JPH05504433A - 画像のサイズを変換する方法、フィルタを設計する方法および出力画像空間のピクセルをサイズ変換された入力画像空間に写像する方法 - Google Patents
画像のサイズを変換する方法、フィルタを設計する方法および出力画像空間のピクセルをサイズ変換された入力画像空間に写像する方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
画像のサイズを変換する方法、フィルタを設計する方法および出力画像空間のビ
クセルをサイズ変換された入力画像空間に写像する方法
著作権上の警告
この特許書類の開示の一部には、著作権の保護を受けるものが含まれている。特
許書類または特許開示の第三者による原物そのままの複製に対しては、それが特
許命標庁の特許ファイルまたは記録に現われるものである限りは、著作権所有者
は異議を唱えないが、それ以外の場合については、著作権所有者はいかなるもの
にも全ての著作権を留保する。
技術分野
本発明は、一般的にはデジタル信号処理の分野に関するものであり、特に、画像
の情報内容を保ちつつ画像のサイズ変換(resizing) (すなわち、内
挿または間引き)を行う方法、画像をサイズ変換するためのフィルタを設計する
方法、および出力画像空間をサイズ変換された画像の入力画像空間に写像(ma
pping)する方法に関するものである。
背景技術
デジタル画像処理システムは、例えば医学におけるイメージング、カラープリン
ティング、視覚的検査システムおよびデータ記憶システムのような広い種類の応
用において重要である。これらの応用には画像をよりよ(調べるために、しばし
ば画像の拡大(内挿)や画像の縮小(間引き)を特徴とする特に間引きはデータ
記憶やプリンティングへの応用に用いられる。
画像の内挿(interpolation)や間引き(decin+ation
)には、もとのサンプルされたデータを、新しいビクセルのマツピング配置に再
配置(resampling)することが必要である。概念的には、データの再
配置には次の2つのステップを必要とする。すなわち、第1が座標系の変換であ
り、次がビクセルの内挿または間引きである。座標系の変換は、アドレスの計算
であり、これにより、もとの大力ビクセルに対して所望の出力ビクセルがどこに
位置するかを決定する。ビクセルの内挿または間引きでは、内挿または間引きの
核(kernel)により原画像のディスクリートなたたみ込みを実行すること
により、出力画像の出力ビクセルが組み立てられる。ビクセルの内挿または間引
きは、変換されたビクセルの位置かもとのビクセルの位置と一致しない場合に必
要とされる。新しいビクセルの値は、所望ビクセル位置の近傍にあるもとのビク
セル間で内挿または間引きを行うことにより得られる。
良く用いられる内挿または間引きの技術は、3次スプライン技術(cubic
5pline technique)である。この3次スプライン技術を用いて
、番号の列(sequenceof numbers)を、共通点において値お
よび1次導関数が連続である3次の順次多項式(cubic sequence
polynominals)にあてはめていく、内挿または間引きはこの3次式
を再配置することにより達成される。この3次式は、空間の観点から、現存する
データの複製を保証する。しかしながら、周波数領域の観点からは3次スプライ
ン技術は論理的に内挿または間引きの最善のタイプではない。その理由は、この
技術によると強度の遷移領域においてオーバーシュートやアンダーシュートによ
ってサイズ変換された画像内に人為的に作られたもの(artifact)が生
じるからである。
内挿または間引きの他の既知の技術には、ビクセル複写技術(pixel−re
plication)がある。この技術は、シャープモード技術(sharp
mode technique)および1次または共1次の内挿または間引きと
して知られている。ビクセル複写技術では、入力値を所望個数の出力ビクセルの
各々に対して繰り返す。主に内挿が行われる場合(すなわち、内挿の割合が間引
きの割合より大きいか等しい場合)、ビクセル複写により、サイズ変換された画
像に人為的に作られた可視的なもの(artifact)を導入される。間引き
を主に行う場合(すなわち、間引きの割合が内挿の割合より大きい場合)、ビク
セル複写によって情報が著しく失われてしまう、1次の内挿または間引きでは、
2つの隣接する入力ビクセルの間に直線をあてはめ、そして出力ビクセルの位置
でその直線を再度サンプルする。2次元または共1次の内挿または間引きには4
つの入力ピクセルを用い、それら4点から平面を作り、その平面を出力ビクセル
の位置で再度サンプルする。1次および共1次の内挿または間引きの場合、画像
中の大きな変化のある領域では、応答が悪い。
画像がサイズ変換された場合、出力画像空間のエツジは入力画像空間のエツジと
合致しない場合がある。
出力画像空間のエツジをシフトさせて入力画像空間のエツジと合致させる場合、
ビクセル間の間隔(スペーシング)の比は、入力画像空間のビクセルの個数の出
力画像空間中のビクセルの個数に対する比と同じではない。従ってビクセルの間
隔は期待通りにはならない。
他の方法として、ビクセル間隔の比を、期待の値に定めることがある。この場合
、画像のサイズ変換の場合に通常行われるように、第1のビクセルを整列させる
ので、最後のビクセルは整列しない。従って、入力画像空間および出力画像空間
のエツジは同様に取扱うことはできず、入力画像空間のエツジに沿っての情報の
全ては、出力画像に現れない。
従って、本発明の目的は、周波数領域技術を用い、画像の情報内容を保ちつつ、
画像のサイズ変換を行い、それによりサイズ変換された画像に人為的に作られた
ものや歪みが生じるのを低減させるフィルタの設計方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、周波数領域技術を用い、画像の情報内容を保ちつつ、画像
のサイズ変換を行い、入力画像のビクセルのうち出力画像に保存されているビク
セルを複製するフィルタの設計方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、画像の情報内容を保ちつつ画像のサイズ変換を行う
フィルタを用いて、画像のサイズ変換を行う方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、画像のサイズ変換の際に、出力画像空間のビクセル
を入力画像空間に写像(マツピング)して新たな大力ビクセルの組を作り、それ
により入力画像空間のもとの入力ビクセルの境界と新たな大力ビクセルの境界と
を整列させ、および出力ビクセルの座標点の各々を対応する新たな入力ビクセル
の座標点に写像する方法を提供することにある。この方法によれば各ビクセルを
有効なエリア(area of coverage)をもつものとみなしテイル
。コノ方法では、間隔の比およびビクセルの個数の比は同一であり、そして入力
画像空間のエツジと出力画像空間のエツジとは同一に取扱われているので、情報
が失われない。
本発明は、X線イメージング、プリンティングと出版、可視検査システムおよび
データ記憶システムの分野に等しく適用可能なものであることを意図している。
発明の要旨
本発明はフィルタを設計する方法、およびそのフィルタを画像のサイズ変換に適
用する方法を指向するものである。フィルタの設計方法は、第1の方向に対する
第1の内挿レートおよび第1の間引きレートと、第2の方向に対する第2の内挿
レートおよび第2の間引きレートとを選択することを含む、第1の阻止帯域減衰
(stoband attenuation)および第1の鮮映度(sharp
ness factor)を第1の方向(sense)に対して選択し、および
第2の阻止帯域減衰および第2の鮮映度を第2の方向に対して選択する。第1の
遮断周波数を第1の方向に対して計算し、第2の遮断周波数を第2の方向に対し
て計算する。1つの入力核(kernel)を作る。この入力核は、第1の方向
において第1の要素個数を有し、および第2の方向において第2の要素個数を有
する。第1のローパスフィルタを第1の方向に対して作る。第1のローパスフィ
ルタは、複数の第1の係数を含む第1のフィルタベクトルを有する。それぞれ1
に等しい値を持つ複数の要素を有する、第1のベクトルを作り、および第1のフ
ィルタベクトルを第1のベクトルでたたみ込むことにより第1のローパスフィル
タを修正して、複数の第1の係数を有する修正された第1のフィルタベクトルを
生成する。ここに、第1のベクトルは第1の内挿レートに等しい大きさくdio
+eusionality)を有する。第2のローパスフィルタを第2の方向に
対して作る。第2のローパスフィルタは複数の第2の係数を有する第2のフィル
タベクトルを有する。それぞれ1に等しい値を持つ複数の要素を有する第2のベ
クトルを作り、および第2のフィルタベクトルを第2のベクトルでたたみ込んで
第2のローパスフィルタを修正して、複数の第2の係数を有する修正された第2
のフィルタベクトルを生成する。ここに、第2のベクトルは第2の内挿レートと
同じ大きさくdimeusionality)を有する。修正された第1のフィ
ルタベクトルの複数の係数を、第1の内挿レート、第1の間引きレートおよび第
1の要素個数の関数として、選択することにより、係数ベクトルの第1のセット
を作る。修正された第2のフィルタベクトルの複数の係数を、第2の内挿レート
、第2の間引きレートおよび第2の要素個数の関数として、選択することにより
、係数ベクトルの第2のセットを作る。係数ベクトルの第1および第2のセット
を、各出力ビクセルに隣接した入力ビクセルの値の近傍に割り当てて、各出力ビ
クセルの値を計算する。そして、計算された値を対応する出力ビクセルに割り当
て、それによりサイズ変換された画像を作る。サイズ変換された画像を出力メモ
リデバイスに記憶する。
入力画像をサイズ変換する方法は、各入力ビクセルの位置の入力データ値を作る
ために、入力画像を第1の方向において予定の第1の間隔でサンプリングし、お
よび第2の方向において予定の第2の間隔でサンプリングして、各人力ビクセル
の位置に対する入力データ値を生成することを含む。予定の第3の間隔を第1の
方向において定め、および予定の第4の間隔を第2の方向において定めることに
より、各出力ビクセルの位置に対する出力データ値を作る。フィルタは上述した
ように設計される。上述したような係数ベクトルの第1および第2のセットを各
出力ビクセルに隣接した入力ビクセルの値の近傍に適用して、各出力ビクセルの
値を計算する。そして計算された値を対応する出力ビクセルに割り当て、それに
より、サイズ変換された画像を生成する。サイズ変換された画像を出力メモリデ
バイスに記憶する。
本発明は、画像のサイズを変換する際に、出力画像空間のビクセルを入力画像空
間に写像(mapping)する方法を指向するものである。本発明方法は、入
力画像空間を、予定の個数の、重なり合いのない、原人カビクセルを含むものと
して定義し、各原人カビクセルは、入力ビクセルの座標点で表わされ、かつ、第
1の入力方向および第2の入力方向に延在する2次元の領域を有する。入力画像
領域の全体を、各原人力ビクセルの領域の総和として定義する。この全入力画像
領域は第1の方向に第1の入力の範囲をもち、および第2の方向に第2の入力の
範囲をもつ。出力画像空間を、予定の個数の出力ビクセルを含むものとして定義
し、各出力ビクセルは、第1の出力方向および第2の出力方向に延在する2次元
の領域を有し、ここに出力画像空間は、第1の出力方向に第1の個数の出力ビク
セルをもち、および第2の出力方向に第2の個数の出力ビクセルをもつ。新たな
入力ビクセルのセットを、第1の入力の範囲を出力ビクセルの第1の個数で割り
(dividing)、および第2の入力の範囲を出力ビクセルの第2の個数で
割ることにより定義する。新たな入力ビクセルのそれぞれは大力ビクセルの座標
点により表わされ、および出力ビクセルに対応し、それにより、原人力ビクセル
の境界と新たな入力ビクセルの境界とは整列し、および出力ビクセルの座標点の
