JP3651511B2 - デジタル画像記録装置および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル画像記録装置及び方法に関し、詳しくはデジタル画像情報に含まれるそのデジタル画像情報のナイキスト周波数以下の画像情報を、記録媒体上に視覚的に完全に復元するデジタル画像記録装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタル画像をそのままの大きさ、あるいは拡大縮小して記録する、レーザプリンタやサーマルプリンタなどの画像記録装置が知られている。このような画像記録装置において、アナログ信号をサンプリングすることにより得られたデジタル画像情報は、必要に応じて所定の、例えば拡大の際の補間処理などの画像処理を施されてから記録される。
【0003】
上記画像記録装置による記録は、言い換えればデジタル画像情報をアナログ信号として復元することに他ならないが、一般に、このようなデジタル信号(デジタル情報)の復元に関する定理としては、サンプリング定理が知られている。このサンプリング定理は、デジタル信号がアナログ信号として完全に復元されるための、サンプリング間隔の条件を示すものである。例えば1次元のサンプリング定理では、アナログ信号に対してサンプリング周波数N(サンプリング間隔1/N)でサンプリングを行った場合、そのアナログ信号に含まれる周波数N/2以下の信号成分は完全に復元できることが示されており、この周波数N/2は一般にナイキスト周波数と呼ばれている。また、ナイキスト周波数より高い周波数成分が含まれているデジタル信号を復元しようとすると、高周波側の一部が低周波側に折り返されることによる誤差(エリアシング誤差)が発生し、これにより復元されたアナログ信号の形が大きく歪められてしまうことも知られている。同様に、画像信号についても2次元サンプリング定理により、ナイキスト周波数以下の信号が完全に復元できるということ、あるいはナイキスト周波数より高い周波数成分が含まれていると正確な復元ができないということが広く知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、このサンプリング定理に基づいて画像のサンプリングあるいは記録を行えば、画像記録装置によりナイキスト周波数以下の信号を視覚的に完全に復元することができるかにみえる。しかし、実際には、従来の画像処理装置では、この理論通りナイキスト周波数以下の信号を視覚的に完全に復元することはできなかった。
【0005】
これは、サンプリング定理はサンプルされた値にsinc関数((sin x)/x)を畳み込むことによりもとの波形を復元できるとしているため、このサンプリング定理に基づいてデジタル画像情報を記録するということは、記録のレスポンスがsinc関数であるような記録媒体、つまり、ある大きさのデジタル信号を与えればその信号の大きさに上記sinc関数を畳み込んだ値に対応する濃度の画像を再生するような記録媒体を用いなければならないことになるが、sinc関数が負の値となり得るものであるのに対し、記録のレスポンスは負とはなり得ないものであるため、現実にはsinc関数を畳み込むことができないからである。
【0006】
すなわち、記録媒体上にナイキスト周波数以下の信号を視覚的に完全に復元することは、現実には不可能であるといえる。しかし、上記サンプリング定理は広く知られているものであり、記録装置以外の各種装置がこの定理に基づいて設計されていることから、画像記録装置もまた理論通りナイキスト周波数以下の信号を視覚的に完全に復元できることが、当然の如く期待されている。
【0007】
本発明は上記課題に鑑みて、デジタル画像情報に含まれるそのデジタル画像情報のナイキスト周波数以下の画像情報を、記録媒体上に視覚的に完全に復元するデジタル画像記録装置および方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のデジタル画像記録装置は、原画像を表す画像信号を所定の密度でサンプリングして得られる第1のデジタル画像情報に、該第1のデジタル画像情報の情報量を増量せしめるとともに該第1のデジタル画像情報に含まれる該第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数よりも高い周波数成分を低減する画像処理を施すことにより第2のデジタル画像情報を得る画像処理手段と、該画像処理手段により得られた第2のデジタル画像情報を前記所定の密度よりも高密度で記録媒体に記録して前記第1のデジタル画像情報とほぼ同じ大きさで該第1のデジタル画像情報よりも高解像度の画像を再生する高密度記録手段とからなることを特徴とするものである。
