JP3653052B2 - 磁気カードリーダの磁気ヘッド支持装置 - Google Patents

磁気カードリーダの磁気ヘッド支持装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はキャッシュカード、プリペイドカード等として用いられている磁気カードに、磁気ヘッドを摺接することで、その磁気内容を読み取ったり、要すれば書き込みをも行うことができるようにした磁気カードリーダに関し、特に当該磁気カードが熱や外部圧力により反り返ってしまったような場合にあっても、当該磁気カードが磁気ヘッドに対して密接状態を確保できるようにして、磁気カードへの書き込み、読み取りに際してのエラーを、可及的に低減し得るようにした磁気カードリーダの磁気ヘッド支持装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
図1(B)と図2を参酌して理解されるように磁気カードリーダAでは、既知の如く矢印で示す搬送路長手方向Bへ挿入した磁気カードMCが、搬送路1内を搬送ローラ1a、1b、1cにより移送され、その途上にあって当該磁気カードMCが磁気ヘッド2とピンチローラ3との間に挟装されて通過して行き、この際当該磁気カードMCにおける磁気の読み取りが行われることになる。
そして当該図示例にあっては、磁気ヘッド2に次いで、順次印字ヘッド4aとプラテンローラ4b、そして消去ヘッド5aとプラテンローラ5bが、夫々配装されていることも既知の通りであり、6は搬送路幅員方向Wの両側端に立設した側板を示している。
【0003】
このような従来の磁気カードリーダAに付いて、さらに図9、図10により説示するが、ここで図9は磁気ヘッド2近傍の部分平面図で、図10(A)は図9の左側面図、そして同図(B)は同図(A)の側板を除いた右側面路略示図を示している。そして当該図示例では搬送路1の下位側に磁気ヘッド2が、そして上方にピンチローラ3が配設され、取着板7に小ビス8とか接着剤により取着された磁気ヘッド2が、側板6の内側であって大ビス9により搬送路1に露呈するよう固設されている。そして図10(B)に開示の如くピンチローラ3は図示例の場合、その回転軸3aが加圧用ばね10によって下方である磁気ヘッド2側へ向けて圧接されており、搬送路長手方向Bに向けて搬送路1を搬送されて来た磁気カードMCは、当該ピンチローラ3と磁気ヘッド2との間に挟入通過して行くよう構成されている。
【0004】
ところが、この磁気カードMCは、特に合成樹脂製の厚手なものであると、熱や外部圧力を受けることによって可成り反り返った彎曲状態等に変形してしまうことが知られている。
そしてこの際磁気カードMCが、その長手方向へ彎曲した場合には、その彎曲の曲率半径が比較的大きいことから、これを正常な平板状体に矯正するのに要する外力は、それほど大とはならないが、短寸である磁気カードMCの幅員方向への彎曲が生じた場合には、可成りの大きな曲率半径で彎曲しているため、このような変形磁気カードMCを原形であるフラットな状態に復帰させるには可成りの困難が伴うことになる。
【0005】
この結果、図11により理解される如く、搬送路幅員方向Wへ反りかえってしまった磁気カードMCは、ピンチローラ3によって図示の場合下方へ押圧されても、当該磁気カードMCの反りは原形に復することなく、ピンチローラ3は磁気カードMCの反りによって傾斜状態に変動し、この結果磁気カードMCと磁気ヘッド2とが、部分的に当接するだけで、可成りの非接触箇所2aが発生することから、当然のことながら前説の磁気エラーが生ずることになる。
そこで、これを回避するためピンチローラ3に対して、前記した加圧用ばね10などにより大きな圧力を付加するようにすれば、磁気ヘッド2とピンチローラ3との間に磁気カードMCが進入しようとする際にあって、どうしても可成りの衝撃が生ずることになり、これに伴うノイズが発生することになるだけでなく、磁気カードMCの搬送力を高めなければならないことから、それだけ消費電力が嵩むことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は従来の上記の如き磁気カードリーダにおける磁気ヘッド支持装置が有する難点を解消しようとするもので、請求項1によるときは前記した磁気カードリーダにおいて、磁気ヘッドを固設状態としてしまうのではなく、当該磁気ヘッドは磁気ヘッドケースに収め、さらにこの磁気ヘッドケースを磁気ヘッドホルダに内装するよう構成する。そして上記磁気ヘッドケースに設けた第1、第2曲成ケースガイドの第1、第2ケース弧状摺動面を、前記した磁気ヘッドホルダの第1、第2ケースガイド凹溝条に係嵌することにより、磁気ヘッドを磁気ヘッドホルダに対して上下運動を可能にすると同時に、搬送路幅員方向への首振り傾動運動も許容されるよう構成するのである。