各々は対応する新たなビクセルの座標点に写像される。入力画像のサイズ変換を
行うフィルタは、第1および第2の出力方向において、新たな入力ビクセルの各
々に隣接した入力ピクセルの値の近傍に適用されて、新たな大力ピクセルの各々
の値を計算する。そして、計算された値を対応する出力ビクセルに割り当て、そ
れにより画像をサイズ変換する。出力ビクセルの値を出力メモリデバイスに記憶
する。
本発明の他の目的および利点の一部分は以下の記載において述べられ、および一
部分はその記載より自明であり、あるいは本発明の実施によって理解することが
できるであろう。本発明の目的および利点は、添付された請求の範囲において特
に指摘された要素および組合せによって実現されおよび達成されるであろう。
図面の簡単な説明
第1図は、第1および第2の係数ベクトルセットを計算する方法のフローチャー
トである。
第2図は、2つの方向に対するフィルタを設計する方法のフローチャートである
。
第3図は、フィルタを設計し、そのフィルタを画像のサイズ変換に適用する、本
発明のシステム全体を示すブロック図である。
第4図は、本発明のフィルタ設計方法に従って設計されたフィルタを用いて画像
のサイズ変換を行う方法のフローチャートである。
第5図は、従来技術および実施例1において記載された橿$ FIRIカイザー
ウィンドウ(Kaiser window)ローパスフィルタの周波数応答を示
すグラフである。
第6図は、実施例1において記載された本発明のフィルタ設計方法の理想的な例
の修正されたカイザーウィンドウフィルタの周波数応答を示すグラフである。
第7図は、実施例1において記載された本発明のフィルタ設計方法の理想的な例
の修正されたカイザーウィンドウフィルタの単位ステップ応答を示すグラフであ
る。
第8図は、実施例1において記載された本発明のフィルタ設計方法のビクセル複
写の例の修正されたカイザーウィンドウフィルタの周波数応答を示すグラフであ
る。
第9図は、実施例1において記載された本発明のフィルタ設計方法のビクセル複
写の例の修正されたカイザーウィンドウフィルタの単位ステップ応答を示すグラ
フである。
第1O図は、実施例2において記載された従来技術の標準FIRIカイザーウィ
ンドウローパスフィルタの周波数応答を示すグラフである。
第11図は、実施例2において記載された本発明のフィルタ設計方法の理想的な
例の修正されたカイザーウィンドウフィルタの周波数応答を示すグラフである。
第12図は、実施例2において記載された本発明のフィルタ設計方法の理想的な
例の修正されたカイザーウィンドウフィルタの単位ステップ応答を示すグラフで
ある。
第13図は、実施例2において記載された本発明のフィルタ設計方法のビクセル
複写の例の修正されたカイザーウィンドウフィルタの周波数応答を示すグラフで
ある。
第14図は、実施例2において記載された本発明のフィルタ設計方法のビクセル
複写の例の修正されたカイザーウィンドウフィルタの単位ステップ応答を示すグ
ラフである。
第15図は、−の方向に適用された本発明のフィルタ設計方法によって、係数ベ
クトルを入力空間に写像された出力ビクセルの関数として、どのように選択する
か、および実施例2に対する出力ビクセルを計算するにはいずれの入力核が適切
であるかを示すグラフ的説明図である。
第16図は、実施例3において記載した本発明のフィルタ設計方法の理想的な例
の修正されたカイザーウィンドウフィルタの周波数応答を示すグラフである。
第17図は、実施例3において記載した本発明のフィルタ設計方法の理想的な例
の修正されたカイザーウィンドウフィルタの単位ステップ応答を示すグラフであ
る。
第18図は、実施例3において記載された従来技術の欅準FIRIカイザーウィ
ンドウローパスフィルタの周波数応答を示すグラフである。
第19図は、実施例4において記載された本発明のフィルタ設計方法の理想的な
例の修正されたカイザーウィンドウフィルタの周波数応答を示すグラフである。
第20図は、実施例4において記載された本発明のフィルタ設計方法の理想的な
例の修正されたカイザーウィンドウフィルタの単位ステップ応答を示すグラフで
ある。
第21図は、−の方向に適用された本発明のフィルタ設計方法によって、係数ベ
クトルを入力空間に写像された出力ビクセルの関数として、どのように選択する
か、および実施例4に対する出力ビクセルを計算するにはいずれの入力核が適切
であるかを示すグラフ的説明図である。
第22図は、本発明の2次元写像方法のステップを例示するフローチャートであ
る。
第23A図は、実施例5において記載されたように2次元写像が行われる複数の
原人カビクセルを有する入力画像空間の平面図である。
第23B図は、実施例5において記載されたように2次元写像が行われる新たな
入力ビクセルのセットの平面図である。
第23C図は、実施例5において記載されたように2次元写像が行われる複数の
出力ビクセルを有する出力画像空間の平面図である。
第24A図は、実施例6において記載されたように1次元写像が行われる入力画
像空間の平面図である。
第24B図は、実施例6において記載されたように1次元写像が行われる新たな
入力ビクセルのセットの平面図である。
第24C図は、実施例6において記載されたように1次元写像が行われる複数の
出力ビクセルを有する出力画像空間の平面図である。
第25A図は、本発明の画像サイズ変換方法に応じて画像のサイズ変換を行う際
に、4X4係数マトリクスのセットが適用される複数の原人カビクセルを例示す
る平面図である。
第25B図は、第25A図の4×4係数マトリクスおよびこのマトリクスが適用
される原人力ビクセルのみを例示する平面図である。
付録Aは、本発明の、フィルタ設計方法およびそのフィルタを用いて入力画像の
サイズ変換を行う方法のためのソースコードである。
付録Bは、本発明の出力画像空間のビクセルを入力画像空間に写像する方法のた
めのソースコードであ発明を実施するための最良の形態
添付図面に示す本発明の好適な実施例を詳細に説明する。
この明細書に組み込まれ、およびこの明細書の一部を構成する添付図面は、この
発明のいくつかの実施例を例示するものであり、その記述と共に、本発明の詳細
な説明するのに役立つものである。
本発明によれば、本発明は複数の入力ビクセルからなる入力画像を、その入力画
像の情報の内容を保ちつつ、サイズ変換して、複数の対応する出力ビクセルから
なる、サイズ変換された画像を発生するフィルタを設計する方法を備える。本発
明は、内挿を主とするフィルタおよび間引きを主とするフィルタの双方を設計す
るのに用いることができる。内挿を主とするフィルタにおいては、内挿レートは
間引きレートより大きいか若しくは等しく、このフィルタを用いることにより入
力画像を少な(とも一方向について、入力画像より大きい出力画像に変換する。
間引きを主とするフィルタにおいては、間引きレートは内挿レートより大きく、
このフィルタを用いることにより、入力画像を少な(とも一方向について、入力
画像より小さい出力画像に変換する。
本発明のフィルタを設計する方法のフローチャートを第1図および第2図に示す
。この方法は、画像の第1の方向についての、第1の内挿レートおよび第1の間
引きレートを選択するステップを有する。本発明の方法によれば、第1の方向X
、がセットされる。このステップは第1図および第2図のブロックAに示される
。第1図および第2図のブロックBに示されるように、第1の方向についての第
1のサイズ変換比R1が選択される。そして、第1図および第2図のブロックC
に示されるように、第1の方向X1についての、第1の内挿レート11および第
1の間引きレートD1が選択される。これらの第1の内挿レートエ、および第1
の間引きレートD、は、画像のサイズ変換の割合R,(ここで、R1=I+/D
+)に等しいかまたは近い整数比として選択される。
第1図および第2面における判断を行う菱形ブロックNおよびIは本発明方法の
全ての計算が画像の第2の方向について完了したか否かを判断する。もし完了し
ていなければ、第1図および第2図のブロックAに示すように第2の方向X2が
セットされる。
この方法は、第2の方向についても第2の内挿レートおよび第2の間引きレート
を選択するステップを有する。第1図および第2図のブロックBに示されるよう
に、第2の方向X2に対して第2のサイズ変換のレートR2が選択され、そして
第2の内挿レートI2および第2の間引きレートD2が選択される。第2の内挿
レート■2および第2の間引きレートD2は、画像のサイズ変換の割合R2(こ
こで、Rz=Iz/D−)に等しいかまたは近い整数比として選択される。
画像の第1および第2の方向においてビクセル間隔は一定でなくてはならないの
で、第1および第2の内挿レート、および第1および第2の間引きレートは整数
であることに注意すべきである。従って、比I10として定義される再配置のレ
ートRは、整数または非整数のいずれであってもよい、さらにまた、第1方向と
第2方向とは、運営、互いに直交するが、本発明はこの配列に限定されるもので
はない0例えば、ひずんだ(warped)画像については、第1の方向と第2
の方向とは直交していなくともよい。
フィルタ設計の方法はまた、第1の方向に対する第1の阻止帯域減衰(stop
band attenuation)および第1の鮮映度(sharpness
factor)と、第2の方向に対する第2の阻止帯域減衰および第2の鮮映
度とを選択するステップを有する。第1の阻止帯域減衰Ar+ と第1の鮮映度
Fs+を第1の方向X1に対して選択し、および第2の阻止帯域減衰Artと第
2の鮮映度Fstを第2の方向x2に対して選択する。このステップは第1図お
よび第2図のブロックCに示されている。阻止帯域(stopbind)におい
て最大の減衰量を得ることが望ましいので、第1および第2の阻止帯域減衰は可
及的低く選択することに注意すべきである。
フィルタ設計の方法は第1の方向に対する第1の遮断周波数および第2の方向に
対する第2の遮断周波数を計算するステップを有する。第1の方向X、に対して
第1の遮断周波数fc、が計算され、第2の方向x2に対して第2の遮断周波数
fcxが計算される。このステップは第1図および第2図のブロックDに示され
ている。
第1の遮断周波数fc+は以下のように計算することができる。第1の内挿レー
ト■1が第1の間引きレートD1より大きいか、または等しい場合は、第1の遮
断周波数fc+ 、第1の鮮映度Fs+ 、および第1の内挿レートLは次式で
関係付けられる。
fc+ = Fs+ (1/2L)
第1の内挿レートIIが第1の間引きレートD1より小さい場合は、第1の遮断
周波数fc+ 、第1の鮮映度Fs+および第1の内挿レートエ、は次式で関係
付けられる。
fc+ =FS+/211+
または、これを他の方法でいうと、
fc+ =FSI/2 X (MAX(II、DI))となる。
第2の遮断周波数fczは以下のように計算できる。
第2の内挿レートI2が第2の間引きレートD2より大きいか、または等しい場
合、第2の遮断周波数fCt、第2の鮮映度Fstおよび第2の内挿レートエ2
は次式で関係付けられる。
few = Fsz (1/2Ig)
第2の内挿レートI2が第2の間引きレートD2より小さい場合は、第2の遮断
周波数fc* 、第2の鮮映度Fstおよび第2の内挿レートエ2は次式で関係
付けられる。
fct = FSz/2Dz
あるいは、これを他の方法でいうと、
fcx =Fsz/2 x (MAX(Ix、Dz))となる。
フィルタ設計方法はまた、第1の方向の第1の画素数および第2の方向の第2の
要素数を有する入力枝(kernel)を作るステップを有する。このステップ
を第1図のブロックFおよびGに示す、第1の方向にM、個の要素を有し、第2
の方向にM2個の要素を有する入力枝が作られる。MlおよびM2は偶数の整数
である。好適な実施例においては、入力枝は第1の方向に4つの要素を有し、お
よび第2の方向の4つの要素を有する。しかしながら本発明の方法は、この大き
さの入力枝に限定されるものではない。
第1の内挿レートが第1の間引きレートより大きいかもしくは等しい場合、また
は第1の間引きレートが第1の内挿レートより大きい場合、および第2の内挿レ
