具(2) の後部の差込プラグ(53)側が低くなるように該本体ケース(21)を傾斜させ、この状態で、調理器具(2) の本体ケース(21)の後部をカウンタートップ(11)の開口(12a) 内に降下させる。又、開放状態にある覗窓(29)を介して差込プラグ(53)とソケット(38a) の接続作業空間を見ながら作業し、これにより、差込プラグ(53)の差込筒(51)の先端をソケット(38a) の接続筒部(39a) の先端に対向させ(図4の想像線で示す状態)る。この状態で調理器具(2) を全体的に接続筒部(39a) の軸線方向に前記スライド距離Sだけ移動させることによって、差込プラグ(53)の差込筒(51)がソケット(38a) の差込孔(30a) に挿入接続される。すると、図4に示すように、差込プラグ(53)の差込筒(51)の外周に具備させたOリング(59)(59)がソケット(38a) の差込孔(30a) の周面に密接し、これにより、ソケット(38a) と差込プラグ(53)が回動自在で且つ気密状態に接続される。
【0029】
前述のように、調理器具(2) の本体ケース(21)の前記移動方向の長さL1 は、調理器具(2) のスライド距離Sを考慮した長さとなっているので、調理器具(2) は開口(12a) の中で前記長さ方向に移動可能である。そして、調理器具(2) を開口(12a) 内で移動させた後、本体ケース(21)の上端の外周フランジ(22)に於ける前記移動方向の端部(221) (221) が開口(12a) の口縁(a) に係止されるように該外周フランジ(22)の突出長さL3 (本体ケース(21)の側壁の上端から外方への突出長さ)は設定されている(図7参照)。
【0030】
次に、同軸状に嵌合したソケット(38a) と差込プラグ(53)の中心軸を回動軸として調理器具(2) を図3の状態から水平姿勢になるまで回動させる。すると、本体ケース(21)の上端開口部の外周に周設された外周フランジ(22)がカウンタートップ(11)の上面に当接する。このとき、本実施の形態では差込プラグ(53)の差込筒(51)の中心軸(a) が本体ケース(21)上端の外周フランジ(22)の後端部(220) よりも更に後方に位置しているから、既述したように、ソケット(38a) の接続筒部(39a) 及び差込プラグ(53)の差込筒(51)の中心軸(a) を回動軸として調理器具(2) を図3の傾斜状態から水平位置まで回動させることが可能となる。
【0031】
これにより、調理器具(2) の本体ケース(21)がカウンタートップ(11)の開口(12a) に落し込み状態に装着される。
次に、本体ケース(21)内から覗窓(29)を介して、差込プラグ(53)とソケット(38a) の嵌合部に抜止め手段たる弾性バンド(81)を外嵌させる。即ち、差込プラグ(53)の外周フランジ(500) の一端外周に張り出した係合リブ(501) とソケット(38a) の先端外周の係合リブ(300) が弾性バンド(81)の弾性リング体(83)(84)相互の間隙(80)内に収まるように、該弾性バンド(81)を差込プラグ(53)とソケット(38a) の結合部外周に外嵌させる。すると、これら差込プラグ(53)とソケット(38a) が弾性バンド(81)で抜止め状態に維持される。
【0032】
その後、本体ケース(21)の後部の覗窓(29)を窓カバー(71)で覆い、この状態で該窓カバー(71)の上端の取付け板(75)と本体ケース(21)の後板(20)から内向きに突出する固定板(27)の重ね合わせ部をビス(77)で固定する。
次に、本体ケース(21)の上端開口部を天板(23)で覆うと共に、該天板(23)の上に五徳(24)を載置すると、図1に示すように、開口(12a) に調理器具(2) が装着され、この作業を開口(12a) (12b) (12c) について実行すると、全ての調理器具(2) がカウンタートップ(11)に取付けられる。
【0033】
このものでは、開口(12a) (12b) (12c) に各調理器具(2) (2) (2) を落とし込む際に、これらと屋内ガス配管(36)を接続する作業が行える。従って、該接続作業を調理台(B) のカウンタートップ(11)の下方空間に潜り込んで行う必要がなく、該接続作業が円滑に行える。
[第2実施形態]
図6は、本発明の第2実施形態に係る調理器具(2) をカウンタートップ(11)に装着した状態の器具横方向(カウンタートップ(11)の長手方向)の概略断面図である。