【0009】
前記画像処理手段は、前記第1のデジタル画像情報に所定の規則に基づいて所定の値を内挿することにより該第1のデジタル画像情報の情報量を増量せしめる画像情報増量手段と、該画像情報増量手段により情報量を増量された前記第1のデジタル画像情報に変換処理を施して該第1のデジタル画像情報を周波数空間に展開することにより該第1のデジタル画像情報の周波数成分を分析する周波数解析手段と、該周波数解析手段により前記第1のデジタル画像情報が展開された周波数空間において、該第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数よりも高い周波数成分の値を0に置き換えることにより前記第2のデジタル画像情報を得る高周波成分除去手段と、該高周波成分除去手段により前記周波数空間において得られた前記第2のデジタル画像情報に対し、前記周波数解析手段が行う前記変換処理と逆の処理を施す逆変換手段とからなることが望ましい。
【0010】
または、前記画像処理手段は、前記第1のデジタル画像情報に変換処理を施して該第1のデジタル画像情報を周波数空間に展開することにより該第1のデジタル画像情報の周波数成分を分析する周波数解析手段と、該周波数解析手段により前記第1のデジタル画像情報が展開された周波数空間において、該第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数よりも高い周波数成分の値が0となるように該第1のデジタル画像情報に0を挿入することにより該周波数空間に展開された前記第1のデジタル画像情報の情報量を増量せしめて前記第2のデジタル画像情報を得る画像情報増量手段と、該画像情報増量手段により前記周波数空間において得られた前記第2のデジタル画像情報に対し、前記周波数解析手段が行う前記変換処理と逆の処理を施す逆変換手段とからなるものであってもよい。
【0011】
または、前記画像処理手段は、前記第1のデジタル画像情報に対し、下記の条件
N/2<f≦Nの領域の80%以上の領域において、
R(f)≦0.2
(但し、N/2は第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数
fは周波数
R(f)はフィルタ特性)
を満たすフィルタを用いて内挿処理を施して前記第2のデジタル画像情報を得るものであってもよい。
【0012】
また、本発明のデジタル画像記録方法は、上記デジタル画像記録装置により行われる記録方法であり、原画像を表す画像信号を所定の密度でサンプリングして得られる第1のデジタル画像情報に、該第1のデジタル画像情報の情報量を増量せしめるとともに該第1のデジタル画像情報に含まれる該第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数よりも高い周波数成分を低減する画像処理を施すことにより第2のデジタル画像情報を得、該第2のデジタル画像情報を前記所定の密度よりも高密度で記録媒体に記録して前記第1のデジタル画像情報とほぼ同じ大きさで該第1のデジタル画像情報よりも高解像度の画像を再生することを特徴とするものである。
【0013】
ここで上記画像処理は、前記第1のデジタル画像情報に所定の規則に基づいて所定の値を内挿することにより該第1のデジタル画像情報の情報量を増量せしめ、前記情報量を増量された該第1のデジタル画像情報に変換処理を施して該第1のデジタル画像情報を周波数空間に展開することにより該第1のデジタル画像情報の周波数成分を分析し、前記第1のデジタル画像情報が展開された周波数空間において、該第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数よりも高い周波数成分の値を0に置き換えることにより前記第2のデジタル画像情報を得、該第2のデジタル画像情報に対し、前記変換処理と逆の処理を施す画像処理であることが望ましい。
【0014】
または、上記画像処理は、前記第1のデジタル画像情報に変換処理を施して該第1のデジタル画像情報を周波数空間に展開することにより該第1のデジタル画像情報の周波数成分を分析し、該第1のデジタル画像情報が展開された周波数空間において、該第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数よりも高い周波数成分の値が0となるように該第1のデジタル画像情報に0を挿入することにより該周波数空間に展開された前記第1のデジタル画像情報の情報量を増量せしめて前記第2のデジタル画像情報を得、該第2のデジタル画像情報に対し、前記変換処理と逆の処理を施す画像処理であってもよい。