ートが第2の間引きレートより大きいかもしくは等しい場合、または第2の間引
きレートが第2の内挿レートより大きい場合の4つの場合があり、これら4つの
場合によって、入力枝の第1および第2の要素個数りおよびM2が、第1図のブ
ロックFに示されたように選択されるか、または第1図のブロックGに示したよ
うに計算されるかを決定する。第1の場合は、第1の内挿レートは第1の間引き
レートより大きいかまたは等しく、かつ第2の内挿レートは第2の間引きレート
より大きいかまたは等しい。ここで、入力画像は第1および第2の方向の双方に
おいて内挿され、すなわち拡大される。この場合、入力枝を作るステップは、第
1および第20内挿レートのそれぞれ、第1および第2の間引きレートのそれぞ
れ、第1および第2の遮断周波数のそれぞれ、第1および第2の鮮映度のそれぞ
れ、および第1および第2の阻止帯域減衰のそれぞれの関数として第1および第
2の要素個数をそれぞれ選択するステップを有する。
第2の場合は、第1の内挿レートは第1の間引きレートより大きいかまたは等し
く、および第2の間引きレートは、第2の内挿レートより大きい。ここで、入力
画像は第1の方向に内挿され、すなわち拡大され、および第2の方向に間引かれ
、すなわち縮小される。この場合は、入力枝を作るステップは、第1の内挿レー
ト、第1の遮断周波数、第1の鮮映度、および第1の阻止帯域減衰の関数として
第1の要素個数を選択し、および第2の間引きレート、第2の遮断周波数、第2
の鮮映度、および第2の阻止帯域減衰の関数として第2の要素個数を計算するス
テップを有する。
第3の場合は、第1の間引きレートは第1の内挿レートより大きく、および第2
の内挿レートは第2の間引きレートより大きいかまたは等しい。ここで、入力画
像は第1の方向に間引かれ、すなわち縮小され、および第2の方向に内挿され、
すなわち拡大される。
この場合は、入力枝を作るステップは、第1の間引きレート、第1の遮断周波数
、第1の鮮映度、および第1の阻止帯域減衰の関数として第1の要素個数を計算
し、および第2の内挿レート、第2の遮断周波数、第2の鮮映度、および第2の
阻止低域減衰の関数として第2の要素個数を選択するステップを有する。
第4の場合は、第1の間引きレートは第1の内挿レートより大きく、および第2
の間引きレートは第2の内挿レートより大きい。ここで、入力画像は、第1およ
び第2の方向の双方において間引かれ、すなわち縮小される。この場合は、入力
枝を作成するステップは、第1の内挿レート、第1の遮断周波数、第1の鮮映度
、および第1の阻止帯域減衰の関数として第1の要素個数を計算し、および第2
の間引きレート、第2の遮断周波数、第2の鮮映度、および第2の阻止帯域減衰
の関数として第2の要素個数を計算するステップを有する。
フィルタ設計方法は、第1の計数セットを有する第1のフィルタベクトルを含む
第1のローパスフィルタを生成するステップをも有する。第1のフィルタベクト
ルw、(n)を含む第1のローパスフィルタが生成される。第1のフィルタベク
トルw、(n)は、全てが実数の第1の係数セットを有する。
第1のローパスフィルタを作るステップはさらに、第1の予定のフィルタ長を持
った第1のウィンドウに基づいた(window−based)フィルタを生成
し、および第1の予定のウィンドウ長を持った第1のウィンドウフィルタを生成
するステップを含む。このステップは第1図のブロックHで示されている。本発
明においては、ウィンドウに基づいたフィルタがローパスフィルタの好適な形態
である。第1の予定のフィルタ長は次の式で記される。
NWI =Lx 工、+ 1
および、第1の予定のウィンドウ長は次の式で記される。
NWI == (Ml −1) X I l + 2第1の予定のフィルタ長N
f、 、および第1のウィンドウに基づいたフィルタの第1の予定のウィンドウ
長Nw+は、第1の予定の要素個数M1および第1の内挿レートI、の関数であ
る。第1の予定のフィルタ長Nf。
は、入力核の第1の方向X1における要素個数を表わすM、とつりあうように(
syma+etrical)に奇数とする。
第1のローパスフィルタを生成するステップはさらに、第1のカイザーウィンド
ウシーケンス(kaiser window 5equence)を生成するス
テップを含む、第1の予定のウィンドウ長Nw+および第1の阻止帯域減衰Ar
+の関数である第1のカイザーウィンドウシーケンスL (n)が生成される。
このステップは第1図のブロックエに示されている。カイザーウィンドウシーケ
ンスは、1987年 アカデミツクブレス社(Academic Press
Inc、)発行のエリオツド著 デジタル信号処理ハンドブック(Elliot
t、 Handbook ofDi 1tal Si nal Process
in ) P611−P69に説明されているように、有限期間インパルス応答
(FIR)デジタルフィルタの分野で知られている(さらにまた、J、 F、カ
イザー(Kaiser)著“lo−3inhウインドウ関数を用いた非再帰的デ
ジタルフィルタの設計(NonrecursiveDigital Filte
r Design Using the lo−3inh WindowFun
ction) ” 、 1974年、 IEEE回路およびシステムのシンポジ
ウム(Symposium on C1rcuits and Systems
)会報、 1974年4月 P20〜P23、および“デジタル信号処理の為の
プログラム(Programs for DigitalSignal Pro
cessing)’ (IEEEブレス、(John Wiley &5ons
)発行、IEEE音響言語&信号処理学会(AcousticSpeech &
Signal Processing 5ociety)、デジタル信号処理
委員会編集、 1979年)P5.2〜1.)。エリオツド(Elliott)
に記載されているように、カイザーウィンドウ(Kaiser window)
シーケンスは、扁長楕円波(prolate 5pheroidal wave
)の離散的時間近似(discrete−time approximatio
n)を基礎としている。
このウィンドウシーケンスは、与えられた阻止帯域減衰に合うように選択される
ことのできる可変パラメータβを有し、およびウィンドウ長Nw+はΔf1の要
件に合うように選ばれることができる。
カイザーウィンドウシーケンスは、次のように記載することができる。
ここに、Ioは修正された0次のベッセル(Bessel)関数であり、次のよ
うに計算される。
パラメータβは典型的には2から10の範囲である。
βの値が増加すると、ローパスフィルタの阻止帯域減衰が増加し、遷移帯域が広
がる。
第1のローパスフィルタを生成する手順は、第1のカイザーウィンドウフィルタ
を生成するステップをさらに含む、この簗1のカイザーウィンドウフィルタは、
第1の遮断周波数、第1の鮮映度および第1のカイザーウィンドウシーケンスの
関数である。このステップは第1図のブロックJによって示されている。本発明
においては、カイザーウィンドウフィルタが、ウィンドウ−ベースドフィルタ(
window−basedfilter)の好適例である。ここにカイザーウィ
ンドウフィルタはwf(n)により表わされ、およびフィルタw、 (n)の好
適例である。
第1のローパスフィルタは複数の要素を有する第1のベクトルを生成することに
より修正される。それぞれの要素は1に等しい値を持ち、第1のベクトルは第1
の内挿レートに等しい大きさくdimeusionality)を有し、および
第1のフィルタベクトルを第1のベクトルでたたみ込んで、複数の第1の係数を
有する修正された第1のフィルタベクトルを生成する。複数の要素を有する第1
のベクトルp+(n)が作られる。ここに、p+(n) = [1,l、 −1
]
であり、第1のベクトルp+(n)の次元は、第1の内挿レートエ、に等しい。
次いで、第1のフィルタベクトルw、(n)を第1のベクトルp+(n)でたた
み込んで、第1のローパスフィルタベクトルの複数の第1の係数を有する、修正
された第1のフィルタベクトルh+ (n)を生成する。このたたみ込みは次式
で記される。
h+ (n) = W+ (n) @ p+ (n)ここに、[相]は離散的(
discrete)なたたみ込みを表わす。このステップは第1図のブロックL
によって示されている。
フィルタ設計方法は、第2のローパスフィルタ、すなわち第2の係数セットを有
する第2のフィルタを含む第2のローパスフィルタを生成するステップをも有す
る。第2のフィルタベクトルw、 (n)を含んだ第2のローパスフィルタが生
成される。第2のフィルタベクトルw、 (n)は全て実数である第2の係数セ
ットを有する。
第2のローパスフィルタを生成するステップは第2の予定のフィルタ長を持つ第
2のウィンドウ−ベースドフィルタ(window−based filter
)を生成し、および第2の予定のウィンドウ長を持つ第2のウィンドウフィルタ
を生成するステップをさらに含む。このステップは、第1面のブロックHに示さ
れている。上述のように、本発明においては、ウィンドウ−ベースドフィルタが
、ローパスフィルタの好適例である。第2の予定のフィルタ長は、次の式で記述
され、Ntz =M2X I*+ 1
および、第2の予定のウィンドウ長は、次式で記述される。
Nwz = (L−1)XI、+2
第2のウィンドウに基づいたフィルタの第2の予定のフィルタ長Ne2および第
2の予定のウィンドウ長Nwxは、第2の予定の要素数M2および第2の内挿レ
ート■2の関数である。第2の予定のフィルタ長Nf2は、入力核の第2の方向
x2における要素数を表わす偶数であるLとつりあう(symmetrical
)ように奇数とする。
第2のローパスフィルタを生成するステップは、第2のカイザーウィンドウシー
ケンスを生成するステップをさらに含む。第2の予定のウィンドウ長N−2およ
び第2の阻止帯域減衰Artの関数である第2のカイザーウィンドウシーケンス
貰う(n)を生成する。このステップは第1図のブロックエに示されている。第
2のカイザーウィンドウシーケンスは、先に述べた第1のカイザーウィンドウシ
ーケンスと同じ方法で生成される。
第2のローパスフィルタを生成するステップは、第2のカイザーウィンドウフィ
ルタを生成するステップをさらに含む。第2のカイザーウィンドウフィルタは、
第2の遮断周波数、第2の鮮映度および第2のカイザーウィンドウシーケンスの
関数である。このステップは第1図のブロックJに記されている。上記のように
、本発明においては、カイザーウィンドウフィルタはウィンドウ−ペーストフィ
ルタの好適例である。
第20−パスフイルタは複数の要素を有する第2のベクトルを生成することによ
り修正される。各要素は1に等しい値を持ち、第2のベクトルは第1の内挿レー
トに等しい大きさくdimeusionality)を有し、および第2のフィ
ルタベクトルを第2のベクトルでたたみ込んで複数の第2の係数を有する修正さ
れた第2のフィルタベクトルを生成する。このステップは第1図のブロックKに
示されている。複数の要素を有し、各要素が1に等しい値を有する第2のベクト
ルpg (n)が作られる。ここにpi (n)は次のように記述される。
pz(n) = [1,1,・・・1]第2のベクトルpz (n)の大きさく
dimensionality)は第2の内挿レートエ2に等しい、第2のフィ
ルタベクトルw−(n)を第2のベクトルpi (n)でたたみ込んで、第2の
ローパスフィルタベクトルの複数の第2の係数を有する、修正された第2のフィ
ルタベクトルL (n)を生成する。修正された第2のフィルタベクトルh2(
n)は次式で記述される。
hz (n) = 12 (n) @ p2(n)ここに[株]は離散的なたた
み込みを示す。
フィルタの設計方法は、第1の内挿レート、第1の間引きレートおよび第1の要
素数の関数として修正された第1のフィルタベクトルの複数の係数を選択するこ
とにより、係数ベクトルの第1セツトを生成するステップを有する。このステッ
プは第1図のブロックMおよび第2図のブロックEに示されている。修正された
第1のフィルタベクトルh+(n)の複数の係数を、第1の内挿レート■1、第
