JP3653576B2 - メソカーボンマイクロビーズの製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、メソカーボンマイクロビーズ(以下、MCMBと略する)の製造方法に係り、詳しくは、粒径が1〜20μmの小粒径のMCMBの高収率製造方法に関する。本発明のMCMBは、特殊炭素材の原料やリチウム二次電池負極材料の原料等の各用途において使用できる。
【0002】
【従来の技術】
コールタールやコールタールピッチを300〜500℃で加熱すると、粗MCMBが生成する。MCMBの製造方法に関する従来技術としては、例えば、特公平1−27968号公報、特開平1−242691号公報等に記載の方法がある。そして、MCMBの製造に際して、MCMBの収率を向上させるためには、加熱反応器内での滞留時間を長くすれば良いと考えられる。
【0003】
しかしながら、加熱反応器内での滞留時間を長くする方法には、MCMBの収率が向上する一方において、生成したMCMBが合体あるいは成長等し、結果として得られるMCMBの粒径が大きくなるという欠点がある。従って、この方法では、各用途における有用性が高い1〜20μm程度の小粒径のMCMBを製造することが困難であり、小粒径のMCMBの収率の大幅な改善を求めることは実際上不可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、コールタールまたはコールタールピッチを原料としてMCMBを高収率で製造する方法を提供することを目的とし、特に、小粒径のMCMBを高収率で製造する方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
MCMBの生成機構については、十分には解明されていないが、コールタールまたはコールタールピッチを300〜500℃の温度範囲で熱処理すると、原料中の比較的大きな縮合芳香族分子がファンデアワールス力を推進力として積層し、球晶前駆体を形成、更にこの球晶前駆体に芳香族分子が引き寄せられてMCMBが生成するといわれている。
【0006】
そこで、本発明者は、球晶前駆体を形成する核となるような芳香族化合物を原料に添加すれば、小粒径のMCMBの収率が向上するのではないかという着想に基き、環数や置換基の有無など多種多様である芳香族化合物の中から球晶前駆体の核となるような種々の芳香族化合物を選択して、実験及び研究を重ね、具体的には、種々の芳香族化合物を原料に添加して、どのような芳香族化合物がMCMBの収率を向上させるために効果的であるかを研究した。
【0007】
その結果、本発明者は、原料中の3環式以上の芳香族化合物がMCMBの収率に関与すること、及び、原料コールタール又はコールタールピッチに3環式以上の芳香族化合物を添加することにより、MCMBの粒径があまり悪影響を受けることなくMCMBの収率が大幅に向上すこと、並びに、分子中に1個以上の硫黄原子または酸素原子を含む芳香族または環式脂肪族化合物が前記3環式以上の芳香族化合物と同様の効果を有することを見出し、本発明を完成した。即ち、本発明は、以下のMCMBの製造方法を提供するものである。
【0008】
1. コールタールまたはコールタールピッチに、3環式以上の芳香族化合物を0.5〜25重量%添加し、300〜500℃の温度範囲で熱処理をすることを特徴とするメソカーボンマイクロビーズの製造方法。
【0009】
2. コールタールまたはコールタールピッチに、3〜7環式の芳香族化合物を添加して、3〜7環式の芳香族化合物の含有量を2〜25重量%に調製し、300〜500℃の温度範囲で熱処理をすることを特徴とするメソカーボンマイクロビーズの製造方法。
【0010】
3. コールタールまたはコールタールピッチに、分子中に1個以上の硫黄原子または酸素原子を含む芳香族または環式脂肪族化合物を0.5〜25重量%添加し、300〜500℃の温度範囲で熱処理をすることを特徴とするメソカーボンマイクロビーズの製造方法。
【0011】
本発明において原料として使用するコールタール及びコールタールピッチについては特に限定はなく、一般に、各種炭素材料の原料として使用されているコールタールまたはコールタールピッチを使用することができ、具体的には、石炭の乾留において得られる留分及びその任意の分留品を使用することができる。また、コールタールを熱処理してコールタールピッチとして使用することもできる。ただし、本発明は、特に、原料として3環式以上の芳香族化合物の含有量が20重量%以下、好ましくは3〜7環式の芳香族化合物の含有量が10重量%以下、更に好ましくは3〜7環式の芳香族化合物の含有量が5重量%以下であるコールタールまたはコールタールピッチを使用する場合に有効である。