【0015】
または、上記画像処理は、前記第1のデジタル画像情報に対し、下記の条件
N/2<f≦Nの領域の80%以上の領域において、
R(f)≦0.2
(但し、N/2は第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数
fは周波数
R(f)はフィルタ特性)
を満たすフィルタを用いて内挿処理を施して前記第2のデジタル画像情報を得る画像処理であってもよい。
【0016】
ここで、前記「低減」とは、文字通り低減することの他に、完全に除去してしまうことも含むものとする。
【0017】
また、前記「デジタル画像情報に所定の規則に基づいて所定の値を内挿する」とは、例えばデジタル画像情報に対し、1画素、1ラインおきに0を挿入するといった処理を行うことを意味するが、デジタル画像情報の情報量を増量せしめることができれば、どのような規則、値を用いて処理してもよく、これらはデジタル画像記録装置の設計事項の1つとして定めればよい。
【0018】
また前記「変換処理」とは、周波数解析の方法として広く知られているフーリエ変換などの直交変換処理であり、したがって、「デジタル画像情報を周波数空間に展開する」とは、例えばフーリエ変換を行うことによりフーリエ変換像を得ることであり、前記「逆の処理」とはフーリエ逆変換などの処理のことである。但し、この変換処理は、デジタル画像情報の周波数成分を視覚的に明らかにするために行うものであるため、必ずしもフーリエ変換に限られるものではなく、一般に周波数解析方法として知られているあらゆる変換方法が適用できる。
【0019】
また、前記「ナイキスト周波数よりも高い周波数成分の値を0に置き換える」とは、上記のように、デジタル画像の各周波数成分の値は、フーリエ変換像上では、ある座標(位置)の値として示されるため、その位置の値を0とすることを意味する。
【0020】
さらに、前記「ナイキスト周波数よりも高い周波数成分の値が0となるように該第1のデジタル画像情報に0を挿入する」とは、同じくフーリエ変換像上で、ナイキスト周波数よりも高い周波数成分を表す位置を0とすることを意味するが、上記「置き換える」場合と異なり、「0を挿入する」ため、その位置の元の値は、その値のままナイキスト周波数以下の周波数成分を表す位置へとうつされ、結果として、拡大されたフーリエ変換像が得られることになる。すなわち、上記「置き換え」の処理では、デジタル画像の情報量はもとのままであるのに対し、「挿入」の処理ではデジタル画像の情報量は増量されることになる。
【0021】
また、前記「フィルタを用いて内挿処理を施す」とは、前記第1のデジタル画像情報にもとから含まれている画素に対応する値を求める通常のフィルタリング処理に加え、それらの画素間に内挿する値も同様のフィルタリングにより求め、その値を内挿する処理を行うことを意味する。これにより前記第1のデジタル画像情報の情報量は増量されることになる。
【0022】
【発明の効果】
本発明のデジタル画像記録装置および方法によれば、デジタル画像情報は、その情報量を増量され、かつ元のデジタル画像情報のナイキスト周波数よりも高い周波数成分を低減され、さらに、情報量が増量されているのにもかかわらず記録の際には元の画像とほぼ同じ大きさとなるように、すなわちサンプリングの密度よりも高密度で記録されるため、従来であればサンプリング点とサンプリング点の間ということで失われてしまっていた情報が、上記ナイキスト周波数よりも高い周波数成分が含まれることなく補われ、その情報をサンプリング点とサンプリング点の間の情報として記録することができ、結果として記録媒体上へのデジタル画像情報の正確な復元が可能となる。
【0023】
この際、デジタル画像情報に、所定の規則に基づいて所定の値を内挿することにより情報量を増加せしめた後、フーリエ変換などを用いてそのデジタル画像情報を周波数空間に展開すれば、そのデジタル画像情報に含まれる周波数成分が視覚的に明らかになるため、上記ナイキスト周波数よりも高い周波数成分を容易に除去することができ、その後逆フーリエ変換などを施すことにより、情報が補われたデジタル画像情報を得ることができる。
【0024】