1の間引きレートD1および入力核の第1の要素数M1の関数として選択して、
係数ベクトルの第1のセットHe+を生成する。Helのそれぞれの列は、第1
の方向(sense)においてサイズ変換された出力ビクセルの各々に対する長
さMlのフィルタを表わす。係数ベクトルの第1のセットは次のように表現され
る。
フィルタ設計方法は、修正された第2のフィルタベクトルの複数の係数を、第2
の内挿レート、第2の間引きレートおよび第2の要素数の関数として選択するこ
とにより係数ベクトルの第2のセットを生成するステップをさらに有する。修正
された第2のフィルタベクトルhx (n)の複数の係数を、第2の内挿レート
エ2、第2の間引きレートD2および入力核の第2の要素数M2の関数として選
択して、係数ベクトルの第2のセットHc2を生成するs Hetの各列は、第
2の方向においてサイズ変換された出力ビクセルの各々に対する長さM2のフィ
ルタを表わす、係数ベクトルの第2のセットは次式のように表現される。
入力画像をサイズ変換するためのフィルタを設計する方法は、係数ベクトルの第
1および第2のセットを、各出力ビクセルに隣接する大力ビクセルの値の近傍へ
適用して各出力ビクセルの値を計算すること、および計算された値を対応する出
力ビクセルへ割り当て、これによりサイズの変換された画像を作ることをも含む
。係数ベクトルの第1および第2のセットHelおよびHemは、それぞれ、1
−パスフィルタ(one−pass)または2−パス(two−pass)フィ
ルタのいずれにも適用できる。2−パスの場合は、係数ベクトルの第1のセット
を第1の方向における入力画像の値の近傍に適用して、その結果としてのビクセ
ルセットを得、および係数ベクトルの第2のセットを第2の方向において、当該
結果としてのビクセルセットに適用する。
あるいはまた、1−パスの場合は、係数ベクトルの第1および第2のセットを結
合して係数マトリクスの第1のセットとし、およびこの係数マトリクスの第1の
セットを第1および第2の方向において同時に入力ビクセルの値の近傍に適用す
る。係数ベクトルの第1および第2のセットを結合して次式に示される係数71
−パスフィルタに対して係数ベクトルの第1および第2のセットを結合するため
の判断の菱形ブロックを第2図のJに示す。係数マトリクスの第1のセットを計
算するステップを第2図のブロックKに示す。
入力画像をサイズ変換するフィルタを設計する方法は、サイズ変換された画像を
出力メモリデバイスに記憶するステップをも有する。このステップを第2図のブ
ロックHに示す。このような出力メモリデバイスは第3図に示したRAM36の
ようなランダムアクセスメモリ(RAM) 、または第3図に示したハードディ
スク30またはアーカイバル記憶装置(archival storage)3
2を含むことができる。アーカイバル記憶装置32は典型的にはテープ、フロッ
ピーディスクまたは光ディスクである。あるいはまた、画像は1枚の写真フィル
ム若しくはX線フィルムに記憶することもできる。加えて、係数ベクトルの第1
および第2のセットHCIおよびHe2のそれぞれ、および係数マトリクスの第
1のセットH1を出力メモリデバイスに記憶してもよい。
第3図は本発明のフィルタを設計し、適用するために用いられるコンピュータシ
ステムの概略である。第3図に示すように、コンビエータシステム10は、入力
画像を記憶する入力メモリデバイスである、画像スキャナ12を有する8画像ス
キャナインターフェイス14は画像スキャナ12から入力画像を供給し、複数の
入力ビクセルを有するその入力画像を、接続部24を介してデータバス26に渡
し、さらにRAM36または、記憶デバイスインターフェイス28を通じてハー
ドディスク30のディスクまたはアーカイバル記憶装置32としてのテープに渡
す。画像サイズ変換モジュール34は画像のサイズ変換(すなわち内挿または間
引き)を行う。サイズの変換された画像もまた、RAM36またはハードディス
ク30のディスクまたはアーカイバル記憶装置32のテープに記憶してもよい。
第3図に示すように、サイズ変換された画像を、ハードディスク30またはアー
カイバル記憶装置32から、それぞれ適切なインターフェイス18または22を
通じてプリンタ16またはビデオディスプレイ20に供給する。画像サイズ変換
モジュール34.記憶デバイスインターフェイス28.プリンタインターフェイ
ス18およびビデオディスプレイインターフェイス22もまた、接続部24によ
りデータバス26に接続する。中央処理ユニット(CPU)をパス26に接続し
て、システム10のデータを処理する。
本発明の方法においては、入力核において適切な要素個数M、およびM2が選択
されたか否かを調べるために、第1および第2の方向に対する第1!3よび第2
のウィンドウ遷移帯域Δf1およびΔf2を選択する。ウィンドウ遷移帯域Δf
1およびΔf2は肩、およびA、、2とウィンドウ長Nw+およびNw 2によ
り表わされる。
主に内挿を行う場合、M、およびM2は、それぞれ、阻止帯域減衰A□およびA
rmと、それぞれ、最小フィルタ長N□MINおよびNtz IIIINとの関
数として選ばれる。最小フィルタ長は次式のように記述される。
主に間引きを行う場合は、MlおよびMよけ、それぞれ、フィルタ減衰Artお
よびA、と、それぞれ、最小フィルタ長Nfl 11111およびNt21nと
の関数として計算される。最小フィルタ長は、次式で記述される。
以上の方法は画像の内挿および間引きの理想的な形式を表わす。あるいはまた、
ビクセル複写方法(pixel replicating method)を設
計することもできる。ビクセル複写フィルタの選択は第2図の判断を行う菱形ブ
ロックFに記述されている。ビクセル複写の方法においては、入力ビクセルと正
確に整列している出力ビクセルを識別することにより係数ベクトルの第1のセッ
トを第1の方向において修正する。次に、入力ビクセルと正確に整列した出力ビ
クセルに対応する係数ベクトルの第1のセットの値を決定する。次いで、係数ベ
クトルの第1のセットの値を修正して、整列した新たなビクセルが、それぞれ、
対応する入力ビクセルの値と等しい値を有するようにする。次に、入力ビクセル
と正確に整列した出力ビクセルに対応する係数ベクトルの第2のセットの値を決
定し、および整列した出力ビクセルのそれぞれが対応する入力するビクセルの値
に等しい値を有するように、修正する。このステップを第2図のブロックGに示
す。
本発明のビクセル複写の変形例により生成されたフィルタは2−パスまたは1−
パスのいずれの場合にも適用できる。2−パスの場合には、係数ベクトルの第1
のセットを第1の方向において入力ビクセルの値の近傍に適用し、および係数ベ
クトルの第2のセットを、第2の方向において、係数ベクトルの第1のセットを
第1の方向において入力ビクセルに適用した結果生じるビクセルのセットの値の
近傍に適用する。あるいはまた、1−パスの場合には、係数ベクトルの第1およ
び第2のセットを結合して係数マトリクスの第1のセットとなし、および係数マ
トリクスの第1のセットを、第1および第2の方向において同時に入力ビクセル
の値の近傍に適用する。
上述のフィルタ設計方法はハードウェアまたはソフトウェアのいずれによっても
実施できることに注意すべきである。さらにまた、上述の方法は上述の2方向(
sense)以外にも、N方向(sense) (Nは正整数)に広げることが
できる。そのような場合には、ビクセルはN次元中の画素として定義される。
さらに、本発明によれば、複数の入力ビクセルを有する入力画像のサイズを変換
して、入力画像の情報内容を保ちつつ、複数の対応する出力ビクセルを有するサ
イズ変換された画像を生成する方法が提供される。
この方法の手順を第4図に示す。この方法は、第1の方向において予定の第1の
間隔で、および第2の方向において予定の第2の間隔で入力画像をサンプリング
して、入力ビクセルの各々の位置の複数の入力データ値を生成するステップを有
する。このステップを第4図のブロックAに示す0次いで、入力ビクセルのサン
プルされたデータ値を、第3図に示す。RAM36 、ディスク30またはアー
カイバル記憶装置32などのメモリデバイスに記憶する。予定の第3の間隔を第
1の方向において作り、および予定の第4の間隔を第2の方向において作って、
出力ビクセルの各々の位置の複数の出力データ値を生成する。このステップを第
4図のブロックBに示す。
次に、フィルタを、上記のフィルタ設計方法に従って設計し、および係数ベクト
ルを得る。このステップを第4図のブロックCに示す。係数ベクトルセットを第
4図のブロックDに示すように出力メモリに記憶する。出力メモリは、第3図に
示したように、RAM36 。
ディスク30またはアーカイバル記憶装置32とすることができる。入力画像は
、第3図に示したように画像スキャナとすることのできる入力メモリから得られ
る。
入力画像は1−パスフィルタまたは2−パスフィルタのいずれによってもサイズ
変換できる。第4図における判断を行う菱形ブロックEは1−パスフィルタが適
用されるか否かを判定する。1−パスの場合は、係数ベクトルの第1および第2
のセットを各出力ビクセルに隣接する入力ビクセルの値の近傍に適用して、各出
力ビクセルの値を計算し、そして計算された値を対応する出力ビクセルに割り当
て、それによりサイズ変換された画像を作る。このステップを第4図のブロック
Fに示す。1−パスの場合が適用されないとき(すなわち、2−パスの場合)に
は、第4図のブロックHに示すように、第1の係数ベクトルセットHelを各出
力ビクセルに隣接する入力ビクセルの値の近傍に適用して、結果としてのビクセ
ルセットを得、この結果としてのビクセルセットに第2の係数ベクトルセットH
ewを適用して各出力ビクセルの値を計算する。計算された値は、第4図のブロ
ックIに示すように、対応する出力ビクセルに割り当てる。いずれの場合にも、
サイズ変換された画像を、第3図に示したようなRAM36 、ディスク30ま
たはアーカイバル記憶装置32のような出力メモリに記憶する。このステップを
第4図のブロックGに示す。
入力画像のサイズを変換する上述の方法は、ハードウェアまたはソフトウェアの
いずれによっても実施できることに注意すべきである。さらに加えて、上述の方
法は、上述の2方向以外にも、N方向(N:正整数)に広げることができる。そ
のような場合には、ビクセルはN次元中の画素として定義される。
本発明のフィルタ設計方法は、本発明の全(の例示であることを意図した以下の
例によりさらに明らかになるであろう。
実施例1
整数内挿(R=I)
本例では、サイズ変換の割合を、内挿が支配的な画像拡大の割合(工=5かつD
=1)と等しいものとした。 Ar= 60dBの阻止帯域減衰および50%の
エイリアシングの無い帯域幅(50%alias−free bandwidt
h)を選択することにより、最小フィルタ長Nf1.11N20を得た。M=4
ビクセルの入力核とすることにより、最小基準を越える合成フィルタ長21を得
た。遮断周波数は、計算によってfc= 0.1正規化ヘルツ(工の関数)とな
り、また、鮮映度F3を1に設定することにより理想フィルタを作製した。フィ
ルタ長17のカイザーウィンドウFIRローパスフィルタは、β= 5.653
3を有するカイザーウィンドウシーケンスを用いて設計した。ここで、カイザー
ウィンドウシーケンスw、 (n)は、育つ(n)=[0,02040,HO6
0,18420,33020,50610,68910,85010,9606
1,00000,96060,85010,68910,50610,3302
0,18420,08060、0204]
である。
標準的な−FrR1” (MATLABの機能呼称、5outhNatick、
MAのThe Mathworks、 Inc、の商品として手に入れること
ができる)フィルタ設計アルゴリズムにより、係数ベクトル
w、 (n) = [−0,0008−0,00350,005g 0.000
00.0241 0.0707 0.1309 0.18280.2034 0
.182g 0.1309 0.07070.0241 0.0000 −0.