【0012】
本発明において使用する3環式以上の芳香族化合物は、分子中に1個以上の3環式以上の縮合環を含む芳香族化合物であり、具体的には、3環式縮合環を含むアントラセン、アントラキノン、フルオレン、フェナントレン等、4環式縮合環を含むピレン、クリセン、ナフタセン、テトラフェン、トリフェニレン等、5環式縮合環を含むペリレン、7環式縮合環を含むコロネンを挙げることができる。中でも本発明において使用する3環式以上の芳香族化合物としては、効果の点において3〜9環式、好ましくは3〜7環式、具体的には、アントラセン、アントラキノン、ペリレン及びクリセンが好適であり、更に好ましくは3〜5環式の芳香族化合物が好適であり、さらに、入手の容易さにおいて3環式の芳香族化合物が好適であり、具体的にはアントラセン及びアントラキノンが好適である。
【0013】
本発明において使用する分子中に1個以上の硫黄原子または酸素原子を含む芳香族または環式脂肪族化合物は、分子中に1個以上の炭化水素環を含み且つ1個以上の硫黄原子または酸素原子を含む化合物であり、炭化水素環は縮合していてもよく、また、硫黄原子または酸素原子は、−OH基、−O−結合、−CHO基、=O基等の酸素原子を含む置換基等又は−SH基、−S−結合、=S基等の硫黄原子を含む置換基等として存在していても、また、ベンゾフラン環、ベンゾチオフェン環、クマロン環、シベンゾフラン環、チアントレン環等の複素環を形成して存在していてもよい。
【0014】
本発明において使用する分子中に1個以上の硫黄原子または酸素原子を含む芳香族または環式脂肪族化合物としては、分子中に硫黄原子及び酸素原子を1〜4個、好ましくは1〜3個、更に好ましくは2個含む化合物が好適であり、具体的には、アントラキノン、チアントレン、シクロヘキサノン、インデン、ナフタレノン、ベンゾキノン、ナフトキノン、シクロヘキサチオン、アントラチオン、キサンテン、アントロン等を挙げることができ、中でも、入手の容易さ及び効果の点において、アントラキノン及びチアントレンが好適である。
【0015】
本発明においては、MCMBを製造する際に、原料として使用するコールタールまたはコールタールピッチに3環式以上の芳香族化合物、好ましくは3〜7環式の芳香族化合物、あるいは、分子中に1個以上の酸素原子または硫黄原子を含む芳香族または環式脂肪族化合物を添加する。その添加量は、通常0.5〜25重量%程度、好ましくは0.5〜20重量%、更に好ましくは1〜10重量%である。この添加量が多すぎる場合には上記の添加化合物が原料に完全に溶解することができないので加熱反応時にコーキングが起こり、逆に、この添加量が少なすぎる場合にはMCMBの球晶前駆体の生成量が少なくなり、結果として、MCMBの収率が低下する。
【0016】
本発明において、3環式以上の芳香族化合物、例えば3環式〜7環式の芳香族化合物を添加する場合には、原料中の3〜7環式の芳香族化合物の含有量を2〜25重量%、好ましくは2.5〜22重量%に調製するのがよく、詳しくは、アントラセン含有量は2.5〜22.5重量%、ペリレン含有量は1〜21重量%、コロネン含有量は1〜21重量%に調節するのがよい。分子中に1個以上の酸素原子または硫黄原子を含む芳香族または環式脂肪族化合物を添加する場合には、原料中の分子中に1個以上の酸素原子または硫黄原子を含む芳香族または環式脂肪族化合物の含有量を0.5〜25重量%、好ましくは0.5〜20重量%、更に好ましくは1〜15重量%に調製するのがよい。
【0017】
さらに、本発明において、アントラセン、コロネン、ペリレン、アントラキノン及びチアントレンからなる群から選ばれた少なくとも1種の芳香族化合物を添加する場合には、アントラセン、コロネン、ペリレン、アントラキノン及びチアントレンの合計の含有量を2〜30重量%、好ましくは5〜25重量%、更に好ましくは10〜20重量%に調製するのがよい。特に、アントラセンを添加する場合には、アントラセンの含有量を2〜25重量%、好ましくは3〜22重量%、更に好ましくは5〜20重量%に調製するのがよく、アントラキノンまたはチアントレンを添加する場合には、アントラキノン及びチアントレンの合計の含有量を0.5〜25重量%、好ましくは2.5〜20重量%に調製するのがよい。また、ペリレンを添加する場合には、ペリレンの含有量を0.5〜25重量%、好ましくは1〜22重量%、更に好ましくは5〜20重量%に調製するのがよく、コロネンを添加する場合には、コロネンの含有量を1〜25重量%、好ましくは1.5〜22重量%、更に好ましくは5〜20重量%に調製するのがよい。
【0018】
