JP3651499B2 - 埋立地及び滞留空気の脱気方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、産業廃棄物等の埋立用に掘られた穴の内壁に敷設される遮水シートと地面との間に空気が滞留して遮水シートが破損するのを防止することが可能な埋立地及び滞留空気の脱気方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、産業廃棄物等を埋め立てるに当たって、図4に示すように埋立地に水溜側溝dを備えた小段(いわゆる犬走りの部分)Dが法面Eに続いて階段状に形成されるように埋立穴Bを掘り、この埋立穴Bの中に廃棄物等を投棄するが、ここで、廃棄物等に含まれている汚水や有害物が土中に浸透しないように埋立穴Bの内壁に合成樹脂製の遮水シート1を敷設することが行われている。
【0003】
ここで、遮水シート1を敷設することにより、地面Cと遮水シート1との間に空気が滞留するという現象が生じ、埋立穴Bの底側から廃棄物等が投棄されるにつれて遮水シート1が地面に押圧され、これにより遮水シート1下側に滞留した空気は上の方に押し上げられていくため、特に投棄された廃棄物等の埋設面付近の小段Dにおいて遮水シート1と地面との間に空気が滞留し、そのため該部分、特に小段Dの肩(法肩)e部分の地面が崩壊し、小段Dに敷設された遮水シート1の該部分が陥没して破損する恐れがあった。特に、遮水シート1の保護のためにその下側と地面Dとの間に不織布3が敷設されている場合、その不織布3が含む空気も滞留することになり、更に上記のような事態が発生する可能性が高かった。
【0004】
このため、従来は、埋め立て作業の進行により最下位置の法面Eに続く小段D部分に空気が滞留すると、その部分に当たる遮水シート1を部分的に切断し、該部分に滞留した空気を除去し、次いでその切断部分を適宜な方法で補修するという煩雑な作業を行った後に、更に埋め立て作業を進行させていき、更に上方の法面Eに続く小段D近くまで埋め立てられて、その部分において再び空気の滞留が生じると、再び上記の煩雑な作業を繰り返し行っていくという工程が一般的に行われていた。
【0005】
そこで、かかる煩雑な作業を繰り返し行うことなく、遮水シート1と地面Cとの間に滞留する空気を除去する技術が望まれていた。
【0006】
本発明は、上記要望に応えるためになされたもので、予め作成された脱気用部材を用いて遮水シートと地面との間に滞留した空気を外部に排除することにより、上記のような煩雑な工程を簡略化することが可能な埋立地及び滞留空気の脱気方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、底面と、該底面の周縁部から上方に向けて立設される法面及び該法面に続く小段とを備える内壁面と、前記底面及び内壁面に敷設される不透水性の遮水シートと、該遮水シートが敷設された地面と前記遮水シートとの間に滞留する空気を除去するための脱気構造とを有する埋立地であって、前記脱気構造が、内部中空部が密閉可能な筒状の突出体及び前記遮水シートに液密に接合するつば体を備える脱気用部材の前記突出体の内部中空部を前記遮水シートに開設された貫通孔に連通させて取り付けてなり、かつ前記脱気構造が前記小段に設置されたことを特徴とする埋立地、並びに、前記脱気構造を利用して前記遮水シートと地面との間に滞留する空気を脱気しながら廃棄物を前記埋立地内に投棄し、廃棄物の圧力を利用して前記遮水シートと地面との間に滞留する空気を徐々に脱気し、前記小段部近くまで廃棄物が至った後は、前記突出体の内部中空部を密閉することを特徴とする滞留空気の脱気方法を提供する。
【0008】
即ち、本発明の埋立地における遮水シートの脱気構造は、産業廃棄物等の埋立用に掘られた埋立穴の内壁に敷設される遮水シートに、脱気用部材のつば体を遮水シートに対し、該遮水シートの貫通孔(通常、埋立穴の小段の部分に開設)と脱気用部材の突出体の内部中空部とが連通するように液密に接合することによって、遮水シートに脱気用部材を取り付けて使用する。
【0009】
このようにして取り付けられた脱気用部材は、遮水シートの貫通孔と連通する筒状の突出体から遮水シートと地面との間に滞留する空気を外部に除去するものである。
【0010】
次いで、埋立穴への廃棄物の投棄作業が進行し、廃棄物が突出体付近に至った後は、該突出体の内部中空部を密閉することによって、遮水シート下の土中に廃棄物等に含まれている汚水や有害物が浸透しないようにする。
【0011】