0058 −0.0Q35−0.0008]
によって記述されるローパスカイザーウィンドウフィルタを得た。この標準的な
フィルタ設計の周波数応答を第5図に示す。
所定の方向のベクトルp(n)は、
p(n)=[11111]
のような形で表わされ、ローパスカイザーウィンドウWr (n)とこのベクト
ルp (n)との畳み込みによって、係数ベクトルh(n)
h(n)=[−0,0008−0,0043−0,0102−0,01020,
01390,08540,21980,40850,61190,77060,
83080,77060,61190,48050,21980,0g540.
0139 −0.0102 −0.0102 −0.0043−0.00081
を有する修正ローパスフィルタが得られた。
ここで、ベクトルh(n)は、常に一定の入力に対して単位ゲインおよび最小オ
ーバーシュートを与えるものであることに留意されたい、しかしながら、ビクセ
ルの複写については保証されない。何故なら、h(11)は1でな(、h(1)
、h(6)およびh(16)は、全てゼロでないからである。比較のため、修正
フィルタの時間領域における周波数応答および単位ステップ応答を、それぞれ第
6図および第7図に示す。
理想修正カイザーウィンドウの場合、周波数応答は阻止帯域において極めて効果
的な減衰を示すことが解る。また、ステップ応答は、アンダーシュートまたはオ
ーバーシュートをほとんど示さない(0,8%程度)。
本例の通過帯域におけるロールオフ(rolloff)は、3次スプライン法に
よって得られるロールオフより大きく、この本例のロールオフによって、画像の
より効果的な減衰および平滑化を得ることができる。
次に、多相(すなわち、2−パス)内挿フィルタを表わす係数ベクトルの第1集
合を得た。すなわち、適切な出力ビクセル位置への写像を行う係数を選択しその
結果としてマトリクス状のベクトル
同様の処理を行って、係数ベクトルの第2集合を作製した。これらのフィルタは
2−パスモードに用いられる。すなわち、入力ビクセル核はある1つの方向にお
いて上記の第1多相フイルタを用いて処理され、次に、その中間結果は、第2の
方向において上記第2多相フイルタを用いて処理される。上記フィルタによる処
理は、入力ビクセルまたは中間結果と所望の出力ビクセル位置に対応したフィル
タ係数との離散的な畳み込みとして行われる。
上述したフィルタの適用に代わるものとして、ベクトルを組合せて2次元多相フ
ィルタを表わす係数マトリクスの集合を作製した。すなわち、ベクトル積によっ
て、それぞれの内挿された出力ビクセルに対応する係数からマトリクスを作製す
る。すなわち、例えば、両方向においてR=5の場合の第1出力ビクセルに対す
る係数マトリクスは、
である。このマトリクスはl−バスの2次元フィルタモードに用いられる。この
場合、25個の4×4マトリクスが作製され、このうちの各マトリクスは出力ビ
クセルの1つに対応している。
理想的な場合では、入力ビクセルは、重複ビクセル位置で必ずしも複写されるわ
けではない。そこで入力ビクセルデータを保存するために、カイザーウィンドウ
フィルタのビクセル複写形式を設計した。ここで、入力ビクセルでの内挿点につ
いての係数は、その位置では1とし、他の位置はゼロとした。1次元のビクセル
複写フィルタは、
h(n)=[−0,0008−0,0043−0,0102−0,01020,
013900,21980,40g50.6119 0.7706 1.000
0 0.77060.6119 0.4085 0.2198 00.0139
−0.0102 −0.0102 −0.0043である。このフィルタは多
相フィルタ
に変換される。このビクセル複写フィルタの周波数応答およびステップ応答を第
8図および第9図に示す。
上記の理想的な場合とビクセル複写形式の場合との間には留意すべき重要な違い
がある。すなわち、ビクセル複写フィルタの場合阻止帯域減衰はかなり小さくな
る。また、ステップ応答にはある程度(〜2%)の振動が存在する。
ビクセル複写フィルタの性能は、3次元スプラインの性能と較べて、アンダーシ
ニートおよびオーバーシュートのもたらす歪が最小であるという点で優れている
。本例のフィルタ設計は、データ点を行あたり4個だけ用いるフィルタに限定さ
れるものであった。核サイズが8×8の場合、フィルタ特性全体を改良する必要
がある。それだけではな(内挿のためにその内挿されるビクセルの中央核に影響
を及ぼす隣接ビクセルの範囲が広くなる。また、核サイズが大きくなるとMIX
M2のオーダーの計算が必要となる。ハードウェアによる畳み込みアルゴリズム
の実行は、入力核が4×4の場合に、係数集合用のメモリ、乗算器および加算器
が最小のものとして実現できる。
実施例2
非整数拡大(R=I/D、I>D>1)1より大きな非整数比に対して、内挿レ
ートに基づいたフィルタは実施例1で設計された。内挿のためのフィルタの遮断
周波数は間引きフィルタのそれよりも小さい。このため、整数内挿用に設計され
たフィルタでヱりることになる。本例では、サイズ変換の割合を1.33333
=4/3とした。ここで内挿レートエは4とし、間引きレートDは3とした。
阻止帯域減衰をAr=80dBに選び、かつ50%のエイリアシングを生じない
帯域幅を選択することにより、最小フィルタ長16を得た。入力核を第1方向に
M=4ピクセルとすることにより、最小基準に一致する合成フィルタ長17を得
た。
遮断周波数は計算によってfe= 0.125正規化ヘルツ(工の関数)となっ
た。鮮映度F、を1.25に設定し、これにより、より鮮鋭なステップ変換点お
よび遮断周波数0.156を有したフィルタを作製した。長さ14のカイザーウ
ィンドウFIRローパスフィルタをβ=7.857のカイザーウィンドウシーケ
ンスを用いて設計した。このフィルタw、 (n)の周波数応答を第10図に示
す。
実施例1と同様に、所定方向のベクトルp(n)は、p(n)=[11111
の形で表わされる。w、(n)とp(n)との畳み込みを行うことによって、係
数ベクトル
h(n)= [0,0000−0,0016−0,0107−0,01920,
02740,20440,510701!1B40.9453 0.8164
0.5107 0.20440.0274 −0.0192 −0.0107
−0.00160、0000]
を有した修正ローパスフィルタを得た。このベクトルh(n)の周波数応答およ
びステップ応答をそれぞれ第11図および第12図に示す。
第12図に示すステップ応答によれば、フィルタ遮断周波数を拡大することによ
り、鮮映度が遷移領域においてより大きなオーバーシュートを生じさせることが
解る。このように、鮮映度は、強度遷移領域や色遷移領域における画像の見え方
を変えることに用いられる。係数ベクトルh(n)を適切な出力ビクセル係数ベ
クトルに写像することにより、その結果として多相フィルタ
が構成される。
ビクセル複写形式のフィルタは、実施例1と同様の方法で計算され、以下のよう
な係数ベクトルが生成される。
このフィルタの周波数応答およびステップ応答をそれぞれ第13図および第14
図に示す。
2−バスのフィルタ処理では、本発明の方法により、入力空間に写像される出力
ビクセルの関数として、および出力ビクセルの計算にどの入力核が適しているか
についての関数として、係数ベクトルが作製される。第15図はこの過程を1次
元で示すものである。
同図に示されるように、出力点は、入力核の中央部分において分割された内挿位
置 (interpolationfractional 1ocations
)に位置する。フィルタの選択は以下のパターンの順序で行われる。
I I I−I I−2・・・ 2
第1人力核では、1つ以上の出力ビクセルが計算されまた、最後の入力核では出
力ビクセルは計算されない。D回の入力核のシフトを行った後には、上記と同様
の計算が繰り返される。モデュロタイプの計算を行うことによって、比カビクセ
ルが入力核空間内にあるかどうか、およびどの時点で入力核をシフトすべきかを
決定することができる。
実施例3
整数間引き(R=1/D 、I = 1 )整数間引きの場合、画像は一方向で
縮小された。唯一のローバルフィルタが設計され、これにより入力サンプルレー
トでデータの処理を行った。本例では、サイズ変換の割合Rを1/3とし、間引
きレートを3とした。阻止帯域減衰をAr= 1llOdBに選び、および50
%のエイリアシングの無い帯域幅を選択することによって、計算により最小入力
核はM=12となった。最小フィルタ長は12であった。M=12の入力核の場
合、最小基準を越える合成フィルタ長13を得た。遮断周波数は、計算によりf
c= 0.166667正規化ヘルツ(Dの関数)となり、鮮映度F、は1に設
定し、これにより理念フィルタを作製した。フィルタ長13のカイザーウィンド
ウFIRローパスフィルタは、β= 7.857を有したカイザーウィンドウシ
ーケンスを用いて設計した。このフィルタの設計は実施例1と同様に実行され、
その結果として1つの係数ベクトルh。
h、=[−0,0023−0,01100,00000,09200,2523
0,33810,25230,09200,0000−0,0110−0,00
23−0,00001を得た。このフィルタの周波数応答およびステップ応答を
それぞれ第16図および第17図に示す。
このフィルタの入力ビクセルデータへの適用は、簡単な畳み込み計算を行うだけ
である。人力核の位置および移動は、周期りで周期的である。
実施例4
非整数縮小(R=I/D 、 D> I > 1 )本例では、サイズ変換の割
合Rを0.75、内挿レートエな3、および間引きレートDを4とした。阻止帯
域減衰をAr= 60dBに選び、また、50%のエリアシングの無い帯域幅を
選択した。これにより、最小入力核は、計算によりM=12となった。最小フィ
ルタ長N t 1m + nは12であった。M=12の入力核によって、最小
基準を越える合成フィルタ長37を得た。遮断周波数は、計算によればf。=
0.125正規化ヘルツ(Dの関数)となり、鮮映度F、を1に設定し、これに
より理想フィルタを作製した。フィルタ35のカイザーウィンドウFIRローパ
スフィルタは、β= 5.653のカイザーウィンドウシーケンスを用いて設計
した。このカイザーウィンドウシーケンスの周波数応答を第18図に示す。
所定方向のベクトルp(n)は、
p(n)=[l 1 1]
の形で表わされ、このベクトルと上記ウィンドウフィルタとの畳み込みを行い、
合成フィルタh(n)= [0,00030,0003−0,0009−0,0
038−0,0068−0,00560,00320,01g30.0299
0.0237 −0.0089 −0.0587−0.0946 −0.074