これは、先に周波数空間に展開してから、上記ナイキスト周波数よりも高い周波数成分が含まれないようにフーリエ変換像を拡大することによっても同様の効果が得られるが、この場合、デジタル画像情報の情報量を増量せしめる前にフーリエ変換を施すため、前記の方法よりもフーリエ変換のための計算量は少なくなり、装置の負担は軽減される。
【0025】
また、デジタル画像情報の周波数空間への展開を行わず、デジタル画像情報に対し、フィルタリング処理を施すことによって、そのデジタル画像情報に内挿する値を求めるとともに上記ナイキスト周波数よりも高い周波数成分を低減すれば、上記2つの方法と同様の効果を得られ、装置の負担は上記2つの方法よりも大幅に軽減される。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像記録装置および方法について図面を用いて説明する。図1から図10は、本発明の3つの実施の形態を示す図であり、図11から図17は、これらの実施の形態および従来の画像記録装置により処理される画像信号および処理された画像信号を、画像のある1ライン上の位置を横軸、画像の濃淡を縦軸として示したものである。
【0027】
このうち、図11は、周波数3.4cycle/mmの原画像信号の一例であり、図12は、図11の画像信号を10pixel/mm(1mmあたりのサンプリング点が10個)でサンプリングすることにより得たデジタル画像情報を示すものである。以下、この図12に示されるデジタル画像情報に画像処理を施し、処理後のデジタル画像情報を記録する場合について説明する。
【0028】
はじめに、従来の画像処理装置によって図12のデジタル画像情報を記録する場合について説明する。上述したように図12のデジタル画像情報のサンプリング周波数は10pixel/mmであるから、このデジタル画像情報のナイキスト周波数は5cycle/mmである。したがって、周波数3.4cycle/mmである図11の原画像信号はナイキスト周波数より高い周波数成分を含んでいないことになり、理論上完全に復元できることになる。
【0029】
しかし、上述のように、例えばレーザプリンタであれば光、サーマルプリンタであれば熱に対する記録のレスポンスは、sinc関数とはなり得ないものであるため、実際は完全な復元はあり得ない。図16に示される信号は、図12のデジタル画像情報を従来の画像処理装置により原画像と同じサイズで記録した例であるが、この図からも明らかなように、従来の画像処理装置の場合、例えナイキスト周波数より高い周波数成分を含んでいないものであっても、原画像信号とはほど遠い信号として記録されてしまう。
【0030】
次に、本発明の画像記録装置および方法について説明する。図1は、本発明の画像記録装置および方法の一実施の形態(第1の実施の形態とする)の概略を示す図である。本発明のデジタル画像記録装置は、原画像を表す画像信号を所定の密度でサンプリングして得られる第1のデジタル画像情報1に対して、所定の画像処理を施して第2のデジタル画像2を得る画像処理手段4と、第2のデジタル画像2を前記サンプリングの密度よりも高密度で記録してプリント画像3を得る高密度記録手段5とからなるものである。
【0031】
ここで、画像処理手段4が行う所定の処理とは、デジタル画像情報1の情報量を増量せしめる処理、および第1のデジタル画像情報1に含まれる第1のデジタル画像情報1のナイキスト周波数よりも高い周波数成分を低減する処理である。この画像処理手段4による画像処理は、図1に示される一実施の形態においては、画像情報増量手段6aと周波数解析手段7と高周波成分除去手段8と逆変換手段9により行われている。これらの手段が行う具体的処理は図2に示されており、以下図2を参照しながら説明する。
【0032】
本実施の形態では、画像情報増量手段6aは第1のデジタル画像情報1に、1画素1ラインおきに0を内挿することにより縦横それぞれ2倍、すなわち4倍の情報量(大きさ)の画像となるようにしている。これは、サンプリング点を2倍にしたのと同等であるため、この情報量が増量されたデジタル画像情報10のナイキスト周波数はデジタル画像情報1のナイキスト周波数N/2の2倍のNとなる。この際、この内挿処理を行うことにより、デジタル画像情報に含まれる周波数成分は変化する。すなわち、第1のデジタル画像情報1がナイキスト周波数N/2より高い周波数成分を含んでいない場合であっても、情報量を増量したことによりそのような周波数成分が含まれてしまう場合もある。上述のようにこれらの周波数成分が含まれていることは、デジタル画像情報を復元する上で好ましくないため、これらの周波数成分を除去しなければならない。