【0034】
この第2実施形態は、本体ケース(21)を既述スライド距離S分だけ移動させて前記配管側接続具と器具側接続具を接続する形式の調理器具であっても、天板(23)の外周から五徳載置部(232) までの外周枠部(230) の幅及び、カウンタートップ(11)の上面から前記外周枠部(230) の頂面までの高さが、上記開口(12a) に単純に落とし込む形式の従来の通常の調理器具に比べて大きくならないようにしたものである。そして、この点以外は第1実施形態のものと同様に構成されている。
【0035】
図6に示すように、既述スライド距離S分だけ移動する際に開口(12a) の内周縁に接近する側の側板(91)は外周フランジ(22)の内端(22n) から直ぐに屈曲垂下している。従って、該側板(91)側では前記五徳載置部(232) は前記内端(22n) の屈曲部(K) が邪魔にならないので、該屈曲部(K) 近傍に於ける天板(23)と本体ケース(21)の関係は、カウンタートップ(11)の開口(12a) に単純に落とし込む形式の通常の調理器具と同様である。よって、カウンタートップ(11)から天板(23)の外周枠部(230) 頂面までの高さh及び外周枠部(230) の幅rを大きくすることなく五徳載置部(232) の位置を設定することができる。
【0036】
ところが、本体ケース(21)は開口(12a) 内で前記スライド距離S分だけ移動するので、該移動時に開口(12a) の内周縁から離反する側の側板(92)はスライド距離S分だけ前記対向する側板(91)側に寄っている(図7参照)。従って、特別な対策を講じなければ、側板(92)の外周フランジ(22)は、側板(91)側の外周フランジ(22)に比べて幅広(突出長さL3 )となる(図6,図7参照)。これは、本体ケース(21)がスライド距離S分だけ移動した後も外周フランジ(22)がカウンタートップ(11)の開口(12a) を塞ぐようにする必要があるからである。
【0037】
このように、外周フランジ(22)の幅が幅広(突出長さL3 )となると、外周フランジ(22)と側板(92)との屈曲部Xは内側に寄ることとなり、五徳載置部(232) を天板中心寄りに形成しなければならない。これでは、天板(23)の外周枠部(230) の幅が広くなってしまう。よって、上記外周枠部(230) の幅を前記幅rと同じようにすれば、上記高さhが前記通常の調理器具に比べて高くなってしまう。そこで、本第2実施実施形態のものでは、本体ケース(21)をスライド距離S分だけ移動させて前記配管側接続具と器具側接続具を接続する形式の調理器具であっても、カウンタートップ(11)の上面から前記外周枠部(230) の頂面までの高さh及び該外周枠部(230) の幅rが、上記開口(12a) に単純に落とし込む形式の通常の調理器具に比べて大きくならないようにしたものである。
【0038】
上記本体ケース(21)の上端開口を覆う天板(23)は、上記本体ケース(21)上端の外周フランジ(22)を覆う外周枠部(230) と、該外周枠部(230) の内周から屈曲垂下する垂下部(231) と、該垂下部(231) の下端から内側に屈曲する五徳載置部(232) を具備し、該五徳載置部(232) の内側は下方に絞られて汁受部(233) と成っている。又、上記五徳載置部(232) は、本体ケース(21)の上端の外周フランジ(22)の内端(22n) (22m) より内側で外周フランジ(22)より低い部位に位置している。
本体ケース(21)の周側板を構成する器具横方向に対向する一対の側板(91)(92)のうちのスライド距離S分だけ移動する際に開口(12a) の内周縁に接近する側の側板(91)は外周フランジ(22)の内端(22n) 周から屈曲垂下している。他方の側板(92)、即ち、上記周側板のうちの器具側接続具(差込プラグ(53))と配管側接続具(ソケット(38a) )を接続する方向の後方に位置する側板(92)(開口(12a) 内で本体ケース(21)が移動する時に該開口(12a) の周縁から離反する側の側板(92))は、外周フランジ(22)から屈曲垂下する上端域(95)と、該上端域(95)の下端から内側に屈曲する水平板(93)と、更にその内端から屈曲垂下する主側板(96)から構成されており、上端域(95)と水平板(93)で段落ち部(94)が形成され、又、その下方には水平板(93)と主側板(96)で形成された逃がし部(97)が位置している。