本発明においては、上記の添加化合物を添加したコールタールまたはコールタールピッチを熱処理することによりMCMBを生成させる。この熱処理の加熱温度は、300〜500℃程度の範囲内とする。この加熱温度が高すぎる場合には、コールタールコーキングが起こり、また、低すぎる場合にはMCMBの生成反応が起こりにくく、結果として、MCMBの収率が低下する。
【0019】
熱処理による反応時の圧力は、特に限定されるものではないが、通常、0.1〜2.1MPa程度、より好ましくは0.2〜1.1MPa程度とする。加圧は、加熱によって生ずる自生圧によっても良く、或いは非酸化性ガス(窒素、アルゴンなど)による積極的加圧によっても良い。上記熱処理によって生成したMCMBは、公知の方法で分離し、必要に応じて洗浄精製し、乾燥することにより回収することができる。
【0020】
【作用】
本発明により、MCMBの収率が向上する理由は、未だ充分に解明されていないが、おそらく以下のような作用によるものと推測される。すなわち、3環式以上の芳香族化合物、特に3〜7環式の芳香族化合物は原料中で加熱されると、ファンデアワールス力を推進力として積層し、球晶前駆体を形成、さらにこの球晶前駆体に芳香族分子が引き寄せられてMCMB生成するものと考えられる。
【0021】
一方、分子中に1個以上の硫黄原子または酸素原子を含む芳香族または環式脂肪族化合物は、原料中で加熱されると、酸素原子や硫黄原子が脱離して重合し、比較的環数の大きな芳香族化合物となる。これが前記3式環以上の芳香族化合物と同様にファンデアワールス力を推進力として積層し、球晶前駆体を形成、さらにこの球晶前駆体に芳香族分子が引き寄せられてMCMB生成するものと考えられる。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、MCMBを高収率で製造することができる。本発明は、1〜20μm程度の小粒径のMCMBを製造する方法として特に有用である。
【0023】
【実施例】
以下に実施例及び比較例を示し、本発明の特徴とするところをより一層明確にする。
【0024】
比較例1
撹拌装置を備えた1リットルオートクレーブに100℃以下の沸点留分を除去したコールタール(脱水タール:一次QI分2.7%)500gを加え、窒素0.4MPaの加圧下に420℃で8時間反応させた後、反応生成物を室温まで冷却し、次いでキノリンで処理して、キノリン不溶分を回収した。さらにコールタールに由来する一次QI分を除去してMCMBを得た。脱水タール基準によるMCMBの収率および粒径を後記表1に示す。
【0025】
実施例1
撹拌装置を備えた1リットルオートクレーブに100℃以下の沸点留分を除去したコールタール(脱水タール:一次QI分2.7%、アントラセン含有量2.0重量%、ペリレン含有量0.5重量%、コロネン含有量0.8重量%、アントラキノン含有量トレース、チアントレン含有量トレース)485gとアントラセン15gを加え、窒素0.4MPaの加圧下に420℃で8時間反応させた後、反応生成物を室温まで冷却し、次いでキノリンで処理して、キノリン不溶分39.5gを回収した。
【0026】
コールタールに由来する一次QI分13gを除去して26.5gのMCMBを得た。脱水タール基準によるMCMBの収率および粒径を後記表1に示す。実施例1によれば、アントラセンを添加しない比較例1に比してMCMBの収率が約1.1倍になっている。
【0027】
実施例2
アントラセンに代えて、ペリレンを使用する以外は、実施例1と同様にしてコールタールの熱処理を行い、引き続き同様の操作を行って、MCMBを得た。結果を表1に示す。実施例2によれば、ペリレンを添加しない比較例1に比してMCMBの収率が約1.4倍になっている。
【0028】
実施例3
アントラセンに代えて、コロネンを使用する以外は、実施例1と同様にしてコールタールの熱処理を行い、引き続き同様の操作を行って、MCMBを得た。結果を表1に示す。実施例3によれば、コロネンを添加しない比較例1に比してMCMBの収率が約1.7倍になっている。
【0029】
実施例4
アントラセンに代えて、アントラキノンを使用する以外は実施例1と同様にしてコールタールの熱処理を行い、引き続き同様の操作を行って、MCMBを得た。結果を表1に示す。実施例4によれば、アントラキノンを添加しない比較例1に比してMCMBの収率が約1.5倍になっている。
【0030】
実施例5
実施例4において、コールタールの使用量を495g、アントラキノンの添加量を5gとするほかは同様にしてコールタールの熱処理を行い、引き続き同様の操作を行って、MCMBを得た。結果を表1に示す。実施例5によれば、アントラキノンを添加しない比較例1に比してMCMBの収率が約1.3倍になっている。
【0031】
実施例6