【0007】
しかも、この際磁気ヘッドケースは弾性部材によって搬送路へ向けて加圧可能なるよう構成することで、磁気ヘッドが搬送路へ向けて上記の加圧力を受けるようにし、かくして上説の如く磁気ヘッドの上下運動と搬送路幅員方向への首振りによる傾動をも同時に行い得るようにすることで、磁気ヘッドが幅員方向へ反りかえった磁気カードの変形に対して追随可能とし、常に両者の全面的な当接状態が確保され得るようにするのである。かくして当該請求項1では、磁気カードの変形に基づく読み込みおよび書き込みエラーの発生率を大幅に低減し得るようにすると共に、常に磁気ヘッドを前記の如く搬送路へ向け押当可能とすることで、磁気ヘッドの搬送路における進出度合を、ビスなどによって調整しなければならないといった構成の付加をも不要にしようとするのが、その目的である。
【0008】
さらに請求項2では、上記請求項1の一実施態様を明示したものであり、前記した第1、第2曲成ケースガイドに形成された第1、第2ケース弧状摺動面を、半円状または半楕円状に特定することによって、前記した磁気ヘッドの上下運動と回動運動とを、より円滑になし得るようにし、請求項1の前記目的を達成することにつき、その信頼性を保証しようとしている。
【0009】
そして請求項3では、請求項1における弾性部材につき、これをねじりコイルスプリングにより形成し、かつこれを磁気ヘッドホルダと、磁気ヘッドケースのばね受用突起との間にあって適切に跨設することで、磁気ヘッドを確実に搬送路側へ弾圧可能とし、これにより請求項1の前記目的達成につき、その信頼性を確保しようとしている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る磁気カードリーダの磁気ヘッド支持装置は所期の目的を達成するために下記の課題解決手段を特徴とする。すなわち請求項1記載の課題解決手段は、
搬送路に挿入されて搬送路長手方向へ移送途上にある磁気カードが、磁気ヘッドとピンチローラとの間に挟まれてこれらの間を通過するときに、当該磁気カードの読み取りを行うようにした磁気カードリーダにおいて、
磁気ヘッドの収納された磁気ヘッドケースを内装している磁気ヘッドホルダが上記搬送路上に装備されていること、
上記磁気ヘッドケースにおいて対をなす第1対辺外側面部と第2対辺外側面部とのうちで、第1対辺外側面部には、上下に向けて弧状隆起する第1ケース弧状摺動面を備えた第1曲成ケースガイド設けられているとともに、第2対辺外側面部には、上下に向けて弧状隆起する第2ケース弧状摺動面を備えた第2曲成ケースガイド設けられていること、 上記磁気ヘッドケースに対応して上記磁気ヘッドホルダに設けられた弾圧部材が該磁気ヘッドケースを搬送路に向けて加圧していること、
上記第1対辺外側面部や第2対辺外側面部とそれぞれ向き合うところの上記磁気ヘッドホルダの両内側壁面のうちで、第1対辺外側面部と向き合う一方の内側壁面には、上記第1曲成ケースガイドと嵌め合いをなすものであって上下方向に沿う第1ホルダガイド凹溝条が形成されているとともに、第2対辺外側面部と向き合う他方の内側壁面には、上記第2曲成ケースガイドと嵌め合いなすものであって上下方向に沿う第2ホルダガイド凹溝条が形成されていること、
上記磁気ヘッドを収納した上記磁気ヘッドケースと、この磁気ヘッドケースを内装した上記磁気ヘッドホルダとの相対関係において、第1曲成ケースガイドと第1ホルダガイド凹溝条、および、第2曲成ケースガイドと第2ホルダガイド凹溝条とが互いに嵌り合っており、しかも、第1ホルダガイド凹溝条の側底面と第1曲成ケースガイドの第1ケース弧状摺動面、および、第2ホルダガイド凹溝条の側底面と第2曲成ケースガイドの第2ケース弧状摺動面とが互いに当接していて、これらの当接箇所が磁気ヘッドケースの上下運動用と回動運動用の支点になっていること、