ここで、上記脱気用部材の構成を、内部中空部が密閉可能な筒状の突起部材と、上記突起部材に着脱自在に、且つ液密に装着する筒状の脱気パイプとからなる突出体の外周部につば体が設けられてなる構成とすると、突起部材に脱気パイプを装着することにより、上記突出体が構成され、上記と同様に遮水シートの脱気を容易に行うことができるのみならず、埋立穴への廃棄物の投棄作業が進行した後は、突起部材から脱気パイプを取り外し、次いで突起部材の内部中空部を適宜手段によって密閉することにより、土中への汚水や有害物の浸透を防止することが容易にできる。
【0012】
特に、脱気用部材の構成を、突出体が逆U字状に形成された構成とすると、小段部分に位置する遮水シートに脱気用部材を取り付ける場合、突出体の先端開口部が地面と対向するように完全に下向きとなるので、遮水シートの脱気構造として使用する際に、突出体の先端開口部から雨水等が浸入することもない。
【0013】
また、脱気用部材の突出体の内部中空部が融着により密閉可能である構成とすると、遮水シート下の土中に廃棄物等に含まれている汚水や有害物が浸透しないように突出体の内部中空部を密閉する作業が更に簡易となるので、より好適である。
【0014】
更に、突起部材と脱気パイプとが嵌合する構造としたり、突起部材を円筒状とすると共に、ネジ部を形成し、それに対応して脱気パイプも円筒状とし、上記ネジ部に螺合するネジ部を形成した構造とすることによって、脱気パイプの着脱作業が容易となる。
【0015】
ネジ部を形成する構造の場合、突起部材のネジ部に螺合するネジ部を有する有頭円筒状の蓋材を用意しておくと、遮水シートの脱気工程が終了した後に、突起部材の先端を簡易な操作で密閉することができる。
【0016】
また、従来より遮水シートを保護するためにその下側に不織布を敷設することが行われているが、本発明における遮水シートの脱気構造は、上述したように簡易な操作で遮水シートと地面との間に滞留する空気を確実、且つ効果的に脱気させることができ、その不織布が含む空気も完全に脱気することができるので、遮水シートの下側に不織布が敷設されている場合に、本発明の有用性をより発揮することができる。
【0017】
【発明の実施の形態及び実施例】
以下、本発明の実施の形態及び実施例を図面に基づいて説明するが、本発明は以下の実施例に制限されるものではない。
【0018】
図1は、遮水シートの脱気構造Aを示すものであり、この脱気構造Aは、埋立穴Bの地面C上に敷設される遮水シート1と脱気用部材2とにより構成され、脱気用部材2は、突出体20とその下端外周縁部に突設されたつば体21aとから構成されるものである。本実施例の場合、突出体20は、突起部材21bと、該突起部材21bと着脱自在に嵌着する逆U字状の脱気パイプ22とからなり、上記突起部材21bの下端外周縁部に一体に突設されたつば体を備えた構成とされるが、本発明における突出体は、突起部材と脱気パイプとを一体に形成し、内部中空部が密閉可能な筒状とすることもできる。
【0019】
遮水シート1としては、従来より埋立地の遮水のために敷設されている合成樹脂製等のシートを使用することができ、このようなシートとして、例えばポリエチレン、塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体等のエチレン系樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、エチレンポリプロピレンダイオモノマー非加硫樹脂、及びエチレン−酢酸ビニル共重合体とエチレンポリプロピレンダイオモノマー樹脂との混合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体と瀝青物との混合体などの熱可塑性樹脂製シートや加硫ゴム製シートなどを挙げることができ、その厚さは0.1〜5mm程度の範囲が好ましい。なお、遮水シート1は単層のものでも複層のものでも良い。
【0020】
本発明における脱気構造Aは、この遮水シート1の埋立穴Bの各小段Dの部分に相当する箇所に図2に示すようにそれぞれ貫通孔1aを開設しておく。一小段D当たりの貫通孔1aの数や大きさ、形状は、特に制限されるものではないが、例えば最下位置の法面Eに続く小段上には周方向に沿って適宜間隔毎に、例えば15m程度、それより上方の法面Eに続く小段Dの場合では30m程度の間隔で、それぞれ直径5〜50mm、特に20mm程度の円形の貫通孔1aを開設すると好適である。
【0021】