【0033】
そこで、周波数解析手段7によりフーリエ変換を行って、情報量が増量されたデジタル画像情報のフーリエ変換像11aを得ることにより、含まれている周波数成分が視覚的に明らかになるようにした上で、高周波成分除去手段8によりもとのデジタル画像情報のナイキスト周波数N/2よりも高い周波数成分の値を0に置き換えることにより上記周波数成分の除去を行って、図2の高周波成分を除去されたフーリエ変換像12aを得る。なお、本実施の形態の画像記録装置では、このフーリエ変換として、離散フーリエ変換(DFT)を高速フーリエ変換(FFT)のアルゴリズムを用いて実施している。離散フーリエ変換像は、連続信号のフーリエ変換の繰り返しで表されることが知られており、この表記方法によれば、高周波成分を除去されたフーリエ変換像12aに示される黒く塗られた部分が、もとのデジタル画像情報のナイキスト周波数N/2よりも高い周波数成分を表すことになる。
【0034】
次に、高周波成分を除去されたフーリエ変換像12aに対して、逆変換手段9により逆フーリエ変換を施せば、結果として、情報量が増量されたデジタル画像情報10からもとのデジタル画像情報1のナイキスト周波数成分N/2より高い周波数成分が除去された第2のデジタル画像情報2が得られる。最後に、この第2のデジタル画像情報2を高密度記録手段5により倍密度で記録すれば、高解像度のプリント画像3が得られることになる。
【0035】
ここで、本発明の効果を明らかにするために、従来例の説明で参照した図11の原画像信号に対して本実施の形態の画像記録装置により処理を施した場合について説明する。図11の原画像信号をサンプリングして得られる図12のデジタル画像情報に対し、上記処理を施した場合に得られる第2のデジタル画像情報2は、図13に示されるようなものとなり、これを高密度記録したものは図14に示されるような信号となる。図11の原画像信号、図14の画像信号、および図16の従来の画像記録装置により復元された画像信号を比較すれば、従来の復元信号に見られたゆらぎがなくなり、より原画像信号に近い形で画像信号が復元されていることがわかる。これは、この画像信号が表す画像を視覚的に見た場合、原画像が完全に復元されているとみなすことができる。
【0036】
次に、本発明の画像記録装置および方法の他の実施の形態(第2の実施の形態とする)について説明する。図3は、本発明の画像記録装置および方法の第2の実施の形態の概略を示す図であり、図4は図3の画像処理手段4において行われる処理を具体的に示したものである。本実施の形態においては、画像処理手段4による画像処理は、図3に示されるように、周波数解析手段7と、画像情報増量手段6bと、逆変換手段9により行われている。このうち、周波数解析手段7および逆変換手段9については、処理の対象が異なる点を除けば上記第1の形態と同じであるため、詳細な説明は省略する。
【0037】
本実施の形態は、情報量を増量するための処理を、フーリエ変換の後に行うことを特徴とする。すなわち、図4に示されるように、まずデジタル画像情報1に対して周波数解析手段7によりフーリエ変換を施してフーリエ変換像11bを得、画像情報増量手段6bにより、そのフーリエ変換像11bにおいてもとのデジタル画像情報1のナイキスト周波数N/2よりも高い周波数成分を示す位置に、0を挿入することにより情報量を増量する。その後第1の実施の形態と同様逆変換手段9により逆フーリエ変換を施して第2のデジタル画像情報2を得、高密度記録装置5により倍密度で記録を行ってプリント画像3を得る。
【0038】
この第2の実施の形態により得られるプリント画像3の画質は、第1の実施の形態により得られるものと同等であるが、情報量増量前のデジタル画像情報に対して、フーリエ変換を施すと言うことは、フーリエ変換にかかる計算量が大幅に減るということに他ならない。一般に、画像情報のフーリエ変換にかかる計算を計算機に行わせる場合、その計算時間は画像の大きさに必ずしも比例しない。すなわち、メモリなどの資源が限られている場合、フーリエ変換の計算の他に、メモリとディスク間での画像情報の読書きなどの処理が行われるため、処理される画像が大きくなるほど、余計な処理のための計算時間が増えることになる。したがって、フーリエ変換を施す対象の情報量が小さい第2の実施の形態は、第1の実施の形態に比べて、画像記録装置の処理速度の面で優れているといえる。
【0039】