【0039】
尚、外周フランジ(22)は、側板(92)側の幅と側板(91)側の幅が同じ寸法に設定されている。
このものでは、段落ち部(94)をカウンタートップ(11)の上方に位置させた状態で、本体ケース(21)の逃がし部(97)側の主側板(96)を、カウンタートップ(11)の開口(12a) の口縁に接近状態になるようにして、前記側板(91)と開口(12a) の周縁との間に前記スライド距離S分間隔を空けておくと共に、本体ケース(21)から後方に突出する差込プラグ(53)の配設部を低くした状態にして、これをソケット(38a) に対向させる。次に、本体ケース(21)を上記傾斜姿勢に保ったままでこれを全体的にソケット(38a) 側に移動させると、前記側板(91)が開口(12a) の周縁に近づく。その後、本体ケース(21)を水平姿勢になるまで回動させると、図6の実線で示すように、本体ケース(21)上端の外周フランジ(22)がカウンタートップ(11)の開口(12a) の口縁に係合する。
【0040】
次に、本体ケース(21)の上端開口に天板(23)を被せると、その外周枠部(230) の内側の五徳載置部(232) が、本体ケース(21)の側板(92)の上部に形成された段落ち部(94)(本体ケース(21)の外周の逃がし部(97)の上方)内に位置する。従って、前記段落ち部が存在しない場合に比べて、カウンタートップ(11)から天板(23)の外周枠部(230) の頂面までの高さhを小さくできると共に、上記外周枠部(230) の幅rを狭くすることができる。即ち、本実施の形態では上記段落ち部を形成することによって、開口(12a) へ単純に落とし込む形式の通常の調理器具と同じように天板(23)の外周枠部(230) 及び五徳載置部(232) の近傍を構成することができ、これにより、外周枠部(230) の幅rや上記高さhが、上記開口(12a) に単純に落とし込む形式の通常の調理器具に比べて大きくならない。
[その他]
▲1▼ 上記各実施の形態では、屋内ガス配管(36)の端末部にソケット(38a) を配設する一方、調理器具(2) のガス管(31)の端部に差込プラグ(53)を連設したが、これとは逆に、調理器具(2) のガス管(31)の端部に前記ソケット(38a) を連設する一方、屋内ガス配管(36)の端末部には前記ソケット(38a) に回動自在に挿入される差込プラグ(53)を連設し、その他は図1〜図6に示す各実施の形態と同様に構成することも可能である。
▲2▼ 上記各実施の形態では、ソケット(38a) (38b) (38c) を開口(12a) (12b) (12c) の後辺(28a) (28b) (28c) の近傍に配設したが、図1の想像線で示すように、ソケット(38a) (38b) (38c) を開口(12a) (12b) (12c) の前辺(18a) (18b) (18c) の近傍に配設すると共に、ソケット(38a) (38b) (38c) の接続筒部(39a) (39b) (39c) を前記前辺(18a) (18b) (18c) と平行に設定する構成を採用することも可能である。そして、調理器具(2) に具備させた差込プラグ(53)の差込筒(51)を上記ソケット(38a) の接続筒部(39a) 等に既述実施の形態と同様に回動自在に差込む。
▲3▼ 上記各実施の形態では、ドロップインコンロやフライヤー等の複数の調理器具(2) をカウンタートップ(11)に装着する場合を例示的に説明したが、カウンタートップ(11)に単一の開口を開設すると共に、これに単一の調理器具(2) を落とし込み状態に装着するものも本発明の概念に包含される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る調理器具(2) をカウンタートップ(11)に装着した状態を示す縦断面図
【図2】調理器具(2) に具備させた差込プラグ(53)と屋内ガス配管(36)のソケット(38a) の接続状態を示す平面図
【図3】調理器具(2) の取付け作業の説明図
【図4】ソケット(38a) と差込プラグ(53)の結合部の拡大図
【図5】弾性バンド(81)の斜視図
【図6】第2実施形態の係る調理器具(2) の内部構造を省略した断面図
【図7】第1の実施の形態に係る調理器具(2) をカウンタートップ(11)に装着した状態の器具横方向の概略断面図。
【図8】従来例の説明図
【符号の説明】