そして、上記遮水シート1の貫通孔1aとの組み合わせにおいて本発明における脱気構造Aを構成する脱気用部材2は、上述したように本実施例の場合、図1、2に示すように突起部材21bと脱気パイプ22とからなる突出体20と、突起部材21bと一体に形成されたつば体21aとにより構成される。突起部材21b及びつば体21aの材質は、遮水シートと同様の熱可塑性樹脂など、遮水シートと熱接着又は接着剤を介して接着可能で、且つある程度の硬度を有するものであることが好ましく、そのような樹脂として、例えばポリ塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレンポリプロピレンダイオモノマー非加硫樹脂などを挙げることができる。
【0022】
突起部材21b及びつば体21aの製造方法は、特に制限されるものではないが、例えば上記樹脂からなる樹脂シートを加熱して絞り、その中央部を膨出させた後、その上部を切断して、つば体21aと筒状の突起部材21bとを一体に形成する方法や、金型を使用した各種成形法による方法等が好適である。ここで、つば体21aの大きさや形状は、特に制限されず、また、突起部材21bの大きさや形状も、上記遮水シート1の貫通孔1aに対応するものであれば特に制限されるものではないが、例えばつば体21aが一辺100〜500mm、特に200mm程度、厚さが0.5〜5mmの正方形シートであって、その中央部が突起部材21bに対応した円形に開孔し、突起部材21bが直径5〜50mm、特に20mm程度、高さが5〜100mmの円筒状となるように製造すると好適である。
【0023】
脱気パイプ22の形状は、これを突起部材21bに液密に着脱自在に装着することができることを必要とし、且つ装着時には該パイプ22の先端開口部から雨水等が遮水シート1と地面Cとの間に浸入しないように上部が逆U字状に屈曲した形状となることが望ましいので、図1に示すようにパイプ中央部が屈曲し、突起部材21bに取り付けた時に先端開口部22aが完全に下向きになるような逆U字型パイプを使用することが好ましい。この脱気パイプ22の材質は、特に制限されるものではないが、鉄等の金属製パイプや塩化ビニル等の硬質合成樹脂製パイプなどが好適である。ここで、脱気パイプ22を突起部材21bに嵌着する場合、これらの材質を考慮すれば脱気パイプ22は突起部材21b内に挿入することが望ましいので、脱気パイプ22の外径と突起部材21bの内径とを対応させることが好ましい。なお、突起部材21bに脱気パイプ22を嵌着することにより、突出体20が形成される。
【0024】
以下、上記遮水シートの脱気構造Aの施工方法を図1を参照して説明する。 まず、埋立穴Bの地面C上に上記遮水シート1を敷設するが、ここで、地面C上に予め不織布3を敷設しておき、その不織布3の上に遮水シート1を敷くと、不織布3がクッションの役割を果たすので好適である。
【0025】
次に、小段D部分の遮水シート1の貫通孔1aと突起部材21bとが一致し、貫通孔1aと突起部材21bの内部中空部が連通するように遮水シート1上につば体21aを載置し(図2参照)、つば体21aを遮水シート1に熱溶着して熱接着、又は適当な接着剤を介して接着する等の適宜な手段により液密に接着した後、脱気パイプ22を突起部材21b内に挿入する。そして、突起部材21b内壁と脱気パイプ22外壁とが液密に密着するようにステンレス製バンド23や番線等で縛り、脱気パイプ22を突起部材21bに取り付けることによって、遮水シートの脱気構造Aとする。
【0026】
この脱気構造Aを利用して遮水シート1と地面Cとの間に滞留する空気を脱気しながら産業廃棄物等を埋立穴B内に投棄していき、その後、最下位置の小段D近くまで廃棄物が増量してきたら、該小段Dの部分に取り付けられた突起部材21bが埋没する寸前に脱気パイプ22を突起部材21bより取り外し、その突起部材21bを例えば熱封緘等の融着手段などによって密閉し、その後に突起部材21b及びつば体21aを埋め殺して廃棄物中の汚水や有害物が地面C中に浸透するのを防ぐ。そして、廃棄物の投棄量に合わせて順次上記操作を繰り返すことによって、廃棄物の圧力を利用して遮水シート1と地面Cとの間に滞留する空気を徐々に脱気していくことができる。
【0027】
本発明における脱気構造Aは、図3に示すように、突起部材21bの例えば外壁を雄ネジに切り、ネジ部21cを形成した形状としても好適である。この場合、突起部材21b及びつば体21aの材質は上記の脱気パイプ22と同材質とすることが好ましく、その材質としては塩化ビニル樹脂等の硬質合成樹脂が好適である。そして、この脱気構造Aの場合、脱気パイプ22は、その内径を突起部材21bの外径に対応させ、内壁に突起部材21bのネジ部21cと螺合するように雌ネジに切り、ネジ部(図示せず)を形成する。ここで、突起部材21bのネジ部21cと螺合するように内壁にネジ部24aを備えた有頭円筒状の蓋材24を用意しておくと好適である。