次に、本発明の画像記録装置および方法の、さらに他の実施の形態(第3の実施の形態とする)について図5から図10を参照して説明する。上述のように、画像処理においてフーリエ変換を行うことは、画像処理方法としては適切であるが、装置の性能の観点からみれば必ずしも好ましくない。そこで、第3の実施の形態では、フーリエ変換を行わずに、画像情報の増量、およびナイキスト周波数より高い周波数成分の低減を行う。
【0040】
図5は、本発明の画像記録装置および方法の第3の実施の形態の概略を示す図であり、図6は図5の画像処理手段4において行われる処理を具体的に示したものである。図5に示されるように、本実施の形態の画像処理手段4はフィルタを用いた内挿処理を行う。但しフィルタとしては、下記の条件
N/2<f≦Nの領域の80%以上の領域において、
R(f)≦0.2
(但し、N/2は第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数
fは周波数
R(f)はフィルタ特性)
を満たすものを用いる。この際、R(f)≦0.2となる領域は100%に近いほどよく、その領域内のそれぞれの周波数についてR(f)は0に近いほどよい。
【0041】
以下、このような条件を満たすいくつかのフィルタ、およびそのフィルタを用いた内挿処理の例を示す。はじめに、図6を参照してフィルタの例について説明する。図6に示される例1は、1画素おきに0が挿入された画像に、フィルタF1を用いた畳み込みを行い、すなわちフィルタF1を通して重み付けして足し合わせることにより値を得、フィルタF1をずらして同様の処理を行うことにより順次値を得るものである。最初に0を挿入しておくことにより、フィルタリング処理により得られる情報は、結果的にもとの情報の2倍となる。フィルタF1の場合は、この処理を行うことにより、もとの画素と求められた画素が交互に並んだものが得られることになる。フィルタF1は、図7に示されるような応答特性を有するものであるため、この得られた情報はもとのデジタル画像情報のナイキスト周波数より高い周波数成分が低減されたものとなる。なお、最初に0を挿入せずに、フィルタF1を2つに分けたフィルタF2およびフィルタF3により交互にフィルタリングを行っても同様の結果が得られる(例2)。
【0042】
次に上記条件を満たす他のフィルタの例について説明する。図8はフィルタF4を用いた内挿処理を示す図であり、フィルタF4の応答特性は図10に示される。このフィルタF4の例では、図8のAmn(但しmおよびnは位置を示す整数)で示される原画像のサンプル点(デジタル画像情報)に対して、フィルタF4を用いてフィルタリングを施して、すなわち式(a)、(b)、(c)により演算を行って、内挿点Bmn、Cmn、Dmnの値を求めている。但し、図8では、理解を容易にするため、Bmn、Cmn、Dmnの一部のみが示されている。
【0043】
図9は、図8に示されるフィルタF4を用いた内挿処理を行う画像処理手段4の具体的処理を示した図である。処理されるデジタル画像情報1は、画像処理手段4に対し、画素ごとに走査線単位でA01〜A09、A10〜A19の順に入力される。画像処理手段4は、順次入力されるデジタル画像情報の中から、最後に入力された10画素の情報をもとにBmnを計算して求め、順次バッファに出力する。このバッファはラインごとに1つ割り当てられるものであり、その大きさは入力単位となる横画素数の2倍、すなわちこの場合は20個の画素情報を格納できるものとする。上記のように計算により順次求められバッファに出力される値は、この例の場合、もとの画素の情報、すなわちAmnのそのままの値と、計算により求められた値Bmnが交互に並ぶことになる。
【0044】
10ライン分のバッファが満杯になると、画像処理手段4は次に各バッファ内の同じ位置に格納されている情報、すなわち図8の縦に並ぶ画素の情報をもとにCmnおよびDmnを求める。このようにして求められたAmn、Bmn、Cmn、Dmnの画素値は走査線方向に順次出力される。以降、画像処理手段4は、10ラインのバッファのうち、最初に情報が格納されたバッファ(最も古い情報が格納されているバッファ)の情報をクリアし、次に入力された情報をそのバッファに格納し、上記処理をを繰り返す。
【0045】
上記フィルタを用いた内挿処理を施されたデジタル画像信号は、図15に示されるような画像信号として記録される。図15から明らかであるように、従来の画像記録装置により記録された場合(図16)、あるいは上記条件を満たさない1次元フィルタにより同様の処理を行った場合(図17)と比較して、より原画像信号に近い形で画像信号が復元されている。