(2) ・・・調理器具
(21)・・・本体ケース
(11)・・・カウンタートップ
(31)・・・ガス管
(36)・・・ガス屋内配管

Claims (6)

  1. システムキッチンのカウンタートップ(11)に開設された開口に落し込み状態に装着される調理器具の本体ケース(21)の周側板から外部に突出する器具側接続具を前記カウンタートップ(11)の下方に形成された屋内ガス配管(36)の端末部の配管側接続具に接続する配管接続部の構造であって、
    前記配管側接続具と器具側接続具は、これらの一方の接続具に形成された差込孔に対して他方の接続具に形成された差込筒を気密挿入状態でこれら差込孔と差込筒の中心軸を中心に回動自在に接続するものであり、
    前記配管側接続具は、これに形成された前記差込孔又は差込筒の中心軸が前記カウンタートップ(11)と平行に延びるように姿勢設定されていると共に、該配管側接続具は前記カウンタートップ(11)の前記開口を介して上方から露見できる部位に配設されており、
    前記器具側接続具に形成された前記差込孔又は差込筒の中心軸は前記本体ケース(21)の上端から張り出す外周フランジ(22)と平行に延びており、
    前記差込筒を前記差込孔に挿入した状態で前記差込孔と差込筒の中心軸を中心に前記本体ケース(21)を回動して水平姿勢にセットしたときには、前記本体ケース(21)の上端から張り出す外周フランジ(22)が前記開口の口縁に上方から係合するように該開口と前記配管側接続具の相対位置を設定した落し込み式調理器具の配管接続部の構造。
  2. 前記開口は矩形状に形成されており、
    前記配管側接続具に形成された差込孔又は差込筒の中心軸は前記開口の周縁の一辺と平行に設定されている請求項1の落し込み式調理器具の配管接続部の構造。
  3. 前記本体ケース(21)の前記周側板には、前記本体ケース(21)の内側から前記器具側接続具を目視する為の覗窓が開設されている請求項1又は請求項2の落し込み式調理器具の配管接続部の構造。
  4. 互いに接続された前記器具側接続具と配管側接続具が分離するのを防止する抜止め手段を具備している請求項1から請求項3の何れかの落し込み式調理器具の配管接続部の構造。
  5. システムキッチンのカウンタートップ(11)に開設された開口に落し込み状態に装着される調理器具の本体ケース(21)の周側板から外部に突出する器具側接続具を前記カウンタートップ(11)の下方に形成された屋内ガス配管(36)の端末部の配管側接続具に接続する落し込み式調理器具であって、
    前記配管側接続具と器具側接続具は、これらの一方の接続具に形成された差込孔に対して他方の接続具に形成された差込筒をカウンタートップ(11)と平行に気密挿入した状態でこれら差込孔と差込筒の中心軸を中心に回動自在に接続するものであり、
    前記器具側接続具に形成された前記差込孔又は差込筒の中心軸は、前記本体ケース(21)の上端から張り出す外周フランジ(22)と平行に延び且つ、該外周フランジ(22)より外側に位置している落し込み式調理器具。
  6. システムキッチンのカウンタートップ(11)に開設された開口に落し込み状態に装着される調理器具の本体ケース(21)の周側板から外部に突出する器具側接続具を前記カウンタートップ(11)の下方に形成された屋内ガス配管(36)の端末部の配管側接続具に接続する落し込み式調理器具であって、
    前記配管側接続具と器具側接続具は、これらの一方の接続具に形成された差込孔に対して他方の接続具に形成された差込筒をカウンタートップ(11)と平行に気密挿入した状態でこれら差込孔と差込筒の中心軸を中心に回動自在に接続するものであり、
    前記本体ケース(21)の周側板のうちで前記器具側接続具と前記配管側接続具とを接続させる方向へ前記本体ケース(21)を移動させる際に前記開口の周縁から離反移動する側の側板は、前記外周フランジ(22)の内端から下方に続く段落ち部と、該段落ち部の下方に続き且つ本体ケース内側に凹んだ逃がし部を備えており、前記本体ケース(21)の上端開口を覆う天板は、前記外周フランジ(22)を覆う外周枠部と、該外周枠部の内周から屈曲垂下する垂下部と、該垂下部の下端から内側に屈曲し且つ前記段落ち部内に位置する五徳載置部を備えている落し込み式調理器具。
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