1 0.0333 0.22300.4462 0.6270 0.6966
0.62700.4462 0.2230 0.0333 −0.0741−0
.0946 −0.0587 −0.0089 0.02370.0299 0
.01g3 0.0032 −0.0056−0.0068 −0.0038
−0.0009 0.00030.0003]
を作製した。このフィルタの周波数応答およびステップ応答をそれぞれ第19図
および第20図に示す。
この場合、ステップ応答は、3次元スプライン法と同程度のオーバーシュートを
示す。しかしながら、周波数応答は、3次元スプライン法よりも、より良いもの
である。本例では、エイリアシングの影響が臨界である。この影響は、入力画像
情報の内容を保存するため、ステップ遷移歪の問題を犠牲にしても、最小化され
なければならない。
係数ベクトルを上述のように計算し、結果として多相フィルタ
このフィルタの1次元における適用を第21図に示す。ここでは、説明のため4
X4のサイズの入力核が用いられている。第21図に示すように、出力ビクセル
は、入力核の中央部分における分割された内挿点に位置している。フィルタの選
択順序は、間引き間隔によって定まる。D番目の入力核には出力データ点が存在
しない。それは、入力画像空間と出力画像空間とをこれらの左端で整列させるか
らである0次の周期を開始するためにはさらなる核のシフトを要する。核が最小
限D+1回シフトを行うと、計算が繰り返される。
モデュロータイプの計算によって、出力ビクセルが入力画空間内にあるか否か、
およびどの時点で入力響をシフトすべきかを定めることができる。対称なビクセ
ル写像を行う場合は、フィルタシーケンスがわずかに異なる。
本発明のさらに他の形態においては、画像のサイズ変換を行う際に入力画像空間
に対しaカ画像空間のビクセルを写像(mapping)する方法を提供する。
第22図は2次元の場合の本発明方法による諸処環ステップを示す。第22図に
おいてブロックAで示すように、2次元法についての第1および第2方向をセッ
トする。
本写像方法では入力画イ象空間をオーバラップしない所定数の原人力ビクセルを
含むものとして定義する。
ここに、原人カビクセルの各々は原人カビクセル座標点で表わされる2次元のエ
リアを有し、第1および第2方向に広がっている。入力画像空間を定義するステ
ップは第22図においてブロックBで示しである。そして、入力画像空間のビク
セルの値は入力メモリデバイスから得られる。メモリデバイスは第3図において
示したような入力画像スキャナ12などの入力画像スキャナであってもよい。
本発明の写像方法では、入力画像エリア全体の定義を行うステップも含んでいる
。このステップは第22図においてブロックCで示しである。入力画像エリアの
全体は各原人力ビクセルのエリアの和として定義され、入力画像エリアの全体は
第1人力方向における第1人力範囲(extent)と第2人力方向における第
2人力範囲とを有する。
また、本発明の写像方法では、出力画像空間を定義するステップを含んでいる。
このステップは第22図においてブロックDで示しである。出力画像空間は予定
数の出力ビクセルを含むものとして定義され、出力ビクセルの各々は第1出力方
向および第2出力方向に広がる2次元のエリアを有している。出力画像空間は、
第1出力方向における第1の個数の出力ビクセルと、第2出力方向における第2
の個数の出力ビクセルとを有する。
第1人力範囲を第1の個数の出力ビクセルで分割し、第2人力範囲を第2の個数
の出力ビクセルで分割することによって、新たな入力ビクセルのセットが定義さ
れる。このステップは第22図においてブロックEで示しである。新たな入力ビ
クセルのそれぞれは新たな入力座標点で示され、圧力ビクセルに対応している。
かかる新たな入力ビクセルのセットを定義することによって、原人カビクセルお
よび新たな入力ビクセルの境界が整列し、出力ビクセル座標点のそれぞれは対応
する新たな入力ビクセル座標点に写像(map)される。本発明の写像方法によ
って、入力画像空間におけるビクセル間の間隔に対する出力画像空間におけるビ
クセル間の間隔の比(すなわちビクセル間隔比)は、出力画像空間におけるビク
セルの数に対する入力画像空間におけるビクセルの数の比(すなわちビクセル総
数(Count)比)に等しくなる。
第22図における判定菱形ブロックFでは、第2方向における本発明方法の計算
が完了したか否かを判定する。完了している場合には、判定菱形ブロックGに示
すように、1−パスフィルタまたは2−パスフィルタのいずれを適用するのかを
判定する。第1の方向においては、第22図のブロックJに示すように、ならび
に第2の方向においてはブロックKに示すように、2−バルフイルタが適用され
、または第22図のブロックエで示すように1−パスフィルタが適用される。1
−パスフィルタが適用される場合には、第22図のブロックHで示すように、ま
た上記の方法で説明したように、ろ。第1および第2方向においては新たな入力
ビクセルの各々に隣接する原人力ビクセルの値の近傍にフィルタを適用し、新た
な入力ビクセルのそれぞれの値を計算する。計算された値は対応する出力ビクセ
ルに割当てられ、これによって画像がサイズ変換される。
そして、出力ビクセルの値は出力メモリデバイスに格納される。さらに、本発明
は新たな入力ビクセル座標点、および新たな入力ビクセル座標点と出力ビクセル
座標点との対応を出力メモリデバイスに格納するステップを含んでいる。このス
テップは第22図においてブロックして示しである。出力メモリデバイスは、第
3図に示したようなRAM36 、または第3図に示したようなアーカイバル記
憶装置(archival storage)32もしくはディスク30を具備
したものとすることができる。
あるいは、比カビクセルの値を1枚のX線写真のフィルムに格納するようにして
もよい。
本発明方法においては、第1および第2の入力方向をそれぞれ第1および第2の
出力方向に整列させることができる。さらに、第1および第2の入力方向をそれ
ぞれ第1および第2の出力方向と同一とする、もしくは異ならせることもできる
。
第22図のフローチャートは、本発明の2次元写像方法をソフトウェアによって
実現する場合を示している。しかし本写像方法は同様にハードウェアによっても
実現できる。また、本発明の写像方法は上述の2次のみならずN次(Nは正の整
数)に拡張できることに留意すべきである。そのような場合には、ビクセルはN
次元における画素として定義される。
本発明の写像方法は、以下の例によってより明瞭となるであろうが、それら例は
本発明を単に説明するためのものである。
実施例5
本発明の写像方法を例示すべく、2次元の写像を示す第23A図〜第23C図の
例を参照する。第23A図においては、複数の原人力ビクセル50が示されてお
り、その各々は入力座標点52を有している。各原人カビクセルは行および列の
指示によって表わされ、ここで行は1〜6により、列は1〜8により示される。
第23A図においては、入力画像の大きさくdimension)は6×8ビク
セルであり、各ビクセルの大きさは0.75 x 0.75ユニツトである。
第23図には予定数の出力ビクセル60が示されている。この場合、IOX 1
0ビクセルの大きさの出力画像中に100個の出力ビクセルがある。各出力ビク
セル60は、第1および第2方向に広がりをもち、かつ出力ビクセル座標点62
で同定される2次元のエリアを具備している。
入力画像エリアの全体は各原人力ビクセルのエリアの和として定義される。入力
画像エリアの全体を10個の出力ビクセルで分け、第23B図の符号54で示す
ように新たな入力ビクセルのセットを定義する。新たな入力ビクセル54の各々
は新たな入力ビクセル座標点56を有している。これら新たな入力ビクセルの各
々は0.60X0.45ユニツトの大きさを有している。各出力ビクセル60の
各座標点62は、第23C図から第23B図に至る破線の矢で示すように、各々
の新たな入力ビクセル54の対応座標点に写像(a+ap)される。
実施例6
上述したように、本発明方法は、データのサイズ変換にあたり、出力データ空間
に対し入力データ空間のビクセルを写像する1次元の場合に拡張することもでき
る。第24A図〜第24C図は本発明写像方法を1次元の場合に適用した例を示
す。
第24A図にはオーバラップしない8個の原人力ビクセル50′ が示されてい
る。各人力ピクセルは1.0ユニツトの長さを有している。入力ビクセルの各々
は入力ビクセル座標点52′ で表わされている。
第24B図には出力ビクセル60′ が示されており、その各々は0.8ユニツ
トの長さを有している。出力ビクセル60′の各々は出力ビクセル座標点62′
で表わされるデータセグメントを有している。
入力データセグメントの全体は各原人力ビクセルのエリアの和として定義される
。入力データセグメントの全体は10個の出力ビクセルで分けられ、第24C図
に示すように新たな入力ビクセル54′ のセットが定義される。各入力ビクセ
ル54′ は新たな入力ビクセル座標点56′ で表わされる。新たな入力ビク
セルの各々の座標点56′ は対応する出力ビクセル60′の対応座標点62′
に写像(map)する。
本発明写像方法を上述したようなフィルタとともに用いて、上述した方法に従っ
た人力画像のサイズ変換を行うようにすることもできる。これを行う場合、およ
び、最小の公分母(lowest coa+a+on denominator
)に約分された内挿レートに対する間引きレートの比が1つの偶数および1つの
奇数を有する場合には、係数ベクトルの第1および第2のセットHc+およびH
caそれぞれにおいて単に1つおきの(every other)係数ベクトル
が用いられる。
第25A図および第25B図は、本発明の画像のサイズ変換を行うべくフィルタ
を適用した方法に対して本発明の2次元写像方法の応用例を示す。第25A図は
複数の原人力ビクセルの平面図であり、本発明の画像サイズ変換方法に従って画
像をサイズ変換するに際して4×4の係数マトリクスを適用したものである。第
25B図は第25A図の係数マトリクスおよびそのマトリクスが適用される原人
力ビクセルを示す平面図である。第25A図および第25B図において、複数の
原人力ビクセル50が示されており、円で囲んだ入力ビクセル50aはマトリク
スにおいて指示された係数を原人力ビクセルに整列させたものである。新たな入
力ビクセル54は黒く塗った菱形で示しである。第25A図において、iおよび
jは新たな入力ビクセル54の座標点の整数部を、ΔXおよびΔyは小数部を表
わしている。
第1および第2の係数ベクトルHc+およびHcxのセットは、それぞれ、上述