【0046】
以上、本発明の画像記録装置および方法について、3つの実施の形態を示して説明したが、本発明は上記実施の形態に限られるものではなく、請求の範囲に記載される技術的思想の範囲内において、種々の変更が可能である。例えば、周波数解析手段7が行う変換は、周波数成分を分析するために用いられている変換方法であれば何でもよい。また、フィルタの種類についても、必ずしも1次元のフィルタである必要はなく、上記フィルタ特性の条件を満たすものであれば、どのようなものであってもよい。
【0047】
なお、上記説明においては単純な正弦波信号を用いて本発明の効果を示したが、全ての画像信号はこのような正弦波の重ね合わせであり、本発明の効果がより複雑な画像信号に対しても及ぶことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録装置の第1の実施の形態の概略を示す図
【図2】第1の実施の形態における画像処理手段4の処理を示す図
【図3】本発明の画像記録装置の第2の実施の形態の概略を示す図
【図4】第2の実施の形態における画像処理手段4の処理を示す図
【図5】本発明の画像記録装置の第3の実施の形態の概略を示す図
【図6】第3の実施の形態における画像処理手段4の処理を示す図
【図7】図6の例1に示されるフィルタF1の特性を示す図
【図8】第3の実施の形態におけるフィルタを用いた内挿処理の一例を示す図
【図9】第3の実施の形態における画像記録装置の処理を示す図
【図10】図8に示されるフィルタF4の特性を示す図
【図11】原画像信号の一例を示す図
【図12】図11の原画像信号をサンプリングすることにより得られるデジタル画像情報を示す図
【図13】第1の実施の形態における第2のデジタル画像情報の一例を示す図
【図14】第1の実施の形態の効果を示す図
【図15】第3の実施の形態の効果を示す図
【図16】従来の画像記録装置により記録された画像信号の一例を示す図
【図17】第3の実施の形態において、本発明に含まれない一般のフィルタを用いた場合に記録される画像信号の一例を示す図
【符号の説明】
1 第1のデジタル画像情報
2 第2のデジタル画像情報
3 プリント画像
4 画像処理手段
5 高密度記録手段
6 画像情報増量手段
7 周波数解析手段
8 高周波成分除去手段
9 逆変換手段
10 画像処理を施されたデジタル画像情報
11 フーリエ変換像
12 画像処理を施されたフーリエ変換像
F1 フィルタの一例
F2 フィルタの他の例
F3 フィルタF2と交互に用いられるフィルタ
F4 フィルタのさらに他の例

Claims (8)

  1. 原画像を表す画像信号を所定の密度でサンプリングして得られる第1のデジタル画像情報に、該第1のデジタル画像情報の情報量を増量せしめるとともに該第1のデジタル画像情報に含まれる該第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数よりも高い周波数成分を低減する画像処理を施すことにより第2のデジタル画像情報を得る画像処理手段と、
    該画像処理手段により得られた第2のデジタル画像情報を前記所定の密度よりも高密度で記録媒体に記録して前記第1のデジタル画像情報とほぼ同じ大きさで該第1のデジタル画像情報よりも高解像度の画像を再生する高密度記録手段とからなることを特徴とするデジタル画像記録装置。
  2. 前記画像処理手段が、
    前記第1のデジタル画像情報に所定の規則に基づいて所定の値を内挿することにより該第1のデジタル画像情報の情報量を増量せしめる画像情報増量手段と、
    該画像情報増量手段により情報量を増量された前記第1のデジタル画像情報に変換処理を施して該第1のデジタル画像情報を周波数空間に展開することにより該第1のデジタル画像情報の周波数成分を分析する周波数解析手段と、
    該周波数解析手段により前記第1のデジタル画像情報が展開された周波数空間において、該第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数よりも高い周波数成分の値を0に置き換えることにより前記第2のデジタル画像情報を得る高周波成分除去手段と、
    該高周波成分除去手段により前記周波数空間において得られた前記第2のデジタル画像情報に対し、前記周波数解析手段が行う前記変換処理と逆の処理を施す逆変換手段とからなることを特徴とする請求項1記載のデジタル画像記録装置。