上記磁気ヘッドを収納した上記磁気ヘッドケースが、上記の嵌り合い状態にある第1曲成ケースガイドと第1ホルダガイド凹溝条との当接箇所および第2曲成ケースガイドと第2ホルダガイド凹溝条との当接箇所を支点にして昇降自在かつ搬送路幅員方向へ首振り傾斜自在なものであり、しかも上記磁気ヘッドホルダに設けられた上記弾圧部材を介して当該磁気ヘッドケースが支持されていることを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項2に係る磁気カードリーダの磁気ヘッド支持装置は、請求項1記載のものにおいて、
第1ケース弧状摺動面および第2ケース弧状摺動面が半円状または半楕円状に形成されていることを特徴としている。
本発明の請求項3に係る磁気カードリーダの磁気ヘッド支持装置は、請求項1記載のものにおいて、
弾圧部材がコイルスプリング部を有するねじりコイルスプリングにより形成されており、
磁気ヘッドケースの第1対辺外側面部と第2対辺外側面部には、第1対辺外側面部から突出する第1ばね受用突起と第2対辺外側面部から突出する第2ばね受用突起とが設けられており、
基端部を磁気ヘッドホルダに掛け設けられた上記弾圧部材が、その先端部で上記磁気ヘッドケースの第1ばね受用突起第2ばね受用突起とを搬送路に向けて加圧していることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本願の請求項1に係る発明につき図1ないし図8を参照して以下詳記すると、図1(B)と図2とにより既説した磁気カードリーダAでは、差入口1dから挿入した磁気カードMCが、搬送路長手方向Bへ移送され、その搬送路1における搬送途上にあって、当該磁気カードMCが搬送路1に露設された磁気ヘッド2とピンチローラ3との間を挟装状態で通過することとなり、この際当該磁気カードMCにおける磁気の読み取りが行われることになる。そして図示の磁気カードリーダAではピンチローラ3と磁気ヘッド2とが搬送路1に対して上下の配置となっているが、逆転配置としてもよい。
【0013】
送路1露出している磁気ヘッド2図3などで明らかなように磁気ヘッドケース11に収納固定されこの磁気ヘッドケース11が磁気ヘッドホルダ12に内装されている。気ヘッドケース11第1、第2対辺外側面部11a、11bには上下に向けて弧状隆起する第1、第2ケース弧状摺動面11c、11dを備えた第1、第2曲成ケースガイド11A、11Bが、それぞれ搬送路長手方向へ沿うようにけられている。図示例第1、第2曲成ケースガイド11A、11Bは、それぞれ2個一対あてけられているが、その数は限定されるものでなく搬送路長手方向Bへ指向して一個だけ長く設けることもできる。1、第2ケース弧状摺動面11c、11dについては、また、上下方向へ弧状を形成していればよいが、請求項2に明示のように円形の一部である半円形状とするか、楕円の一部である半楕円状に形成するのが望ましい。
【0014】
さらに上記の磁気ヘッドホルダ12には、図4、図6、図8に例示の如く磁気ヘッドケース11を、搬送路1に指向させて加圧するように、弾圧部材Sが設けられている。
そして図示の弾圧部材Sとしては、請求項3により明示の如くねじりコイルスプリング12Aが採択されており、その基端部12aは磁気ヘッドホルダ12における搬送路1の先行部側に係設されている。そして上記基端部12aの両側から搬送路1に沿ってコイルスプリング部12b、12bを介し延出された先端部12c、12cが、磁気ヘッドケース11の前説した第1、第2対辺外側面部11a、11bから突設された第1、第2ばね受用突起13a、13bに対して弾接係止されている。このようにすることで磁気ヘッド2を搬送路1側へ弾圧するよう構成されており、かくして磁気ヘッド2は図示例の場合常に上向きに押圧されることで、ピンチローラ3に対して圧接される。
【0015】
上記磁気ヘッドホルダ12には、磁気ヘッドケース11第1、第2曲成ケースガイド11A、11Bが昇降自在に嵌まり込む第1、第2ホルダガイド凹溝条14a、14bが切り欠き形成されるそれで当該第1、第2ホルダガイド凹溝条14a、14bの各側底面14c、14dには第1、第2曲成ケースガイド11A、11Bの第1、第2ケース弧状摺動面11c、11dが当接する。したがって上記磁気ヘッドケース11とこれに収納された磁気ヘッド2とは、これらの当接箇所P1、P2を接点にして昇降自在かつ搬送路幅員方向B首振り傾斜自在となるよう構成されているのである
【0016】