実施例4において、コールタールの使用量を470g、アントラキノンの添加量を30gとするほかは同様にしてコールタールの熱処理を行い、引き続き同様の操作を行って、MCMBを得た。結果を表1に示す。実施例6によれば、アントラキノンを添加しない比較例1に比してMCMBの収率が約1.8倍になっている。
【0032】
実施例7
実施例4において、コールタールの使用量を450g、アントラキノンの添加量を50gとするほかは同様にしてコールタールの熱処理を行い、引き続き同様の操作を行って、MCMBを得た。結果を表1に示す。実施例7によれば、アントラキノンを添加しない比較例1に比してMCMBの収率が約2.3倍になっている。
【0033】
実施例8
アントラセンに代えて、チアントレンを使用する以外は実施例1と同様にしてコールタールの熱処理を行い、引き続き同様の操作を行って、MCMBを得た。結果を表1に示す。実施例8によれば、チアントレンを添加しない比較例1に比してMCMBの収率が約1.4倍になっている。
【0034】
【表1】
比較例2
実施例1で使用したものと同様の100℃以下の沸点留分を除去したコールタール(一次QI分2.7%)を180℃、670Paの条件下に3時間熱処理して、軟化点83.5℃のコールタールピッチを収率70%で得た。コールタールに代えて、得られたコールタールピッチを使用し、反応温度を410℃とする以外は、比較例1と同様にしてコールタールピッチの熱処理を行い、引き続き同様の操作を行って、MCMBを得た。コールタールピッチ基準によるMCMBの収率および粒径を後記表2に示す。
【0035】
実施例9
実施例1で使用したものと同様の100℃以下の沸点留分を除去したコールタール(一次QI分2.7%)を180℃、670Paの条件下に3時間熱処理して、軟化点83.5℃のコールタールピッチ(アントラセン含有量2.9重量%、ペリレン含有量0.72重量%、コロネン含有量1.2重量%、アントラキノン含有量トレース、チアントレン含有量トレース)を収率70%で得た。
【0036】
コールタールに代えて、得られたコールタールピッチを使用し、反応温度を410℃とする以外は、実施例1と同様にしてコールタールピッチの熱処理を行い、引き続き同様の操作を行って、MCMBを得た。コールタールピッチ基準によるMCMBの収率および粒径を後記表2に示す。実施例9によれば、アントラセンを添加しない比較例2に比してMCMBの収率が約1.2倍になっている。
【0037】
実施例10
アントラセンに代えて、アントラキノンを使用する以外は実施例9と同様にしてコールタールピッチの熱処理を行い、引き続き同様の操作を行って、MCMBを得た。結果を表2に示す。実施例10によれば、アントラキノンを添加しない比較例2に比してMCMBの収率が約1.5倍になっている。
【0038】
実施例11
アントラセンに代えて、チアントレンを使用する以外は実施例9と同様にしてコールタールピッチの熱処理を行い、引き続き同様の操作を行って、MCMBを得た。結果を表2に示す。実施例11によれば、チアントレンを添加しない比較例2に比してMCMBの収率が約1.5倍になっている。
【0039】
【表2】
表1および表2に示す結果から明らかなように、3環式以上の芳香族化合物および分子中に1個以上の硫黄原子または酸素原子を含む芳香族または環式脂肪族化合物を添加した場合、MCMBの収率が向上することがわかった。
Claims (1)
- コールタールまたはコールタールピッチに、アントラキノン及びチアントレンからなる群から選ばれた少なくとも1種を0.5〜25重量%添加し、300〜500℃の温度範囲で熱処理をすることを特徴とするメソカーボンマイクロビーズの製造方法。
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JP06492994A JP3653576B2 (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | メソカーボンマイクロビーズの製造方法 |
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JP06492994A JP3653576B2 (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | メソカーボンマイクロビーズの製造方法 |
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JPH07268352A JPH07268352A (ja) | 1995-10-17 |
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