  3. 前記画像処理手段が、
    前記第1のデジタル画像情報に変換処理を施して該第1のデジタル画像情報を周波数空間に展開することにより該第1のデジタル画像情報の周波数成分を分析する周波数解析手段と、
    該周波数解析手段により前記第1のデジタル画像情報が展開された周波数空間において、該第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数よりも高い周波数成分の値が0となるように該第1のデジタル画像情報に0を挿入することにより該周波数空間に展開された前記第1のデジタル画像情報の情報量を増量せしめて前記第2のデジタル画像情報を得る画像情報増量手段と、
    該画像情報増量手段により前記周波数空間において得られた前記第2のデジタル画像情報に対し、前記周波数解析手段が行う前記変換処理と逆の処理を施す逆変換手段とからなることを特徴とする請求項1記載のデジタル画像記録装置。
  4. 前記画像処理手段が、前記第1のデジタル画像情報に対し、下記の条件
    N/2<f≦Nの領域の80%以上の領域において、
    R(f)≦0.2
    (但し、N/2は第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数
    fは周波数
    R(f)はフィルタ特性)
    を満たすフィルタを用いて内挿処理を施して前記第2のデジタル画像情報を得るものであることを特徴とする請求項1記載のデジタル画像記録装置。
  5. 原画像を表す画像信号を所定の密度でサンプリングして得られる第1のデジタル画像情報に、該第1のデジタル画像情報の情報量を増量せしめるとともに該第1のデジタル画像情報に含まれる該第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数よりも高い周波数成分を低減する画像処理を施すことにより第2のデジタル画像情報を得、
    該第2のデジタル画像情報を前記所定の密度よりも高密度で記録媒体に記録して前記第1のデジタル画像情報とほぼ同じ大きさで該第1のデジタル画像情報よりも高解像度の画像を再生することを特徴とするデジタル画像記録方法。
  6. 前記画像処理が、
    前記第1のデジタル画像情報に所定の規則に基づいて所定の値を内挿することにより該第1のデジタル画像情報の情報量を増量せしめ、
    前記情報量を増量された該第1のデジタル画像情報に変換処理を施して該第1のデジタル画像情報を周波数空間に展開することにより該第1のデジタル画像情報の周波数成分を分析し、
    前記第1のデジタル画像情報が展開された周波数空間において、該第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数よりも高い周波数成分の値を0に置き換えることにより前記第2のデジタル画像情報を得、
    該第2のデジタル画像情報に対し、前記変換処理と逆の処理を施す画像処理であることを特徴とする請求項5記載のデジタル画像記録方法。
  7. 前記画像処理が、
    前記第1のデジタル画像情報に変換処理を施して該第1のデジタル画像情報を周波数空間に展開することにより該第1のデジタル画像情報の周波数成分を分析し、
    該第1のデジタル画像情報が展開された周波数空間において、該第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数よりも高い周波数成分の値が0となるように該第1のデジタル画像情報に0を挿入することにより該周波数空間に展開された前記第1のデジタル画像情報の情報量を増量せしめて前記第2のデジタル画像情報を得、
    該第2のデジタル画像情報に対し、前記変換処理と逆の処理を施す画像処理であることを特徴とする請求項5記載のデジタル画像記録方法。
  8. 前記画像処理が、前記第1のデジタル画像情報に対し、下記の条件
    N/2<f≦Nの領域の80%以上の領域において、
    R(f)≦0.2
    (但し、N/2は第1のデジタル画像情報のナイキスト周波数
    fは周波数
    R(f)はフィルタ特性)
    を満たすフィルタを用いて内挿処理を施して前記第2のデジタル画像情報を得る画像処理であることを特徴とする請求項5記載のデジタル画像記録方法。
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