発明を作用の面から説明するとつぎの通りである。磁気カードMCが変曲せず正常なフラット状態を保有しているとき、図5、図7理解される通り磁気ヘッド2は水平状態に保持され、当該磁気ヘッド2とピンチローラ3との接触部分に関しては、それらの部分が水平状態全面接触する。これに対して図1(A)のように、磁気カードMCがその幅員方向にあって反りかえりの変形状態にあるとき弾性部材Sにより上方へ押し上げられている磁気ヘッド2は、磁気ヘッドケース11の第1、第2曲成ケースガイド11A、11Bが磁気ヘッドホルダ12の第1、第2ホルダガイド凹溝条14a、14bに嵌り込んでいるため、搬送路長手方向Bへ変移することない。一方で前記したように、第1、第2ホルダガイド凹溝条14a、14bの側底面14c、14dと第1、第2曲成ケースガイド11A、11Bとの接触箇所を接点として、図1(A)の場合には磁気ヘッド2が左肩下がりとなるよう首振りすることで、傾斜状態となった磁気ヘッド2が、変形した磁気カードMCの変曲面に対して全面的に押当接触状態となることが保証される。この結果磁気カードMCの変曲に基づく磁気の読み取りエラー低減是正される。
【0017】
前記第1、第2ばね受用突起13a、13bは、磁気ヘッドケース11第1、第2対辺外側面部11a、11bにおける幅方向中心にあって、その下部に突出して設けられるのが好ましい。この際は、また、図3、図7から理解できるように、第1、第2ばね受用突起13a、13b昇降自在に嵌め込まれて掛かり合う第1、第2突起用凹溝条15a、15bの両側第1、第2ホルダガイド凹溝条14a、14bけられ、これらに対して一対あての第1、第2曲成ケースガイド11A、11B嵌め込まれるのがよい。
【0018】
【発明の効果】
本発明は以上のようにして構成できるものであるから、請求項1によるときは、従来例の如く磁気ヘッドを固設してしまうのではなく、大前提として磁気ヘッドを磁気ヘッドホルダに対して、まずもって上下運動が可能となるように構成するだけでなく、これと共に搬送路幅員方向への首振りによる傾動をも同時に行い得るように構成することで、磁気ヘッドが幅員方向へ反りかえった磁気カードの変形に対しても追随可能となし、常に磁気ヘッドに対する変形磁気カードの当接状態を保証し得るようにしている。この結果請求項1によるときは、磁気カードの変形に基づく読み込みとか書き込みエラーの発生率を大幅に低減し得るようにすると共に、磁気ヘッドが搬送路へ向け弾圧されていることで、磁気ヘッドの搬送路にあっての進出度合につき、これをビスの螺回により調整しなければならないといった構成を省略することが可能となる。
【0019】
さらに請求項2にあっては、上記請求項1において第1、第2曲成ケースガイドに形成の第1、第2ケース弧状摺動面を、半円形状または半楕円状に形成することで、磁気ヘッドの前記した上下および回動運動を円滑に行い得るようにでき、かくて請求項1による作用効果の信頼性を、より確実なものとすることができる。
そして請求項3によるときは、これまで請求項1における弾性部材をねじりコイルスプリングにより形成すると共に、その配装を適切に構成するようにしたので、これまた磁気ヘッドに対する上下方向への弾圧力を好適に付与可能としたので、前記請求項1における効果中、磁気ヘッドに対する弾圧力付与を確実なものとでき、従来の如く磁気ヘッドの位置を調整するためのビスによる調整機構等を完全に不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願請求項1に係る磁気カードリーダの磁気ヘッド支持装置に関し、(A)は磁気カード搬送中における要部縦断左側面図で、(B)は当該磁気カードリーダの下半部を示した平面説明図である。
【図2】 図1(B)に示す磁気カードリーダの要部を示す縦断正面説明図である。
【図3】 同上請求項1の磁気ヘッド支持装置における磁気ヘッドホルダを横断して、内装の磁気ヘッドケースを示した斜視説明図である。
【図4】 同上磁気ヘッド支持装置の要部を示す平面図である。
【図5】 図4の磁気ヘッド近傍部分における縦断左側面図である。
【図6】 図4の磁気ヘッド近傍部分における正面図である。
【図7】 図6のVII−VII線矢視縦断側面図である。
【図8】 図6の縦断正面図である。
【図9】 従来の磁気カードリーダを示したヘッド近傍部分の平面図である。