した方法に従って生成され、上述した方法に従って結合され、第1のマトリクス
のセットとなる。この応用例においては、4X4の係数マトリクスが用いられる
。第1の係数マトリクスのセットは、第25B図に示すようにに、 L、 k’
および1′を定義しており、ここにに’=に/2 、1’=L/2 、 K=L
=4である。第1の係数マトリクスのセットは原人力ビクセルに整列しており、
特にに′はiに、1′はjに整列している、第1の組の係数マトリクスのセット
が各原人力ビクセルに適用されると新たな入力ビクセルのセットが得られる。そ
の1つのみが符号54で示されている。
当業者であればさらなる利点および変形を得ることは容易であろう。すなわち、
本発明は、特に詳細に説明した事項、図示した装置、および例示した実施例に限
定されることなく、かかる拡張された形態をも含むものである。従って、請求の
範囲の記載およびそれに均等な事項によって限定される全体的な発明の概念の範
囲を逸脱することがない限り、上述したところに適宜の変更を加えうるのは勿論
である。
FIG、1
FIG、3
FIG、4
入””(dB)
人?2(dB)
太″!さ
太ささくdB)
大気さ
入きた(dB)
大きさくdB)
太ささ
入ささくdB)
′に璽さ
FIG、15
FIG、21
人たて(dB)
太ささ
人きさくdB)
大きさくdB)
八もさ
FIG、22
FIG、23A
X箕:01書−1ii+1i+2
y社O・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
亜ト貴
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.画像の情報の内容を保ちながら複数の入力ピクセルを有する入力画像のサイ ズ変換を行い、複数の対応する出力ピクセルを有するサイズ変換された画像を出 力するためのフィルタを設計する方法であって、(a)第1の方向に対して第1 の内挿レートおよび第1の間引きレートを選択するステップ、(b)第2の方向 に対して第2の内挿レートおよび第2の間引きレートを選択するステップ、(c )前記第1の方向に対する第1の阻止帯域減衰および第1の鮮映度、ならびに前 記第2の方向に対する第2の阻止帯域減衰および第2の鮮映度を選択するステッ プ、 (d)前記第1の方向に対する第1の遮断周波数および前記第2の方向に対する 遮断周波数を計算するステップ、 (e)前記第1の方向において要素を第1の個数、および前記第2の方向におい て要素を第2の個数有する入力核を確定するステップ、 (f)複数の第1係数を含む第1のフィルタベクトルを有する第1のローパスフ ィルタを、前記第1の方向に対して発生するステップ、 (g)(1)各々が1に等しい値をもつ複数の要素を有するとともに、前記第1 の内挿レートに等しい大きさを有する第1のベクトルを生成するステップ、およ び (2)前記第1のフィルタベクトルを前記第1のベクトルで畳み込み、複数の前 記第1の係数を有する修正された第1のフィルタベクトルを生成するステップ を有して前記第1のローパスフィルタを修正するステップ、 (h)複数の第2係数を含む第2のフィルタベクトルを有する第2のローパスフ ィルタを、前記第2の方向に対して発生するステップ、 (i)(1)各々が1に等しい値をもつ複数の要素を有するとともに、前記第2 の内挿レートに等しい大きさを有する第2のベクトルを生成するステップ、およ び (2)前記第2のフィルタベクトルを前記第2のベクトルで畳み込み、複数の前 記第2の係数を有する修正された第2のフィルタベクトルを生成するステップ を有して前記第2のローパスフィルタを修正するステップ、 (j)前記修正された第1のフィルタベクトルの複数の係数を選択することによ り、前記第1の内挿レート、前記第1の間引きレートおよび前記要素の第1の個 数の関数としての第1の係数ベクトルのセットを生成するステップ、 (k)前記修正された第2のフィルタベクトルの複数の係数を選択することによ り、前記第2の内挿レート、前記第2の間引きレートおよび前記要素の第2の個 数の関数としての第2の係数ベクトルのセットを生成するステップ、 (1)出力ピクセルの各々に隣接する入力ピクセルの値の近傍に前記第1および 前記第2の係数ベクトルのセットを適用して各出力ピクセルの値を計算し、当該 計算された値を対応する出力ピクセルに割当て、それによってサイズ変換された 画像を生成するステップ、および (m)当該サイズ変換された画像を出力メモリデバイスに格納するステップ を具えたことを特徴とするフィルタ設計方法。 2.入力メモリデバイスから前記入力画像を得るステップをさらに具えたことを 特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3.前記第1および前記第2の係数ベクトルのセットを前記出力メモリデバイス に格納するステップをさらに具えたことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の 方法。 4.前記第1および前記第2の係数ベクトルのセットを適用する前記ステップは 、前記第1の係数ベクトルのセットを前記第1方向における前記入力ピクセルの 値の近傍に適用して、その結果としてのピクセルのセットを得るステップと、前 記第2方向における前記第2の係数ベクトルのセットを前記結果としてのピクセ ルのセットに適用するステップとを有することを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の方法。 5.前記第1および前記第2の係数ベクトルのセットを適用する前記ステップは 、前記第1および第2の係数ベクトルのセットを結合して第1のマトリクスのセ ットとするステップと、該第1のマトリクスのセットを前記第1および前記第2 の方向において前記入力ピクセルの値の近傍に同時に通用するステップとを有す ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 6.前記第1の内挿レートおよび前記第1の間引きレートが整数であることを特 徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 7.前記第2の内挿レートおよび前記第2の間引きレートが整数であることを特 徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 8.前記要素の前記第1および前記第2の個数は、最も近くより大きい偶数に丸 められることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 9.第1のローパスフィルタを発生する前記ステップは、第1の予定の奇数フィ ルタ長を有する第1のウィンドウに基づいたフィルタを確定するステップを含み 、前記第1の予定のフィルタ長が前記要素の第1の個数および前記第1の内挿レ ートの関数であることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 10.第1のローパスフィルタを発生する前記ステップは、第1の予定のウィン ドウ長を確定するステップをさらに含み、前記第1の予定のウィンドウ長が前記 要素の第1の個数および前記第1の内挿レートの関数であることを特徴とする請 求の範囲第1項記載の方法。 11.第1のローパスフィルタを発生する前記ステップは、第1のカイザーウィ ンドウシーケンスを発生するステップをさらに含み、該第1のカイザーウィンド ウシーケンスが前記第1の予定のウィンドウ長および前記第1の阻止帯域減衰の 関数であることを特徴とする請求の範囲第10項記載の方法。 12.第1のローパルフィルタを発生する前記ステップは第1のカイザーウィン ドウフィルタを発生するステップをさらに含み、該第1のカイザーウィンドウフ ィルタが前記第1の遮断周波数および前記第1の鮮映度および前記第1のカイザ ーウィンドウシーケンスの関数であることを特徴とする請求の範囲第11項記載 の方法。 13.第2のローパスフィルタを発生する前記ステップは、第2の予定の奇数フ ィルタ長を有する第2のウィンドウに基づいたフィルタを確定するステップを含 み、前記第2の予定のフィルタ長が前記要素の第2の個数および前記第2の内挿 レートの関数であることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 14.第2のローパスフィルタを発生する前記ステップは、第2の予定のウィン ドウ長を確定するステップをさらに含み、前記第2の予定のウィンドウ長が前記 要素の第2の個数および前記第2の内挿レートの関数であることを特徴とする請 求の範囲第1項記載の方法。 15.第2のローパスフィルタを発生する前記ステップは、第2のカイザーウィ ンドウシーケンスを発生するステップをさらに含み、該第2のカイザーウィンド ウシーケンスが前記第2の予定のウィンドウ長および前記第2の阻止帯域減衰の 関数であることを特徴とする請求の範囲第14項記載の方法。 16.第2のローパルフィルタを発生する前記ステップは第2のカイザーウィン ドウフィルタを発生するステップをさらに含み、該第2のカイザーウィンドゥフ ィルタが前記第2の遮断周波数、前記第2の鮮映度および前記第1のカイザーウ ィンドウシーケンスの関数であることを特徴とする請求の範囲第15項記載の方 法。 17.前記第1の間引きレートは前記第1の内挿レートより小さく、前記第2の 間引きレートは前記第2の内挿レートより小さいことを特徴とする請求の範囲第 1項記載の方法。 18.入力核を確定する前記ステップは、それぞれ前記第1および前記第2の内 挿レート、それぞれ前記第1および前記第2の間引きレート、それぞれ前記第1 および前記第2の遮断周波数、それぞれ前記第1および前記第2の鮮映度、なら びにそれぞれ前記第1および前記第2の阻止帯域減衰の関数としての前記要素の 第1および第2の個数を選択するステップを含むことを特徴とする請求の範囲第 17項記載の方法。 19.前記第1の間引きレートは前記第1の内挿レートより小さく、前記第2の 間引きレートは前記第2の内挿レートより大であることを特徴とする請求の範囲 第1項記載の方法。 20.入力核を確定する前記ステップは、前記第1の内挿レート、前記第1の遮 断周波数、前記第1の鮮映度、および前記第1の阻止帯域減衰の関数としての前 記要素の第1の個数を選択し、前記第2の間引きレート、前記第2の遮断周波数 、前記第2の鮮映度および前記第2の阻止帯域減衰の関数としての前記要素の第 2の個数を計算するステップを含むことを特徴とする請求の範囲第19項記載の 方法。 21.前記第1の間引きレートは前記第1の内挿レートより大であり、前記第2 の間引きレートは前記第2の内挿レートより小であることを特徴とする請求の範 囲第1項記載の方法。 