【0028】
この脱気用部材2は、遮水シート1を地面C上に敷設する前に、予め平板リング状のパッキング4をつば体21aの上面に装着し、次いで突起部材21bを遮水シート1の下側から貫通孔1aに挿通し、更に平板リング状のパッキング4を突起部材21bに嵌め込むことによって、貫通孔1a周辺の遮水シート1上面とその部分に当接する突起部材21bの下端部外周辺、貫通孔1a周辺の遮水シート1下面とつば体21aの上面とがそれぞれ液密となるように遮水シート1に取り付けておく。そして、遮水シート1を敷設した後、脱気パイプ22を突起部材21bに螺合させて取り付けて使用する。
【0029】
この脱気構造Aの場合、上記の脱気構造Aと同様に簡易な作業で遮水シートの脱気を行うことができるのみならず、脱気パイプ22を突起部材21bより取り外した後は、上記の蓋材24により突起部材21bを容易に密閉することができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、埋立穴に投棄される産業廃棄物の圧力等によって遮水シートと埋立穴表面の地面との間に滞留する空気を予め作成された脱気用部材を利用して徐々に脱気することができ、簡略化された工程によって遮水シートと地面との間に滞留する空気を確実に外部に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における遮水シートの脱気構造の一例を説明する正面図で、遮水シートに脱気用部材を取り付けた状態を示す。
【図2】上記脱気用部材を形成する突起部材及びつば体の一例を示す縦断面図である。
【図3】上記突起部材及びつば体の他の例を示す縦断面図である。
【図4】従来の遮水シートの脱気方法を説明するための埋立穴の省略断面図である。
【符号の説明】
A 遮水シートの脱気構造
C 地面
1 遮水シート
1a 貫通孔
2 脱気用部材
20 突出体
21aつば体
21b 突起部材
21c,24c ねじ部
22 脱気パイプ
24 蓋体

Claims (9)

  1. 底面と、該底面の周縁部から上方に向けて立設される法面及び該法面に続く小段とを備える内壁面と、前記底面及び内壁面に敷設される不透水性の遮水シートと、該遮水シートが敷設された地面と前記遮水シートとの間に滞留する空気を除去するための脱気構造とを有する埋立地であって、
    前記脱気構造が、内部中空部が密閉可能な筒状の突出体及び前記遮水シートに液密に接合するつば体を備える脱気用部材の前記突出体の内部中空部を前記遮水シートに開設された貫通孔に連通させて取り付けてなり、かつ前記脱気構造が前記小段に設置されたことを特徴とする埋立地
  2. 前記脱気用部材が、前記突出体を形成する筒状の脱気パイプと、その外周に前記つば体を備え、前記脱気パイプと液密かつ着脱自在に装着された筒状の突起部材と、からなる請求項1記載の埋立地
  3. 前記突出体が逆U字状に形成された請求項1又は2記載の埋立地
  4. 前記突出体の内部中空部が融着により密閉可能である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の埋立地
  5. 前記脱気パイプと前記突起部材とが嵌合または螺合して装着された請求項2乃至4のいずれか1項に記載の埋立地
  6. 前記突起部材に有頭円筒状の蓋材が螺合された請求項2乃至5のいずれか1項に記載の埋立地
  7. 前記遮水シートの下側に不織布を敷設した請求項1乃至6のいずれか1項に記載の埋立地
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の埋立地における、前記遮水シートが敷設された地面と前記遮水シートとの間に生ずる滞留空気を脱気する滞留空気の脱気方法であって、
    前記脱気構造を利用して前記遮水シートと地面との間に滞留する空気を脱気しながら廃棄物を前記埋立地内に投棄し、廃棄物の圧力を利用して前記遮水シートと地面との間に滞留する空気を徐々に脱気し、前記小段部近くまで廃棄物が至った後は、前記突出体の内部中空部を密閉することを特徴とする滞留空気の脱気方法
  9. 廃棄物の投棄量に合わせて、廃棄物の投棄から前記突出体の内部中空部の密閉にいたる一連の操作を繰り返す請求項8記載の滞留空気の脱気方法
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