【図10】 図9の磁気カードリーダを示し、(A)はその側面図で(B)は正面略示説明図である。
【図11】 同上磁気カードリーダの磁気カード搬送中における要部縦断左側面図である。
【符号の説明】
1 搬送路
2 磁気ヘッド
3 ピンチローラ
11 磁気ヘッドケース
11A 第1曲成ケースガイド
11B 第2曲成ケースガイド
11a 第1対辺外側面部
11b 第2対辺外側面部
11c 第1ケース弧状摺動面
11d 第2ケース弧状摺動面
12 磁気ヘッドホルダ
12A ねじりコイルスプリング
12a ねじりコイルスプリングの基端部
12b コイルスプリング部
12c ねじりコイルスプリングの先端部
13a 第1ばね受用突起
13b 第2ばね受用突起
14a 第1ホルダガイド凹溝条
14b 第2ホルダガイド凹溝条
14c 第1ホルダ凹溝条の側底面
14d 第2ホルダ凹溝条の側底面
A 磁気カードリーダ
B 搬送路長手方向
MC 磁気カード
S 弾圧部材
P1 当接箇所
P2 当接箇所
W 搬送路幅員方向

Claims (3)

  1. 搬送路に挿入されて搬送路長手方向へ移送途上にある磁気カードが、磁気ヘッドとピンチローラとの間に挟まれてこれらの間を通過するときに、当該磁気カードの読み取りを行うようにした磁気カードリーダにおいて、
    磁気ヘッドの収納された磁気ヘッドケースを内装している磁気ヘッドホルダが上記搬送路上に装備されていること、
    上記磁気ヘッドケースにおいて対をなす第1対辺外側面部と第2対辺外側面部とのうちで、第1対辺外側面部には、上下に向けて弧状隆起する第1ケース弧状摺動面を備えた第1曲成ケースガイド設けられているとともに、第2対辺外側面部には、上下に向けて弧状隆起する第2ケース弧状摺動面を備えた第2曲成ケースガイド設けられていること、 上記磁気ヘッドケースに対応して上記磁気ヘッドホルダに設けられた弾圧部材が該磁気ヘッドケースを搬送路に向けて加圧していること、
    上記第1対辺外側面部や第2対辺外側面部とそれぞれ向き合うところの上記磁気ヘッドホルダの両内側壁面のうちで、第1対辺外側面部と向き合う一方の内側壁面には、上記第1曲成ケースガイドと嵌め合いをなすものであって上下方向に沿う第1ホルダガイド凹溝条が形成されているとともに、第2対辺外側面部と向き合う他方の内側壁面には、上記第2曲成ケースガイドと嵌め合いなすものであって上下方向に沿う第2ホルダガイド凹溝条が形成されていること、
    上記磁気ヘッドを収納した上記磁気ヘッドケースと、この磁気ヘッドケースを内装した上記磁気ヘッドホルダとの相対関係において、第1曲成ケースガイドと第1ホルダガイド凹溝条、および、第2曲成ケースガイドと第2ホルダガイド凹溝条とが互いに嵌り合っており、しかも、第1ホルダガイド凹溝条の側底面と第1曲成ケースガイドの第1ケース弧状摺動面、および、第2ホルダガイド凹溝条の側底面と第2曲成ケースガイドの第2ケース弧状摺動面とが互いに当接していて、これらの当接箇所が磁気ヘッドケースの上下運動用と回動運動用の支点になっていること、
    上記磁気ヘッドを収納した上記磁気ヘッドケースが、上記の嵌り合い状態にある第1曲成ケースガイドと第1ホルダガイド凹溝条との当接箇所および第2曲成ケースガイドと第2ホルダガイド凹溝条との当接箇所を支点にして昇降自在かつ搬送路幅員方向へ首振り傾斜自在なものであり、しかも上記磁気ヘッドホルダに設けられた上記弾圧部材を介して当該磁気ヘッドケースが支持されていること
    を特徴とする磁気カードリーダの磁気ヘッド支持装置。
  2. 第1ケース弧状摺動面および第2ケース弧状摺動面が半円状または半楕円状に形成されている
    請求項1の磁気カードリーダの磁気ヘッド支持装置。
  3. 弾圧部材がコイルスプリング部を有するねじりコイルスプリングにより形成されており、
    磁気ヘッドケースの第1対辺外側面部と第2対辺外側面部には、第1対辺外側面部から突出する第1ばね受用突起と第2対辺外側面部から突出する第2ばね受用突起とが設けられており、
    基端部を磁気ヘッドホルダに掛け設けられた上記弾圧部材が、その先端部で上記磁気ヘッドケースの第1ばね受用突起第2ばね受用突起とを搬送路に向けて加圧している
    請求項1記載の磁気カードリーダの磁気ヘッド支持装置。
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