22.入力核を確定する前記ステップは、前記第1の間引きレート、前記第1の 遮断周波数、前記第1の鮮映度、および前記第1の阻止帯域減衰の関数としての 前記要素の第1の個数を計算し、前記第2の内挿レート、前記第2の遮断周波数 、前記第2の鮮映度および前記第2の阻止帯域減衰の関数としての前記要素の第 2の個数を選択するステップを含むことを特徴とする請求の範囲第21項記載の 方法。 23.前記第1の間引きレートは前記第1の内挿レートより大であり、前記第2 の間引きレートは前記第2の内挿レートより大であることを特徴とする請求の範 囲第1項記載の方法。 24.入力核を確定する前記ステップは、前記第1の内挿レート、前記第1の遮 断周波数、前記第1の鮮映度、および前記第1の阻止帯域減衰の関数としての前 記要素の第1の個数を計算し、前記第2の間引きレート、前記第2の遮断周波数 、前記第2の鮮映度および前記第2の阻止帯域減衰の関数としての前記要素の第 2の個数を計算するステップを含むことを特徴とする請求の範囲第23項記載の 方法。 25.前記出力ピクセルが前記入力ピクセルに正確に整列していることを確認す ることにより前記第1方向における前記第1の係数ベクトルのセットを修正する ステップをさらに含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 26.前記出力ピクセルの前記入力ピクセルに対する正確な整列に応じて前記第 1の係数ベクトルのセットの値を確認するステップをさらに含むことを特徴とす る請求の範囲第25項記載の方法。 27.前記第1の係数ベクトルのセットの値を修正して整列された出力ピクセル の各々が対応する入力ピクセルの値に等しい値をもつようにするステップをさら に含むことを特徴とする請求の範囲第26項記載の方法。 28.前記出力ピクセルの前記入力ピクセルに対する正確な整列に応じて前記第 2の係数ベクトルのセットの値を確認するステップをさらに含むことを特徴とす る請求の範囲第27項記載の方法。 29.前記第2の係数ベクトルのセットの値を修正して整列された出力ピクセル の各々が対応する入力ピクセルの値に等しい値をもつようにするステップをさら に含むことを特徴とする請求の範囲第28項記載の方法。 30.前記第1および前記第2の係数ベクトルのセットを適用する前記ステップ は、前記第1の係数ベクトルのセットを前記第1方向における前記入力ピクセル の値の近傍に適用して結果としてのピクセルのセットを得るステップと、前記第 2方向における前記第2の係数ベクトルのセットを前記結果としてのピクセルの セットの値の近傍に適用するステップとをさらに含むことを特徴とする請求の範 囲第29項に記載の方法。 31.前記第1および前記第2の係数ベクトルのセットを適用する前記ステップ は、前記第1および第2の係数ベクトルのセットを結合して第1のマトリクスの セットとするステップと、該第1の係数マトリクスのセットを前記第1および前 記第2の方向において前記入力ピクセルに同時に適用するステップとをさらに含 むことを特徴とする請求の範囲第29項に記載の方法。 32.画像の情報の内容を保ちながら複数の入力ピクセルを有する入力画像のサ イズ変換を行い、複数の対応する出力ピクセルを有するサイズ変換された画像を 発生する方法であって、 (a)各入力ピクセルの位置に対して入力データ値を生成するために、第1の方 向については予定の第1の間隔にて、および第2の方向については予定の第2の 間隔にて前記入力画像をサンプリングするステップ、 (b)各出力ピクセルの位置に対して出力データ値を生成するために、前記第1 の方向については第3の間隔を、および前記第2の方向については予定の第4の 間隔を確定するステップ、(c)(1)第1の方向に対して第1の内挿レートお よび第1の間引きレートを選択するステップ、 (2)第2の方向に対して第2の内挿レートおよび第2の間引きレートを選択す るステップ、 (3)前記第1の方向において要素を第1の個数、および前記第2の方向におい て要素を第2の個数有する入力核を確定するステップ、 (4)複数の第1係数を含む第1のフィルタベクトルを有する第1のローパスフ ィルタを、前記第1の方向に対して発生するステップ、 (5)(A)各々が1に等しい値をもつ複数の要素を有するとともに、前記第1 の内挿 レートに等しい大きさを有する第1の ベクトルを生成するステップ、および (B)前記第1のフィルタベクトルを前記第1のベクトルで畳み込み、複数の前 記 第1の係数を有する修正された第1の フィルタベクトルを生成するステップ を有して前記第2のローパスフィルタを修正するステップ、 (6)複数の第2係数を含む第2のフィルタベクトルを有する第2のローパスフ ィルタを、前記第2の方向に対して発生するステップ、 (7)(A)各々が1に等しい値をもつ複数の要素を有するとともに、前記第2 の内挿 レートに等しい大きさを有する第2の ベクトルを生成するステップ、および (B)前記第2のフィルタベクトルを前記第2のベクトルで畳み込み、複数の前 記 第2の係数を有する修正された第2の フィルタベクトルを生成するステップ を有して前記第2のローパスフィルタを修正するステップ、 (8)前記修正された第1のフィルタベクトルの複数の係数を選択することによ り、前記第1の内挿レート、前記第1の間引きレートおよび前記要素の第1の個 数の関数としての第1の係数ベクトルのセットを生成するステップ、および (9)前記修正された第2のフィルタベクトルの複数の係数を選択することによ り、前記第2の内挿レート、前記第2の間引きレートおよび前記要素の第2の個 数の関数としての第2の係数ベクトルのセットを生成するステップ を有し、前記画像のサイズ変換を行うためのフィルタを設計するステップ、 (d)出力ピクセルの各々に隣接する入力ピクセルの値の近傍に前記第1および 前記第2の係数ベクトルのセットを適用して各出力ピクセルの値を計算し、当該 計算された値を対応する出力ピクセルに割当て、それによって前記サイズ変換さ れた画像を生成するステップ、および (e)当該サイズ変換された画像を出力メモリデバイスに格納するステップ を具えたことを特徴とするサイズ変換方法。 33.前記入力ピクセルの各々のデータ値を入力メモリデバイスに格納するステ ップをさらに具えたことを特徴とする請求の範囲第32項記載の方法。 34.前記出力ピクセルの各々の出力データ値を出力メモリデバイスに格納する ステップをさらに具えたことを特徴とする請求の範囲第32項記載の方法。 35.前記第1および前記第2の係数ベクトルのセットを前記出力メモリデバイ スに格納するステップをさらに具えたことを特徴とする請求の範囲第33項記載 の方法。 36.前記第1および前記第2の係数ベクトルのセットを適用する前記ステップ は、前記第1の係数ベクトルのセットを前記第1方向における前記入力ピクセル の値の近傍に適用して結果としてのピクセルのセットを得、前記第2方向におけ る前記第2の係数ベクトルのセットを前記結果としてのピクセルのセットの値の 近傍に適用するステップを含むことを特徴とする請求の範囲第32項に記載の方 法。 37.前記第1および前記第2の係数ベクトルのセットを適用する前記ステップ は、前記第1および第2の係数ベクトルのセットを結合して第1のマトリクスの セットとするステップと、該第1のマトリクスのセットを前記第1および前記第 2の方向において前記入力ピクセルの値の近傍に同時に適用するステップとを有 することを特徴とする請求の範囲第32項に記載の方法。 38.画像のサイズ変換を行うにあたり、出力画像空間のピクセルを入力画像空 間に写像する方法であって、 (a)前記入力画像空間を、オーバラップしない予定数の原入力ピクセルを含む ものとして定義するステップであって、各々の原入力ピクセルが、原入力ピクセ ル座標点で表わされるとともに第1の方向および第2の方向に広がりをもつ2次 元のエリアを有しているステップ、 (b)入力画像空間の全体を、各々の原入力ピクセルの前記エリアの和として定 義するステップであって、前記入力画像空間の全体が前記第1の入力方向におけ る第1の入力範囲および前記第2の方向における第2の入力範囲を有しているス テップ、 (c)前記出力画像空間を、予定数の出力ピクセルを含むものとして定義するス テップであって、各々の出力ピクセルが第1の出力方向および第2の出力方向に 広がる2次元のエリアを有し、前記出力空間が前記第1の出力方向に第1の個数 の出力ピクセルを、前記第2の出力方向に第2の個数の出力ピクセルを有してい るステップ、 (d)前記第1の個数の出力ピクセルで第1の入力範囲を分け、および前記第2 の個数の出力ピクセルで第2の入力範囲を分けることにより、新たな入力ピクセ ル画像を定義するステップであって、前記新たな入力ピクセルが新たな入力ピク セル座標点で表わされるとともに出力ピクセルに対応するようにすることによっ て、前記原入力ピクセルと前記新たな入力ピクセルとが整列し、および前記出力 ピクセル座標点が対応する新たな入力座標点に写像されるようにするステップ、 (e)前記第1および前記第2の入力方向において前記入力画像のサイズ変換を 行うためのフィルタを、各々の新たな入力ピクセルに隣接する前記原入力ピクセ ルの値の近傍に適用して前記新たな入力ピクセルの各々の値を計算し、当該計算 された値を対応する出力ピクセルに割当てることにより、前記画像のサイズ変換 が行われるようにするステップ、および (f)前記出力ピクセルを出力メモリデバイスに格納するステップ を具えたことを特徴とする写像方法。 39.入力メモリから前記入力画像空間のピクセルの値を得るステップをさらに 具えたことを特徴とする請求の範囲第38項記載の方法。 40.前記新たな入力ピクセル座標点の値、ならびに前記新たな入力ピクセル座 標点の値と前記出力ピクセル座標点の値との対応を、前記出力メモリデバイスに 格納するステップをさらに具えたことを特徴とする請求の範囲第38項記載の方 法。 41.前記第1および前記第2の入力方向の各々は、それぞれ、前記第1および 前記第2の出力方向の各々に整列していることを特徴とする請求の範囲第38項 記載の方法。 42.前記第1および前記第2の入力方向の各々は、それぞれ、前記第1および 前記第2の出力方向の各々と異なっていることを特徴とする請求の範囲第38項 記載の方法。 43.前記第1および前記第2の入力方向の各々は、それぞれ、前記第1および 前記第2の出力方向の各々と同一であることを特徴とする請求の範囲第38項記 載の方法。
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